【日進市立東小学校】 ハッピーフェスティバル

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 毎年6月に行われる「ハッピーフェスティバル」は、本校の伝統行事です。5・6年生が委員会ごとに、委員会の活動を生かした店を出し、全校で店巡りを楽しむという活動です。
 店を出す側は、1年生から6年生までの児童が楽しめるお店になるように話合いを重ね、工夫を凝らして準備をします。一つのお店に携わる人数は10人ほどですが、一人一人が一生懸命お店を運営し、来店した児童を楽しませようと必死です。「自分のお店にたくさんのお客さんが来てくれて、笑顔で帰ってくれたときは、すごくうれしかった」という児童の感想や、最後の片付けまでしっかりと活動する高学年生の姿から、この行事を通しての児童の成長が見られました。
 店を回る側は、1年生と5・6年生、2年生と3年生と4年生の異学年で回るため、上級生が下級生の面倒を見ながら回ります。行きたいお店を下級生の意見を優先にして決めたり、廊下で手をつないで優しくリードしたりする上級生の姿に心が温まります。
 毎年、迷子の児童がおり、「まいごステーション」で1年生が泣いている姿を見るのですが、今年は迷子が出ることもなく、上級生の頼もしさを感じました。
 「全員がハッピーになる!」というルールの下、行われるこの「ハッピーフェスティバル」は、毎年好評でたくさんの笑顔があふれます。また、お店を運営する5・6年生の姿は、4年生以下の下級生にとって「自分もこんなお店を出したい!」という目標になります。これからも受け継がれていってほしい素敵な行事です。

【愛西市立佐屋西小学校】スマートフォンを持った方がいい? 持たない方がいい?

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 10月4日(木)に、4年生が、スマートフォンの使い方について話し合いました。
 はじめに、「スマートフォンを持った方がよいか、持たない方がよいか」を、磁石シートを使って考えを黒板に貼りました。多くの児童が、「持った方がよい」と自分の考えを示す中、「持たない方がよい」と示す児童や、「どちらともいえない」と考えを示す児童もいました。
 理由を伝え合う場面では、「小さくて便利」「ゲームができる」「調べることができる」「メールができる」などの肯定的な理由や、「目が悪くなる」「夢中になりすぎる」「知らない人が登録してくる」「無料通信アプリでのいじめがこわい」などの否定的な理由も聞かれました。
 次に、「なつみさんの一日」という話を、みんなで読みました。なつみさんはどうしたらよいかをグループで話し合いました。その後、学級全体でも意見を交換しました。各グループからは、「時間を決めてやる」「1日に見る時間を減らす」「ご飯を食べながらは使わない」「使いすぎない」などの考えが出されました。
 最後に、教師が風刺画を提示しました。その風刺画には、男の人が犬や猫を散歩に連れている様子が描かれていました。教師はその風刺画の一部分をかくして児童に提示し、「このかくれている部分には何が描かれているのでしょう」と児童に問いかけました。児童は、興味津々でいろいろな意見を出しました。かくれていた部分には、男の人より少し大きめに描かれたスマートフォンが、その男の人を散歩に連れている様子が描かれていました。「人間がスマートフォンに操られないようにしたいね」という教師の言葉でしめくくられました。それぞれの児童の心に「気をつけたいな」という思いが生まれました。

【北名古屋市立師勝南小学校】引き継がれる思いやり

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 師勝南小学校では、毎週木曜日の始業前の15分間を「わくわくタイム」と銘打って、様々な活動を行っています。全校児童を縦割りで21のグループに編成して、5・6年生が中心となって活動の内容を工夫し実行に移しています。
 その活動の一つ、「遊び集会」ではリーダー、副リーダーを中心に、運動場での外遊びと雨天時の室内遊びの両方を考えます。高学年から低学年まで誰もが楽しめるように、遊びの内容を計画します。
 また、除草活動やボランティア清掃活動では、高学年の児童が、低学年の児童に清掃道具の使い方や除草のコツなどを教えるところから始めます。3月の活動では、卒業する6年生に対して1〜5年生がお礼の会を開催します。
 こういった活動の過程で、高学年の児童には下級生への思いやりの気持ちが生まれると同時に、リーダーシップが育まれます。また低学年の児童には上級生に対する尊敬の念とルールを守って活動を楽しむという気持ちが育ってきます。そして年度の最後には、計画の立て方や活動の内容について一年間を振り返り、次の年の活動に繋げていきます。
 遊び集会に限らず、ボランティア清掃活動などが終わって戻ってくる児童の顔に充実感があふれているのを見るにつれ、今後もこの活動を続けていきたいと思います。

【一宮市立萩原中学校】情報モラル講座

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 本校では、講師をお招きし「考えて発信するメッセージ・投稿」と題して、「情報モラル講座」を開催しました。
 SNSウエブサービスなどに投稿する写真には、場所を特定できる多くの情報が隠れていることや、個人を特定できる情報が多く隠されていること、また、1枚の写真から多くの情報が世界中に発信されてしまうことなどを、とても分かりやすく説明していただきました。
 生徒も、講師の先生の話を真剣に聴き入り、とても意義のある講座になりました。

【津島市立藤浪中学校】学校祭を通して〜メッセージカードから伝わるもの〜

 先日、本校の学校祭(体育の部,文化の部)が行われ、四つのブロックが二日間にわたって練習の成果を発揮しました。
 6月のブロック抽選会で、他学年のどのクラスと一緒のブロックになるかを決め、9月から1か月間練習に励んできました。本番では、ブロックのためにそれぞれが貢献しようと、各競技に一生懸命取り組んだり、自分のブロックを声がかれるまで応援したりする姿が見られました。合唱祭では、どのブロックも気持ちのこもった歌声を披露し、二日間とも思い出に残る、すばらしい学校祭をつくり上げることができました。
 学校祭が終わって、翌週の出来事・・・。同じブロックでお世話になった先輩・後輩へと、『メッセージカード』を送り合う姿がありました。どの教室にも大きく掲示され、「最後の学校祭を一緒にやれてよかったよ」「先輩方のかっこいい姿は忘れません」「先輩たちの分まで来年頑張ります」などと、心温まる言葉がずらりとならんでいます。
 学校祭という異学年交流を通し、3年生はブロックのリーダーとして皆をまとめること、1、2年生は先輩の姿に将来の自分たちを重ね合わせ、新たな決意をもつことができました。また、学年に関係なく、目標達成に向けて力を合わせることの大切さも学ぶことができました。
 静まり返った教室に飾られる『メッセージカード』を読んでいて、今後も藤浪中学校のよい伝統が引き継がれていくことと感じます。

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【西尾市立米津小学校】 スマホゲームのルールとマナー

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 本校は、外部の講師をお招きし、定期的にタブレットを活用した授業に取り組んでいます。5年生では、タイピングの練習や、それを活用しての目標カード作り、社会見学のまとめ作成をタブレットで行っています。また、昨今のスマートフォン保持率の急激な高まりと、保持する年齢の低下から、情報モラル教育を実施しています。
 今回紹介するのは、「スマホゲーム」についてです。児童の中にも、自分や親のスマートフォンで、ゲームを楽しんでいる子がいました。「絶対に課金はしない」「知らない人とつながらない」などのルールを家族で決めているようですが、授業で「スマホゲーム」に依存し、課金を繰り返してしまう主人公の様子から、「絶対なりたくない…」と、恐怖さえ感じているようでした。中には、「課金しないとレベルアップできないから、すごく困った」と自分事として考える子も見られました。振り返りには、「課金は、したことないけれど、これからも絶対にしないようにしたいです」「スマートフォンは、まだ持っていないけれど、インターネットで知らない人とつながることがあるとわかりました」という声がありました。
 一人1台は、スマートフォンを所持すると言われています。インターネットと子供を引き離すのではなく、子供たちがスマートフォンを正しく、有効に使えるようになるために、今後も指導を継続していきます。

【豊橋市立下地小学校】 ぎんなん活動

 本校では、縦割りの異学年グループ活動である「ぎんなん活動」を行っています。目的は、以下の三つです。
・活動を通して協力する態度や思いやりの心を育てる。
・児童が主体的に計画、立案、実践することによって、自主的・実践的な態度を育てる。
・6年生が各班のリーダーや班長を経験することによって、高学年としての自覚をもって行動できるようにする。
 ぎんなん活動は、毎月1回ずつ行われます。それぞれの班の6年生が何をして遊ぶかを考え、昼の30分放課を使って、運動場や教室などで楽しく遊びます。
 5月には、「ぎんなん遠足」が行われました。ぎんなん活動の班ごとでまとまって、豊橋公園まで歩いていきました。豊橋公園では、シールラリーをしたり、班ごとに考えた遊びをしたりするなどして、班の結びつきを強めました。シールラリーでは、6年生が1年生と手をつないで歩いている姿を、よく見かけました。また、チェックポイントごとに出題される課題では、6年生が低学年の子からチャレンジできるように、声をかけていました。6年生が高学年としての自覚をもち、優しく接している姿が印象的でした。
 1月になると、活動の中心が5年生に引き継がれます。今までの6年生の姿を手本にしてがんばってくれることを期待しています。
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【常滑市立西浦南小学校】自分や友達を大切に

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 西浦南小学校では、道徳科だけでなく学習全般において「自他共に大切にできる児童の育成」をテーマに授業研究を行っています。
 自分の考えを存分に表現したり、他の考えを認めて自分に取り入れたりする活動を行えば、自己肯定感が高まり、自他のよさに気付き共に大切にする心が育つだろうと考え、このテーマを設定しました。
 6年生で9月に行われた道徳科「親切の大切さ」の授業では、導入で自作資料を取り入れ、児童一人一人が「親切」について考えるよいきっかけになりました。また、心と姿の座標軸を使ったことで、心の中で思うだけでなく行動で示すことの大切さを視覚的につかむことができ、目指す姿が児童にとってわかりやすくなりました。
 道徳科以外では、各学年の重点目標に沿って年間計画を基に進めています。特に、縦割りグループによる「なかよし活動」や「なかよし給食」、「なかよし読書」を6年生の企画で行うことで、自己有用感や思いやりの心が育まれていると感じます。子供たちの感想では、「お兄さんやお姉さんが考えてくれた遊びは楽しかった」「たくさんお話ししながら給食を食べて楽しかった」などの感想がありました。
 今後も、自分や友達の活動や発言を振り返る活動を積み上げ、友達のよいところや自分のよさを発見できる場を意図的に設定していきたいと考えています。

【安城市立祥南小学校】ペア学年との交流を通して

 本校では、年間を通してペア学年(1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生)で交流する機会をつくり、異年齢間でより絆(きずな)を深められるようにしています。ペア学年では、ペアとなる学級、ペアとなる子が決まっているので、毎回ペアで楽しく交流しています。活動内容としては、全校一緒に楽しく遊ぶ「ふれあい集会」や、長い放課を使ってペア学年で遊ぶ「なかよしタイム」などがあります。
 先日の「ふれあい集会」では、「この先生は誰でしょうクイズ」「ジェスチャー伝言ゲーム」を行いました。特に、1年生と6年生のペア学年では、6年生が1年生に「これはなんだろうね?」「こたえは○○じゃあないかな?」と、優しく声をかけて一緒に考えながら寄り添う姿がみられました。
 一連の活動を通して、1年生は6年生にとても親しみを感じるようになり、校内で出会った際にも「ぼくのお兄さんだ」「△△さーん!」とうれしそうに手を振ったり、会話をしたりしています。他にも6年生は1年生との交流を深めています。6年生が1年生の教室に行き、朝の読書時間に「読み聞かせ」をしたり、給食準備、清掃活動で、6年生が優しく声をかけながら一緒に活動をしたりしています。特に、掃除の時間は、6年生がほうきの使い方やぞうきんの絞り方などを教えてくれることで、1年生も安心して清掃活動に取り組むことができています。
 6年生は、このような活動を通して、「1年生に頼りにされるのがうれしい」「自分が役に立っていることがわかるから楽しい」といった感想をもっており、活躍の場が広がることで、上級生としての自覚も芽生え、自信もついてきているようです。こうした活動を通して、これからも子供たちの主体性と相手を思いやる心を大切に育てていきたいと考えています。

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【津島市立北小学校】心温まる異学年交流

 本校では、異学年交流を「北っ子活動」と称して、グループの仲間と一緒に集会を楽しんだり運動会などの行事に参加したりする活動を行っています。今年度は、更にグループの仲間と密に関わりをもち、お互いを認め合い、助け合う気持ちを育んでいこうと、1か月に1回『北っ子Day』という日を設けて、北っ子グループで一緒に遊んだり、給食や清掃の時間も一緒に過ごしたりする取組を行っています。
 『北っ子Day』は、グループの仲間と遊ぶ内容を考える学年が決められています。北っ子グループの仲間とどんな遊びをしたいかを考え、低学年から高学年の皆が気持ちよく遊べるように、グループごとに工夫して提案していました。
 当日は、楽しそうに関わる姿が見られ、「お兄ちゃんが、遊び方をやさしく教えてくれた」「この間まで話したことがなかった子と話せてうれしかった」などの声が聞かれました。
 給食では、ふだん異学年で食べたことがないので、うれしすぎて話に夢中になり、給食を食べきれなくなる子がいるほどです。また、低学年がこぼしてしまったものを一緒に片付ける高学年の優しい姿も見られました。
 清掃は、通常の清掃区域でなく、北っ子グループの部屋を中心に、グループの仲間たちと行いました。「高学年のよいお手本があることで、低学年もほうきで上手にはくことができ、とてもきれいになった」という声が聞かれました。
 今後も、『北っ子Day』を計画しています。北っ子グループの仲間との触れ合いから、心温まる姿が多く見られることを期待しています。

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【新城市立千郷小学校】正しい情報を得るために

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 6年生が修学旅行班行動の計画を立てるため、図書やインターネットを活用して調べ学習をしています。子供たちは、図書館で調べる場合、どこに求める情報が載っているかを探すことに苦労することが多いです。インターネットを使用したときは、検索画面で表示された一番上のサイトだけを開き、そこで分かったことだけをメモしている現状です。複数の情報を集め、その中から自分が必要な情報を選択するということは、まだ難しい状況です。
 また、インターネットは便利で欠かせないツールですが、中には間違った情報もあります。子供たちに、図書も含めた様々な情報の中から、必要な情報や信ぴょう性の高い情報を「選ぶ」ことの大切さを気づかせるためには、低学年のときから、調べ学習等で指導していかなければなりません。
 2年生は、生活科の学習で、地元の川でつかまえたドジョウを飼うことになりました。餌をどうするか話し合う中で、児童Aから「給食の米粒やパンのかけらをあげればよい」という意見が出ました。そのときは、この意見に落ちつきましたが、読書好きの児童Bは、図書館や自宅の図鑑などでドジョウの餌について調べました。生き物好きの児童Cは家で親と一緒にインターネットで調べました。翌日、二人がそのことを発表した後、子供たちはどの餌がよいのか話し合いました。子供たちは複数の情報から、一番よい餌の情報を「選ぶ」ことができました。
 これからも、子供たちが、複数の情報を集め、その中から必要な情報や根拠がしっかりした情報を選ぶ経験を、積み重ねていけるよう取り組んでいきたいです。

【稲沢市立片原一色小学校】なかよし活動

 本校では、異学年でのグループ活動を通して、協力する態度や思いやりの心を育てるために、なかよし学級を編成して活動しています。
 なかよし学級は、全校児童を六学級に編成し、更に三つの班に分けています。各学級には、なかよし学級長を置き、全体集会のときの司会進行をさせています。各班には班長と副班長を置き、班別活動のリーダーとし、高学年としての自覚をもたせる機会としています。
 なかよし学級の活動には、高学年が考えた楽しいゲームで遊ぶ「なかよしタイム」や、「なかよし遠足」「なかよし給食」があります。
 本年度から、「新入生を迎える会」で、なかよし学級の顔合わせをし、その後、なかよし学級対抗でボール送りゲームを行いました。新しい仲間と楽しくゲームに参加することができました。 
 「なかよしタイム」は、毎月1回を基本とし、15分間の活動時間を設けています。どろけいやなんでもバスケット、ドッジボールなど、みんなで楽しみながら異学年と交流し、結びつきを強めています。低学年の児童は、お兄さん・お姉さんに遊んでもらえることを楽しみにしています。高学年の児童は、低学年の児童が楽しく遊べるようなルールを考えながら遊び、思いやりの気持ちをもって遊んでいる姿がほほえましいです。
 本年度の「なかよし遠足」は、名古屋市科学館へ行きました。5年生がリーダーとなり、班ごとに館内を見学したり、お弁当を食べたりして、なかよし学級への所属感を深めることができました。

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【尾張旭市立三郷小学校】親子ケータイ安全教室

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 本校では、学校公開(土曜日に行う授業参観)の際、外部の講師を招いて、「親子ケータイ安全教室」を行っています。例年は、6年生とその保護者のみの参加でした。しかし、5年生に携帯電話やインターネットの使用状況を聞いたところ、3割以上の児童が携帯電話を所持しており、携帯電話やコンピュータなどで、インターネットを使用できる環境があると答えた児童は8割以上、その中の半数以上が、ゲームなどで友達以外の他人と関わったことがあると答えています。また、動画をインターネット上にアップしたことがあると答えた児童も数名いました。このような状況を踏まえ、早い段階で正しい知識を身に付ける必要があると考え、今年度は、5・6年生とその保護者を対象に行いました。
 講師の方には、インターネットへの書き込みは、だれに見られているか分からないので、情報の流出に注意することや、友達の悪口等を書き込むと、人間関係の悪化を招くので、きちんと書き込む際のマナーを守ることなど、インターネットのよさ、便利さだけでなく、使い方を間違えると大変なことになる怖さや、そうならないための正しい使い方などを、実例を交えお話しいただきました。日常生活の中で、友達同士の電話やメールのやりとりだけでなく、インターネットを巡る友達とのトラブルを経験している児童もいるので、人ごとではなく、自分のこととして真剣に話を聞くことができました。児童からは、「悪意のある他人が見ている可能性があるので、インターネットへの書き込みは、気をつけたい」という感想が聞かれました。
 便利さに身をゆだねてしまうだけでなく、正しい知識をもとに、携帯電話を上手に利用していってほしいと思います。

【一宮市立奥小学校】スマートフォンのマナーとルール

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 本校では、高まっているスマートフォンの所持率を考え、ネットモラル教材を活用した情報モラルの授業を進めています。
 4年生では、「スマートフォンのマナーとルール」について学習しました。動画で内容を確認したあと、グループで話し合い、今後、気を付けていくことをまとめ、発表しました。
 「歩きながらのスマートフォンは、絶対にしない」「自転車に乗りながらのスマートフォンは、やらない」など、社会的に問題になっている「ながらスマホ」を取り上げた児童や、「電車やバスの中では、周りの迷惑を考えてスマートフォンは使用しない」など、マナーを意識している児童がいました。
 授業の終盤には、「ネットモラルけんてい」を行い、学習した内容が理解できているかを確認する問題に取り組みました。
 子供たちは、楽しく情報モラルの授業に取り組んでいました。これからも、子供たちに問題意識をもたせながら、楽しく情報モラルの学習に取り組んでいきたいと思います。

【岡崎市立六ツ美中学校】お田植祭りでの地域交流

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 本校では、毎年6月に、学区で行われる「悠紀斎殿(ゆうきさいでん)お田植祭り」に生徒が参加し、交流センター「悠紀の里」で地域との交流を行っています。
 今年は、センターの窓を「お田植アート」と題し、地域の子供たちと一緒に飾り付けをしました。参加した生徒たちは「地域の人が『きれいにできたね』と言ってくれたことがうれしかった」「小さな子供たちが一緒に喜んでくれたことがよかった」と言っていました。
 また、吹奏楽部は、毎年、お田植神事に先立って演奏を行っていますが、「地域の催しに参加することは、近くの人が見に来てくれるので大会とはまた違った喜びがある」と話してくれました。

【知立市立竜北中学校】 人権について考える

 本校では、生徒組織の中に人権啓発委員会を立ち上げ、生徒の人権について考える機会を設けています。
 「クラスを居心地のよいものにするために」というテーマで、各学級の話合いを行いました。クラスの合い言葉として、「マイクラス人権宣言」を作成しようと、人権啓発委員が、全校生徒に呼びかけました。
 6月の全校人権集会で、「マイクラス人権宣言」の発表を行いました。3年生のあるクラスの「マイクラス人権宣言」は、「好きになる 〜それぞれの個性を認め合うクラス〜」というものでした。これには、「一人一人の個性を認め合えば互いを好きになる」という願いが込められていました。また、人権作文の発表や「竜北中学校人権宣言」の唱和も行いました。生徒がそれぞれ、自分の体験を下に意見をもち、考えを広げ、深める時間となりました。
 夏休みには、区長さん、PTA役員さんを招いて「地域の方と人権を語る会」を開きました。人権啓発委員から提案された「よりよい竜北中学校になるために」をテーマに意見交換を行いました。大人の思う「よい中学校のイメージ」を聞き、自分たちだけでは思いつかなかった考えに、生徒たちは驚いたり、感心したりしていました。この会から、互いを認め合い、協力できる学校になるよう、挨拶や話し合うことの大切さを再確認しました。
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【あま市立秋竹小学校】豊かな人間関係をはぐくみ、協力して生活しようとする子の育成

 秋竹小学校では、「なかま活動」という異年齢交流活動を行うことで、協力しながら生活しようとする子の育成をねらいとして実践してきた。

<活動の内容>
・「なかま活動」の時間・・・週に2回、「なかま活動の時間」として、6年生が中心となって企画し、なかま班で遊ぶ時間を設けた。
・なかま遠足・・・5月に全校遠足を行っている。なかま班での活動を基本とし、6年生を中心に活動を計画した。
・集会活動「算数オリンピック集会」・・・児童会執行部を中心に実施した。「算数オリンピック集会」は、高学年が低学年にやり方を教え、楽しい時間を共有することができた。
・運動会・・・なかま班を中心に6年生が進行を務めた。なかま班対抗の種目を行ったりするなど、運動会もなかま活動を軸にして取り組んできた。

<成果>
・なかまの時間では、児童たちから、「楽しかった。もっとやりたい」と笑顔で終えることが多かった。
・活動の中で、上級生が下級生の手を引いたり、小さくかがんで声を聞いたりする場面を数多く見ることができた。
・年下の児童をいたわる気持ちや、「1・2年生が慕ってくれているからがんばろう」という気持ちも感想から感じることができた。

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【一宮市立神山小学校】子供たちの心の成長を願って

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 今年度より、道徳が教科化されました。それに伴って、神山小学校では、今まで以上に道徳科が、子供たちの心の成長につながるように授業研究を行っています。
 資料の選択や板書の形、話合いのさせ方など、校内の教員研修で話し合うだけでなく、その様子を保護者にも理解していただけるように、学校公開で積極的に道徳科の授業公開をするようにしています。
 学期ごとにある学校公開週間のときには、必ず時間割の中に道徳科を入れるようにし、意図的に道徳科の取り組みを参観してもらうようにしています。学校での道徳科の授業を、家庭においても、子供たちとの対話や未来について語り合うきっかけとなるようにしていきたいと考えています。
 学校と家庭の両面で、神山っ子の心の成長を支えていきます。

【知多市立東部中学校】 コミュニケーション力の向上を目指して

 東部中学校では、毎週木曜日の朝に、「HAPPY TIME」(構成的グループエンカウンター)を行っています。本校は、「一小一中」の関係にあるため、小学校からの友達関係が固定化しやすいという課題がありました。そこで、「HAPPY TIME」を通して、人間関係のコツや技術を身に付けさせたいと,全校で取り組んでいます。
 エクササイズは、様々な種類があります。例えば、
A 自分が選んだ選択肢と理由を伝え合うもの(例:「二者択一」)
B 指定された人数でジャンケンをしたあと、質問をしたり,答えを伝え合ったりするもの(例:「質問ジャンケン」「アドジャン」)
C スキンシップがあるもの(例:「手の甲タッチ」「ゴリラとゴジラ」)
D 相手の素敵なところを見つけるもの(例:「いいとこ四面鏡」)
などです。
 それぞれのエクササイズを、時期に合わせて、質問内容を変化させながら行っています。
 生徒の感想からは、「ふだんあまり話さない人とも話せて楽しかった」「グループの人が選んだ答えが全員同じで盛り上がった」など、「HAPPY TIME」を楽しみながら、人間関係を広げている様子が分かります。
 生徒が、卒業後に良好な人間関係を築いていけるように、これからも「HAPPY TIME」を通して「自分自身を理解すること」「相手のことを知る楽しみ」「コミュニケーション力向上のコツ」を伝えていきたいと思います。
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【みよし市立中部小学校】心の健康〜お互いを大切にするコミュニケーション〜

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 5年生と保護者を対象に学校保健委員会を開催しました。あいち健康プラザから講師をお招きして、「心の健康〜お互いを大切にするコミュニケーション〜」というテーマで行いました。リフレーミングやコミュニケーショントレーニングを通して、自分の意見を伝えることの大切さ、相手の状況や思いを考え、しっかり聴くことの大切さを知ることで、自他を大切にしたコミュニケーション能力の育成を図りました。
 最初に、感情のコントロールについて学習しました。かっと頭にきたときには、「6秒まつ」「呪文をとなえる」「その場をはなれる」「気持ちをはき出す」「深呼吸をする」の五つの対処方法やリラックス方法を知り、感情のコントロールをすることで、自分のもっている力が十分に発揮できることも知りました。
 次に、男女4〜5人のグループに分かれ、伝える・聞く練習をしました。「どっちどっちゲーム」は、お題に対する意見と理由を言います。気持ちを伝えるときは、分かりやすく、「いつ」「どこで」「だれが」「何を」「どのように」を意識し、「ぼく・わたし」が主語となる言葉を使うようにしました。聞く側は、「相手の顔を見る」「うなずく」「あいづちをうつ」を意識しました。「あそびに行くなら“山” “海”?」「つかうなら“どこでもドア” “タイムマシン”?」など楽しくゲームに参加しました。ゲームに参加し、伝えることは楽しい、人の意見を聞くことは大切、人それぞれいろいろな意見があることを感じることができました。

<子供たちの感想>
・感情をコントロールするのは、むずかしかった。だけど、これをやって弟とのけんかが減ったから、これからも努力していこうと思う。
・家に帰ったら、学校であったことを親にくわしく話して、相手に伝える練習をしたいと思いました。
・友達のよいところを1日一つ見つけて、相手に伝えてみたいと思います。
・話を聞くときは、相手の表情を見るようにします。

<保護者の感想>
・これからは6秒おいて、自分を冷静に保ってから「私は〜なので悲しい」と子供にI(アイ)メッセージで伝えていこうと思いました。
・人とのコミュニケーションの大切さ、感情をコントロールする大切さがよく分かりました。
・友達のことを考えるよいきっかけになったと思います。将来、教えていただいたことを思い出し、ストレスと上手に付き合っていけるようになるとよいと思います。