【東郷町立春木台小学校】米作りの大変さを学ぶ!

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 春木台小学校の5年生は、社会科の授業を通して米の生産について学んでいます。米作りの大変さや工夫などを理解するために、地域の方々の協力を得て、お借りした水田で6月5日に田植を、10月27日に稲刈りの体験活動を行いました。ほとんどの児童が初めての体験でしたが、地域の方々に教わりながら最後までやり遂げることができました。
 田植の体験では、始めは「汚れるいやだな。」「虫がいるからいやだな。」などと躊躇(ちゅうちょ)していた児童もいましたが、活動が進むにつれだんだん慣れていき、最後には全員がどろどろになりながら取り組むことができました。「大変だったけど、楽しんでやることができました。」との声も聞かれました。稲刈りの体験では、慣れない鎌の使い方に四苦八苦しながらも全員で協力して、一面の稲をすべて刈り取ることができました。児童たちは、穂に実っている米を見て、一粒一粒の大切さを実感することができました。
 この活動を通して、児童たちからは、「毎日食べているお米が、どのように作られているかを知り、農業に携わっている方々の大変さがわかりました。」「これからは、お米を残さずに大切に食べたいと思います。」などの声が聞かれ、米の生産についての理解を深めることができました。また、「田植の仕方をやさしく教えてもらい、ありがとうございました。」とお世話になった地域の方々に感謝する気持ちをもつことができました。

【刈谷市立富士松中学校】 美点凝視週間の取組

 本校の生徒会では、いじめ0の学校を目指して様々な取組がなされています。その一つが2学期に行った美点凝視週間です。美点凝視とは、美点「友達よいところ」を凝視「しっかり見よう」という意味です。
 活動内容は、学級の名簿を一人1枚配り、一週間かけて名簿に学級全員分のよいところをメモします。そして、学級活動の時間に美点凝視シートへ学級全員からその人の美点を書き込んでもらいます。この活動で大事なところは、生徒がそれぞれ友達のよいところを意識的に見よう、探そうとすることです。
 実際に活動した結果、全員が真剣に友達の美点凝視シートに書き込む姿が見られました。その後、自分の美点を読んで、自然と笑顔になっている姿が印象的でした。生徒の感想は、「自分のよいところなんてないと思っていたけどたくさん書かれていてうれしかった」「自分たちのクラスは優しくていい人が多いということが再確認できた」「ふだんあまり意識しないけど、少し気にしてみるとたくさんよいところが見つかるんだなと思いました」などと書かれていました。
 美点凝視週間によって、学級の雰囲気が温かいものになり、お互いを認め合う環境をつくることができ、自己肯定感も高まりました。
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【大府市立北山小学校】親子で学ぶスマホ・ケータイ安全教室

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 全国的な統計では、小学生の約半数がスマートフォンや携帯電話を持っているという実態があるそうです。本校の6年生も、かなり高い確率でそれらの機器を利用しています。また、自分用のスマホや携帯電話は所有していないものの、家族のスマホやパソコン、タブレットを日常的に使用したり、インターネットにつながるゲーム機で通信したりする児童も含めると、ほとんどの児童が情報モラルの危機にさらされているといえます。
 本校6年生では、6月第2土曜日のふれあい学級(親子学級)の機会を利用して、「親子スマホ・ケータイ教室」を開催しました。これは、携帯電話会社の出前講座なので、講師の先生はその道のプロです。さすがに話が上手で、すぐに子供たちの気持ちを、がっちりとわしづかみしました。適所で動画やパワーポイントで資料を提示してくださるので、大変分かりやすく、大人も子供も食い入るように聞いていました。
 内容としては、小中学生が事件を起こしてしまいがちなトラブルについて、具体的な事例を挙げながらの説明です。そして、トラブルへの対処法や予防法についても教えていただきました。具体的には、インターネット上のなりすまし、情報漏えい・拡散の恐ろしさ、ネットゲームの落とし穴、無料通信アプリやSNSによるいじめなど、どれも身近で起こりうる恐ろしさが感じられるものばかりでした。最後には、質問コーナーもありました。
 講座に参加した児童からは、「ふだん、何げなくやっていたけれど、気を付けないと悪いことに簡単に巻き込まれてしまうことが、よく分かりました。」「スマホが自由に使いたいと思っていたけれど、ちょっと怖くなりました。」などの感想が聞かれました。また、保護者からは「親が何も知らずに与えていると、大変なことになると心配になりました。」「子供が使うインターネットには、フィルターをかける必要があると感じました。」「親子で聞けてよかったです。」などの声が聞かれました。
 児童・保護者・教師がそれぞれの立場で、自分自身も含め、子供たちや家族を守るという意識・姿勢が必要であると感じさせられた行事でした。

【長久手市立北小学校】 異学年交流を通して

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 本校では、異学年の交流活動の一つとして、レクリエーション委員会が、毎月一回、趣向を凝らして、休み時間に体育館で児童が遊べるゲームを行っています。ここでは、「じゃんけん列車」や「猛獣狩りに行こうよ」などのゲームを通して、自然に異学年が楽しく遊べるような活動をしています。さらに、総務委員会が「北っ子タイム」を企画し、異学年の班を作り、それぞれの学年しか分からない問題を出して、それを班で話し合いながら解くというゲームをして盛り上げています。また、一年生と六年生の交流活動として、四月の一か月間、六年生が、一年生の登校後の支度を手伝ったり、朝の会が始まるまで紙芝居などの読み聞かせを行ったりしています。常時活動では、六年生が一年生の清掃活動を手伝っています。 
 このような取組により、低学年に対して優しく手伝ってあげたり、遊んであげたりする姿が見られます。
 これからも、異学年交流を通して、同じ学年だけでなく他学年とも進んで関わり、思いやりの気持ちを大切にできるような活動に取り組んでいきたいと思います。

【東郷町立東郷中学校】「生き方を考える会」

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 本校では、12月1日(金)に東郷町民会館大ホールで「生き方を考える会」を実施しました。人権学習・進路学習の一つとして、人権週間期間に合わせて映画会を実施し、生徒に日ごろの友人関係や将来の生き方を考えさせるとともに、今後の生活態度の向上・改善を図ることを目的に、毎年開催しています。
 映画「桜ノ雨」の内容は、内気で自分には取り柄のないと思っている主人公が、部活動での人間関係を通して成長していく物語です。仲間の不満を全身に受け止めながらも具体的な解決策がとれずもんもんとし続けていた主人公に、生徒たちは共感し、互いを認め合うことの大切さを改めて考える機会となりました。
 生徒たちの感想には、
「お互いの主張がぶつかるときもあるけれど、それぞれの意見をちゃんと聞いて、一番よい方法を探し出すことの大切さを感じました。」
「自分も部活道をやっていて、仲間同士でうまくいかないときや大変なときもあるけれど、これからはみんなでしっかりと話し合っていこうと感じました。」
「自分の気持ちを伝えることができない主人公が、最後には自分の気持ちを仲間にぶつけていたところが感動的でした。自分の気持ちを伝えることの大切さを改めて感じました。」など、身近な仲間との関係についての感想が多く見られました。

【東浦町立森岡小学校】ネット社会に対応できる力をつけよう!

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 本校の6年生にアンケート調査をすると、75%の児童がスマホ・ケータイを持っていることが分かりました。パソコンや通信機器を備えたゲーム機などを含めたインターネットの利用率は、更に上がります。これらの情報機器は、便利なコミュニケーションツールであると同時に、情報モラルの面や使い方などの問題点も多くあります。そこで、情報ネット社会を安全に過ごすための判断力を高める必要性から、情報モラルの取組をしました。

1 スマホ・ケータイ安全教室の実施
 外部から講師の方を招いて、スマホ・ケータイを持ち始めた児童に、正しい使い方を教えいただきました。具体的には、次の内容を学びました。 
 ・メールでは、相手にどう受けとられるか考える。
 ・インターネットは、相手の本当の姿が見えない。
 ・個人情報を絶対にのせない。
 ・使いすぎに注意する
<児童の感想>
 ・SNSには個人情報を絶対にのせないようにする。
 ・メールなどは、きちんとした言葉で伝えることが大事だと思った。
 ・長い時間使っているときがあるから、時間を決めてやりたい。

2 道徳の授業「メールの返信」
 スマホ・ケータイ安全教室の2日後に、「メールの返信」(『明るい心6年』愛知県教育振興会)を資料にして道徳の授業を行いました。安全教室で学んだことを生かした意見がたくさん出ました。「相手の立場を考える」「返信はすぐにこないからといって、悪口を書くことはネットいじめにつながる」など自分に関わることとして話し合うことができました。

【豊田市立市木小学校】情報モラル学習「 情報モラルを学び、思いやりの心を育て、インターネットの正しい使い方を理解しよう 」

 近年では、無料通信アプリやメールなどによる迷惑行為で、いやな思いをしている人や悲しい出来事が増えている。そこで、市木小学校では、情報教育の一つとして、情報モラルの学習に力を入れている。担任とICT支援員の連携協力体制を整え、教職員の力量向上を目指しつつ子どもたちが犯罪に巻き込まれたり、いじめに関わったりしないように以下の項目を指導、支援をしてきた。

 1 インターネットの使い方(ルール、マナー)
 2 不適切なwebページに遭遇したときの対処法
 3 安全なネットの使い方
 4 個人情報を守ること
 5 迷惑メールのシミュレーター
 6 ネット上で知り合った人との約束事

 5年生の授業(写真1)では動画(写真2)を視聴しながらネット上で偶然知り合った人への接し方、対応の仕方を学んだ。相手に自分の個人情報を気軽に教えたことで、度重なる迷惑メールを受ける内容である。迷惑メールを受ける前に、子供たちにどうしたらよかったかを問いかけ、考えさせ、意見を交わし合う中で、メールの危険性をとらえさせた。学年ごとに、1〜6の項目の授業を実践し、子供たちの情報モラルの向上につなげている。

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【知多市立つつじが丘小学校】つつじが丘ワールドフェスティバル

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 本校は、多くの外国人児童が在籍しています。ブラジル・ボリビア・フィリピン・中国など様々です。今年度、本校では、様々な国の方たちとの異文化交流を目的として「つつじが丘ワールドフェスティバル」を開催しました。PTAや知多市国際ネットワーク協議会「AELU Chita(アエル チタ)」の協力の下、日本、ブラジル、ペルー、ベトナム、ネパール、フィリピン、中国の7か国の方々が参加してくださいました。また、児童だけではなく地域の方々にも参加していただき、外国の方々と地域の方々の交流の場とすることもできました。全員で約120名が参加してくれました。
 各国のブースでは、その国特有のお菓子が振る舞われたり、伝統衣装などが展示されていたりと、それぞれの国について知ることができる機会となりました。お菓子を食べた児童からは、「思っていたよりもおいしかった。」「黄色いコーラがあるとは知らなかった。」という感想が聞かれました。伝統衣装については、「変わった服だったけど、かわいかった。」「おなかが見えて寒そう。」などの声が聞かれました。異文化に触れたことで、参加したみなさんがそれぞれに、たくさんのことを発見し、国際理解を深めることができました。
 また、各国の踊りの紹介では、ブラジルの「カポエイラ」やネパールの「ネパールダンス」などが披露されました。日本からは、「盆踊り」や「ラジオ体操」が披露されました。外国の方たちにとっても日本の文化を知るよい機会となりました。
 今回の「つつじが丘ワールドフェスティバル」は、初年度ということもあり、反省点もいくつかありました。来年度以降も異文化交流ができる機会を設けていきたいと思います。

【高浜市立翼小学校】 3年生の情報モラル教育実戦

 本校の3年生で、情報モラルの授業をしました。パソコンやスマートフォンでどんなことができるかを尋ねてみると、分からないことがすぐに調べられることやメール、写真、ゲームができることなどの意見が出ました。自分専用のスマートフォンを持っている児童もいました。本授業を通して、個人情報入力やインターネットの情報に潜む危険性を理解し、情報機器を上手に使えるようになってほしいと願って実践しました。
 主人公が友達と一緒に家のパソコンを使い、たまたま見たゲームソフトのサイトに名前と住所を入力してしまい、後日、主人公あてにゲームソフトの広告が届き、母親に事情を聞かれるという教材を使用しました。広告が届いたときの主人公の気持ちを考え、どのようにしたらよかったのかを話し合いました。「名前や住所を入力しなければよかった」「お母さんとのパソコンを使うときの約束をちゃんと守ればよかった」など、意見が出ました。
 この学習を通して、「パソコンを使うときがきたら、よいことと、悪いことをきちんと分けたい。お家の人と一緒に使えば、安心してできるから、お家の人と一緒に使いたい」「これからパソコンやスマホを持つときは、気をつけて慎重に扱いたいと考えました」「将来、自分でスマホを持つから、自分でよいか悪いかを判断できるようにしたいです」と、これからの自分について考えることができました。
 児童が大人になる頃には、情報機器は更に発達しているでしょう。児童が正しい判断で利用できるよう、更に意識を高める取組を実践していきたいです。

【豊橋市立本郷中学校】 みんなが輝くための生活習慣とメディアの使い方

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 11月30日に「本郷版環境ISOから始めよう!〜みんなが輝くための生活習慣とメディアの使い方〜」をテーマに、学校保健委員会が開かれました。
 この会では、生徒と学校医、教職員、保護者による意見交換のあと、スクールカウンセラーさんに、メディアの使い方を中心にした、自他を大切にしたコミュニケーションについて講演をしていただきました。
 生徒たちによる意見交換では、はじめに、「続いているラインのやりとりを、自分から終わらせることができずに悩む生徒」についての寸劇があり、その寸劇をもとに、望ましい生活習慣を送るためのメディアの使い方について、全校で話合いを行いました。多くの生徒たちは、自分のメディアの使い方を振り返り、特に、スマートフォンの使い方を見直したいという思いをもったようです。
 スクールカウンセラーさんは、 コミュニケーションにおいて、言葉が相手に与える影響は7%しかないことや、表情や声のトーンから相手の気持ちを読み取ることができないSNSでのコミュニケーションの危険性について、実例を交えてお話をしてくださいました。生徒たちは、「相手が誤解しないような言葉を選んで送らないといけないと思った」「直接会って話すコミュニケーションを大切にしたい」などの感想を述べていました。
 今回の学校保健委員会は、SNSなどのメディアのデメリットを理解し、望ましい生活習慣を送ろうという意識を高めるよい機会となりました。

【瀬戸市立水無瀬中学校】地域の方による面接練習会

 義務教育を卒業し社会に羽ばたく生徒たちが、今後、様々な場面で直面する面接。その第一歩として、地域や商工会議所の方々の協力を得て、面接練習会を行いました。この面接練習会を通し、生徒たちは、自分を見つめることと、人に認められることの大切さも同時に学びます。
 面識のない方の質問にどう答えるのか。生徒たちの緊張も自然と高まります。しかし、この緊張の中で行う面接こそ、これから社会へ出る生徒たちにとっては最高の学びの場となります。
 面接会場をあとにするときに見せるやわらかな笑顔。真剣に面接と向き合った証です。
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【あま市立甚目寺東小学校】図書委員会による読み聞かせ

 本校では毎年、12月の人権週間に合わせて「あい・あい・あい集会」という集会を行っています。「あい・あい・あい」というのは、「認め合い」「助け合い」「励まし合い」の略です。今年度は、テーマを「認め合い 〜つなげよう 広めよう〜」とし、お互い支え合って生活していることを確認し合い、周囲の人に気持ちを伝え、更に自分から関わりをもち、支え合っていこうという気持ちを高めることをねらって行いました。
 集会の中では毎年、そのねらいに沿った本の読み聞かせが図書委員会によって行われています。今年度は、マーガレット・ワイズ・ブラウンの「たいせつなこと」をスクリーンに映しながら、図書委員全員で分担をして読んでいきました。練習の成果もあって、少し緊張感のある雰囲気の中でも間違えることなく読み進めることができ、全校児童が静かに耳を傾けていました。
 児童にも最後の「あなたにとってたいせつなのは あなたがあなたであること」という一文が伝わったようで、感想には「物に大切な役割があるように、人にも大切な役割があるんだと思いました。その一人一人、ちがう役割があることで、一つのクラスができるんだなと思いました。」など、それぞれ違う他者のよいところを認めようとするものが多く見られました。来年度はどのような本の読み聞かせが行われるのか、今から楽しみです。

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【一宮市立大和南小学校】 情報モラル集会

 「情報を生活に上手にいかそう」というテーマで、テレビやゲーム、インターネットの正しい使い方について学習しました。
 はじめに、テレビやインターネットを、1日どれくらい使うかを児童に問いかけました。1時間以上、2時間以上、3時間以上で挙手させると、3時間以上という児童もいました。
 その後、テレビやインターネットを長時間使うと、どんな危険や害があるかを、クイズ形式で説明していきました。
 最後に、テレビやインターネットを使うときの約束を確認しました。
 その1 使う時間を決めよう。
 テレビやゲーム、インターネットを行う時間を決めておきましょう。お家の人と一緒に考えてみるのもよいですね。
 その2 本当か確かめよう。
 テレビやインターネットに書いてあることが、本当かうそか、いつも考える習慣を作りましょう。困ったら大人に聞くのもよいですよ。
 その3 相手のことを思いやろう。
 テレビもゲームも人が作ったものです。その向こう側には人がいます。身近な人もそうでない人も、優しく思いやれる南っ子でいてください。
 集会後、子供たちは、「テレビやインターネットを使うのは、なるべく短い時間にしよう」「全部信じてしまわないように気を付けよう」と振り返っていました。
 子供たちにとっても、非常に身近なテレビやインターネット。上手に付き合い、生活に生かせるとよいと思います。
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【春日井市立中央台小学校】 人権週間の取組

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 中央台小学校では、人権週間に合わせて、集会や道徳などの授業で、例年、人権に関する取組を行っています。人権に関する標語や習字を募集し、廊下や教室に掲示したり、人権集会で発表したりしています。人権集会では、各学年の代表者による標語の発表のあと、校長先生による人権についての講話があり、それらの標語の中で使用されていた「言葉」と「友だち」をキーワードとして取り上げて、人権について理解を深めることができました。「ちくちく言葉」を使わずに「ふわふわ言葉」を使うこと、他の人の考えも認め受け入れること、など相手の気持ちを考えて、ちがいを認め合うことの大切さを確認しました。

【春日井市立山王小学校】なかよし班活動

 本校では、1〜6年生の縦割りグループによる「なかよし班活動」を行っています。年数回行われる「なかよし班遊び」に加え、1学期には、「山王フェスティバル」などの児童会による行事も、なかよし班で協力して盛り上げています。2学期の運動会の予備日には、なかよし班ごとに集まって、お弁当を食べました。また、本年度からは、読書週間に合わせて「なかよし読書」に取り組みました。
 「なかよし読書」では、なかよし班ごとに、6年生が下級生に読み聞かせを行いました。6年生は、下級生に楽しんでもらえるようにと本選びをし、練習を一生懸命がんばりました。下級生たちは、みんな真剣に耳を傾けていました。低学年の子供たちからは、「あんなふうに私も読んでみたい」という声が聞かれました。
 3学期には、6年生を送る会に向け、なかよし班の5年生がリーダーとなって、1年間お世話になった6年生へのプレゼント作りをします。このような活動を通して、互いに相手を思いやる気持ちをもてるように、これからも活動を続けていきたいと思います。

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【あま市立甚目寺西小学校】スマホの使い方、大丈夫?

 小学生のスマートフォン所有率は年々上がっており、スマートフォンが原因のトラブルが、本校でも少なくありません。特に、高学年においては、スマートフォンは生活の一部であり、なくてはならないものになっている児童も多くいます。本校においても、ネット上のトラブルが数件発生したこともあり、今後の使用方法やネットモラルについて学習する機会を設けました。
 始めに、「スマホの安全な使い方教室」というDVDを視聴し、ネットに潜む危険について学習しました。「個人情報は大丈夫?特に写真は要注意」「リアルに会うことの危険」「ネット犯罪の危険」「誤解からネットいじめへ」という構成のDVDで、とても分かりやすい内容でした。次に、これから自分が気を付けたいことを考えさせました。児童の振り返りカードからは「これからは怪しい人からメールが届いても無視をする」「写真を撮るときは背景に気を付ける」「アプリを入れるときは親に言う」という感想が見られました。この授業を通して、ネットの怖さを知るとともに、スマートフォンは、安全に使って初めて役に立つ道具であることを理解したようでした。また、保護者向けに啓発文書を配付し、家庭の協力も呼びかけました。今月には、講師の方を招いて、高学年向けに「ケータイ・スマホ安全教室」を行う予定です。
 これだけ多くの児童が毎日手にしているスマートフォン。我々教師も、今回の取組だけでなく、ネットトラブルにかかわる報道などを授業に取り入れ、日常的にネットの危険性を警鐘していく必要を強く感じました。

【尾張旭市立東栄小学校】 道徳講演会

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 尾張旭市立東栄小学校では、毎年、道徳講演会を開催しています。今年度は、ワールドバスケットボールクラブチームから、車いすバスケットボール選手3名の方を招いて3〜5年生を対象に行いました。
 子供たちは、選手が「日常生活の中で、特に困っていることはない」と明るく話している姿を見たり、「今までに、よかったことやつらかったこと、悲しかったことはありましたか」の質問に対して、「よかったことはあるけど、つらかったことはあまり考えないようにしている」という返答を聞いたりして、不思議そうな顔をしていました。
 また、選手の方々が障がいがあっても、自在に車いすを操り、ドリブルやシュートをする様子を見て、「おおー」という驚きの声を上げ、「すごい」と感動していました。
 その後、子供たちは、車いすバスケットボール用の車いすに乗り、全員が体育館を一周する経験をし、代表の児童が、選手とともにバスケットボールの試合をする中で、障がいを意識しないで行動することを経験しました。
 この講演会を通して、子供たちは、「つらいことや悲しいことはあまり考えないで、うれしいことをいっぱい思い出に残せるように生活しよう」などという感想をもつことができました。
 尾張旭市の肢体不自由児受入れ拠点校である本校では、「ちがいを認めてともに生きる」という意識を高揚させるとてもよい機会となりました。
 

【尾張旭市立瑞鳳小学校】情報モラルの授業実践

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 携帯電話やスマートフォン、タブレットやPC等の急速な普及に伴い、高い利便性が得られる一方、子供たちがオンラインゲームやSNS等の利用を通じて、ネット依存やネット被害、SNSによるトラブル等、情報化の進展に伴う新たな問題に遭遇することが危惧されている。
 本校の高学年においても、80%以上の子供たちが、何らかの形で情報機器と関わっており、それらの適切な使い方を自分たちのこととして考えさせるために、5年生において「NHK for schoolのスマホ・リアル・ストーリー」を活用して、授業実践を行った。スマートフォンのオンラインゲームによる課金、SNSによる言葉の誤解やネット上の出会い等についての動画を見ながら、トラブルになってしまう経緯や、まさかの事態を未然に防ぐために気をつけることを考えさせた。オンラインゲームについては、「時間を決めて行う」「家の人がいるところで行う」「課金をしない」「わからないことは相談する」等のルールを保護者とともに決めて行うことや、SNSについては、「言葉の使い方に気をつける」「送る前に内容を確認する」「個人情報を載せない」「絶対に会わない」等の安易な言動に気をつけることが大切であるという意見が出された。実際にあったストーリーを目の当たりにして、子ども達は真剣に課題に向き合うことができた。
 今後も、より一層子供たちにとって身近になる情報社会を、安全で快適に過ごしていくために、総合的な学習の時間や学級活動の時間等を使って、情報モラルを身につけさせていく必要がある。

【豊橋市立花田小学校】 心を育てる「フレンド活動」

 花田小学校には「フレンド活動」と呼ばれる異学年交流活動があります。この活動は「異学年とのふれあいを通して、人を思いやり、やさしく接していこうとする心を育てること」「発達段階に応じた責任感をもたせ、協力してよりよい人間関係を築こうとする心を育てること」を目的としています。フレンド活動の班構成は、1〜6年生までの児童約10名です。主な活動としては、毎日の「たてわりそうじ」と月に1度程度の「たてわりフレンド」があります。そして、本年度は、運動会の組み分けもフレンド班をもとに行いました。
 「たてわりそうじ」は、校内の掃除を縦割り班で行うというものです。6年生の班長が掃除道具数の確認、そうじ分担の割り振りを行い、掃除の方法をていねいに低学年に教えています。縦割り掃除にすることで、一人一人に自分の役目をしっかり果たそうと責任感が生まれ、学級掃除に比べると私語もなくなりました。6年生は、どのようにすれば低学年も真剣に掃除に取り組めるのか悩み、考えながら班長として頑張っています。
 「たてわりフレンド」の時間には、1年生から6年生までの班員全員が楽しめる遊びを、6年生が計画し実行しています。6年生の進行の様子を見ていた子供たちですが、最初は思うように進行ができず、悩んでいる姿も多くありました。しかし、フレンド遊びのあとに、よかった点、うまくいかなかった理由を自分たちで話し合うことで、少しずつ改善が見られ、自分たちの活動に自信がもてるようになりました。また他学年からの「フレンド活動のときに、楽しい遊びを計画してくれてありがとう」(1年男子)という手紙がもらえたことも6年生の頑張りにつながっています。

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【豊橋市立豊南小学校】携帯電話ゲームのルールについて

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 高学年の子供たちから、「自分の携帯電話は持っていないけれど、親の携帯電話のゲームで遊んだ」という話を聞いた。理由を尋ねると「時間をつぶすために借りて少し遊んだだけ」という答えが返ってきた。携帯電話のゲームは、無料で気軽に遊べるが、多くの危険が潜んでいるということを、子供たちはまだ理解していない。そこで、5年生の子供を対象に、「スマホ・ケータイ安全教室」を行った。無料という言葉に誘われて、個人の情報を流出させてしまったり、間違った情報が、友達に悪影響を及ぼしたりという事例が紹介された。携帯電話はボタンひとつで、簡単に「有害サイト」や「悪徳業者」につながってしまう危険な部分を持っているものだと、子供たちは改めて実感したようだ。
 携帯電話やインターネットを使った犯罪から子供たちを守るために、各家庭で安全に使用するためのルールについて話し合っていただくように、保護者の方々にお願いしていくとともに、学校でも情報モラル教育を更に充実させていきたい。