【岡崎市立美合小】オンラインゲームの怖さを学ぶ

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 5、6年生で「無料オンラインゲームの利用で気をつけること」について学ぶ時間を持ちました。5年生でアンケートをとってみると、自分専用のスマートフォンをもっている子はまだわずかでしたが、親から借りたり、ゲーム機でオンラインゲームをやったりしたことがある子は、クラスの半数以上に及びました。
 今回の学習は、「始めるときは無料でも、進めていくうちに有料となるものがある」「いつの間にか多額の請求が来て、トラブルに巻き込まれることがある」といった危険な面を学び、親に黙って課金や情報入力をしないことを確認することがねらいでした。しかし、実体験を話す子供たちの中から、「削除しても同じメールが一日何度も届いた」「お金を振り込むサイトが画面に表示された」などの話も出ました。
 身近な友達からの話に驚き、「テレビで見たようなことが実際に起こっていたので、とても怖かったです。親が知らない時には、変なサイトは開かないようにしたいです」という感想をもった子や、「自分はオンラインゲームをしているけど、請求が何万円にもなる話は怖かったです。用心しないといけない。ちゃんと親の許可をとらないといけないと思いました」と書く子もいました。
 この学習を通して、実際にオンラインゲームをやったことがある子もない子もオンラインゲームの危険な側面を再認識し、それぞれ自分のルールを決めてゲームとの関わり方を振り返ることができました。

【岡崎市立大樹寺小】「笑顔でいいとも集会」

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 本校では、児童が学校生活の向上を図ることを目的に委員会活動を行っています。5・6年生が、12の委員会に所属し、委員会活動に参加しています。そして、各委員会が年に一度自分たちで全校に問題を投げかけたり、よりよい生活ができるように提案したりする会を企画して、月曜日の朝、児童集会を実施しています。
 12月5日(月)は、代表委員の企画で「笑顔でいいとも集会」が行われました。人権週間ということで、人権擁護委員の方も招いての集会になりました。各学年の代表による「いじめのない学校にするには」のテーマに沿ったパネルディスカッションでは、「どのように生活するといじめのないクラス作りができるのか」、「みんなが毎日笑顔でいられるように気をつけることとは何か」などについて活発に話合いが行われました。
 また、学級でもみんなが笑顔で過ごすためにどんなことに心がけたらいいのかを話し合い、そこで決めた各学級のスローガンの発表(一人一人の取組や目標も書き加えられています)もありました。会の後半は人権擁護委員の方たちによる人権クイズと人権について考える劇でした。大樹寺小学校の子供たち一人一人が「人権=相手のことを思いやる」について改めて真剣に考える良い機会になりました。また、標語の募集もあり、いじめについて、家の人と考える良い機会をもつことができたと思います。選ばれた標語は、2月に入って、お昼の放送で発表され、校内に掲示されました。
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【豊田市立小清水小】疑似体験ツールで実感する文字の力

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 5年生児童を対象に「メールの書き方を考える」授業を行いました。学校の給食の時間に食べ物をこぼしてしまい、多くの子に迷惑をかけた友達に対して、メールで励ますという事例を取り上げました。事例のメールにはいくつかの問題点があったので気になる点を確認すると、「わざわざ本人が知らない文句を教えたら、悪口を言いふらされているんじゃないかと不安になる」「『まぁ、〜しろよ』という威張った言い方が、友達なんだろうけど、落ち込んでいるときにはつらいと思う」「『気をつけろよ』って書いてあると、怒られているような気がする」
 人は会って話している時は、表情から同じ言葉であっても、ニュアンスが違うことが分かるけれども、メールではそれができないからこそ補う言葉を忘れないようにすること、必要であれば絵文字や顔文字で送り手の表情を伝えて安心させることもできること、何より、相手の気持ちに寄り添って伝える内容や言葉を選ぶことなど、大切なことに気が付くことができました。また、コンピュータ室の疑似体験ツールを用いることで、本文だけでなく、メールのタイトルにも気をつけなくてはいけないことに気が付きました。話合いを生かして、改めて友達を励ますメールをワークシートに考えました。児童たちは、「誰にも失敗はあるもんだよ」「心配しなくていいんだよ」「元気を出してね」と、言葉を選んで書くことができました。
 スマートフォンの疑似体験ツールを用いた授業は、子どもたちの興味を強く引き、メールを受け取るわくわく感と、内容に問題があったときの衝撃を十分味わうことができ、メールのやりとりについて学ぶには効果的です。今後も本校では高学年を対象にスマートフォンの疑似体験ツールを用いた情報モラルの授業を実践していきます。

【豊田市立豊松小】心を育てる

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 本校は、児童54名(41家庭)の山間部の小規模校である。学校、家庭、地域で協力し合って、子どもたちを育てている。
 学校では、縦割り班活動が盛んで、運動会やジャンボカルタ会などの行事を始め、清掃活動や月2回の縦割り遊びなどを行っている。全校の子どもたちが、学年を超えて知り合ったり、協力したりすることで、思いやりの心を育んでいる。
 毎日の清掃活動では、高学年の子たちが、低学年の子たちに優しく手を取ったり、横についたりして教えている姿をよく見かける。低学年の子たちも素直に聞き、みるみる掃除が上手になっていく。
 また、愛鳥活動の一年の締めくくりとして行われるジャンボカルタ会では、縦割り班の仲間で、応援したりアドバイスしたりするほほえましい様子が見られる。
 日々の道徳教育では、話合いの中から子どもたちの本音を引き出し、心の変容を見守っている。また、「わたしたちの道徳」を活用し、お家の人に子どもたちの思いを読んで感想を書いてもらうなどして、家庭との連携を図っている。
 家庭・地域では、保護者の方のみならず、保護者OBの方々や地域の方々皆さんで子どもたちや学校を支えてくださっている。

 本校の運動会は、地域の方と一緒に行う運動会で、赤白対抗に地域対抗もあって盛り上がっている。会場にいる人全員でじゃんけん列車をしたり、松平音頭を踊ったりする。子どもたちもこの地域の一員だということを改めて自覚する。準備から片付けまで、地域の方と一緒に子どもたちもはりきって行っている。心が一つになった運動会である。
 毎週金曜日は、1・2年生のみ5時間授業であるが、小規模校の本校は、低学年だけで下校させることはできない。そこで、3〜6年生を待つために、保護者の方や保護者OBの方が、ボランティアで、「1・2(ワンツー)わんぱーく」を行って、1時間子どもたちを見てくださっている。
 こうして「おらが町の子どもたち」を地域全体で優しく見守り、育ててくださっている。

【東海市立船島小】情報モラルを身につけよう

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 今年度は2月17日(金)に6年生とその保護者を対象に情報モラル教室を行いました。講師の方をお招きし、スマホやインターネットを使う時のルールや注意点について学びました。

 本校の児童は、自分のスマホを持っていたり、ゲーム機やパソコンからインターネットに接続したりしています。しかし、スマホやネット利用で生じる問題について、他人事と捉えている児童が、少なからずいます。そこで今回は、メッセージアプリと画像投稿によって引き起こされる問題に絞って具体的な事例を紹介していただきました。誤解を招きやすい文字表現によって生じた友人間のトラブルの事例からは、文字だけでは正しく自分の気持ちが伝わらないことに気付くことができました。また、インターネットに載せた写真がもとで様々な問題が生じてしまった事例からは、画像投稿の危険性を実感することができました。今後の生活でスマホやインターネットなどを利用するときに役立ててほしいと思います。

【岡崎市立翔南中】情報モラルについて考える道徳授業を行いました

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 現在、スマートフォン等の携帯端末の普及率は高く、愛知県内の小中学生の所持率も高い。携帯端末を所持しているか否かで生活の中に不平等感が生じることも起こり得る。スマホの所有や使用が公平性を侵す可能性があることについて知り、公正・公平を保つために自分ができることを考えるとともに、正義を重んじる心情を実際の行動に移せるようにすることを目指して、全学年の道徳で「生徒会役員選挙」という岡崎市情報教育推進委員会作成の資料をもとに授業実践を行った。
●本資料のあらすじ
 中学校で初めての選挙で選挙管理委員になった主人公は、選挙管理委員の役割の重要性を実際の活動を通して徐々に実感し始めていく。主人公は帰宅後に最近買ってもらったスマホでコミュニケーションアプリを開くことを毎日楽しみにしている。ある日、主人公がいつものようにスマホのコミュニケーションアプリを開くと、生徒会役員に立候補した親友の田中がコミュニケーションアプリ内のグループのメンバーを相手に選挙活動をしていた。選挙管理委員である主人公は、スマホを使用して選挙活動をすることに対して疑問をもつグループのメンバーから、スマホを使用しての選挙活動をすることの是非についてコメントを求められる。
●授業を終えて
 本資料を用いて公正・公平性に基づいて行動する気持ちを高めることを目指して授業を行った。資料を読んだ後、2つの発問を行った。「自分のスマホを持っている人が,それを使って生徒会選挙で自分をアピールすることについて,あなたはどう考えますか」という第1発問の後には、「携帯端末を持っている子と持っていない子の間で不公平が生じるからやめた方がいい」や「選挙で当選する人の資格が、機器を持っているか否かに左右されてしまうのはいけない」等、公正・公平性に基づいて行動したいという内容の意見が多く出された。その後、メッセージを受けた主人公はこの後どうコメントしたり,行動したりすればよいかについて自分の考えをワークシートに書く時間を設けたところ、「選挙管理委員として不公平にならないように『これ、ダメだよ』と返信するのがいいと思う」や「先生や選挙管理委員会のメンバーに報告して、他の人も同じようなことをしないように全体で呼びかけるべきだと思う」等の意見が出された。最後に本授業から考えたことをワークシートに書く時間を設けたところ、「携帯端末を持っている、持っていないということで不公平が起きないように一人一人が考えていくことが大切だと今日の授業を通して思いました」という感想があった。スマホ等の携帯端末は便利であるが、使用する際には公正・公平性に基づいて行動することも大切であることを学んだ時間となった。

【東浦町立北部中】「自他を大切にする」授業(道徳の実践)

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 東浦町立北部中学校では、「自他を大切にし、主体的に行動できる生徒の育成」を目指して、道徳を中心とした授業実践に取り組んでいます。3年生の道徳では、第二次世界大戦中、外交官であった杉原千畝のユダヤ人に対するビザ発行を題材にした実践を行いました。この授業では、自分との意見と対比し、自他の関わりを深められるよう、「ビザを発行した杉原千畝さんは、どのような人だと思いますか」という教師の発問から授業を始めました。生徒たちは、積極的に自らの考えを次々に発言しました。中には、自分の意見がまとまらず、うまく伝えることができない生徒に対し、他の生徒が、その意思を受け止め、代弁して発言している姿も見られました。互いの意見を尊重し、それに付け足しをしながら、本時の学びを構築していく。これこそ、「自他を大切にする」ことだと感じられた場面でした。また、他の人の意見に自分の意見を付け加えたり、反対の意見を述べたりと、自他との関わりの中で、自分の考えを深めていく姿が十分に見て取れる授業となりました。

【豊川市立三蔵子小】いのちを大切にするってどういうこと

 保健委員会で「いのち」について話し合った時、相手に向かって「死ね」と言ってしまったことのある子がいました。また、一人ぼっちでいる時に、自分に向かって「死ね」と言ってしまったことがある子がいるということも分かりました。
 そこで三蔵子小学校では、一度失った「いのち」は二度と戻ってこない、いのちにリセットボタンはないということを考えてもらうために、「いのちの大切さを知ろう」というテーマで学校保健集会を開き、自分の生活をもう一度振り返る会にしたいと考えました。
 最初に子どもたちが「いのちを大切にするってどういうこと」をテーマに劇をしました。その後、事前に行った「心・からだ・いのち」のアンケートの結果を発表しました。そこでは、自己肯定感の低さが浮き彫りになりました。最後にいのちの教育コーディネータ―の安藤節子先生をお迎えして、お話を聞きました。安藤先生には、生活リズムを整える、人に優しくできる、思いやりの心も持てるということが、相手を大切にすることだと教えてもらいました。
 集会後の感想には、「安藤先生が言った『生きているだけで価値がある』という言葉を聞いてびっくりしました。自分は一人で判断できないし、いっぱい迷惑をかけているから、生きていていいのか分からなくなるときもあったから、今日の話を意識しながら生活してみたいと思います」「自分のいのちは、自分で作ったんじゃなくて、お母さんががんばって生んでくれたので、これからももっと好きになっていこう」「自分のいのちを大切にするには、友達にいやなことを言われた時『やめて』と言えるようにすること」など、自分や家族、友達を見つめ直すものがたくさんありました。
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【阿久比町立阿久比中】幼保清掃ボランティア

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 2月17日(金)午後、卒業を間近に控えた3年生が、町内の幼稚園・保育園9園に出かけて、園内清掃のボランティアを行いました。多くの生徒が、出身園に行きましたので、9年間での成長や義務教育修了の報告も兼ねての訪問となります。普段、なかなか手を付けることができない場所を、頼もしい中学生がきれいにしますので、園の先生から感謝のお言葉を頂きました。9年経過していますので、当時の先生は少なくなっていましたが、感動の再会もあったようです。また、中学生にとっては、9年前に使っていた机や椅子、トイレを見ながら自分の成長を改めて実感する機会となったようです。
<生徒の感想からの抜粋>
○建物や遊具は変わっておらず、小さく感じた。自分が成長したんだなと実感することができました。
○窓がどんどんきれいになって、みんなが気持ちよく卒園できたらいいなと思いました。
○当時は何もできなかったけど、こうした成長した姿で恩返しできて本当によかったです。
○トイレの清掃を行いましたが、とてもきれいでした。日頃から先生方が丁寧に清掃されているんだなと思いました。
○窓だけでなく、心もきれいになったような気がしました。
○幼稚園の頃、とても大きく感じた遊戯室の窓を拭いたり、手を伸ばしてもタッチできなかった高い所を磨いたりして恩返しする中で自分の成長を感じることができました。

【春日井市立丸田小】感謝の気持ちを育てるために

 本校では、互いを認め合い、協力する態度や思いやりの心を育てることをねらいとして、卒業を間近に控えた6年生に、1〜5年生が感謝の気持ちを込めて書いたメッセージカードをプレゼントしています。6年生が社会見学に出かけている日を利用して、縦割り班に別れて作成しています。縦割り班活動や登下校などで、いろいろとお世話になった6年生に対して、お礼の気持ちや中学校生活への励ましなどを表しています。最後に一人一人が書いたメッセージカードを一つにまとめ、6年生に贈ります。少し照れながらうれしそうに受け取る6年生が印象的です。開校から15年とまだまだ短い年数ですが、このような良い伝統をずっと続けていきたいと考えています。
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【知多市立旭南小】みんなの心をスマイルに〜ハッピースマイル集会〜

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 本校では、自分たちの学校生活をよりよくしようとする児童の育成を図るために「ハッピースマイル集会」という行事を設けています。運営は、児童会の子どもたちが行います。
 前半は、「みんなが仲よく思いやりのある学級にするための取組」の発表会です。学級目標を振り返る機会になったり、全員で声を合わせて発表する練習で心を一つにしたりして、クラスを見つめ直すよい機会にもなっています。今年度は、歌や群読(ぐんどく)でクラスの取組を紹介する発表や、帰りの会でその日の主役の子のよいところを見つける活動を実際に再現する発表などがありました。
 後半は、児童会による劇と、全校児童が楽しめるゲームを行いました。今年度は「元気な挨拶をしよう」をテーマにした児童会による劇と、集合ゲームを行いました。劇では、元気な挨拶をする児童と挨拶をしない児童を比べて、どちらの方が本人も周りの人も笑顔になれるか考えました。集合ゲームでは、終始みんな笑顔いっぱいで活動し、学年を超えた子どもたちの関係を深める活動となりました。また、このゲームをもっとやりたいと学級活動で再び集合ゲームを行うクラスもありました。

【豊橋市立鷹丘小】個人情報を守ろう

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 「先生、昨日名札を付けたまま帰っちゃった」「でも、どうして名札を付けたまま帰っちゃいけないの?」こんな会話から、個人情報の大切さや、身の安全を守るために気を付けなければならない態度を養うことを目標に1年生の授業を行いました。
 「知らない人に、声をかけられたらどうしますか」の問いに、子どもたちからは、無視をする、逃げる、知らん顔をするなど全員がついて行かないという意見が出ました。「では、『○○くん、お母さんが事故をして病院にいるから急いで行こう』と声掛けされたらどうしますか」という問いには、子どもたちは困惑していました。「家族がけがをしたから心配になってついて行ってしまうかもしれない」「本当かもしれないからついて行くかも」「いや、家に早く帰った方がいい」「学校に戻ればいいんじゃないかな」など意見が分かれました。その中で、一番子どもが悩んだのは、名前を呼ばれたことでした。子どもの中では、知らない人が自分の名前を呼んだことで、『自分を知っている人=安全』と思ってしまうようです。このことから、安易に名前を知られてしまうことは、危険なことに巻き込まれてしまうかもしれない大切な情報であることを知らせました。個人情報の一つに、電話番号も同じと伝えたところ、「家に変な電話がかかってきて、困っているとお母さんが言っていたよ」「個人情報がばれちゃったのかな、怖いな」などの声もありました。
 1年生には難しい内容でしたが、授業を通して、子どもたちなりに、個人情報は大切だからこそ守らなければいけないという意識が高まりました。

【刈谷市立小垣江東小】上級生と下級生が仲良しに〜ふれあいチーム活動〜

 本校は、単学級の学年が3学年ある市内で最も小規模な学校です。単学級の学年は1年生から6年生までずっと同じ学級で過ごすことになります。そのため、交流する児童の数が限られてしまいます。
 そこで、異学年混成の「ふれあいチーム」をつくり、様々な「ふれあい活動」を行っています。毎日の清掃の時間も「ふれあいチーム」で行い、高学年が、低学年の児童に優しく教えている姿を見かけます。その他、「ふれあいチーム」で行った活動として、「ふれあい遠足」「ふれあい給食」「ふれあい読書」「ふれあい運動会」「ふれあい体験学習」「ふれあいなわとび大会」などがあります。どの活動でも、高学年の児童が低学年の児童の手を引き、優しくリードしている姿が見られます。とてもほほえましい光景です。
 こうして、高学年は低学年への思いやりの心を身に付けています。また、その姿を手本に、低学年も高学年になった時に、下の子に優しく接することができるようになっています。
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【小牧市立北里小】 命の授業

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 学校公開日で2年生は、「命の授業」を行いました。小牧市保健センターから助産師さんを講師としてお招きし、みんなで命について考えました。主な学習内容は、命の始まりや赤ちゃんの成長過程についてです。
 「おへそって、どうしてあるんだろう」
 まず、みんなでお腹(なか)の中にいた頃にタイムスリップ!!
 命の始まりの大きさを知ると、驚く子どもたち。次に、命の始まりから成長を知る体験では、お腹の中での胎児人形を見たり、実際に人形を抱っこしたりしました。命の始まりから10か月の間で、200倍の大きさになることに、またまた驚いていました。
 保護者の方に協力してもらい、代表児童が生まれてくる疑似体験をしました。生まれるときは、お母さんだけでなく、自分も頑張らなくてはいけないことを知りました。
 この授業を通して、命の大切さや家族が待ち望んで生まれたかけがえのない存在だということを再確認することができました。子どもたちだけでなく、参観された保護者の方々も当時の様子を思い出され、懐かしい気持ちになったようです。この学習を経て、3学期の生活科「あしたへジャンプ」の学習を進めました。自分の赤ちゃんのときの様子をインタビューしたり、写真を見せてもらったりして、どんなふうに大きくなったのかをまとめました。そして、家族へ感謝の気持ちを伝えました。今後も、自分も友達も大切にできる、自分らしく生き生きと生活する子どもたちを育てていこうと思います。

【清須市立清洲東小】情報モラル教室

 今年度は1月11日(水)に、6年生対象の情報モラル教室を行いました。e−ネットキャラバンから2名の講師の方をお招きし、携帯電話やインターネットを使う時のルールや注意点について学びました。自分の携帯電話を持っていたり、ゲーム機からも簡単にインターネットが通信できたりします。具体的な事例を紹介するビデオの視聴も行いながら、講師の先生から実際に使用する場面で気を付けることを教えていただきました。素性のよく分からない相手から甘い誘惑に乗り、怖い体験をしたという事例や、些細(ささい)なことがメールでのトラブルにつながることなどを知り、子どもたちは、使うときには注意することがたくさんあることに気付いていきました。また、困ったときには、家の人や先生にすぐ相談するとよいことも学びました。今後の生活でコンピュータや携帯電話などを利用するときに役立ててほしいと思います。
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【岡崎市立梅園小】メッセージを正しく送ろう

 3年生でも携帯電話を持っている子どもがいることを知り、メールやLINEなどSNSの使い方について道徳の授業で取り扱いました。資料を読んだ後、SNSで言葉を送ると、自分の本当の気持ちが伝わらないことがあるので、自分の気持ちを正しく伝えるためには、どうしたらよいかを考えました。話合いでは、メールを送る前に文章を読み返して内容を確かめることや、本当に大事なことは自分の口で伝えることなどの意見が出ました。授業の最後には、読み物資料に出てきたメールの例文を読み返して気持ちが正しく伝わるように直した文章を友達に聞いてもらい、正しく伝わったかどうかを確認することができました。
 これから、SNSを使うようになった時に、本時で学んだことが生かされることを期待しています。
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【刈谷市立富士松中】いじめチェックリストの作成

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 本校では、生徒会と生活委員会が中心となって、「いじめチェックリスト」を毎年作成し、全校生徒に配付しています。チェックリストは名刺サイズの大きさで、生徒手帳に入れて持ち歩くことができるものです。今年度も、生活委員の生徒たちが案を出し合って作成しました。
 このチェックリストの中に、2年前からスマホ・ケータイの使用を意識した言葉が入るようになりました。今年度も、「LINEでわざと既読無視をしていませんか」「SNSで人の悪口を書き込んでいませんか」といった言葉が入りました。スマホ・ケータイを通したトラブルは、頻繁に起こるようになっています。生徒たちの中にも、こうした状況に対する危機感が高まっていることが分かります。
 12月13日(火)には、講師をお招きして、全校生徒を対象とした「スマホ・ケータイ安全教室」も実施しました。こうした機会を定期的に設けるとともに、本校独自の「いじめチェックリスト」を活用しながら、継続的に生徒たちの情報モラルに対する意識を高めていきたいと考えています。

【春日井市立白山小】スマホ・ケータイの正しい使い方を学んだよ!

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 白山小学校では、昨年度に続き、今年度も、講師の方を招き「スマホ・ケータイ教室」を5・6年生向けに行った。
 高学年になるとスマホやケータイを使う子どもたちが増え、友達間のトラブルも起きてくる。5・6年生には担任も指導をしてきたが、まだまだ怖さ知らずで甘く考えているところがあった。そこで、中学生になる前にきちんとした指導をする必要があると考えた。
 当日は、正しい使い方として、メール・LINEを送る前に受ける相手の立場を考えること、インターネットに悪口や写真の投稿をしないこと、一度投稿すると拡散し一生消せなくなること、そして個人が特定できること等を学んだ。内容によっては、逮捕・書類送検・罰金になる可能性があることも学んだ。
 子どもたちからは、「使い方を間違えると怖い!」「今まで大丈夫だったかな?これから気を付けたい」といった感想が聞かれた。
 今回は楽しんで聞く話ではなく、これから絶対に気を付けてほしい厳しめのスマホ・ケータイの正しい使い方を学ぶ良い機会となった。これを機に子どもたちが上手に使ってくれることを望んでいる。

【東海市立加木屋中】心を磨く講演会

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 加木屋中学校では、「心磨き・言葉磨き」をテーマに、道徳教育を中心とした学校づくりを行っています。その一つとして、毎年「心を磨く講演会」と題し、講師の方を招き、全校生徒で話を聞く会を設定しています。今年は、ソーシャルスキルトレーニングの実践について講師の方をお招きしました。
 当日は、「人間にとって必要なコミュニケーション能力とは〜ソーシャルスタイル・心理からのアプローチ〜」と題し、講演していただきました。言葉の重要性としてポジティブな言葉を使うと、プラスのストロークで自分に返ってくるようになるので、言葉に出す前に一瞬考えることだけで良い関係が作りやすくなることや、ソーシャルスキルスタイルの診断を生徒が事前に行ったアンケートをもとに行い、生徒が自分のソーシャルスキルのタイプを知った上で、人間関係で悩むときは自分のタイプの弱みを見直してみるといいなどの話をしていただきました。生徒たちは、人と接するときの自分の行動や言葉について見直す機会となっていたようです。

【長久手市立南小】福祉実践教室

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 本校では、毎年、5年生の児童を対象に、講師を招いて福祉実践教室を行っています。本年度は「車いす」「手話」「点字」「盲導犬」「視覚障がい者ガイドヘルプ」「高齢者疑似体験」の6講座を実施し、児童はその中から二つの講座を選択し、体験学習をしました。講師の方の話や体験から、障がいをもつ方の生活の仕方の工夫を知り、障がいに対する理解を深め、自分たちにできることを考え実践しようとする態度を養うことを目的にしています。
 手話体験では、口パクゲームをしながら、手話のよさを学んだり、車いす体験では、実際に車いすに乗り、段差を越えるのに四苦八苦したり、視覚障がい者ガイドヘルプでは、アイマスクをつけて歩いてみて、ガイドヘルプの大切さを実感したりしていました。
<児童の感想>
・点字体験をしました。点字は色々なところにあることを知りました。ジャムやエレベーター、絆創膏(ばんそうこう)などにも点字が使われていました。これからは身の回りにある点字を気にしながら生活したいと思いました。
・盲導犬は、目の不自由な人のために一生懸命働いていることが分かりました。横断歩道で車が来ていたら、パートナーの人に「進め」と言われても絶対に進まないそうです。命を守る大切な仕事をしているということが分かりました。
・高齢者疑似体験では、体に高齢者になりすます道具を付けました。椅子に座ると、肩が痛くなりました。階段を降りるときは、思うように動かないので、落ちないか怖かったです。大変そうなお年寄りがいたら、何か手伝いたいと思いました。

 5年生はこの体験をもとに、福祉について更に調べ学習を行い、「見つけよう、見直そう、私の中の福祉の心」をテーマに学習発表会で発表しました。
 福祉についての学習を通して、困っている人や手助けが必要な人がいたら、まず声を掛け、相手の立場に立って、自分たちができることを行っていこうとする気持ちがもてたのではないかと感じました。