【北名古屋市立西春中学校】 スマホ・ケータイ安全教室実践

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 近年、スマートフォンやタブレットの普及に伴い、SNSやメールでのトラブルやいじめなどの問題が危惧されている。本校でも、多くの生徒がスマートフォンやタブレットを所有していて、インターネット上でトラブルに遭遇してしまう危険性がある。
 そこで、中学1年生を対象に、携帯電話会社に依頼し、「スマホ・ケータイ安全教室」を行った。インターネットの特徴である、情報が不確かなことや一度公開された情報はずっと残ることについて、数々の事例に触れながら紹介していただいた。また、ちょっとしたきっかけで、犯罪に巻き込まれてしまったり、友達の個人情報を流出させてしまったりすることがあることも紹介していただいた。被害者にならないことはもちろん、SNSやメールの使い方によっては加害者にもなり得ることを生徒たちは実感できたようであった。
 今後、トラブルに巻き込まれないためにも、正しく使うネットスキルを身に付け、互いに迷惑ではないか、困ってはいないかを話し合いながら責任をもって使用するように呼びかけていきたい。また、保護者向けにもインターネットの危険性について随時発信し、家庭でも見守っていただけるように指導を進めていきたい。

【半田市立成岩小学校】価値の比較や視覚化を通して、自己の考えを明確にもち、価値の深化が分かる道徳の授業

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 児童が自己の考えを明確にもち、価値の深化が分かる道徳科の授業を行うために、以下に挙げる3点の工夫を行いました。1点目は、導入とまとめで価値の変容が期待できる教材(2年「モムンとヘーテ」Bー9友情)の選定です。2点目は、意見交流できる発問及び場の工夫です。発問の工夫として、導入で「よい友達」とはどのような友達かという価値にかかわる発表させ、まとめで再度発問したり、友達レベルを比較して考えさせる発問を中心に行ったりしました。場の工夫として、児童同士が伝え合える座席配置や場面設定をしました。3点目は、自己の考えの変化が視覚的に分かり、考えを明確にもてるワークシートの工夫です。考えを視覚化するため、場面ごとに価値レベルを数値化できる「友達レベル表」に色を塗らせました。色を塗り分けるには、児童なりの理由が必ず存在します。その理由を問うことで、自分の考えを明確にもつことができました。また、価値そのものを問う発問に対する自己の考えをワークシートに書かせ、児童の意見を板書しました。
 これらの工夫により、相手のことを考える価値に気付いた児童が9割に達しました。そして、導入時の価値観と、まとめ時の価値観を比較させることで、本時の中で価値が高まったことを児童自身に気付かせることができました。

【安城市立明祥中学校】情報モラルかるた

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 中学生に、より必要になってきた情報モラル教育。そこで、楽しみながら学習できる情報モラルのかるたを行いました。
 「おしえない 自分のID パスワード」「かんがえよう 電子掲示板 相手の気持ち」「わんクリック しただけで来る 請求書」といった自分自身に関わることから「つうわして いいのか電車 バスの中」「まなーもーど 優先席では 電源オフ」などの公共の場でのマナーやルールまでありました。
 生徒たちは楽しみがらも『これはさすがに怖いね』『やっぱり無料通信アプリじゃなくて直接話す方がいい』と話していました。今回はかるたを行っただけですが、クラスで情報モラル教育のかるたを作ることにも取り組んでみたいと思います。

教材参照:神奈川県立総合教育センター『情報モラルかるた』

【幸田町立幸田小学校】 情報モラルに関する道徳の授業実践

 本校では、心の教育の一つとして、授業参観に道徳の授業を一斉公開し、保護者や地域の方に道徳教育についての理解を促す機会として位置づけています。その際、授業公開後に家庭での実践を意識していただけるように、事前に授業のねらいを保護者に伝えています。
 今回6年生は、子供たちの多くがふだんから情報機器を扱っている実態をふまえ、相手の立場を考えた友達同士のよりよい関係について考えるとともに、情報機器を使う際のマナーやルールを考える授業を実践しました。落ち込んでいる友達を励まそうとメールを送信したのだが、その文章を読んだ友達は、逆に落ち込んでしまったという資料から、どのようなことに気をつけるとよかったかを話し合いました。子供たちからは、「相手を傷つけないように文章を考えるとよい」「自分が送られて嫌な内容は、送ってはいけない」などの意見が出ました。メールでは、直接反応を確かめることができない分、相手のことを考えて文章を打ち、より慎重に送信することが大切であることに気づくことができました。また参観していた保護者からは、「友達同士だけでなく、親子の間でも無料通信アプリなどでコミュニケーションをとる機会が増えており、子供の成長に合わせて親もしっかり学習していかなくてはいけないと感じました」「思春期に差し掛かり、コミュニケーションに関する悩みも増えると思いますので、しっかり子供の相談相手になれるよう心がけていきたいと思います」などの感想が寄せられました。情報モラルについて、家族でも考えるよい機会になりました。

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【阿久比町立南部小学校】「スマホ7か条」意見交流会

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 阿久比町子どもサミットの取組として、「スマホの使い方について考えよう」をテーマに、阿久比中学校の生徒会役員を本校に招いて、阿久比中学校生徒会作成の「スマホ7か条」についての意見交流会を行いました。
本校の児童会役員は、先輩の話に真剣に耳を傾け、多くの質問もすることができました。
<スマホ7か条>
 ・個人情報、写真を勝手に撮らない・送らない。
 ・保護者とのルールを守る。
 ・見られて困るようなやりとりをしない。
 ・ながらスマホをしない。
 ・信頼できるネット上の情報を正しく利用しよう。
 ・困ったときは保護者や先生に相談しよう。
 ・公共の場での使い方を考えよう。
 中学生から、阿久比町の子どもたちのスマホの使い方の現状やスマホを使用する上での注意事項を伝えてもらい、スマホの正しい使い方について考えるよい機会になりました。
 学校公開日の全校が集う「なんぶかさい2017」では、児童会役員が、「スマホ7か条」についてパワーポイントを活用して説明をしました。また、校長が保護者を対象に情報モラルと子育てについての講話をしました。
  児童からは、以下のような感想がありました。
・「スマホ7か条」はとてもすばらしいと思います。メディアの使い方を知ることができ、ぼくも「スマホ7か条」の一つである「時間を決める」を実行してみると、時間を決めないで使用するときより、勉強時間が増えたので、効果がすごいなと思いました。これからも正しくメディアと付き合っていきたいです。
 今後も、正しいスマホの使い方について、機会があるごとに啓発していきたいと思います。

【豊橋市立老津小学校】感謝の気持ちを伝えるハッピー集会

 本校では、1〜6年生で編成される縦割り班での活動に力を入れています。毎日の清掃、年に数回行われる縦割り遊びや様々な行事など、数多くの活動を低学年と高学年が一緒に行います。その活動の中で、高学年は低学年のよさを認め優しい気持ちをもって接し、低学年は高学年に対して感謝の気持ちをもって接しています。そして、低学年は自分が高学年になったときに、自分がしてもらったように優しくすることができます。しかし、心の中で思っていても言葉にすることは難しく、多くの子が楽しかったという思いだけで1年の活動を終えてしまっていました。
 そこで、昨年度から「ハッピー集会」という、互いのよさを認め感謝の気持ちを伝える集会が始まりました。全員に付箋を配り、メッセージを書いて模造紙に貼っていき、完成したら廊下に掲示をします。休み時間には、模造紙の前で立ち止まり、メッセージを読んでいる子の姿がたくさん見られました。
・言葉にするのは恥ずかしいけど、伝えることができてよかった。
・「ありがとう」って言葉がとてもうれしかった。
 活動後の振り返りからも喜んでいる様子が伝わってきました。仲がよいからこそ言えない感謝の気持ちを伝えることで、より仲が深まる活動になりました。

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【瀬戸市立效範小学校】地域のお年寄りとの交流行事

 效範小学校では6年生になると、1学期と2学期の2回、地域の高齢者総合福祉施設へ行き、劇や合唱、リコーダーなど事前に学校で用意した出し物を利用者の方へ発表しています。
 また、施設の方からも、クイズなどを用意していただき、利用者の方と一緒に考えたり、触れ合ったりしています。
 このように、效範小学校では、地域のお年寄りの方と触れ合うことを通して、優しい心を育んでいます。

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【春日井市立北城小学校】大切な情報モラル学習

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 北城小学校では、1学期に5・6年生の児童を対象に、携帯電話やスマートフォンの正しい使い方を学習する機会を持ちました。
 本校の子供たちにとっても、インターネットやメールはとても身近なものであり、それができる携帯電話やスマートフォンへの興味や関心は、非常に高いものになっています。ただ、使い方を誤れば、犯罪に巻き込まれてしまうこともある危険な道具となってしまいます。そこで、正しい使い方を学習するために、春日井警察署と携帯電話会社から講師を招きました。
 講師の方からは、携帯電話やスマートフォンの正しい使い方、インターネットをする上での注意点などについての話をしていただきました。子供たちは熱心に話を聞き、SNSやコミュニケーションアプリを使用するときには、個人情報を書き込まないこと、インターネット上で知らない人と交流しないこと、また、著作権や肖像権についてなど、多くのことを学ぶことができました。
 子供たちは、この学習を通して、「スマホは、楽しいことばかりではない」「怖いことにならないように、気をつけよう」などの感想をもち、携帯電話やスマートフォンを正しく使用していこうという意識が高まりました。
 今後も、こうした学習会を定期的に開くだけではなく、保護者とも連携を図りながら、情報モラル学習を進めていきたいと思います。

【春日井市立石尾台小学校】スマートフォンとの上手な付き合い方

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 子供たちの間にスマートフォンが急速に普及し、SNSを通じていじめや犯罪に巻き込まれることが増えてきている。また、インターネットの世界から抜け出せずに「ネット依存」になってしまったり、健康面に悪影響が出ていたりするなど、様々な問題が挙げられる。
 そういった現状を踏まえ、本校の4年生では「NHK for School」のスマホリアルストーリーという教材を活用して、携帯電話・スマートフォンの安全な使い方について授業実践をした。4年生では、携帯電話・スマートフォンを所持している児童は少数だが、親のスマートフォンを借りてゲームをする子は、半数以上いる。実際に起きた事例を見て、「ゲームの課金はやらない方がいい」「ネットで知り合った人は簡単に信用してはいけない」「スマホ中心の生活になってはいけない」という感想が出た。
 今後も子供たちの安全のためにも、携帯電話・スマートフォンとの上手な付き合い方について指導を重ねていきたいと思う。

【岡崎市立常磐南小学校】みんなで祝おう!誕生集会

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 本校では、毎月「誕生集会」を開いています。4〜6年生の集会委員が企画運営しており、集会委員が作った誕生日カードをプレゼントしたり、全校で「だれにだっておたんじょうび」の歌を歌ったりしてお祝いします。子供たちは「誕生集会」が開かれることをとても楽しみにしており、「先生、次はいつあるの。」「もうすぐ誕生集会だよね。」と尋ねてくる子もいます。
 誕生日カードをもらった子は、カードに書かれたメッセージをうれしそうに読んでおり、「先生、見て!」とにこにこしながら見せてくれます。
 現在、全校児童が124人となり、今後も少しずつ児童数が増えていく傾向にありますが、これまで同様友達一人一人を大切にし、みんなでお祝いする温かい雰囲気を引き継いでいきたいと思います。そして、この「誕生集会」を通して、自分や友達を大切に思う温かい心を育んでいきたいと考えています。

【東浦町立藤江小学校】ペア活動を通して

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 本校では、1・6年、2・4年、3・5年をペア学年とし、異学年交流を行っています。ペア活動をすることにより、高学年の児童にはリーダーシップ、低学年の児童にはフォロワーシップを育てるとともに、自分の学年以外の児童との交流を通じて、「藤江っ子」としての仲間意識を育てることを目的としています。
 ペア集会やペア読書・ペア遊びといった、全学年共通のペア行事の他にも、それぞれの学年ごとに交流場面を意図的に設定するようにしています。
 2年生は国語の「しかけカードの作り方」の学習を生かし、さつまいもがとび出すカードを作って、畑で収穫したさつまいもで作った蒸しパンとともに4年生にプレゼントしました。4年生のマラソン大会では、2年生がコースの沿道に立ち、大きな声を張り上げてペアを応援しました。2学期の終わりには、4年生が丁寧に作ったクリスマスカードが2年生一人一人に手渡されました。「ほら、私のペアはこんなに絵が上手だよ。」「これからもいっぱい遊ぼうねと書いてある。」と歓声を上げながらカードを何度も見返す2年生のうれしそうな姿に心が温かくなりました。
 3学期の終わりには、低学年企画で「ペア感謝の会」が行われます。ペアと一緒に楽しい時間を過ごしながら、しっかりと感謝の気持ちを伝えられるような機会になるよう、子供たちを見守っていきたいと思います。

【岡崎市立城南小学校】インターネットで情報を正しく扱うことの大切さを学ぼう

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 岡崎市では、道徳部・特別活動部・生徒指導部が連携を図りながら各部で指導案を作成し、全小中学校で年に3回、情報モラルに関わる授業実践に取り組んでいる。今年度2学期の小学校下学年においては、特別活動の時間で「インターネット上の情報をうのみにすることや、誤った情報の発信者になってしまうことの危険性を理解し、児童が情報を正しく適切に扱っていこうとする態度を育てる」ことをねらいとする実践に取り組んだ。以下は、本校3年生の学年集会の場で行った授業の様子である。
 導入段階では、子供たちによる伝言ゲームを行った。最初に伝えた情報と最後に聞いた情報のあまりにも大きな違いに驚きの声が上がり、子供たちは、情報が正確には伝わりづらいことを実感するとともに、正しい情報と間違った情報について問題意識をもった。そこで、展開前段では「インターネットに『とうとうタイムマシンが完成しました』とありました」や「インターネットに『来週、台風が日本に上陸する』とありました」というあり得る情報やあり得ない情報について「信じるか信じないか」に分かれて移動する「情報2択クイズ」を行った。「明らかにうそだと分かる情報や変な情報はネットでよく見る」「ニュースと比べて違うかどうか見れば分かる」など、子供たちは自分の経験を口々に話しながらゲームに楽しく参加した。そして、「インターネットに『近くの動物園からライオンが逃げた』とありました」という不確かな情報について話し合いを進めると、「本当かどうかよく調べる。まず怪しいと思う」「警察や親に聞く」「ニュースの映像や事件に関係あるたくさんの人に聞いて情報を比べる」など、間違った情報にだまされないための具体的な意見が活発に出された。展開後段では、ライオンが逃げた誤情報を発信した人の行為が犯罪であり、多くの人に大きな迷惑をかけることも伝えた。
 終末段階では、正しい情報を正しく扱うことの大切さを三つのスローガン「インターネットには、まちがったじょうほうがあることをわすれません」「大人などにきいて、じょうほうが正しいかどうかをたしかめます」「たしかでないじょうほうやうわさ話を、かんたんに人につたえません」として、全員の子供たちで唱えた。授業後の感想には、「冬休みは、ネットの情報を見すぎないようにして気をつける」「変な情報を見つけたら友達にすぐ言わない。お母さんに確かめる」など、インターネット上の情報の取捨選択の在り方を自分事として見つめ直しているものが多く、情報モラルを高めるのに有効な学びの場であったと思われる。


【稲沢市立稲沢西中学校】豊かな心を育てる道徳を目指して

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 本校では、「あいさつ、時間、清掃、自分から」というスローガンのもと、これらのことが当たり前にできる豊かな心をもつ生徒の育成を目指して、日々教育活動に取り組んでいます。
 道徳の時間においては、「学びを主体的に捉えること」「どのように学びを深めるか」に焦点を当てて、話合いの仕方や自己肯定感を高める「振り返り」の活動に工夫を凝らしながら活動に取り組んでいます。
 一年生の事例を紹介します。相手のことを親身に考え、互いに高め合おうとする気持ちを育てるため、「友情と正義」という異なる価値について葛藤する内容を取り上げ、「ロレンゾの友達」という資料を使った道徳の授業を行いました。授業では、「気持ち柱」というシンキングツールを用いて、自分の立場を明らかにしながら、意見交流をしました。罪を犯したかもしれないロレンゾに対して、自分ならどのように振る舞うかという場面の話し合いでは、「ロレンゾを逃がす。大切な友達に会えなくなるのは嫌だし、友達が刑務所にいくのはかわいそうだから」という意見や、「ロレンゾに自首を勧めたい。友達だからこそ、悪いことは素直に認めてもらって悪いことをしない人間になってほしい。」という意見が出るなど、大変活発な意見交流ができました。その後に行った、授業の振り返りでは、「友達の気持ちを大事にすることが一番と考えていたけれど、今日の道徳で、これからは、友達のためを思って、時には注意することができるようにしたい」と発表する生徒も見られ、友情についての学びを深めることができました。
 道徳の時間を中心に、様々な工夫を行う中で、心を磨き、「あいさつ・時間・清掃」ができ、なおかつ、自分から行動できる西中生の育成をこれからも目指していきます。

【田原市立東部中学校】情報機器を正しく使うために

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 本校では、2年生を対象として、田原警察署の方を招いて「情報モラル教室」を実施しています。情報機器の正しい使い方や、無料通信アプリなどが原因で起こるトラブルについて実例をもとにお話をしていただいています。生徒はお話を聞いて次のような感想をもちました。

 「無料通信アプリを始めたころは楽しかったけど、最近は私の入っていないグループで私の悪口が言われているんじゃないかと心配になったり、相手の顔が見えずどんな気持ちかわからなかったりするのですごく怖いと思いました。」
「インターネットでつながっているものは、いつどこで誰に見られているのかわからず、私の大事な情報までも流れ出てしまうかもしれないので、インターネットは怖いんだなと思いました。」

 また、田原市では、小中学生は午後9時以降スマートフォンを使用しないことを呼びかけており、本校においても長期休暇の前には、全校生徒への呼びかけを行っています。家族との時間を増やし、安心して使用できる環境を目指しています。
 私たちにとって情報機器は暮らしを便利にする欠かせない存在になっています。だからこそ、正しい使い方を考えていくことは不可欠です。本校の校訓である「誠実」を意識して、自ら考え、思いやりをもった集団を目指していきたいです。

【田原市立清田小学校】SNS携帯安全教室

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 外部より講師の方をお迎えし、5・6年生を対象にSNS携帯安全教室を実施しました。
 スマートフォンや携帯は、電話をかけたり受けたりするだけでなく、インターネットも使うことができる、とても便利なコミュニケーションツールです。でも、その反面、間違った使い方をすると、事件やトラブルに巻き込まれてしまうこともあります。そのようなことがないように、正しい使い方を学びました。
 本校の5・6年生のスマホやタブレット(自分専用ではなくても、自由に使えるインターネットにつながる機器)の所有率は90%以上で、想像よりも多くの児童がふだんから使用していることがわかりました。
 「スマホを使うことは、インターネットを使うこと。それは、世界とつながるということ」「文字だけでは、気持ちを伝えるのは難しい」「相手の本当の姿は見えない」「自分や誰かの情報を公開するのは危険」「困ったら、大人に相談」は、しっかり覚えておきたいポイントでした。
 様々な危険を知った上で、便利なツールを上手に使えるようになってほしいと思います。

【北名古屋市立天神中学校】学校をきれいに!自主性を育むボランティア活動

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 今年度は、4回、草取りや落ち葉掃除のボランティア活動を行いました。
 自分たちが過ごす校舎・校庭をきれいに使えるようにするための除草や清掃であることはもちろんですが、何より、生徒が自ら進んで参加できる姿勢を育むことが一番の目的です。毎日の清掃ではない、朝のちょっと早い時間に登校して、除草や清掃に進んで取り組もうとする心が育てば、地域の行事やボランティア活動にも意欲的に参加したり、いろいろな人の役に立ったりすることに喜びを感じられるようになると考えます。
 体育大会前の校庭の除草、秋から冬にかけての落ち葉掃除など、4回のボランティア活動において、美化委員会の生徒が中心となり、募集や作業場所の割り振り、当日の運営を行いました。どの回にも、全校生徒の半数以上が参加し、割り振りに困ったこともありました。回を重ねるごとに、美化委員会の呼びかけにも熱が入るようになり、「もう一度力を貸してください」という内容のポスターも作りました。また、12月に行った落ち葉掃除では、保護者の方からもボランティアを募り、参加していただきました。
 活動後は、参加者がもう一度集合し、美化委員会がねぎらいの言葉をかけました。保護者の方が参加していただいたときには、お手伝いに対しての感謝の気持ちを全員で伝え、参加者全員がすっきりした、また、温かい気持ちになりました。
 参加した生徒からは、「暑い(寒い)中だったけれど、ごみ袋の数を見たら、一生懸命やったという気持ちになれた」という声が多数聞かれ、また、保護者の方からも「大勢の生徒が自分から参加していて、とてもよいことですね」とのお言葉をいただきました。
 校内の小さなボランティア活動が、地域や社会に貢献することに喜びを感じる心を育てる一助となればと思います。

【東浦町立石浜西小学校】 スマホ・ケータイ安全教室

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 子供たちに携帯電話・スマートフォン・インターネットの危険性と正しい使い方を伝えるため、外部より2名の講師をお招きして、4年生から6年生を対象に、スマホ・ケータイ安全教室を行いました。学校公開で行ったため、多くの保護者にも参加していただけました。
 携帯電話やスマートフォン、インターネットなどは正しく使うととても便利な物ですが、使い方を間違えるとトラブルに巻き込まれることを教えていただきました。ゲームや動画にはまり込み、時間やお金をたくさん使ってしまうネット依存や、SNSの中で悪口を流したり恥ずかしい写真を載せてしまったりするネットいじめなどの話を、動画や実例から学びました。他にも、「なりすまし」「個人情報の流出」「ネット詐欺」「チェーンメール」「著作権・肖像権」「自殺サイト」など、多くの危険についても知ることができました。
 今回のスマホ・ケータイ安全教室で学んだことを、家庭でも話題にしてもらい、家庭でルールを決めたり、困ったときには保護者や先生に相談したりできるようになるとよいと思います。また、これからの情報社会を上手に生きていくために、自分自身の心の在り方や友達への気遣いなどを考えてほしいです。

【東海市立名和中学校】地域の福祉施設の訪問を通して

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 本校では、毎年1年生が地域の福祉施設をたずね、交流を行っています。高齢者や障がいのある方々との交流を通して、福祉に対する理解を深め、日常的な実践活動への契機とするのが目的です。
 今年度も12月に、各クラスで地域のデイサービスや老人ホームなどを訪問しました。準備の時間には、施設の利用者の方々に喜んでもらえるゲームやプレゼントを考えました。当日は、利用者の方々と一緒にクリスマスカードや松ぼっくりツリーを作ったり、トランプやビンゴゲームで遊んだりと、笑顔あふれる楽しい交流をすることができました。はじめは緊張してなかなか話すことができなった生徒も、時がたつにつれて利用者の方々との会話を楽しむことができました。
 活動を終えた生徒からは、「喜んでもらえてよかった。」「これからもこういう活動をやってみたい。」と言った感想が聞かれました。この活動を通して、生徒が福祉をより身近に感じ、これからの生活に生かしていけたらと思います。

【田原市立亀山小学校】依存症にならないために

 亀山小の5年生は、ゲームや動画閲覧が好きです。生活ノートにも、そのことがよく書かれています。しかし、夜遅くまで行っていたり、長時間行ったりすることで、次の日が元気よく過ごせないことが多くなりました。また、保護者の方からも、困ったこととして話に上ることがありました。
 そこで、情報モラル教育の一つとして、ゲーム(ネット)依存症について学習しました。「ゲーム(ネット)を邪魔されると、怒ったり、どうしていいかわからなくなったりする」「どんなに注意されても、ゲーム(ネット)時間が減らない」などのチェックリストを使って、自分の今の依存状態を確認しました。問題がない子もいましたが、半分以上が危険性があると診断されました。そこで、実際にゲーム依存症だった人のエピソードを聞き、その怖さを改めて知りました。
 次に、依存症にならないために、家庭でのルールづくりを行いました。まずは、子供たちがルールを考え、保護者と話し合いながら「わが家の情報機器ルール」を決定しました。その後、保護者の方から、「自分で決めたルールなので、しっかり守ることができている。」「自分できちんと考えて行動するようになった。」と報告がありました。子供たちは、この授業を通し、情報機器と適切な距離をとれるようになりました。

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【安城市立新田小学校】あいさつで“おったまげ”な新田小学校を目指して

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 本校では、児童会が中心となって、「あいさつで“おったまげ”(「お」思いやり、「つ」つねに笑顔、「た」楽しく、「ま」まじめに、「げ」元気に)な新田小」を目指して、いろいろなあいさつ運動の取組を行っています。
 6月には、自分から進んであいさつをすることや、異学年との交流を目的とした「あいさつでサイン交換キャンペーン」を行いました。あいさつを交わした児童同士で、あいさつカードにサインを書き、1日に何人とあいさつを交わせたか、ふり返るものです。児童は、たくさんのサインを集めるために、隣のクラスや他学年にも進んであいさつをしに行き、学校中のいろいろな場所であいさつが飛び交う活気のある企画となりました。
 また、9月には「あいさつで“おったまげ”カーニバル」を行い、児童会のメンバーと一緒に有志が、校内を回ってあいさつをする活動を行いました。あいさつをしながら学校中を回ることで、新田小学校の一員としての自覚が芽生え、はりきって活動に参加する児童がたくさん見られました。
 そして、12月には「おったまげ大作戦エコキャップを集めよう活動」を行いました。10人なら1個、20人なら2個、30人なら3個と、あいさつを交わした人数のエコキャップを箱に入れていき、重さを計測する活動です。この活動は、1・6年、2・5年、3・4年のペア学年で行いました。児童はエコキャップを集めるために、ペア学年の教室に出かけてあいさつをしたり、昇降口や廊下で出会う他学年の児童にもあいさつをしたりして、たくさん交流することができました。
 このように、様々な企画を通してあいさつ活動を行うことで、毎日いろいろな場所であいさつが聞こえる新田小学校になってきました。今後も新しい企画を取り入れながらあいさつ運動を継続し、学校内だけでなく地域の方にも、積極的にあいさつができる新田っ子を育てていきたいと考えています。