【豊田市立五ケ丘小学校】1年「事例で学ぶNetモラル」を活用した情報モラル授業

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 本校1年生は、コンピュータを使う活動が大好きです。お絵かきソフトを使って、色ぬりやスタンプを楽しんでいます。一方で、ふざけてコンピュータのキーボードを押したり、余分にクリックして遊んだりする児童もいました。
 そこで、「事例で学ぶNetモラル」というソフトを使って、これから多く情報機器に触れていく中で、大切にしたいことを考えることにしました。
 児童は、「ルールやマナーをまもる」という動画を、「あぶない」「それはだめだよ」と反応しながら、真剣に視聴していました。その行為はどうしてしていけないのかを考え、自分たちのコンピュータの使い方を振り返りながら、正しいコンピュータの使い方について話し合いました。児童の感想として、「コンピュータはみんなが使うものなので、大切にしたいです」「今までは、次に使う人の気持ちは、考えていませんでした。これからは、コンピュータをやさしく使おうと思いました」などが挙げられました。
 タブレットパソコンが導入され、児童自身が写真をとったり、インターネットで調べたりする機会が増えています。発達段階に応じて、正しい知識や情報モラルを身に付けさせていきたいです。

【小牧市立小牧西中学校】3年生の道徳の授業

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 小牧西中学校では、「絆」という学校テーマのもとで、同学年はもちろんのこと、異学年の生徒とも交流を深めようと意識して、学校行事や委員会活動などに取り組んできました。(写真左:体育大会)
 3年生では、卒業を控えた1月に、道徳の授業(写真右)において、佐賀のがばいばあちゃんの言葉「さよならと言えるだけでも、幸せ。またねと言えたら、もっと幸せ。久しぶりねと言えたら、もっともっと幸せ。」や気仙沼市の階上中学校の卒業式の映像を資料に、卒業について考えました。そこでは、「友達がいて幸せ」「これからも友達を大切にしたい」「家族に感謝したい」などの振り返りが見られました。
 今後も、子供同士や子供と大人の絆を深めることを大切に、子供たちの成長を支えていきたいと思います。

【大府市立大東小学校】セルフディフェンス講座

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 本校では、1月に外部講師を招いて、4年生の児童を対象に「セルフディフェンス講座」を行いました。自分を守り、大切にするためにはどうしたらよいか、事例をもとに具体的な方法を考えました。その中で、インターネット・携帯電話の危険性について学び、利用する時のルールを家族と話し合って決めること、そして、利用するときの注意として、以下の四点について説明していただきました。
1.友達からの返事が、すぐこなくても怒らない。
  →家のルールを友達に伝えよう。
2.インターネットで知り合った人と、連絡しない、会わない。
  →インターネットやSNSには、うそが多い。
3.インターネットに、自分や友達の写真を載せない。
  →何かに使われたり、トラブルになったりする。
4.悪口、けんか、いたずらの書き込みは、犯罪である。
  →友達やタレントの悪口は書き込まない。
 これを機会に、子供たちには、家庭で決めたルールを守ることに加えて、今回、学習した知識や使い方に気を付けて利用してほしいと思います。

【瀬戸市立西陵小学校】スマホ・ケータイ安全人権教室

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 6年生が、「スマホ・ケータイ安全人権教室」で、携帯電話会社の方に来ていただいて学習しました。講話やビデオで、SNSや無料通信アプリ、スマホゲームなどについて、気をつけないといけないことや、賢く使うヒントを教えていただきました。スマートフォンや携帯電話を使ったことがあるという6年生がとても多く、使い方を間違えると怖いことに巻き込まれてしまうということを知って驚いていました。
 また、文字だけでは伝わらなかったり、誤解されてしまったりすることもあるため、受け取る側の気持ちを考え、ふだんから顔を合わせてコミュニケーションをとることも大事だということを教えていただきました。
 スマートフォンや携帯電話を賢く上手に使えるよう、ふだんから気をつけたいと思いました。

【大府市立大府西中学校】 心と体の健康を考える

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 本校では、生徒・PTA・保護者・教師を対象にして、学校保健委員会を、毎年2回行っている。
 1回目は、あいち健康プラザの医師を迎えて、「がんについて知ろう〜がんを予防するには〜」を行い、「がん」の基礎知識を習得し、生活の中での予防方法について学んだ。この学習を通して生徒は、「がんは、予防や治すことができないと思っていたが、食事や運動を見直したり、早期発見で予防をしたり、治したりすることができることが分かった」「自分の身近な人が、がんになったらと考えると他人事ではなく、とても大変なことだと思った。今日の話は、自分以外の人にも役に立つと思ったのでよかった」など考えを深めることができた。この学習を通して、「がん」という病気に関心をもち、改めて自己の健康と命の大切さについて気づくことができた。
 2回目は、本校の心の相談員とスクールカウンセラーが講師とし、「あなたのハートを応援します」を行った。お二人の方からは、人とのコミュニケーションについて学び、困ったことや悩みを解決していく方法を学んだ。本校生徒のアンケート内容への悩み相談のアドバイスもあり、生徒たちは自分の心と重ね合わせながら考えることができた。また、身近に相談員がいることへの安心感も高まった。さらに、保健委員会からは、友達との関わりで困ったときのコミュニケーション対応方法について、寸劇を入れた分かりやすい発表があった。様々な対応法があったので、日常の生活に生かすことができたり、共通認識を高めたりすることができた。
 これらの活動を通して、心と体に関する正しい知識を習得し、今後も、健康で楽しく安心した生活を送ることができるようしていきたい。

【東郷町立春木台小学校】「スマホ・ケータイ安全教室」を通して

 5・6年生は、総合的な学習の時間の中で、情報教育についての学習を進めてきました。その一環として、携帯電話の安全・安心な使い方や使う上での基本的なルールやマナーについて学ぶため、携帯電話会社の方を招いて、「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。
 本校でも、パソコンやスマートフォンを使って、写真や動画をインターネット上に載せてしまうことが、いかに危険であるかを認識していない児童が少なくありません。日頃の教師からの情報教育だけでなく、実際に起こったトラブルを新聞記事やアニメを使ってより具体的に教えていただいたことが、児童たちには大変貴重な機会となりました。
 例えば、友達と一緒に学校の前で撮った写真をSNSウェブサービスに載せたことで、自分や友達の名前、通っている学校、最寄りのバス停まで見知らぬ人に知られてしまったという話を聞きました。写真の位置情報から撮影場所が特定されてしまうこと、一度載せた写真は完全に回収することはできないことなど、児童たちが知らないことも多く、真剣な表情で講師の話を聞くことができました。講座後には、「ただ写真を載せただけなのに、友達に嫌な思いをさせてしまうなんて思わなかった」「個人情報が悪用されると、お金を取られたり、脅されたりすることが分かった」といった児童たちの感想が聞かれました。
 「インターネットからの情報を信用しない」「安易にアプリをインストールしない」「無料通信アプリでの会話は誤解を生みやすく、人間関係を悪化させることがある」といったスマートフォンや携帯電話に潜む危険性を教えてもらうことで、児童たちは改めて安全・安心な使い方やルールやマナーを確認することができました。

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【尾張旭市立旭中学校】学校・学年全体で!〜SNSの正しい使い方〜

 本校では、各学年において、学期のはじめや長期休業前の学年集会で、「SNSの使い方」等について注意喚起をしています。今年度は、1年生に、プレゼンテーションソフトを使用しながら、実際に起こったトラブルを事例として挙げながら、正しい使い方について説明しました。
 SNSは便利なものですが、使い方を間違えると事件につながる「危険なもの」に変わってしまいます。これからも、「便利なもの」として使っていけるように、指導していきたいと思います。
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【清須市立桃栄小学校】自分の成長を振り返る会

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 4年生は、「2分の1成人式」に向けて、これからの自分の生き方を考えるとともに、これまで成長してきた過程を振り返ります。今回の授業では、清須市家庭支援チームのみなさんと、最近出産されたお母さん方に講師としてきていただきました。絵本「いのちのまつり」の読み聞かせや妊婦体験、お母さん方のお話から、命を守り、つないでいくことの大切さとすばらしさを学びました。
 その中でもお母さん方にお聞きした「赤ちゃんを産んだとき、どんな気持ちでしたか?」の質問に対する答えがとても感動的で、心に響きました。「生まれる前から家族みんなで楽しみにしていて、生まれたときは、やっと会えた、と思いました。本当にうれしくて、今、思い出しても涙がでます」「幸せな気持ちにさせてくれる赤ちゃんは、私にとっても家族にとっても宝物。4年生のみんなもおうちの人にとって宝物だと思います」
 心からの笑顔で、ときには涙を浮かべながら語られた赤ちゃんへの想いに胸が熱くなりました。4年生の子供たちは、自分がどんなに大切にされているのかやどれほどの愛情を受けて育てられたのかを感じることができ、様々な場面を思い出して感謝の気持ちを抱いたようです。終わった後の感想では、「大変な思いをして産んでくれたお母さんにありがとうと伝えたいです」「いつか自分が赤ちゃんを産むときは、大事に育てたいと思いました」など、感謝や命をつないでいく言葉をたくさん聞くことができました。
 子どもたちが家に帰って、この授業のことをどう話し、家族に何と声をかけたのか、ぜひ聞いてみたいです。

【半田市立宮池小学校】心を育てるペア交流

 本校では、ペア学年(1・6年生、2・4年生、3・5年生)で交流の機会をもち、親睦を深めるために「ペア集会」という異学年交流を行っています。2学期のある「ペア集会」では、高学年が遊ぶ内容を考え、低学年をひっぱっていってくれ、「スノーマンをさがせ」というポーズをとるゲームを行いました。低学年の児童から「お兄さんと一緒に面白いポーズをして楽しかった。」「最初はルールがよく分からなくて不安だったけれど、お姉さんが教えてくれたから楽しくできた。」などの声を聞くことができました。3学期は、低学年が遊ぶ内容を考えたゲームを実施しました。高学年のペアの子に喜んでもらえるように、一生懸命に考えていました。
 また、全児童が体育館に集まり、ペアごとにクイズやゲームをする「児童集会」という行事を行いました。児童会役員の児童が中心となって企画をし、ペアの交流はもちろん、全校児童の交流の場として、子供たちも楽しみにしていました。3学期の児童集会では、「宮池小クイズ」と「新聞たたんでジャンケンポン」を行いました。「新聞たたんでジャンケンポン」は、ペアで一枚の新聞紙の上に乗り、じゃんけんに負けると新聞を折りたたんでいくゲームです。どんどん新聞が小さくなっていく中で、高学年が低学年を気遣いながらゲームに参加する姿が見られました。ペアと楽しそうにゲームに参加している児童の姿から、心も体も距離が縮まったようです。
 今後も、このような活動を通して、異学年の親睦を深め、お互いを思いやる心を育てていきたいと思います。

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【瀬戸市立光陵中学校】携帯安全教室

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 1年生の生徒を対象に、総務省東海総合通信局から講師を招いて「携帯安全教室」を実施しました。携帯電話の適切な使用方法やトラブルの事例について、動画を交えながらわかりやすく話していただきました。授業のはじめは、どこか他人事のような雰囲気がありましたが、話が進むにつれて自分自身と重なる部分に気付き、身近な問題であると感じている様子でした。
 携帯電話に依存してしまったり、トラブルに巻き込まれたりすることのないよう、家庭でのルールを設けて使用することや、情報モラルを身に付けることの大切さを学ぶことができました。また、技術が急速に進歩していく中で、モノに使われるのではなく、モノを使いこなすことができるよう、心も育てていかなければならないと強く感じた時間になりました。

【大府市立北山小学校】心ぽかぽか「ありがとうの木」

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 今年度10月に、保健委員会より「ありがとうカード」の取組が、児童会の代表委員会に提案されました。その目的は、「日頃伝えられない感謝の気持ちをカードに書いて伝え合う」「北山小を、ありがとうの気持ちであふれさせることで、更に仲のよい学校にする」というものです。この提案の前には、保健委員会によって、「みんなの心をぽかぽかにするためによい方法はないものか」と、いろいろな手段を話し合いました。そして、面と向かっては、なかなか「ありがとう」は言いにくいが、カードに書くことによって伝えやすくなるのではないかというアイデアが出たのだそうです。  
 期間は11月以降、3学期の終わりまでです。方法は、1枚目は各教室で全員にカードを配付して書いてもらいます。それ以降は、2か所の昇降口に設置したカードをポストに自由に入れてもらいます。出されたカードは、毎週火曜日・金曜日のお昼の放送で全校に順次紹介され、その後、保健室前の廊下に「ありがとうの木」として掲示されます。
 だれに「ありがとう」を伝えてもよいので、宛名は、友達、家族、先生、異学年のペアや通学班の仲間、給食調理員さん、地域のお年寄りなど、実に様々。放送で流れたり、掲示されたりすれば、子供たちも先生方も思わずにっこり、笑みがこぼれます。
 子供たちからは、何枚かカードに書いていたら、直接「ありがとう」と言うことも以前より楽にできるようになった、という声も聞かれるようになりました。これから3月にかけて、みんなの忘れがたい思い出の木になればと願います。

【豊明市立栄小学校】人権集会

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 本校は、12月の人権週間にあわせて「人権集会」を行いました。そこで、学生ボランティアによる読み聞かせが行われました。今年度は、「自分自身を大切にしよう」という趣旨で、「しげちゃん」と「チキンマスク」という2冊の絵本を選んでくれました。体育館の大スクリーンに絵本を映しながら、学生ボランティアが役割演技をしてお話が進んでいきました。
 会の終わりに、子供たちは、「名前には家族のおもいが込められていて大事にしたい」「優しいチキンさんはそのままですてき」など、感想を発表してくれました。全校で絵本の世界を共有し、一緒に笑ったり一緒に考えたりすることができたよい集会となりました。
 また、各学級でも、人権にちなんだ道徳科の学習を行いました。「人権集会」をきっかけに、自分自身のことや他とのつながりなどを考えることができたと思います。

【あま市立甚目寺東小学校】親子で学ぶ情報モラル

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 本校では、毎年、5・6年生児童と保護者を対象に、「情報モラル教室」を開催しています。今年度は、外部講師を招いて、スマートフォンの正しい使い方について、大きく三つの内容に分けて教えていただきました。
 一つ目は、個人情報の取扱いについてです。自分や友達の顔、自宅などの写真を安易にインターネット上に上げることで、個人の特定が簡単にされてしまうことを知り、驚いている児童が多くいました。
 二つ目は、SNSなどへの誹謗(ひぼう)中傷の言葉や画像からもたらされるいじめや犯罪についてです。ちょっとした悪ふざけが思いもよらない事件につながってしまったり、心ない悪口に悩まされることになってしまったりするケースは、児童にとって無関心でいられることではありません。児童は真剣な表情で話を聞いていました。
 三つ目は、スマートフォン依存についてです。現実の人間関係を楽しむことができず、仮想の世界に夢中になる物語の主人公を見て、どの児童もスマートフォンとの距離の取り方について考えさせられたようでした。

【児童の感想】
・僕は、一つの間違った使い方で、警察につかまったり、罰金をとられたりするまでの大変なことになってしまうと知って、とても驚きました。これからは、ルールを守って安全に使っていきたいと思いました。
・「情報モラル教室」を通して、インターネットの怖さを知りました。無料通信アプリは便利で、私もよく使います。有料スタンプがほしいと思うときもあります。でも、便利さと同じくらい怖さがあることを学んだので、簡単にクリックする前に考えて使いたいと思います。

 こうした内容を、児童が保護者とともに聞くことができる機会は、大変貴重です。保護者からは、「子供とスマートフォンについて話をするきっかけになりました」「フィルタリングをかけるなど、大人の側でできることはしていきたいと思いました」などの声が聞かれました。今後も、継続して取り組んでいきたいと思います。

【豊橋市立西郷小学校】私たちの学校は私たちがきれいに

 本校は、特産の次郎柿の果樹園に囲まれたみどり豊かな、全校112名の学校です。児童の数も多くないので、日頃の掃除の時間では、外庭掃除まで手が回らないのが現状です。
 そこで、月に1度、「私たちの使う学校は、私たちがきれいにしよう」と4、5、6年生のグリーン委員会の子が、朝礼台の前に掃除道具を用意し、1年生から6年生で構成された「なかよし班」で外庭の掃除をしています。朝の活動の時間に、「今からクリーンタイムを始めます」と、グリーン委員会の子のあいさつが聞こえます。高学年が考えたそれぞれの掃除場所へ道具を運び、各班で活動します。
 春は、大クスノキの落ち葉集め。夏は、草取り。秋は、イチョウやサクラの落ち葉拾い。毎回やることはたくさんありますが、上の学年の子が下の学年の子に仕事を優しく教えています。今まで自分たちが優しく教えてもらってきたことだからこそ、優しく教えてあげられるのだと思います。クリーンタイムの活動をつないでいくことで、心もつながっていくのだと感じられます。
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【あま市立甚目寺中学校】「温かい心を育てる」人権集会

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 本校では毎年、人権週間に合わせて、命の大切さや人との関わりの大切さを学ぶ「人権集会」を開催しています。本年度は、12月6日(木)に、甚目寺公民館で開催されました。生徒による作文発表の後、子ども心理療法士の古川泰子さんによる「自分で自分をコントロールする術」についてアドバイスをいただきました。
 最初に、3年生の生徒代表が、「いじめと僕の立場」と題して「一人一人が責任をもっていじめをしている人と向き合うことが、いじめを減らすために最も重要だ」と強く訴えました。その後、古川さんからは、「自分の意見を言うときに正しさを強調しない」「勉強とは生きていくのに必要なこと」「今の積み重ねの先に未来の自分がある」「できない、無理という言葉は使わない。ポジティブ思考に変えていく」など、どれもふだんの自分の考えや行動と合わせて考えることができる話をしていただきました。優しい口調で話され、温かく私たち一人一人の存在を認めてくれるような思いになりました。
 講演後、生徒からは、「今を生きることの大切さやすばらしさを忘れないようにしたい」「時間を大切にして、そのとき一瞬を大切に生活していきたい」「人と関われる喜びを大切にしたい」という、感想が出ました。いただいた言葉を今後の生活に生かしていってほしいと願っています。

【小牧市立味岡中学校】情報モラル学習

 年々、本校生徒の携帯電話、スマートフォンの保有率があがっています。インターネットや携帯電話、スマートフォンを使いすぎることによって、「ネット依存症」や「SNS依存症」に陥ってしまうという心配があります。そのため、よりよいインターネット社会との共生をねらいとして、以下の実践を行いました。

○6月に、3年全クラスで、情報モラルの授業を行いました。「事例で学ぶNetモラル」の映像教材を使って、グループで話合いを行いました。ふり返りには、「人にされて嫌なことはしない」「スマートフォンを使うときには、気持ちのコントロールをする」など、これまでに学んだことを確認することができました。
○夏休み、冬休みに、全校生徒対象で、「『ノーメディアデー』に挑戦しよう」を行っています。生徒本人が、4段階あるチャレンジレベルを選んで、携帯電話、スマートフォン、ゲーム、パソコンを使わない、触れない生活にチャレンジしています。「よく眠れた」「家族との会話が増えるなどスマートフォンがないと、他のことに使える時間が増えた」という感想が聞かれました。
○8月の出校日に、携帯会社から講師を招き、2年生保護者対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。スライドを見ながら、講師の話を聞いたり、話し合ったりしました。ふり返りには「スマートフォンは、とても便利なものだけれど、使い方を間違えると一生を左右してしまうことがあるので、使い方を間違えないようにしたい」などがあり、使い方を再確認することができました。

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【半田市立成岩中学校】人権教室の取組について

 本校の人権週間の取組を紹介します。
 12月3日を「成中人権デー」と位置付け、1時間目に校長先生の講話、2時間目に人権に関する道徳の授業を全校一斉で行いました。
 校長先生の講話では、アニメのキャラクターの逸話をもとに、一つの見方や考え方にとらわれずに、様々な見方で判断することを意識することで、自分や他人を大切にしていこうということを学びました。
 また、道徳の時間には、各学年共通の題材で行いました。3年生は、身の回りの生活の中で人権が脅かされている場面がないかどうかについて、2年生は、笑いによって人権が脅かされていないかどうかについて、1年生は、絵本「わたしのいもうと」を用いていじめについて授業を行いました。
 また、3日からの一週間を人権週間として、人権に関する掲示をしたり、いじめ防止標語コンテストにも取り組んだりしました。
 どの学年も人権や、自分や他人を大切にすることについて改めて考える機会にできたと思います。

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【知多市立佐布里小学校】携帯電話の落とし穴〜「特別の教科 道徳」の授業を通して〜

 本校の4年生が、道徳科の授業で、「携帯電話の落とし穴」について話し合い、考えを深めました。道徳科の教科書「新しい道徳4」の資料で、携帯電話の危険性について学びました。自分のスマートフォンやタブレットなどを持つ児童も出てきており、最近では「無料通信アプリいじめ」という言葉があるほどなので、SNSの使い方には十分な理解が必要です。
 資料の中では、4年生の主人公が、両親に自分の携帯電話を買ってとねだりますが、「携帯電話安全教室」で話を聞いてから決めようと言われます。「携帯電話安全教室」では、「三つの危険」について警察の人から話があります。
1.メールを見ながら歩いていて、自動車とぶつかった。
2.予定があったので友達の誘いを断ると、「いじわる、キライ」とメールで言われた。
3.曲をダウンロードしたら、3万円請求されてしまった。
 主人公は、この話を聞き、家族にもう一度相談しようと思いました。
 初めは、「友達と早くメールしたい、正しい使い方をするから大丈夫」などの意見が多かったのですが、終盤になると「こわいからまだ携帯電話はいらない」「もう少し大きくなってから買ってもらおう」という意見が出てきました。
 家の人からは、「現代は便利になった反面、危険なことが多くなったので、携帯電話など安易に持たせず、子供とよく話し、確認することが大切」「使い方を一緒に勉強する」「もう少し大きくなってから購入する」「判断力がないとトラブルに巻き込まれる」という意見があり、家族でもしっかり話し合えたようです。
 さらに、「新しい道徳」では、巻末に情報モラルの資料が入っているので、今後、他の学年でも授業を進めていく予定です。


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【東浦町立藤江小学校】スマホ・ケータイ安全教室

 携帯電話会社から講師に招き、5・6年生を対象に「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。 高学年になると、たくさんの子供たちがスマートフォンやタブレットを日常的に使っています。SNSでのトラブルやゲームの課金の恐ろしさなどについて、再現ドラマやスライドショーなどを見ながら分かりやすく学ぶことができました。講師から、スマートフォンや携帯電話を使うときに、覚えておくとよいことを三つ教えていただきました。
1 家の人や友達とルールをつくり、上手に使う。
2 人を傷つけたり、迷惑をかけたりする道具として使わない。
3 困ったときは、すぐにお家の人や学校の先生に相談する。
 子供たちは、とても熱心に聞き入っていました。授業後には、家庭でしっかりとルールをつくり、ルールを守ってスマートフォンを使うようにしたいという子供たちの感想がみられました。
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【あま市立美和東小学校】インプットの学びをアウトプットの実践力へ

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 「子供に、責任は負えません」「保護者から、借りて使わせてもらっていることを忘れてはいけません」
 5年生を対象とした情報教育の授業は、2時間続きで行われました。1時間は、コンピュータを使わないプログラミング、もう1時間は、コンピュータを使ったプログラミングでした。
 冒頭の言葉は、1時間目に行われた情報モラル教育の中で児童に伝えられた言葉です。ストレートに、ずっしりと重く児童の心に届けられました。多くの児童がスマートフォンを持っており、容易に操作している現状、危険の意識はありつつも、やりたい欲望や甘さが勝ってしまう現状が明るみになりました。
 「時間を決めてゲームをするという約束をきっちりと守りたい」「簡単な気持ちで扱わない」といった感想が児童から聞かれました。
 2時間目は、プログラミングの基本について学びました。相手は機械であり、感覚や感情、意見は通じず、具体的な事実のみを説明する力の必要性を実践しました。お題となるイラストを、ペアの相手に言葉のみで説明し、お題とぴったりのイラストが描けたら大成功。生き生きと取り組む児童の姿が見られました。