【安城市立安城北中】伝統をつなぐ縦割り団の交流

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 安城北中学校では、縦割り団を組み、学年を超えた交流を行っています。体育大会では団対抗の応援コンクールがあり、3年生の応援団の生徒が中心になって日々練習に励んでいます。体育大会に向けて夏休みから練習をしてきた3年生の生徒たちの思いを受け、1、2年生も真剣に練習に取り組んでいます。体育大会の本番に向けて、毎日学校のいたるところから大きな声が響いており、活気にあふれています。体育大会では、それぞれの団が工夫を凝らした応援を披露し、すがすがしい応援の声が大空に響き渡りました。
≪後輩の声≫
 ・ぼくは最初応援コンクールのおどりが全然わからなかったけど、先輩
  がていねいに教えてくれたおかげでできるようになりました。ありが
  とうございました。
 ・一緒に練習をした時間はとても楽しいものでした。みなさんに教えて
  もらって、うまくできたのでよかったです。
 ・先輩のために、と思って、生まれて初めて限界を超えた声を出して気
  持ちよかったです。
 縦割り団での交流は、生徒主体による自己有用感を高めるための取り組みとして年間を通して行われており、今後も合唱コンクールに向けての練習や、卒業生を送る会での交流を行い、縦のつながりを強めていく中で、生徒の活躍の場を広げていきます。
そして3年生から在校生へと、団での交流を通して、今まで積み上げられてきた安城北中学校の伝統が次の代へ受け継がれていきます。

【豊川市立音羽中】地域へのボランティア活動をとおして

 豊川市立音羽中学校では、地域へのボランティア活動を積極的に行っています。夏には市の社会福祉協議会から紹介された各施設におけるボランティア、年末には地域各所での清掃活動などに取り組んでいます。
 とりわけ多くの生徒たちが参加しているのが吹奏楽部や有志の集まりであるOCL(音羽コーラスリーダー)による活動です。今年も、県消防操法大会におけるPR演奏を手始めに、校区内の各施設に出向いています。毎年恒例となっている敬老会におけるOCLの合唱では、涙ぐむ高齢者の方がいらっしゃいました。また、生徒からは「みなさんが笑顔で元気だったので僕たちが元気をもらってしまいました。」といった感想が出されるなど、地域の方々とふれ合う心の交流となっています。
「まちづくりは人づくりから」と言われるように、中学生が地域に出向いて活動をする意義は大きなものがあります。やがて音羽中学校の生徒たちも大人になりこの地域を担っていく人となってくれることを願い、さらに充実した活動をめざしていきます。
 

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【瀬戸市立八幡小】道徳の時間「星への手紙」

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 5年生が道徳の授業で資料「星への手紙」を通して「生命尊重」について学びました。
「星への手紙」は筋ジストロフィー症という難病に苦しむ少年の実話です。「自分には何もできない」と絶望し、その日から目を閉じ一切の食事をうけつけなくなります。そんな日が3日間も続いた4日目の朝、母親は「お願いだからスープを飲んで」と懇願します。少年の頬に何か熱いものがポタポタと落ちました。母親の涙です。その時、少年は、驚いて目と口を開けました。その口に流し込まれたスープを飲むと、さらに驚くべき光景が目の前に広がります。普段は物静かな母親が大きな声で「看護師さーん、この子がスープを飲んでくれたー!」と叫んだのです。すぐに看護師さんたちが集まってきて「良かったね、良かったね」と喜んでくれます。絶望していた少年の心が少しずつ変化していきます。
 子どもたちはその時の少年の心情を考え、それぞれ思い思いに発言しました。
「こんな僕でも生きていていいんだ」
「こんなにも僕のことを心配してくれていたんだ」
「僕にも何か役に立てることがきっとある!」
少年の思いを自分の言葉で表現することで、次から次へと意見が飛び交い、互いの意見を聞きながら、思いを深めていました。最後には、自分の心に残ったことを『は・な・び』として自分の心に打ちあげました。

は…はっとしたこと
な…なるほどと思ったこと
び…びっくりしたこと、びびっときたこと

友達のさまざまな意見にふれ、有意義な1時間になったようです。

【刈谷市立住吉小】思いやりの心を育て、奉仕することの充実感を味わう「ZERO(ゼロ)・プロジェクト」

 本校では、全校を(Z)笑顔に(E)するための6年生による(R)おもてなし活動(O)を「ZERO(ゼロ)プロジェクト」と呼び、子どもたちが登校してから8時15分までの間、「全校を笑顔にしたい」という願いをもって自主的に参加します。特に、朝の部活動がないときには、6年生全員が参加して行われています。
 活動内容は、美化活動として、校内の清掃、外庭掃除、落ち葉掃き、草取りなどを行います。また緑化活動として、種まきや苗の植え付けなどの花壇の整備をしたり、各教室に切り花を届けたりします。その他にも、入学したばかりの1年生が「笑顔になるように」と、登校後の用具のしまい方を教えて手伝ったり、学校を案内しながら一緒に遊んだりするなど、下学年の気持ちを考え、思いやりの心をもって活動の場を広げています。
 そういった6年生の姿を見て、自然と6年生を慕い、感謝の気持ちを表す下学年も増えてきました。また6年生を見習い、落ち葉掃きや草取りなど自分にできることを探して、活動に参加する子どもたちもいます。
 6年生は、頼られ、感謝されていると感じることで、働くことや奉仕することの充実感を味わうとともに、相手を思いやり、いたわる気持ちが育まれています。

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【設楽町立田峯小】力を合わせてきれいな学校

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 田峯小学校は、児童数10名の極小規模校ですが、全校で力を合わせていろいろな活動に取り組んでいます。校舎は木造平屋建てで、国の登録有形文化財に指定されています。児童はこの校舎に愛着をもち、毎日丁寧に掃除をしています。特に木の床は雑巾掛けを欠かしません。
 しかし、高学年の人数が減った今年は、掃除に時間がかかるようになりました。そこで、児童ハートフル委員会が、すばやく丁寧に掃除ができるようにすることを目的として集会を開きました。内容は、掃除のやり方○×クイズ、チーム対抗ごみ集めゲームなどです。みんな、楽しみながら能率のよい掃除の仕方を学ぶことができました。
 集会後の掃除の時間には、早めに掃除を始める姿や、丁寧にごみを掃き集める姿が見られました。

【瀬戸市立東山小】 情報モラル授業実践

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 2年生では、インターネットの便利さと、悪用される怖さについて学習しました。
はじめに「なにでインターネットができるか」という質問にP.C・スマートフォン・ゲーム機とすぐに答えが出てきました。児童が普段から情報機器を使用しているのがよく分かりました。
 インターネットは良い使い方をすれば、たくさんの情報が知ることができます。また、ゲームをしたり、動画を見たりして楽しむこともできます。
しかし、悪用されると詐欺にあってしまったり、個人情報が流出してしまったりし、とても怖いものになります。このようなことが起こらないためにも、インターネットを使うときは、以下のことに気をつけるように学習しました。

・むやみにクリックしないこと
・知らないページには、入らないこと
・安全保護のための設定をしてもらうこと
・大人の人と一緒につかうこと

 これらのことを守ることで、安全にインターネットを使うことができると学びました。

 児童の感想には、「情報モラルについてはじめて学習したが、とても大切だと思った。」「インターネットって悪用されるととても怖いものということを知った。」「迷ったときはお家の人に相談しようと思う。」など、書いてありました。

【豊明市立双峰小】「ケータイ、スマホの使い方」を学習しました

9月17日(木)PTA教育講演会に保護者、地域の方とともに5・6年生の児童も参加しました。
 「ケータイ、スマホの使い方」というテーマでKDDIの講師さんからお話を伺いました。児童のほとんどが「LINE」「Twitter」「SNS」を知っていると答え、「YouTube」や「オンラインゲーム」を見たことがある、やったことがあるという児童も多くいました。
 ラインでのいじめの事例、インターネットにのせた1枚の写真から個人情報の多くがわかってしまった事例など、知らないとつい気軽にやってしまいそうな話を聞きました。
 身を乗り出すようにして真剣に聞き入っている児童も多く、児童の身近にこういった例があることを実感しました。児童の感想には「怖くないような使い方をしたい。」「気を付けて使いたい。」というものが多く、真剣に受け止めることができていました。
 情報モラルの指導は、学校だけでは難しい面も多いので、今回のように同じ話を児童と保護者で聞き、家庭でのケータイやスマホの正しい使い方が身に付くようになるとよいと思いました。
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【豊田市立岩倉小】 「教えちゃだめなの?」知らない人に個人情報を教えない

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「おしえちゃだめなの?」〜知らない人に自分や他人の個人情報を教えない〜


【活動のねらい】
 個人情報とは何かを理解し、自他の個人情報を守るためにどのようにすればよいかを判断できるようにする。

【児童の様子】
 小学校1年生で、「事例で学ぶNETモラル」のサイトを活用し、授業を行いました。この内容は、児童だけでなくご家庭でも一緒に考えてもらいたい内容でもあったため、授業参観で行いました。まず、大型テレビで「主人公が警察と名乗る人からの電話を受け、同じ学校の児童が交通事故に遭ったと言われ、びっくりして聞かれるままに友だちの名前と電話番号を教えてしまう」という映像クリップを視聴しました。迷惑電話の経験について話し合うと、まだ、1年生ということもあってか、電話には出ないという子や、一人で留守番をする経験もないという子も多くいました。映像のキーシーンを思い出しながら、主人公の気持ちに寄り添うと、「警察から電話がきてびっくりしたと思う」や「友達を早く助けたくて教えちゃったと思う」などの意見が出てきました。『個人情報』という言葉も初めて聞く子ばかりだったので、名前や住所、電話番号などがそれに当たるということを学習しました。学習のまとめとして、まとめの映像クリップを視聴し、これからどのようなことに気を付ければよいかを話し合いました。

【活動後の児童の様子】
 「変な電話が来たら、出ないこと」や、「すぐにお父さん、お母さんに代わること」など、子どもたちなりにこのような危険を回避するための手立てを考えることができました。事例のような電話だけでなく、家に来る場合や、登下校中、買い物中など、いろいろな場面で知らない人に何かを聞かれても、個人情報は簡単に教えてはいけないという意識を高めることができました。

【西尾市立福地南部小】個人情報を守ろう!

 3年生の学活で、ソフト「事例で学ぶNetモラル」を視聴し「個人情報を守る」という学習をしました。内容は、主人公の自宅に警察を名乗る人から、友達が交通事故にあったと電話がきました。そして、言葉巧みにクラスの子の名前や電話番号を聞かれて教えてしまったというものです。
 まず、クラスの子の名前や電話番号を聞かれた時の主人公の気持ちを聞きました。「友達は大丈夫かな。」と内容を信じてしまった発言がある一方、「あやしい。」「本当に警察かな。」といった疑問に感じる発言もありました。
 その後、近所でこういった不審な電話がかかってきていることを知った時の主人公の気持ちを聞きました。児童は、「本当は警察じゃなかったんだ。」「友達の電話番号を言っちゃだめだったんだ。」と対応の間違いに気づいたり、「教えたことをお母さんに言えない。」と戸惑ったりする発言もみられました。
 最後に、個人情報を守るためにどうすればよいか聞きました。すると、「絶対言わない。」「電話番号や名前を教えない。」といった発言や、「(電話の近くに貼ってある)電話番号が書いてある紙を見る。」「お家の人に代わる。」といった具体的な行動を考えられるようになりました。
 情報モラルを身に付けていくうえで、個人情報を守ることの大切さを考えるよい機会になりました。今後も、学習を積み重ねていきたいと思います。


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【田原市立泉中】色々な立場の人から聞く、情報の危うさ

普段何気なく使っている、情報端末機。
簡単に写真が撮れて、簡単に発信ができる。
相手は友だちだからと、自分の個人情報も何も気にせずにSNSに載せてしまうけれど、もし何かあった時にはどうなるのだろう……。

授業で、情報モラルを学ぶのはもちろんです。しかし、それだけでなく、今年度は田原警察署の方からも生徒たちに話をしていただきました。生徒たちの真剣な様子に、自分のことかもしれないと学ぶためには、学校内での授業だけでなく、様々な立場の人から話を聞くことが大切だなと思いました。

生徒たちは、気を引きしめて、自分の使い方を考えています。
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【大治町立大治小】ペア学年交流活動を通して

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大治小学校では、1・6年、2・5年、3・4年でペア学年を作り、異学年交流活動を行っています。本校では、これまでも1チーム30人ほどの縦割りグループによる異学年交流を行ってきましたが、ペア学年交流では6〜8人ほどの小グループにすることで、より深い関わりができるようにしました。交流活動を通して、互いに良いところを見つけ認め合うことで自分の良さに気づくことができるように取り組んでいます。
ここでは、4年生が事前に牛乳パックでブーメランを作成し、3年生に作り方や遊び方を伝えた活動を紹介します。一緒にミニブーメランを作る場面では、「どこから切ればいいの」「こっちから切ると切りやすいよ」と、教え合う姿が、ブーメランを飛ばして遊ぶ場面では、「上手に飛ばせたね」「ななめに指を向けて飛ばすとよく飛ぶよ」と、4年生が進んで3年生に声をかける姿がたくさん見られました。活動後、3年生は、「4年生がていねいに教えてくれた」「いろいろなブーメランの切り方を知っていた」「自分も4年生になったら、こんな風に教えてあげたい」と感想を書いており、上級生の頼もしさ、活動を楽しく終えることができた喜びを感じていました。また4年生は、「自分の方を見て、しっかり話を聞いてくれた」「ていねいに切っていたから上手にできていた」など、下級生の良さをたくさん見つけていました。これまで学年が近いことで、通学団などでけんかが多かった両学年でしたが、互いの良さを認め合い、なかよく過ごすようになってきました。
 その他のペア学年でも、「ペア活動で、新しい友達が増えたよ」「挨拶してくれてうれしかったよ」「自分では思ってなかったことを、すごいねと言ってもらえた」など、全校に温かい雰囲気が広がりつつあります。これからもこうした活動を大切にしていきたいです。

【西尾市立一色西部小】 『スマホ・ケータイ安全教室』

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 本校は10年前から、外部講師をお招きして、卒業をまじかに控えた6年生とその保護者を対象にした『スマホ・ケータイ安全教室』を開いています。
 驚くほどの速さで携帯電話やスマートフォン、タブレット等が普及し、ゲームを楽しんだり、友達にメールを送ったりしている児童は年々増えています。しかし、こういった情報機器は正しい使い方をすれば便利な道具ですが、使い方を誤ると様々なトラブルに巻き込まれる危険性があります。
 そこで、講師の方には事例を交えて『無料ゲームに潜む危険』『ネットいじめ』『携帯依存症』などについて分かりやすく話していただきました。
 また、保護者の方には『各家庭でルールを決めることの大切さ』を話され、便利な道具であるからこそ、ルールやマナーを守って安全に使えるようになってほしいと思います。

【愛西市立開治小】  開治っ子全校除草

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 愛知県の西部にあり、ハス田や水田に囲まれた緑豊かな開治小学校。運動場には芝生が張られ緑にあふれています。敷地内にある学校農園「かいじっ子畑」には全校で育てているサツマイモをはじめ、各学年で花や野菜を育てています。
 開治っ子たちは、2学期に入ってすぐに「かいじっ子畑」や校舎前の植え込みに生えた草取りをします。月末に行われる運動会にむけて、保護者のみなさまや地域の方々にきれいになった学校にきていただけるよう、いい汗をながしながら取り組みました。
 20袋ほどの雑草を取ることができ、作業後には、「みんなでやるとほんとすごくきれいになるね。」との声が多く聞かれ、開治っ子105名の心と力が一つになったようでした。

【碧南市立中央小】 個人情報って何?

 3年生を対象として「個人情報ってなに?」と題して授業を行いました。事前にアンケートをとったところ、個人情報という言葉を聞いたことがある子は全体の70%程度であり、どんなものが個人情報かという質問には、名前、住所、電話番号などがあげられました。一方で、個人情報という言葉をまったく知らない子もおり、また、聞いたことがある子の中にも、なぜ個人情報が大切なのかという質問には答えられない子が多くいました。
 この実態を受け、まずはどんなものが個人情報に当たるのかを学習しました。事前に子どもたちにとったアンケートの内容から、子どもたちがあらかじめ知っていそうなものを紹介し、その後、他にどんなものがあるのかを考えさせました。子どもたちからは「好きなテレビ番組もそう?」「血液型も?」などのユニークな意見も出ました。今回の授業では、特に悪い人に知られると困る情報として「誕生日」「家族の名前」なども補足しました。
 次に、もし個人情報を悪い人に知られてしまうとどんなことが起こるかを、ビデオ教材を使用して学習しました。そして個人情報を守るためには、どうしたらよいかを話し合いました。子どもたちからは「知らない人に個人情報を聞かれても教えない」「困ったら大人に相談する」などの意見が出されました。
 授業後のふりかえりでは「個人情報が大切なものだと分かりました。知らない人に教えないように気を付けたいです」や「友達に電話番号を教えてもよいかお母さんに聞いてみます」などの感想が見られ、個人情報への意識の高まりが感じられました。これからも、子どもたちが自分自身の身を守ることができるよう、情報モラル教育を進めていきます。

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【小牧市立岩崎中】SNSへの理解 〜正しい使い方を〜

 LINEやTwitterをはじめとするSNSについての理解を深めました。SNSは決して悪いものではありません。むしろ便利ですばらしいものです。しかし、その使い方を間違ったり、悪用すると、非常に怖いものです。生徒たちも、そうしたものの長所や短所は分かっているようです。大事なことは、知らないことから起こる危険性を回避したり、心ある良識ある使い方をしたりすることです。
 最後は使う人の問題であることをしっかり自覚して、正しい使い方で利用してほしいものです。
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【岡崎市立根石小】郷土の偉人から学ぶ郷土愛

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岡崎市では、郷土の偉人を題材にした道徳の自作資料集『夢をつむいだ人々』という副読本を全校に配布しています。市道徳部での研究3年目となる本年度は、これまで行ってきた授業から浮かび上がった課題について、複数の学校の道徳主任で検討し、発問内容を練り上げて授業に挑みました。本校のすぐ近くに位置する岡崎市東公園の高台に志賀重昴の銅像があり、今も岡崎市を眺めるように立っています。  
本校5年生の学級で「志賀重昴」を題材とした資料『三河男児の歌』を使って授業を行いました。郷土愛について思いを高めることをねらった資料ですが、まだ郷土を離れた経験のない子供たちにとって、岡崎の良い所をどう感じているのか不安をもちながらも、導入で投げかけてみました。すると「家康の出身地」「おかざえもん」「木村資生」「本多光太郎」「八丁味噌」「花火」「自然が多い(東公園)」という内容が挙がってきました。主人公の心情を問う発問をした後、「もし今、この教室に重昴さんが来てくださったら、みんなにどんなことを言うだろうか。」と問いかけました。「岡崎には、東公園だけでなく君たちが思う以上にいいところがたくさんあるんだよ。これを守るのは、今の君たち、未来の君たちだよ。」と記述した子がいました。市内の小中学校の実践には、総合学習で「ふるさと学習」に取り組んでいる学校もあり、その学区ならではのよさを取り上げて守っていきたいという発言が見られました。それぞれの学校で身近な学区のよさを取り上げているところが、興味深いと思います。これから、岡崎市のよさをたくさん学び、故郷に誇りをもって生きていこうという思いをを深めることができるとよいと思います。

【田原市立泉小】インターネットは便利だけど、、、

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「インターネットは、世界の知らない人が見ているよ。」
「気軽な気持ちで写真をのせると、コピーされて、消すことができなくなるよ。」
「フェイスブックに情報をのせるときは、責任もって。」

ネットモラルの学習をした後の感想です。

今年は、3〜6年生に向けて、通信会社から派遣講師を招いて、「パソコン教室」を実施しました。

インターネットは便利だけど、安心して、ルールやマナーに気をつけて使わないと大変になることを学びました。

【愛西市立市江小】正しい情報の使い方

 インターネットの便利さがどんどん進化する反面、子どもたちのまわりには危険な事がどんどん増えてきています。本校でも5月下旬に全校対象にアンケートを実施しました。その結果、携帯電話・スマートフォンでのメール・LINEをする頻度については、5年生では毎日が6%、ときどきが9%、6年生については毎日が13%、ときどきが9%という結果になりました。学年が上がるにつれ、頻度が増えてきています。そのアンケートについての会議に出席した保護者からも心配だという声が聞こえてきました。そこで、PTA全国協議会から出されている「正しく知ろう、使い方、家庭で話そう わが家のルール」を使って、クラスで話し合いの時間をもちました。
 2学期には、5・6年生とその保護者を対象に体育館で情報モラル教室を行う予定です。まわりの大人もしっかり学習しながら、子どもたちが正しい情報の使い方をできるよう支えていきたいと思います。
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【田原市立高松小】一人暮らしのお年寄りを訪ねて

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 本校の6年生は、地域のお年寄りと交流する機会として、平成24年度より毎年夏休みの前に、地元の一人暮らしをするお年寄りのお宅を訪ね、暑中見舞いのはがきを渡す活動を行っています。
 訪問を前に、社会福祉センターの方に福祉の意味を教えていただいたり、一人ではできないことや心細いことをみんなで考えたりしました。「ご飯を食べるとき、一人ではさみしい。」「高いところにあるものを取るとき、一人では大変。」など意見を出し合いました。そして、暑中見舞いのはがきには、学校でがんばっていることや、「暑いので体に気をつけてください」などの励ましのメッセージを書きました。
 当日は、3つのグループに分かれ、民生委員の方と一緒に訪ね、一人一人直接暑中見舞いのはがきを渡しました。最初は緊張して声が掛けられなかった子も、次第に「暑い日々が続きますが、健康に気をつけてください。」「お体を大切にしてください。」などの言葉を掛けてはがきを手渡しました。お年寄りの方も、「ありがとうね。」「また遊びに来てね。」と涙を流しながら、受け取ってくれました。
 訪問後、子どもたちは、「どきどきしたけれど、笑顔で受け取ってくれたので、うれしかったです。」「喜んでくれるか不安だったけれど、『雨の中、来てくれてありがとう。これからもがんばってね。』と言ってもらえたので、渡しに行って良かったです。」「最後に握手をして、とてもあたたかい気持ちになりました。」という感想をもちました。
 9月には運動会、11月には学芸会の招待状を作り、今後も交流を深めていきます。

【瀬戸市立水無瀬中】たくさんの方に囲まれて

 水無瀬中学校の特別支援学級は,毎年9月に行われる「せともの祭り」に出店をしています。生徒たちが作った陶芸作品は,なかなか味があり,たくさんのファンがいらっしゃるほどです。
 陶芸作品の制作に加え,生徒たちは祭りでのお客様とのふれあいを想定して,呼び込みや作品の説明や受け渡し,お金の計算と様々な練習を重ね,1つの行事を通して実にたくさんの学びを経験していきます。
 緊張して迎えた祭り当日,最初は硬かった生徒の表情も,お客様の笑顔に囲まれ,品物が1つ2つと売れていくにつれ,弾けたように元気な笑顔になり,よい声が出始めます。たくさんの方々との心の交流を通して,生徒たちは学校ではできない貴重な体験をします。ここには,学校で学んだ話し方やお金の数え方を越えた価値があります。
 
 「2日間のうち1日は必ず雨が降る」といわれるせともの祭りですが,今年はさわやかな晴天が続き,ほとんどの品物を売り切ることができました。さわやかな天気と売れた品物の数は,彼らのやり遂げた気持ちと成長の大きさを表しているように思います。
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