【豊田市立土橋小】ネットで知り合ったトモダチ

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 本校の高学年の児童で通信機器に関するアンケートを行った結果、スマートフォンを持っていると答えた子が14.2%、スマートフォン以外でもDSやPSPといった携帯ゲームでオンライン通信ができる環境にあると答えた子が83.1%いた。これらから分かるように、携帯ゲーム機についてはほとんどの児童が所持している上、その通信機能で不特定多数の人とゲームをしたり、コミュニケーションをしたりすることができる環境にある。また、この通信機器によるトラブルやいやな気持ちになったことがわずかではあるが5.6%の児童が経験している。
 5年生を対象にして、「ネットで知り合ったトモダチ」の教材を用いて情報モラル授業を行った。この授業のねらいは悪意をもってインターネットを利用している人がいることを知り、その危険性に気付くことである。その教材の内容は、中学生の女の子「ゆず」が携帯ゲームを介して、一人の女の子と知り合う。お互いにチャットの会話で仲良くなっていく。その会話の中で、流行っているものやどこの近くに住んでいるかなどの話題になる。しかし、その知り合った女の子は実は男の人であって、男の人がニヤリと笑ってこの教材は終わっている。
この教材をもとに、ゆずの何が問題だったかについて子どもたちに話し合わせた。すると、「○○の近くに住んでいると個人情報を話した。」「だれかもわからない人に簡単に話しかけた。」などの意見があがった。また、この後どういう問題が起こるかという予想を話し合ったところ、「男の人が家を探すかも知れない。」「ストーカーにあうかも。」「このあと電話番号とか他の個人情報も聞き出すかも知れない。」などの意見が出された。
 本時のまとめとして、グループでどういうことに気をつければいいか話し合わせたところ、「知らない人とはやりとりをしない。」「個人情報を教えない。」「ネットにつなぐときはルールやきまりを守る。」「心配なことはすぐに親や信頼できる大人に相談する。」などの意見が出された。これらを子どもたちでまとめさせた結果、「知らない人とはやりとりせず、親と相談しながらルールやきまりを守る。」となった。
スマートフォンや携帯ゲーム機を媒体としたオンラインゲームやコミュニティーゲームは今後もますます広がっていくことが予想される。その利点と問題点の両面から多面的に理解させていくとともに、子どもたちがネットマナーやモラルを身につけ、快適で安全に使っていくために大切なことを確かめあい、意識を高めることができた。

【あま市立七宝中】しっぴータイムでハッピーを目指す

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 今年度から本校では、自尊感情を育むための取り組みとして「しっぴータイム」を行っています。内容は、簡単なゲームを通して、お互いに質問に答えたり、グループで1つのテーマについて意見を交換したりする10分間の活動です。その時間では、「うなずいて聞く」「人の顔を見渡して話す」「始めと終わりに挨拶する」「指示を聞く」をきまりとして毎回確認しています。これらに意識して取り組むことで、人とコミュニケーションを図る上で大切なスキルを身に付けることを目指しています。それにより、周りに受け入れられ、大切にされることで、自己肯定感を育てたいと考えています。しっぴータイム中の生徒たちは、とても明るく、笑顔であふれています。そのため、しっぴータイムにより、教室内が温かい雰囲気にもなります。今後は、この取り組みで身に付けたことを授業へも広げていくことを検討しています。題して「しっぴートーク」!授業で意見交換を行う際に、しっぴータイムで身に付けたコミュニケーションスキルを用いて話し合い活動を活発にしようとする試みです。この「しっぴートーク」を取り入れることで、意見をいいやすい雰囲気の中で学習活動を行い、言語活動を充実させ、授業の活性化もしていきたいと思っています。

【半田市立花園小】心の教育推進活動 ペア活動「ひまわり集会」

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 本校では、2学年ずつのペア活動をしています。異学年交流を深め、思いやりの心を育てることを目標に取り組んでいます。年4回ペア毎に遊びを考え、一緒に遊びます。また、年に一度「ひまわり集会」を全校で行います。その「ひまわり集会」について紹介します。
 今年の「ひまわり集会」は6月に行われました。まず、ペア学級で話し合い、どんな出し物にするか決めました。そして、大放課の時間などを利用し、高学年の児童が中心となって低学年の児童と一緒に出し物の準備をしました。今年も「急げボール宅急便」「くものすゲーム」「ミステリーボックス」「大迷宮から脱出せよ」「学校あるあるクイズラリー」など楽しい出し物がたくさんありました。当日は、ペアと一緒に出し物の担当をしたり、他の出し物を回って楽しんだりしました。準備の時間から集会当日まで、高学年の児童が低学年の児童に「ゆっくりやればいいよ」と優しく声をかけたり、「こうするといいよ」とアドバイスしたりする姿を多くみかけました。
 「ひまわり集会」はたっぷり2時間かけて行います。そのため、ペアとの距離が縮まり、お互いを知るよい機会となります。
この活動を通して、高学年の児童は低学年の児童を思いやる心が育ち、低学年の児童は高学年の児童に対して信頼感やあこがれの気持ちを抱くようになります。今後もペア活動をより充実させ、お互いを思いやる気持ちを育てていきたいと思います。


【豊田市立下山中】生徒と保護者と共に心の推進教育

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 本年度、4月の授業参観で全校道徳を実施し、すべての学級で「スマホ18の約束」という内容の情報モラルを題材に取り上げて行いました。母親が息子にスマートフォンを買い与えるときに作られた18の約束を資料にして、母親の息子に対する思いやりや愛情について考えました。
 新年度、初めての授業参観であり、保護者も多数参加する中ではありましたが、生徒たちは今の自分と比べながら、母親の気持ちを考え意見を出すことができました。

〇生徒の感想
 わたしは、まだスマホを持っていないけれど、持つようになったらちゃんとルールを守っていきたいです。学校でしゃべっていつも楽しい日々にしたいし、スマホをやりすぎないように、きちんと生活リズムを作りたいです。

〇保護者の感想
 今回この授業を見て、親として改めて考えさせられるところがありました。子どもが安全・安心でいられるように最低限のルールは作らないといけないと感じました。今後どう使用していけばよいかを子どもともう一度しっかり話し合ってみます。

 下山中学校は、生徒の約半数が携帯電話やスマホを所持し、九割がネットを利用できる環境にあります。6月には、PTA会員研修による親子授業「スマホ使用のルールづくり」を行いました。安全・安心して使用できるように、親子で夜間のスマホ使用が子どもに与える影響や、有害サイトを閲覧できないようにする方法を学び、親子でネット利用のルールを決めました。「夜9時以降は利用しない」「家族の見えるところで使う」などの約束を紙に書き込み、夏休みに各家庭で掲示してもらいました。

【蒲郡市立三谷中】三河大島清掃から学ぶ

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 6月22日に三谷中学校の全校生徒と全職員、そして地域の多くの方々を交えて毎年恒例の三河大島清掃を行いました。
 三河大島は、三谷地区の財産区であり、三谷の大切な財産です。その三河大島をみんなできれいにすることによって、ふるさと三谷を愛する気持ちを育てたいと考えています。それぞれの学年で清掃場所を分担し、多量の流木を中心に拾い集め、海開きの準備を兼ねて行います。集めたゴミを砂浜に掘った大きな穴の中で焼却します。その後、きれいになった砂浜でクラス対抗のサンドアート大会を行いました。自分たちできれいにした砂浜に、それぞれのクラスでデザインをした原画をもとに作品を協力して制作しました。PTAの役員の方々も参加し、和気あいあいと時間が過ぎていきました。できた作品は、一緒に作業をしていただいた地域の方々にも審査をお願いをし、最優秀作品を選出しました。
 また、本年度は三河大島を管理する方からヤシの記念植樹をさせていただきました。毎年清掃活動をしていることへの感謝の気持ちとして本年度は、各学年一本ずつ植樹をさせていただきました。
 大自然の中で、クラスや学年、先輩や後輩、地域の方々と触れ合いながらの活動で充実した一日を過ごせました。以下は、生徒たちの感想です。

○ 最初、とても汚くて、ゴミもたくさんあって、「こんなところで海水浴する人なんているのかな?」と思うくらい汚れていた海岸が、終わりころにはきれいになっていて、すごく気分が良くなりました。あと、自分たちの場所以外も進んで掃除をし、考動(学年訓の一つ)ができたと思います。
 
○ 初めての大島清掃を行いました。着いた時はすごく汚くて、木の枝やペットボトル、ビンなど、たくさんゴミが落ちていました。学年、学級で分かれ みんなで分担してきれいにすることができました。自分たちが普通につかっていた大島だけど、知らないところで、地域の人や三谷中の先生、先輩たちがきれいにしてくれていたから、普通にきれいな大島になっていたんだと知ることができました。これからも、今日のような三谷のためになる活動をやりたいです。

○ この大島清掃で、掃除や植樹をすることで、大島を豊かにすることができて良かったです。大島という島は、昔の漁師さんたちが漁場として、とても頼りにしていた島だと聞いています。今でも、地域の人の支えになっている島なので、この島をきれいにし、これから三谷に生まれてくる次の時代の子どもたちに、大島のことを伝えられるといいなと思いました。



【江南市立布袋小】「わたしたちの道徳」を活用した情報モラル教育(4年)

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 小学生においても,コンピュータや携帯電話,ゲーム機は,便利で魅力的な機能に加え,誰でも利用できる手軽さによって,日常から利用している児童も多く,学年が上がるに従って所有率も高まっています。しかし,その危険性については知る機会が少ないのが現状です。
 そこで本校では,「わたしたちの道徳」を活用した情報モラルの授業を4年生全学級で行いました。以下の3つの課題について,ロールプレイングをし,その対処法について話し合いを行いました。
【1】ゲームのしすぎで宿題が後回しになったり約束が守れなかったり,遅くまでゲームをしたりする生活が続くと,どのような問題が起こりますか。
【2】家に友達の名前と電話番号を教えてほしいと電話がかかってきた場合,教えてしまうとどうなりますか。
【3】携帯電話に知らない人からのメールが届いた場合に,入力し送信してしまったらどうなりますか。
 授業を通して「これからはゲームの時間を守りたい」「知らない人からの電話は家の人に代わってもらうようにする」「メールを返信しないのは知らなかった。変なメールが来たらすぐに家の人に見せて相談する」といった意見や感想がありました。授業の終わりには「ルールを決めて,守ること」「保護者に相談すること」を確認しました。

【刈谷市立富士松東小】 田植え体験

 本校の隣には「ふれあいパーク」があります。これは、トヨタ車体が地域貢献の一環として、自然を再現して作ったものです。そこの一部をお借りして、本校4年生が5月に、田植え体験をしました。
 子どもたちは、どろんこの田んぼにびくびくしながら入りました。しかし、すぐに慣れ、ふわふわとした土の感触を味わうように歩きはじめました。
 苗は、自分たちが4月にもみをまき、大切に育ててきたものです。1束になった苗を、3株ずつに分けながらていねいに植えました。「こんなに小さな苗から、たくさんのお米ができるんだね」とつぶやく子どももいました。食べ物を大切にする気持ちが少し育ったようです。
 また、田んぼにはさまざまな生物がいることに気付きました。田んぼの中の小さな生命に触れ、そっとよけながら進む子どももいました。
自然に親しみ、自然の不思議さに心動かし、自然を守る気持ちが育った田植えとなりました。

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【小牧市立一色小】 「気持ちのよいメールを送ろう」

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 最近、テレビや新聞で、LINEでのやりとりやSNSへの書き込みによるトラブルが引き金となった事件をよく目にします。スマートフォンだけでなく、携帯ゲーム機でも簡単にネットにつながってしまう現在、小学生といえども、ネットモラルについての知識は必要不可欠になってきました。そこで、本校でも道徳の授業等を利用した指導が行われています。今回は、5年生で行われた授業を紹介します。
 子どもたちは、約3分の2が、スマートフォンやコンピュータなどからメール送信の経験があるということで、担任から「気持ちのよいメールを送ろう」という課題が提示されると、全員が興味をもったようでした。コンピュータの画面に表示されたキャラクターにメールを送ると、それぞれ特徴ある返事が返ってくるという教材を使い、その返事にどうメールを返すかについて、全員で話し合う形式で授業が進んでいきました。
 それぞれのキャラクターから返ってくる返事には、個人情報を聞き出そうとしたり、チェーンメールを送るよう指示するものがあったりして、子どもたちはそれぞれのメールにどう対処したらよいか、楽しそうに、でも真剣に話し合っていました。個人情報を軽率に他人に知られないようにすることは、ほとんどの児童が知っていましたが、チェーンメールに対しては、「送ってもよい」という意見が多数あり、この授業の必要性を改めて感じました。児童からは、「今まで気軽にメールを送ってきたけど、これからは相手の気持ちを考えて送りたい」「よく分からないメールには、返信しない」などの感想が出されました。
 5年生で自分のスマートフォンを持ち、LINEで友達と連絡を取り合っている児童も数名おり、これからその数は増えることはあっても、減ることはないと思われます。これからの学校は、家庭と連携しながら、きちんとした知識を身に付けさせ、自分で正しい判断ができる児童を育てなければいけないと、再認識できた授業になりました。

【豊明市立大宮小】 個人情報は大切に

 大宮小学校では、高学年に向け毎年情報モラルの学習を行っています。昨年度は、警察署員からサイバー犯罪について話をしてもらいました。しかし話を聞くだけでは、危機感をもたせることはできません。いろいろなサイトを見ていると子どもの興味関心を引くようなCM、アンケート、プレゼント応募が目に付きます。気軽な気持ちでアンケートに答え、プレゼントに応募をするとどうなるかということを学ぶために、「ドキドキたいけん 情報モラルの森」というサイトの「アンケートに答えるだけでプレゼントがもらえるよ」というコーナーで、そして、今回は6年生を対象に、体験しながら個人情報の流出について授業を行いました。親に相談せずに勝手にアンケートに答えたりプレゼントに応募しないこと、情報やサイトを信用しすぎないこと、自分の名前・住所・電話番号などを書き込まないことなどを確認しました。子どもたちからは、「個人情報は大切だから、気軽に住所や名前を知らせないようにしたい。」という感想が出ました。今後は、SNSのトラブルについての学習を行う予定です。
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【愛西市立永和中】スマホ・ケータイ教室、スマホ独立宣言

 携帯電話やスマートフォンの普及により、世の中は大変便利になる一方で、子どもたちへのSNSに関わるトラブルや危険が頻発していることは、学校教育の場においても大変大きな問題となっています。 本校では昨年に引き続き「スマホ・ケータイと正しくつきあうために」をテーマに、本年度も6月25日(木)NTTドコモの講師を招き、情報モラルについての講演会を実施しました。講演の中では、SNSの手軽なサービスの裏にある犯罪や危険、アプリやサイトのやりとりからいじめにつながる言動、ゲームやネットに病的にはまるネット依存症という病など、様々な観点から問題が提起されました。現代の便利さの裏側にある危険や恐ろしさについて取り上げ、映像でも生々しく視覚に訴えることで、中学生にもわかりやすく、また問題意識をもって自分の生活を見直すきっかけとなりました。生徒自身が考えている以上に犯罪被害の大きさを知り、不用意に便利なものに手を出すことを控えたい、親と相談した上で正しくスマホ・ケータイを使いたい、という感想を残す生徒が多くいました。

 永和中学校のある愛西市では「スマホ独立宣言」と題して、子どもたちがスマホ・ケータイと正しくつきあうための啓蒙活動を行っています。6月の講演会から学んだことをもとに、7月には生徒会主催「スマホ独立宣言」と題した劇が行われました。生徒会のメンバーが、ぜひ自分たちの声でも永和中生徒全員に携帯電話やスマートフォンの正しい使い方を喚起したい、ということでした。生徒自らがシナリオを作成し、劇という形で行いました。前の講演会の内容をよく理解していたということが十分伝わる劇であり、全校生徒も大変興味深く見入っていました。講演ですでに知っている内容を、敢えて繰り返し劇という形で発表したことで大切なことがしっかり生徒一人ひとりに浸透した、と感じられました。


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【岡崎市立岩津小】 ケータイ&スマホ安全教室

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 本校では毎年、6月ごろに5・6年生と保護者の方を対象とした「ケータイ&スマホ安全教室」を行っています。今年は、6月20日(土)の授業参観の日に行い、ためになるお話をたくさん聞くことができ、とても充実した時間になりましたので、そのときの様子を紹介します。
 講師に愛知県総合教育センター情報システム研究室長の岩月迅美先生をお招きして、スマホの安心・安全な使い方、ルールやマナー、問題点およびその対処法について学びました。小学生の子が、スマホの使い方を誤って友達を傷つけてしまった話や、興味本位で利用したインターネットサイトで起こった事件の話などの、具体的な事例を見ながら、インターネットを利用することで自分にも起こるかもしれないトラブルやネット上でのルールやマナーを学ぶことができました。ラインの使い方、ゲームなどによる課金やなりすましの怖さなど、身の回りで起こり得る内容ばかりでした。
 また、保護者対象のお話では、インターネット利用に対する保護者の見守りと指導の大切さを改めて確認することができました。

<子供の感想>
・スマホを使うことで、友達を傷つけてしまうことがあることを学びました。自分も使うときには、使い方を間違えずに気をつけたいです。
・困ったことがあったら、自分だけで判断せず、親や先生に相談することを知りました。いつか自分が使うときがきたら、学んだことを忘れずにいたいです。

【知多市立八幡中】多文化共生を図る国際理解教育の出前授業

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 平成26年11月11日(火)知多市立八幡中学校で人権週間における国際理解教育のための出前講座が体育館で行われ,全学年生徒・職員が参加しました。講座の講師として八幡中学校の卒業生の山本マキコさん(両親がブラジル人)に来ていただき,自らの経験をもとに多文化共生について話をしてもらいました。事前に,全校生徒に多文化共生やブラジルに関する簡単なアンケートを行い,多文化共生についての関心を高め,その上で講座を行いました。講座では,スクリーンに映した写真をもとにブラジルの文化を紹介したり,全員参加型でのブラジルについてのクイズを出したりしました。そして講座の最後には,歌詞をスクリーンに映し,ポルトガル語と日本語でアナと雪の女王の主題歌の「Let It Go」の大合唱を行いました。
事前に行ったアンケートやクイズなどによって生徒たちは自分たちの知っているブラジルと実際のブラジルの違いを知り,驚いている生徒も多くいました。この講座によって外国の生活・文化を知ることで国際的な視野を広げることにつながりました。
八幡中学校には外国籍の生徒や,保護者が外国人の生徒が多く在籍しており,通常の授業の際にも,それらの生徒を抜き出して特別に日本語をかみ砕いて授業を教える「日本語適応教室」というものもあります。今後もこのような活動を通して,外国とのつながりを深め,多文化共生について考える心の教育推進活動を続けていきたいと思います。

【豊田市立滝脇小】野鳥の保護活動

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 本校では、自然愛護の気持ちを高めるため、校庭に設置した給餌台に餌を置いて野鳥の保護活動をしています。餌の少ない冬季限定の活動で、餌のある春から秋は野生の鳥が自分で餌をとっている様子を見守っています。
 3年生以上は、通学班単位で分担して給餌活動をしています。3年生以上の置く餌は、学校周辺に多く見られるヤマガラ、シジュウカラが好むヒマワリの種子やアサの実、メジロが好むミカンやリンゴ、カキなどの果物が中心です。地域の方から借りている畑で、3・4年生が栽培して収穫したヒマワリの種子も使用しています。果物類、穀類は、家庭や地域の方に呼びかけて寄付していただいています。以前、愛鳥委員会のメンバーが、地域の方に餌の提供を呼びかけるポスターを作成したこともあり、今では、地域の方から積極的にお米を提供していただけるようになりました。
 1・2年生は教室のすぐ北側の林沿いに設置した給餌台に、過去のデータをもとに、給餌台にやってくる鳥たちが好物にしている餌を置いています。
 給餌活動の他、昨年度からは、現4年生が冬季、学校の周辺で採取した野鳥の糞から実の成る木の種を採り出し、今も育てています。苗木になったら植樹し、餌の少ない冬季に野鳥の餌となるようにしたい、野鳥の保護に役立てたいと考えています。

【安城市立祥南小】祥南っ子の愛言葉 あははdeはっぴ〜♪

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 祥南小学校では平成24年度より、「あははdeはっぴ〜♪」を合い言葉にしています。「あははdeはっぴ〜♪」とは、「あ」あいさつをする、「は」はいと返事をする、「は」はきものをそろえる、と言う森信三氏が提唱した「しつけの三原則」をもとに、この3つを行い、心をハッピーにしようというものです。本校では、平成24年度6年生が、「あはは」の詩を作り、その詩に平成26年度6年生がメロディーをつけ、全校で歌って、意識の定着と継承を図っています。
 また、代表委員会が「あははdeはっぴ〜♪」月間を作り、「あはは」がどれだけできたかをチェックし、がんばって取り組めたクラスを表彰しています。そうすることで、子どもたちのやる気が継続できています。また毎学期、保護者と児童に学校評価アンケートを行い、その中であいさつ、返事、履き物について質問をしています。少しずつですが「できている」と答える保護者、児童が増えてきました。
 祥南小学校には、朝、大きな声で「おはよう!」と交わし合う児童や、職員室の扉を開けて元気よく「おはようございます!」と言う児童もたくさんいます。また、友達の靴をそっと直す優しい児童の姿も見られます。
 今後も祥南小学校のすべての児童が「あはは」をしっかりと行えるようになり、自分もハッピーに、そして、まわりのみんなもハッピーにできるよう、取り組んでいきます。

【豊田市立御作小】全校の絆を育む全校合唱

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 御作小学校では、毎日、全校で合唱練習をしています。全校合唱が学校の一日の始まりです。入学した1年生は、上級生の真剣に歌う姿と統一感あるきれいな歌声に包まれて、知らない間に感化され、その姿が自然に引き継がれています。
誕生日の子がいれば、「ハッピーバースデー」を歌い、みんなで誕生日を祝います。

○ 地域のイベントに参加(5月ふじ祭り、11月藤岡地区ふれあいフェスタ)
 毎年、学校に隣接する「藤の回廊」の「ふじ祭り」では、今年も全校合唱を披露して、来訪者に喜んでいただきました。また、「藤岡地区ふれあいフェステタ」にも全校合唱で参加する予定です。
 卒業式、入学式、学芸会等地域の皆さんが参加されるときには、全校合唱を披露しています。地域の方に喜んでいただいています。全校合唱の練習や発表を通して本校児童間の絆を築き、思いやりの心を育てています。
○ 縦割り班活動
 全校合唱で絆を深める中で、縦割り班を作り、主に掃除当番を行っています。一方で、縦割り班単位で、1年生を迎える会を高学年が計画したり、定期的に縦割り遊び、全校遊びをしたりして、仲間の絆を育み、思いやりの心を育てています。
 また、全校校外学習の活動内容について班長を中心に計画して、班の中での思いやりを学校外の活動でも実践しました。

【扶桑町立扶桑中】 「人と接するとき,どんなことに気をつけたらよいのだろう」

 本校では,「共に学び,考え,高め合う生徒の育成」を目指し授業の工夫に取り組んでいます。3年生では,「人との接し方」(『明るい人生』)を活用し,人との接し方について考えました。注意したおばさんの取るべき行動を基に,人との接し方についてそれぞれの考えを交流して,人に対しての思いやり等の認識を広げさせることをねらいとして授業を構想しました。おばさんのとった行動は,勇気のある行動でとてもすばらしいのですが,若者にも優先席に座っている「理由」があることが後から分かり,改めて人と接するときにはどうしたらよいのかをクラス全体で話し合いました。
人を見た目で判断するのではなく,思いやりをもって,言葉遣いに気をつけていかないといけない。人との接し方は難しい。人それぞれ,思っていることも考えていることも違います。今回の授業を通して,人と接するときの思いやりの形について,生徒は改めて捉え直すことができました。

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【田原市立福江中】 福江中ラベンダープロジェクトを通して、地域に密着し、自己有用感を育む

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 本校にはボランティアサークル「ドリームの会」があります。その「ドリームの会」を中心に、全校でラベンダーの栽培に携わっています。地域の活性化プランである、「渥美半島ハーブ化計画」に賛同し、生徒が直接携わることで、地域への愛着、自己有用感を高めることを目的としています。
 本年度は5月にラベンダーの植え付けを行いました。まだまだ小さなラベンダーの苗を優しく手に取り、心を込めて水かけを行っていました。水かけは常時行っています。7月には全校で草取りを行いました。全員が協力することで、大きな草はもちろん、小さな草も残らず取ることができました。今後の予定としては、ラベンダーオイルを抽出し、老人ホームへ届ける予定でいます。
 「ラベンダーを植えることで、この渥美半島の観光客を増やし、ラベンダーの産業をつくって人口を増やしていくためにこのような活動をして、私たちが新たな一歩をスタートさせて、とても誇りに感じています。このラベンダープロジェクトを成功して、10年、20年、30年後に、この渥美半島がにぎやかな所になっていたらうれしいです。ラベンダープロジェクトを行ったことで、自然や農業的な面に関して、少し興味をもちました。」と、苗の植え付けに関わった生徒からの感想がありました。

【豊田市立小渡小】 〜ICT支援員と協力しながら進める情報モラル教育〜

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本校は全校児童41名という小規模校である。情報教育にあたっては、ICT支援員と協力をしながら進め、パソコンに親しむ機会としている。その一環として、どの学年も年間2〜3時間は情報モラルに関する授業を行っている。ICT支援員には、情報モラルを学べるサイトを紹介していただき、肖像権や著作権、個人情報の保護について授業をしていただくことはもちろん、パソコン使用におけるマナーや起こりうる危険性についても触れていただいている。学年の実態であわせて授業を進めており、3年生ではパソコンを使用しながらその危険性についてクイズ形式で授業を進めた。メールは、言葉のニュアンスや表情、ジェスチャーなどで気持ちを伝えることができないため、気を付けて使わないと、トラブルのもとになることがあることや、アクセスすると危険なサイトもあることに気付くことができた。

【春日井市立不二小】サイバー犯罪防止教室

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 不二小学校では、情報社会における正しい判断や望ましい態度を身に付けることを目的として、情報教育や情報モラル教育に取り組んでいます。
 高学年児童を対象に、サイバー犯罪防止教室を開催しました。愛知県警察本部サイバー犯罪対策課の方をお招きして、インターネットを使用する際のマナーや、トラブルへの対処法について教えていただきました。
 児童からは「みんなが気持ちよくインターネットを活用できるようにするには、個人情報の扱い方や、掲示板、ゲームの仕組み等にも気を付けなくてはいけない」といった声が聞かれました。
 情報機器が発達していくことで生活が便利になる一方、危険なことも増えてきていることに気付いた児童が多く、情報モラルを守ろうとする気持ちが高まった機会になりました。

【みよし市立天王小】 ペア水泳

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 夏休み前に、3年生、6年生、特別支援学級のペア水泳を行いました。6年生が、3年生と特別支援学級の子のレベルに合わせて練習内容を考え、ペアになった子に泳ぎ方や浮き方を教える活動を行いました。6年生は3年生が楽しんで練習できるよう工夫を凝らし、一生懸命教えていました。3年生は、最初は緊張している様子でしたが、お兄さんお姉さんが優しく教えてくれるので、水泳が得意な子も苦手な子も楽しそうに練習をすることができました。6年生はこの活動を通して、誰かの役に立てるという充足感や自己有用感を高めることができました。

〜6年生の感想〜
「上手になったね。でもこうするともっといいよ。」とうれしくなるような言葉を使ってアドバイスしたら、上手になったので、これからもこれを使ってみようと思いました。3年生もたくさん泳ごうとがんばっていたので、こっちもすごくうれしくなりました。

〜3年生から6年生への手紙〜
クロールを教えてくれてありがとうございました。2人のおかげで、クロールを長くおよぐことができました。次は25mめざしてがんばります。