【豊田市立花山小学校小学校】義足体験・全校道徳講演会を通して

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 9月に、ロンドンとリオのパラリンピック出場選手である、佐藤圭太選手が講演会に来てくださいました。トレーニングを積み重ねてきたことが分かる、正にアスリートという姿ですが、ジャージをめくると、右足には義足がつけられていました。短距離走の100mと200mの日本記録・アジア記録保持者です。
 講演会の前に、3年生が佐藤さんと義足体験をしました。子供たちが体験用の義足を付けて歩いてみると、思ったより動かしづらく、義足歩行の大変さを体験することができました。3年生は、後期の総合的な学習の時間で「福祉」について学んでいきます。この義足体験が、「福祉」に対して目を向けるきっかけとなりました。3年生はそれ以降、車いす体験や点字・手話の体験、ボッチャ・高齢者疑似体験などを通して、自分たちにできることは何かを考え、行動しようとしています。
 その後、全校道徳講演会を行いました。佐藤さんは、中学3年生のときにくるぶしの上あたりに腫瘍ができ、「足を切断して義足で生活をするか、足としての機能は失うが、腫瘍だけを切除するか」という選択を迫られました。たった15歳でその選択はすごくつらいものだったと思いますが、佐藤さんはお医者さんの話を聞いて、「足を切断して、義足で生活する」という決断をしました。義足にはなりましたが、リハビリをすれば日常生活はもちろん、スポーツをすることも可能になりました。
 今は、2020年東京パラリンピック出場に向けて、日々トレーニングを重ねられています。目標は、「100mを10秒台で走る」だそうです。明るく話をされ、実際に競技用の義足をつけて走る姿も見せてくださいました。きっと苦しいこともあったと思いますが、15歳での選択が、今の道を開きました。夢に向かってチャレンジし続ける佐藤さんは、とても素敵でした。佐藤さんが子供たちに語りかけた、「夢に向かってチャレンジを!」という言葉を、子供たちはきっと忘れないと思います。最後に触らせてもらったリオパラリンピック400mリレーの銅メダルは、ずしりと重みがありました。
 この講演会を通して、困難なことに出会っても、あきらめずに夢を追い続ける佐藤さんからたくさんの勇気をもらいました。これからの生活に、必ず生かされていくと思います。

【小牧市立味岡中学校】 生徒会方針CMT運動

 本校の生徒会方針であるCMT運動は、伝統的に継続されている活動です。CMT運動の「C:クリーン」「M:マインド」「T:タイム」を基とし、今年度の目標「誠〜まこと〜」を掲げ活動を行っています。
 「誠プロジェクト〜クリーンの誠心と味中生のまごころで学校を美しく保とう〜」を生徒会が企画し、全校で取り組みました。この活動は、その日、個人でできたクリーンに関するまごころある行動を紙に書きます。その後、生徒会のポストに投かんします。投かんされた紙を生徒会役員が、昇降口の正面にある模造紙に貼ります。行動を書いた紙が葉のようになり、集まってくると大きな木の掲示物になります。
 生徒たちは、登校時にどんどん育っていく木をうれしそうに見ていきます。企画した生徒会の役員は、「一つ一つは小さなことだけれど、集まると大きなことになるということを感じてほしい」と話し、それに応えて、ポストに投かんしにきた生徒は、「明日も投かんしに来るから」と役員に声をかける姿がありました。また、授業が終わると消しゴムのかすをごみ箱に捨てに行ったり、特別教室に行くときに、机の整頓をして出かけたりする姿が見られるようになりました。
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【田原市立中山小学校】 親子ふれ合い活動

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 毎年、本校では、PTA主催の「親子ふれあい活動」を開催しています。PTAの方々が毎年、様々なレクリエーション活動や創作活動など、趣向を凝らした企画を考え、準備・運営まで行っており、本校の特色であるPTA活動になっています。
 本年度は、「ジャンケン列車」「綱引き」「アジャタ(特別ルールの玉入れ)」が行われました。
 「ジャンケン列車」では、他の家族同士でジャンケンを繰り返し、最終的に総勢約350人が一つの列車につながりました。
 「綱引き」や「アジャタ」では、四つのチームに分かれて対抗戦を行い、決勝まで熱戦が繰り広げられました。
 これらの活動を通して、親子間で作戦を練り合ったり、互いの活躍をたたえ合ったりするなど、終始、グラウンドには笑顔や笑い声があふれていました。どの親子も、心と体のふれ合いを通して、有意義な時間を過ごすことができました。

【西尾市立一色東部小学校】スマホ・ケータイ安全教室

 本校では、スマホ・ケータイ安全教室を昨年度から行っています。昨年度は、6年生と保護者対象でした。今年度は、5年生と保護者、4〜6年生と保護者の2回行いました。
 1回目の教室は、5年生の児童と保護者向けでした。主なテーマは、スマホ・ケータイをまだ持っていない、または、持ち始めて間もない子供たちに知ってほしいこと、トラブル事例とその防止策や対処法などでした。
 2回目の教室では、4年生から6年生までの児童と希望した保護者対象でした。この教室では、六つのルールについて教えていただきました。自分の送ったメールが、どう受け取られるか考えることでした。文字だけでは、勘違いされてしまうことや、短すぎる言葉もトラブルの原因だと教えてもらいました。また、顔が見えないので、だまされないようにということも教えていただきました。子供たちの生活の中に、とても身近で通信機能のある便利な物として、ケータイやスマホ、ゲーム機などがあります。トラブルのもとを作らないように、保護者が上手に使うことを教えたり、フィルタリングをして、子供たちを守ったりすることが大切だということが分かりました。まだまだ、完全に理解できていないかもしれませんが、毎年教えていくことで、トラブルに巻き込まれないようにしていけるとよいと思いました。
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【岡崎市立下山小学校】 福祉実践教室

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 本校では、盲学校の児童との交流を行っており、毎年2学期に、岡崎盲学校の先生をお迎えして、福祉実践教室を行っています。本年度は、10月31日に2名の先生からお話を聞きました。
 低学年は、点字の基本や盲学校児童と触れ合うときに気を付けることを学んだ後、二人組となり、一人がアイマスクをかけ、もう一人が校内を手引き歩行しました。目の見えないときの歩き方や、ぶつからないようにするには何を注意したらよいかを、体験から学ぶためです。
 初めは恐る恐る歩いていた児童も、案内役の子が上手に手引きをするようになったので、安心して歩いていくことができました。
 体験の後、子供もたちは、「初めはこわかったけど、優しくよりそってくれたのでこわくなかった」などと感想を言うことができました。このことから、相手の様子から思いをくみとり、その思いに寄り添うことが大切だということがよくわかる体験となりました。

【東郷町立兵庫小学校】 いじめについて考えよう

 道徳の教科化のポイントの一つに「いじめ問題への対応の充実」が挙げられています。そこで、本校では、11月21日(火)に、愛知県弁護士会から弁護士を講師として招き、「いじめは重大な人権侵害行為である」ということについて考える出前授業を行いました。授業の前半は、実際に起きたいじめ事件や具体的な裁判例を基に学習しました。実際にあったいじめの話を聞いているときに、涙を流している児童もいました。そして、「いじめられる人も悪いのか」を一つのテーマとして話し合いました。授業後には、「自殺した子の話を聞いて、いじめは絶対にしてはいけないと思った」「いじめられても仕方がないという場合はないと思った」「もしいじめられている人を見たら、声をかけてあげたいし、先生にも伝えたい」などの感想が書かれてあり、「いじめは絶対だめ!」という思いを再認識させることができました。また、授業が行われた日は、学校公開日にもなっており、「こういう内容を子供たちに教えてもらい、とてもよかった」という感想を話していかれた保護者もいました。
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【北名古屋市立師勝南小学校】想像力を豊かにして情報を受け止める

 昨今、スマートフォンやインターネットが、子供たちのより身近なものとなり、子供たちは、情報を取捨選択する力を身に付ける前に、その大波にさらされながら毎日を過ごしている。「フェイクニュース」という言葉も飛び交う中で育っていく子供たちは、情報に踊らされないような冷静な判断力をもつ必要がある。
 そこで、5年生の児童を対象に、情報モラル教育を行った。国語の教材「想像力のスイッチを入れよう」を活用して、情報モラルについてクラスのみんなで考えた。その話合いの中で、メディアで伝えられる大きな事実の、ほんの一部の側面を見聞きして、自分勝手に思い込んだり、結論を急いだりすることの危険性について学んだ。つまり、あふれる情報の中で事実なのはどの部分か、伝え手の印象が加わっている部分はないか、冷静に想像することで、必要な情報を的確に受け止めることができるようになると子供たちは知った。
 また、友達同士のメールなどでのやりとりの言葉一つをとってみても、いろいろな受け止め方ができたり、誤解を生んだりすることがあることに気付いたようだった。実際にそういったトラブルを経験した児童もいた。
 そんな危険を避けるためにも、今後も、情報を受けとるがわとして、「想像力のスイッチ」を入れ、目の前にある情報が事実の全てだと捉えないようにさせていきたい。
 授業後の感想では、「これからは、情報を確認しながら、思い込みを減らす努力をしたい」「想像力を働かせ、他の見方はできないかな?と考えるようにしたい」など、情報をうのみにしないように気を付けようとする気持ちが高まってきました。




【西尾市立中畑小学校】「ありがとう集会」〜感謝の気持ちを伝えよう〜

 本校では、毎年、お世話になった方々に感謝の気持ちを伝える「ありがとう集会」を行っています。この日の「ありがとう集会」には、図書館や部活動のボランティア、交通指導員、町の先生などお世話になった方々を招待しました。マーチングバンドによる歓迎の演奏で集会が始まり、手品クラブの子供たちが町の先生に教えてもらった手品を披露しました。次に、感謝の気持ちを、全校合唱「ありがとうの花」で伝えました。さらに、手作りのしおりと花をお世話になった方、一人一人に代表の子供たちが手渡しました。子供たちの「ありがとうございました。」の言葉に、招待した方々の笑顔があふれました。児童会が中心になり、子供たち手作りの集会は、心温まる会になりました。
 「ありがとう集会」を通して、お世話になっている方々に、感謝の気持ちを伝えることができました。これからも、地域の方々や自分の周りにいる方たちに支えられ、見守られていることに感謝し、ありがとうの気持ちを伝えることができるような活動に取り組んでいきたいと思います。

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【蒲郡市立竹島小学校】 情報モラル教育実践

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 携帯電話会社から提供された映像を教材にして、携帯電話の安全な使い方や問題点、対処方法等について学習する場を設定しました。
 「私は携帯電話を持っているので、自分自身を守ることができるように、変なメールが届いたら、すぐに両親に相談したいと思います。」という授業の振り返りをする児童がいました。
 今後も、このような授業を、高学年を中心に行う必要があると強く感じました。

【春日井市立高森台中学校】情報モラルの取組

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 本校では、7月に全校で情報モラル講座を、6、12月に情報モラル週間として、各クラスで情報モラルの授業を実施しました。その目的は、生徒が適切にICTを活用し、情報社会を安心・安全に生き抜くための能力や態度を育てることや、今後の情報社会に起こりうる新たな危険や問題に対して適切な判断ができるようにすることです。
 生徒は、日頃落ち着いて学校生活が送れていますが、それでも、やはりネットトラブルが発生しています。特にSNS上でのトラブルが多く見られます。生徒は、情報モラルの授業を受けることにより、SNS上での上手な付き合い方や、ネットの危険性などを学びました。
 授業後の生徒の感想では、「個人情報を公開する危険性を理解することができました。」「もし被害にあったら一人で抱え込まずに人に相談することが大切だと思いました。」など、情報モラルに対する意識が高まった感想が多く見られました。
 また、校内での現職研修では職員で情報モラルに関連した研修を行いました。各グループに分かれ、様々な事例をもとにどのように対応したらよいかを話し合った後、全体に共有し、共通理解を図りました。
 情報モラル教育は、一度指導しただけでは浸透していきませんが、何度も指導していけば心に残っていくと思います。日頃の学校生活の中で、必要な内容を何度も繰り返すことが大切であると考えています。

【東海市立明倫小学校】情報モラル教室

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 明倫小学校では、3・4年生、5・6年生を対象に、各々の発達段階に合わせた内容で情報モラル教室を開きました。インターネットを利用するときに気をつけることを考え、写真をのせる時に「肖像権」というものがあることや、世界中に拡散される怖さについて学びました。また、インターネットには、正確ではない情報がある可能性があることを学び、これから気をつけようという気持ちを高めることができました。
 授業後には、「これからインターネットを使うときは、うその情報に気をつけたいと思う」「勝手にインターネットに友達の写真などを許可なしにのせないようにしたい」という感想がありました。
 今後も、これからの情報社会に対して、上手に情報を活用することができる子供の育成に力を入れていきたいと思っています。


【東海市立上野中学校】 スマホ・ケータイ安全教室

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 本校では、情報モラル教育として、毎年講師の方を招き、全校生徒で学習会を行っています。今年度は、携帯電話会社から講師の方をお招きして、スマホ・ケータイ安全教室を行いました。具体的事例の動画を見ながら質問形式で考えながら、自分たちの身近で起こり得るトラブルとして学びました。今、生徒たちの身近なコミュニケーションツールとして広く利用されている、無料通信アプリやSNSのウェブサービスで起こったドラマでは、たった一言が招いた気持ちの行き違いなど、生徒たちは共感しながら視聴しました。また、ネットトラブルを客観的な視点から、その先の危険性や犯罪性を知ることができました。
 生徒たちは、「私も動画と同じようなトラブルに巻き込まれたことがあってから、言葉遣いには気を遣うようになりました。」「私はスマホを持っていません。お母さんのを使わせてもらっています。お母さんがトラブルのもとだからまだ早いよ、と言っていた意味がよくわかりました。」「SNSはとても便利で使いやすい機能ですが、使い方によっては人を傷つけたり、不快な思いをさせてしまったりすることもあるから、これからは意識して使いたいです。」「友達と文章を送りあうアプリは、相手の表情がわからないので、実際に会って話すことと大きく異なります。冗談で送った一言で、相手を怒らせてしまうこともあるので、とても怖いと思いました。言葉を発信するときは、相手の顔を思い浮かべて送りたいです。」「SNSは全世界の人たちとつながることができるツールだと改めて実感しました。」「人が幸せになるためにSNSは使わないといけないと思いました。」などの感想をもち、スマホやケータイの安全な利用マナーを学び、身近に起こりうる問題として捉える機会となりました。今までの利用の仕方を振り返り、今後はマナーを意識して利用していきたいと考えることができました。

【知多市立旭東小学校】道徳「メールの返信」の授業実践

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 子供たちの身近に情報機器が当たり前にある時代。SNSが発達したことは、子供たちにとても大きな影響を与えている。本学級では、顔が見えない中でのやりとりから生まれた「すれ違い」が大きな問題となり、トラブルに発展したこともあった。その解決に当たる中で、子供たちには、情報機器のよい面しか見えておらず、危険性を考えて使用する子があまりにも少ないこと、また、SNSのやりとりを通して、本人たちも気付かぬうちに、閉鎖的な人間関係を築き上げてしまっていることが問題であると感じた。そこで、道徳「メールの返信」を通して、子供たちと情報機器との付き合い方について考えた。
 授業では、午後9時以降は返信できないと伝えたのにもかかわらず、相談のメールに答えなかったことを責められてしまった主人公の、その後の行動について考えた。話合いの中で、「大事なことは、メールでなく直接話した方がよい。」「メールでは、相手の顔が見えないからけんかになるだけ。」「SNSは自分たちしか見えないから、自分勝手になってしまったり、何でも言えてしまったりして危険だよね。」などの考えが出された。
 正しく判断し、ルールを守って情報機器を活用できる子を育てられるよう、情報モラル教育を今後も続けていきたい。

【東栄町立東栄小学校】温かな心を育む「人権の花」活動

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 本校は長年、花の栽培活動を通して豊かな心を育む活動を行っています。本年度は法務局・人権擁護委員協議会・東栄町役場と連携して、「人権の花」活動を進めました。
 全校児童が花の種を植え、子供たちの手で育てました。そして、交流を行っている施設やお世話になった地域のみなさんに鉢植えの花を感謝の心とともに手渡しました。また、家庭でも育てられるように、全校児童に花の苗を配付しました。
 11月に行われた東栄町文化祭には、人権に関わる習字や標語だけではなく、花と関わることによって命やあきらめない気持ちの大切さに気付いた本校児童の作文なども展示しました。また、人権週間には児童会が中心になって「いじめ」防止をテーマに人権集会を開いたり、人権擁護委員の方をお招きして各学年で人権教室を行ったりしました。
 人権の花活動の終了式では、児童の代表が人権擁護委員協議会の方に、「これからも花の活動を通して、命や心を大切にする気持ちを育てていきます。」と、この活動を今後も生かしていく決意を伝えました。

【豊田市立朝日小学校】情報モラル教育週間

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 朝日小学校では全校が同じ歩調で取り組めるように、「情報モラル教育週間」を設定しました。情報教育担当者より学年に応じた題材も紹介され、各学級で授業を行いました。
・1、2年生「でんわばんごう」
 電話番号や住所などの個人情報を、勝手に人に教えてはいけないことを学びました。
・3年生「とどいた広告」、4年生「身につけよう!インターネットの歩き方」
 インターネットに個人情報を載せることで起きる問題について考えました。
・5年生「情報端末機器の使い方」、6年生「メールの配信」
 メール通信の便利さの反面、それに伴う様々な問題について話し合いました。
 これからも長期休業の前後などに「情報モラル教育週間」を位置づけて、継続的に指導を続けていく予定です。

<授業後の感想>
・個人情報は言わないと心から強く思いました。もし言ってしまったら、すぐにその人に伝えないといけないと思いました。「教えて」と言われても、教えちゃだめなことを学びました。(2年生)
・簡単に動画をインターネットにのせられるけれど、何も考えずに動画をアップしてはいけないということが分かりました。(4年生)
・インターネットの怖さを知りました。家の人と使い方を話し合って、トラブルに巻き込まれないようにしたいです。(6年生)

【西尾市立八ツ面小学校】笑顔いっぱい 元気いっぱい 八ツ面 〜つなぐ第二章〜

 本校は、今年度「笑顔いっぱい 元気いっぱい 八ツ面 〜つなぐ第二章〜」を学校経営方針としています。明るい笑顔と元気な子供たちがあふれる、あたたかい学校づくりを目指しています。
 10月〜12月の児童保健委員会「あったかハート活動」では、全校児童に「友達のいいところ」や「ありがとうのメッセージ」をカードに書いて「あったかポスト」に投かんしてもらえるよう、呼びかけました。児童だけでなく、先生も巻き込んだ「あったかハート活動」は、日頃、思っているがなかなか伝えられない思いや感謝の気持ちを伝えることができました。昇降口に設置された掲示板の前では、児童の笑顔があふれていました。カードでいっぱいになった「キラキラツリー」や「にこにこ八ツ面」を見て、児童は優しい気持ちになり、感謝や思いやりの気持ちを意識してよりよい関係を築こうとする姿勢が見られました。
 
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【豊田市立小渡小学校】 キラリ活動を通して

 本校では、本年度より「自己肯定感を高める」ことを目的として、「キラリ活動」を行っています。「キラリ活動」とは、児童会が自主的に取り組む活動で児童同士がお互いを認め合う活動です。各教室に置いてあるキラリカードに自分が見付けた友達のよいところやがんばっていることを書き、廊下のキラリポストに投かんします。投かんされたカードを全校朝会やお昼の放送で児童会が発表します。また、提出されたカードは、校内の掲示板に掲示され、全校朝会でよいことを書いてもらった子が表彰され、先生にも渡されます。
 キラリカードには、清掃活動や体力作り活動などの縦割り班で行っている活動が、よく取り上げられます。低学年が高学年に向けた「ほうきのはき方を教えてくれてありがとう」「大繩の跳び方を教えてくれてありがとう」などの言葉が放送で読み上げられると、書いてもらった子や周りの子たちが笑顔になります。そのため縦割り班の活動の中で下級生にやさしく指導する上級生が増え、上級生と楽しそうに話す下級生も増えてきました。また、子供たちは、教室の中でも友達のよいところをカードに書くために友達の行動をよく見るようになり、1日に2枚3枚とカードを書く子も出てきました。子供同士が深く関わるようになり、仲が更によくなってきています。表彰されたときには、うれしそうにカードと賞状を受け取り、もらったカードを教室で一枚一枚読んでいます。
 「キラリ活動」を通して、子供たちがお互いのよさを認め合うことによって、自信をもてよい行動ができるようになってきました。また、学級の帰りの会の中の「一日の反省」においても、4月頃は、友達の気になるところを口にすることが気になっていましたが、今は、友達のよいところを口にすることが多く、和やかな雰囲気で一日の生活を終えることが多くなってきています。

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【小牧市立大城小学校】ペア学年、なかよしペア活動でなかのよい学校を目指して

 大城小学校の全校児童は約300名、みんなが顔の分かるなかのよい学校を目指しています。そのため、児童会を中心にして、ペア学年(1年生と6年生、2年生と5年生、3年生と4年生)や、更にその中でなかよしペアを作り、年間を通した異学年交流を行っています。
 6月、11月の読書週間には、なかよしペアで読書や読み聞かせを行ったり、1月の大なわ集会に向けての練習では、ペア学年で8の字跳びを一緒に練習したりしました。そして、12月8日には「おおしろまつり」を開催して交流を深めました。
 「おおしろまつり」では、4年から6年の各学級が、みんなで楽しめるように「お店」を運営します。「どうしたら、低学年の子が楽しんでくれるか」「なかよしペアで協力してできるゲームにしよう」と、趣向を凝らして準備をします。なかよしペアでは、「お店をどの順番に行こうか」と相談して、当日を迎えました。「おおしろまつり」では、なかよしペアの3、4人でお店をまわります。力を合わせてゲームに挑戦したり、相談してクイズに答えたりします。見事クリアできるとカードにスタンプを押してもらえます。「お店やさん」はお客さんで来てくれる子のことを、「お客さん」はペアの子のことを思いやる、とても素敵な時間になりました。来年は、ひとつ学年が進級し、おにいさん、おねえさんに成長しているでしょう。
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【北名古屋市立栗島小学校】携帯安全教室

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 1月29日に5年生の児童を対象に「携帯安全教室」を開催した。
 本校では、携帯電話を個人で所持している5年児童は少ないものの、パソコンや携帯ゲーム機、保護者の携帯電話やスマートフォンなど、インターネットにつながる身近な機器を使って、SNSやゲームサイトを利用する児童は多く、非常に関心をもっている。今後、個人で携帯電話やスマートフォンを持ったときに、自分自身がトラブルに巻き込まれたり、や問題を引き起こしたりしないように、現時点で、正しい利用の仕方、ルール・マナー、そしてセキュリティを学ぶ機会が必要だと考えた。
 講義では、次の二点について注意を促した。
1.インターネットにつながる機器は携帯電話やスマートフォンだけではなく、テレビやゲーム機など身近にあること
2.インターネットには便利な面と危険な面の二面性があること
 また、インターネットの危険性については、著作権の侵害や多額な利用料金の請求、SNS上のいじめなど、子供の日常生活の中で多くの問題が発生していることを、アニメやドラマを通して学習することができた。
<児童の感想より>
・携帯電話やスマートフォンは便利なものだけど、使い方を間違えると、危ないものになるということが分かりました。
・私は携帯電話を持っていません。だから、最初は「関係ないかな?」と思っていました。インターネットで、知らない人に個人情報を利用されることがあるなんて、びっくりしました。
・インターネットの便利なところや、「個人情報」とはどんなものであるかなど、いろいろなことが分かって、とても勉強になりました。ネット上に自分の個人情報を記載したら、大変なことになるということが分かりました。
・中学生や高校生になって携帯電話やスマートフォンを持つようになったら、いじめになるような書き込みをしないことや、フィルタリングをかけるなど、安全に使用するために家の人と話し合おうと思いました。

【江南市立門弟山小学校】国際理解のための学習活動

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 国際化時代を迎え、日常生活において外国の人と出会ったり、交流を深めたりする機会が増えてきています。また情報化社会の中で一人一人の世界とのつながりも強くなってきています。そのようなグローバル化した未来を生きていく子供たちにとって世界の人々との相互理解の姿勢を育てることは大切であると考えます。
 本校5年生の児童は、「Our World」をテーマに国際理解について学習しました。
 学習発表会では「世界」をテーマとした寸劇や群読、合唱の発表をしました。群読では、「世界がもし100人の村だったら」という資料を用いた発表を行いました。「世界がもし100人の村だったら」(池田香代子再話、ダグラススミス対訳)は、地球の人口を100人の村にたとえ、世界には様々な国や文化、人々がいることを分かりやすく伝えている絵本です。
 この群読を深く理解し、世界に対する自分の思いをもって学習発表会に臨んでほしいという願いをこめて発表会前にこの資料を用いた道徳の学習を行いました。
 授業では、初めに自分たちと同じ11歳の世界の子供たちの様子を写真を用いて紹介しました。自分と同じ年なのに働いている子供がいることや全く違う国だけど自分と同じ趣味をもっている子がいることを知りました。その後、「世界がもし100人の村だったら」の文章の中の「いろいろな人がいるこの村では、(   )が大切です」の(   )にあてはまる言葉を考えました。「優しさ」や「相手のことを考えること」「助け合い」などそれぞれ自分が考えた言葉をグループで伝え、友達と共有し合いました。
 この授業後に「文化や生活が違ってもお互いが理解し合うことが大切だと知った。学習発表会で一人でも多くの人に世界にはいろいろな人がいることを伝えたい。」という感想がありました。
 この学習を通して、児童の世界に対する知識が増え、一つの世界で生きていく中でお互いを理解し合うことは大切だという意識が育まれたことと思います。