【豊川市立代田中学校】クリーン作戦で地域をきれいにする活動

 本校では、5月に奉仕の日「クリーン作戦」という行事があります。この活動は、平成12年から始まり、年々参加者が増えて今では1500名以上の方々が参加しています。校区の小学生・中学生・PTA、そして地域の方々が一緒に汗を流し、地域の公園・神社・駅・歩道などをきれいにする活動です。主に草取りやごみ拾い、トイレ掃除などをしています。参加された方々が、清掃をしながら会話を交わし触れ合いながら和気あいあいと活動しています。また、中学生と小学生がペアを組んで、ほほ笑ましく清掃活動を行っています。地域の方々から児童・生徒の取り組みに感謝の言葉をいただいています。
 また、7月と12月には、「ミニクリーン作戦」という環境委員会主催の校内クリーン作戦が行われます。運動場にある落ち葉の片づけや、校内の清掃活動を行っています。多くの生徒がボランティアとして参加をして、自分たちの手で学校をきれいにしています。地域の活動や校内の清掃活動を通して奉仕の心が生徒たちに根付くようになりました。

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【東浦町立藤江小学校】絆深めるペア活動

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 本校は、「竹林」を始めとし、豊かな自然環境に囲まれており、特色を生かした「竹炭作り」や「野鳥観察」などの学習活動が盛んです。児童は、「人と緑に囲まれて ひとみ輝く 藤江っ子」を合い言葉にのびのびと学校生活を送っています。
 本校では、高学年のリーダーシップと低学年のフォロワーシップの意識を高めることや、他学年の仲間とも交流を深めることで、「藤江っ子」としての仲間意識を高めることをねらいとした「ペア活動」を行っています。1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生がペア学年となっています。
 4月には、高学年の企画によるペアとの出会いを大切にする「よろしくねのつどい」があり、5月には、低学年の企画によるスポーツを楽しむ「スポーツ集会」、9月には、高学年による読み聞かせの「ペア読書」があります。10月の「ふじまるスポーツ大会(運動会)」では、ペア種目「追いかけ綱引き」で絆を深め、11月の「藤江っ子まつり」では、エンディングセレモニーでペアと「ふじまる音頭」を楽しく踊りました。また、2月には、ペアでの「なわ跳び大会」があり、ペアで練習することでより一層絆を深めます。さらに、3月には、低学年が高学年に一年間の感謝の気持ちを伝える「ペアに感謝する会」を行う予定です。

【犬山市立南部中学校】よりよい人間関係づくりを目指して

 本校では、毎年、中学1年生を対象に、講師を招いて、「ピアサポート」について学習をしています。「ピア」とは、「仲間」を意味し、「ピアサポート」とは、「仲間同士で互いに悩みや困難をサポートし合うこと」をいいます。悩んでいる仲間や困っている仲間の心に寄り添い、「その人がもっている『問題を解決しようとする力』を引き出してあげることが、『支える』ということである」ということを、グループワークなどの実践を通して学びました。
 また、学んだことを日常の生活に生かすことができるように、学級活動などの時間を使って、学級ごとに学習を進めています。相手の気持ちを考えた寄り添い方や、相手を理解するための質問の仕方など、仲間との関わり方を学び、よりよい人間関係づくりを目指しています。以下は、活動を終えた生徒の感想です。
・ピアサポートの学習を終えて、相手に自分の気持ちを伝えることも大事だけれど、相手の話を聞くことの大切さに気づくことができました。個人や学級でできることに積極的に取り組み、温かい学級や学年をつくりたいです。
・自分のことを気にかけ、声をかけてくれることが、困っている人にとって、どれほど助けになるかが分かりました。見て見ぬふりをするのではなく、言葉をかけ、助けることができるように頑張りたいです。

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【知多市立旭南小学校】 情報モラル教育の実践

 5年生の児童を対象に、「チェーンメール」に関する授業を行いました。資料「これも チェーンメール?」を読んだ後、「主人公は、どうすればよかったか」について話し合いました。チェーンメールについては、よく知らない児童が多かったため、4コママンガを用いていろいろな種類のチェーンメールがあることを紹介しました。
 また、児童は「真面目な内容であっても、チェーンメールはいけないこと」について、メールの伝わり方を実際に絵に描いたり、具体的な事例を聞いたりして理解を深めていました。
 終末に書いた感想には、「チェーンメールの怖さを知って、そういうメールは無視、又は、送らないとよいことを知りました。無料通信アプリも最近やっているので気をつけたいです」「分からなかったり、危ないと感じたら、消したり無視をすることにします。または、友達や先生、親に相談します」などがありました。そして、実際にチェーンメールを受け取った経験がある児童は、「『このメールを30人に送信したら、1週間以内に必ず幸福がおとずれます』という内容だったけれど、そのとき私は友達が30人も無料通信アプリ友達がいなくて送らなかったので、よかったと思いました」と打ち明けてくれました。
 チェーンメールをはじめ、無料通信アプリなどのSNSについても、児童の意識が高まったことを感じることができました。

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【岡崎市立岡崎小学校】動画との正しい付き合い方を考えよう

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 岡崎市の岡崎教育ネットワーク「ОKリンク」には、情報モラル授業のモデル案を多く蓄積しています。その一つを利用して、本校の6年生が、情報モラル授業「動画との正しい付き合い方を考えよう」を行いました。高学年になると、インターネットを利用したゲームや動画の視聴をする児童が増え、パソコンやスマホを利用してメールや無料通信アプリで、情報のやりとりを行う児童も少なくありません。
 授業では、二つの事例文を読み、何が危険かについて話し合いました。一つ目は、公園で友達と過ごす様子が不審者によって動画に投稿された事例です。「住所や公園が特定されてしまう」「誘拐やストーカーなどの犯罪に巻き込まれる」といった被害を予想した発言が、子供たちから次々に出されました。二つ目は、お年玉を開けて見せびらかす動画を子供が投稿した事例です。「視聴した人が不愉快に感じる」「投稿した人がいじめられたり、不登校になったりするかもしれない」といった危機的な結末が浮き彫りになりました。これらの話合いから、個人情報の流出やネット炎上の危険性について、子供たちが気付くことができました。
 授業の終末では、学んだことを自分の生活に生かせるように、これから気を付けたいことをワークシートに記入しました。「周りの人が不愉快になるような動画は、インターネットに投稿しない」「個人情報が漏れないように、動画の扱いに気を付ける」「見る人の気持ちを考えて、動画は投稿する」といった考えが出されました。トラブルや犯罪に巻き込まれないように、子供たちが自分自身で正しい判断をし、動画と付き合っていけることを願っています。

【大府市立大府小学校】情報モラル授業「気が付かないうちにこんなに…!?」

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 本校の児童アンケートの結果では、スマートフォンやパソコンの利用率は、かなり高くなっています。使用用途は、動画視聴とゲームが多く、インターネットで顔の見えない相手とつながる機会も同時に増えています。また、使用時間も長くなっており、健康指導とともに、情報モラル指導は急務です。情報化社会は、急速に進化しており、児童もその波に乗り、知らない間にトラブルに巻き込まれることも懸念されます。
 トラブルに関する具体的事例、ルールについては、家庭だけでなく学校でも指導すべきことです。本校では、学活と道徳科の時間に、情報モラル指導を行っています。今回は、6年生の実践を紹介します。
 本実践では、教材「気が付かないうちにこんなに…!?」で、スマートフォンで課金するゲームについて気を付けるべきことを学習しました。ゲームのアイテムやトークアプリのスタンプのような、手元に形として残らない買物は、買い過ぎないように気を付けられるようになることがねらいです。
 無料ゲームのしくみを知り、有利に進めたり楽しんだりしたいときの気持ちや、課金した経験や家庭のルールについて話し合いました。手元に形に残らないものは、無意識に買い過ぎ、実感がわきにくいという怖さを児童は感じたようです。
 ふだんから、課金や請求メールの表示画面については、自分で判断せずに、必ず大人と相談することや、家庭でルールを決めることなどの重要性を確認しました。本教材は、トラブルの具体的事例をアニメーションを通して学ぶため、「もしも自分がトラブルに巻き込まれたらどうなるか、または、巻き込まれないようにするためにはどうするべきか」など、現実的な対応法が学べたようです。
 今後も、より具体的に授業で学ぶ機会をつくり、危機意識をもちながらも安全に情報機器を活用できるように、情報モラル教育に取り組んでいきます。

【大府市立北山小学校】6年道徳科授業「過ちを許す」

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 10月24日に、教材「銀のしょく台」を使って道徳科の授業を行いました。立案に当たっては、主人公ジャンの立場とミリエル司教の立場の両側から、綿密な資料分析を行い、学年会、高学年部会で検討を重ねました。
 本校の現職教育の研究主題は、「相手の気持ちを考え、思いやりのある児童の育成」、副題は、「考え、議論する道徳の授業の工夫を通して」です。「考え、議論する」にこだわり、児童の意見が二手に分かれるような中心発問を設定し、多数の補助発問で追っていくことにより、議論を深めることをねらいました。その結果、大きな発問は次の二つのみという指導過程にしました。中心発問は、「ミリエル司教はジャン・バルジャンを許してもよかったのだろうか」、価値の自覚の発問は、「今日の授業で『過ちを許す』ということについて考えたことを書こう」です。
 当日の授業では、意図した通り「よかった」と「間違っていた」に分かれ、それについて3色カードで、全員が意思表示をしながら討論が進みました。さらに、補助発問によって、考えが深まったり、多面的・多角的にとらえることができたりしたのではないかと思います。
 「銀のしょく台」は、よく知られた話ですが、私たち教員も、その奥深さを改めて味わうことができたとともに、授業研究を楽しむことができました。

【東海市立加木屋南小学校】人権週間の取組

 本校では、人権週間に、4年生から6年生を対象に、「人権集会」を開催しました。今年度は、小林幹政(月の輪 熊八)さんを招いて、古典落語を通して人権について楽しく学ぶことができました。
 最初に、古典落語「平林」、次に、有名な「寿限無」を聞きました。これらの古典落語を通して、教育を受ける権利や名前の大切さについて考えることができました。
 次に、東海市人権擁護委員の方から、「自分のこと、周りの人のことを大切にしよう」という話をしていただきました。
 「人権集会」後に児童が書いた感想には、「身近な名前も人権に関わることがあることを知り、もっと人権について知りたいなと感じました」「学校へ行けること、文字を読めることの大切さが分かり、たくさん笑えて学べる落語が楽しかったです」などがありました。

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【清須市立古城小学校】 異学年交流活動

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 本校では、高学年の児童には「思いやりの心」を、低学年の児童には「感謝の気持ち」を育むことをねらいとして、異学年交流を行っています。今年度も1〜6年生の児童でグループになり、全校児童で「スマイル班」を18班編制し、様々な交流活動を行いました。
 6月に行った「折り鶴集会」では、平和への願いを込めて、折り鶴を作りました。体育館に同じ「スマイル班」の児童が集まり、高学年の児童が低学年の児童に折り方を優しく教えながら、約400羽の鶴を完成させました。完成した折り鶴は清須市役所を通して、広島市に送られました。
 また、読書週間に、高学年の児童が低学年の児童に読み聞かせをしました。多くの高学年の児童は、聞き取りやすいように大きな声で読んだり、ゆっくりと読んだりする工夫をしていました。高学年の児童からは、「1年生の子が喜んでくれてよかった」、低学年の児童からは、「読んでくれて、ありがとう」といった声が聞かれました。
 今後も、このような異学年交流を通して、児童の「思いやりの心」と「感謝の気持ち」の育成を図りたいと考えています。

【刈谷市立かりがね小学校】ありがとう週間

 6月に、児童会主催で、「ありがとう週間」を実施しました。友達に感謝することを、本校のマスコットキャラクターである「かりっぴー」の羽根に見立てた「ありがとうカード」に書き、学年掲示板に掲示していくことで、互いを認め合うことを目的として取り組みました。
 「ありがとうカード」は、みるみる増え、学年掲示板に入りきらないほどになりました。書かれたカードのいくつかを、児童会役員の児童が、昼の放送で紹介をしました。すると、またそれがうれしくて、ありがとうの輪が更に広がっていきました。2年生のカードには、いつもトイレ掃除をしてくれている6年生へ、「いつもトイレそうじをしてくれてありがとう。私たちもトイレをよごさないように、大切につかいます」と書かれていました。学級の中だけでなく、他のクラスや学年にも、いろいろな面でありがとうを見つけることができるようになりました。
 本校では、他にも5月には、「登下校見守りお礼の会」「ボランティアの方々への感謝の会」など、日頃お世話になっている地域の方々にも感謝する機会を続けています。これらの活動をもとに、多くの人々に支えられていることに気付かせ、感謝の気持ちを育てていきたいと思います。
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【武豊町立武豊中学校】道徳科の授業実践 1年生「いのちを考える」

 1年生では、「いのちを考える」を教材に、生命の尊さに気付き、自他の生命を尊重しようとする気持ちを高めることをねらいとして実践を行いました。導入では、「心のウォーミングアップ」で意見を発表しやすい雰囲気をつくった後、本校で考えた道徳6箇条を音読しました。
 「いのち」について考える場面では、ワークシートを活用し、自分の考えを具体的にもたせました。その後、意見を発表する機会を多くするため、グループでの話合いやペアトーク、スタンドアップ方式など発表の方法を工夫しました。また、はじめの発問とおわりの発問を同じ内容にして、生徒の考えの変容を分かりやすくしました。
 ある生徒は、はじめ、「いのちは大切なもの」とワークシートに記入していましたが、「いのちなしには生きられない」という言葉について考えた後には、自分の命のために他の命を奪っていることに気付き、最終的には「動物のいのちや人のいのちを大切にしていきたい」という考えに至りました。発表の方法を工夫して、授業を通して多くの人の意見を聞くことで、「いのち」について自分の考えを深め、本時のねらいを達成することができました。ワークシートや発問の工夫により、生徒の変容も確認することができ、評価につなげることができました。

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【清須市立西枇杷島小学校】身近な危険について考えよう

 本校では、愛知県警サイバー犯罪対策課が作成した「サイバーポリスゲーム」という情報モラル教育ツールを使用して、情報モラルについて学んでいます。
 「スマートフォンのパスワードは、どのようなものがよいか」「無料通話アプリ内で、けんかをしてしまった。何がいけなかったか」など、身近に起こりそうな問題をチームで話し合って対処法を考えました。
 「インターネット上でも犯罪に遭わない」「人を傷つけてはいけない」といった日常生活で遭遇する恐れのある、インターネット犯罪への対処方法について考えることができました。

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【設楽町立津具中学校】SNSの正しい使い方について学びました

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 本校では、毎年、「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しています。本年度は、「SNSへの動画や画像の投稿」「知らない人とのメールのやり取り」におけるトラブルについて、その危険性や対応の仕方を学びました。
 「仲間同士の悪ふざけで投稿した画像」が世界中の人々に拡散してしまったことで、自分がさらし者になるだけでなく、家族や知人、職場にも悪影響を与え、将来の自分の進学や就職、結婚にまで害を与えた例を教えていただき、その怖さを十分に実感しました。そして、それを防ぐためには、「インターネットを使って悪ふざけをしないこと」「人に見られて困る写真をアップしないこと」「自分がされて嫌なことはしないこと」など、まず自分でできる簡単なことから実践していく必要があることを学びました。そして、さらに、「ネットの特性」を学んだり、「相手の立場に立った思いやりの気持ち」をもって機器を使ったりすることが重要であると教えていただきました。「知らない人とのメールのやり取り」で自分の身が危なくなった実例については、まずは簡単にインターネット上の情報を信じないこと、危ないと思ったらスクリーンショットなどの証拠を残すこと、そして、何より自分で抱え込まず、大人や専門家に相談することが大切であると教えていただきました。
 「スマホ・ケータイ安全教室」を終えた生徒たちは、「SNSを使うことは楽しい反面、大きな危険があることがよく分かりました。SNSのよい部分と悪い部分を理解し、自分や周りが危険な目に遭わないように、正しい使い方をしていきたいと思いました」などと、安全に対しての意識を高めました。

【瀬戸市教育委員会】現職教育における授業力向上

 瀬戸市教育委員会では、「特別の教科 道徳」の授業力向上を目指し、瀬戸市教育委員会の指導主事による模範授業を行いました。指導主事が市内の学校に出向き、4年生の子供たちを対象に授業を行いました。題材は「泣いた赤おに」、内容項目は「友情、信頼」です。そこで、「赤おにと青おには、本当に友達なのか」について話し合いました。「赤おにも青おにも、お互いを思い合っているから友達だと思う」「青おには、赤おにを悲しませているから本当の友達とは言えない」など様々な意見が出されました。
 最後に、出された意見をもとに「友達として大切なこと」を考えました。授業には、その学校の教員や近隣の学校の教員も参観をし、授業後には、授業のねらいや道徳科の授業の進め方等について話合いがされました。
 瀬戸市教育委員会では、各校の道徳教育推進教師を中心として道徳教育を充実させるとともに、各種研修を通して授業力の向上に努めていきます。

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【春日井市立高森台小学校】「福祉体験学習」を通して

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 本校では、4年生が総合学習の時間を利用し、年3回に分けて、「ガイドヘルプ」「車いす体験」「点字体験」の福祉体験学習を行っている。6月の「ガイドヘルプ体験学習」では、講師を招いて、「目が見えないとは、どのようなことか」を教えていただいた。そして、体験活動として、アイマスクを付けて廊下を歩いたり、階段の上り下りを行ったり、障害物を置いて、アイマスクをした児童をガイド担当の児童がサポートしながら歩く体験活動を行った。児童らは、「怖い」「何があるか分からない」「声のかけ方が難しい」などと話しながら、目が見えないことの不便さや困り感を体験した。
 こうした体験を通して、障がいや高齢に伴う心身の変化や、その生活を知り、思いやりの心を育む中で、障がい者や高齢者をはじめとする地域に暮らす人々の日常生活課題に、「1、目をむけ 2、考え、やがては 3、その解決に向けて動くためのきっかけ(土壌)づくり」を目指している。

【あま市立正則小学校】自己肯定感を高めよう!学校保健委員会「ハッピートーク」

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 本校では、年に3回、学校保健委員会を行い、子供たちの心身の健全な発達に関する啓発活動に取り組んでいます。
 11月29日に行われた「第2回学校保健委員会」では、自己肯定感向上を目指し、ポジティブな言葉を使う「ハッピートーク」に取り組みました。4〜6年生と学校医、学校歯科医が参加し、ハッピートークトレーナーを招いて、ポジティブな言葉を使う「ハッピートーク」に取り組みました。そこで、「よくつかう言葉は、頭の中の引き出しの上の方にしまわれ、取り出しやすくなる」ということを教えていただきました。最後は、みんなで自分の好きな言葉を贈る「言葉送りゲーム」で、会場に笑顔があふれて会が終わりました。
 参加してくださった学校医・学校歯科医の方からは、「興味深い授業でした。子供たちが積極的に手を挙げる姿が印象的でした。よく聞く言葉は、自然によく使うようになっていくことを実感します。子供だけでなく大人にも大切なことです」とコメントをいただきました。

令和元年度研究推進校 高浜市立翼小学校

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<取組と成果のポイント>

(1)授業づくり
 授業者だけでなく大勢で、一つの授業について考えるための「授業づくりアイデアシート」を作成し、その教材ならではの「ねらい」や思考を刺激する発問などを考えるようになった。また、授業の前に「翼話し合いチャート図」を作成し、子どもの考えや補助発問を想定して授業に臨むようになった。

(2)話し合いの土台づくり
 朝の15分の帯時間を使い、「翼トークタイム」の実践を行った。話し合いを行うために必要とされる自分の考えを話すことや仲間の考えを聞くこと、異なる意見を受け入れる態度を養うことができた。

(3)家庭との連携
 「道徳ノート」を作成し、年3回「親子道徳の日」に持ち帰らせた。保護者は、道徳科の授業内容や自分の子どもの考えについて知り、興味ある内容について親子で話し合うことができた。戻ってきたノートからは家庭での様子が分かり、子どもの心の在り方や行動について、学校と家庭で共有できた。

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令和元年度研究推進校 稲沢市立法立小学校

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<取組と成果のポイント>

(1) 道徳科の指導方法の工夫について 
 道徳科の授業において、自我関与が中心の学習、問題解決的な学習、体験的な学習を取り入れ、児童同士の思いや考えをつなげるような「基本発問」「中心発問」「補助発問」により、対話的に学び合う中で、教師が授業を的確なコーディネートしていくことや構造的な板書を工夫することで、深い学びとなる考え、議論する児童が多くなった。

(2) 児童の成長を願う道徳科の評価について 
 「年間評価計画」「児童観察シート」の活用や児童のポートフォリオ評価を用いて、児童の成長を丁寧に見取っていくことで、児童がいかに成長したかを積極的に受け止めて認め、励ます個人内評価(通知表に記載する道徳科の評価文の作成)をすることができた。

(3) 道徳科の家庭・地域との連携について 
 道徳科の授業公開、親子講演会や親子(家庭)道徳の日を設けることによって、保護者に道徳教育の取組を知ってもらうとともに、保護者と児童が互いの考えや思いを伝え合ったり、認め合ったりするよい機会となった。
 本校の特色ある「ふれあい活動」は、地域の人々との交流をしていく中で、礼儀、感謝、勤労、郷土愛等について考える機会となり、道徳科の授業にも生かすことができた。

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【津島市立蛭間小学校】なかよし活動を通して

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 本校では、人と人との関わりを大切にし、よりよい関係をつくる活動として、毎週金曜日の朝、15分間でなかよし活動(異学年交流)を行っています。
 「なかよし活動」では、「縦割り班(異学年児童で構成した班)」で、6年生のリーダーが考えた様々な遊びをしています。教室では、「じゃんけんピラミッド」「何でもバスケット」、運動場では、「ケイドロ」「ドッジボール」は人気があるようで、活発に遊びながら他学年との交流を深める姿が見られます。
 6年生が初めてリーダーとなった4月には、活動を上手く進められず、6年生に戸惑いが見られました。しかし、経験を積んでいくうちに、活動を円滑に進められるようになりました。また、みんなが楽しく活動できるように、リーダー同士で話し合ったり、本を参考にしたりして、遊び方を工夫していました。さらに、遊び方がわからずに困っている下級生に対して優しく教える姿が見られ、6年生にリーダーとしての意識が高まっているように感じました。その他の学年の児童も呼びかけに耳を傾け、協力して活動することができました。
 これからも、「なかよし活動」などの異学年交流活動を継続させ、よりよい人間関係を築くことで、児童の学校生活をより充実させていきたいです。


【犬山市立犬山西小学校】情報モラル教育の取組

 今日、多くの小学生が、情報ネットワークを利用しています。本校にも、スマートフォン、パソコン、ゲーム機などを使い、情報ネットワークを利用したことがある児童が多くいます。そのような中で、情報モラルの必要性を強く感じます。
 5年生は、夏休みの直前に、道徳科で「インターネット上のマナー」という学習をしました。インターネットの特性を学んだ上で、「SNSなどで画像や動画を掲載するときに、場所が特定されるようなものを撮影しない」「顔を撮影しない」「他人を無断で撮影しない」などについて学びました。
 6年生では、教材「気に入らなかった写真」で、インターネット上で問題になる肖像権や著作権について学びました。
 授業後の感想には、「顔を合わせないことで、誤解が生じてしまうことが改めて分かった」「名前を隠して情報を拡散されるから怖い」「名前を出さずにいじめが起こってしまう」「動画投稿サイトでは、場所を特定されてしまうから、個人情報は掲載しない方がいい」「SNSの特性をしっかり学んだ上で、責任をもって利用しなければいけない」「スマートフォンは、もう少し成長してから持った方がよい」などが書かれていました。
 インターネットを利用するときには、「インターネットの向こうには人がいる」「便利だからこそ使い方を間違えてはいけない」ということを常に忘れず、相手の立場になってやり取りする姿勢が大切だと考えさせるよい機会になりました。

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