【あま市立甚目寺南中学校】 心をつなぐ『ふるさと』

 甚目寺南中学校には、まるで『第2の校歌』のように歌われる歌があります。行事など、全校生徒が集うときには必ず歌うようになった歌、それが『ふるさと』(小山薫堂作詞/youth case作曲)です。きっかけは、2月の終わりに行われる3年生を送る会でした。「校歌のほかに全校生徒が歌える歌があるといい」という願いのもと、歌い始めた曲です。全校練習もないまま、ぶっつけ本番。うまくできるかなぁと心配の声があがっている中、生徒会役員の「みんなで歌いましょう」の一言で全校が声をそろえて歌うことができました。生徒も教員も感動の瞬間でした。翌年の文化祭の閉会式。スクリーンに映し出されたエンドロールとともに、突然『ふるさと』の前奏と歌詞が。生徒は自然に立ち上がり、自然に肩を組む姿、こみあげる涙・・・。歌うことで全校生徒が想いを共有し、ひとつになることができました。それ以来、全校生徒にとって大切な時には『ふるさと』を歌い続けてきました。平成28年度の卒業式。『ふるさと』を歌うきっかけをつくってくれた卒業生へのプレゼントとして、「卒業生退場」の言葉とともに、在校生は突然立ち上がり、歌い始めました。卒業生への思いがこもった在校生の歌の中、卒業生は巣立っていくことができました。会場の誰もが心にこみあげる感動のプレゼントをいただきました。
 生徒たち一人一人の心をつなぎ、自然にひとつにまとまることができるものがあるということは、生徒たちの心を育む上ですばらしいことだと思います。「進む道も夢の地図も すべては心の中にある」と歌詞にあるとおり、全校生徒には受け継がれていく『大切な想い』があるはずです。これからも『ふるさと』を歌い続けていくことで、その想いを歌とともに大切にし、より一層甚目寺南中学校を歌声あふれる魅力的な学校にしていきたいと思っています。

【高浜市立高浜中学校】情報モラル実践

 本校では、3年生が技術科の授業で情報モラルについて学習しました。多くの生徒がスマートフォンやタブレットをもっており、誰とでもSNSを利用して気軽にコミュニケーションをとることができる状況にあります。
 今回の授業では、SNS利用の落とし穴や、コンピュータやネットワークを安全に使うための技術や対策の必要性について学びました。生徒にとって身近なLINEでのプライバシーの侵害や個人情報の流出などのトラブルに巻き込まれないように、使用上のルールやマナーについても考えることができました。そして、自分自身で行うことができる情報セキュリティの一つであるパスワードの設定について、6桁の数字でパスワードを考える活動を行いました。安全性を高めるために、誕生日などの自分に関する数字の組合わせや全部同じ数字にすることを避けるなど、数字の組合わせを工夫して考えることができました。
 ふだんからSNSを使っている生徒が多いこともあり、身近な問題として真剣に考えることができました。授業を通して学んだ知識を、今後の生活でスマートフォンやインターネットなどを利用するときに役立て、適切に使ってほしいと思います。
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【新城市立鳳来寺小学校】 親子で学ぼう I C T

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 ICT(情報に関する技術)に関して学ぶ機会を設けました。新城地域ITリーダー代表、「新城こどもプログラミング教室」講師の方に来ていただいて、インターネットの歴史から、最近の状況や問題点を、5年生と6年生の児童と保護者に教えていただきました。
 「LINEやメールに書き込んだことは永遠に残る。消すことはできない。」「感情が高ぶった時に書き込んだことはトラブルになる。」「直接会って伝える方がいいことがある。」などの注意点を学びました。
 「これから自分のパソコンやスマホなどを持つようになるので、事前に学ぶことができてよかった。」という感想が多くありました。
 

【阿久比町立阿久比中学校】携帯・スマホ利用安全教室

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 4月24日(月)午後、半田警察署から警察官の方を講師として招き、携帯・スマホ利用安全教室を行いました。講話の中では、DVDを視聴してスマホのカメラ機能を使って自分で自分の身体を撮影する「自画撮り」によって起こった事例と、SNS上で知り合った見知らぬ人とつながったためにストーカー被害にあった事例を紹介していただきました。これらの事例からインターネットの特性として次のことがあげられました。
・ インターネットには公開性・記録性・拡散性があり、これらの特性に
 より不特定多数の人とつながったり、自分がアップロードした画像や投
 稿が拡散してしまったりする恐れがある。
・ SNSやコミュニケーションアプリの誤った使い方によって様々な犯
 罪の被害者になったり、加害者になったりすることがある。これらのよ
 うな事例は人事ではありません。そうならないためにも、「知らない人
 とつながらない。」「安易に他人を信用して画像データを送信しな
 い。」「大きなトラブルになってしまう前に保護者、学校、警察に相談
 する。」など、今回の講話で学んだことをすぐに生活の中で活かしてい
 ってほしいです。
〈生徒の感想〉
・ 少しの興味から、自分の人生を台無しにするようなことに発展するこ
 とが、今すぐにでも自分の周りや友達に起こるということが分かりまし
 た。
・ 知らない人に写真を送ったり、送られた写真をネットにあげたりする
 ことが、どれほど恐ろしいことなのかと改めて実感しました。


【北名古屋市立師勝西小学校】挑戦し続ける心

 先日引退を発表したフィギュアスケートの浅田真央選手を取り上げて、5年生は公開授業を行いました。浅田選手は、金メダルが期待されたソチオリンピックのショートプログラムで失敗し、まさかの16位というメダルを狙うには大変厳しい順位になりました。続くフリーの演技で失敗する可能性があるトリプルアクセルを跳ぶか否かについて、自分ならどうするか子どもたちに考えさせました。「ここであきらめたら後悔する」「今の精一杯の力を出したい」という考えが出る一方、「これ以上失敗したくない」「確実な演技で少しでも順位を上げたい」という考えも出ました。その後、トリプルアクセルを跳び、フリーの演技を成功させ、涙を流す浅田選手の動画を見て、その涙の理由について全員で考えました。子どもたちは「あきらめないこと」「チャレンジすること」「頑張って続けること」の貴さを感じ、その思いを共有することができました。
 結果にかかわらず、子どもたちが「あきらめなくて良かった」「挑戦し続けて良かった」と思える場面が増えていくように、授業や日常の取組で、子どもたちの心を育んでいきたいと思います。
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安城市立安城西中学校 「西中LOVE」メッセージ掲示づくり

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◆テーマ
「西中LOVE」メッセージ掲示づくり
〜西中についての思いを共有し、よりよい西中にしよう〜

<取り組みの概要>
・「西中あのね」の書き出しで、次のどちらかの内容でメッセージを
 色画用紙に書く。 
1「西中のよいところ」を一つにしぼって書く。
2「西中(校舎・仲間・先生・校歌)に対しての感謝の気持ち」を詳
 しく書く。
・全校生徒・職員が記入した用紙を廊下に掲示する。

<成果>
・生徒たちが西中学校のよさを再確認し、西中生でよかったという
 思いをもつことができた。

 *西中あのね、私は、西中のいろいろなところが好きだよ。
  「西中ブランド」のあいさつ、掃除など、この学校だから
  できることがある。だから、これからもこの学校を大切に
  したいよ。(1年女子)
 *西中あのね、2年間ありがとう。この2年間でできた思い
  出は、僕の宝物だよ。残りの1年もよろしくね!(2年男子)
 *西中あのね・・・団の後輩のみんなへ感謝!楽しい団にし
  てくれてありがとう!3−8のみんなへ感謝!最高のクラ
  スにしてくれてありがとう。(3年女子)

・2月末に掲示づくりを行ったため、卒業生を温かい雰囲気で送り出
 すことができ、新入生に対しても西中のよさを伝えることができた。