【清須市立新川中学校】思いやり深く

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 本校では「しんちゅう人権スマイルキャンペーン」と題し、人権週間に生徒会を中心に「人権とは何か」を考える取組を行いました。
1.朝の会での呼びかけ
 人権週間の前に、朝の会で校長先生から講話をしていただきました。また、生徒会からも「しんちゅう人権スマイルキャンペーン」の取組についての話をして、全校で人権について考えていこうと呼びかけました。
2.行動宣言と標語制作
 生徒会の話をもとに、各クラスでいじめをなくすために何ができるかを一人一人が考え、行動宣言と人権標語をつくりました。人権標語については、各学級で代表作品を決め、更に他の学年からの投票によって学年代表作品を決めました。それらを人権集会で優秀作品として表彰し、いつでも見ることができるように廊下に掲示しました。
3.人権集会と人権教室
 人権週間の期間中に人権集会を開き、人権擁護委員さんから人権についての講話をしていただきました。生徒会からも、いじめを撲滅するために自分たちがやるべきことを、行動宣言として発表しました。また、1年生を対象に、人権擁護委員さんをお招きして、人権教室を行っていただきました。お互いの良いところを見つけ、それを伝えあう活動などを通して相手を理解し、人権を考える時間にしました。
 人権週間のときだけではなく、ふだんの学校生活の中で、常に相手のことを思いやり、行動ができるような学校にしていきたいです。

【春日井市立中部中学校】心の教育講演会

 本校では、学校保健委員会で外部より講師の先生を招いて、講演をしていただいています。本年度は「夢」と「命」をテーマに掲げ、12月に腰塚勇人先生をお迎えし、「ドリー夢メーカーと今を生きる」という演題で全校生徒に向けて、講演をしていただきました。(腰塚先生は、スキー事故で首の骨を折り、首から下が全く動かない状態になり、その経験を生かし、7年で全都道府県、1250回を超える講演をされています。)
 講演では、命があることも生きていることも当たり前ではないということに気づかれた腰塚先生が、「自分と他人の命を傷つけない」「命の喜ぶ生き方をする」と決め、具体的に行動に移すための「五つの誓い」を教えてくださいました。
 また、講演後には振り返りのワークシートに取り組みました。「涙が出てきた。話を聞き終わって教室に帰る途中、自分の心の中の何かが変わろうとしていることに気づきました。」「これからは今まで支えてきてくれた人たちの生きる意味になるような人になりたい。」などの感想がありました。この講演を通して、生徒の心の変化を感じとることができました。
 今後も学校生活の中で中学生という多感な時期の心の変化や成長を見守っていきたいと思います。

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【みよし市立三好丘小学校】「丘小人権かるた」でみんな笑顔

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 本校では、昨年度より人権教育に力を入れています。今年度の取組の一つとして、全校児童による「丘小人権かるた」の作成について紹介します。
 「丘小人権かるた」とは、子供たちが、思いやりの心をもち、互いに尊重し合い、笑顔あふれる生活が送れることを願って、作成したものです。
 まず、全校児童が、かるたの文を考えました。そして、その中からよいもの100枚にしぼり、そのかるたの文にどんな思いを込めて書いたのかも付け加えました。次は、絵札の作成です。選ばれた100枚のかるたの文に合わせてイラストを描く人を募集しました。25枚は文を書いた本人がイラストを描きましたが、残りの75枚は絵の得意な子たちの活躍の場となりました。こうして、全校児童の手による「丘小人権かるた」ができあがりました。12月の人権集会では、文を考えた各クラスの代表者が、それぞれの文とその思いを発表しました。
 子供たちの思いの詰まった「丘小人権かるた」。みんなで楽しく遊びながら、もっともっと笑顔が広まっていくことを期待しています。
<作品例> 
 1年生  お友達 心をつなぐ 手をつなぐ
 2年生  命はね みんなもってる 宝物
 3年生  広めよう 自分がされたら うれしいこと
 4年生  思いやり みんなを助ける 魔法の薬
 5年生  世界中 同じ仲間だ どの子もね
 6年生  たくさんの 笑顔の花が 咲く丘小

【岡崎市立愛宕小学校】著作権を大切にする態度の育成

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 2年生の道徳の時間に、「事例で学ぶNetモラル」という教材を活用して、著作権について考える授業を行いました。
 ネットモラル検定をすると伝えると、「全部正解するぞ!」と意欲的に取り組み始めた子供たちですが、「友達の絵は勝手にまねしてもよい」という質問に手が止まっている子が多くいました。そこで、なぜまねしてはいけないのか、みんなで考えていきました。
 「わたしのえをかえないで」の映像を見て、「作品には書いた人の思いが込められている」ということ知り、「図工のときにまねっこばっかりの作品にならないようにしたい」「自由帳のお絵かきも、素敵な絵はまねしていいか聞いてから描こう」という思いをもちました。

【豊田市立梅坪台中学校】情報端末の二面性を考える

 本校では、全校をあげて情報モラル教育に取り組んでいる。昨今、ニュースでも無料通信アプリやSNSなどが発端となる事件の報道が後を絶たない。生徒指導部から長期休暇の前に配布される生活の注意に関する文書でも、適切な取り扱いや関わり方を呼びかけている。過去には無料通信アプリ会社の担当者を招いて、講習会を開いたこともある。
 
 こういった無料通信アプリやSNS、動画共有サービスなどが身近な存在となっている今、全クラスで道徳で情報モラルについての授業を行うことの意義は大きい。

「情報端末の二面性を考える」−1年3組の道徳の時間ー
〈生徒の振り返りより〉
・メールは便利だが、使い方にも注意しないといけないと思った。
・ネット上のことは、勘違いされたり、すぐに拡散したりするから怖いと思った。
・メールでのやりとりは、思わぬトラブルを起こすことがあるから気を付けたい。
・勘違いが起きないように、直接伝えるほうがいい。
・一歩間違えば、あること、ないことが広まってとても悲しくなると思った。
・面白半分にやってはいけないと思った。
・メールは、使い方次第でよいものともなるし悪いものともなる。
 
 
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[豊田市立新盛小学校]情報モラル教育を計画的・継続的に実施

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 本校では7月の前期保護者会で、全学年で「情報モラル」の授業を行いました。
 1年の実践「わたしのえをかえないで」を紹介します。パソコンで描いたあかねの絵を見たゆうたは、「前髪が短い」とマジックで描き足してあげます。その絵を見たあかねは泣き出します。「絵が完成したとき」と「描き直された絵を見たとき」のあかねの気持ちを考えた後、「ゆうたはどうすればよかったか」を話し合いました。「勝手に描かなければよかった」「何もしなければよかった」といった子供の声が出ました。授業のまとめとして、「“ともだちの作品をたいせつにする”○×クイズ」を行いました。
・ずこうのじかん、ともだちのえのうえに バケツのみずをこぼしてしまったよ。
・4ねんせいきょうしつのまえをとおると、ペットボトルのおうちがかざってあったよ。きれいだなあ、とおもって、みていたよ。
・ともだちがつくった おもちゃがたおれていたので、たててあげたよ。
・ともだちがかいたねずみに ひげがなかったのでかいてあげたよ。
・ずこうのさくひんをもちかえることになりました。はいたつがかりの○○さんは、こわさないように そっともって、くばったよ。
 子供たちは授業を思い出しながら、親子で相談しながら○×を書くことができました。本授業では、「友達のために描いてあげる?」と友情・思いやりを強調することでゆさぶりをかけ、1年生なりに「それでも勝手に手を加えてはいけない」という心情まで深めることができました。
 他の学年も児童の実態に合わせた授業を行いました。
・2年生「おじいちゃんの絵」
・3、4年「スマホを上手に使いこなそう!」
・5年「インターネットってなんだろう?」

【豊田市立東山小学校】ひとりよがりな使い方にならないために

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 5年生が、情報モラルの授業で、パソコン上のスマートフォンを使ってメールでのやりとりの体験をしました。どの子も夢中になってメールを送り合っていました。自分で自由に使うことのできる端末が家庭にある児童も多く、慣れた様子で操作をしていました。
 体験の後、動画教材を使って情報発信について気をつけなければならないことを考える時間をもちました。メールでのやり取りに夢中になってしまうと、ひとりよがりな使い方になってしまうことがあります。相手の状況を考えず、相手も自分と同じようにメールの受信や返信ができるという意識になってしまい、返信がすぐに来ないことに不満を抱き、そのことが原因でトラブルが起きることがあります。このようなトラブルを起こさないためにどうすればよいかを話し合ったところ、子供たちからは「使う時間を決める」「友達と無理なルールを作らない」「相手を傷つける言葉などは送らない」などの意見が出ました。インターネットを利用できない場所や、利用しない方がよい場面等があることを理解し、相手の立場や気持ちを思いやる心をもって利用しようという気持ちを高めることができました。

【刈谷市立かりがね小学校】個人情報を守る〜おしえちゃだめなの?〜

 小学校低学年の子供たちにとって、パソコンやスマートフォンなどが、だんだん身近なものとなってきている。しかし、個人情報の扱いについて、よく理解しているとは言えない。
 そこで、子供たちにとって身近に起こり得るシチュエーションのアニメーション(『事例で学ぶNetモラル』より)を視聴させ、主人公の気持ちを話し合わせることで、個人情報の大切さや、むやみに自他の個人情報を教えないことを学ばせたいと考えた。資料となるアニメーションの主人公は、自宅にかかってきた電話で、警察を名乗る人に、事故にあった子の親に連絡を取るためにと、同じクラスの子の名前と電話番号を教えてしまう。そのことにより、同様の電話が仲のよい友達の家にかかってきたことが分かり、自分のせいではないかと心配になるという内容である。
 子供たちは、「警察」「困っている」ということばを聞いて、「自分だったら心配になって教えてしまうかもしれない」と、悪気がなく親切心で教えてしまった主人公の気持ちに共感する様子が見られた。しかし、そのことで、友達の家にあやしい電話がかかってきたことを知って、「警察じゃなかったんだ」「自分のせいかも」「教えなければよかった」など、後悔の意見が多く出た。
 そして、最後に、「知らない人から電話がかかってきたとき、気をつけること」を考えさせた。子供たちからは、「相手が分からないときは、名前や電話番号を教えない」「家の人に相談する」などの意見が出た。また、振り返りには、「名前や電話番号とかの個人情報は、自分だけではなくて他の人のものも大切にしなければいけないと思った」といった感想を発表する子もいて、個人情報に対する意識が高くなったと感じた。
 今後も、子供たちの成長段階や実態に合わせて、インターネットやSNSにおける、情報モラルを身に付けさせる授業を行っていきたい。また、電話がかかってきたときや、SNSを使うときに気をつけることを、各家庭で話し合ってもらう機会を設けていきたい。

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【大府市立大府小学校】毎日のおいしい給食に感謝を

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 1月末に、「給食感謝の会」が開かれました。本校を含む大府市内の小中学校は自校式の給食を毎日おいしくいただいています。早朝から調理員の方が給食室で児童約820名分の給食を7人で作っています。野菜を洗うところから、下ごしらえに加熱などの処理、味付け、分量を考えて各学級に分けるところまで全てを少数精鋭で行っています。なかなか日頃見られない栄養教諭と調理員の方の努力に対して、毎年1月末のこの時期に全校児童が感謝の気持ちを伝える会を給食委員会が主催して、開いています。ここで調理員の方から児童へ向けた手紙の一部を紹介します。

「私たちには一番心がけていることがあります。それは、みなさんに安心して食べてもらえる安全でおいしい給食を作ることです。
 まず、野菜は大きな水槽を使って、お水で3回ずつ洗います。キャベツなどは芯を取って葉っぱをバラバラにして洗います。虫やごみがついていないか、目で確認しながらしっかり洗います。
 調理中は温度をよく計ります。中心温度計という特別な温度計で決められた温度に上がっているか確認しています。これは、食中毒などの発生を防ぐためにやっています。
 エプロンも7種類もあって、仕事の内容によって何回も付け替えて作業しています。そのときにも必ず手洗いをしていますが、給食室には手洗いする場所がたくさんあってすぐに手を洗うことができ、きれいな手で安全な給食を作ることを心がけています。
 そして、私たちは手や指にけがや傷ができたときには、必ずゴムの手袋をします。これは、ばんそうこうなどが取れてしまったり、傷口からばい菌などが給食に入らないようにしたりするためです。
 おいしく作るためには、味見を必ずします。そして、温かい料理は温かく食べてもらえるように、サラダやあえ物など冷たい料理は冷たく食べてもらえるように、時間などを見て、いろいろ工夫しながら作っています。
 このように、いろいろなことに気を付けながら一生懸命作っている給食なので皆さんには残さず食べてもらえるとうれしいです。これからも皆さんに喜んでもらえるような給食を作っていきたいと思っているので、楽しみにしていてください。
 今日は本当にありがとうございました。」

 調理員の方の児童への思いが今後も給食を通して伝わり、それに対して日々感謝し、心の交流が今後もできるとよいです。

【岡崎市立矢作南小学校】著作権を知ろう!

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 現在、情報社会は急速に発展している。私たちの生活をより豊かに、より便利に、より多様に変化させている。子供たちを取り巻く環境も、様々な情報にあふれている。そこで、知っているようで知らない「著作権」について身近なキャラクターから学ぶ、情報モラルの学習を実践した。
 キャラクターを悪用し、金もうけをしている教材から、自分なら何を大切に考えるかを話し合った。 「お金が欲しいから悪用してもいい」という意見や「キャラクターを作った人がかわいそうだ」という意見もあった。キャラクターが「著作権」で守られていることを知ると、「初めて知った」と驚く子供もいた。
 学習の後、子供たちは、「作った人を守るために著作権があると知った」「ついつい真似したくなっちゃうけれど、著作権は大切にしたい」「著作権という権利があることを知ることができてよかった」など、著作権について自分なりの考えをもつことができた。生活の場面でも、学んだことを生かしていくことを期待している。

【大府市立大府中学校】 人権週間に合わせた情報モラル教育の取組

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 12月4日から10日の人権週間に合わせ、3年生において「スマホ依存の恐ろしさ」を主題に情報モラル教育を行いました。
 生徒会執行部が中心となり、集会で人権にかかわる寸劇やスライドで、全校生徒に人権について考える問題提起がされました。
 その後、各学年で人権に関する考えを深める活動が行われました。3年生の道徳の時間では、SNSや無料通話アプリケーションによるトラブルが起きている背景もあり、情報端末における人権侵害や危険性について考える授業が全学級で行われました。
 プリントをもとにした話合い活動が進められ、その後タブレットを活用して、一人一人の意見をリアルタイムで情報交換する学級もあり、それぞれの学級で考えを深めたり広げたりしました。
 相手の反応がないと不安になったりイライラしてしまうスマホ依存症に対し、実体験が伴う生徒もみられ、相手の都合や状況を考えたり、過剰な反応をしてしまわないことの大切さを再認識することができました。

【清須市立清洲小学校】「ネット・スマホあんしん・あんぜん講座」を行いました。

 本校では、12月18日(月)に6年生を対象に、外部から講師を招き、「ネット・スマホ安心安全講座」を行いました。本校でのネットによるトラブルの報告はほとんど聞かれませんが、6年生の多くの児童はスマホや携帯電話等でメールやラインをした経験をもち、インターネットもよく利用しています。また、インターネットゲームを利用している児童も多いです。そこで、トラブルを未然に防ぐため、スマホ、携帯電話等を使用する際のルールやマナー、インターネットの危険性などを事前に学習しておくことは大切なことです。
 児童は、次のことを学びました。
(1)ネットトラブルに巻き込まれたら自分だけで悩まず、大人に相談する!
 自分だけで何とかしようと思っていると多くの場合はさらに大変になってしまう。
(2)時間・お金の使い過ぎに注意する!
 使い方のルールを保護者の方と決めて、みんなが安心・安全に過ごせるようにしていく必要がある。
(3)写真や動画を勝手に撮ったり、ネットにあげたりするのは危険である!
 写真や動画から個人情報や場所が突き止められる可能性がある。また、肖像権の侵害など法律違反になる可能性もあるため危険である。
(4)チャットでの会話は恐ろしい!
 相手の表情や目の動き、声のトーン、イントネーションが伝わらない。相手にどう伝わるかをしっかり考えて使う必要がある。
 今後、今回の学習を生かし、「スマート」(高性能な、賢い)フォンに使われたり、振り回されたりせず、使う人それぞれが「スマート」(賢く)になることを願っています。

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【瀬戸市立水野小学校】あいさつで育む温かい人間観関係

 本校では、あいさつは、コミュニケーションの基本と考え、あいさつ運動に取り組んできました。
 まず、4月の始業式で教師による寸劇を演じました。劇を通して、あいさつの仕方により、金メダル、銀メダル、銅メダルの3段階に分け、子供自身が自分がどんなあいさつができるようになりたいのか目標をもたせることとしました。銅メダルあいさつは、あいさつをされたら必ずあいさつを返す。銀メダルあいさつは、自分から大きな声であいさつをする。そして、金メダルあいさつは、立ち止まり相手の目を見てあいさつをし、お辞儀をすることとしました。金メダルあいさつは、子供たちにとってあまり経験したことがなく、かなり高い目標でしたが、劇を見た後でほとんどの子供が金メダルあいさつを目指したいと手を上げていました。校内でも、金メダルあいさつをする子が見られるようになってきました。その後、登下校時の見守りボランティアの方から、元気よくあいさつをしてくれる子が増えてきたとの言葉をいただきました。
 3学期には、生活広報委員会が中心となり、「あいさつキャンペーン」を行いました。「もっとあいさつができるようにしよう」と話合いをしたところキャンペーン期間には、「あいさつの木」「あいさつがんばりカード」の二つに取り組むこととなりました。「あいさつの木」は各クラスに配られた幹だけの木に、あいさつをした後で生活広報委員からもらえる桜カードに感想を書いて貼ってつくるものです。また、「あいさつがんばりカード」には桜カードと交換で金色のシールを貼りました。だんだん増えていく桜の花や金色シールが励みとなり、朝のあいさつでは、金メダルあいさつをする姿が見られました。また、桜カードには、「あいさつをしたら気持ちがよくなった」「あいさつを返されると、うれしくなって笑顔になりました」「相手の目を見てあいさつができるようになってうれしかった」など、あいさつの大切さに気づいたり、自分なりに目標をもってあいさつをしていたりしていたことが感じられるも感想がたくさん書かれていました。
 気持ちのよいあいさつは、温かい人間関係をつくることができます。学校内だけでなく、登下校などでお世話になっている地域の人をはじめ、出会った人に当たり前のように金メダルあいさつができる子を育てていきたいと思います。
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【岡崎市立東海中学校】ピアサポート

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 本校では、新年度に入学してくる6年生との交流会を、入学説明会の日に実施しています。中学校のことを知ってもらうとともに、入学するのが楽しみだと思ってもらうことや入学への不安を軽減することが目的です。本校の生徒たちは、各学区に分かれ、各々4校の小学校6年生の児童たちに笑顔で楽しんでもらえるように、様々な企画を考えて活動をしました。
 当日は、「ダンシングヒーロー」の曲に合わせて全員で踊ることや部活紹介、○×クイズ、レクなどの活動を行いました。小・中学生でグループを作って交流を深める中で、中学生は小学生の児童たちが活動しやすいように言葉かけをし、コミュニケーションを取って不安を軽減したり手助けしたりする場面が多く見られました。活動後、小学校の児童からは「一緒に活動ができてとてもよかったです。中学校に入学するのが楽しみになりました。」との感想をもらうことができました。本校の生徒からは「小学生が喜んでくれて、笑顔がいっぱいでした。いろいろ企画をしてよかったし、喜んでもらえてうれしかったです。」といった意見がでました。行事を通して人のために活動するといった心を育むことができました。
 来年度もこういった機会を大切にして、充実した活動が行えるようにしていきたいと考えています。

【西尾市立矢田小学校】 矢田心

 矢田小学校では、「あすなろ運動」を児童会が中心となって活動しました。
「あ」明るい挨拶では、朝のあいさつ運動を児童会と生活委員会で取り組みました。
「す」進んで発言では、発言強調週間を設け、全員が発言できるように取り組みました。
「な」なくそうごみでは、清掃強調週間で無言清掃運動に取り組みました。
「ろ」廊下は静かにでは、校内をパトロールし、廊下や階段を静かに歩くことを心がけました。
 特に今年度は、「あすなろ運動」と「思いやり活動」を合わせた「矢田心」の活動に力を入れ、「思いやりみえ〜る活動」に取り組みました。
 第1弾は、身近な人の親切や思いやりのある行動を「思いやりの旗」に書いて、みんなに知ってもらいました。児童会が旗を持って放課に校内を周り、思いやりの活動をした子に書いてもらいました。友達に優しくしたり、優しくされてうれしかったりしたことを書き、1000人近くの思いやりが集まり、大きな旗が出来上がりました。
 もっと目に見える思いやりをということで第2弾は、思いやりのある行動をした人にはがきで、手紙を書き、感謝の気持ちを込めて、自分の思いを伝えました。「僕が、けがをしたとき、大丈夫?と声をかけてくれて、保健室まで連れて行ってくれました。ありがとう。」「いつも笑顔でいてくれて、僕たちのことを思ってくれていてうれしいです。」と友達にも先生にも感謝の気持ちのこもった手紙を送ってくれました。この活動の第1弾、第2弾を合わせて、2040人が感謝の気持ちを伝えることができました。
 この二つの活動を1年間することで、かたちに見えないものを見えるものにすることはとても難しかったですが、「矢田心」を意識することで、学校生活の中で友達を思いやったり、高学年が低学年を思いやったり、感謝の気持ちをもつことができるようになってきました。

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【岡崎市立福岡中学校】あいさつ運動

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 本校で取り組んでいる挨拶運動の一環としての『挨拶看板』について紹介します。本校では、毎年、『挨拶看板』を作成し、学区のそれぞれの場所に配布し、設置してもらっています。製作から配布、設置までは以下のように行われます。
 6月に、生徒一人が一つ、挨拶に関する標語を考えます。その後、各クラスで話し合い、各クラスで一つ、標語を選ぶか、または、出てきたアイデアをまとめて作ります。次に、デザインについて話し合い、決定します。7月には、各クラスの看板製作チームが結成され、看板製作に取り掛かります。完成した看板は、体育大会時に披露され、優秀作品を選び、表彰します。その後に、すべての看板を校地内や学区の決められた場所に設置します。
 この活動は、製作は生徒が行い、優秀作品の決定、表彰、設置はPTAの役員の方々が行っている、福岡中学校の伝統的な学校とPTAの共同活動の一つです。「声の花 心に贈る プレゼント」(本年度優秀作品)。校内だけでなく、日常生活においても素敵な挨拶を、プレゼントのように交わされる学区を目指し、今後も、皆でこの活動を続けていきたいと思っています。

【大府市立東山小学校】情報モラルを考えよう

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 本校では、学級活動で、各学年、年間1時間、情報モラルの学習を行います。2年生では、著作権とネットの安全な使い方について考えました。学習には、「おおぶまなびネット」に掲載されている、「事例で学ぶ Netモラル」のデジタル教材を活用しました。
 一つ目に、「作品を大切に −わたしのえをかえないで−」で著作権について学習しました。はじめに、ゆうたさんが、親切心で友達のあかねさんの作品に前髪を付け足してしまった話のアニメーションを視聴しました。絵を描き直されたあかねさんの気持ちを考える場面では、「ひどい。」「落書きされた。」「だれがこんなことしたの。」などと、傷ついている気持ちに気付くことができました。その後、ゆうたさんはどうすればよかったかを考え、「作品はそのままにしておけばよかった。」「本人に前髪がないことをアドバイスすればよかった。」となど正しい行いについて深めることができました。
 二つ目に、「安全なネットの使い方 −やくそくをまもっていれば…−」でインターネットの使い方について学習をしました。はじめに、わたるさんが、おうちの人と一緒にインターネットを使う約束を破り、勝手に使ったため、見たいサイトにたどり着けず、最後にはおかしなウインドウが次々と開き、止められなくなった話のアニメーションを視聴しました。おかしなページがどんどん出てきたときの気持ちを考えたとき、「こわい。」「約束を守っていれば、こんなことにならなかった。」とわたるさんの誤った行動について考えることができました。お父さんはどうして約束を作ったのかを考える場面では、「わたるさんがこわい思いをしないように。」「子供だけでは大変な目に遭うかもしれないから。」など、インターネットの危険性と約束の意義にふれることができました。
 子供たちがネットモラルを身に付け、安心して活用していけるように、授業実践をしていきたいです。

【春日井市立西山小学校】スクールワイドソーシャルスキルトレーニング「にこにこタイム」

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 西山小学校では、毎週木曜日の朝、友達と仲よく生活するためのスキルを学ぶ「にこにこタイム」を設けています。「にこにこタイム」では「ゴジラとゴリラ」「どちらを選ぶ」「アドジャン」「いいとこみつけ」などのエクササイズを毎週繰り返し行い、子供たちの自尊感情とソーシャルスキルを育みます。ルールは、「先生や友達の話を聞くときは、相手の目を見てうなずきながら、静かに聞くこと」「お願いします・ありがとうございましたと言うこと」です。子供たちにとって、明確なルールがあれば安心して活動することができます。
 今月は「いいとこみつけ」を行っています。この活動では自分のいいところに○をつけてもらえます。4人グループなら、自分以外の3人に二つずつ○がもらえるので、ワークシートには合計六つの○が書かれます。自分のよいところに○をつけてもらったワークシートをみるときの子供たちは、少し照れながらも、とてもうれしそうです。子供たちのうれしそうな顔に、先生からも笑顔がこぼれます。子供たちの感想では「自分のいいところや友達のいいところに気付くことができ、心が温かくなりました」「にこにこ笑顔でいられるようになりました」と書かれていました。

【安城市立安城中部小学校】「人をきずつけない情報活用とはどういうことだろう」5年生社会科「情報を生かすわたしたち」からの発展学習として

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 5年生社会科「情報を生かすわたしたち」では、情報化した社会の現状とともに情報活用のルールやマナーについて学んだ。「流した情報によってきずつく人がいないように」という文中の言葉に対して、ある児童が「例えばどういうことだろう。」と疑問をもった。そこで、ネット社会の歩き方(http://www2.japet.or.jp/net-walk/)から、スマホを使ったメッセージのやりとりで生じたトラブルの事例を取り上げ、情報モラルの実践を行った。
 実践では、「おみやげ買ってくるね。」のメッセージに対して、「気にしなくていいよ。」の意味で送られた「いいよ。」というメッセージを、「いらない。」という意味に勘違いしたチヒロに対して、多くの考えが児童によって語られた。「チヒロの早とちりもあるけど、送った人は言葉が足りないよ。しっかりとした文章で送るべきだった。」「どうして学校で直接話さなかったのかな。」「話している声を聞けば、こんな勘違いはおこらない。」「直接会って表情を見ながら話していたら、こんなことにはならなかった。」など、スマホでのメッセージのやりとりにおける問題点に気付くことができた。また、「悪口はもちろんだめだし、相手の気持ちを考えないといけない。」「大切なことは実際に会って伝える。」「きずつけないかどうか、自分で考えてきちんと確認する。」など、これからの情報活用についてしっかりとした展望をもつことができた。

【みよし市立南部小学校】東日本大震災を学校給食から学ぶ

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 4年生の総合の時間に、給食のメニューの「サバの銀紙焼き」をつくっている岩手県釜石市の水産物加工会社(株)津田商店について学んだ。津田商店は2011年の東日本大震災時の津波で工場が水没したが、社長始め社員の努力によって約1年後に再開した会社。
 9月12日、津田商店の社員の方を招いて交流を行った。授業では、東北で起きた震災が給食とも深く関わっていることや、津田商店の再開への努力などを紹介。その後、津田商店の社員の方から、サバの銀紙焼きができるまでの工程を説明してもらったり、従業員の思いを伝えたりしてもらった。
 次の日、給食でサバの銀紙焼きを食べた子供たちは、感謝の気持ちや好きなメニューであることなどを作文に書き。津田商店に送った。子供たちは、津田商店の方々の復興に向けた努力を聞き、あきらめないことや人は励ましあい、助け合うことが大切だということを学んだ。
 <津田商店の方への子供たちの手紙>
・私は、この授業であきらめないことを教えてもらえたと思います。東日本大しんさいで、会社がこわれたのにあきらめないことは、本当に大切だと思いました。私だったら続けていけないかもしれないのに、続けていて、今も「サバの銀紙焼き」を食べさせてもらってうれいしいです。私は「サバの銀紙焼き」の日は、おかわりするくらい大好きなのでこれからも続けてください。
・この前は、いそがしいなか来てくださりありがとうございました。津田商店のみなさんは、こんなにも大変な思いをしているとは思いませんでした。勉強になりました。きっとこんどは、いいことがおこると思います。津田商店にみなさん本当にありがとうございました。
・たくさんの津田商店のことを話してくださってありがとうございました。私は、はじめ社長さんからの手紙の内容を聞いて、津田商店の写真を見ておどろきました。なぜかというと、写真のしんさい前としんさいの後では、ぜんぜん建物のようすがちがったからです。東日本大しんさいをのりこえて今もがんばっていることがすごいです。これからもがんばってください。