【豊橋市立五並中学校】豊橋・学校いのちの日読み聞かせ

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 五並中学校では、豊橋・学校いのちの日(6月18日)までの1週間に、毎年「いのち」に関する読み聞かせを行っています。
 昨年までは、教師が題材や本を選び、読み聞かせを行っていましたが、今年度は、図書委員が中心となり、読み聞かせも生徒が行うようになりました。全クラスを図書委員が分担して、3日間、連続して、朝の読書の時間に読み聞かせを行いました。
 上の写真は、2年生のクラスで、「白いやさしいゾウのはなし」という本を読み聞かせているところです。読み手の生徒もとても読むのが上手で、内容がよく伝わってきました。よく練習したことが伺えました。読み聞かせを受けた生徒からは、「白いゾウを見たことがないから、見てみたい。」「お母さんゾウは、息子を火事から守って死んでしまってかわいそうだったが、とてもやさしいと思った。」「自らの命を捨ててでも子ゾウを守ったところが、母親らしくてすごいと思った。」「容姿はちがうこともあるが、誰にでも一つはよいところがあるとわかった。」など、様々な感想が聞かれた。
 五並中学校は、この活動を、これからも地道に、長く続けていきます。

【一宮市立起小学校】 インターネットに潜む危険性について勉強しました

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 7月の中旬に3年生で、道徳「とどいた広こく」という話を使い、住所や名前をネット上に書くと、どのようなことが起こるのかについて考えることを通して、インターネットに潜む危険性について学習しました。
 まず、授業の始めに、子供たちにインターネットを利用したことがあるか尋ねてみると、とても多くの子供たちが利用したことがあると答えていました。さらに、ネットで何をしているか尋ねると、動画を見る、ゲームをする、調べ物をするときに使うなどの様々な利用方法で使っており、子供たちにとってインターネットがとても身近なものであることが分かりました。
 インターネットの利用法を聞いた後に、「とどいた広こく」を読み、インターネットの利用について考えました。この資料のあらすじは、主人公の少年が、ゲームが欲しいという気持ちに負けてしまい、「知らないサイトに自分の名前や住所は書きこまない。」という母親との約束を破って個人情報を入力してしまい、後日、知らない会社から主人公あてに広告が届いてしまい、母親に広告が届いた理由を尋ねられるという内容の話です。
 広告が届いたときの気持ちを考えたとき子供たちからは、「インターネットってこわいな。」「お母さんとの約束をきちんと守ればよかった。」「名前と住所を書きこまなければこんなことにならなかったのにな。」「今度はルールを守ろう。」などの意見が出ました。
 インターネットは楽しいけれども、使い方を間違えると怖い目に遭うということが学べたのではないかと思います。

【豊田市立小原中部小学校】 野菜も心も大収穫

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 本校は全校児童数49名の小規模校です。昨年度に引き続き、今年度の道徳教育目標も「主体的に行動できる子」です。道徳の授業だけでなく、学校の教育活動全体を通して、他教科とも関連付けながら系統的に道徳教育を進めています。
 本校では、学級園での栽培活動も、大切な道徳教育の一環として考えています。各学年の畑には、キュウリ、トマト、ナス、スイカなど、夏野菜がたわわに実っています。6年生は、「1年生に収穫の喜びを感じてほしい」と考え、毎朝、自分たちの畑に1年生を招待する「野菜の収穫体験」を企画しました。1年生は、「昨日よりすごく大きくなったよ。」「ぼくも採らせて。」と、笑顔で収穫を楽しみました。日がたつにつれ、1年生は、6年生と一緒に活動することを楽しみに、畑に集まるようになりました。そして、「高いところの野菜も採ってくれてうれしかった。」「6年生って優しいね。」と、6年生の温かさや頼もしさを感じとっていました。
 学級園でのかかわりを通して、最高学年と新1年生の心が、これまで以上に通うようになりました。収穫の喜びを感じる1年生を満面の笑顔で見守る6年生が、一番喜びを感じていたのかもしれません。心がほっこりする活動でした。

【愛西市立永和小学校】子ども運動会〜異学年交流を深め、チームワークを大切にする〜

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 本校の運動会は、9月に、隣接する中学校と合同で行います。この小中合同運動会では中学生と小学生が協力して企画、運営をします。この活動を通して、本校の高学年の児童は、リーダーシップの必要性を学びます。
 本校では、中学校でよりリーダーシップのとれる児童を育てるために、5月に高学年児童が企画をする「子ども運動会」を実施しています。そして、異学年交流を通して、互いに認め合い高め合うために、競技は、1・4年生、2・5年生、3・6年生のペア学年で行います。競技内容は高学年児童による話合いで決めます。話合いでは、「どんな内容なら楽しんでもらえるだろう」と、どの児童も真剣に考えている様子でした。話合いで決まった競技内容を各学年に伝えることは、高学年児童の役目です。わかりやすく伝えるために、事前に何回も練習をしました。その真剣さが伝わったのか、どの子も高学年の言葉にしっかりと耳を傾けていました。
 当日は、みんな一生懸命に競技し、また、仲間を応援したり励ましたりする姿が多く見られました。応援歌も歌い、大いに盛り上がりました。児童の感想には、「高学年のお兄さん、お姉さんが優しく教えてくれてうれしかった」「わたしも高学年になったら年下の子たちが楽しんでくれる子ども運動会を考えたい」「低学年の子たちが喜んでくれてうれしかった」「ありがとうと言ってもらえてうれしかった」などがありました。異学年交流により、多くの子が互いにがんばりを認め合う経験ができたのではないかと思います。また、小中合同運動会で高学年児童が中学生の姿から学んだように、上級生の姿を見て、次年度の自分の姿を想像する子や目標を立てる子もいました。今後もさらに、児童同士が互いに認め合い、高め合える場を設けていきたいと思います。

【安城市立高棚小学校】 正しい情報活用の大切さ

 本校では児童が安全かつ適正に情報活用、ICT機器活用ができるように、教科や道徳、学活や総合的な学習の時間などを利用し、各学年に必要な情報モラルの指導を実施しています。ここでは、5年生の実践を紹介します。 
 5年生のインターネットを利用した調べ学習では、最初に見つけた情報をそのまま信じてしまい、情報を検証したり新たな情報を得たりしないまま満足する児童が少なくありません。そこで、今年1月に起きた「初詣ベビーカー論争」を題材とし、正しい情報活用のための授業を構想しました。
 児童は授業の導入で「初詣でのベビーカー乗り入れ禁止」のニュースについて一人一つの情報ソース(新聞記事、テレビニュース、ネットニュース、ネット掲示板等個人の書き込みなど)で騒動の内容を確認し、お寺の行動を「理解できる」か「理解できない」か、発表し合いました。両者の意見ははっきりと分かれ、平行線をたどりました。そこで、なぜそうなるのかについて話し合いました。話合いが深まるにつれて「両方の立場の意見を知らないと正しい判断ができない。」「新聞とインターネットで書かれた内容が違っていた。」「一つの情報だけをそのまま信じるのはよくない。」といった情報受信者として気をつけるべき意見が出されました。また、ネットの掲示板に当事者を誹謗(ひぼう)するような意見や攻撃的な書き込みが見られることにも注目した児童からは、「証拠がないのに決めつけて書くのはよくない。」「相手を傷つけることを書いてはいけない。」といった情報発信についての意見も出されるなど、正しく情報を扱うことの大切さについて考えを深めることができました。
 これからも系統立てた計画的な指導とともに、実態に応じた柔軟な指導を行い、児童の情報モラルを高めていきたいと思います。
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【豊川市立八南小学校】 読書週間

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 豊川市八南小学校では、6月20日(火)から7月3日(月)まで読書週間がありました。初日20日の3時間目には『いっぱい であおう わくわくどきどき』をめあてに読書集会がひらかれました。プログラムは(1)図書副委員長の言葉(2)おすすめの本の読み聞かせ(3)図書室の使い方を説明する劇(4)人気の本ランキング発表とクイズ(5)図書委員長の言葉でした。子供たちはクイズに楽しく答えたり、読み聞かせの本を真剣に聞いたりして、とても有意義な時間を過ごすことができました。
 この集会の後で、読書カードが配布され、読書週間がスタートしました。毎朝8時25分から40分までを「読書タイム」として、たくさん本を読むよう取り組みました。(1)「わたしのおすすめ本」を紹介しよう(2)毎日家庭で20分以上読書をしようをめあてに、それぞれの「読書記録カード」を使って、自分の読書の足跡がたどれるようにして取り組みました。
 「読書週間のふりかえり」で、低学年のある女の子は、「本がにがてだったし、字を読むのがゆっくりだったけど、だんだんうまくなって、読書がすきになりました。」と書いていました。また、ある男の子は、「テレビをけして本を読むことができました。これからもたくさん本を読んでいきたいです。」と書いていました。

【豊田市立豊松小学校】知らない人に連絡先を教えないために

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 今回、情報モラル教育実践として、2年生で、「知らない人に連絡先を教えない」ということをテーマで、学活の授業を行いました。
 2年生の子供たちは野鳥が好きということもあったので、導入では、上の写真のような、鳥クイズに回答して、住所や名前を書いて送ると素敵なプレゼントがもらえるかもしれないと思わせるチラシを、子供たちに見せました。実際に鳥の名前を答えた後に、このチラシを出すかどうかを聞いたところ、10人中9人が出すと答えました。1人は出さないと答えました。理由として、「もしかしたら怪しい人たちが出したものかもしれないから」と今回の授業の核心を突くような回答をしました。その後、出したら、欲しくないものが届き、請求書まで同封されていたということを子供たちに伝えました。その後、子供たちにどうしてこのようなことになってしまったのかを考えさせていく過程で、個人情報について指導を行いました。個人情報が自分のことがわかるものであるということや具体的に個人情報に当たるものが何なのかについて学びました。
 最後に、授業を振り返って、今後どのように対応したらよいのかを考えました。「お父さんやお母さんに相談してから出すか決めたい」や「自分で勝手な判断をしない」など、自分自身で勝手に判断せずに、周りの大人に相談して、個人情報を守ろうということを学ぶことができました。また、今日の授業で個人情報がどのようなものであるかに初めて触れたので、簡単に住所や名前を書いてはいけないことを学ぶよい機会となりました。

【碧南市立大浜小学校】ハッピーボックス活動

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 本校では、6月12日(月)から1か月間、児童会活動で、笑顔がたえない学校を目指すことを目的として「ハッピーボックス活動」の取組を行いました。友達、学級、学年、学校のよいところを見つけたら、用紙に記入してハッピーニュースとしてボックスに投かんします。児童会運営委員が代表作を選び、それを昼の放送で紹介しました。
 期間中に約200枚以上のハッピーニュースが全校から集まりました。具体的には、「○○さんが一緒に帰ろうと誘ってくれました。」「転んだときに○○さんが保健室に連れて行ってくれました。」「手洗い場で○○君が落ちた石けんをもとに戻していました。」「トイレのスリッパを○○君がそろえていました。」などのニュースが投かんされました。
 この活動を通して、多くの児童が様々な所で友達のために行動していることがわかりました。また、児童は友達のよい行動を認め合うこともできました。児童会としての期間限定の活動は終わりましたが、今後も笑顔がたえない学校を目指すために活動を行っていこうと思います。

【岡崎市立藤川小学校】「ワンサウザンド 藤川」〜全校のみんなで いいことみつけ活動〜

 本校では、実行委員の子供たちが自主的に企画し、運営する活動を大切にしています。異学年が交流できる「全校ふれあい集会」もその一つです。本年度は、その集会を始める際には、子供たちが創作した曲「FJK(ふじかわ)チーム16」を全校で歌い踊ることを企画しました。そのおかげで、集会はますますの盛り上がりをみせています。
 二つ目は、「ワンサウザンド 藤川 〜全校のみんなで友達の1000のいいことを見つけよう〜」という活動です。これは、「友達のために、学級のために、学校のために」よい行いをした子を見つけたら、「いいこと見つけカード」に書き、「いいこと見つけボックス」に投かんするものです。1枚投かんされると、ボックスの数字が1増えていきます。ボックスに入れられた「いいこと見つけカード」は、実行委員の子供たちによって、校内放送で度々紹介されました。「○○さんが、トイレのスリッパをそろえていました。ちゃんとそろえて、すごいと思いました。(2年女子)」「○○くんが、3年1組の教室の前の廊下に水がたれていたのを、ぞうきんでふいてくれていた。(5年男子)」等々。
 どの学年の子供も、意欲的に取り組む姿が見られ、実行委員の子供たちが予想していたよりも、はるかに速いペースで、1000枚ものカードが集まりました。1000枚の「いいこと見つけカード」は、次々に紹介され、掲示されました。1年生も、「いいことでいっぱいの藤川小になったね。」と心の交流に満面の笑顔でした。その後の「いいこと見つけ」は、定着したクラスも多く、今も続いています。
 今後も、実行委員の子供たちの自主的な活動に期待しながら、いろいろな場面で異学年交流・活動を取り入れていきたいと思っています。

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【常滑市立常滑東小学校】 かべの らくがき だいじょうぶ?

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 ノートや教科書、机など、身の回りの物に落書きをしたことのある1年生児童は多い。ちょっとした出来心で壁に悪口を書いてしまった落書きが、想像以上に多くの人に広がってしまう怖さを理解し、うその情報は決して流さない態度を育てることを目標に、道徳の授業に取り組んだ。
 紙芝居「さるおの らくがき」(さるおくんと学ぼう)を資料として用い、壁に悪口を書いたときのさるおのすっきりした気持ちと、壁の前を行き過ぎる人の多さを強調し、担任の先生から壁の落書きの話を聞いたときのさるおの気持ちを考えさせた。1年生の1学期は、まだ自分の思いを文章表現できない児童が多い。そのため、発言をした児童の意見を板書にまとめて色を付け、似ている考えの色をワークシートに塗ることで意見を表現させた。「ノートに書けばよかった」「こわい」というのは、不特定多数の人を念頭に置いた意見である。授業後の感想では、「誰が見たか知らないけれど、くまおくんだけじゃなくて、その落書きを見た人に謝りに行かないといけない」と発言した児童がいた。
 本主題を扱ったことは、インターネット上の掲示板にされる落書きほど、情報の広がりは大きくないが、児童の経験とつながる日常的なモラルを考えさせるのに適当であった。本学級で、自分の携帯電話を持っている児童は約20%、自分の携帯電話でゲームやメールをしたことのある児童は約10%、家族の携帯電話でゲームをしたことのある児童は約90%、メールをしたことのある児童は約40%と非常に多い。この時期に、情報モラルについて考えさせることは、今後のメディア環境に身を置く児童にとって、有効であると考える。

【豊橋市立高師小学校】いのちを輝かせよう!「笑顔のちから」

 豊橋市では、毎年6月18日を「豊橋・学校いのちの日」と設定し、全市一斉に教師と子供たちが「いのち」の大切さを考える取り組みを行っています。
 本校では、学校自由参観日に合わせ、「いのち」をテーマにした保護者参加型の講演会を開催しています。本年度は、小児がんを克服したお子さんの保護者をお招きし、「笑顔のちから」という演題で講演をしていただきました。
 幼い頃に小児がんに冒されながらも、毎日を精いっぱい楽しみながら生きるお子さんやその家族の姿を映像から知った子供たちは、自分の生活と比較しながら真剣なまなざしで講話を聞いていました。また、どんなにつらい状況でも笑顔を忘れずに生きる姿に胸を打たれた様子の子供もたくさん見られました。
 講話を聴き、「何不自由なく生きているそのことが何よりも幸せなことだと思い知らされた」「これから、つらいことがあっても笑顔で乗り越えていきたい。いつも笑顔を忘れずに生きたい」という感想をもつ子がいました。
 これから、どんなにつらい逆境や困難にぶつかることがあっても、生きていることが何より幸せなことで、それらを乗り越えるために前向きに生きていきたいと思わせてくれる、有意義な時間となりました。

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【田原市立伊良湖岬中学校】 思いやりの心を育てる福祉学習

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 本校では、1年生が「お年寄りとつながる地域〜今私たちにできることから始めよう〜」というテーマで福祉学習に取り組んでいます。その中で、お年寄りの気持ちを理解するために、田原市社会福祉協議会と連携して「福祉実践教室」を実施したり、地域のデイサービスセンターを訪れてボランティア活動を行ったりしました。お年寄りに楽しんでもらおうと、ゲームを企画したり、歌を歌ったりしました。活動を通して、お年寄りと話をするときには、ゆっくりとはっきりした声で話すこと、ひざを曲げ目線を合わせて話すことがとても大切だと気づくことができました。また、目の悪い人でも一緒に遊べるようにマークの大きなトランプがあることや、足の不自由な人でも楽に歩けるように段差がなくしてあることも教えてもらいました。お年寄りと活動をともにすることで、お年寄りの気持ちや必要な配慮について知ることができました。それと同時に、相手を思いやる気持ちや誰かに喜んでもらう充実感を生徒に味わわせることができました。

【犬山市立今井小学校】 障害に負けずに生きる

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 3〜6年生が、福祉実践教室で視覚障害者ガイドヘルプの体験をしました。自他の生命を尊び、思いやりの心をもち、共に生きようとする態度の育成を目指して、毎年様々な障害のある方とふれあっています。今年は、視覚障害者の方をお招きし、お話を聞きました。そして、アイマスクをした友達を、図書室から体育館まで案内するというガイドヘルプの体験をしたり、サウンドテーブルテニスやブラインドサッカーも一緒に体験したりしました。目が見えなくても、自分からいろいろなことにチャレンジして、生き生きと生活していらっしゃる姿にふれることができ、子供たちの心に大きな感動を呼び起こしました。ふだんの生活では、なかなかふれあうことのない貴重な体験でした。これから、もしどこかで体の不自由な人に出会ったときに、声をかけて助けてあげられる子供たちであることを願っています。

【一宮市立三条小学校】 尾西公園美化活動

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 三条小学校では年に2回、尾西公園美化活動を行っています。この活動は25年以上前から続いており、三条小学校の伝統となっています。奉仕や協力の心を学ぶ良い機会でもあり、1回目の6月は2・4年生、2回目の11月は3・5年生が参加しています。異学年のグループに、地域のお年寄りの団体である三条クラブの皆様と、保護者の方々が入ってくださり、広い公園内を分かれて活動します。
 6月2日(金)の活動では、たくさんの落ち葉や草を集めることができました。参加されたお年寄りや保護者の方々から、子供たちが汗を流しながら一生懸命取り組んでいる姿を褒めていただきました。また、子供たちからも「公園がきれいになって気持ちいいね」「これからも、みんなの公園を大切に使いたい」という声が聞かれました。地域や保護者の皆様に支えられ、「心豊かな たくましい三条っ子」へと育っています。

【みよし市立中部小学校】疑似サイトに書き込み体験

 最近、本校においても、携帯電話やスマートフォン、タブレット端末、携帯ゲーム機を所持している子供が増加しています。それらの機器をインターネットに接続し、ゲームをしたりSNS交流サイトを利用したりしている子供も増えてきています。
 5年生の授業では、インターネット掲示板への書き込みの危険性を実感させるため、情報支援の先生を講師として、SNSの投稿サイトに書き込む疑似体験を行いました。「宿題についてどう思うか素直に書き込んでみましょう」と伝えて、子供たちは疑似サイトに宿題に対する率直な思いを書き込みました。疑似サイトに書き込んだ言葉は、本物のインターネットの掲示板と同様に、匿名で表示され、すぐに全員で閲覧することができます。「やりたくない」「少なくして」「音読めんどい」など率直な意見が表示されると、子供たちは笑いながら共感し、どんどん書き込みはエスカレートしていきました。次第に「うざい」や「消えろ」や「あああああ」「めんどくせええええ」など悪ふざけや乱暴な言葉遣いが目立つようになっていきました。
 情報支援の先生が「実はこれは誰が書いたのか調べることができます」と言うと、子供たちは驚き、書き込んだ内容に対して見られることに抵抗感をもつ子もいました。最初は、ただ自分の気持ちを書き込んでいただけであったが、次第に悪ふざけがエスカレートし、言葉遣いが荒くなってしまうことを実感しました。情報支援の先生から、安易な書き込みからいじめに発展した例や、損害賠償請求にまで発展した例を紹介されると、自分事としてとらえ、真剣に聞き入る様子が見られました。
 授業後、「楽しいこともあるけど、書き込むときは十分注意しないといけない。」「本当に書いてもいいことなのか考えて使いたい。」と感想が聞かれ、情報モラルに対する意識が高まりました。

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【瀬戸市立幡山西小学校】 道徳教育の充実を目指して

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「赤おにになったつもりで考えてごらん。」
 担任の問いかけに児童が真剣に考えます。児童の意見に対して、担任が更に揺さぶりをかけていく授業展開・・・。
 来年度から「特別の教科」になる道徳の授業を更に充実させるため、本校では道徳の授業研究に取り組んでいます。
 6月には4年生で「ないた赤おに」、6年生で「合唱コンクール」を題材として研究授業を実践しました。
 6年生の授業では、友達の言葉が重くのしかかり、思い悩む主人公の気持ちを考えました。周囲の言動にとらわれず、6年生としての今の役割をきちんと果たそうと意欲をみせた児童の姿がありました。じっくり考え、考えたことを自分の言葉で相手に伝えて、真剣に道徳の授業に取り組む6年生児童。
 担任がお互いに授業を見合い、更に「考える道徳」の授業を目指します。道徳の授業にとどまることなく、教育活動全般において心の教育を進めていきたいと思います。

【清須市立春日中学校】 携帯安全教室

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 近年、インターネットやSNS等を利用してコミュニケーションをとる生徒が多くなってきました。しかし、ルールとマナーを守らなければ、トラブルに巻き込まれたり、友人を傷つけたりする恐れがあります。
 そこで、スマホやSNSの正しい利用の仕方を身に付けさせるために、NTTドコモの方を招いて、2年生を対象に「携帯安全教室」を実施しました。スマホの利用については、スマホを利用したことがある生徒が100%、自分のスマホを持っている生徒が50%程度でした。生徒はふだんから使っているので、真剣に話を聞くことができました。実際に起こったSNSのトラブルを教材にして、「トラブルはどうしたら防げるのか」「SNSはどんなことを守って使うべきか」をクイズ形式で教えていただきました。生徒は、「スマホは便利なものだけど、使い方によっては、被害者にも加害者にもなる危険があることを忘れずに、スマホを使うようにしたいです。」「これからは、家族との約束を確認したり、友達同士でルールを決めたりして、スマホなどに対して、もう一度深く考えて利用していきたいです。」という感想をもちました。
 今回の「携帯安全教室」で学んだことを生かし、これからも正しく、安全にスマホやSNSを利用することを願います。本校では、今後もこうした取組を継続していきたいと思います。

【岩倉市立曽野小学校】 サイバー犯罪防止教室

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 江南警察署の方から話を聞き、インターネットや携帯電話、スマートフォンを使う上での注意点や、危険な面について学びました。岩倉市の携帯電話やインターネットに関わる事件や犯罪についての現状を知り、保護者にも参加していただくことで、トラブルについて親子で考えていただく契機としました。
 特にパソコン・スマートフォンなどで普及している、『YouTube』に自分の動画を投稿する児童がいたことで、その危険性の喚起や注意を行うことと、保護者会等で近隣小学校付近に動画を投稿する不審者の存在が危険視される声が多く言われ、岩倉市を管轄している江南警察署から現状の危険性と安全策、個人ができる対策を指導していただきました。 保護者にも多く参加いただき、よい啓発活動になりました。児童には良好な人間関係の築き方と、問題行動をすると犯罪になるという注意喚起をしていただきました。児童と保護者には、岩倉市で不審者に盗撮などの行為をされたらどのように対応すると良いのかを、実際にあった事例をもとに話を聞きました。デジタルカメラを使用している不審者に出会ったら関わらずに逃げて、盗撮を感じたらすぐに警察に電話をするなどの対応の仕方を学びました。保護者の中に、実際にデジタルカメラをもった不審者と遭遇したときに、どのように身を守るのかを知りたがっていた方が多かったので、このような取組は大いに好評でした。

【大府市立大府南中学校】『ボランティアで心の成長を』

 6月20日に、地区コミュニティの運動会に、生徒がボランティアとして参加しました。審判や放送、景品の係として会の進行に尽力するとともに、競技者として地域の方々と一緒に楽しむこともできました。日差しが強く暑い一日でしたが、大人も子供も笑顔があふれていました。
 翌日、ボランティアに参加した生徒は「ふりかえりカード・主催者へのお手紙」を記入し、活動を通して自分の心の成長を見つめることができました。
 ふりかえりカードより
・小学校に行きたくなったから参加したが、参加して大会や行事にはたくさんの人の協力があるんだと改めて実感しました。
・今回参加して、大会運営の大変さや仕事ぶりによって、大会のよしあしがきまることを学びました。
・とても暑くて忙しかったけれど、ふたんクラスが違う子とも話したり協力し合ったりすることができて、とてもいい1日になりました。
・賞品係は意外と簡単そうに見えますが、一人一人に手渡すのは大変でした。でも、競技後にうれしそうに帰っていく人を見て、やってよかったなと思いました。
・周りをよく見て、その場に合った行動や対応をすることが大切だなと思いました。小さい子はよく転んでしまうし、指示も通りにくいので、何回もていねいに教えるのがいいと学びました。

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【知立市立知立西小学校】掲示版を使うときは気をつけて

 本校では,高学年になると、スマートホンを使う機会が増えてくる傾向があります。3年生でも、保護者と一緒にスマートホンを使ったことがある子がいます。いつの間にか情報化社会の中で過ごすようになりますが、そのマナーについては、しっかり教育されていないのが現実です。そこで、パソコン教室で、「事例で学ぶネットモラル」を使って、必要な情報モラル教育を無理なくしていきたいと考え、道徳の授業として「思いやり・親切」の内容項目で行うことにしました。
 3年生の児童は、何かとトラブルになることが多く、よくないことを軽いのりでやってしまったり、人の失敗を大声で笑ってしまったりと、思いやりのない行動が見られることがあります。そこで、深く考えずに行動して失敗した例として「掲示板を使うときに気をつけること」という動画を見て話し合いました。ひまわりの長さが100mをこえたというある学校のホームページを見た主人公たち3人が、適切でない言葉を使って間違いを指摘する書き込みをし、それがネット上に広がるという内容です。以下は、授業を終えた、子供たちの感想です。
・「3人は、少し書き込みを間違えていたただけなのに、みんなを嫌な気持ちにさせてだめだと思いました。人の気持ちを考えないでやったので、よくないと思います。」
・「3人は、悪口を書いたため、自分の学校のことも書かれてしまうかもしれないと思った。3人のうち書き込みをしなかった人は、止めればよかったと思った。他の学校の人に読まれて、はずかしいと思う。」

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