豊川市立代田中学校

社会とともに学ぶ学習活動

 地域連携・協働を通して、学び合い、高め合い、仲間意識を育む機会として年間計画に位置付けて、地域交流や地域への発信の実践に取り組んだ。

 ○ 取組内容例
  ・ 小中合同引渡し訓練の実施
  ・ 校区園児、児童、保護者来校参加のスポーツフェスタ開催
  ・ 乳幼児用おもちゃづくりと園児交流
  ・「生命を考える会」講演会の実施

詳細は、こちらを御覧ください。 →豊川市立代田中学校


【扶桑町立柏森小学校】人権集会「響く 歌・声 つながる心」

 本校では、心の教育の推進活動の一環として、人権擁護委員さんと一緒に「人権教室」を行いました。「全盲の歌姫」上田若渚さんを招いてのトーク&ライブです。生まれつき目が見えなくても明るく前向きに様々なことにチャレンジしている若渚さんの生き方と、心洗われるような歌声から、それそれがいろいろなことを感じ取り、たくさんのことを学びました。
 「アメイジング・グレイス」の弾き語りに始まり、オリジナル曲の「緑玉〜しぜん」「マザーチーク」、全国放送のテレビ番組でも歌った「糸」、そしてラストの「365日の紙飛行機」は柏っ子とともに歌っていただきました。最後に代表児童のお礼の言葉に続いて、全校で「U&I」を合唱して感謝の気持ちを表しました。とても心温まる会となりました。
 「人権教室」後、児童は「視覚障害があっても、とても明るく、素晴らしい歌を皆に届けていて感動しました」と感想を話していました。
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【稲沢市立大里中学校】生き方講演会〜耳をすます〜

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 本校では、今年度、「よりよく生きる」をテーマとした総合単元的な道徳学習を実践しています。10月29日(月)の学校公開日には、外部講師を招いて、「生き方講演会〜耳をすます〜」を開催しました。
 「生き方講演会」に向けて、全校生徒で「分かち合う」という歌の合唱を練習しました。講師がこの歌に込められた思いを考えながら練習を重ね、当日を迎えました。
 「生き方講演会」は、「分かち合う」の全校合唱から始まり、サリドマイド症候群をもって生まれた主人公の生きる姿から、困難に立ち向かい力強く生きることの尊さや、相手の心を理解し合う難しさ、心を分かち合えたときの素晴らしさを感じることができました。
(生徒の感想)
・自分も多くの人の苦しみに耳をすまして、その人が何を考えているのか考えて行動していきたい。
・障がいのある方に対して、同じ人間であり、自分と変わりないと思って生きていきたい。

【設楽町立田口小学校】教育講演会「笑顔でつながる みんなの『わ』」

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 本年度は、保護者会の折りに、地元出身の漫談家、さやか結さんを招いて、「こころの教育」にちなんで、「教育講演会」を行いました。
 さやか結さんは、親子で笑顔のすばらしさや大切さを考え、笑顔のあふれる町づくりをしようという内容の話をしてくださいました。
 さやか結さんのおなかの底から出される割れんばかりの笑い声や、元気のよい張りのある声を参考にし、グループごとに気持ちをこめた発声を練習したり、聞き合ったりしました。また、笑顔のつくりかたを教えていただき、お互いの表情を見合いながら、笑ったり挨拶したりする活動も行いました。
 子供たちは、さやか結さんの楽しくテンポのよい話で楽しい雰囲気に引き込まれ、元気よく挨拶したり、思いきり笑ったりしていました。そして、思いきり大笑いすることや笑顔で挨拶することは、自然体で素直に自己表現できる方法であることを実感しました。
 また、笑顔で周りの人や町全体を元気にできることも学びました。子供も大人も、笑顔のある生活のよさを感じ、よりよい町づくりにつなげていこうという意識を高めることができた講演会でした。

【新城市立千郷中学校】講演「人は、その人であるだけで大切な存在」

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 本校では、授業公開と同日に、「PTA教育講演」が行われました。講師は、PTA文化研修部の方から希望があった元高校教師の宮本延春(まさはる)さん。代表的な著書に「オール1の落ちこぼれ、教師になる」があります。大変な生い立ちから、クラスメイトによるいじめを経験された小学校時代。建築関係の仕事でお世話になった親方のこと。その後、夜間の定時制高校を卒業されて、名古屋大学へ進学されたこと。ユーモアを交えながらの楽しい話には、生徒の笑い声が絶えませんでした。あっという間の90分間でした。
 生徒の心に残ったのは、演題「人は、その人であるだけで大切な存在」に関わる話。「心の中で、一番大切な人を思ってください。その人が大切なのはなぜですか?何かをしてくれるからではなく、何かを持っているからでもなく、ただその人の存在が大切である」という宮本さんの語りには、大きな説得力がありました。

【東海市立横須賀中学校】いじめ防止あいさつ運動

 本校では、東海市の「子どもいじめ防止宣言」を受けて、「いじめ防止あいさつ運動」を実施しました。
 まずは、いじめについての意識調査を行い、その結果を受けて活動内容を決めました。具体的な活動内容は、次の三つです。
 1つ目は、生徒に常日頃からいじめに対してのアンテナを高く保ってもらうため、生徒議会にて、いじめ防止のためのポスターを作成し校内に掲示しました。
 2つ目は、生徒が登校する際に、生徒会や学級三役の生徒が正門に立ち、「いじめ防止キャンペーンの啓発運動」を行いました。「あいさつ運動」も兼ねて行ったこの活動によって、多くの生徒が、朝から元気よく笑顔で登校する姿が見られました。また、この啓発運動には、東海市いじめ防止キャラクターである「いじめにゃい」も参加をしてくれました。
 3つ目は、休み時間に、学級三役が廊下を歩いて、いじめ防止活動を行いました。
 「いじめ防止あいさつ運動」をとおして、学校全体として、いじめはいけないという意識の向上につなげることができました。

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【阿久比町立南部小学校】いじめをなくすための取組

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 本年度の児童会役員が、学校からいじめをなくし、自分たちが心豊かに学校生活を送れるように「いじめ防止」の企画を提案しました。それを受け、いじめをテーマに全校で考え、いくつかのいじめ防止の取組を行いました。それを以下に紹介します。
1 いじめアンケート
・阿久比中学校のアンケートをもとに、本校でも、4年生以上の児童にアンケートをとり、いじめの実態を把握しました。いじめをしたことのあるという児童数に対し、いじめをされたことのある児童数が多く、いじめについての認識に差があるという結果を得ました。
2 なんぶんかさい(学校公開日)での全校集会
・いじめアンケートの結果をふまえて、4年生以上の各学級で、いじめについて話合いを行いました。
・各学級での話合いを受けて、児童会役員、学級委員、なかよし学級委員で集会を開きました。
・集会で話し合われたことを、各学級に報告しました。
3 標語
・いじめ防止の標語を集めるキャンペーンを行い、集まった標語の中から三つずつ昼の放送で紹介しました。
・キャンペーン終了後、集まった標語の中から何点か選び、ポスターにし掲示をしました。また、2学期の学校公開日では、児童会進行のもと、いじめアンケートの結果や傾向と対策を発表しました。さらに、各学級で話し合って決めた、「いじめ防止の合い言葉」を宣言しました。この合い言葉を何度も確認し合うことで、学校の中からいじめをなくしていこうと呼びかけることができました。

【あま市立七宝小】 自主的校内研修会

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 本校では、「特別の教科 道徳」が本格的に実施された今年度、合計5回にわたる自主的な研修会を開催しました。その多くは、教師を子供に見立てた模擬授業です。毎回、担当者が自分の力量を高めるため、子供役の教師に対してオリジナリティにあふれた授業を展開します。その後、みんなで意見を出し合いながら、互いの指導技術向上に生かしていきます。実際に子供相手に授業を行った後には、子供の反応や様子などを報告したりもします。とてもよい雰囲気の中、みんなで学び合うことを通して職員のチームワークがよくなってきたと感じています。
 研修になかなか時間がさけない学校も多いと思います。本校は、あくまでも自主的な取組として、学びたい人が、学びたいときに学べるように、回数を増やしたり、気軽に参加しやすいような工夫をしたりしています。みんなが共通に関わることができ、また悩みを抱えている道徳こそ、校内研修を通して理解を深め、今後も学校の柱として、子供たちの道徳性を育んで生きたいと思っています。

【碧南市立新川小学校】 苦手なことにもがんばって取り組んでいこう

 5年生に、苦手なことでも最後までやり通し、他者や学校のためにもすすんで働く気持ちをもってほしいと願い、植村花菜さんの「トイレの神様」を用いた道徳の授業を実践しました。
 幼少期にトイレ掃除が苦手だった植村さんは、「トイレには神様がいる。毎日きれいにしたらべっぴんさんになれる」という祖母の言葉を信じ、毎日トイレを掃除するようになりました。植村さんの思いや行動を歌った「トイレの神様」を聴いて、植村さんがどのような気持ちから、今日もせっせとトイレをピカピカにするのかを考え、話し合いました。
 子供たちは、「ずっと美しい心でいたい」「周りがいやがることもがんばれるべっぴんさんになりたい」など、苦手なことでも進んでで取り組んでいこうという気持ちを高めているようでした。今後も、道徳科の授業を中心に、学校生活全体で、子供たちの進んで働こうという心を育てていきたいです。

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【岡崎市立秦梨小学校】 特別支援学級での情報モラル授業の実践

 本校では、特別支援学級の児童を対象に、「ひつじかいのこども」の資料を使い、「うそをついたりごまかしをしたりすると、信頼を失うことに気付き、正直にのびのびと生活しようとする態度を養う」ことをねらいとして授業を行いました。
 はじめに、「ひつじかいのこども」を読んで話し合いました。「大変だ。おおかみが来た」と、うその知らせをしているとき、羊飼いはどんな気持ちだったのか考える場面では、「大人がびっくりして楽しいな。うそが好きだよ」と答えました。
 次に、何回もうそをついていたずらを繰り返しているとき、羊飼いはどんな気持ちだったのか考える場面では、「大人をだますのは楽しいな」「大人があわてて楽しいよ」と答えました。
 そして、本当におおかみが来ているのに誰も出てきてくれなかったとき、羊飼いはどんな気持ちだったのか考える場面では、「かなしい、こわい」「びっくりした」と答えました。また、「羊飼いに何て言ってあげますか」の問いでは、「うそついちゃだめだよ」「村の人をだましたらいかんよ」と声かけができました。
 最後のまとめでは、「うそをつくと、周りの人みんなが困る」と学習を振り返ることができました。うそ(誤った情報)をつくと相手にとっても自分にとってもよくないということや、正しいことを伝えることの大切さを学ぶことができました。うそをつかないで、素直に明るく生活しようとする気持ちを高めることができました。
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【知立市教育委員会】「特別の教科 道徳」の取組

 知立市内十校の教務主任を中心とした学力向上研究推進委員会では、道徳を取り上げています。考える道徳の授業を行うための授業展開・評価の具体的な方法について研究しており、市内全小中学校での道徳授業の充実を推進しています。
 また、道徳の指導員が、各校に対し研修や指導を行ったり、外部講師を招いて教員研修会を行ったりしています。教師が学ぶことで、道徳についての見地を深め、授業実践に生かしています。
 本年度、知立南中学校では、文部科学省の委嘱を受け、授業づくり、教師の授業力向上、評価等について研究しています。外部講師による授業研究会や講話、模擬授業等を行い、道徳教育の充実に向けて取り組んでいます。そして、知立南中学校の研究・実践を、他の小中学校に広めています。
 今後も、よりよく生きるための基盤となる道徳性を養うため、「特別の教科 道徳」について研究を重ねていき、知立市の子供たちの健やかな成長を目指していきます。

【蒲郡市立蒲郡南部小学校】感謝の気持ちを表す会 報告会

 本校では、毎年、この時期に「感謝の気持ちを表す会 報告会」を行っています。
 本校は、毎日いろいろな方のお世話になっています。例えば、毎週水曜日に学校内の「がまなん畑」で作物の世話をしてくださっている地域のお年寄りたちのコミュニティ「小江町カフェ」のみなさんがいらっしゃいます。1年生は、その「小江町カフェ」のみなさんに、野菜の作り方やびゅんびゅんごまの回し方を教えていただきました。そして、そのお礼に「蒲南カフェ」のお年寄りを招待し、一緒にゲームをして楽しく遊び、お礼の手紙を渡しました。
 その他にも、学校の花壇の世話をしてくださった「蒲郡敬老会」のみなさんには、栽培委員会が感謝の手紙を書いて渡しました。また、絵本を劇にして紹介したり百人一首大会を開いてくださったりした、図書ボランティアとブックパートナーさんには、図書委員会のメンバーが、給食のおばさんには給食委員会のメンバーがそれぞれ、お礼の手紙を書いて渡しました。
 しかし、このような方々の活動を全校児童のすべてが知っているわけではありません。また、それぞれの方を招待して全校児童の前で「感謝の会」を開くとよいのですが、それぞれの方の御都合もあり、実施することは大変難しいです。
 今回の「感謝の気持ちを表す会・報告会」は、このように学校のためにがんばってくださっているみなさんがいることを全校児童に紹介するとともに、お礼の活動の様子を全校児童に紹介し、感謝の気持ちを育むことを目的に開いたものです。この集会を通し、お世話になっている方のことを知り、感謝の気持ちを伝えることの大切さを学ぶことができました。

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【美浜町立河和小学校】もしも透明マントがあったら?

 4年生の情報モラル教育として、情報アドバイザーの先生が、「ネット上は、透明マントをかぶっているのと同じである」という内容の授業を行いました。
 まず、一人一人、自分が特定されないようなハンドルネームを使い、チャットルームで、「もしも透明マントがあったら何がしたい?」という内容で、自由にチャットをしました。すると、個人が特定されないことで気が大きくなり、不快な内容をチャット上に打つ子供が出てきました。しばらくチャットをした後、ビデオを見ました。
 ビデオの内容は、ゲーム上で仲よくなった同い年のA子から、顔写真を送ってと言われ送ってしまう。実は、A子は同い年の女の子ではなく大人の男であるが、主人公はそのことは知らない。次の日、ゲーム上の掲示板で、A子に送った自分の顔写真に「指名手配」の文字が付けられ、「主人公からいやがらせを受けているから助けて」といううその内容が書き込まれていた。掲示板を見た友達からは、主人公を避けたり、「あんなことするなんてひどい!」と言われたりする。さらに、掲示板に貼られた写真は他の掲示板にもどんどん貼られ、主人公は怖い思いをするというものでした。
 そこから、子供たちは、「一度ネット上に流出した写真は悪用されることがあり、一生消えることはない」という怖さや、「子供のふりをして大人がやっていることもある」「ハンドルネーム(透明マント)を使い、個人が特定されないからと言って好き勝手していいわけではない」ことなどを学びました。
 子供たちは、インターネット上では、誰もが透明マントをかぶっているから、加害者にならないよう、そして被害者にもならないように気をつけることをこの授業を通して実感することができました。
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【西尾市立一色中学校】 「SNS安全教室」を行いました。

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 本校では、毎年オープンスクールのときに、「SNS安全教室」を行っています。今年度は、「インターネット、ケータイを安全に楽しく使うため」というテーマで、愛知教育大学非常勤講師の方に来ていただき、講演会を開きました。
 本校の生徒の7割以上は、SNSを利用する環境がありますが、安易な使い方によってネットトラブルを起こす生徒が少ないとは言い切れません。
 講演会では、SNSによるいじめ問題、SNSによるふざけた投稿によるトラブル、音楽・映像・ゲームなどの違法行為による著作権の侵害、無料という言葉の脅威など、様々な事例をもとに、SNSの使い方の危険性を学びました。その上で、SNSのトラブルに巻き込まれないために、SNSにおける正しい知識やフィルタリングなどの対処法も教えていただきました。
 今回の講演を受けて、「家でのルールを見直したい」「インターネットは使い方次第で、よくも悪くもなるから、もっと正しい知識を身につけたい」「使用していない無料ゲームはすぐに消去したい」などの意見が出てきました。
 SNSにおけるトラブルを少しでも未然に防ぐために、今後も、道徳の時間を有効につかっていきます。

【豊川市立金屋中学校】 W3年マップの取組

 本校では、数年前から校区の小学校2校と合同で、交通安全マップ作りを行っている。中学3年生と2校の小学3年生が、自分たちの住む地域を歩き、協力して交通安全マップ作りを行うもので、「W3年マップ」という名称で親しまれている行事である。中学生にとっては、小学生と一緒に活動することで責任感が生まれ、より一層、地域への郷土愛が芽生える活動である。
 
(生徒の感想)
・手をつないで校区を歩いて、小学生から「お姉さん」と呼ばれることがうれしかった。小学生がメモした方がいいなと思ったときには、「ここに書こうね」と優しくアドバイスすることができた。学校に戻ってから地図を作るときは、積極的な子と消極的な子がいたけれど、全員が参加して地図を作れるように工夫することができた。
・小学生は、街を探検するような気持ちで歩いていて楽しそうだった。交通量が多いところや危ないところを見つけて、熱心にプリントに書き込むことができていた。天気がよかったこともあって、充実した活動ができたと思う。
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【岡崎市立河合中学校】スマホ・ケータイ安全教室  人権教育

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 本校では、毎年、「教育講演会」を実施しています。家庭教育で困っていることへの解消、現状の問題に対しどう子供と向き合っていくべきなのかを専門家から意見を聞くことを目的としています。毎年、多くの保護者が参加し、これからの家庭教育に向き合うきっかけをつくってきました。
 今年は、「スマホ・ケータイ安全教室、人権教育」を行いました。「子供にスマートフォンをねだられているけれど、何歳から渡してよいのか分からない」「自分の子供の周りの子供たちも、みんなスマートフォンを持ち始めてるけれど、持たせるのは心配」など保護者会などの面談により、このような保護者の声をききました。
 講話の中では、インターネット利用環境実態調査によると、2017時点でのスマートフォンの所持・使用率は、小学生が29.9%、中学生が58.1%にものぼっているという話。また、今の子供たちは、生まれたときからスマートフォンが周りにあるのが当たり前な世代。幼い頃から間違ったスマートフォンの使い方(歩きスマホ、SNSでの炎上投稿 など) をしている大人を目にしながら育ってきた子供たちに対して、今新しい形のスマートフォン教育の在り方が特に問われてるという話をされました。
 今回は、そんな悩みを少しでも解決するために、子供にスマートフォンを持たせるに当たり、決めなければいけない大切な五つのルールが紹介されました。
1 家族全員で話し合ってルールを決める
2 スマートフォンの使用時間・使用場所を決める
3 ネチケットやインターネット・モラルを身につける
4 スマートフォンのカメラの使い方と写真共有
5 子供と親の間で結ぶスマートフォン契約書
 生徒からは、「写真は楽しいけど、一歩間違えると一生の後悔のもとにもなることが分かった。スマートフォンのカメラの賢い使い方について親と話し合う機会はなかった」
 保護者からは、「スマートフォン契約書を作ることで子供のスマートフォンへの依存度が減ってくれたらよい。親にも契約書が必要」などの意見を聞くことができました。
 生徒と保護者が一緒になって考えることができ、これからの教育を考えるきっかけになったようです。来年度もこういった家族のつながりを大事にした活動を行っていきたいと考えます。

【知立市立猿渡小学校】 福祉実践教室

 本校では、「障がいのある方々に対する理解を深め、共に生きることの大切さを知る」ことを目的として、毎年、福祉実践教室を行っています。今年度も、5月29日、知立市社会福祉協議会の方にご協力いただき、4〜6年生を対象に行いました。
 はじめに、全児童が体育館に集まり、視覚障がいのある方から講義を受けました。本人の体験談を聞くことで、目が見えない人のつらさや怖さを身近に感じることができました。また、児童に向けたお話の中で「困っている人に気付き、助けてあげることのできる体がみんなにはある」という言葉がとても印象的でした。
 その後、各学年に分かれて、4年生は、車椅子体験と認知症ガイドヘルプになるための講話、5年生は、視覚障がい者ガイドヘルプと点字体験、6年生は、手話と要約筆記の体験を行いました。要約筆記の体験では、話し言葉を文字にする際、書くスピードよりもいかに内容を必要な部分だけ残して、短くまとまりのある文を書けるか、取捨選択する力が大きく関わっていることを感じました。
 特に、6年生は、3度目の福祉実践教室となるため、過去2回の活動やこれまでの福祉に関する学習等から、子供たちは障がい全般に対しての理解が深まってきていると思います。

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【西尾市立幡豆小学校】いじめについて考えよう

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 人権週間に、思いやりや人権に関わる様々な取組を行いました。10月25日(木)には、5年生が、人権擁護委員の方々に来校いただき、「人権教室」を開催しました。テーマは、「いじめ」についてです。どんなことがいじめになるのか、一人一人いろいろな場面を考え、付箋に書いて出し合いました。いじめについて出し合ったことをもとに、いじめをなくす方法をグループで真剣に話し合いました。
 最後に「いじめをしない」「いじめをさせない」ためのスローガンをグループごとに考え、発表し合いました。
 これらの活動を通し、「自分がされて嫌なことは友達にもしない」ことや「友達のよいところを見つける」ことが大切であることを実感し、これからの生活に生かそうとする意識を高めました。

【一宮市立千秋中学校】ボランティア活動「朝ボラ」

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 本校では、学校内外で様々なボランティア活動を行っています。そのうちの一つが、朝のボランティア活動、通称「朝ボラ」です。
 メンバーは、新学期が始まってすぐに募集されました。各クラスから志望した100名を超える生徒が、毎朝7時30分に登校し、校内各所に散らばって主に除草活動を行っています。登校した生徒は、まず教室に荷物を置き、各々が道具を持って持ち場に向かいます。ある生徒は軍手をはめて草を抜き、ある生徒はくさみを持ってそれを集めます。また、ある生徒は拾い残した草をほうきで掃き集め、ちりとりで集めます。7時40分から50分までの10分間ですが、時間いっぱい黙々と作業を行います。期間は、5月から10月末までです。

【東郷町立東郷小学校】インターネット依存 〜やりすぎには御注意を〜

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 4年生の会話の中で、オンラインゲームの話をよく聞くようになってきた。オンラインゲームをしている児童がどれくらいいるか聞いてみたところ、クラスの7割の児童がオンラインゲームをしていることが分かった。そこで、オンラインゲームなどインターネットに依存するとどうなるかという内容で授業を行った。児童はやりすぎはよくないということはわかっていたが、実際にどうなるかを聞いたり、動画で見たりすることで大変なことになるのだということを学ぶことができた。高学年になると、インターネットやスマートフォンなどにより興味が深くなるので、今回のような情報モラルの授業を行ったことは、改めて考えさせるよい機会となった。
(児童の感想)
・時間を守らないと、睡眠不足や規則正しい生活ができなくなるので、インターネットをやるときは、時間を決めたいと思います。
・インターネット依存にならないように気を付けて、お母さんと時間を決めてやっていきたいと思いました。