【豊田市立花山小学校】 メールを送るべきか考えよう

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 本校の4年生が行った情報モラル教育の実践を紹介します。
 授業の初めに「携帯電話やスマートフォンを持っている人はいますか?」と質問すると、持っている子は2人だけでした。ただメールについては、ほとんどの子が、保護者にスマートフォンなどを借りてしたことがあるという答えが返ってきました。
 その後、「当番の仕事」というビデオ教材を見せました。ツバサくんが、当番の仕事をサボっていて、そのことを一部の子たちがメールでみんなに伝えようとする話です。
 ビデオ視聴後に、「メールを送るべきか、送るべきではないか」を考えさせました。メールを送るべきだという意見の理由として「またサボってしまうとその子のためにならないから早く伝えるべきだ」が多くありました。また、メールを送るべきではないという意見の理由としては「わざわざメールでクラスのみんなに言うのではなく、本人に伝えればいいと思う」が多かったです。いろいろな意見が出る中で、「メールだと相手を傷つける」「何か悪口を言っているみたい」という意見を聞いて、考えを変えた子が現れました。その後、同じ質問をすると、メールを送るべきではないと思う子が増えました。
 最後に「メールを送るときに気をつけること」を考えさせました。「相手が傷つく言葉は言わない」「言いたいことは直接本人に言う」など、自分たちがメールをどう使えばよいのかを考えることができました。
 今後も、メールやスマートフォンの使い方など、情報モラル教育に継続して取り組んでいきたいと思います。

【一宮市立葉栗小学校】自分の役割を果たすためには?

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 学校全体の役割を任されるようになった5年生。任された役割に責任をもって取り組むことで、集団生活の充実に努める意識をもたせたいという願いから、授業実践を行いました。
 資料「ケンタの役割」をもとに、リレーの練習と図書委員の仕事が重なってしまった主人公が、役割を果たすためにどんなことを考慮しながら決断していくべきかを考えました。
 実際に、「運動会の応援団とリレーが重なったことがある」「学級の係と部活が重なってしまったことがある」という意見もあり、子供たちは、現実にも起こりうることであるという意識をもって考えることができました。そして、主人公がどう決断するかをじっくり考え、悩み、また友達の様々な意見を聞く中で「それも確かにそうだな」「言われてみればそれも大切だな」などと多様な考えに触れ、より深く考えていました。
 その後、実際に自分が同様の立場になったときどうするかを考え、「期限を大切にする」「多くの人に迷惑がかからない方を優先する」「そもそも重ならないように計画的に進める」などの意見が出され、実生活に寄り添って考えることができました。

【清須市立西枇杷島小学校】豊かな心を育む

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 本校には、豊かな心を育む教育活動がいくつかあります。その一つは、「挨拶運動」です。保護者だけでなく、地域の方にも学校に来ていただき、児童とふれあいながら挨拶をします。
 また、1年生の行事には、「親子ふれあい給食」があります。保護者の方にとっては、懐かしい給食を、1年生の児童にとっては、保護者と一緒にふれあいながら楽しい一時を過ごします。
 さらには、一年を通して、四季折々の日本の風物を感じられるように、節句ごとに、こいのぼりや五月人形、七夕飾り、節分、ひな祭りと様々な飾りを「ふれあい広場」に飾っています。
 他にも、6年生が、他学年に平和推進学習で広島訪問の際に持って行く千羽鶴の鶴の折り方を教えたり、歌詞カードの作り方を教えたりしています。
 これらの活動を通して、豊かな心が育つことを願っています。

【愛西市立佐屋小学校】情報モラル教室「e−ネット安心講座」

 本校では、6月10日(日)の「親子ふれあい学級」のときに、5・6年生とその保護者を対象に「情報モラル教室」を行いました。e−ネットキャラバンから講師の方をお招きし、スマホや携帯電話などの情報端末の正しい使い方を教えていただきました。
 まずは、スマホや携帯電話が、便利なものである具体例を聞きました。講師の先生が佐屋小学校まで来るのに、インターネットを使えば簡単に経路を調べることができたこと、佐屋小学校がどんな学校かもインターネットからすぐに情報を手に入れられたことを話していただきました。
 その後、インターネットには、以下のような様々な危険が潜んでいること教えていただきました。
 1 ネット依存
 2 ネットいじめ
 3 誘い出し、なりすまし
 4 個人情報の漏えい
 5 ネット詐欺
 6 チェーンメール
 7 著作権・肖像権のトラブル
 ネット依存は、今や一つの病気として認識されているそうです。依存とまではいかなくても、友達からの無料通信アプリやメールにすぐ返事をしなくてはいけないと感じたり、返信をやめるタイミングがわからず返信し続けたりすることは、よくある事例だと聞きました。また、気軽に写真を撮ってインターネット上に公開したことで、肖像権のトラブルになることも多いそうです。インターネット上に出てしまった写真は、いつまでも残ってしまうことから、知らなかったでは済まされないことや、インターネット上に上げるときは、本人の了解を得ることを学びました。
 最後に、講師の先生から児童と保護者に向けてお願いがありました。児童には「心にすきをつくらないこと」、保護者に対しては「子供と一緒にルールを決めること」「フィルタリングをしてもらうこと」です。
 親子で、インターネットの使い方について考える、よい機会となりました。

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【知多市立旭南小学校】 保育園との交流会

 旭南小学校では、1年生と保育園年長児との交流会を、1年に3回行っています。今回は、6月に行った第1回目の交流会について紹介します。
 初めて出会うペアの保育園の子に、自己紹介をしたり、手作りのカードを作り渡したりする場面では、お兄さんお姉さんらしくリードすることができました。一緒に集合ゲームをした後に、校歌と運動会で踊ったダンスを元気いっぱいに披露しました。園児たちに、練習を上回る大きさの声で、小学生らしくなったところを見せることができました。
(児童の感想より)
☆わたしは、ぺあのこが かわいかったです。うれしそうに してくれたから、わたしも うれしくなっちゃった。
☆ぼくは、もうじゅうがりげえむが、たのしかったです。ぺあのこと みんなで たのしくできて よかったです。
 この活動を通して、入学以来、高学年から世話をされることが多い1年生児童にとっては、年長者としての自覚が生まれるとともに、自分たちから行動する姿勢と思いやりの心が育つことを期待しています。また、保育園児の子が、小学校へのあこがれや期待感を感じてくれることを願っています。 
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【岡崎市立竜南中学校】みあい特別支援学校との交流

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 本校では、年に2回、みあい特別支援学校との交流を行っています。
 1回目は、本校の生徒がみあい特別支援学校へ、2回目は、みあい特別支援学校の生徒を本校に招き、交流をします。今回はその1回目。初めて会う相手にドキドキしながらも、みあい特別支援学校の生徒が考えてくれた「魚釣りゲーム」を一緒に行いました。所々で、ペアの生徒が困らないように手を差し伸べる竜南中生。手助けするのは簡単ですが、相手が困っているときにさっと助けられることはとてもすばらしいことです。
 交流を終えた後の生徒の感想には、「伝えたいことを伝えるのはとても難しかったです。でも、笑顔で話してくれました」「自分らしく生きている姿に感動しました」「最初は相手の言っていることがわからないことが多かったけれど、だんだんとわかるようになり、会話することができました」と書かれていました。
 相手をすぐに理解することは難しいですが、無理だとあきらめるのではなく、何度も繰り返すことの大事さや、素直に表現することを相手から学んだのではないでしょうか。これは初対面の人だけでなく、友達同士でも変わりません。今回の交流を通して感じたことを、ふだんの生活でも大切にしていってほしいです。

【豊川市立平尾小学校】縦割り活動

 本校では、縦割り活動に力を入れています。縦割り活動では、主に二つの活動を行っています。
 一つ目は、「平尾っ子タイム」です。月に一度、縦割り班ごとに遊ぶ活動です。その日のために、全校のみんなが楽しめる遊びを、6年生が考えてくれます。一回一回の活動で学年ごとにめあてが決められており、楽しく遊びながらも、めあてを達成できるように頑張っています。
 二つ目は、「ヤギのお世話」です。平尾小学校には、ヤギのココちゃんがいます。毎朝、担当の縦割り班の子がココちゃんの小屋の掃除やえさやりをします。その際、6年生が中心となって声をかけ、フンは出ているか、目はキラキラしているかなどをしっかり観察して、ココちゃんは元気なのかを確認するようにしています。
 これらの活動によって、友達を思いやり、自他の生命を大切にできる子供を育成しています。3月には「観音山登山」が行われます。一年の締めくくりとして、縦割り班の子全員で協力して平尾小学校の近くにある観音山登頂を目指します。




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【愛西市立永和中学校】情報モラル講演会

 永和中学校では、情報化社会の中で、生徒自らが判断して行動できる力と態度を育成することをねらいとして、5月24日(木)に「情報モラル講演会」を行いました。
 講演会では、外部講師に依頼をして、スマートフォン・携帯電話の安全な使用の仕方についての説明を行っていただきました。若者の間で流行しているアプリ等を題材として、個人情報を安易にインターネット上にあげることの危険性を、映像やスライドを見ながら、具体的に学ぶことができました。ふだん使用しているアプリについての質問に対して、生徒たちは積極的に答えることができていました。何げなく使っているアプリではありますが、使い方を間違えると取り返しがつかないことになることを実感している様子でした。
 永和中学校区は、地域の方々がとても協力的で落ち着いた地域です。今回の講演会で教えていただいたことを、今後の指導に生かし、家庭や地域ともしっかり協力し合いながら、生徒の健全な育成へとつないでいきたいと思っています。

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【小牧市立篠岡小学校】当たり前のことを当たり前にする

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 「当たり前のことを当たり前にする」は、篠岡小学校の子供『しのっ子』の合いことばです。くつ箱のくつをきれいにそろえたり、トイレのスリッパをきちんとそろえたりすることを大切にしています。このように「モノ」を整える活動を通して、『しのっ子』の「心」も少しずつ整い、篠岡小学校のしっとりとした静かな雰囲気につながっているように感じます。
 昨今の情報環境の変化に伴い、『しのっ子』を取り巻く環境も大きく変わっています。高学年を中心に、スマートフォンやタブレット端末などに簡単に触れることができるようになりました。
 そこで『しのっ子』は情報モラルについても「当たり前のことを当たり前にする」ことを大切にしています。「君子危うきに近寄らず」のように、高度な情報環境を避けるのではなく、「家族と相談して使い方を考えよう」「もし困ったらきちんと親や先生に相談しよう」と判断し、高度な情報環境と上手に付き合うことができるよう、発達段階に応じて日常的に情報モラル教育を進めています。
 今日もまた、『しのっ子』は「当たり前のことを当たり前にする」という合いことばを大切にし、元気いっぱい、やさしさいっぱい、夢いっぱい、学び続けています。

【知立市立八ツ田小学校】 学級力を高めよう

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 本校では、「自分が好き、仲間が好き、地域が好き」を主題として研究を進めています。その中で、「学級力レーダーチャート」を活用し、よりよい学級づくりを目指しています。2年生では、4月に「学級力アンケート」を行い、学級の通知表を作成しました。それをもとに、学級のよい点や改善すべき点について「スマイルタイム」という話合い活動を進めました。
 話合いを通して、「話をつなげる力」を高めていくことになりました。そこで、取り組む活動「スマイルアクション」を考え、よい姿勢で全員が話を聞けていたらビー玉をためる「ビー玉大作戦」を行いました。
 授業中に、よい姿勢で話を聞けている子をお互いに褒めあうなど、友達のよいところを見つけて称賛しあう姿が多く見られました。
 「スマイルアクション」の振り返りとして、6月にもう一度「学級力アンケート」を行ったところ、「話をつなげる力」の点数が上がりました。このことで、子供たちは、喜びを感じ、新たなる目標に目を向けていました。
 今後も、自分たちのクラスをよりよくするために、自分たちで方法を模索しながらよりよい学級、学校を目指していきたいと思います。

道徳科の授業の質的な転換が求められています 〜多様な指導方法を取り入れましょう〜

 平成30年4月から、小学校では道徳科が始まりました。各学校では、道徳教育の全体計画の別葉や年間指導計画に基づいた授業実践が行われていることと思います。
 道徳科の実施に当たっては、授業の質的な転換を図るために、学習指導過程や指導方法の工夫が求められています。具体的には、子供自身が自分の問題として道徳的諸価値を考える主体的・対話的で深い学びを実現するために、指導者が道徳科でねらっていることをしっかりととらえることがより重要になります。そのポイントは、次の二点です。
○道徳科の学習では、授業の質的な転換を図るために、指導者は目標を理解し、子供が道徳的諸価値の理解を基に、多面的・多角的に考えるための多様な指導方法を意図的に取り入れていくこと。
○道徳科の授業展開としては、年間指導計画上の工夫、単位時間内での工夫など様々な工夫が考えられるため、学校の実態、子供の実態を踏まえた上で、主題やねらいに応じ、適切に教材を選択していくこと。

 つまり、道徳科の授業においては、子供の問題意識を大切にした主体的な学習となるよう配慮することが肝要です。そのための指導方法は様々ですが、指導方法については、次の例示を参考にするとよいでしょう。
 1 読み物教材の登場人物への自我関与が中心の学習
 2 問題解決的な学習
 3 道徳的行為に関する体験的な学習
(H28.7.22「道徳教育に係る評価等の在り方に関する専門家会議」)

 これらの学習を取り入れることで、道徳的諸価値に関わる問題について、多様な他者と共に考え、議論する中で、多面的・多角的な見方へと発展し、道徳的諸価値の理解を自分自身との関わりで深めることが可能になると期待されています。
 これら一つ一つの指導方法には、独立した指導の「型」があるわけではなく、また、はっきりと区別して指導できるものでもなく、柔軟な発想の下に授業が構想されることが望まれています。

 次回は、「読み物教材の登場人物への自我関与が中心の学習」について掲載します。


【日進市立梨の木小学校】情報モラル「スマホによるすれ違い」を題材として「友情」について考えを深めた道徳の授業

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 本校児童のスマホ所持率は、高学年になるにつれて増加する傾向にある。多くの児童が、無料通話アプリを実際に利用している。そこで、無料通話アプリを利用する際に、友達関係のトラブルを未然に防止するための学習を行うことにした。
 初めに、ある4人組のやり取りを提示した。資料は、仲のよい4人組が、無料通話アプリを利用してやり取りをしている。「Aさんの家がよかった」という意味で「Aさんの家よくなかった」と送ったが、他の児童に、「Aさんの家はよくなかった」と、とらえられてしまい仲間外れにされてしまったという内容である。
 今回の授業を通して、「相手に分かりにくい表現で送ってはいけない」「送る前に文章を確認する」「相手の意図を聞かず、グループから外してはいけない」などの意見があった。そして、文字だけのコミュニケーションに頼らず、大切なことは直接会って話すことを大切にする気持ちが生まれたと思われる。本時の学びを忘れず、実生活でも無料通話アプリの使い方を振り返り、正しく利用してほしい。

【新城市立鳳来東小学校】情報モラル教育実践

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 昨年度は、「スマホの安全教室」を開きました。今年は、インターネットの正しい使い方を中心に学びを進めています。
 5・6年生は、総合的な学習の時間で、校区内にある乳岩峡(ちちいわきょう)の学習を始めています。まず、インターネットを利用して調べてみました。乳岩峡は、国の天然記念物に指定されています。峡谷美やきれいな川の水の写真に、子供たちの目が奪われます。ここで写真やイラストなどには著作権があるから、勝手にコピーをしてはいけないことを学習しました。その後、インターネットで調べていくと、いろいろなレビューが載っているけれど、これを本当に信用してよいのだろうかという話になりました。ほとんどは正しい情報ですが、中には間違った情報があるかもしれないので、しっかり確かめなければいけないということを確認しました。
 今度は、自分たちの足で乳岩峡へ行き、自分たちの目でその美しさを味わってきたいと思います。

【東郷町立諸輪中学校】スマホ・ケータイ安全教室

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 1年生の生徒と保護者を対象に、携帯電話会社から講師の方を招いて、「スマホ・ケータイ安全教室」を開催しました。スマートフォンのトラブル事例について、動画を見て学びました。生徒たちの真剣な様子から、これらのトラブルが人事ではないという気持ちが伝わってきました。その後、トラブルに遭わないために何が必要なのかについて、講師の方より話を聞きました。
 講師の方の話を通して、家庭でのルールづくりやルールを守ることの大切さを理解することができました。また、子供の成長に合わせて、フィルタリングのレベルを変更できることや、スマートフォンを利用できる時間帯の設定、利用状況の把握の仕方などについて話を聞くことができ、教師や保護者にとっても大変有意義な学びの場となりました。
 正しく使うことができれば便利なものだからこそ、トラブルを未然に防ぐ指導を今後も大切にしていきたいと思いました。

【豊山町立新栄小学校】 親子観劇会

 本校では、毎年、親子で参加する芸術鑑賞会を開催しています。
 本年度は、劇団をお招きし、「学校ウサギをつかまえろ」というタイトルの演劇を、全校児童・保護者・教職員で見ることができました。
 学校の飼育小屋から逃げ出したウサギを助けようとする子供たち。たまたま起きたささやかな事件の中、教室の中とは違う顔のクラスメートに驚いたり、見直したりと、ピンチをチャンスに変えていく子供たちの姿はとてもドラマチックなものでした。
 誰かと一緒に夢中で何かを成し遂げたときに感じる「みんなありがとう」という気持ちは忘れられない宝物であるというメッセージは、子供たちの心にしっかりと残ったようです。
 観劇後、子供たちからは、「歌や踊りがあったり、舞台がまわったりしておもしろかった」「みんなのアイデアと努力でウサギがつかまえられてよかった」などの感想を聞くことができました。
 今回の観劇が、家庭でもよき話題となり、心のつながりをより深めるものとなることを願っています。

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【一宮市立瀬部小学校】ペア学級の取組を通して

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 本校では、ペア学級での取組に力を入れています。その活動例を二つ紹介します。
 一つ目は、「ペアそうじ」です。6年生の児童が、掃除の仕方をペア学年である1年生に教えています。6年生は、最高学年としての自覚をもち、どのように教えたら1年生にとってわかりやすいのか考えたり、どんな声かけをしたら1年生が意欲的に清掃活動に取り組んでくれるのかを考えたりしています。1年生は、6年生とふれあいながら清掃に取り組むことで学んでいます。
 二つ目は、「読書ゆうびん」です。6月の読書週間で、全校生徒が、ペアの子におすすめする本の紹介をはがきに書きます。そして、はがきが届いたら、返事を書きます。上の学年は、ペアの子が読めそうな本を見つけてきたり、自分がその学年の頃に読んでいた本をすすめしたりしています。ペアの子のことを考え、「漢字で書くとわからないから読み仮名をつけよう」「ひらがなで書いた方がいいかな」と相手のことを思いやる姿が見られました。ペアの子に紹介してもらった本を、さっそく図書館に探しに行き、読んでいる姿も見られました。
 こうした活動を通して、全校児童の仲が深まってきています。今後もこうした児童の心を育てる活動を全職員で支えていきたいと思います。

【田原市立若戸小学校】結びつきを深めた春の遠足

 本校では、毎年、縦割り班で春の遠足を実施しています。今年も、天候に恵まれ、春の遠足に楽しく出かけました。
 初めに、1年生の歓迎会を運動場で行いました。縦割り班ごとに自己紹介をして運営委員会が計画したゲームを行い、異学年での交流を深めました。その後、縦割り班ごとに歩いて海まで行きました。途中、イチゴ狩りをしました。どの子もイチゴ狩りを楽しみにしていたので、真っ赤に実ったイチゴをとてもうれしそうに食べていました。6年生は、1年生に優しくイチゴの取り方を教えていました。
 イチゴ狩りの後、赤羽根の海に行きました。海では、ごみ拾いをしたり、お弁当を食べたりしました。そして、縦割り班で遊ぶ予定でしたが、全校で遊びたいという声があがり、全校で「けいどろ」をすることになりました。とても盛り上がりました。今年も、全校、仲よく助け合いながら結びつきを強めていけそうです。
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【江南市立古知野西小学校】防犯教室

 本校では、毎年、江南警察署生活安全課の職員の方をお招きして、「防犯教室」を行っています。
 昨年度は、「セルフディフェンス−守ろう自分のいのち・ネットモラル教室」と題して行いました。
 スマートフォンやパソコンを利用する人の低年齢化が進み、小学生がネット問題にまきこまれるケースが増えてきている中、ネットの危険性を知り、安心・安全に使うことを学ぶ会となりました。
 毎年継続して開催するとともに、保護者の参加も募るなど、児童だけでなく、家庭・学校が連携して家庭での情報モラルを高めていければと考えています。
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【常滑市立小鈴谷小学校】 砂の造形

 本校では、縦割りグループを作り、様々な活動に取り組んでいます。5月15日(火)の「海に親しむ会」では、校区にある海水浴場に行き、海の生き物探しや海岸清掃などを行いました。
 その中の「砂の造形」では、潮が引いた砂浜で、1年生から6年生の全員がカラー班(縦割り異学年グループ)に分かれ、協力して作品の制作をしました。6年生が中心となって計画を立て、みんなに説明をし、作業の割り振りをし、作り始めました。「ここをもっと掘って」「何か飾りになるものがほしいけど、何がいいかなあ」など、作りながらいろいろ相談して作業を進めていきました。そうすることで自然にコミュニケーションが図られ、グループの仲がよくなり、完成のころには笑顔いっぱいで話をする姿がたくさん見られました。ペンギンやハンマーヘッドシャーク、イルカなどたくさんの力作がそろいました。最後の結果発表では、大きな歓声と拍手が起こり、楽しい1日が終わりました。
 これからも、読書週間で高学年児童が低学年児童に読み聞かせをしたり、休み時間に縦割り異学年グループで一緒に遊んだりして、異学年が交流する活動を通して、互いに思いやる心を育んでいきたいです。
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【あま市立甚目寺南中学校】ネット機器と賢く向き合う

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 5月14日(月)の5限に、情報モラル教室が行われました。今回は外部講師として勝野祐子先生に来ていただいて、ネットの利便性、危険性をわかりやすく話していただきました。「無料通信アプリの書き込み」や「スマホ依存、ゲーム依存」の問題など、今後どういったことに注意してネットにつながる機器を使えばよいのかを、しっかり考えられたと思います。ネット機器を使う上で大切なキーワードは以下の三つです。
1.フィルターをかけてもらう。
2.ルールを守る。
3.相手を思いやって利用する。
 使う人自身が責任をもって、フィルターをかけるなどの対応をし、また、見えない相手を思って使用する大切さを感じた1時間となりました。

―生徒の感想―
○情報モラル教室でいろいろと話を聞いて、SNSの恐さを知ることができました。私は無料通信アプリをやっているけれど、家族しかつながっていないので、あまり心配していませんでした。しかし、SNSでの被害がたくさんあったので気をつけたいです。
○無料通信アプリやSNSを使うときは、家庭でのルールをきちんと守り、いじめやトラブルがないようにしたいです。困ったことがあったら、近くの大人に相談して、きちんと解決しようと思いました。
○フィルタリングをかけることによって、様々な危険などから私たちを守ってくれるのはすごいと思いました。最終的には、やはり、自分のことは自分で守るということをしっかり心にきざみ、SNSを使おうと思いました。
○フィルタリングをかけることによって、より安全・安心に生活ができるということを知り、ぜひかけてみようと思いました。言葉しか見えない世界では、表情や気持ちが見えず、言葉のとらえ方も人それぞれです。だから、友達に対しての言葉づかいに注意し、もし誰かが悪口を言っていたら「やめようよ。」と言えるようにしたいです。SNSでの知らない人とのやりとりは、危険だということも学びました。自分の判断で知らない人と連絡先は交換せず、自分で自分の身を守っていきたいです。