【一宮市立千秋小】ネットでのトラブルに巻き込まれないために

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 今の子どもたちはスマートフォンやインターネットなどに触れる機会が多くなり、扱い方も容易になりました。それによって、日々の楽しみが増えたり、便利になったりして、充実した生活を送っています。
 しかし、それらを使用することによって、気づかない間に犯罪に巻き込まれたり、相手を傷つけてしまったりすることがあるのも事実です。
授業では、インターネットで会話をする疑似体験を通して、怖い思いや嫌な思いをしないように、一人一人が考えることができるようにしました。
 チャットの疑似体験では、顔も知らない不特定多数の人と会話をすると、どのような危険が及ぶのかを体験しました。チャットでは、普段の会話表現を文字化するので、自分の思っていた通りに相手が受け取ってくれないことがあり、誤解が生じてしまいました。
 また、一方が強い口調を書きこむことで、相手も同じような調子で返答してしまい、チャットの中でトラブルが起きてしまいました。
 従って、そのようなトラブルを避けるにはどうしたらよいのかを考えました。

・相手の気持ちを考えて発言する。
・直接話せる相手は、ネット上で話すのではなく、会って顔を合わせて話す。
・知られたくない、秘密の内容はネット上で会話はしない。

 以上のことを、子どもたちには常に意識しながら、上手にインターネットと付き合っていってほしいと思います。

【豊川市立東部小】思いやりの心を大切にする取り組み

本校では、12月8日(月)、校区にお住いの元小学校長で学校運営協議会委員の酒井斌至先生を講師としてお迎えして、3年生以上の児童を対象に人権講話を実施しました。
 酒井先生は、講話の中で、人が生きていくうえで守っていく大切なことは、『恕』(自分を思うのと同じように相手を思いやること)であることを、先生の旅の経験とからめて話してくださいました。
 山口県長門市仙崎(江戸時代、捕鯨基地で栄えた港町)を旅した先生が知った、地元の方の温かい思いやりの心についての話です。当時の漁民たちは、捕獲した鯨を人と同じように法名を付け、位牌をつくり、過去帳に記載して弔っていた。この町で生まれ育った金子みずずの詩にも、相手を思いやる心を表した詩が多いことを紹介してくださいました。銛の模型や絵などを使った話に、子どもたちはぐんぐん引き込まれていました。
また、本校では、年間通して「思いやりカード」を活用して感謝の気持ちを伝える活動を行っています。友達に助けてもらったり親切にしてもらったりした時、カードに書いて相手に渡します。また、異学年のペアと活動した後にも、カードに書いて交換をしています。これらを読んでニコッとしながら、各自のカードケースに入れる姿がとても気持ちがよいです。


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【豊橋市立豊南小】 スマートフォンの怖さを知ろう!

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 近年、携帯やスマホなどを使って、誰でも手軽に情報発信のできる時代になりました。携帯やスマホの便利さばかりがクローズアップされています。本人が気づかない間に犯罪に巻き込まれる可能性があるということは知っていても自分は大丈夫とか使い方を間違えなければ平気だとほとんどの子どもは考えています。現在、6年生でスマートフォンを所持している子どもはまだ少ないですが、中学生になったら買ってもらうと言っている子や両親のものを貸してもらうという子どもがいます。子どもたちの日記には、インターネットで友達と通信でゲームをして遊んだことやメールのやりとりをしたことが書かれています。どこに住んでいる誰かわからないペンネームしか知らない相手とゲームで通信したことを書いてくる子どももいます。
 インターネットやスマートフォンの怖さを知ってもらうために、学校の児童用パソコンに入っている「Netモラル」を使用した授業を行いました。子どもたちは、自分の興味のあるカテゴリーについて映像や解説をもとに学習をすすめました。特に、このソフトの中にある「ネット検定」には興味を示し、ゲーム感覚で友達同士競い合いながら取り組んでいました。不正解し問題については、すぐに解説を見ることができ学習効果を上げることができました。低学年から発達段階に応じて学習をすすめることができるようになっています。学校では、積極的に、そして最新の情報を子どもたちに伝えていきたいと思います。
 <学習後の児童の感想より>
・ 情報モラルの授業をうけて、スマホの怖さがわかった。友達と思い出の写真を撮って交換したりすることもあるので、マナーを守って安全に使いたいと思いました。
・ インターネット上には、名前や電話番号などの個人情報を載せないようにしたいです。
・ 知らなかったことがたくさんありました。もっと、ネットモラルについて勉強したいと思いました。


【豊明市立双峰小】 いのちの尊重推進事業

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2月24日(火)に、保健センターの助産師さん保健師さんをお招きして、2年生2クラスで「ぼく わたしのたんじょう」という授業を行いました。赤ちゃんがおなかの中で成長する様子、出産時のお母さんと赤ちゃんの苦労、これまで成長してきた陰には家族や周りの人の愛情があること、自分がかけがえのない大切な存在であることを学習しました。
まず、配られた小さい紙に「いのちのもと」があるときいて、紙をじっと見つめ、「針の穴」の小ささにびっくりしていました。そして、おなかの中でぐんぐん成長していく様子を模型をつかって学びました。
赤ちゃんが生まれてくるときの赤ちゃんとお母さんの苦労を聞いて、「生むのも大変だけど、生まれてくるのも大変なんだ。」「生まれてきてよかった。」という声がきかれました。そして、最後に赤ちゃんの人形をそっと抱いたときの感想には、「自分の妹のことを思い出した。命をだっこできてよかった。」と書いている児童がおり、一緒に参加していた職員もあたたかい気持ちになりました。
この体験を通して、児童は、自分たちが大切にされていること、そして、自分も家族を大切にしていきたいということを強く感じることができました。


【新城市立八名小】 たしかな情報を見つけよう

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 学校の調べ学習や家庭生活において,コンピュータインターネットを使って子どもたちは情報を検索して調べています。しかし,調べた情報をそのまま信じてしまうことが見受けられます。そこで,その情報の真偽を考える意識を高める授業を6年生を対象に行いました。授業の流れを紹介します。

 1 複数のサンプルホームページを見て,信頼できるかできないか考える。
 2 信頼できないわけを話し合う。
 3 正しい情報を見分ける視点を知る。
      更新日時   発信者   内容の正確さ
 4 情報の性質について考える。
      生活に必要   心や体に影響を与えることもある

 授業を終えて,子どもたちは
・信頼できるホームページはどんなものかわかった。
・調べ学習のときに,みつけた情報をすぐに信じていたので,見分けられるようにしたい。
・たくさんの情報があるけれど,信頼できるものをしっかり選ぶことが大切だと思った。
との感想をもちました。情報を上手に活用して学習に生かし,安全に生活してほしいと思います。

【扶桑町立扶桑東小】人権集会を通して,「人権」について考えてみました

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 扶桑東小学校では,毎年12月の「人権週間」にちなんで,児童会の代表児童が中心となって「人権集会」を企画,開催しています。

 4年生から6年生の代表児童が児童会担当教員の指導の下で学校生活における様々な場面を題材にした劇を作りました。劇を通して,何気ない一言が相手につらい思いをさせてしまうこと,相手を受け入れ,優しく接することの大切さを伝えました。その後,「扶桑東小学校人権宣言」を全員で確認しました。最後に,全員で「ビリーブ」を歌い,みんなの気持ちを一つにしました。

 本校がこれまでに大切にしてきた「人と豊かに関わる人間関係づくり」を基盤に,これからも学校と家庭,地域が連携を図り,児童の健全育成に努めていきたいです。

【蟹江町立須西小】正しく使おう!インターネット

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 4年生の1学級で情報モラルについての授業を行いました。授業内では、実際にあったSNSサイトでのいくつかの事例をもとに、個人情報や情報モラルについて学習しました。
まずフェイスブックを題材にし、個人情報について学びました。フェイスブックにスマートフォンで撮影した写真を投稿すると、スマートフォンのGPS機能によって写真に位置情報が記録され、撮影場所が分かってしまう、という話をすると、子どもたちは、自分にその気がなくとも個人情報が流出してしまう事実に驚いていました。
また、ツイッターでの「炎上」を取り上げ、インターネットの影の部分の恐ろしさについて学びました。具体的には、

・「炎上」が発生する仕組み
・「炎上」を引き起こした当事者のその後の人生
・「炎上」を起こさないためにはどうすればよいのか

特に「炎上」を起こさないための手立てとして、インターネットに書きこんでもよいギリギリのラインを設定しました。それは、「自分の家の玄関に紙で貼りだしても大丈夫な内容」です。児童からは「今まで軽い気持ちでインターネットを使っていたけれど、これからはルールを守って使おう。」といったものが意見が出ました。
保護者からは、「携帯電話を持たせるようになると、インターネットの使い方が心配だったので、親子でルールを明確にしやすくなった」という言葉を頂きました。
しかし、インターネットは正しく使えば、とても便利でおもしろいものです。本学級では正しくインターネットを使おうとする気持ちを育てるために「インターネットは玄関の外側」をキーワードに情報モラルについて考えることができました。

【新城市立東陽小】相手の立場に立った思いやりについて考える道徳の授業

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 本校は、全校児童102名ということもあり、縦割り班(異学年集団)による活動が活発である。そのため、上の学年の子は下の学年の面倒を見ようという意識のある子が多い。しかし、そんな中でも「○○してあげたのに」や「全然喜んでくれない」と不満の声を漏らすことがある。その原因としては、子どもたち自身に思いやりの気持ちがあって行っているものの、相手の気持ちや状況を考えていないということが考えられる。
 そこで5年生では、道徳の時間に「相手の立場に立った思いやり」の授業を行った。
 資料は「郵便局での出来事(実話による自作資料)」。内容は、以下のようである。
郵便局を訪れた目の不自由なおばあさんが困っている様子を見てを案内してあげようとした若い男性がいた。ところが、おばあさんの手を取り窓口へ連れて行こうとしたとたん、「ぎゃー、やめて!」とおばあさんに大声を出され、男の人はその場を去って行ってしまったという話である。
 授業の中で子どもたちは、初めのうちは、「どうして。大声出した?」という反応であったが、そのうち「怖かったんだと思う」という意見が出た。そこで実際に目隠しをして、手を引っぱらせた。すると「思っていたよりもずっと怖かった」「声をかけてあげればよかった」などの気付きがみられ、「手を引く」という『親切な行為』が、目の不自由な方にとっては、『恐怖を与える行為』になってしまうことを確認した。
ふりかえりでは、「友達の水筒を席に持っていって、置いておいたら、その子が水筒置き場を探していたということがあった。一声かければよかった。」「家でご飯を炊いたら、お母さんに怒られた、予定があったらしい、確認をすればよかった。」という意見が出た。
相手の立場に立つということは難しいことである。道徳の授業だけではなく、各教科全体を通して、また、学校生活の様々な場面で意識をもたせていきたい。


【みよし市立三好丘中】情報モラル教育実践

情報モラル教育実践(みよし市立三好丘中学校)

<3年生>
 技術科の授業で、STUDYノートを使ってメール交換の疑似体験を行った。友達二人にメールを送り、届いたメールに必ず返信するという形で行った。事前に、教科書にしたがって一通り情報モラルについて学んだ後に、メール交換疑似体験を行うことで、実生活に生かせるようにした。社会科の授業では、現代社会を探るという単元で情報化社会について取り扱い、情報端末機器のメリットとデメリットをグループで話し合い、全体での話し合いをした。また、学年としては、スマートフォン等のLINEをはじめとするSNSの使い方について学年集会の形で生徒指導主事、学年主任からの講話をした。

<1年生>
 ソフトバンクの映像教材を使って問題提起し、基本的なルールとマナーについて確認した。中高生を狙っている犯罪もたくさんあるということを強調し、注意喚起を促した。また来年に豊田警察署の生活安全課の方々に来ていただき、講話をしていただいた。ルールやマナーを守って安全対策を万全にし、家庭でも保護者と十分に話し合って考えることが重要であると学んだ。

<生徒会の取り組み>
 生活委員会が中心となり、全校の情報端末機器(携帯電話含む)の使い方について、アンケートをとり、実態を調査した。調査した結果、睡眠時間の確保が難しくなっているという問題が分かった。そこで、生徒総会で、正しい使用の仕方を話し合った。その後、生活委員で正しい使い方の提言をまとめ、PTAにも提案する予定である。

 大半の中学生がスマートフォンをはじめとする、情報端末機器を所持している現状を踏まえ、十分な安全対策をとって、トラブルから身を守る視点で、情報モラル教育を行った。

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【東郷町立高嶺小】ケータイ安全教室・サイバー犯罪防止教室を行いました!

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携帯電話、スマートフォンやインターネット等を利用した犯罪に小中学生が巻き込まれる事件がマスコミ等でもよく取り上げられています。保護者や児童がその実態や危険性についての理解を深めることを目的に、毎年6年生を対象に「ケータイ安全教室」を、保護者と4・5年生を対象に「サイバー犯罪防止教室」を行っています。今年度は、2月23日(月)と26日(木)に、NTTドコモと愛知警察署から、それぞれ講師を招いて実施しました。スマートフォン、携帯電話の安心・安全な使い方、基本的なルールやマナーについて、アニメーションや具体例を取り入れて説明していただきました。
<児童の感想>
・自分のことや相手のことを考えて使うように意識したい。あまり考えないで使うと、個人情報がばれてしまうと聞いて、携帯電話は便利なものだけど、とても怖いものだと思った。気を付けて楽しく使いたい。
・あまり危険なサイトに入らないようにしたい。SNSなどでルールを決めてトラブルが起こらないようにしようと思った。親と話をして安全に使いたい。

【豊橋市立嵩山小】6年 道徳 悪口について考えてみよう!

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 「悪口はいけないこと」ということは、高学年だけではなく、多くの子どもたちが知っていることです。一方で、「悪口」自体は、子どもたちの日常生活にも当たり前のように存在しています。そんな知ってはいるけれど、つい言ってしまうという悪口をどういう切り口で道徳の授業で扱うかを考えてみました。

 授業の中で工夫した点は主に4つです。
(1) 授業の最後の活動を「悪口を言ってしまう架空の年下の子へのメッセージを
  書く」というものにし、最初に示したこと
(2) 悪口を言ってしまう第三者に共感する場面を作ること
(3) 悪口を人前では言ったことがないという元プロ野球選手の松井さんの考え方
  を紹介すること
(4) 授業の中で、何度も考える時間を取り、その考えを自由に移動して多くの子
  と考えの交流ができるようにしたこと

 実際の授業では、4つの工夫によって、「悪口」について改めて深く考えることができました。具体的には、(2)によって、子どもたちは交流場面で「共感できる。だって、私もそういう風に思ったことがあるから」や「気持ちがとてもわかるし、実際に悪口を聞いたこともあるから。」というように、言ってしまう側の気持ちを自分のこととして捉えながら、授業を始めることができました。(3)によって、子どもたちは、悪口はいけないことだけれど、言ってしまうのはどこか仕方ないといった思いを出発点にしながら、人前で悪口を言ったことのない松井さんのエピソードを紹介し、物事の捉え方や考え方を揺さぶることができました。(4)では、子どもたちは全体に発表するわけではないので、安心して何人もの子と考えを交流することができ、自分以外の人の考えも聞くことで、考えを広めることができました。最後に(1)では、授業において一貫して架空の年下の子にメッセージを書くということを意識しながら進めることができたことや、存在しない相手へのメッセージということで、安心して自分の考えを伝えることができました。また、メッセージのことを考えていくなかで、自分自身を振り返るきっかけになったことが授業の感想にも表れていました。

【一宮市立木曽川西小】

携帯電話やパソコン、ゲームでメールのやり取りができる今の時代。児童の中にはこれまでにメールのやり取りを通して、いやな思いをした人もいます。

6年生を対象にメールのルール・マナーについて考える授業を行いました。実際にメールのやり取りを通して、名前のないメールや中傷するメールを見たらどう思うか、考えました。

〈児童の考えたルール・マナー〉
 ・メールの差出人が分かるようにする。
 ・メールを送るときは、人が傷つくような悪口を書いてはいけない。
 ・すぐに返事が来なくても怒らない。
 ・相手が嫌な思いをしないか、送る前に確認する。
 


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【東郷町立春木台小】 福祉実践教室で学んだこと

 5年生は、総合的な学習の時間の中で、福祉についての学習を進めてきました。1月23日にはその一環として、東郷町社会福祉協議会の協力を得て、多くの講師の方をお招きし、福祉実践教室を実施しました。
 「車いす」の講座では、マットやロイター板で作った起伏のあるコースや障害物のあるコースを、2人一組で実際に車いすに乗ったり押したりする体験をしました。子どもたちからは、「少しの段差でも、車いすの人にとっては大変なんだなぁ」「坂を下りるとき、落ちそうで怖かった」などの感想が聞かれました。
 「手話」の講座に参加した子どもたちは、「手話だけでなく、筆談や空書などで、耳の聞こえない方とのコミュニケーションを取ることができることを教えてもらった」「手話のいろいろな手の動きを知って、これなら少しは手話を使って話をすることができるなと思った」など、体験を通じて、耳の不自由な方と積極的に関わろうとする姿勢を学ぶことができました。
 「ガイドヘルプ」の講座では、アイマスクをした友達を、廊下や階段を通って誘導する体験をしました。「目が見えない人の気持ちがよく分かった。そういった人に会ったり、見かけたりしたときは、自分から声を掛けたいと思った」「ガイドヘルプの体験は怖くて大変だったけれども、講師の人はもっと苦労をされているのだと思う」といった子どもたちの感想が聞かれました。
 「認知症理解」の講座では、認知症がどんな病気なのか、また認知症の方への接し方などを、劇やクイズを通して分かりやすく教えてもらいました。どの子どもたちも、「認知症の人を驚かせたり、急がせたり、プライドを傷つけたりしてはいけない」ことを知り、相手の気持ちを考えた接し方を学びました。
 障害をもつ方の生活の一部を体験したり、話を聞いたりすることで、福祉に関心をもち、共に生きていく大切さをじっくりと考えるよい機会となりました。

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【豊橋市立谷川小】ネットモラルってなんだろう。

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●活動のねらい
 子どもが生活していく上で,起こりうるネットモラルや個人情報の扱い方について,事例のVTRを見ながら,どうすればよいのかを考えることで,マナーやルールを身につける。

●実践について
 ネットモラルについての事例VTRを見せた後に,子どもたち一人一人に「この中で主人公の子は、何がいけなかったのかな。」と発問した。子どもたちは,「教えてって言われて,勝手に知らない人に名前を教えたのがよくなかった。」「メールはしゃべる言葉じゃないから,きちんとわかりやすく書かないと、言いたいことが伝えられない。」など,真剣に授業に取り組んでいた。その後,「もしも自分が同じようなことがあった時には,どうすればいいのかな。」と聞くと,それぞれの子が「○○しないように,こんなふうにする。」と自分の意見をもつことができた。映像があることで,視覚的に刺激があることや,それぞれの学年に応じた教材がたくさんあるため,とても使いやすい教材である。
  今,ゲーム機に通信機能がついており,低学年の子でも知らない間に見ず知らずの人と連絡がとれてしまう可能性がある。今回の授業で今までよりもネットを使う時に気をつけなければならないマナーに気づくことができた子が増えたと感じる。

【東郷町立音貝小】 情報モラル教育の充実

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 中学校では、メールやラインで生徒間の様々な問題が起こっていると聞きます。本校では、そのような問題は発生していませんが、いつ起こってもおかしくない状態であると考えています。また、全国学力学習状況調査の質問紙調査の報告書には、「携帯電話やスマートフォンで通話やメール、インターネットをする時間が短い児童の方が、全ての教科で平均正答率が高い傾向が見られる」との分析もありました。携帯電話やスマートフォンの使い方や使用時間の指導の徹底を小学校段階から始めなければいけないと考えます。
 高学年のコンピュータを使用する学習を行うときには、必ず情報モラルについて指導をしています。ウェブサイトには誤った情報や危険な情報があることや、一度ネット上に流出した情報は回収が不可能であることを徹底して指導しています。今後、高学年を対象にスマートフォンについての講座を開くことを考え、今年度、外部講師を招いて職員対象の「スマートフォン講座」を行いました。小中学校生のスマートフォン利用の注意事項や問題点とその対策について学びました。保護者と協力しながら更なる情報モラル教育の充実を図ります。

【東海市立大田小】ケータイ安全教室

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ここ数年で、子どもたちへの普及率は増大しました。中学生はもちろん、小学生で「スマートフォンを持っている子どもが増えています。そこで、本校では2月20日(金)の学校公開日に、6年生を対象に、携帯電話会社の講師の方を招いて、「ケータイ安全教室」を開きました。SNSやコミュニケーションアプリを使う上で、気を付けたいこと、1,情報を発信するとき、2,知らない人とやり取りをするとき、3,メールでのやりとりについてなど、主に3つのことについて話を聞くことができました。
1,情報を発信するとき
見ているのは友達だけでなく、不特定多数なので、何気ない写真でも背景などから場所や個人が特定されることがあり危険であるということ。
2,姿の見えない、知らない人とのやり取り
 実際の姿が見えないので、本当かどうかわからない。別人になりすましている可能性もあり、危険であるということ。
3,メールでの会話
 文字だけでは、発信する側と受け取る側で気持ちがすれちがうことがあるということ。また、相手が直接見えないことで、きつい意味の言葉をつい使ってしまうことがあるということ。
授業後の子どもたちは、「写真をのせるときは、自分や友達が写っていないか、場所や個人が特定されるものが写っていないか、細心の注意が必要だと思いました。」「知らない人からのメッセージは鵜呑みにしないように気を付けたいと思いました。」「自分も友だちからのメールで、悪気はないとはわかっていても嫌な気持ちになったことがありました。メールでメッセージを送る時は、言葉に気を付けて送りたいと思いました。」などの感想をもつことができました。
正しく使えば、大変便利ですが、使い方を少しでも間違えると怖いことがたくさんありました。携帯電話について考える良い機会となりました。これを機に、家庭でも、じっくり話し合ってもらえるといいと思いました。

【刈谷市立かりがね小】「情報安全教室」

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 最近、子どもたちの会話の中で、スマートフォンのアプリ・オンラインゲームに関連する会話が増えてきたように感じる。携帯電話もしくはスマートフォンなどのネットワークにつながる携帯ゲーム機を、ほとんどの子どもたちが所持している状況である。主たる目的はゲームを楽しむことであるが、ネットワーク上での不特定多数の人との交流も避けることができない。そこで、PCソフトを利用して、子どもたち全員にチャットの疑似体験をさせ、どう扱えばよいのかを考えさせることにした。
 まずは教師が最初に話すテーマを書き込み、チャットルーム上に載せた。子どもたちには自分の名前は出さずにハンドルネームでチャットに書き込みをさせた。その途中で教師が「あらし機能」を有効にし、子どもたちの会話と関係ない内容や、混乱させる書き込みをした。この教師のあらし機能での書き込みに対して、どう思ったかを聞くと、「いやな気分になった」「迷惑だった」という感想を大多数の子どもがもつことができた。その後、このような書き込みを見つけたらどうすればよいかなどの対策を話し合った。その中で「書き込みに対して返事をしない」「親や先生など、大人に相談する」という意見が出た。

【 清須市立新川小】人権授業

本校では毎年、4年生を対象に、地域の人権擁護委員をお招きして「人権を学ぶ授業」を行っています。
今年度は、12月3日(水)に、「ペアの友達のいいところ」を見つけ、付箋紙に書くワークショップを行いました。短い時間の中で、子どもたちは、友達のいいところを模造紙に張り切れないほどたくさん見つけることができました。ペアの友達にいいところを見つけてもらった子どもたちは、「自分にこんなにいいところがあるなんて知らなかった」「うれしかった。これからも友達のいいところをたくさん見つけていきたい」と話していました。
この活動を通して、友達を大切にする気持ちや思いやりの心について、改めて考えることができました。

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【豊田市立加納小】インターネットで調べ学習をする時は

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社会科や総合的な学習の時間などでインターネットを使って調べ学習を行ったときに、ネットの情報をそのまま使っている子がいました。そこで、インターネットの情報には古いものや間違った情報もあることに気を付けて、情報をうまく活用してほしいと思い、本校4年生で「インターネットを使って調べ学習を行う時に気を付けること」について授業を行いました。
 教材として、「事例で学ぶNetモラル」の「情報の信憑性」を使用しました。地域について調べる方法について話し合った後、インターネットを使った調べ学習についての映像クリップを視聴し、インターネットの情報の信憑性について話し合いました。普段、インターネットの情報を丸写しにしていた子も、よく見ると古い情報があったり、間違った情報があったりすることに気づくことができました。また、他のサイトと比べたり、本や新聞などの別の資料と比べたり、実際にその場所にいって見たりして、正しい情報か確かめることや、誰がいつ書いた情報なのか知ることの大切さについて考えることができました。
 
〈児童の感想〉
・本や新聞とか、別の方法も使って確認したほうがいいと思った。
・実際に行って、自分の目で確かめることも必要だと思う。
・人に聞いて確かめることもできる。
・違うサイトは見たことあったけど、本で確かめることはなかった。これからは、違う方法も試してみたい。

これからの調べ学習で生かしていきたいと思います。

【豊橋市立植田小】メールで気をつけることは何だろう

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 今後、携帯電話やパソコンを使う機会が増えると考えられる4年生を対象にメールのルールやマナーについて考える授業を行いました。児童の中には母親の確認の元、メールをしたことがある子やいわゆる子ども携帯でのメールを経験している子も少なからずいます。授業の中でまずDVDを視聴し、メールによって嫌な思いをし、トラブルに巻き込まれる主人公の様子をもとにメールの使い方について考えました。

≪児童の考えたルール・マナー≫
 ○メールを送るときは、人が傷つくような悪口を書いてはいけない。
 ○夜遅くにメールを送ってはいけない。
 ○言葉に気を付けて送ったり、ちゃんと返事書いて送ったりして、相手が嫌な
  思いをするようなことはしない。
 ○このメールの文章が来たら迷惑じゃないか、と相手の気持ちを考える。チェ
  ックしないと相手に嫌な思いをさせてしまってトラブルになってしまうかもしれな
  い。
 
 一方的に自分の思いだけを伝えると、相手に嫌な思いをさせてしまうかしれないと考える児童が多くおり、メールの使い方について考える良い機会となりました。