平成25・26年度愛知県道徳教育推進会議でリーフレットを作成しました

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愛知県道徳教育推進会議では、平成25・26年度のテーマとして、「思いやりの心を育む道徳教育の在り方」に取り組み、その成果としてリーフレットを作成いたしました。

1 目的
  本会議の提言及び各校の道徳教育の方針を広く県民に伝えるためのリーフを作成することで、家庭・地域・学校の協働体制づくりの一助とする。

2 各学校の活用方法
 各学校は、自校の思いやりの心を育む道徳教育の取組を紹介」を作成する。「平成25・26年度道徳教育推進会議からの提言【家庭・地域配付用】」と自校で作成した思いやりの心を育む道徳教育の取組を活用して、以下の取組例を参考に、家庭や地域との連携を図る。
<取組例>
・ 両面に印刷するなどをして配付物を作成し、家庭や地域に配付する。
・ 学校で開催される授業参観やPTA総会の折りに、校内に掲示する。
・ 自校のホームページに掲載する。

3 地域の活用方法
 「平成25・26年度道徳教育推進会議からの提言【家庭・地域配付用】」を活用して、本会議の提言を広く地域の方に伝える。
<取組例>
・ 印刷して、提言を地域の回覧板で回す。
・ 地域の掲示板に貼る。


リーフレットはこちらをご覧ください。→
愛知県道徳教育推進会議より提言【家庭・地域配付用】

【安城市立桜井小】心が通う学校・地域に…

 児童会では、全校のみんなが仲良くなれるように「みんな友達、絆深まり、笑顔あふれる桜井小」をスローガンに、一年間活動をしてきました。特に異学年交流の価値を見直し、異学年で構成する「なかよし学級」のペアで遊ぶなかよし集会や、通学団対抗で縄跳び大会を行いました。このような集会を積み重ねることで、いろいろな学年に友達が増えました。そして、高学年の子は低学年の子を大切に思いやる姿が多く見られるようになりました。
 また、桜井中学校の生徒会のみなさんが中心となって、あいさつプロジェクトを立ち上げ、「あいさつが桜井をひとつにする」というスローガンのもと、桜井地区の3校が一つになって、あいさつあふれる町づくりに取りくみました。中学校の先輩達の熱意を感じ、桜井小学校では毎朝、生活安全委員会が中心となってあいさつ運動をしました。通学班の班長や副班長は班員に「あいさつをしよう。」と呼びかけ、あいさつを増やそうとがんばりました。登下校のあいさつだけでなく、学校の中ですれ違った友達や先生に「こんにちは。」とあいさつができる子も増えました。また、お互いに気持ちよく過ごすためには「ありがとう。」や「ごめんなさい。」も大切なあいさつであることも考えました。年に数回、中学生のみなさんが桜井小学校に来てくれて、小中学校合同であいさつ運動を行いました。これを機会に、桜井小学校のあいさつがさらにパワーアップしました。

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【岡崎市立城北中】情報モラル教育を計画的に実践する

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 情報モラルに関わる問題は,生徒にとって身近に潜む大きな問題となっています。そこで,各学期に1回,道徳の時間に情報モラルを題材とした教材を準備し,実践をしています。
 1学期は「ネット依存の実態を知り,自分の生活を見直そう」の題材で実践しました。昨今の生徒とSNSの関係においては,「依存」に関する問題を重要視しなければなりません。生徒たちは,常にスマートフォンを近くに置き,勉強中であろうが食事中であろうが,いつ届くかわからないメッセージに瞬時に対応できるようにしている実態があります。実際,家庭での学習に集中できなくなる生徒も多く,ネットの長時間利用と成績の低下を結び付けた報告もされています。スマートフォンやインターネット利用について,自らの生活を振り返り,考え行動できる生徒の育成を図りたいと考え実践しました。
 2学期は「親しき仲にも」の題材で実践をしました。笑い話のようですが,次のような事例を聞いたことがあります。どのような方法で来るのかという意味で「なんで来るの?」とメッセージを送ったところ,読み手は「なぜあなたが来るの?(あなたは来ないで)」と受け取ったといいます。その結果,二人の間に暴力事件が起こったそうです。仲間うちの話し言葉であっても,文字にすると印象が変わることがあります。日頃の自分の話し言葉を振り返ることと,便利なメールであっても気を付けて文字化する必要性に気付かせたいと考えました。
 3学期は「携帯電話を正しく使っていますか?」の題材で,携帯電話にはよさだけでなく,使い方次第ではよくないこともたくさんあることを確認し,正しく使用できるようにしたいと考えました。
 こうした実践を,入学説明会や懇談会での保護者対象の話と,常日頃や長期休業前の生活指導での生徒対象の話と関連付け,計画的,意図的に実践しています。

【安城市立錦町小】夢はかなう 〜幸せになれる〜

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 ダウン症の世界的ピアニスト越智章仁さんと母 知子さんを招き、道徳授業での助言とピアノコンサートをしていただきました。ダウン症という障碍をを乗り越え、ピアニストとして世界ダウン症会議(2004年シンガポール大会、2006年バンクーバー大会)で演奏するまでの努力をお母さんが話してくださり、深い感銘を受けました。人の幸せは4つあります。1つ目は人から愛されること。2つ目は人から『ありがとう』といわれること。3つ目は人から必要とされること。4つ目は人の役に立つことです。章仁は幸せです。というお話を聞き、生き方について考える機会となりました。章仁さんの演奏は、優しい波のように心に響き、子どもたちの心に感動を与えました。子どもたちは、「ピアノが好き」「好きだからずっと弾いていたかった」という章仁さんの気持ちを知り、「好きな気持ちが夢を支える」「ダウン症という障碍があっても、夢に向かい一歩一歩進んでいけばいつかはかなうんだな」という感想をもち、自分自身の将来に思いをはせていました。授業での助言や、全校児童に向けての講演とコンサートを通して、命の尊さや人としての生き方について多くを学びました。

【岡崎市立恵田小】伝統を引き継いで

 児童がアイディアを出し合った新しい落ち葉スキー場が完成し、今年度の落ち葉スキー開場式は、恵田小児童と職員、保護者、地域の方、岡崎聾学校の4・6年生と職員の大勢で新コースの完成を祝うことができました。来賓の元校長先生が挨拶のなかで、前コースを設置したときの苦労とその思いを語られ、子どもたちの顔からは、落ち葉スキーの歴史と伝統を受け継いでいこうとする強い気持ちが表れていました。テレビと新聞の取材のなか、4年生以上の代表が初滑りと模範スキーを兼ねて滑り、滑る子も声援を送る子たちも恵田小の誇りを胸に、一生懸命に取り組むことができました。
その後は、昭和55年より30年以上も続く岡崎聾学校との落ち葉スキー交流をしました。「こわくないよ。いっしょにすべろう」と声をかけて岡崎聾学校の子と2人で一緒にソリに乗ったり、「こうするとよくすべるよ」と、スキー板の裏に油を塗ってあげたりする場面が見られ、心の交流ができていると感じました。また、自分たちのアイディアが生かされた新落ち葉スキー場を使って交流することができたことで、恵田っ子の誇りと優しい心がさらに育ったと思います。

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【岡崎市立城南小】情報の信憑性

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 3年生から社会科が始まり、社会科の調べ学習などでインターネットを利用する機会も増えていきます。そんな中、必要な情報を正しく得ることの大切さを感じられるよう、事例で学ぶNetモラルに掲載されている、「じょほうのしんぴょうせい」を利用した、情報モラルの学習を3年生で行いました。 
 インターネットで見つけた古い情報を信用して、調べ学習の発表をしてしまったこういちくんとたかしくんが学級の友達から、間違いを指摘された場面では、子供たちは「2006年なんて、めっちゃ昔じゃん」と反応していました。
 子供たちは、インターネットは便利だけど、Webに掲載されている情報が、正しいとは限らないということに気づいたことと思います。

平成26年度道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業 豊橋市立羽田中学校

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「社会を生きぬく太い根っこの子どもを育てる道徳教育」
     ― 子どもの自分づくりを支える三つの力の育成を通して ―
<取組と成果のポイント>
 道徳の時間では教材の開発とともに,他教科・領域と関連させた展開の工夫を試みている。また,道徳のあしあとを掲示することで,子どもだけでなく教師も情報交換ができ,道徳の時間に対する意識が変わってきた。小学校との授業参観の交流も行い,教師の授業力向上に努めた。これにより,80%近くの生徒が「道徳の時間はためになる・どちらかといえばためになる」と考えている。
詳細はこちらをご覧ください。→豊橋市立羽田中学校

平成26年度道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業 瀬戸市立水無瀬中学校

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自己を見つめ、よりよい生き方を考える生徒の育成
  −生徒の心に響く、かかわり合いを中心においた指導方法の工夫を通して−
<取組と成果のポイント>
○ 講師を招いた講座実施と研修会参加による道徳教育への理解の底上げ
   教員の道徳教育への理解の深まりとその可能性への期待の高まりが見られ,深い思考とかかわり合いを伴った授業の実現がよりよい生き方を求める生徒の育成につながることが共通認識となった。
○ 教材開発のための資料整備
   生徒の心を揺り動かすことのできる教材の開発を可能にする環境が整った。
○ 指導案作成と授業公開
   素材探しから始まって,工夫された指導案の作成を経験し,その授業を第3者から評価されることで,道徳の授業の質を高める努力を継続させる意欲が教員の共通の意識となった。
詳細はこちらをご覧ください。→瀬戸市立水無瀬中学校

平成26年度道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業 知立市立猿渡小学校

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「思いやりの心を育て、よりよい人間関係を築こうとする児童の育成」
     ―地域と進める道徳の授業の実践を通して―
<取組と成果のポイント>
・授業名人による授業を参観したり、授業研究など研修を重ねたりしたことで、多くの教員が道徳の授業における発問の仕方や板書のまとめ方など身につけることができた。
・地域教材や体験的な活動と各教科、領域とを関連づけて授業を組み立てたことで、意識や思考の連続性を保つことができた。
・学校公開日などで道徳の授業を公開したり、人権教育講演会に地域や保護者の方をお呼びしたりしたことで、保護者や地域の方に道徳教育への理解と関心が深まった。
詳細はこちらをご覧ください。→知立市立猿渡小学校

平成26年度道徳教育の抜本的改善・充実に係る支援事業 あま市立甚目寺小学校

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「地域に根ざした創意工夫あるESD活動と道徳教育の連携」
   −道徳的心情の高まりが生み出すESD活動−
<取組と成果のポイント>
 本年度の三つの大きな取組に対して成果のポイントを記述する。
一つ目は、外部講師を招いた道徳勉強会である。5人の先生を招いて、6回の学習会を開いた。道徳の教材開発、指導方法、指導案検討や授業研究などを模擬授業を入れながら行ったことで、全職員の力量向上が図られた。学んだことは、後日教務がレポートにまとめ、全職員に配付し振り返りが出来るようにした。
二つ目は、道徳の授業と道徳的実践の場としてのESD活動実践の展開である。各学年、ESDカレンダーを基に実践を行った。
特に5年生の実践については詳しくレポートにまとめた。4月から8月までの1学期を中心とした実践であった。総合的な学習の時間と道徳を連携させ、シンキングツールを使って話し合いを行い、見つかった課題をもとに取材活動に出かけた実践は高い評価を受けた。上記二つの内容については、学校HPから詳しく知ることができる。
愛知県道徳教育推進会議委員の視察日には、一斉に授業公開した。ESDとの連携を図
った授業、シンキングツールを使った授業、本年度の研修を生かした授業の三つのパターンを公開した。ドラえもんやペットボトルなど、身近な教材を使っての教材開発に関して高い評価を受けた。また道徳とESDとの連携や、シンキングツールの活用については他の学校へ広めていってほしいという評価をいただいた。
 三つ目は、自己肯定感を高める取組である。4年生のソーシャルスキルトレーニング、5年生のハッピートークトレーニング、6年生のアサーショントレーニングは、甚目寺小の自己肯定感を高める系統的な活動である。そのうちの5、6年生は、外部講師を招いて行った。こうした人間関係を学ぶ学習は、人間関係が希薄となりがちな現代っ子にとっては、非常に重要であった。こうした活動が土台となり、学校生活を円滑に楽しく過ごすことができ、ひいては自己肯定感を高めることにつながった。
詳細はこちらをご覧ください。→あま市立甚目寺小学校

【一宮市立萩原中】立志の会(2年)

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 本校では,毎年3月に,2年生が立志の会を行います。今年も,3月16日(月)に行いました。生徒が司会進行をし,一人ひとりがこれからの決意を述べ,保護者への手紙・保護者からの手紙をお互いに読みあうなどの活動をしました。立志の会に先立って,講演会も行い,実りのある会となりました。生徒の感想の中には,「普段目の前にして言えないことを,手紙で伝えることができた。」「誕生日には,お母さんに『ありがとう』と伝えたい。」などがあり,意義のある会になりました。2年生が,来年度最高学年になるにあたって,それぞれの決意を確認する会となりました。

【岡崎市立夏山小】情報モラル講演会と福祉実践教室での学び

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12月12日、本校は全校36名の小さな学校なので、親子で情報モラル講演会を聞いたり、老人疑似体験をしたりしました。親子で参加することで、家庭でも共通理解が図りやすく、ためになる勉強会になりました。
情報モラルの講演では、今と昔の子供のおかれている環境の違いに着目して、今はネットとつながったゲームや電話の普及で親の知らない世界で子どもが遊んでいることに警鐘を鳴らし、その対処法について教えていただきました。
老人疑似体験では、おじいさんやおばあさんと一緒に暮らす家庭の子供たちばかりで、より身近な問題としてとらえることができました。体験を終えた子どもたちは、「階段の上り下りが一番つらくて、足が重くて上がらなかった」「豆つかみで腕が思うように曲がらず、目がぼやけてつかみづらかった」との感想があり、「これから、おじいちゃんがたいへんな思いをしなくてよいようにしてあげたい」と家での生活を振り返りました。

【安城市立安祥中】携帯安全教室から学ぶ

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 本校では、毎年、情報モラル教育の一環として、携帯安全教室を実施しています。
 今年度は、7月10日(木)に2年生、3年生を対象に携帯安全教室を実施しました。(1年生は3月に実施予定)携帯電話会社から講師を招き、携帯電話やスマートフォンと正しく付き合うための話を聞きました。ワンクリック詐欺やゲームアプリの課金の問題などを扱ったDVDを生徒たちは真剣な表情で見ていました。生徒たちにとって携帯電話やスマートフォンをめぐるトラブルが身近な問題だという現れだと思います。携帯電話やスマートフォンが普及し、様々な機能が充実する一方で、対人関係のトラブルが後を絶たないのが現状です。特に多いのが、無料通話アプリをめぐる問題です。通信上で友人の悪口を言ったり、仲間外れにしたりする人が少なからずいるようです。今回の携帯安全教室は、生徒たちが、携帯電話やスマートフォンの扱い方を見直すきっかけになったと思います。
【生徒の感想より】
・無料通話アプリで悪口がすぐに飛び交うようなグループには入らないようにしたい。
・無料通話アプリ上に悪口を書き込む人もよくないけど、面白がって乗っかる人もよくないと思った。
・好奇心で広告をクリックするとワンクリック詐欺など危険な目に遭うことがあるから怖いと思った。
・無料ゲームでも課金でお金をとられることがあるから注意したいと思う。

【尾張旭市立東栄小】道徳講演会を通して

 尾張旭市立東栄小学校では、毎年、道徳講演会を開催しています。今年度は、介助犬総合訓練センター「シンシアの丘」(長久手市)から、訓練士の方お二人と、介助PR犬カナンを招いて2〜6年生を対象に行いました。
 介助犬は現在、愛知県下にわずか4頭しかいないことを知り、驚きの声があがりました。全国には、介助犬により生活の改善が見込まれる人が1万5千人もいることが分かり、介助犬を育てることの重要さを学びました。
 説明の後で、カナンに介助の実演をしてもらいました。「落とした鍵やコインを拾って渡す」「冷蔵庫を開け閉めして、ペットボトルを持ってくる」「携帯電話を探して持ってくる」などを上手にやってみせるカナンに、自然と拍手がわき上がります。代表児童による実演の体験も行いました。実際に指示を出した児童からは、「犬はちょっと苦手だったけれど、できてよかった」「初めての人の指示でもできるなんて、すごいと思った」「もっといろいろなことができるようになりそう」などの感想が述べられました。その後、「車いすが介助犬の足をひいてしまうことはないのですか」「どのように訓練するのですか」といった質問にも、丁寧に答えていただきました。
 子犬を育てる「パピーホームボランティア」や、介助犬としての適正がない犬をペットとして飼う「キャリアチェンジボランティア」など、いろいろな方法で協力できることも学びました。
 市の肢体不自由児受け入れ拠点校である本校では、介助犬や手足の不自由な人への理解を深め、「ともに生きる」を意識高揚させるよい機会となりました。

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【岡崎市立秦梨小】「感謝の会とひな祭り会」

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本校では、地域の方々とふれあうことによって、心の交流を図っています。また、お世話になった方々を招待して、感謝の気持ちを伝えています。
2月27日(金)には、5年児童が中心に「感謝の会とひな祭り会」を行いました。
当日は、全校児童、老人クラブ(長明クラブ)、山の先生、田の先生、登校指導の方々など、大勢の方々に参加していただき活動しました。
第1部は、ふれあい活動をしました。長明クラブのみなさんと1・2年児童は、シイタケの菌打ち体験を、3・4・5年児童は、グラウンドゴルフをしました。グラウンドゴルフ初体験の3年児童には、ルールや道具の扱い方を優しく教えていただきました。3年児童からの「どうしたら真っ直ぐ打てるのですか」「まるでゴルフのプロみたいですね」との問いかけに「前やる人の打ち方をよく見てね」「毎日やっていれば上手くなるさ」と答えてくれ、会話が進みました。6年児童は、竹ぼうき作りをしました。できた竹ぼうきは、次年度掃除の時間に使います。
ふれあい活動が終わると、福祉委員のみなさんと長明クラブのみなさんと5年生でよもぎ餅を作りました。よもぎは、春に低学年の子たちがおじいさんとおばあさんたちと摘んだものです。
第2部は、「感謝の会」と「ひな祭り会」をしました。場所を体育館に移しました。ステージには、1・2年児童の手作りである、かわいいお雛様が飾ってあり、雰囲気を盛り上げました。
感謝の会では、山の先生・田の先生と登校指導の方々に「雨の日も暑い日もぼくたちの命を守ってくださり、ありがとうございました。」という手紙と花を渡しました。次に、鼓笛隊の演奏をしました。12月からこの日のために練習し、「校歌」と「ミッキーマウスマーチ」の2曲を披露しました。最後に、肩たたきをしました。児童は、「少し緊張しました。おばあさんが「ありがとう」と言ってくれたのでやってよかった」と感想をもちました。参加された方々からは、「毎年楽しみにしている」「孫に会えるのが楽しみだ」と言葉をいただくことができました。
児童は、「優しく教えてくれてうれしかった」「おじいさん・おばあさんはいろいろなことができるなあ」と感心していました。とても温かい活動になりました。

【岡崎市立矢作中】心を磨く清掃活動

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 矢作中学校では、清掃の時間を「心磨きタイム」とし、毎日の15分という短い時間で生徒一人ひとりが無言で自分の心と向き合う活動を行っています。
昨年度の3学期から授業後の移動からの無言清掃を始めてきました。今年度も継続して行い、初めて経験する1年生は戸惑いながらも、着替えから無言を徹底することができました。また、2・3年生も昨年度から引き続き無言を徹底することができていました。
この無言清掃を中心となって推進してきたのが美化委員会です。今年度の委員会で話し合いを進める中で、少しずつ問題点が浮き彫りになってきました。「無言でいること」はできているが清掃活動への取組がやや甘く、隅々まで丁寧に清掃する姿勢や自分から清掃するべきところを探す姿勢がもっと必要であるなどの意見が挙がりました。
そこで、「自問清掃」を通して心を成長させる活動に取り組んでいる、県内の中学校の取組を委員会の中で紹介しました。その後、美化委員の生徒それぞれが現状の無言清掃と自問清掃ではどう違うのかを調べ、どうしたら矢作中学校の清掃がよりよくなっていくのかを、再度話し合いました。その中で生まれたのが「心を磨く」という目標の設定です。「無言清掃」の時間を「心磨きタイム」と改めました。そして、高めたい心を週ごとに設定し、心が成長できた場面を振り返る活動を実践してきました。「我慢する心」を目標とする週では、清掃後の振り返りで「寒くて床が冷たかったけど、我慢して膝をついて雑巾掛けをしたら、とてもきれいにふけて達成感があった」や「風で手がかじかんできたけど、周りのみんなががんばっていたから、自分も手を止めることなく掃除を続けたら、すごくきれいになって気持ち良かった」などの意見がでました。
今後も学校だけでなく、自分の心も磨き、矢作中学校がよりよい学校になるように、全校で15分間の「心磨きタイム」を大切にしていきたいと考えています。

【小牧市立味岡中】感謝の気持ちを胸に

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 今年度も残りわずかとなった3月18日に、4月から最高学年となる2年生が、今までの自分を振り返り、新たな目標をもつ「立志式」を行いました。
 はじめの校長先生の話では、この会が歴史のある会であること、立志とは、稚心を去る、気を振い立たせる、志を立てる、学に努める、交友をえらぶこと(橋本左内「啓発録」)であることを知りました。続いて学年合唱「心の中にきらめいて」、日常の心の様子を綴った三行詩の紹介がありました。幼い頃の写真の上映では、誰もが大切に育てられてきたことを改めて感じ、家族への感謝の気持ちを大きくしました。そして、両親からの手紙を読む時間には思わず涙を流す生徒もいました。(写真は2年生の共同製作による貼り絵です)
 実施後の振り返りでは「親から愛されていることを実感した」「自分の意思でこの先を決めていく決意をした」「一日一日を大切にして後悔していないと思える人生にしたい」「自分を信じて頑張りたい」といった記述が多く見られました。

【岡崎市立河合中】モラルジレンマ

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 ファロパさんに役割取得させることで判断や理由づけを考えさせた。事前に資料を読ませ,一次の判断・理由づけを行った。第一次では,「移住する」が16名,主な理由は「家族が死んでしまうかもしれない」だった。第二次は20名に増え,ほとんどが「移住すべき」で,「家族の将来を保障することが大切」という理由となった。 
一方,第一次の判断で「ツバルに残る」とした生徒は,ツバルの過酷な現実を知り,討論する中で,自分の判断の整合性を図るため,当初から移住するとした者より高い段階の道徳的思考が表れた。それは,授業記録「死ぬ覚悟」という言葉からも分かる。また,ツバルに残ることに最後までこだわりを見せたが,討論していく中で,ワークシートに,「地球温暖化についてもっと知る必要があると思う。深刻な問題だから,もっと対策を練るべき…」と書いている。事実確認の必要性と地球温暖化問題への認識の深まりを伺うことができた。授業の中盤でも,「ツバルは本当に沈むのか,沈むならいつなのか」という事実を知る必要性が生じ,タブレットパソコンを教室に持ち込み,必要感に迫られ調べる姿が見られた。生徒の感想からは、立場を守り続けた生徒が,自分の生活に立ち返って感想を書いている。

【岡崎市立井田小】必要な情報を得ることの大切さを知ろう!

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 道徳資料「なかよしまわり」を使って、3年生に情報モラルの授業をした。ねらいは、自分が必要とする情報を、正しく検索できることの必要性を感じることができるようにすることである。導入では、インターネットを使った経験について話し合った。自由研究や社会科の昔の道具調べで活用した子、一人でゲームをしたり攻略法を調べたりしている子、インターネットを全く利用しない子などさまざまである。予想以上に、一人でインターネットを使っている子が多いのに驚いた。そして、インターネットを利用するときに気を付けていることやそれぞれの家庭でのルールを紹介し合った。あやしいサイトに入らない、個人情報を入力しない、家の人と一緒に使うなどの意見が出た。
 次に、道徳資料「なかよしまわり」の前半部分を範読した後に、その後の二人の行動を予想させた。A「家の人に手伝ってもらって別の情報を手に入れる。」‥29人(インターネットで調べるこつを家の人に聞こう。)B「逆上がりの練習をあきらめてしまおう。」‥4人(何回やってもできなくて、つまらないからやめよう。)C「今の練習方法でひたすら練習し続ける。」‥6人(せっかく手に入れた情報だから、もっとがんばろう。)というような意見が出た。その後、後半部分を範読し、二人が逆上がりができるようになった決め手について話し合った。「家の人に相談して、いろいろなサイトの中から一番二人に合った情報を探すことができたから。」というような意見が多かった。授業後の感想では、「インターネットは危険もあるけど、たくさんの情報の中から自分に合ったものを選ぶことができれば、とても便利だから、上手に使いたいと思う。」というような感想が多く見られた。これからも、折に触れ、インターネットの危険と便利さの両方をバランスよく学習させていきたいと思う。 

【岡崎市立山中小】ふれあい給食

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 11月に学区の方々や保護者と一緒に給食を食べる「ふれあい給食」が行われました。毎年3・4年生が一緒に交流します。学区の方と昔の山中学区の様子や子どものころした遊びなど子どもたちは積極的に話を聞いていました。会食のあとは、3年生がリコーダー演奏「山のポルカ」を披露し、4年生は「もみじ」の合奏、「オーラリー」のリコーダー演奏を披露しました。帰り際に「来年もまた来ます」と学区の方に言ってもらえ、子どもたちも充実した時間を過ごすことができました。