【豊川市立萩小】「携帯スマートフォン安全教室」

 1月16日(土)に行われた第3回学校の日に携帯電話会社auから講師を招き、保護者と5.6年生対象に、携帯電話・スマートフォン安全教室が開かれました。そこでは、携帯電話やスマートフォンの機能やどんな危険があるかなどの話を聞いた後、実際に起こった無料通話アプリを使った友達とのトラブルやSNSサイトを通じたトラブルのケース動画を見て、安全に使うために心掛けることを考えました。
子どもたちは、以下のような感想をよせました。
「いつも気軽に使っていたインターネットがこんなに危険なものだったんだと思いました。今日からは今まで以上に個人情報が流れないように管理に気を付けたいです。」
 「たった1枚の写真でも自分を苦しめたり、家族に迷惑を掛けたりしてしまうことが分かりました。なので、私がいつかスマホとかを持ったときには、きちんと確認したいと思いました。」
 「携帯の使い方を一歩間違えると人間関係が壊れたり、犯罪に巻き込まれたりしてしまうと分かりました。」
 「携帯を持つときは、責任をもって使い、被害に遭わないように十分気を付けたいです。インターネットだけでなく普段からもやってはいけないことを自分で見つけていけるようになりたいです。」
 携帯スマートフォン安全教室を終えて、正しい知識・判断力による責任ある行動が大切であるということを学ぶことができました。 

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【東海市立渡内小】高学年を対象とした情報モラル授業

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 本校では、毎年6月の親子学級のときに5年生と保護者を対象に「KDDIケータイ教室」を実施しています。KDDIの方から携帯電話にまつわるトラブルや危険、マナーなどを親子で学びました。
 昨年9月にパソコンが更新された際、教師用と児童用パソコンにベネッセの「情報モラルナビ」というソフトが導入されました。6年生はその中の高学年向け教材を活用して「掲示板での言葉遣い」「年齢制限のあるサイト」について学びました。子どもの約半数が携帯電話やスマートフォン、その他何らかの通信できる機器を持っています。そんな現状を踏まえて携帯電話等をどのように使ったらよいか、メールやオンラインゲームでの通信はどのようにしたらよいかを話し合いました。子どもたちは、「丁寧な言葉遣いで書く」「個人情報は教えない」「人が嫌がることや悪口は書かない」などを確かめ合いました。

【西尾市立花ノ木小】情報モラル教育への取組

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 最近SNSをきっかけとした様々な問題が起きています。子どもたちの携帯電話やスマートフォン、通信機能付きゲーム機の所持も増えており、各学年で「情報モラル教育」を道徳や総合学習で扱い、推進しています。
 本校では、6年生を対象にLINE株式会社が実施する「インターネット利用に関する啓発講座」を行いました。「ネットでのコミュニケーション」は、「ネットいじめ」や「ネット依存」につながりやすいことを気付かせるために、カードを使い学習をしました。ゲーム要素を盛り込みながら、周りの人との考え方や感覚の「違い」を感じとらせました。その後、グループディスカッションを通じて、どのようなコミュニケーションがふさわしいのかを考えるワークショップを行いました。最後に「よくある事例」を用いた実践的学習を行い、これからどのようにインターネットを使っていけばよいかについて学ぶことができました。授業後の子どもたちの感想からは、「相手の気持ちを考えて言葉を選ぶことが大切」や「何げない言葉でも相手を傷つけることがあるので気を付けたい」など、この授業をきっかけに気持ちが変化したことが伝わってきました。
 これからも、子どもたちと「情報モラル」について考える場を継続して設定していきたいと思います。

【豊明市立中央小】  すばらしい いのちの誕生

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「すばらしい いのちの誕生」

 授業参観において、11月に6年生、2月に2年生が学級ごとに、豊明市保健センターの保健師・助産師による、いのちの尊重推進事業「すばらしい いのちの誕生」の授業を受けています。

<ねらい>
・誕生の場に立ち会う助産師から、胎児の力・命の誕生についての話を聞き、命を授かった喜びを感じとらせる。
・家族が自分にしてくれたことの体験を知らせることにより、自分も家族や周囲の人によって、大切に育てられ、 今日まで成長してきた「大切な存在」であり、「かけがえのない自分」であることを実感させる。
・生命のつながりについて関心をもたせる。


<指導の流れ>

1 いのちの始まりから誕生までを知る
・精子と卵子がひとつになっていのちが始まることを知る。
・おなかの中の赤ちゃんの成長と、母親の気持ちや様子を知る。
・いのちが生まれる「出産」の喜びを知る。
2 誕生してからの成長を知る
・赤ちゃん(自分)が育つために、両親や多くの人の支えと愛情があったことを知る。
・遠い祖先から受け継がれてきた命のバトンを受け取った自分について考えさせる。
・自分も命を受け継いでいく一人であることについて知る。
3 赤ちゃん人形抱っこにより「いのち」を体感する。
・参観している保護者とともに、赤ちゃん人形抱っこをし、自分自身の成長を振り返らせ、自分が赤ちゃんを育てるときに思いを巡らせる。
4 学習のまとめ
・学級担任の話を聞く。


<児童の感想(一部抜粋)>
・今日、命の授業を受けて、自分が生まれてくるまでのことを知りました。会ったことのない、ひいひいばあちゃんやじいちゃん、それよりも上の人たちがいたからこそ、今、自分が生きていられるということを知りました。感謝したいです。また、赤ちゃんの抱き方も勉強になりました。一瞬抱いただけで「重たいなあ」と思ってしまったけど、この重さを一日に何時間も抱いて、育ててくれた親に感謝したいです。
・ 「いのち」が大切なのは、親から聞いて知っていたけど、自分を産んで、必死で育 ててきたと思うと、いじめなどで、自殺で命を落とす子がいると思うと悲しくなります。私は命を大切にしていこうと改めて思いました。
・私はこの授業でたくさん学ぶことができました。お母さんは、私が生まれるまで、とっても楽しみにして、生まれたときにはとってもうれしかったんだと分かりました。家に帰ってお母さんと、私が生まれたときの体重などの話をしました。たくさん話をしてくれたので、とってもとってもうれしかったんだと思いました。私も大人になって、お母さんの気持ちになりたいです。

<保護者の感想>
・お母さんになれてうれしかったよ。生まれてきてくれてありがとうね。これからもたくさん遊んで、お勉強して、ゆっくり大人になってね。
・産まれた直後「かわいい女の子ですよ。」と看護師さんが、私の顔に赤ちゃんをピトッとくっつけてきて、肌のぬくもりを感じてうれしかったことを思い出します。 大切な命ということは常日頃伝えています。娘は、お腹の中で大きくならず、7か月から入院しましたが心拍が弱くなり帝王切開で産まれ肺が未熟だったため、救急車で別の病院のNICUへ運ばれ、助けられた命です。本人も命に対して特別な思いをもっていると思います。改めて命の大切さを感じることができました。
・自分の命の尊さを感じてくれてうれしく思います。○○ちゃんが産まれてきてどんなにうれしかったか!!○○ちゃん、パパとママの子として産まれれてきてくれて本当にありがとう。
・娘は12年前に1266g(28週)でこの世に産まれました。産声をあげることもできず、すぐに人工呼吸器を付け保育器に入りました。いろいろなことがあったけれどたくさんの方たちのおかげで娘はここまで大きくなれました。娘が産まれてきたこと、いろいろなことを乗り越えて成長できたこと全てが「キセキ」です。

<まとめ>
 この授業を通して、出生児のエピソードや様々な出来事や命について親子で語り合う機会となっている。授業後の児童の振り返りアンケート「自分のことが好きか」「生まれてきてよかったと思うか」「これからも自分のことを大切にしようと思うか」「これからも家族や友だち、周りの人を大切にしようと思うか」の4項目に、「思う」「やや思う」と答えた児童は9割以上であり、児童の自己肯定感や命に対する真摯な気持ちを育てることができているといえる。
 本校では、平成20年からこの授業を実施しており、数年前からは授業参観で親子参加型にすることによりさらに効果をあげている。
 現在は、豊明市内9小学校、3中学校の全学校で同様の取組が行われている。
 この取組を通して、豊明市内児童生徒の命を大切にする気持ちを養っていきたいと思います。





【豊明市立栄小】 ぼく、わたしのたんじょう

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 本校では、毎年、2年生と6年生が『命の授業』を行っています。これは、学校と豊明市保健センターが『いのちの尊重推進事業』の一つとして実施しているものです。
 「自分のいのちの誕生は、数々の《 奇跡 》の積み重ねから始まったそんな自分を大切に・・・ そして、同じように生まれてきた自分の周りの人も大切にしてほしい・・・」
 そんな思いを込めて、2月3日、2年生を対象に、いのちの誕生に日々向き合っている助産師と保健師の方々がお話をしてくださいました。当日は、授業参観日で、多くの保護者も一緒に参観をしてくださいました。
 授業の中では、いのちは、その始まりから誕生まで「自分自身の生きる力」によってすごい速さで成長することや、家族や周りの人の「無事に生まれてきてほしい」と願う気持ちがあったことを一緒に考えました。子どもたちは、針で穴を開けたほどの小さな受精卵がいのちの始まりだったことに驚いたり、子宮の中の胎児の成長の映像や胎児人形を見ては驚きの声を上げ、“胎児心音”を聞いては胸に手を当てて同じように生きていることを実感したりと、見ること、聞くことに驚きと感動の連続でした。また、子宮に見立てた大きな“子宮袋”から一生懸命生まれ、みんなに祝福される「オギャー体験」をしたり、たくさんの人の愛情に包まれたことを思い起こしたりしながら、実物大の赤ちゃん人形を優しく抱っこする「赤ちゃん抱っこ体験」も行い、周りの人に大切に育まれたことを実感することができました。
 この授業を通して、子どもたちは、「自分のいのちはお父さんとお母さんからもらったんだなあと思いました。いのちは大切に自分で守ります」「これからも家族や自分を大切にしようと思います」「赤ちゃんは重くて抱っこするのがたいへんでした。こんな重いのに、お父さんやお母さんはたくさん抱っこしてくれてうれしいです」など、たくさんの感想を残すことができました。また、保護者からも、「興味津々で身を乗り出して聞く姿や、赤ちゃん人形を抱っこするときの優しい姿が見られてよかったです」「自分の命も周りの命も同じだけ大切で尊いものだと感じられる授業でした。自分の存在そのものに価値があると考えられる子になってほしいです」「私自身も出産するときの気持ちを思い出しました。生まれてくることは、とてもすごいことで、みんなを幸せにすることだ、ということを感じながら、自分も含めて、人を大切にする気持ちをもち続けてもらいたいと思いました」など、たくさんの感謝の声や御意見、感想が寄せられました。この授業を通し、子どもたちと保護者の間で命の大切さ、家族の有り難さをお互いに共感する時間になりました。

【豊田市立若園小】思いやりの心を育てるスマイル活動

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全校児童800人余りの若園小学校では、縦割り活動を行っています。縦割り活動の象徴的なものとして、縦割り清掃とスマイル学習を紹介します。
 <縦割り清掃>
 縦割りのグループは、全校を赤、青、黄、白の4色に分け、各色16班に分かれます。子どもたちは、掃除の時間になると自分の担当場所に移動して、縦割りグループの班で協力して掃除を行います。6年生は、リーダーとして清掃活動がスムーズに進むよう考え、班をまとめます。高学年の子は低学年の子に優しく掃除の仕方を教えます。毎日一緒に掃除をすることで、子どもたちは互いの名前を覚え、秋に行われるスマイル学習の頃にはすっかり仲良しになります。
<スマイル学習>
 若園小名物のスマイル学習は、全校で一緒に校外学習に出かけます。見学の順番やお弁当を食べる場所は、6年生が班員の考えを聞きながら決めます。
 スマイル学習当日には、班のみんなが楽しめるように、また、低学年が迷子にならないように気遣いながら見学場所を回る高学年の姿があちこちで見られます。一日一緒に過ごすことで、スマイル学習以降、班の子は更に仲良しになります。そして、6年生は高学年としての自覚が更に高まり、低学年の子は班のお兄さんお姉さんが大好きになります。

【豊橋市立下地小】思いやりの心を育てる 〜道徳授業の実践を通して〜

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 3年生のあるクラスでは、男女の仲が良く、休み時間に一緒に遊ぶことができていますが、自分の考えを主張しすぎてトラブルになることもありました。そこで、4年生進級に向けて、相手のことを考えて発言や行動ができる「思いやりあふれる子」になってほしいと願い、授業の計画を作成しました。
 思いやりの心を育てるために、道徳の授業だけでなく、学級活動の時間、国語の授業、学校行事など、学校生活での様々な場面で「思いやりの心」を育てる活動を取り入れました。
 12月の人権週間のときには、道徳の授業で、「友情」って何だろうということを中心に話合いを行い、最後に友情をテーマにした標語を作成しました。
 子どもたちが作った標語は、「友情の 大切さ知る 三年生」、「うれしいな つづくとかがやく 心の光」、「よく見てね 一人じゃないよ みんながいる」など、相手のことを考え、相手に対する思いやりの気持ちが表れた作品となりました。そして、その後に行われた、長縄跳びの大会では、クラス全員の心が一つとなり、308回の大会新記録を出すことができました。
 子どもたちは、この取組を通して、思いやりの心のすばらしさを感じることができたことと思います。

【豊田市立畝部小】明るいあいさつを

 本年度の本校の学校教育目標の重点目標は ・明るさいっぱいの学校 ・楽しさいっぱいの学校 ・優しさいっぱいの学校 です。その中で、特に明るいあいさつのできる畝部小学校を目指して、登校時や休み時間ごとに生活委員会による「あいさつ運動」が行われています。
 生活委員が廊下を歩いていて、「おはようございます」「こんにちは」と明るいあいさつができた人をチェックします。明るいあいさつができた人には『あいさついっぱい個人賞』が各学年の昇降口に掲示します。あいさつが進んでできた学級には、『あいさついっぱいクラス賞』が出され、給食時の放送で紹介します。先生方の推薦も受け付けています。
 最初は、『あいさついっぱい個人賞』をもらうためにあいさつをしていた子どもたちも、あいさつをすると気持ちがよいというようになってきました。最初は、自分から進んであいさつができなかったり、大きな声が出せなかったりした低学年の子どもたちも、委員会の子の姿を見て、次第に明るく元気な声であいさつができるようになってきました。朝、「おはようございます」と元気な声であいさつをしながら教室に入ることができる中学年の子どもたち。廊下ですれ違った教師に「こんにちは」とあいさつをすることができる高学年の子どもたちのように進んであいさつする姿がよく見られるようになり、あいさつに対する意欲が高まり、意識する子どもが増えています。「あいさつ」についての習慣化の向上が見られるようになってきました。

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【豊田市立益富中】人を傷つける心

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 本年度9月に1年部を中心に,「いじめ」と「けんか」について考える授業を行った。中学校に入学して半年,宿泊学習や体育祭を経験して人間関係が築かれていくなか,少しずつ慣れと緊張感がなくなってきた。そんな中,生徒同士のけんかや冷やかしなどで悩む生徒が増えてきた。そこで,「いじめ」と「けんか」のことを中心にみんなで話し合ってみようと考えた。グループやクラスで考えて,自分たちの声で気持ちで話し合っていくことにより,これまで以上に絆(きずな)が深まったのではないかと感じた。

【あま市立美和東小】通信型のゲームについて考えよう

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 4年生では、「通信型のゲームについて考えよう」というテーマのもと情報モラル教育を行いました。
 児童の多くは、両親のスマートフォンを借りたり通信型ゲームを使ったりして、よくゲームをやっていますが、講師の「怖いと思ったことはない?」という質問に対して何とも思わない、何が怖いのか分からないという答えが出てきました。通信機能によって知らない人と関わることを、今日は○人と通信できたなどと競い合うこともあるようでした。
 授業では、通信型ゲームの危険性について学習しました。お金を使っている感覚がないのでたくさんお金を使ってしまう、気付かない間にお金がかかっていた、知らない人と関わる危険があるなどです。通信型のゲームの中には無料でできるものもあり、気軽に楽しめるものですが、一歩使い方を誤ればとても怖いものになります。そのため、通信型ゲームで遊ぶときは必ず家の人に許可をもらい、怪しいと思ったら「すぐに相談する」「やめる」「個人情報を絶対に教えない」ことを学びました。
 児童の感想には、「無料と書いてあってもお金がかかることがあると初めて知った」「身近なゲームにも危険があると分かった」「通信することは、よく考えたらとても怖いことだと思った」「ゲームをやるときは親に聞いて、気を付けてやりたい」などが挙がりました。


【豊橋市立前芝小】危険から身を守る〜スマホ・ケータイ教室より〜

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 本校では、5・6年生を対象に、講師を招いてスマホ・ケータイ教室を行いました。現在それらを持っている子も、まだ持っていない子も、自分の問題として講師の方のお話を興味深そうに聞いていました。
 ラインで気軽に写真を載せてしまったことでトラブルが起こったり、犯罪に巻き込まれたりすることを知り、「気を付けないと、ひどい目に合うこともあるんだな」と自分のこととして受け止めている姿が見られました。また、文字でのやりとりのために、自分の意図していることが相手に正しく伝わらずに、すれ違いが起こることも話に出てきました。
 子どもたちは、スクリーンに映し出された画像を見て、何が危険なのかを考え、発表する場もありました。例えば、「名札がついているから、名前が分かってしまう」「学校が写っているのが心配」など、子どもたちがスマホ・ケータイを使ってやりとりをする上での危険性を認識することができました。

【一宮市立丹陽中】ケイタイ・スマホを正しく使おう

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 本校では、1月に1・2年生において、総合的な学習の時間を利用して、情報モラル教育の授業を行いました。2年生では、「アドレス帳はだれのもの」というDVDを視聴し、個人情報の管理について学習しました。携帯・スマートフォンには、個人の名前や電話番号の他にも様々な情報を保存することができます。生徒の中には、ときにその中の情報は自分のものだと考えて、安易に扱ってしまうものもいます。この授業で、生徒は友達の住所や写真などを勝手に他の誰かに送ってはいけないこと、また、そのような行為が、時に大きなトラブルになるということを学びました。
 1年生では、「やめられないスマホ・ゲーム」というDVDを見ながら、スマートフォンを使用する際のルール作りについて考えました。事前アンケートで、あるクラスではおよそ3割の生徒がスマートフォンを夜遅くまで使い続けた経験があると答えています。また、休日に一日中スマートフォンを使って、ラインをしたり、動画を見たりして過ごしている生徒もいます。今回の授業を通して、スマホ依存症にならないためにどうしたらよいのか、その対策について考えることができました。生徒からは「使用時間を決めて、時間になったら親に預ける」「親のいる前だけで使用する」「自分の部屋に持ち込まない」などの意見が出されました。
 携帯・スマートフォンについては、チェーンメールや不適切な書き込み、違法なダウンロードなど、生徒が学ぶべき内容がまだたくさんあります。今後も、生徒が正しく、かつ安全に活用していけるよう、各学年において情報モラル教育を継続していく予定です。

【豊田市立美里中】情報モラル教育実践 〜ケータイ安全教室〜

 1年生では、携帯電話を使う機会が増えてきた中学生の時期に、安心・安全な使い方を考え直そうという目的で講師を招き、『ケータイ安全教室』というテーマの学年集会を行いました。
 事前に、「携帯電話を持っているか?」「メールやラインをしているか?」「携帯電話でのトラブルの経験はないか?」などのアンケートを行ったところ、携帯電話でのメールやラインなどで実際にトラブルを経験したことがあると答えた生徒もいました。
 集会では、「携帯電話への依存」や「SNSでのトラブル」などについて、豊田市教材データベース「事例に学ぶ 情報モラル」を活用し、どんな利用の仕方に問題があるか考えました。その後、生徒同士で意見の交流を行いました。最後に、携帯電話との上手な付き合い方について教えていただきました。

 生徒の感想には、「携帯電話を使っている時間が、友達よりも多いことが分かった。これからは、少し使う時間を減らそうと思った」「SNSでのトラブルは私も経験したことがあったので、一人よがりの使い方にならないように気を付けていきたい」など、これからの携帯電話の使い方について、前向きな意見が出ていました。

 これからも家庭や地域と連携をしながら、生徒が安全に、安心して生活できるように情報モラル教育を推進していきたいと思います。

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【清須市立古城小】e‐ネット安心講座

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 高学年児童を中心に年々、インターネットを使用できる機器を自分専用でもっている児童の割合が増えてきています。そこで古城小学校では、毎年6年生を対象に携帯電話・パソコンを安全に使用するための学習会をしています。本年度も外部講師を招き「e-ネット安心講座」を開きました。児童だけでなく保護者の方にも一緒に聞いていただきました。講座では、インターネットを安易に使ってしまうと事件や事故に巻き込まれてたり、友だちを傷つけたりしてしまう可能性があることを学びました。そこで、インターネットを使用するときには、使用時間や目的を家の人ときちんと話し合って使うことをみんなで約束しました。それでも、インターネットには危険な面があるので、少しでも怪しいと思われるサイトには入らないことを確認しました。

【瀬戸市立水野小】ネット社会とわたしたち

 情報社会と言われる昨今では、情報機器の種類・情報の手段ともに日々進歩をしている。それは、私たちの生活をより便利にするとともに、世界中の人々と交流を深めることを可能にした。反面、匿名性が高く、非対面であることから多くのトラブルが生じている。しかも、トラブルを完全に解決することは現実ではとても難しい。そこで、本校では、他者を思いやる心や、責任ある行動、ルールやマナーを守るなどの公徳を守り自他の権利を大切にすること、節度を守り節制に心がけることなど、情報化に対応する道徳性を身に付けさせることが、情報トラブルを避けるためには必要であると考えた。そして、それは、日頃の道徳の授業を通して育成していくことが大切であると考え実践をしている。また、学級活動の時間を使い、具体的にインターネットを使うときのルールや危険回避の方法など具体的に考えることにより、情報モラルに関する意識を高めた。
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【豊田市立平和小】発達段階に合わせた情報モラル教育への取組

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本校では、情報モラル強調月間を設定し、全学年で同じ時期に情報モラル教育に取り組みました。
<低学年の取組>
 「事例で学ぶネットモラル」(広島教販)の『人の作品を大切にする』や『ルールやマナーを守る』について学びました。さらに、学年通信を通して保護者にも知らせ、情報機器を利用することが多い家庭においても、「わが家のルール」を話し合うように啓発し、親子で情報モラルの理解を深める機会としました。
<中学年の取組>
 メールで遊びの約束をした時、「いいよ」という返事が誤解を招いたという話から、文字だけで伝える難しさを考え、どうすれば誤解されずにすんだのか、文字だけで伝えるときにはどんなことに気をつければよいのかを話し合いました。児童の授業感想を見ると、
 ・見直して相手にちゃんと伝わるか、確認してからメールを送るようにしたら伝わる。
 ・勘違いされない言葉でメールを打つ。断るときには「ごめんね」も打つ。
など、受け取る相手の立場になって考え、相手に正しく伝える工夫について考えを深めました。
<高学年の取組>
インターネットにつながっているタブレット、スマホ、携帯ゲーム機、パソコンなどは、児童の身近な機器として存在しています。そこで、インターネットの使い方について、教師自作の教材を使って「LINE」の事例を中心にSNSでの利点や問題点を取り上げ、インターネットを正しく使うということはどういうことかを考えました。児童は、「有料サイト・怪しいサイトを開かない」や「親に使ってもいいかを聞いてから使う」という意識を高め、「私はLINEをよく使うので気をつけたい」と、授業で学んだ知識をこれからの情報活用に生かそうとする態度を育てました。

【津島市立西小】 防犯教室

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 1月22日(金)に防犯教室を行いました。5年生と6年生を対象に行われ、特別講師として、携帯電話の会社の職員の方に来ていただきました。
 SNS(言葉や写真で世界の人とつながれる)やコミュニケーションアプリ(字を使って相手と話をすることができる)に潜んでいる危険についてお話をしてもらいました。動画やイラストを見て問題点を見つけたり、クイズに答えたりと多くの視点から危険性について考えることができました。
 今日、身の回りには便利な物があふれ、子どもたちの日常会話からも、インターネットを使ったゲームや、アプリを使っての会話など、スマホや携帯電話などを使っている状況が見えてきます。しかし、「楽しい」「おもしろい」だけを優先し、その危険性についてあまり気にしていないのではないかと心配になることも少なくありません。犯罪にまきこまれるだけでなく、スマホや携帯電話を使いすぎることよって自分の生活にも悪影響をおよぼすこともあります。
 「便利なものを自分の好きなように使う」から「便利なものをルールを守って適切に使う」になるよう、しっかりと気をつけてほしいと思います。

〈児童の感想より〉
・今回の防犯教室で、まだまだ知らないことが多く、スマホを使うときはしっかりと気をつけて使わなければいけないと思いました。(6年女子)
・スマホのし過ぎには危険がたくさんひそんでいることを知りました。これからは、メールやコミュニケーションアプリばかりではなく、直接会ったり、電話で話したりして友達と連絡を取り合おうと思います。(5年男子)

【刈谷市立東刈谷小】「文字だけで思いを伝える難しさ」

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小学校3年生の子どもたちの多くが携帯やスマホを持ちたいと考えており、子どもたちは文字だけで思いを伝えることは簡単だと考えています。しかし、普段の子どもたちの様子を見ていると、自分の思いが相手に伝わらず、けんかをしたり言い争いになってしまったりしていることを目にすることがあります。そのような子どもたちがメールを使うようになると、さらにけんかや言い争いがひどくなることが予想されます。そこで、文字だけで思いを伝える身近な「メール」の仕方について考えさせることが必要だと考えました。
 そこで、メールを実際に送り、返信を受け取る体験を通してメールを送るときに大切なことを考える授業を組み立てました。疑似体験から感じた気持ちについて考え、メールを送るときに大切にしなければいけないことに気付かせました。そして、メールの先には相手がいて、相手の気持ちを考えてメールを送ることの大切さや、メールは一度送ると取り戻すことができないことを話し合いました。このことにより、出す前にもう一度読み直すことの重要性を感じさせることができました。授業の終末には、子どもたちから「相手の顔を思い浮かべながらメールをする」「もらっていやなメールを送らない」「大切なことを伝えたいときはメールではなくて直接会ったり、電話をしたりする」などの意見を聞くことができました。

【豊田市立九久平小】情報モラル向上のために

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 豊田市立九久平小学校では、情報モラルの向上のために、親子で話を聞き考える機会を設けています。昨年度1月の授業参観日では、笑劇派の方を、今年度9月の授業参観日には、豊田警察署の方を講師として招いて、インターネットや携帯電話の使い方について、親子で学習を深めています。低学年でもわかりやすく、笑いを交えながらも、具体的な例を交えてお話をいただけたので、児童が保護者と楽しみながら真剣に話を聞くことができました。
 特に、スマートフォンの無料メールアプリは使い方が簡単なため、子どもも保護者も気軽に使っているという声をよく聞きます。また、低学年の児童でもオンラインゲームを楽しんでいる子が増えてきています。そのトラブルも多様化し、大きな問題になることもあります。そのために、こうした保護者と児童が一緒に正しい使い方について学んだり考えたりする機会をこれからも設けながら、常にモラルの向上を呼び掛けていく必要があると考えます。
 こうした学習会がきっかけとなって、2月にはPTA主催で、保護者向けのスマホの使い方教室を開催する予定です。

【瀬戸市立本山中】自分を磨く(成長させる)ための、5つのステップ

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 本山中学校は、第2回目の学校公開日に、全生徒と学校公開日参観者を対象に、有名テーマパークのプロデューサーの方を講師にお招きして「自分を磨く(成長させる)」ための、5つのステップを教えていただきました。自分にとって楽じゃない方を選んで、5つのステップをくり返していくことが成長につながるという、心に残るお話でした。この講演会で教えていただいたことを、これからの生活に活かして自分を成長させていきたいものです。