【犬山市立犬山北小学校】思いやりを育てる情報モラル教育

 本校では情報の支援サポートとして、外部の方に、各学年、年間3回ずつ授業を行っていただいている。コンピュータの操作の仕方だけでなく、学年に応じた情報モラルも計画的に学習している。
 3年生では、ゲーム機の機能を介して、子供たちが簡単に悪質サイトにつながってしまうという疑似体験した。とてもリアルで本気で危険だと感じる子もいて、深い学びとなった。
 6年生では、SNSで、言葉のとらえ方の勘違いから仲間外れにされてしまったという映像を見ることで、SNSの怖さについて学習した。高学年になると、実際に無料通信アプリを使って友だちと会話している子供もいて、真剣に学ぶ姿があった。
 低学年では、情報モラルの入り口として、ちょっとした悪口や、いたずらで書いた手紙が、友達の心を深く傷つけてしまうことがあることを学習した。思いやりの心をもつことの大切さや、善悪の判断を正しくできることを心がけて指導にあたっている。継続的な情報モラル教育を今後も続けていきたい。

【武豊町立武豊中学校】スマホ・ケータイ安全教室

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 携帯電話会社より講師の方をお招きして、スマホ・ケータイ安全教室を全校生徒982人を対象に開催しました。
 ゲームや動画サイト、SNSなどスマホ・ネットへの依存、ひぼう中傷や写真掲載などの情報発信トラブル、無料コンテンツの落とし穴と自画撮りの危険性について、実例を基に教えていただきました。「スタンプが無料でもらえる」という広告で簡単に個人情報が流出してしまう話など、使い方を理解していないと危険であることを、動画とスライドで紹介していただきました。
 スマホと上手に付き合っていくためには、「ネットは人が作った情報でできており、いつでもできる、なくても生きられる。」ということを認識し、人や自然など、現実世界こそが生きていく場所であることを理解することが大切であることを学びました。
 生徒からは、「スマホの危険性を改めて感じました。」「中学生という年齢は、スマホを使ったいろいろな事件に巻き込まれる可能性があることを知りました。使い方を気をつけたいです。」など、スマホとの付き合い方について、たくさんの感想が聞かれました。

【知立市立竜北中学校】スマホ・ケータイ安全教室

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 本校では、毎年携帯電話会社の方をお招きして、「スマホ・ケータイ安全教室」を行っています。
 中学生の実態として、ケータイ電話を持っていなくても、パソコン、ゲーム機などでインターネットを日常的に活用する生徒が多いようです。インターネットの利便性はわかっているが、危険性については、自分には関係のないものとして考えているのではないかと思われます。
 「スマホ・ケータイ安全教室」の内容は、次のとおりです。
・インターネット上に掲載されている写真は、全世界の人が見ることができ、トラブルや犯罪に巻き込まれる危険性があること。
・何げなくクリックしてしまうと、個人情報が知られてしまうような危険なサイトがあること。
 生徒の感想からは、身近なことと受け止めて、トラブルに遭わないようにしようという意識を高めることができたと感じられました。

【刈谷市立平成小学校】「いただきます」の意味を考えよう(2年生道徳の実践)

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 子供たちは、給食の時間になると、元気よく「いただきます」とあいさつをします。ところが、その後、盛り付けられた給食を減らしたり、食材を食べ残したりする子が多く見られました。そこで、紙芝居『いのちをいただく』を教材に取り上げ、「いただきます」という言葉にはどんな思いが込められているかをじっくり考えさせることで、毎日の食事を見つめ直してほしいと考えました。
 実際の授業は、次のような流れで行いました。
1 日頃の食事では、どんな気持ちで「いただきます」と言っているかを考える。
2 教師が紙芝居を読み聞かせ、牛の食肉加工の仕事をしている坂本さん(主人公)の気持ちが揺れ動く様子を、話の展開に沿って考えていく。
3 これからどんな気持ちで「いただきます」を言いたいかを考える。
 子供たちは、授業の最初には、「早く食べたいな」「おいしそうだな」「作っている人にありがとう」などの気持ちで「いただきます」と言っていると答えていました。しかし、紙芝居を通して、坂本さんが苦悩しながら食肉加工の仕事を続けている姿に触れたことで、「おいしくいただくよ」「これからも食べ物を大事にするよ」「ありがとう、そしてごめんね」などの気持ちを込めて、これから「いただきます」を言うと答える子が増えました。
 さらに、この授業を終えてから、給食の残食が少なくなってきました。そして、教室のカレンダーには、「完食シール」がほとんど毎日貼られるようになりました。ある日の給食では、次のような心温まる場面に出合いました。一人の男の子がおかわりをしていたので、担任が近づいていって、小声で「最近残す人が少ないね。何でだろうね」と問いかけました。すると、その子は、「きっと『いのちをいただく』の授業をやって、みんな残さなくなったんだね」とすぐに答えたのです。ここで紹介した授業の内容が、生活に生きているとはっきり感じることができ、授業者としてうれしさでいっぱいになりました。

【一宮市立今伊勢中学校】ピア・サポート活動について

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 本校が取り組んでいるピア・サポート活動の“ピア(Peer)”とは、「仲間」という意味があります。そして“サポート(Support)”とは、「支援」を意味しています。
 “ピア・サポート”とは、仲間同士で相互に支え合う活動を通して、子供たちがもっている成長する力や自分で解決していく力を高めていこうとする活動です。
 3月に、1・2年生のリーダーが出身の小学校へ出かけ、通学団の班長と一緒にピア・サポートの研修を行いました。友達同士がもめたときに、どのように解決していけばよいのか、ロールプレイングをしながらスキルアップを目指していきました。中学生がケンカ仲裁のロールプレイを模範として示し、各班で中学生が中心となって実践をしていきました。
 今回の研修を終えて、「友達とのトラブルがあったときに、どのように話合いを進めていったらよいか知ることができてよかった。実際にそうした場面に遭遇したら、今回のことを思い出して、仲裁をしていきたい。」という生徒の感想を聞くことができました。
 今後も、小学校・中学校でピア・サポート活動に取り組んでいきたいと思います。

【岡崎市立六ツ美中学校】情報モラル講習会

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 平成29年7月17日に、岡崎市情報教育センターから講師を招き、情報モラルについての講話をしていただきました。
 現在、本校でも無料通信アプリ、オンラインゲーム、動画共有サービスなどを利用している生徒が全校の半分ほどあり、その利便性、楽しさからさらに広がることが予想されます。
 そこで、今回の講習会では、SNSに潜んだ危険性と使用する生徒の心の状態から陥りやすい危険性について、対話形式で進めていただきました。
 生徒からは「こんなに早くたくさんの人に広がるなんて」「知らない人に見られるのは怖い」「承認欲求が誰にでもあることなんだ」という感想が聞かれました。

【小牧市立小牧南小学校】市内一斉あいさつ運動

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 小牧南小学校のある小牧市では、1学期、2学期1回ずつ、「市内一斉に朝あいさつ運動」に取り組んでいます。
 本校では、職員はもちろん、PTAの方々、そして、児童会の運営委員の子供たちも、門に出て元気に「おはようございます」と声をかけ、全校の児童のあいさつが飛び交うよう活動しています。
 二つの門では、腕章をかけた高学年児童の呼びかけで、登校してくる児童たちは、どの子も笑顔で挨拶を返してくれます。気持ちのよいあいさつを交わすことで、心が通じ合い、お互いを思いやる行動にも結びついています。

【刈谷市立住吉小学校】一歩立ち止まって考えよう

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 3年生が、1月の授業参観日に道徳で情報モラルの授業を行いました。まず、導入で「家庭でインターネットの使い方の決まりがあるか?」と尋ねると、ほとんどの子供が「特に決められていない」に手を挙げました。保護者も、子供がまだ3年生ということもあって、あまり敏感になっていない様子でした。そこで、インターネットで検索をしていたら、右のようなサイトにつながり、「あなただったらどうしますか?」と質問をしてみました。すると、「入力する」と答えた子供が2名で、理由は「続きが読みたいから」でした。「入力しない」と答えた子どもは30名で、理由は「怖い感じがする」「お母さんにすごく怒られる」「家族に相談する」といったものでした。保護者も自分の子供の様子を真剣に見ていました。
 その後、明るいこころの「とどいた広告」を題材に取り上げました。内容は、主人公のたくやくんが、自宅で友達と一緒にインターネットで調べ学習をしていた時、ただでゲーム機がもらえるという広告を見つけます。たくやくんは、どうしようと迷うわけですが、「ただ」という言葉にひかれ、個人情報を入力してしまいます。すると、後日、ゲームの請求書が届いてしまうという話です。設問として個人情報を入力したときの主人公の気持ちや請求書が届いたときの気持ちを考えました。子供たちは、「もし、本当に届いたらどきっとする」「お母さんに何て伝えよう」と自分事として考えることできました。
 最後に、もう一度、最初に見せた資料1を見せて、振り返りをしました。「入力する」と答えていた子供も、「個人情報を簡単に入力してはいけないと思いました。本当に、怖いことにつながっていくと思いました」と振り返りに書くことができました。今回の授業をきっかけに家庭でも話題にしていただき、早い段階からインターネットの利用について、家庭でのルール決めをお願いしました。

【半田市立乙川中学校】あいさつ運動で心を磨く

 半田市では、いじめのない学校づくりを、子供たち自身の手で進めるために、市内5中学校の生徒会役員が集まり、「生徒会サミット」を開いています。いじめ根絶に向け、平成25年10月に発表した「スマイル宣言」の普及・浸透を目指し、毎年話合いを重ねています。
 乙川中学校では、体育館で朝礼を行う際に、入り口付近であいさつ運動を行っています。生徒会執行部を中心に、生徒が「のぼり」を手にして、いじめ根絶に向けた活動をしています。取り組み始めた頃は、執行部の生徒があいさつをしても、小さな声であいさつをしたり下を向いたりする生徒が多くいました。しかし、毎週取り組むことで、あいさつが飛び交う学校になってきました。現在では、生活委員会とも協力をしながらあいさつ運動を行い、心が通い合う生徒の育成に努めています。

【稲沢市立大里東中学校】相手の立場を考えて

 本校では情報モラルに関する実態調査をもとに、情報伝達の安全性とマナーを考えるための道徳の授業を実施しました。
 情報モラル教材「春野家ケータイ物語」を視聴後、登場人物の気持ちについて話し合うことで、相手の立場に立って考えることの大切さを学びました。
 真剣なまなざしで意見交換をする姿が印象的で、「自分勝手な書き込みは取り返しのつかないことになると思った」「お互いにとって気持ちのよい内容を書き込むことが大切だと思う」といった感想が寄せられました。

【豊川市立国府小学校】 個人情報の保護

 本校では、「コンピュータや各種視聴覚機器を積極的に利用し、子供たちの情報選択能力や情報活用能力を養うための指導内容・方法を研究し、実践する」ことを目指しています。
 子供にインターネットへの印象を聞くと、1学期に行った調べ学習を想起して、「楽しい」「詳しく書いてある」など、よい印象ばかりがあがりました。4年生では、教育情報サイトを活用して、個人情報についての授業を行いました。
 授業では、「環境について調べていると、こんなページがありました。あなたならどうする。」と子供たちに投げかけました。「自然環境を守る活動を応援してくれる人は、名前や住所を入力して、応援するボタンを押してほしい。」
 「あなたなら応援するか、しないか」と発問しました。「環境は大切だから応援する」と答える子もいれば、「怪しいサイトかもしれないから応援しない」と答える子もいました。また、「応援したいけど、名前や住所を書くのは嫌だ」と答える子もおり、お互いに考えの根拠を述べていきました。話合いを終えた後、もう一度「応援するか。応援しないか。」問いかけたところ、「怪しいサイトかもしれないから考える」と答える子が多くいました。
 インターネットはとても便利だが、その反面それを悪用しようとする人もおり、自分で安全かどうかしっかりと判断したり、周りの人の意見を聞いたりして、安全に使用していこうという態度を今後も育んでいきたいと思います。

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【豊橋市立南稜中学校】 いのちの授業

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 6月8日に「いのちをバトンタッチする会」の講師の方をお招きして、「いのちの授業」を行いました。講師の方のご長女が小児がんと診断されてからの闘病のお話や、そのときに感じたことを、優しい口調で一人一人に語りかけるようにお話しくださいました。わずか3歳の女の子が、つらく苦しい病気との闘いの中でも家族のことを気にかける様子や、その子のことを思う御両親や弟の話に、どの生徒もじっと聞き入っていました。「人はいつか必ず死にます。でも、今を一生懸命に生きていれば、いつか命は輝きます。」「大切な誰かが苦しんでいたら、寄り添って手を握ってあげてください。」
 講師の方のお話は、多くの生徒に命の大切さ、今を一生懸命生きることの大切さを教えてくださいました。
 生徒の感想を紹介します。 
・いのちの授業を聞くまでは「いのちは大事 大事」とは思っていてもそんなに深く考えていませんでした。だけど、今日の授業でそんな普通に考えているようではダメだと思いました。長女さんが何事にも必死に生きて、それに比べて僕たちは幼稚園に行けて当たり前だとか思っていて申し訳ないなと思いました。「大切は人がいずれは必ず死ぬ」、そのときの悲しさを僕はまだ知りませんが、今日の授業の話を聞いていずれは絶対にそういうときがくると思うとすごく悲しい気持ちになりました。だから、僕はどんなことがあっても親が死ぬ前までには絶対に生きたいです。
・私が講師の先生の話を聞いて思ったことは、「いのち」をとても大切にしていかなければいけないということです。話を聞いて、今までいのちはいつなくなるかわからないということは理解をしていても、実感がわきませんでした。だから、同じ年月を生きてきた子が死んでしまったというニュースなどを見ても自分は大丈夫と思ってしまっていました。ほんのたまに死んでしまいたいと思ってしまうことがありますが、今日のお話で「どんなことがあっても親より先に死んではいけない」という言葉を聞いて、親や友達を悲しませないためにも一生懸命生きていきたいです。

【一宮市立尾西第三中学校】スマートフォンの使い方講座

 『縁エキスパート』さんによるスマホ教室を行いました。動画やSNSの使用についての講話を聞きました。
 個人情報をさらけ出したりしない。録画されて困ることはしない。また、ネットの匿名性を利用してだまそうとする人がいることを理解し、動画や動画投稿サイトなどを使用する上で気を付けるべき点も教えていただきました。
 SNSのプロフィール欄に深く考えずに個人情報を載せることや、ネットで知り合った人とのトラブル、最近の小中学生が関わる事件、スマホを1日2時間使用すると、1年のうち30日間スマホに費やすことになることなどを教えていただき、スマホの使い方について深く考えさせられる1時間でした。
 生徒からは、「ふだん何げなく使っていたスマホだけど、意外なところに危険が潜んでいることがよく分かった。」「スマホを触る時間を今までよりも減らしていきたい。」などの感想がありました。

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【豊橋市立津田小学校】個人情報を守るためにはどうしたらよいのかな

 津田小学校では、特別支援学級の児童を対象に、「個人情報を守るためにどうしたらよいのか」について学ぶ授業を行いました。
 授業の導入では、カードを見ながら意見交流をし、どんなものが個人情報に該当するのかを理解することができました。
 また、個人情報漏えいに関するDVD教材を視聴しました。動画の内容をカードで示しながら確認することで、個人情報を知らない人に教えてしまうと、自分や家族が危険な目に遭うということを実感することができました。そして、もしものときの対処の仕方を自分なりに考えることができました。
 授業の終末には、「知らない人から個人情報を聞かれる」という場面を想定して、ロールプレイングを行いました。みんなで考えた対処の仕方を生かしながら、個人情報を漏らさないように対応する児童が多く見られました。
 授業を通して子供たちは、「個人情報」というものの存在を知り、それを守っていかなくてはならないという気持ちをもつことができました。今後も、情報モラルに関する授業に繰り返し取り組んでいきたいと思います。

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【知立市立知立東小学校】 ふれあい班活動

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 外国人が多く住む知立団地の中心にあり、外国人児童が全校の約6割を占めている知立東小学校。本校では、1年生から6年生までが15のグループに分かれ、一緒に遊ぶ「ふれあい班活動」を実施しています。
 「ふれあい班活動」は、木曜日の給食後の40分放課に行われます。事前に5・6年生の児童がリーダー会を開き、各班の活動のめあてを決めたり、どんな遊びをするか話し合ったりしています。例えば、リーダーの5・6年生のめあては、「分かりやすく、遊びのルールを説明する」「困っている子がいたら、やさしく声をかける」などです。
 遊びを決めるときは、「だるまさんが転んだ」「ぐるぐるじゃんけん」「王様ドッジボール」など、低学年の児童も楽しく遊べる種目を選びます。また、当日はお手本を見せるなどして、分かりやすくルールを説明する姿が見られます。
 この活動を通して、異学年間の交流ができるのはもちろんですが、高学年の児童のリーダーシップや、下学年の友達に対する思いやりを育むことができます。また、1〜4年生の児童は楽しく遊びながら、かっこいい高学年のお兄さん、お姉さんの姿に憧れたり、ルールを守ることの大切さを身に付けていったりします。
 「ようこそ1年生集会」「6年生を送る会」では、代表の児童が知立東小の楽しい活動や6年間で心に残った思い出として、この「ふれあい班活動」のことを取り上げていました。児童にとっても、楽しく、思い出に残る活動であることが分かります。
 この「ふれあい班活動」では、日本を含め12か国のルーツをもつ多様な子供たちが、リーダーを中心に仲良く遊び、ときどき起こるトラブルも力を合わせて乗り越えながら成長していく様子がたくさん見られます。
 今後もこの活動を大切にし、東っ子の豊かな心を育んでいきたいと思います。

【美浜町立野間中学校】 幼いころの写真から

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 本校では、毎年春に、2年生の家庭科の授業で、幼いころの写真とそれに関するエピソードを保護者に聞いてレポートにしています。なかには自分でも覚えていないようなエピソードを教えてもらう生徒もおり、レポート作成を通して、幼いころに親から受けた愛情を実感することができています。
 また、作成したレポートは、家庭科室の前の廊下にクラスごとに掲示されます。名前を隠してクイズ形式にして掲示することで、真剣なまなざしで掲示物に目を通す生徒が多く見られます。顔が今とほとんど同じでクイズにならないような生徒、別人と間違えられてしまう生徒、言われると何となく面影があるのがわかる生徒など、家庭科室前に、にぎやかな雰囲気が生まれています。
 幼いころの写真は、親からの愛情に気づくためだけでなく、仲のよい友達の知らなかった一面を知ったり、新学期を迎え、新しくできた友達同士の会話のきっかけになったりするなど、豊かな人間関係を築くものとなっているように感じます。

【小牧市立岩崎中学校】PTA特別講演会

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 10月14日(土)、PTA特別講演会を開催しました。平成29年度は、「私たちの体は、食べているものでできている」というテーマで、保護者と教員が参加し、研修を深めました。
 成長期の子供には、食事が大事です。食事は体をつくるだけでなく、心を育てると言われています。食事を見直すことで、学力が上がったという事例も紹介されました。また、ストレスやイライラが減るという話も聞きました。
 これからも学校と家庭がそれぞれの役割を果たし、ともに協力し合って、生徒の健全育成を目指していきたいと思います。

【豊橋市立南部中学校】たった一言のちがいで

 本校の生徒に実施したアンケートの結果から、現在多くの生徒が携帯やスマートフォンなどを所持し、無料通信アプリをはじめ多くのSNSを使用していることがわかった。SNSのトラブル防止とSNSの怖さを学ぶため、実話を基にした情報モラルの授業を行った。
【資料の内容】
 ふだん仲のよいグループ同士が、SNSを使って会話をしていたところ、誤解を生んでしまい、学校で無視されるようになった。文字だけだと正確に伝わらないことがあることを学び、生徒自身にSNSの使い方を考えさせる。
【生徒の感想】
・たった一言の違いで仲間外れにされるなんて怖い。
・絵文字を付けて相手に自分の思いが伝わる工夫をするべきだったと思う。
・受け止めるがわも、すぐに仲間外れにしないで、もう少し話を聞いてあげるべきだったと思う。
・文字だけで伝えるって難しいから、直接会って話すことも大切だ。
 生徒はSNSトラブルについて考え、送信するがわも、受け止めるがわも、気をつけて利用する必要があることに気づくことができた。また、文字だけのコミュニケーションでは伝えたいことが正しく伝わらなかったり、誤って伝わってしまったりすることもあるため、大切なことは直接会って伝えるということも大事にしたいという思いをもつことができた。

【知多市立八幡小学校】正しく使おうインターネット(正しいインターネットの使い方)

 本校では、スマートフォンを持っている児童も高学年になると多くなるという実態があります。スマートフォンやパソコンで、インターネットを利用することによって、トラブルが起こることが懸念されています。情報を受け取るがわとしては、受け取った情報が正しいかどうかを考えたり、情報を比べて何が正しいか判断したりすることが重要です。発信するがわとしては、発信した情報は多くの人に簡単にすぐに広まってしまうことや、一度インターネットに載せた情報はなかなか消せないということを知るのは大事なことです。
 今回の授業では、友達と撮影した写真のデータが人に回るうちに悪用されてしまう事例や、考えずにダウンロードしたデータを使ってしまうことで起きた危険なことについて、アニメーションやスライドを使って説明をしました。また、写真が第三者に利用をされてしまうことで、本人が不利益を被ることがあることについても説明をしました。
 児童からは「データをダウンロードするときはよく内容を読んでからにしようと思う」「写真を渡すときは、絶対に知らない人にあげないでねって言いたい」「書いてある文章の内容が分かるようによく勉強をしたい」などの感想がありました。
 今後も様々な教科を通して、情報モラルの意識を高めていきたいと考えています。

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【豊橋市立新川小学校】思いやりの心を育てる異学年交流活動

 新川小学校では、異学年交流の場を意図的に設けています。1年生と6年生、2年生と4年生、3年生と5年生のペア学年活動では、春の手つなぎ遠足を始まりにして、学年の発達段階に応じた交流活動をしています。6年生は、休み時間に1年生の教室に来て、遊びに誘ってくれたり、掃除の時間には、手本を見せながらほうきや雑巾の使い方を1年生に教えてくれたりしています。平成29年度の1年生は、「大きなかぶ」の音読劇発表会に6年生を招待しました。いつも優しくしてくれるお兄さんやお姉さんに楽しんでもらおうと、とても大きな声で発表をすることができました。「新川フレンドパーク」と呼ばれる縦割り班活動では、1年生から6年生で構成された「なかよし班」で協力してゲームに参加します。巨大だるま落としや、輪投げなどのゲームをしながら「がんばれ!」「ナイス!」など、励ましの声が聞こえてきます。
 これらの活動をとおして、上級生には、下級生や友達のことを考えながら行動する気持ちが芽生え、育っていくことを期待しています。また、そんな上級生の姿を見て、人に優しく接することができる下級生がどんどん育っていき、思いやりの心でいっぱいの新川小学校になっていくようにしていきたいと思います。

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