【豊川市立牛久保小学校】役割を自覚し、周囲とかかわりながら

画像1 画像1
 本校では、「生き生きとたくましく生きぬく心豊かな子どもの育成」を目指し、教育活動を行っています。道徳科の時間には、学年目標に合わせて道徳的判断力を高められるように、子供の内面を揺さぶる授業展開を工夫しています。
 1月、5年生の授業では、「森の絵」の資料を読み、よりよい学校生活・集団生活の充実について考えました。主人公の「えり子」は、やりたい役を上手な子にゆずり、ちょっといやだなと思う役になってしまう。道具係も兼任するが、準備に身が入らない。そんなとき、衣装係の「文男」が刺しゅうを熱心にしている。そんな「文男」の「すきじゃないさ。でも、だれかがやらないと、げきにならないじゃないか」という言葉と、一針一針ぬっている姿から、自分もがんばろうと思えたという内容です。
 「えり子」の行動に変化があったことに注目できるようにし、役割を果たすとは、どのようなことか話し合いました。児童たちは、学習発表会で劇をしたことを思い出しながら、グループや全体で話し合い、「よりよい劇にしていきたい」「みんなのことを考えて行動するようにしたい」「自分の意見が通らなくても、決められたことをがんばりたい」「一人でも欠けたら、みんなで作れない」などの意見が出ました。
 5年生の学年目標、「集団の中の役割を自覚し、周囲とかかわりながら責任のある態度で生活できる」を達成し、最高学年に送り出せるよう、児童の成長を支えていきたいと思います。

【西尾市立花ノ木小学校】 e-net安心講座「インターネットを安全に使うために」

画像1 画像1
 2月1日に、総務省東海総合通信局の情報通信部電気通信事業課長を講師に招いて「e-net安心講座」を、6年生や保護者を対象に行いました。
 講座は「インターネットを安全に使うために」というテーマのもと、ネット依存 、ネットいじめ、誘い出し・成りすまし、個人情報の流出、ネット詐欺、チェーンメール 、著作権・肖像権の侵害など、子供たちが巻き込まれやすいインターネット上のトラブルについて、事例を交えながら学びました。
 子供たちの中には、スマートフォンを持っている子はほとんどいない一方で、ゲームで知らない人とチャットをした経験のある子は2割程度いました。住まいや年齢を聞かれた子もいるようでした。今回の講座で、インターネット上のトラブルが身近にあることを感じたようでした。
 これらのトラブルに巻き込まれずに、安全にインターネットを使うために、家庭の中でインターネットを使うルールを具体的に決め、定期的に話合いや相談をすることが大切だということを確認しました。
 子供たちの感想からは、「ゲームや音楽プレイヤーなどの身近なものまでインターネットにつながってると初めて知りました。ゲーム機でも家の人に設定をきちんとしてもらったり、一緒にルールを決めたりしていきたいと思いました」「写真で住所が分かるのが怖いと思いました。インターネットでは、知らないところで事件が起きていて、スマートフォンがないから安全というわけではないと知りました」など、インターネットに関する理解が深まった様子が見られ、子供たちが情報機器の扱い方やモラルを見直すよい機会となりました。

【瀬戸市立水野小学校】スマホ・ケータイ安全教室

 10月の学校公開日に、講師を招いて、「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。5、6年生とその保護者が参加しました。「楽しく便利に」もいいけれど、「正しく安全に使うことが大切」というテーマで、スマートフォンや携帯電話を正しく安全に使うために、大きく三つのことを学習しました。
1.SNSの危険性について
 個人情報やそのヒントになることは載せない。
2.文字でやり取りをする難しさについて
 文字は、言葉に比べて感情が伝わりにくいことを自覚し、文章をよく見直して送る・嫌なことは送らないというマナーが必要である。
3.使い過ぎ注意について
 ゲームなどの使用時間を決めたり、購入や課金をする際には、家の人と相談したりする。
 使っているとあっという間に時間が過ぎていくスマートフォン・携帯電話ですが、依存や予期せぬトラブルにつながる危険があるということを改めて考えさせれました。
 講師の話をはじめ、実話をもとにした危険体験ドラマやクイズの他、フィルタリングの紹介や人権委員の話などもあり、子供にとっても保護者にとっても、スマートフォン・携帯電話の使い方について改めて考えるよい機会となりました。
画像1 画像1

【半田市立雁宿小学校】 情報の取扱い方

 6年生を対象に、情報モラル学習を行いました。はじめに、身近で使えるインターネットについて尋ねると、スマートフォン、タブレット、ゲーム、パソコンなどの意見があげられ、多くの児童が利用していることが分かりました。そこで、「インターネット上での情報の取扱いについて考えよう」という学習課題のもと、映像資料「私は、書いていない」を視聴しました。
 〜資料のあらすじ〜
 たくやの学校では、校内で掲示板が稼働し、子供たちも日常的に利用している。ある日、誰かが集会委員会の委員長である「みか」になりすまし、「今日の昼休みにドッジボール集会を開催します」というお知らせを流す。昼休み、掲示板を見た子供たちが、運動場に集まってくるが、みか自身は、そのような情報が自分の名前をかたられ流されているのを知らないため、教室で友達と話している。たくやがみかを探し詰め寄るが、みかは「自分は書いていない」と主張する。
 
 授業では、まず、掲示板を見て運動場に集まった子供たちの気持ちを考えた後で、名前をかたられたみかの気持ちを考え、話し合いました。この話合いを通して、「なりすまし」は情報を受け取る側と名前を使われる側の双方に混乱を与え、傷つけることを確認しました。
 学習の後半では、「今後、みなさんは、SNSを通じて人とやりとりすることが増えます。どんなことに気をつけますか」と投げかけ、「情報を書き込む側」と「情報を利用する側」に分けて考えさせました。以下、子供たちの主な意見です。
○ 情報を書き込むとき
・正しい情報なのか確認する。
・なりすましをしない。
・個人情報は書き込まない。
○ 情報を利用するとき
・全てが正しいと思わない。
・いくつかの情報を見る。
・正しい判断を心がける。
 本時の学習を通して、「なりすまし」について知り、情報の正しい扱い方について理解を深めることができました。

【南知多町立大井小学校】 なかよし班活動

画像1 画像1 画像2 画像2
 本では、1年生から6年生までの全ての児童が、縦割りで「なかよし班グループ」をつくり、活動しています。高学年が低学年の世話をすることにより、思いやりの心や責任感を育てています。また、低学年は高学年をお手本として自分も大井小学校の一員として活躍しようという心を育てています。本校は小規模校で、全校で74名です。なかよし班は、1グループ9〜10名で、8グループをつくります。
 今年度は、なかよし班で「さつまいもパーティー」を行いたいと、総務委員会から提案がありました。なかよし班でさつまいもの苗植え、水やり、草取り、収穫、鬼まんじゅう作りを5・6年生が中心となって活動を行いました。作った鬼まんじゅうは、「なかよし班給食」で、一緒に食べました。低学年の児童は「とってもおいしい」「お兄さん、お姉さんありがとう」と、うれしそうにしていました。また、なかよし班給食では6年生が考えたしりとり、クイズなどのゲームも行い、楽しい活動になりました。
 総務委員会以外にも、各委員会が、「読み聞かせ」「風邪予防クイズ大会」「ケイドロ・陣地取りゲーム」「草取り対決」「あいさつ運動」など、なかよし班でできる取組を考えて活動しています。
 小規模校のよさを生かしたなかよし班活動によって、休み時間も学年の垣根を越えて、みんなで一緒に仲よく遊んでいる姿も見られます。なかよし班活動から、思いやりの心や豊かな心が育まれています。

【春日井市立味美小学校】「自分発見 いいとこさがし」の授業を通して

 本校では、家族のつながりを深め、児童の自己肯定感(自分は大切な存在だと思える気持ち)や自己有用感(自分は必要とされていると思える気持ち)を高めることを目的として、全学年、全学級を対象に「自分発見 いいとこさがし」の授業を実践しています。
 この授業の流れとしては、まず、長所と思われる性格や行動を示したチェックリストを用意します。次に、その中から、自分に当てはまることを保護者と相談しながら選び、ビンゴカードのマスに書き入れます。そして、授業では児童一人一人がそれを発表し、各自のカードに同じ項目があれば、そのマスに印をつけていき、ビンゴを目指します。
 発表者は、自分のよいところを紹介すると、「そうだね、そうだね」と友達からも認められ、満足した様子でとてもうれしそうでした。
 このように、ゲームを楽しむとともに、自分や友達のよさを発見し、認め合うことができる心温まる授業です。

画像1 画像1 画像2 画像2

【あま市立篠田小学校】人権の花運動

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校では、「人権の花運動」に取り組みました。互いに協力し合いながら、花を育てることで、命を大切にし、相手を思いやるという人権尊重の気持ちを高めることを目標に取り組みました。
 あま市人権擁護委員、法務局津島支局、あま市人権推進課の方々とともに、1年生から6年生の児童が花の苗や球根を植えました。子供たちは、プランターや鉢に丁寧に土、花の苗、球根を入れ、最後に上から優しく土をかけました。子供たちがみんなで自分が植えた花を大切に育て、世話をしている姿を多く見ることもできました。心を込めて花を育てることで、子供たちの中にある優しい心の花もきれいに咲いていくと感じました。
 また、育てた花の一部は、地域のお年寄りが生活する施設に届けることもできました。「人権の花運動」を通して、人権尊重の気持ちが友達や家族に、そして学校や地域に広がれば、すばらしい社会を築いていけると思います。

【春日井市立白山小学校】車いす・ガイドヘルプ体験

 今年度の3年生は、総合的な学習の授業で「バリアフリーの社会に」をテーマに、福祉について学習している。その一環として、春日井市社会福祉協議会から講師を派遣していただき、2学期に、車いすの当事者・補助者体験と視覚障がい者の移動支援体験を実施した。
 まず車いす体験では、日頃の生活で困っていることや助けてもらえるとうれしいことなど、車いすで生活して見える方からお話を聞く時間があり、その後、実際に車いすに乗って体育館内を移動したり、段差を自分で乗り越えたりして、車いすでの移動の大変さを実感することができた。また児童がペアになり、マットでつくった段差を車いすで乗り越えるための補助の仕方も学ぶことができた。
 ガイドヘルプ体験では、教室で「目が見えないってどんなこと?」をめあてに、白じょうや手引による歩行、盲導犬、点字ブロックの意味等を学習した。そして、アイマスクと白じょうを使って教室・廊下・階段を歩くとともに、アイマスクの児童を児童が手引きする移動支援体験を行った。目が見えない状態の歩行と移動支援の両方を自分で体験し、周りの人の手助けが大切であることを勉強するとてもよい機会となった。
 これからも自分と同様に他者を大切に思い、やさしい気持ちで接していく心と実践力を、更に育んでいきたいと考えている。


画像1 画像1 画像2 画像2

【一宮市立西成中学校】情報モラル教室を開催しました

 本校では、毎年、生徒だけではなく、保護者にも公開している「情報モラル教室(スマホ教室)」を実施しています。本年度は、6月15日(金)の午後に、専門の講師の方を招いて「体験!体感!ケータイ・スマホ安全教室〜危険を知って安全に使おう〜」というテーマのもと、携帯電話、スマートフォンに潜む危険性について学びました。
 本校は、全校で8割弱の生徒が携帯電話、スマートフォンを所持しています。多くの生徒が、携帯電話、スマートフォンなどを頻繁に使用しているものの、インターネットの先に潜む危険については実感がありません。そこで、講師の方から、以下のようなことを細かく教えていただきました。
《SNSの危険性》
 ○年齢性別を偽って近づいてくる人がいる。
 ○知り合いが見る可能性がある。
 ○個人情報が漏れる可能性が高い。
 ○動画や写真を保存している人がいる。
《無料通信アプリの禁止事項》
 ○仲間外れ、無視、集団いじめ、画像・動画共有
《スマートフォン依存による身体的影響》
 ○ストレートネック、ブルーライト障害、依存による生活リズムの崩れ
 年々、変化していく携帯電話、スマートフォンの危険性について、生徒も保護者も、教職員も学ぶことができました。今後も保護者と学校とが協力し、生徒たちの情報モラルについて、働きかけていきたいです。

(生徒の感想)
・写真には、位置情報や撮影日時など、細かな情報が記録されていくことに、びっくりしました。インターネット上に写真を載せるときは、特に気を付けたいです。
・SNSの設定について、意識したことがありませんでした。家に帰ったらすぐに設定を見直したいと思いました。
・知らない人が自分の写真や動画を保存していると思うと、とても怖いです。絶対に写真や動画をインターネットに上げないようにしたいです。
・文字やスタンプだけだと、伝わらないことや、誤解を与えることもあると知りました。メッセージを送る前には、じっくりと読み返していきたいです。

画像1 画像1 画像2 画像2

【蟹江町立蟹江中学校】 正しい知識で正しく使おう

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校では、外部から講師を招いて、各学年で情報モラルに関する授業を行っています。各クラスで授業を行った後、学年全体での講義を受け、3時間の授業を通し、しっかりと学ぶ機会を与えています。
 インターネットやSNSを、日常的によく利用している現代の中学生に向け、インターネット上でのモラルや、SNSとの正しいつきあい方について、特に重点的にお話をしていただきました。生徒の発達段階に合わせた内容となっており、ニュースでとりあげられた事例や、身の回りに潜んでいる事件など、具体的に説明していただき、使い方を間違うことで多くの人を傷つけてしまうこと、一人では責任をとれない事態に発展すること、自分や家族の命に関わる問題が起こる可能性もあるということを学ぶことができました。
 自分自身に起こりうることとして、生徒の心にしっかりと残ったようで、感想からは、「無料通信アプリやSNSを使うときは、受け取る側の気持ちを考えて利用したい」「インターネットの危険性は、身近に潜んでいることを知りました」「インターネットで個人情報がどこまででも拡散していくことと、一度拡散したら一生消せないということを知り、インターネットの怖さを改めて感じました」などという声が聞こえました。
 インターネットやSNSと上手に付き合っていけるかどうかは、学校においても、また、社会に出ても、今の時代では必須のスキルといってよいと思います。生徒たちにとって、情報モラルの授業を通して、今一度インターネットやSNSの使い方について見直すことができたよい機会となりました。

【大治町立大治中学校】 人権標語&人権・道徳講演会

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校では、人権週間を迎える前に、全校生徒が「人権標語」を作成しました。今年度は、特に2020年東京オリンピック開催に向けた人権教育の意義や重要性などについて確認しました。各学級の優秀作品は、教室や校内各所に掲示し、人権意識の啓発や一人一人の人権が尊重される雰囲気の醸成を目指しました。
 また、平成30年12月5日(水)には、「人権・道徳講演会」を開催しました。
 今年度は、「いじめ予防出前授業」として、愛知県弁護士会より弁護士の粕田陽子さんを招いて、「人権問題は大人だけのものじゃない〜子どもの人権といじめのおはなし〜」というテーマで話をしていただきました。
 講演会では、人権についての基礎理解や、重大な人権侵害行為であるいじめについて具体的ないじめ事案を通じて、いじめを防止するために自分に何ができるのかを考えました。講演会後の生徒の振り返りでは、「いじめられている人がいたら、自分が声をかけたい」「加害者にいじめをやめるように伝える」など、被害者に寄り添った思いや、いじめを絶対に許さないという強い意志が伝わる感想が多くありました。
 このような取組や講演会を通して、全校生徒の人権に対する考えが深まり、望ましい言動が広がってほしいと思います。

【北名古屋市立白木中学校】SNSトラブルに関する授業実践

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校では、生徒のスマートフォン使用率が高まっている現状の中、年々増加しているSNSトラブルに関する授業を、1年生で行いました。
 授業では、友人間のSNSでのやり取りが原因でトラブルに発展していった映像を見せて、原因や対処法について考えさせました。生徒にとって身近な話題であったこともあり、たくさんの意見が発表されました。発表された意見の中には、自分がもし映像の中の一人だったら「先生に報告する」「間違った友達を注意する」と発表した生徒がいました。一方で、「巻き込まれたくないから無視する」という意見や、「自分もトラブルの原因になる書き込みをしてしまうかもしれない」と答えた生徒もいました。
 授業のまとめに行った振り返りシートには、「SNSに書き込みをするときは、相手の顔が見えないから言葉に十分注意しないといけない」「書き込みをする前に、相手の気持ちになって考えたい」など、今後のスマートフォンの使い方を考える意見がたくさんありました。

【東浦町立生路小学校】 スマホ・ケータイ安全教室

画像1 画像1
 本校では、平成31年2月5日(火)、携帯電話会社から講師を招いて、5、6年生を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。この日は授業参観だったため、保護者も30人ほど一緒に受講しました。
 アニメの視聴を通して、現実とネット社会両方のルールとマナーを守ることが大切だということを学びました。ながらスマホで事故に遭ってしまう話、ゲームで遊んでお金を使い過ぎてしまう話や友達とトラブルになったり、なりすましメールや個人情報漏えいによって事件に巻きこまれたりする話などの紹介により、スマートフォンの使用に伴う危険を知ることができました。実際に起きた事例や体験談も交えながらの話だったので、子供たちは、とても真剣に話を聞いていました。
 ゲームの課金で、お金を使い過ぎてしまうドラマを見た子供たちは、「つい、アイテムを買って強くなりたいと思ってしまう。お金を使い過ぎたり、スマートフォンを使い過ぎてしまったりするのは怖い」と実際に起こり得るケースに身を引き締めていました。また、家庭でのルール作りやスマートフォンに使う時間・お金について、保護者とよく相談しながら使っていくことの大切さを学びました。
 子供たちは、「ゲームでお金を使うのを止められなくなることが怖かった」「自転車に乗りながらスマートフォンをさわると危険なことが分かった」「今日学んだことを家族に話そうと思う」などの感想をもち、気持ちを引き締め、ネットを使うときの注意点を子供たちなりに理解することができました。

【豊田市立大蔵小学校】心の教育推進活動

1 「本との出会いを通して、豊かな心を育む子供を育てる」
 本校では、豊かな心を育てる一つとして読書活動に取り組んでいます。毎週水曜日の朝は、「読書タイム」とし、本に向かう時間を設けています。15分間、集中して読書をしています。低学年は担任による絵本の読み聞かせや紙芝居を通してお話に興味がもてるように工夫しています。
 年間12回に及ぶ地域の方々による「読み聞かせ」は、子供たちにとって楽しみな時間です。それぞれの学年や季節、行事に応じた本を紹介してくださるので、ジャンルに広がりがもて、更に本に親しむことができています。
 読書週間には、図書委員会による活動が計画されています。今年度は、「さざんか読書週間」と銘打って活動をしました。そこでは、先生からのおすすめの本の紹介や担任以外の先生の読み聞かせ、「どっさりフルーツ入れてよ読書」など、子供たちが興味を引くような内容が考えられていました。読書週間の中で、たくさんの本に親しみ、心と頭の栄養を増やすことができました。

2 「福祉実践教室での活動を通して、温かな心をもつ子供を育てる」
 本校では、2年に一度、「福祉実践教室」を開催しています。5、6年生は、「高齢者擬似体験」を行い、高齢者にはどんな大変さがあるかを知り、どんな手助けができるか考え実行できるように学習をしました。1年生から4年生は、聴覚障がいについて理解する学習をしました。身振りで伝える伝言ゲームや口話で言葉を伝えるゲームを通して、音がない不便さを実感する体験をしました。「身振り」「口話」の他に「手話」「空書き」「筆談」等、聴覚障がいのある方たちとのコミュニケーションの方法を教えていただき、これからの生活に生かそうという気持ちをもつことができました。

画像1 画像1 画像2 画像2

【豊田市立猿投台中学校】ネット環境はいる・いらない?

画像1 画像1
 生徒たちが、トラブルに巻き込まれる危険性の高い夏休みを前に、2年生を対象とした「情報モラル教室」を実施しました。本校でも多くの生徒が無料通話アプリやSNSを利用している実態を受けて「ネット環境はいるorいらない?〜もしかしたら依存症!」というタイトルで、具体的な事例を踏まえながら、ディベート形式で考えを深めました。
 生徒の振り返りには、「ネット環境は必要だと思うけれど、時間を決めて使うなど工夫しなければいけないと思います」「SNSには、よい所と悪い所がある。よい所を生かして、悪い所を改善すれば、とても便利なものだと思う。でも、嫌いな人もいるので、配慮は必要だと思う」などがありました。
 今回の学習を踏まえて、今後も、情報モラルについて考える機会を大切にして、安全に正しく使うことで、便利に使いこなす力をつけていければと思います。

【西尾市立平坂小学校】〜思いやりの心を 福祉実践教室を通して〜

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校では、西尾市福祉協議会の協力を得て、3年生を対象に「福祉実践教室」を行いました。今年度は、手話と点字についての講座を受けました。
 手話の講座では、聴覚障害のある方から話を聞きました。コミュニケーションのとり方には、手話の他に口話、空書、指文字、筆談、手話、身振りなどがあることを教えてもらい、実際に身振りで伝える体験を行いました。身振りだけでなく、口で伝えたいことを言い、口の形がとても大事であることも学びました。その後、各自の名前をどのように手話でやるかを教えてもらい、「私の名前は〇〇です。よろしくお願いします。」と自己紹介をしました。
 点字の講座では、空き缶やシャンプー、エレベーターなど身の回りに点字で書かれているものがたくさんあることを知りました。そして、実際に点字を読んだり、自分の名前を点字で打ったりする体験を行いました。
 児童からは、「身振りだけで伝えるのは難しかったけれど、口でも言ったら伝わったので、両方使うと伝えやすいことがわかりました」「点字を読むのはとても難しかったです。今度、缶やエレベーターについている点字を読んでみたいです」という感想がありました。
 最後に、講師から、「災害があったとき、近くに障害のある方がいたら、声をかけてください。災害情報が聞こえないので、ぜひ声をかけてほしいです」という話がありました。人と人が思いやって生きていくことの大切さ、「思いやり」の大切さを学べたとてもよい機会となりました。

【豊橋市立岩田小学校】 観劇会「いのちのまつり」

 岩田小学校は、全校児童855名のうち約2割の214名が外国籍の児童です。ブラジルやフィリピンなど、様々な国籍の子がともに学び、生活しています。転編入児童も多く、中には、日本語が全くわからない子もいます。しかし、どの国籍の子であっても岩田小学校の仲間として受け入れ,言葉は通じなくても一生懸命に声をかけ、積極的にコミュニケーションを図ろうとするすてきな姿があふれています。学校の歌として歌われている〜岩田っていいな〜の歌詞に「いろんな違いはあるけれど、お互い支えてみんな仲よし」は、まさに岩田の子供たちの姿を表したものとなっています。このような環境の中で過ごす日々の生活は、子供たちの心の成長につながっています。
 10月に劇団を招いて、観劇会を行いました。劇の内容は「いのちのまつり」というタイトルで、小学生くらいの男の子が親との関わりの中で、様々な心の葛藤が生まれ、自分の存在を見つめ直していくものでした。自分の命は、父の父(おじいちゃん)からつながっていて今の自分がいることに気づき、弟が産まれることで新たな命の誕生にふれ、命の大切さを感じるものとなりました。日本語がわからない外国籍の子たちであっても、役者の表情や演技にくぎ付けとなって見ている様子でした。
 子供の感想には、「自分の命を大切にしようと思った」「自分も親とよくけんかをするけれど、自分のために言ってくれていることだと思った」などがあり、自分について考える機会になりました。
 日々の生活でも多くの人(命)と出会うことができる本校で、これからも命の大切さを学び、心の成長を育んでいきたいと思います。
画像1 画像1 画像2 画像2

【岩倉市立岩倉東小学校】 人権講演会から得たものは?

画像1 画像1 画像2 画像2
 人権週間に、二つの講演会を開催しました。
 岩倉市人権擁護委員と手話ボランティア「こいのぼり」の皆様による講演会を行いました。人権に関するビデオや岩倉東小学校のアンケートをもとにした劇、子供たちの心に語りかける話をしていただきました。「こいのぼり」の皆様には、岩倉市人権合い言葉を手話も交えて教えていただきました。講演後の感想や会話などから、子供たちは、「自分や仲間、そしてどんな人も大切にする」こと、「いじめは絶対にしてはいけない」ことを強く感じたようでした。
 別日に、JOCシニア認定講師の橋本めぐみさんによる講演会を行いました。低学年では、「夢を叶える言葉の力〜にこにこ言葉とちくちく言葉〜」をテーマに、地元出身の浅田真央さんなど、夢を叶えたスポーツ選手の活躍するきっかけなどを紹介していただきました。橋本さんの話から、にこにこ言葉をふだんから意識して用いることの大切さを学ぶ機会となりました。高学年では、「すてきな自分を伝えよう」をテーマに、はっきり相手に伝える練習として早口言葉に挑戦しました。講演会を通して、自分の性格をポジティブに考えることの重要さを学びました。
 心や人生を豊かにするためには何が必要なのかを学べた貴重な時間だったと思います。

【蒲郡市立蒲郡中学校】「蒲中文化の日」蒲中ソングをつくろう!

画像1 画像1 画像2 画像2
 蒲郡中学校では、例年行われる「蒲中文化の日」のとき、テーマソングを決めて全校生徒で歌っていました。しかし、今年は、「自分たちの手で、毎年歌えるオリジナルソングをつくりたい」という生徒の願いから、「ソング部局」を立ち上げました。テーマである「蒲中笑顔の日〜響け私たちの想い〜」を受け、「みんなが自然と笑顔になれるように」という願いを込めて、全校からアンケートで募り、歌詞に入れたいキーワードを集めました。そして、校長がキーワードをもとにして、作詞・作曲を手がけました。完成した歌詞の一部が以下のとおりです。
「片隅で泣いていた私にあなたはそばで勇気をくれた」
「まぶしい太陽に汗がほとばしる倒れそうなほどきつい練習もチームで支え合った」
「毎日学んだ教室が今は眩しい卒業前に語り合った夢をいつかは叶えよう」
「響け この想い 私の宝物 大好き蒲中」
 校長とソング部局が手がけたこの曲は、全校生徒から募集したキーワードを織り交ぜた歌詞と素敵なメロディーに仕上がりました。仲間を大切に思う蒲中生、部活動に必死に打ち込める蒲中生、希望にあふれる蒲中生、学校が大好きな蒲中生、校歌と並んでこれから何十年と歌い継がれる歌が完成しました。
 本年度の「蒲中文化の日」のフィナーレで、全校で肩を組んで歌いました。蒲郡中学校の生徒一人一人の想いが響き合って最高の瞬間でした。学校に対して改めて愛着と誇りをもつことができました。

【あま市立甚目寺南小学校】青空の下のなかよし活動

画像1 画像1
 本校では、異学年で構成された班ごとに活動する「なかよし活動」に取り組んでいます。全学年を48の「なかよし班」に分け、6年生の班長、5・6年生の副班長を中心に、1グループ18名ほどの人数構成で活動を行っています。主な活動には、月に1回、班長・副班長を中心に自分たちでレクリエーションを計画し運営する「なかよしタイム」と、児童会中心に全校でできるレクリエーションを計画し運営する「なかよし活動」があります。
 1月29日には、なかよし活動の一環で「甚南ミニオリンピック」を行いました。「甚南ミニオリンピック」では、4・5・6年生が中心となって、どの学年の子でも楽しめるようなレクリエーションを考えました。代表委員会で検討し、8の字跳びと障害物競走を行いました。
 8の字跳びを行う中で、縄に入れず困っている低学年の児童に、中・高学年児童が「今だよ」、「いっしょに入ろうか」と声をかけ、学年問わず協力して縄を跳ぼうとする姿を多く見かけることができました。
 また、障害物競走では、班全員で手をつないで、フープを通り抜けるタイムを競ったり、お題に書かれた先生を探して連れてくる「借り先生競争」を行ったりしました。障害物競走でも、中高学年児童が低学年児童に優しく声をかけ、楽しく活動を行っていました。
 その中で、6年生からは卒業する前にみんなで楽しく活動したいという強い気持ちが、伝わってきました。また5年生も、残り2か月で最高学年になるという意識が出てきて、運営する6年生をフォローしたり、班のみんなを盛り上げたりする姿が見られました。どの学年の児童も、5、6年生のがんばる姿を見て、「自分たちもみんなを楽しませることができるすてきな高学年になりたい」という気持ちを高めることができました。