【稲沢市立祖父江中】スマホ・携帯、正しく使っていますか?『携帯安全教室』

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 本校では、全学年において、学級活動や道徳の時間を利用して情報モラル教育を実施しています。本年度は、12月7日、NTTドコモから講師の先生をお招きし、1年生を対象に『携帯安全教室』を行いました。コミュニケーションアプリやSNS、インターネットの特徴についての説明に加え、不用意な書き込みや画像の掲載から起こる誤解やいじめなどのトラブル事例について、映像や実例を交えて詳しく話していただきました。多くの生徒がスマホや携帯を使用している現状のなか、自分自身に起こりうる具体的な事例を聞いて深く考えさせられた様子でした。また、「このあと、どうなるでしょう」「どうすればよかったのでしょう」との問いかけに、友達と活発に意見を交わしながら、適切なスマホ・携帯の扱い方やマナーについて考えることができました。
 生徒からは、「コミュニケーションアプリやSNSは、楽しいけれど使い方を間違えるととても危険だということが分かった」「LINEなどのトークはどこで会話を終わればよいか分からないときがあるので、終わりのきまりを作りたいと思う」「危険から守ってくれるフィルタリングをぜひ利用したいと思った」などの感想が聞かれました。
 今後も、生徒の実態に応じた授業や講座を行い、生徒自ら考え、判断し、行動できる力を身に付けられるよう、情報モラル教育を推進していきたいと考えています。

【東海市立加木屋中】正しく使おう!インターネット 事例に学ぶ情報モラル

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 本校では,中学3年生で「正しく使おう!インターネット 事例に学ぶ情報モラル」を行いました。パソコンや携帯電話だけでなくゲーム機やiPodなどを使い,日常的にインターネットに繋がる環境にある家庭は学級の半数を超え,そのほとんどの生徒がLINEやSNSを利用していることが生徒への問いかけで分かりました。今回の授業では,グリー株式会社が企画・制作をした教材を使用し,個人情報を公開することの注意点や反社会的な行動・意見を公開することによって起こる非難が殺到する事例について学習をしました。
 問題行動や反社会的な行動をおもしろ半分でインターネットに公開することで,非難が殺到し(炎上)し,個人情報が数時間で暴かれ,本人は友達をなくしたり進学や就職が取り消しになったりした事例,個人情報を「友達のみ公開」にしても,スクリーンショット(画像を保存)し,別の所に公開されてしまった事例などを紹介し,ワークシートに問題点を記入しながら考えていきました。
 インターネットは不特定多数の人が利用する「公共の場」であり,実生活となんら変わりは無いこと,日常生活と同様に法律を守ることや常識,マナー,人に対する思いやりが大切だと言うことを実感することができました。
<生徒の感想>
・誰も見ていないと思っていても誰かが見ているので,その場の勢いで情  報を公開して,将来まで棒に振ってしまうので気をつけていきたい。
・法律に反したことは絶対にやってはいけない。簡単にできてしまうこと  が大きな問題になることがあると分かって怖いなと思った。
・インターネットや携帯電話はとても便利です。より便利で安全な使い方  ができるかは自分次第なので,間違えないようにしていきたいです。「誰かが見ている」ことが当たり前と思って使っていきたいです。

【津島市立東小】言葉の大切さを考えよう

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 本校では、自他を大切にし、互いを尊重する児童の育成を目指して、人権教育を進めています。その学習の一つとして、6年生が「ハッピートークトレーニング」に取り組みました。プラス思考の言葉をたくさん使うことにより、言葉の大切さを考えたり、自己肯定感を高めたりするものです。
 講師としてハッピートークアカデミー協会の方に来ていただき、3〜4人のグループに分かれて行いました。まず,言われてうれしい言葉を一人ずつ考え発表し、その後にグループのみんなでその言葉をまねして言いました。はじめの頃は「こんな言葉でもいいのかな」と、恥ずかしそうに小さい声で言っていましたが、慣れてくると声も大きくなり笑顔も増え、ゲームをやっているように楽しそうにまねしていました。ただ言葉をまねしているだけでも、「気持ちが前向きになる」「言われるとうれしい」「言っている方も気持ちが明るくなる」と活動も盛り上がりました。最後に、一日に5回はハッピートークをしようと約束をしました。
 「すごいね」「やったね」など、それまでは何気なく使っていた言葉が、実は相手を喜ばせていたということに改めて気がついた児童が多くいました。一つの言葉でうれしくなったり、悲しくなったりすることを実感し、これからは積極的にあたたかい言葉、うれしい言葉を使っていきたいと意欲をみせていました。

【高浜市立吉浜小】心を育てるペア活動

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吉浜小学校では、ペア活動をさかんに行っている。「1年と6年」「2年と4年」「3年と5年」の組み合わせで、それぞれにペア学級があり、ペアの児童がいる。上の学年が企画した活動を行ったり、授業で進めている発表の場面を見合ったりしている学級もある。また、学校での活動では、朝の吉浜っ子タイム(10分)にダンスを一緒にしたり、夏休みの作品展を一緒に回ったり、吉浜っ子フェスティバルで一緒に回ったり、ペア給食をしたりと様々な場面で交流を重ねている。学校全体で交流した際には、必ず手紙を書いて交換をしている。この活動は、6年以上前から続いており、児童の心を育てる活動となっている。
 毎年、1年生と6年生の交流は、他の学年間よりもたくさん行われている。交流は、入学当初から始まり、2週間くらいの間、6年生が1年生の朝の身支度の手伝い、本の読み聞かせ、トイレへの誘導などの世話を行っている。まだ学校に慣れていない1年生の児童にとって、自分のお兄さんお姉さんという特別な存在でとても頼りになるのである。6年生の児童も6年前に同じようにしてもらったという経験から、「優しくてあたたかい気持ち」で1年生の児童と触れ合うことができるようだ。
 今年度は、1年生の育てたさつまいもを使って「おいもパーティー」を行った。1年生だけでは大変な活動も6年生のペアの児童と共に行うことで、スムーズに活動が行われ、楽しくて特別な会となった。また、秋祭りに幼稚園や保育園児を招待する前段階として、6年生のペアの児童を招待して、アドバイスをもらったりもしている。
 これらの活動は、一人一役ということで、学級内で目立たない児童も「しっかりしなくては」という気持ちが働き、活動した際には、「ありがとう」の感謝の心に触れることができる。自分の存在価値を認めてもらえる活動は心に栄養を与えてくれているのだ。下の学年の児童もありがとうの気持ちの伝え方が分かったり、何年後か先の自分を見通すことができたりしている。「あんなふうにしてあげたいな。」「あんなふうになってみたいな。」というあこがれの存在が目指すべきモデルとなっている。このようにして毎年、吉浜小学校の伝統が確実に受け継がれ続けている。

【豊田市立伊保小】ネットいじめは絶対にやめよう

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 5年生で、「事例で学ぶNETモラル集」を活用して、ICT支援員さんとともに、ネットいじめについて考える授業を行いました。
 コンピュータ室で映像クリップを視聴し、実名をあげて掲示板へ書き込んだり、複数の人が一人にメールを送りつけたりすることはなぜいけないのかを考え、話し合いました。授業では「ネットでは、直接話すのとは違って、表情や声の感じも分からないので、相手に誤解されやすいと思います。自分の気持ちをネット上でストレートに書くのはやめたほうがいいと思います。」「友だちと行き違いがあっても、顔を見て話し合いたいです。」「掲示板に名前を出したり、悪口を書いたりすると、たくさんの人に知れわたって、取り返しがつかないことが分かりました。そんな卑怯ないじめを絶対にしないようにしたいです。」といった意見が出ました。
 今後もブラウザ機能やメール機能のついた携帯電話の危険性やフィルタリングの必要性を保護者に啓発し、家庭と連携して情報モラルの意識を高めていきたいと思います。

【豊川市立八南小】SNSの危険性

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 最近は、小学生の間でもゲーム機をSNSに接続することによって、いろいろな問題に巻き込まれるという事例を聞くようになった。本校の5,6年生にもアンケート調査を行ったところ、約2割の子どもがスマートフォンやゲーム機を使ってSNSを利用した経験があることが分かった。そこで、SNS利用の注意点や危険性を考える授業を、5,6年生全学級で行った。
 授業は、馬の一部分の形の情報を受け取ったブタ君が、1本足の胴の短い形の馬のような動物を想像したという例を挙げながら、「情報は、正しく伝わるとは限らない。すぐに信じることは危険である。よく確かめる必要がある。」ということを考えさせた。また、個人情報の取り扱いの注意点なども伝えた。
 子どもの振り返りには、「個人情報を、勝手に流してはいけないことがよく分かった。」「今日、情報の勉強をして、SNSを利用してよいこともあるけれど、悪口を言われたりいじめられたり、課金されたりするので危ないものだと知っておくことが大切だと分かりました。」という様な感想が多く見られた。今回の授業実践から、SNSの利用が低年齢化している今、小学校高学年において情報モラルの授業の必要性をあらためて強く感じた。

【春日井市立高森台小】「インターネットには間違った情報も存在する」「ネットいじめは絶対やめよう」〜Netモラル教材を活用した授業実践〜

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 本校6年生では、情報モラル教育の一環として「事例で学ぶNetモラル」の教材を活用し、情報の信憑性「インターネットには間違った情報も存在する」・ネットいじめ「ネットいじめは絶対やめよう」についての授業を行いました。
 児童は、インターネットで調べるときにどのようなことに気をつける必要があるのだろう?や実名をあげて掲示板へ書き込んだり複数の人が一人にメールを送りつけたりすることはなぜいけないのだろう?を学習課題として授業に取り組みました。
 児童は、「インターネットには間違った情報も存在する」の授業を通して、「いつの年の資料かを調べておく。」「一つの資料だけでなく、ほかの資料でも調べ、くらべてみる。」「ネットで調べるときは、その情報がまちがってないか、正しいかを実際に行って調べる。」などの意見をワークシートにまとめていました。児童は、インターネット上には間違った情報や古い情報が書き込まれていることがあることを理解し、別の資料で確認したり、実際に足を運んで調べたりする大切さを学びました。
 また、児童は「ネットいじめは絶対やめよう」の授業を通して、「実名をあげて掲示板に書きこまないようにする。」「人から言われていやな言葉をメールで絶対書きこまないようにする。」「相手の気持ちを考えてからメールに書きこむようにする。」「もしネットいじめをしている人を見たら止めてあげる。」などの意見をワークシートにまとめていました。児童は、ネット上で実名を挙げたり相手を誹謗中傷する書き込みやメールを送ったりするネットいじめは絶対にいけない行為であることを学びました。
 今後も道徳や総合的な学習などの時間を活用し、情報モラル教育について計画的に学習していく予定です。


【東郷町立高嶺小】友情ふれあい大作戦!ペア学級でレクリエーションを楽しみました。

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 本校は、健康推進学校として心と体の健康教育に取り組んできました。その実践の一つとして、異学年交流活動を継続的に行っています。様々な活動を通して一人一人の心がつながり、達成感と一体感を味わったり、生活班の団結力を高めたりすることをねらいとしています。中学年からリーダーとしての素地を育てるため、中でも6・1年、5・3年、4・2年のペア学年での活動を重視して行ってきました。今年からは、縦割り遊び「ふれあい週間」を設け、「友情ふれあい大作戦」としてペア学級での交流活動を実施しました。ペア学級ごとに相談し合って、一緒に楽しめるレクリエーションを行います。これまであまり関わることのない異学年の児童と触れ合い、自分が受け入れられることで心を満たされ、それによって相手を受け入れることができるようになってきました。日常的な異学年交流を通して、親しみや信頼の心、感謝の気持ちを養わせ、そこから自己肯定感を高めさせたいと考えています。
 児童の感想には「1年生が楽しめるように優しく声を掛けました。とてもかわいくて楽しかったです」「6年生と遊んですごくおもしろかった。またやりたい」などがありました。休み時間にも、高学年を慕って低学年が高学年の教室を訪れており、学年を越えて楽しそうに遊ぶ姿が見られるようになっています。

【岡崎市立本宿小】3年生のネットモラルへの取り組み

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 本校では、岡崎市現職研修委員会学習情報部から配られた、「情報モラル授業モデル案集」を使って、各学年でネットモラルの授業を行いました。
 今回は、3年生での実践を紹介します。
 3年生は、「少しだけなら」という題材で、インターネットに出てくるチラシへのアクセスの危険性について学習しました。何気なく開いた画面に載っている「ゲームの割引券がもらえるよ」という甘い勧誘のチラシにアクセスするかどうかで話し合いをしました。ゲームの割引券がもらえるという宣伝に、「気になるな」「少しだけならいいのでは」など、子供の心が揺れる声も出されました。アクセスすると名前や住所などの個人情報が、所在の分からないところに伝わってしまったり、お金が請求されてしまったりすることがあることも学びました。子供たちは、関心のあるチラシにアクセスしないようにできるか、自問しながら考えました。
 授業後の感想には、「私は家でインターネットを使うので、あやしいサイトにはアクセスしないようにしたいです」「変なところをクリックしないようにする」などの声が広がりました。
 これからの子供たちにとって、身近な題材を取り上げ、継続的に情報モラルの実践的判断力を付けていくことが必要だと思います。

 

【東海市立明倫小】 心に響く道徳の授業をめざして

        「心に響く道徳の授業をめざして」
 
 心の教育推進活動の取り組みの1つとして,11月27日の学校公開日に全学級道徳の授業を行いました。各クラスで児童の心に響く資料を選び,保護者の方にもいっしょになって考えてもらう場としました。各クラスで扱った資料と内容項目は下表のとおりです。
 
(クラス)       (資 料 名・内容項目)
1−1・・・ はしの上のおおかみ・・・(思いやり・親切)
1−2・・・ くつあらい・・・・・・・(勤労)
2−1・・・ いえたよ七のだん・・・・(勤勉・努力)
3−1・・・ おばあさんのめがね・・・(思いやり・親切)
3−2・・・ とどけられたノート・・・(節度・節制)
4−1・・・ ブラジルのおべんとう・・(国際理解)
5−1・・・ わたしの妹・・・・・・・(公正・公平)
6−1 ・・・手品師・・・・・・・・・(正直・誠実)
特別支援 ・・ぽんたとかんた・・・・・(節度・自制・自立)

 話し合い活動を活発にするために,ホワイトボードを使ったり,座席の配置を工夫したりしています。学校生活のあらゆる場面と関連付けながら,子どもたちが,自己の生き方について考えを深められるようにと取り組んでいます。



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【西尾市立一色中部小】真心を伝える言葉をのせよう

 11月26日(木)学校公開日の授業として、6年生が携帯電話やスマートフォンでのコミュニケーションマナーについて学びました。事前に「わたしたちの道徳」にある読み物資料、「知らない間の出来事」を読みました。何気なく自分が感じたことを発信したメールが思いもかけない速さで広まり、友達を傷つけてしまったというこの資料から、携帯電話やスマートフォンを使う自分たちは、どんなことに気をつけなければならないか、また、似たような例はないかということについて話し合いました。
 子どもたちは、とても身近な問題としてよく考え、今の自分はどうか、今後どのように情報機器を使っていけばよいかをしっかり考えることができました。「ネットはまちがった情報もあるから、よく自分たちが考え判断しないといけない」「自分の気持ちが伝わるように使う言葉をよく考えるけど、何より相手との人間関係をしっかりつくりたい」「必要な機器だからこそ、使う時間やマナーをよく知らなくちゃいけないと思う」「相手に嫌な気持ちを与えたり、自分がトラブルに巻き込まれないように、責任をもって発信したい。迷ったら、親や先生に相談したい」「まだ自分たちが持つには早いかなと思う」など、これから情報機器を使っていく子どもたちが、モラルとマナー、自分の心のもちようについてよく考えられた振り返りが多く書かれました。

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【美浜町立野間小】ネットの世界の透明マント

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 12月,美浜町情報教育アドバイザーの先生に来ていただき,5年生に情報モラルの授業をしていただきました。内容は,「顔の見えないネットの世界でのマナーとモラル」についてです。
 授業では,児童一人一人が自分だとばれないようなHN(ハンドルネーム)を考え,コンピュータルーム限定のチャットで意見の交換を楽しみました。この日の授業での発言は,チャット上だけで行うこととしました。簡単な挨拶から始まり,児童の気持ちが盛り上がったところで,アドバイザーの先生がこんな質問をされました。

 「ドラえもんの透明マントをもらったら,なにをしたい?」

 「サプライズをする」「弟をおどろかす」「お母さんにないしょでゲームをする」などの微笑ましい答えがある中、「やりたい放題する」「友達のズボンを脱がしてやる」という答えもちらほら出てきました。普段の授業なら出てきそうにない答えです。どうして,こんな答えが出てきたのでしょう。それは,今,私たちもHNというネットの世界での透明マントをもらっているからなんだとアドバイザーの先生はおっしゃいました。
 ネットはうまく使えばとても便利で,私たちの生活を豊かなものにしてくれます。しかし顔の見えない,自分の素性が明かされないネットの世界では,ときに人は悪い心をむき出しにしてしまいます。自分だとばれないから,簡単に人を傷つけるようなことをしたり,躊躇なく罪を犯したりしてしまいます。自分がそういう人間にならないように,逆にそういう目に遭わないように,ネットの向こうにいる人のことを考えながら上手にネットを使うことが大事だということをこの授業で学びました。

 授業の最後には,感想をチャットで発言し合いました。「ネットって便利だけど怖い。」「自分の心にも(悪い心が)あると思ったら怖い。」「しっかり相手に気持ちが伝わるようにしたいと思いました。」「相手の雰囲気を考えるのがよいと思いました。」などの発言が挙がりました。その後、HNの正体を明かし合うと、とたんに教室中に笑い声があふれ,みんなが笑顔になりました。やはり人と人との対話では,「笑顔が見える」というのはとても大切なことなんだと改めて感じました。

【岡崎市立六ツ美北中】命の授業〜命はそんなにやわじゃない〜

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 講師に杉浦貴之氏・佐野信幸氏・わかなさんをお迎えして、全校で「命の授業」を受けました。
 杉浦貴之氏は、28歳でがんを宣告され、余命は早くて半年、2年後の生存率は0%と告げられました。しかし、現在、シンガーソングライターや、情報編集者として活躍されています。数々の講演を行い、語りと歌を通して「命の輝き」を訴えています。
 佐野信幸氏は、わずかな視力を頼りに、ピアノ、ギター、ドラム、作詞作曲、マジック…など多彩な活動を行っています。今回はピアニスト・ギタリストとして参加してくださいました。
 わかなさんは、全盲の女子高生です。H27年8月に行われた24時間テレビにも出演し、美しい歌声で周りの人を魅了しました。
 全身全霊で「生きること」を伝えてくださった杉浦さんたち。生徒たちは「うまくいかなくても、生きてるだけで100点満点!」という言葉がとても印象的だったようです。
 授業後には、「今までの私は『私なんかいなくてもいいんじゃないか』と思ったこともあったけど、お話を聞いて『生きているだけでいいんだ』と思うことができました。」「自分が失敗したときや不安な時には、弱音ばかり吐いて、自分が嫌になってしまうけど、今日の話で『心配しなくて大丈夫』ということをたくさん教えていただきました。」「両親が繋いでくれた大切な命をもっと大事にしたい」と、心温まる感想が数多く寄せられました。

【尾張旭市立東中】正しい礼儀作法を身に付ける 〜マナー講座〜

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 本校では、毎年、社会で必要となるマナーや礼儀を正しく身に付けることを目的に、講師をお招きして「マナー講座」を実施しています。本年度は、12月18日(金)に、中学3年生を対象として「マナー講座」を実施しました。
 講座では、各クラス2〜3名の講師に入っていただき、あいさつや返事・礼の仕方、いすに座る姿勢や入室・退室の方法など、高等学校等での面接試験を考慮した内容を中心としたマナーを教えていただきました。その中では、あいさつや返事が大きな声ではっきりとできることや身だしなみが整っていることによって相手に与える印象が良くなるといった、マナー・礼儀を尽くす効果についても説明がなされました。
 はじめのうち、生徒たちは小さな声で返事をしたり、下を向いたりしていましたが、講師の方々の声掛けに圧倒され、だんだんと声が大きくなるとともに姿勢も良くなり、集中して話を聞くようになりました。1時間という短い時間でしたが、意識の高まりが見られるなど、成果が現れた講座となりました。この講座で学んだことが、今後、いろいろな場面で生きてくることを期待しています。
 以下は、講座を終えた生徒の感想です。
○ 分離礼をはじめ、扉の開け閉めの仕方などを教えてもらいました。厳しい言葉をかけられることもあったけれど、自分のためだと思って頑張ることができました。
○ きちんと相手の目を見て言うことが大切だと学びました。本番では、面接官の人に自分の思いを届けようという気持ちで練習することができました。
○ 今回、マナー講座を受けて、とても厳しかったことにびっくりしました。面接の本だけでは分からなかったところも、実際にやってみて覚えることができたので良かったと思いました。

【東海市立横須賀中】心を育てるボランティア活動

 横須賀中学校では,たくさんのボランティア活動を行っています。毎年行っているのが,花ボランティアです。横須賀中学校の輝く学校づくり事業の3本柱のひとつである「花であふれる学校」をめざした活動です。たくさんの希望者がいて,学年ごとで活動しています。花に囲まれ,心も穏やかになります。
 他にも,地域の公民館や運動会での手伝いをしています。地域からの依頼を受けての活動ですが,毎回多くの生徒が参加し,地域の方からも喜ばれています。
 昨年度から,交通マナーの向上をめざして,交通安全ボランティアが発足されました。原則,月曜日の朝と0の日に活動を行っています。交通マナーの呼びかけから始まり,今では挨拶活動もしています。交通安全に対する意識だけでなく,挨拶への意識も高まりました。
 今年度は,生徒会からの「地域へ貢献しよう」という呼びかけで,有志生徒による地域清掃ボランティア活動を行いました。当日は3つのグループに分かれて地域のゴミ拾いをしました。たくさんのゴミが集まり,参加した生徒からは「やってよかった」という喜びの声が聞かれました。
 このような活動を通して,地域のために,学校のためにと活動しようとする生徒が増えました。また,人の役に立つことが,自分の喜びにもなることを知り,学年が上がるほどボランティアの希望者が増えています。

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【豊橋市立石巻小】スマホ・タブレットの安全教室の取組

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 夏休み前に携帯安全教育を実施しました。携帯通信会社の方を講師にお招きし、5・6年生を対象に1時間ずつ話をしていただきました。スマートフォンやタブレットなどの便利さや問題点、マナーなどをアニメーションやイラストなどを用いて、わかりやすく説明していただきました。
 本校でも、スマートフォンやタブレットなどを持っている子が増えてきているので、より現実味をもってどんな危険があるかを知ることができたようです。また子どもたちからは、「これからもスマートフォンを使うときのルールやマナーを守りたい」、「親と決めた約束を守って使う」、「何かあったら大人に相談する」などの意見が聞かれました。
今後、身近に潜む犯罪に巻き込まれないために、正しい知識を身につけて自分で考え、判断できる子どもになってほしいと思います。

【蟹江町立学戸小】思いやりをもって人に接することのできる、豊かな心をもつ子の育成

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 学戸小学校の教育目標は、「よく考える子、たくましい子、豊かな心をもつ子」である。思いやりをもって人に接することのできる豊かな心を育てるために「あいさつ運動」に力を入れて取り組んでいます。児童会役員と生活安全委員が中心となり、門の前で元気に「おはようございます」と言葉をかけ合うことで、気持ちのよい一日の始まりとなることを目指しています。
 当初は、主に生活安全委員の児童が門の前に立ってあいさつを行っていました。そこで、児童会役員が「あいさつの輪」を広げようと全校から「あいさつ隊」と称したあいさつ運動の希望者を募り、多くの希望者が集まりました。そして、「あいさつ隊」とともに、朝のあいさつ運動が行われることになりました。開始早々、児童の元気なあいさつの声が聞こえるようになりました。高学年のお兄さん、お姉さんの姿に影響を受けて、いろいろな学年の児童も大きな声であいさつをするようになり、あいさつの輪の広がりを感じるようになりました。笑顔であいさつを交わす朝の風景は、とてもすがすがしく、微笑ましかったです。あいさつ運動への取組を通して、あらためてあいさつの素晴らしさを実感することができました。
 今後もあいさつをすることの大切さに気付かせながら、言葉を交わして心と心を結び付けることのできるような活動を考えていけたらと思います。
 

【美浜町立奥田小】「電子メールのマナーとモラル」

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 本校では、情報教育の年間計画で、全学年において情報モラルの学習を位置づけています。11月には、5年生が美浜町情報教育アドバイザーに来ていただき、電子メール等を使うときのマナーとモラルについて学びました。
 教室のコンピューター同士だけでメールのやり取りができるソフトを使い、電子メールの基本的な使い方を学んだあと、実際にメールを送り合う体験をしました。
 はじめのうちはとても楽しそうに友達同士でメールを送り合っていましたが、突然、「先生。変なものが出てきた。」と言う声が聞こえてきました。実は、事前に情報教育アドバイザーの方が作っておいたウイルスが入ったメールを開いてしまったため、ウイルスに感染してしまったのです。情報教育アドバイザーの方から、コンピューターをウイルスに感染させないために気を付けることを教えていただき、その後のメール体験では怪しいメールは開かず、慎重にメールのやり取りをしていました。
 最後に、情報教育アドバイザーの方から、メールやインターネットの危険性について以下のことを教えていただきました。

・知らない人から来たメールや、知っている人でもいつもと違うメールが
 来たときには安易に信用して開いてはいけない。
・URL付きのメールにはワンクリック詐欺の危険性もあるので、クリッ
 クしない。
・ゲームやアンケートには生年月日や電話番号などの個人情報を聞き出そ
 うとするためのものが多い。
・人の恐怖心を利用したチェーンメールは、そのまま捨てるか、警察のホ
 ームページに掲載してあるアドレスに送る。
・顔の見えない人とのやり取りは、「なりすまし」もあるので気を付け
 る。(写真を送ったり、会ったりしない)

【児童の感想】
  ・インターネットの世界には恐ろしいこともいっぱいあるということ
   を知った。
  ・知らない人からのメールは開かず、お母さんに相談しようと思う。

 この先、多くの児童が携帯電話を持ったり、インターネットやメールを使用したりする機会が増えてきます。今後も、児童が安全に活用できるように指導を続けていきたいと思います。

【春日井市立山王小】5年生を対象としたネットモラル講座

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 例年、山王小学校では春日井警察署生活安全課の警察官をお招きし、5年生を対象とした「ネットモラル講座」を開催しています。パソコンやスマートフォンを使ったインターネット通信だけではなく、実は子どもたちが遊んでいる携帯ゲーム機にもネットワーク機能が搭載されており、より身近な問題として考えていく必要があります。
 今回の講座では、子どもたちがネット犯罪の被害に遭わないように、どんなことを心がければよいかについて、わかりやすく話していただきました。特におもしろ動画サイトやゲーム攻略サイトなどで遭遇しやすいワンクリック詐欺や、ソーシャルメディアを利用した個人情報の流出や情報拡散の被害について、具体的事例を交えた詳しい説明を聞くことで、子どもたちにとっても強い注意喚起となりました。
 最後の質疑応答では、ゲームに関連した質問が多くだされました。「インターネットを利用したゲームのパスワードやIDを、友だち同士で教え合っても大丈夫なのか」「ゲーム関連のサイトで商品が無料でもらえるという書き込みがたくさんあるが、申し込んでも大丈夫なのか」など、普段の遊びの中で隣り合わせになっている危険についても多くを学ぶことができました。
 3学期の学校公開日には、ネットモラルをテーマにした授業を他学年でも行う予定です。被害者にも加害者にもならないためにも、今日の講座を生かしてほしいと思います。

【岡崎市立愛宕小】心のこもったあいさつを

 愛宕小学校では、代表委員が中心となってあいさつ運動を行っている。毎朝、学校のあちらこちらから「おはよう。」「おはようございます。」の声が聞こえ、いつもの学校の1日が始まる。特に、毎週火曜日には、代表委員が昇降口で登校してくる子供たちに笑顔で「おはよう。」と声をかけている。声をかけられた子供たちは、いつもより元気なあいさつを返している。
 11月の学校参観デーに全学級「あいさつ」の内容で道徳の授業を行った。道徳の授業は学期に一度、いずれかの学校参観デーに行われてはいるが、徳目を「あいさつ」と決めて一斉に行ったのは、今回初めてであった。出典は、「明るい心」や「教育技術」「道徳の読み物」など様々であるが、何気なくしているあいさつについて、もう一度考えたり自分を振り返ったりする機会となった。
 3年生では、主人公が友達と学校へ行くまでに「あいさつ競争」をする話である。怒鳴るような大声、次から次へと声をかけ返事も聞かない挨拶や、早口でのあいさつする様子が描かれている。その朝、校長先生から「あいさつするときにどんな気持ちを込めていますか。」と問われ、大きな声であいさつするだけでは足りなかったのかと考える話であった。話し合いでは、あいさつは気持ちを込めた方がお互いに気持ちがいい。あいさつされてうれしくなるようなあいさつがいい。などという意見が多く出され、明日から「あいさつ名人」になろうという思いが高まった。
 次の日、校長先生から「今朝のあいさつは一段と声が明るかったですねえ。いつも下向いていた子が自分からあいさつしてくれましたよ。」と話があった。学年1クラスしかない小さな愛宕小学校から、気持ちを込めた大きな声のあいさつが今日も響いている。

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