【安城市立安城中部小学校】個人情報の学習

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(1)扱う情報モラルの内容と参考にした資料
 個人情報の大切さの学習をするために、京都市立鳳徳小学校の情報モラルの指導案とベネッセコーポレーション「はむはむのおんらいん教室」を参考にした。
(2)授業の様子と児童の感想
 まず、全体に「はむはむの森を守る会」のホームページを見せた。そこには人間が森林伐採を行っているためにはむはむや動物のすみかがなくなっていることが書いてある。それを見た児童は「はむはむがかわいそう。」「動物がかわいそう。」とつぶやいた。次に、動物のすみかを守るために署名をしてほしいという記述がある。そこで署名をするか、しないかで話し合わせた。すると、全員が署名するという考えをもった。話し合いをすると「動物がかわいそう。」「人間にも影響が出るし。」という理由で署名をするという意見しか出なかった。そこで1人の児童に名前、住所、電話番号を借りて、実際に署名をした。1人の児童が「個人情報大丈夫なの。」と一言もらしたが、みんなの「動物を守るためなら署名をする」という考えは変わらず、署名をし、送信ボタンを押した。すると、「あなたの家に毎日電話や、セールスマンが来るようになりました。」と表示された。それを見て、もう1度話し合わせた。すると、「ホームページにも相手がいて、取り返しのつかないことになることもあるから気をつけなければならない。」「個人情報を教える場合は、親に相談しようと思った。」「簡単に個人情報は教えないようにしたい。」とホームページを閲覧する際の留意点に気づくことができたと同時に、今後インターネットを活用する際に自分がどうしていくかを考えることができた。

【豊川市立天王小学校】ケータイ安全教室

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 近年、中学生、小学生でも携帯電話を所有したり、インターネットを利用したりすることが珍しくなくなった。本校の児童は、携帯電話を個人で所有する子は少ないが、インターネット利用は、中学年以上でほぼ全員が経験している。そんな児童の実態と、今後の情報化社会の流れを受けて、NTTDoCoMoの方を講師に招き、4〜6年生を対象に「ケータイ安全教室」を行った。
 「ケータイ安全教室」では、プロフィールサイトや掲示板における実際のトラブル事例が取り上げられ、携帯電話のマナーやルール、インターネットを利用する上での注意点などを学習した。
 子どもたちの感想からは「トラブルは本当に怖い」、「ぼくはまだ(ケータイを)持っていないけど、もつ時が来たら気をつけようと思った」、「自分だけでなく友達のことを勝手にインターネット上にのせてはいけないと分かった」といった言葉が見られ、意識の高まりを感じた。
 これをきっかけに、今後も情報モラルの充実をめざしていきたい。