【一宮市立開明小】  しあわせはこぶなえやさん

 本校では、1,2年生で縦割り班を作り、1年を通し様々な活動を行っています。その一つに「しあわせはこぶなえやさん」の活動があります。
 この活動は、平成9年に行われた身障者スポーツ大会をきっかけに身障者の方々との交流がはじまり、収益金を社会福祉協議会に寄付することを目標としてはじめられました。今年で、18年目になります。
 1,2年生の生活科の学習の中で、花や野菜の苗を育て、「なえやさん」をすることにより、友達と協力して仲良く活動する楽しさを味わわせたり、募金を呼びかけることによって、1人1人が社会の一員として貢献できることを体験させたりすることをねらいとして活動しています。
〈活動内容〉
 1,2年生で10人ほどのグループを12班作り、自分たちの育てたい花と野菜の苗を決め、苗ポットに種を植える。各班、花の苗48ポット、野菜の苗48ポットを作る。それから約1ヶ月、毎日、苗の水やりをしながら、苗を育てていく。それと平行して、縦割り班の教室に分かれ、各班で看板、金庫、紙のお金などを作ったり、仕事の役割を決めたりしながら「なえやさん」の準備を始める。6月の中旬、自分たちで種から育てた苗を体育館に苗を並べ、保護者や地域の方に来てもらい、苗を買ってもらう。入り口で募金を呼びかけ、1回の募金で百円分の紙のお金を渡し苗を買ってもらう。苗の値段はそれぞれの班で決め、1株20円から30円で販売した。当日は、苗を渡す係、お金を金庫にしまう係、募金を呼びかける係に分かれ自分たちの役割を行った。募金していただいたお金は、2年生の代表が児童社会福祉協議会へ寄付をしました。
〈活動を通して〉
 苗を育てていく中で、苗が虫に食べられたり、枯れてしまったり、大きく育ちすぎたりするなど、様々な苦労がありました。そのたびに班で話し合い、種をまき直したり、虫に食べられないように不織布をかけたりして悪戦苦闘しながら苗を大事に育てていきました。
 「なえやさん」の活動を通し、2年生は上級生として頑張ろうという意識が芽生え、1年生に種のまき方や「なえやさん」の準備など優しく教えることができ、頼もしく成長していく姿が見られました。1年生は、そんな2年生の姿を見て、来年は、自分たちが2年生のように1年生に教えてあげようと意欲を燃やしていました。自分たちの大事に育てた苗が全部売れたときは、みんな顔を輝かせ、達成した喜びを味わうことができました。「なえやさん」の成功体験は、子供たちの大きな自信につながりました。


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【田原市立福江小】命の大切さを学ぶ親子ふれあい教室

6月18日(木)に愛知県獣医師会の協力のもと、「学校飼育動物ふれ合い教室」を開催しました。白衣を着た6名の獣医師さんが来校されました。「ウサギと仲良くなるには」というテーマで、3年生と保護者が1時間の学習を行いました。まず、スライドを使って、 うさぎの飼い方や生態、体のつくりなどを教えていただきました。次に、実際にうさぎとふれ合って、温かさ(体温)を感じ、聴診器で心臓の音を聴いて、「生きている証」を体感させていただきました。
 また、子どもたちは、獣医さんから上手な抱きかかえ方を教えていただき、うれしそうに抱きかかえることができました。どの子も目を輝かしながら「ふわふわ」「温かい」と、とてもうれしそうな声をあげていました。
 後で感想を聞くと、「うさぎの心臓が、自分と同じように打っていた」「その音がドドドと自分の心臓の音よりも速く打っていた」をあげる子が多く、「子ウサギの育て方」「行動から見られるウサギの気持ち」など、いろいろ知らないことがわかってよかったという声が聞けました。
 子どもたちは、毎日小さな命に触れることで、心もさらに優しく成長しています。今回の獣医さんたちの話を聞き、おうちの方とともにうさぎと触れ合うことで、さらに命の大切さを学んだように感じました。

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【あま市立甚目寺南中】 インターネットの安全安心な使い方 e-ネットキャラバン

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 ゴールデンウィーク谷間、5月1日の4時間目を利用し、e−ネットキャラバンより講師をお招きして全校生徒を対象にした携帯電話やインターネットを安全に使うための講座を開きました。現在大きな社会問題となっているネット依存やなりすまし、個人情報の流出やコミュニケーションツールでの書き込みによる誹謗中傷、無断で画像や動画などをアップすることなどについて、具体的な例を挙げながら説明をしていただき、その恐ろしさや生活への影響について学ぶことができました。特に4月からラインによるトラブルが現実問題としてあった本校にとってはタイムリーな話が多く聞けました。携帯電話もインターネットもたった指一本の操作でいろいろなことができる便利な道具ですが、その指一本の操作で取り返しのつかないことになる可能性があることを決して忘れてはいけません。また、被害者になる場合だけでなく、加害者になってしまう場合もあります。正しい知識を身につけ、正しいルールとマナーの中で、正しく使えるようになりたいものです。

【豊田市立根川小】思いやりの気持ちを育てるふれあい活動

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 本校では「ふれあい活動」と名づけて、1年生から6年生までの混合グループをつくり、1年生を迎える会、ふれあいタイム(ゲーム大会)、ふれあいランチ(弁当)、ふれあいフェスティバル(模擬店)を行っている。
 1年生を迎える会は、入学したばかりの1年生が小学校生活を楽しくスタートできるようにするとともに、上級生は1年生に対して優しく思いやりの気持ちをもてるようにすることがねらいである。
 第1部は体育館で全体会を行い、高学年生におんぶしてもらった1年生が体育館へ入場し、クイズや歌を楽しんだ。1年生は高学年生におんぶしてもらって体育館に入場することを楽しみにしていて、楽しい思い出ができた。第2部は各教室に移動して、グループごとでゲームを楽しんだり、ランチ(弁当)を楽しんだりした。
 今後も上記のような心の教育を更に推進して、子どもたちの心を育てていきたい。

【豊田市立市木小】情報モラル教育の取組と実践

 市木小学校では,インターネットや携帯電話などについての正しい知識を身につけ,安全に使用するために,情報モラル指導年間計画を立てて実践しています。各学年3〜5時間程度で,コンピュータや携帯電話の正しい使い方,情報の安全な取り扱い方,コンピュータや携帯電話の使用が健康に及ぼす影響など,それぞれの学年に応じた内容を取り扱っています。また,ICT支援員の方や,警察や携帯電話会社などの専門的な立場の方より,児童が情報モラルの大切さを身近に感じることができるようにお話をしていただいています。
 6月には,2年生を対象に,ICT支援員の方に「みんなのやくそく」というテーマで,コンピュータ室の使い方や約束について授業の支援をしていただきました。児童からは,「コンピュータ室は楽しいけど,約束は守らなくてはいけないな。」「もっとコンピュータをさわってみたい。」などの感想がありました。
 低学年では,コンピュータ室を使う頻度は少ないものの,コンピュータの使い方だけではなく,「人のものを大切にする」,「約束を守る」といったモラル面での指導もしていきます。そうした取り組みが,中・高学年になってから,情報モラルを学んでいく素地になると考えています。
 中学年では,インターネットの安全な使い方や,コンピュータが身体に及ぼす健康への配慮などについて指導していきます。また,身の回りに数多くあるコンピュータを安全に正しく,健康面も考えて使っていく態度を育てたいと考えています。
 高学年では,電子メールについてのことや,ネット依存症などについて指導をしていきます。よりコンピュータ等の情報機器が身近になる高学年に,その利便性と危険性について理解を深めさせたいと考えています。
 今後も,学年に応じた情報モラル教育を推進し,情報化社会における正しい判断や,望ましい態度を育てていきたいと考えています。

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【一宮市立西成中】 県立一宮東特別支援学校との交流会

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 本校では,毎年,県立一宮東特別支援学校等の交流会を行っています。この取り組みは,相互に理解を深め,ともに活動することを通じて好ましい人間関係を育てることを目的とした長年続いている伝統的な取り組みです。
 今年度は,6月10日(水)に,本校の2年生の生徒たちが一宮東特別支援学校へ伺い,中学部2年生のみなさんと交流を深めました。本校の生徒たちは,この日のために,4月から学級紹介や出し物,合唱の練習を重ねてきました。また,交流で使う自己紹介カードの作成に取り組んできました。
 交流会当日,本校の生徒たちは,同じグループになった特別支援学校の生徒のみなさんと交流を深めるために,工夫しながら自己紹介カードの交換をしたり,心をこめて合唱したりすることができました。また,クラス紹介では,自分たちのクラスのことを分かりやすく説明するために,いろいろな工夫をすることができました。
 交流会を終えた生徒たちからは,「はじめは何をどうしたらいいのか分からなくて,沈黙の時間がたくさんあったけど,学級紹介やふれあいタイムなどで一緒に過ごしているうちに,少しずつ打ち解けていきました。時間はかかりましたが,お互いに分かりあえたことが,とてもうれしかったです。」などの感想が聞かれました。
 2回目の交流会は,12月に行う予定です。誰もが互いに個性を尊重し合い,認め合える社会作りを目指して,これからも取り組んでいきたいと思います。

【西尾市立鶴城小】心をつなぐあいさつプロジェクト

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 本校児童会は、「質の高い学校にしたい!」「昨年度よりレベルアップしたい!」という思いから、今年度のスローガンを 『ハイクオリティ〜鶴小レベルアップ宣言〜』にして、さまざまな活動に取り組んでいます。
 その中で、質の高いあいさつを目指した「あいさつ運動」が6月18日より始まりました。運動の柱となる“あいさつ5ヶ条”を「相手の目を見て」「元気な声で」「立ち止まって」「笑顔で」「自分から」とし、児童会役員が朝は昇降口に立ち、放課は校舎内を回って子どもたちに呼びかけをしています。あいさつマンに扮し、プラカードを掲げて呼びかける役員の周りには、大きな声であいさつする子どもたちが集まり、笑顔の輪が広がります。気持ちの良いあいさつで、明るい学校生活をスタートさせることができるように、今後も毎週木曜日に活動を続けていきます。
 また、PTAも『OHAYOプロジェクト』という活動をスタートさせ、保護者や地域の方々に「大人からあいさつをしよう!」と呼びかけてくださっています。親と子、学校と地域が一体となって、爽やかなあいさつが響き合う校区を目指しています。

【豊橋市立高師小】顔が見えない場だからこそ

 情報化社会の進展により、インターネットの普及が急速に進む一方で、情報モラルに対する意識の低さによる、不用意な個人情報の発信や他者に対する誹謗中傷などの書き込みは後を絶ちません。しかし、高学年を中心に、自分専用の携帯電話やスマートフォンを所有し、インターネットやLINEなどのSNSを自由に使用できる児童が多くいます。そこで、インターネットの正しい利用方法を考えてほしいと願い、道徳の授業を行いました。
 まず始めに、チャットを体験しました。ハンドルネームを自由に設定して、匿名で何でも書き込んでよいことにすると、意味のない文字の羅列や、直接口に出すにはためらうような書き込みが見られました。感想を聞くと、「匿名だと、何を書いてもばれないから何でも書き込める」「名前を隠すと何でも言えるから、チャットは楽しい」といった意見が出ました。
 次に、インターネットの掲示板への書き込みで友達とトラブルになってしまうという内容の資料を用いて、道徳の授業を行いました。話し合いでは、登場人物の軽はずみな書き込みを批判する意見や、「チャットは書いたことを消せないから、気をつけないといけない。」「いろいろな人の意見が聞けるからいいけど、逆に、すぐに書き込めてしまうからこわい。」など、チャットや掲示板そのものに対する意見も出されました。
 授業後のふり返りには、「実際にチャットをやってみたときは楽しかったけど、簡単に書き込めるチャットで大きなトラブルになることが話し合いでわかりました。」「チャットや掲示板は、顔が見えないから相手の気持ちがわからずこわいなと思いました。相手の気持ちを考えて使うようにしたいです。」といった記述が見られました。
 この授業を通して、匿名性のあるインターネット上だからこそ、相手のことを考えた言動や、思いやりのある行動が大切だという意識をもち、情報モラルに対する理解を深めることができました。

【西尾市立吉田小】1日のスタートは、気持ちのよいあいさつで

 本校では、毎週火曜日、木曜日の登校時に、児童会による「あいさつ運動」がおこなわれています。
 2つの校門に立つ児童会の児童に、登校した子が「おはようございます」とあいさつをします。大きな声であいさつができれば、児童会手作りの「にっこりバッチ」がもらえます。各教室で「にっこりバッチ」を回収し、給食時の放送で結果を発表します。
 最初は、「バッチが欲しい」「バッチがもらえるように、大きな声であいさつをする」と言っていた子どもたちも、「相手が気持ちのよいあいさつをする」ことを意識できるようになってきました。朝、「おはようございます」と大きな声であいさつしながら自分の教室に入ったり、放課に廊下ですれ違う教師に「こんにちは」とあいさつしたりする姿がよく見られるようになり、あいさつに対する意欲が高まっています。
「あいさつをすると気持ちがいい」という児童が、今後もっと増えていくことを期待しています。

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【豊橋市立飯村小】  飯村しぐさ広め隊が大活躍

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 本校では、子どもたちが『江戸しぐさ』を参考に、独自の『飯村しぐさ』を作ってきました。今年で5年目になる『飯村しぐさ』もバージョンアップした10箇条ができあがっています。
第1条 あいさつにはあいさつ(自分からすすんで挨拶する。挨拶されたら笑顔で返す)
第2条 五・三の時(時計を見て5分前に気づき、3分前に席に着き授業の準備)
第3条 「環境整美」人(ごみをすすんで拾ったり、くつや本の整頓をしたりして学校をきれいにする)・・・
第10条まであります。その中の第1条「あいさつにはあいさつ」を全校児童に浸透させるべく、マモル委員会を中心に各学年から飯村しぐさ広め隊を毎月募集して、水曜日以外の長い休み時間に活動を繰り広げています。
 1組は月曜日、2組は火曜日、3組は木曜日、4組は金曜日と曜日を決め、1年生から6年生までの飯村しぐさ広め隊が集まります。高学年が低学年の子たちのお手本になりながら、校舎内を挨拶しながら歩いて回っていて、元気な挨拶の声がいたるところで聞かれています。これからもこの活動を続けていくことで、元気な挨拶ができる子どもたちが増えていくことを願っています。

【犬山市立犬山中】 命の授業

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 犬山中学校では、毎年「夢講演会」を行っています。今年度は腰塚勇人氏をお招きし「命の授業」をしていただきました。腰塚氏はスキーでの転倒で「首の骨」を折り、奇跡的に命は取り止めたものの、首から下がまったく動かない状態になりました。しかしながら、身体に障害を残しながらも、4ヵ月で現場に復帰し、中学3年生の担任を務めるほど「奇跡の復活」を遂げました。病床中やリハビリを通して、「自分の命があらゆるものに助けられ、生かされていること」に気づき、「笑顔」と「感謝」と「周りの人々の幸せを願う」生き方へと変わっていきました。自らの経験を元に、「命の尊さ」「生きていることの素晴らしさ」「命の喜ぶ生き方」を伝えてくださいました。
≪生徒の感想≫
 ・僕はいろんな人の「ドリー夢メーカー」になりたい。仲間の夢をともに叶えるような人になれば、腰塚さんのように人から愛される人になれると分かりました。僕は部活動を頑張りたいと思っています。家族・仲間・そして先生方に応援される部にしていきたいです。
 ・頑張り続ければ夢は叶うということを学びました。
 ・「ドリー夢キラー」になるのは簡単。しかし、「ドリー夢メーカー」になるのは難しい。だけど、毎日少しずつ意識していけばきっと誰かの「ドリー夢メーカー」になることができると思いました。だから、少しずつ小さなことでも意識して行動していきたいと思います。

【一宮市立瀬部小】せべっこマン活動

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 本校では、児童会と代議員の児童が協力し、せべっこマン活動を行っています。せべっこマンはそれぞれおそうじマン、なかよしマン、あいさつマン、てくてくマン、きゅうしょくマンとして活躍しています。
 おそうじマンは、毎週月・水・金の掃除の時間、児童の掃除の様子を見届けたり、低学年の児童に掃除の仕方を教えたりして、掃除の手本となる活動をしています。
 なかよしマンは、週に一度、学年を問わず、みんなで元気に外で遊ぶことを目標に活動しています。朝や休み時間には、なかよしマンがみんなに呼び掛け、児童が楽しめるよう、よく考えて遊びを盛り上げています。
 あいさつマンは、毎週月・水・金の朝の活動としてあいさつ運動をしています。あいさつマンが元気に笑顔であいさつをすることで、児童も自然と笑顔になり、進んであいさつができるようになってきました。
 てくてくマンは、児童がどういったときに廊下を走ってしまうのかを自分たちで考え、廊下はてくてく歩こうと呼びかけて児童の安全を見守っています。
 きゅうしょくマンは、献立を見て児童が苦手そうな献立があると、おいしく食べられるよう呼び掛けたり、1年生に歯みがきの仕方を教えにいったりしています。
 せべっこマンの活動を見た児童たちは、せべっこマンを見習い、少しずつ正しい掃除の仕方や廊下歩行などが意識してできるようになってきています。瀬部小では今後もこういった異学年の交流を通して児童同士で学ばせ合い、心の教育を進めていきたいと考えています。

【愛西市立佐織西中】救急救命講習

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5月15日と16日に1年生の全生徒が心肺蘇生法とAEDの使用方法を学びました。
最初は戸惑いと照れてしまうことがありましたが、消防士の方の説明を聞きながら、それぞれの生徒が真剣に活動をすることができました。
「いつ遭遇するかもしれない緊急のときには、中学生として勇気をもって行動をしてほしいです。」という言葉が生徒の心に深く残ったようです。最後の方では、学習した蘇生法とAEDの使用方法を再度確認したいという前向きな生徒もたくさんいて、とても有意義な活動となりました。

【津島市立神守小】スマートフォンとの付き合い方について考えよう

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活動のねらい
 スマートフォンとの付き合い方について考えよう (実施学年 6年生)
児童の実態・授業内容
 スマートフォンの使用について、事前アンケートの結果、自分専用のスマートフォンを持っている児童は20%、家族共用のスマートフォンを使用している児童は75%、1日に2時間以上使用する児童は13%という結果であった。また、児童がスマートフォンを使用する目的で多いものは、「動画を見る」「ゲームをする」「電話をかける」、児童が将来、スマートフォンでやりたいことは、「ゲームをする」「無料通話アプリでやりとりをする」「動画を見る」「音楽を聴く」等であった。スマートフォンを使用する際に気をつけていることについては、「個人情報が流出しないようにする」「ゲームのやりすぎに気をつける」という意見があった。これから先、スマートフォンは、子どもたちの生活の中で大きな役割を果たしていくと考えられる。しかし、その一方で、児童がその影に潜む恐ろしさ、危険を知らないため様々な問題も起きてくると予想される。スマートフォンを扱う時間が長くなると予想される夏休みを前に6年生で情報モラルの授業を行った。
 授業では、まず、スマートフォンの特性を理解させた。次に、NHK 「スマホ・リアル・ストーリー」を視聴した。この映像は、スマートフォンのゲームをしていた子どもが、ゲームのアイテムを手に入れたいがために、課金を続け、高額な料金を請求されるという内容で、児童の身近な問題でもあり、関心が高い様子で視聴していた。その後、主人公のスマートフォンの使い方には、どんな問題があったのか、なぜ、課金を続けてしまったのかについて、話し合いを行った。スマートフォンとうまく付き合うにはどんなルールが必要かということに関しては、「使用する時間を決める」「使用する場所を決め、持ち出さない」「ゲームの際、課金できないように、パスワードを入力しない」「課金しない」「アプリをどんどん入れないようにする」「課金する場合は親に相談する」などたくさんの意見が出された。     
児童の感想
・ スマートフォンは、とても便利なものだけど一歩間違えると大変なことになるので気をつけようと思った。
・ ルールを守って使わなければいけないと思った。
・ 親と決めた約束はきちんと守らなければならないと思った。
・ 自分で止められなくなること(依存症)があるので気をつけたい。

【常滑市立鬼崎北小】あいさつ運動・くつ箱チェック

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本校児童のめあては,三つの「あ」の励行である。
・あいさつ……心と心のキャッチボールをしよう
・あつまり……集団生活のルールを守ろう
・ありがとう…感謝の気持ちを表そう
この中でも,
・あいさつをしっかりして,気持ちのよい一日をスタートさせる
・あいさつ運動を通して,進んであいさつをすることの喜びを感じる
・「三つのあ」の一環として,「あいさつ」に対する関心や意欲を高める
これらのことを目的に,生活委員会による「あいさつ運動」が行われました。
「あいさつ運動」期間中は,元気よくあいさつができている通学班を給食の放送で紹介し,表彰も行いました。「あいさつ運動」期間中だけではなく,常日頃から元気よくあいさつができる児童を目指して取り組んでいます。
 また,生活委員会は6月2日から年間を通して「登校後のくつ箱チェック」も行っています。自分のくつをきれいに整とんする習慣を身につけ,トイレのスリッパ等身の回りの整理整とんへの関心を高めています。きれいにくつが整とんされた整然とした昇降口が,落ち着いた学校生活の一因となっています。
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【豊橋市立中野小】  本当のことを知りたいな

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 4月に入学した1年生は平仮名の学習も進み,自分で書いた文字を友達同士で見せ合ったり,担任に見せにきたりするようになりました。ただ自由帳やプリントの裏に文字を書いて楽しんでいるうちはよかったのですが,黒板に落書きが見つかりました。 
 そこで,道徳の時間に正しい情報を得ることの大切さについて考えることにしました。朝の教室に入ると「黒板に○○さんと☆☆さんが喧嘩をした」と書かれていた,しかし,本当は「○○さんと☆☆さんは仲がよく,喧嘩はしていない」という内容です。
 話し合いは,「落書きはいけない」「自分のことが書かれたら嫌」という意見から始まりました。同じような意見がいくつも続く中で,教師が「みんなにとっては本当のことと,そうでないことと,どっちが大切なの?」と声をかけました。子ども自身が自分にとって大切なものは何なのかを考える必要を感じたからです。子どもからは,「本当のことが大切」という意見が出始め,子どもが大切なことは何なのかを確認してからは,「本当のことを知りたい」「本当のことが分かっていれば平気」と,事実を知ってもらえることの喜びや,事実を知ることの大切さについて話し合うことができました。
 1年生が情報モラルについて考えることは,難しいことだと思います。たとえ,言葉で上手に説明できなくても1年生は何が大切なことなのかきちんと分かっていると,改めて知ることができた時間となりました。

【知多市立つつじが丘小】スマートフォン情報モラル

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情報社会の中で、児童が的確な判断をして危険を回避することを目的に情報モラルの授業を実践しました。まず、友達との間でスマートフォンを使ったやりとりの中で起きるトラブルについて学びました。その後、パソコンがコンピュータウイルスにかかってしまう疑似体験をし、コンピュータウイルスの危険性について知ることができました。授業後の子どもたちは、「気をつけてインターネットしよう」などと声をかけ合っていました。

【刈谷市立依佐美中】情報モラル授業「携帯電話が手放せない」

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 「携帯電話が手放せない」という資料を用い、携帯電話の使い方について考える授業を行いました。資料のあらすじは、「毎日、友達とメールのやりとりをしていたAさん。テスト前日、勉強に集中するため携帯電話の電源を切っていた。友達は、Aさんからの返信がないので無視されたと思い、Aさんを無視するようになる。このことがきっかけで、友達関係が崩れ、Aさんは携帯電話が手放せなくなってしまった。」という内容です。
 資料を読んだ後、Aさんを無視してしまった友達、携帯が手放せなくなったAさん、それぞれどうすべきであったか考えました。生徒からは「Aさんになぜ返信をしなかったのかを聞いてあげればよかった」「友達はAさんにも都合があることを考えてあげないといけない」「Aさんもしっかり事情を話して誤解を解かないといけない」という意見から「直接話すことが大事」「相手のことを考えることが大事」と、メールやSNSで気をつけるべきことについて考えることができました。
 さらに踏み込んで、「それでもメールやSNSでのトラブルが後を絶たないのはなぜか」と考えさせました。生徒は「面と向かってないから、普段本人に言えないようなことが簡単に言えてしまう」「利用についてのマナーやルールがあやふやだから」「力の弱い子を見下し、自分を守ろうとするから」などの意見を述べ、なぜメールやSNSだとトラブルになりやすいのかを考えることができました。そして、使い方について注意喚起することができました。

【田原市立童浦小】メールについて考えよう

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 本校では、高学年を中心に、家庭でパソコンや携帯電話を日常的に使っている児童が増えています。インターネットやスマートフォンの普及に伴い、EメールやLINEなどが家族や友達との便利なコミュニケーション手段として、子どもたちの中にも当たり前のように受け入れられています。しかし、これらは便利な一方で、知らぬ間に他人に迷惑をかけたり、自分の身を危うくしてしまったりする危険性があります。そこで、今回はメールについての正しいルールやマナーを考え身につけるため、6年生を対象に「メールについて考えよう」の授業を行いました。子どもたちは、友達とのメールのやり取りからトラブルに発展してしまったという資料画像を見ながら話し合い、「受け取る側の気持ちをしっかりと考えた上でメールを送る」というマナーの大切さについて理解を深めることができました。

〜児童の感想より〜
・お互いの表情が見えないので、気持ちが伝わりにくいことがわかりました。メールでは、言い方をよく考えたいと思いました。
・悪口を言わない、メールをする時間を考えるなど、ルールをしっかり決めておくことが大切だと思いました。
・みんなに言いふらすのはよくないと思います。お互いにいやな気持にならないような言い方を、メールを送る前にしっかり考えないといけないなと思います。



【岡崎市立常磐南小】道徳の時間の情報モラル授業

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毎年、岡崎市の道徳部、学習情報部が連携して低・中・高学年それぞれの児童の発達段階に合わせて情報モラルの指導案を作成しています。できた指導案は、市内の小中学校に配布され、各校の実態に合わせて実践しています。本校では、この指導案をもとに学期に1回、道徳の時間に情報モラルの授業を行っています。
写真は昨年度2学期の五年生の授業の様子です。資料名は「ひびけ!心のハーモニー」2−(3)友情・信頼です。電子掲示板が題材で、書きこみ行為のルールについて考えたり、相手の立場に立って考えることで友情を深める気持ちを高めたりすることがねらいでした。本校は岡崎市の北部の山間に位置し、学年1クラスの小規模校ですが、ゲーム機やケータイでインターネットやメールをする子が思った以上にいます。「書きこみ」という体験は未経験という児童ばかりでしたが、相手を誹謗中傷する書きこみをした主人公の気持ちを想像しながら、友情について考えることができました。
ゲームやメール、携帯電話など様々な情報機器を題材にした資料を基に、折を見て授業実践することで、情報モラルが少しずつ身に付くように努めています。