【津島市立暁中】保健体育授業,思春期講座「いのちの大切さ」(1年)津島市保健センターの保健師2名を講師に招き,生命誕生や自分の命の大切さについて考える機会をもった。 この講座を通して,出産するまでの胎児の成長過程や妊婦の大変さを知ることができた。妊婦体験では,体が重く感じて動きにくかったり,靴下を履くのにとても苦労したりするなど,日常生活で当たり前にしていたことが大変であることに驚いていた。体験して感じとることで、妊婦の方や赤ちゃんを抱えた母親に対して,優しく接していく心を育てることができた。また,これらの体験から,自他共に大切に育てられてきたということにも気付くことができた。そして,命の尊さや大切さに気付き,自分自身や友だち一人一人がかけがえのない人であることを実感していた。 【思春期講座の流れ】 1.保健師の講話 (1)受精・妊娠について (2)胎児の成長について(人形を使って) (3)誕生を待つ家族の思いについて 2.妊婦体験 (1)クラスの代表者による体験 (2)感想の発表 3.ビデオ視聴 (1)分娩について 4.赤ちゃん人形抱っこ (1)デモンストレーション (2)赤ちゃんだっこ体験 (3)赤ちゃんの生活について 5.まとめ (1)質疑応答 (2)感想の記入 【授業後の生徒の感想】 自分たちが生まれてくることが,宝くじが当たるよりも低い確率であることが驚きでした。妊婦は約10ヶ月もの間,普段の生活が大変であることを知りました。なので,結婚して子どもができたら,しっかりとサポートしていきたいと思いました。そして,命はかけがえのないものであることも改めて実感することができました。これからも,命を大切にしていかなければならないと思いました。 【みよし市立黒笹小】道徳「友だちと仲良く遊ぼう」の実践を受けて劇その1では、数人の子が仲良くすごろくで遊んでいるところに1人の女の子が「なにやってるの?」とやってきます。 一瞬の劇ですが、すかさずプリント1の配布があり、小関先生は「4コマ漫画の3コマ目の空欄に2コマ目と4コマ目のにこにこ笑顔の『みんな仲良し』がつながるように絵や言葉を考えて書きましょう。」と子どもたちに呼びかけました。 子どもたちは、思い思いに絵や下の吹き出しにせりふを書き、発表しました。「すごろくだよ。いっしょにやる?」「入れてくれて、ありがとう。」などの発表がありました。 続いて、劇その2が、始まりました。 シチュエーションは同じですが、2枚目のプリントの2コマ目は何も言わずドーンとぶつかってくるというところで劇は、終わります。 プリント2が配られるまでは、4コマ目は、けんかになってドーンとぶつかられた子が、怒ったり、周りの子も含めてけんかになったりする絵だろうと想像していました。 しかし、その予想に反して、プリント2の4コマ目もプリント1の4コマ目と同じく、「みんな仲良し」のにこにこ笑顔の絵だったのです。 子どもたちもびっくり、先生もびっくりのプリント2の配布でした。小関先生が「ドーンとなっても、みんな仲良しで終わるために、どんな言葉がけや行動ができるか、考えてください。」とおっしゃいました。そこで子どもたちが出した結論は、「ドーンとぶつかったら痛いよ、一緒に遊びたいなら、『入れて!』って、言ってよ。」「ごめんね。入れて!!」「いいよ。」 4コマ目の「みんな仲良し」に続く というものでした。 授業を受けて、どんなことがあっても、最後にみんなが笑顔になって「良かったね」と言い合える「みんな仲良し」になる方法を考えていくといいと気づくことができました。 その後、子どもたちの中でトラブルがあったときに「小関先生の考えでいくと 」というと「こせきちだったらねえ、 」とすぐに小関先生のことを思い出し、「どんな気持ちだって言えばいいんじゃないの?」「言えば分かるよねえ。」と言ったりします。自分のことを振り返り、「ごめんね。」と言うことが出来た子もいました。 各クラスの子どもたちの心にも、各担任達の心にも鮮やかで有意義な授業となった1時間を感謝の気持ちを込めて、この場で紹介したいと思います。ありがとうございました。 【田原市立東部中】生徒会がPTA・地域の方と協力して表浜自然ふれあいフェスティバル(海岸清掃)に参加しています。表浜は、静岡県まで続く長い浜であるため、7ヶ所の会場に別れ、清掃活動を行います。生徒たちは一人ひとりごみ袋をもち、空き缶、燃えるごみ、燃えないごみのどれを拾うか決めて、ごみを拾います。 1時間程度清掃活動をして、集合場所に戻ってくると、どの子もごみ袋を満杯にしていました。口々に、「結構、ごみがあってびっくりした。でも、だいぶきれいになったよね。」「去年よりは、少ないように思うよ。ごみをこれ以上増やさないでほしいね。」と言っていました。また、地域の方からも、「中学生がよく拾ってくれるで助かる。」「来年も頼むね。」と声をかけられていました。海岸を美しくし、環境を守ることの大切さを実感するとともに、地域の役に立つことの喜びを味わうことができました。 【岡崎市立竜海中】登校中の地域清掃・世界の言葉であいさつ運動また、「世界のことばであいさつDAY」という活動を行いました。あいさつをさらに活性化させようと、世界の様々な言葉であいさつ運動を行いました。週ごとに、日本語、イタリア語、英語、フランス語と、それぞれの言語のあいさつが書かれたポスターをクラスに掲示し、校紀常任委員が中心となってあいさつの練習を行いました。生徒も先生も思わず笑顔で「ボンジュール!」とあいさつを交わし合う姿がたくさん見られました。この運動によって、あいさつの楽しさを知ることができたように思います。 そして、この運動期間中に「竜海中の男子2名にあいさつをしてもらって、母親がとても喜んでいたので、お礼の電話をさせてもらいました。」と学区の女性から心温まる話がありました。本校の男子生徒2名が、登校途中で学区に住んでいる85歳のおばあさんに挨拶をしたそうです。そのおばあさんは、とてもうれしくて、家で娘さんに話したそうです。その娘さんはさらに「こういう交流をマンション内でも行う機会がないので、とてもうれしかったです。」とつけ加えてくださいました。 面識のない人へのあいさつが少しずつできるようになっていることがわかりました。また、学校だけでなく地域を大切にする心を育んでいきたいと思います。 【知多市立八幡中】中学校入学説明会における新入学生徒及び保護者対象の情報モラル講座約40分の入学に関する説明の後、警察署の方から携帯電話やスマートフォンから発生する犯罪について約30分間のお話をいただいた。 本年度は、LINEやfacebookなどのSMSが発端となる直接見知らぬ人と接触することから起こる被害(加害)だけではなく、お金のトラブルになる事例を挙げ、話を聴くことができた。 直接、警察の方から話を聞くことで、信憑性や重要性も増し、真剣に聞き入る児童の顔が見られた。また、保護者も同席していることから、親子での共通理解をしながら、それぞれの家庭の状況に合わせながら、話を聞いていた。印象に残った内容として、保護者は子どもが就寝したと思っても、実は電気を消して布団の中でもぐり込み、スマートフォンを何時間もいじり続けているという話を聴いたときに、顔を見合わす親子がたくさん見られたことであった。 この活動は八幡中学校では5年目の活動になり、毎年お話しくださる内容が変化していくことも感じることができる。この行事を続けていくことで、情報モラルの必要性が低年齢化していることに対応していけると考える。 【日進市立相野山小】めいわくメールを受け取ったら
4年生では「めいわくメールを受け取ったら」について学習しました。
〈めあて〉 ・ 迷惑メール、チェーンメールについて知る。 ・ 情報モラルソフトを使って、迷惑メール・チェーンメールの対処方法を理解させる。 〈指導の流れ〉 ・ 携帯電話の保有率の確認 ・ スクールイントラパック4「情報モラルNavi」のコンテンツから ア 「広告メール、わたしはいりません!(迷惑メールと個人情報の流出)」 イ 「幸せがやってくるメール?(チェーンメールへの対応)」 を使用しました。 導入として、児童になじみの深いアニメで情報モラルの事例を見せることにより、興味をもたせました。その後、話し合わせ、それぞれの事例で、何が良くなかったのかを児童一人一人に考えさせ、発表させました。最後に、注意事項を確認しました。 上の授業の流れで、ア 「広告メール、わたしはいりません!(迷惑メールと個人情報の流出)」では、最初は、いらないメールを受信して、あなたならどうするという質問に対して、メールを書かないという意見がほぼ全員でした。そして、まとめで、「勝手に送ってきたメールに、返事を書くこと自体が、情報提供になり、メールアドレスや情報が悪質な業者にわたると犯罪に巻き込まれことがある。」ことの大切さをきちんと理解することができました。 イ 「幸せがやってくるメール?(チェーンメールへの対応)」では、最初は、幸せを広めるメールを受信して、あなたならどうするという質問に対して、送らないという意見がほぼ全員でした。その理由は、「面倒くさい」「犯罪」というものでした。そして、まとめで、「不特定多数の人に送ってくださいというメールを受け取ったら、自分のところで止める。」ことの大切さをきちんと理解することができました。 【豊田市立畝部小】(携帯電話を使うときの基本的なルールやマナー・電子メールの使い方)
本校の児童は、携帯電話を所有している数は多くありませんが、メール等を利用して情報交換を行っています。携帯電話は、手軽に利用でき、メールをはじめとして使用する機会が増えていくことが考えられます。しかし、使用の仕方によっては、問題が生じることも心配されます。そこで、5年生では携帯電話でメールを送ったり読んだりするときに、留意することについての学習を行いました。指導に際しては次のことをポイントにしました。
1 文字で書いたことは、会話と違って誤解を生むことがある。 2 書かれた情報には、間違った内容もある。 教材は、仲良しの友達に送ったメールを読んで問題が起こってしまったという内容です。このメールを読んで、児童が気付いた問題は、次のようなものでした。 「何やってんだ、お前のせいで・・みたいな文になっている。」「けんかを売っているみたいな感じがする。」「文末に、な・ぜ・よといった文字が並ぶと、怒っているみたい。」「遠まわしに愚痴を言っているみたい。」「悪口を言っているので、言われたら困る。」「メールをもらったらうれしいけれど、こんなメールはうれしくない。」 声に出して話すのなら問題のない内容も、文にして送ることで、問題点が多々あることに気がつきました。児童からは、メールを送ったり読んだりするとき注意することについて、次のような意見が出されました。 ・人によってとらえ方が違うから、気をつけなければいけない。 ・敬語を使ったり、相手が安心できるような言葉を選んだりして使うことが大切である。 ・名前をあげたり、悪口を書き込んだりしないことが大切である。 ・メールだけでなく、インターネットなどの情報の中には、本当のことだけでなく、間違った内容もあるので全て信用してはいけない。 今年度は、高学年を中心として学習を行いましたが、来年度は、家庭への啓蒙や、他学年でもその学年に応じた学習を行っていくことが必要であると考えています。 【津島市立南小】人権集会「あいあい集会」当日の活動 (1) 全校合唱 「あつまれ南っ子」斉唱 (2)「学級で考えた人権標語」発表 (3) 講師の先生の話 (4) 学級担任による読み聞かせ・講話 (5) 振り返り この集会を通して、児童は、人権についてより多くのことを知り、「自分を大切に」という大きなテーマについて考えることができました。今後、人権へのより深い理解のために、この集会だけでなく、他の活動と連携して、人権について考える機会を継続して設定していきたいと考えます。 【豊橋市立岩田小】「サイバー犯罪」って何ですか。岩田小学校でも,子どもたちの中に,携帯電話やインターネットを使ったゲームが次第に広がり始めています。ラインを使い始めている子もおり,被害者や加害者にならないための知識を身につけさせたいというねらいから,豊橋警察署生活安全課の警察官を講師に招いて,6年生140名を対象に指導をしていただきました。主に,子どもたちが今まで気にも留めていなかったことについての話を聞きました。 悪意のある加害者が「なりすまし」や「友達のふりをする」ことで,ラインにいつの間にか入り込み,それに気づかない被害者が,個人情報を伝えてしまうことの重大さに気づきました。 また,「相手からされたらいやだと感じることは,相手にもしないようにすること」や,変なメールが来た時には,自分一人で悩むのではなく,親に相談し,自分だけで対処しないようにすることなどを学びました。是非,家庭でも話題にできるようにしてほしいと思います。 小学生の携帯電話の普及率は低いですが,やがてほとんどの子どもが持つことになります。高学年の情報モラルで,サイバー犯罪について取り上げ,今後も指導を継続していきたいと考えています。 【美浜町立野間小】学校保健委員会で体と心を元気にする生活について考えよう!そこで、児童自身の心身の健康問題に対する意識の高揚を図ることを目的に、11月に「みんなが気持ちよく過ごせるようにするためには…」というテーマで、特別支援教育アドバイザーの方をお招きし、4年生以上の児童・保護者・職員を対象に講話をしていただきました。その中で「自閉症」という障がいを通して、みんなで苦手なことをのりこえていく方法を考えました。また、軍手をつけて折り紙を折る体験や、ペットボトルを使って視野が狭くなり物が見えにくくなるという体験を通して、障がいがあってもなくてもみんなが生活しやすくする方法を考えるきっかけを得ることができました。 講話後、「自閉症の人だけじゃなくて、自分たちにも不安なことや助けてほしいことがあるから一緒だなと思いました。みんなが助けてほしいときは、助けてあげられるようにしたいです。」という感想が児童から出ました。また、保護者からも「お互いがお互いを尊重し合うこと、自分と違うと難しいけれど、気づいたことから助け合うことの大切さを学んだ気がします。」とのご意見をいただきました。 【豊田市立佐切小】ふわふわ言葉でみんななかよしすこやか委員会の子どもたちが、親子のちくちく言葉のやりとりを劇にして、ちくちく言葉によって心がとげとげしくなる様子を演じた。その後、「これらのちくちく言葉をどんなふわふわ言葉に変えたらよいか、みんなで考えましょう」と投げかけた。 親子でいっしょに、劇中のちくちく言葉のせりふを、どんなふわふわ言葉に言い換えたらよいか話し合い、プリントに記入した。その後は、ハート形に切ったピンク色の用紙に、言われたらうれしいふわふわ言葉をどんどん書いていき、ふわふわ言葉の木プリントに貼り付けていった。ふわふわ言葉の木は、しばらく学級で掲示した。 保護者からは、「いつも親子で怒ったような話し方になることが多いので、少し話し方や言葉を変えることで、お互いが気持ちよく過ごせるようになるのかなと思った。」「子どもにも分かりやすかった。ふだんから使う言葉に気をつけようという意識をもつことができた。」「子どもの年齢が上がるほど難しいと思ったが、ふだんからの積み重ねが大切だと思った」といった感想を聞くことができた。 今回の学校保健委員会は、親子のコミュニケーションのしかたを見つめ直す一助となった。 【春日井市立押沢台小】福祉体験学習10月までに点字や盲導犬などについて調べ学習を行い、身体の不自由な方への理解を深め自分たちができることについて考えました。 10月15日には講師を招き、アイマスクを着用し白杖を使って歩くガイドヘルプ体験をしました。不自由さを実感すると共に、補助する方法について学びました。 1月30日には車いす体験をしました。初めて車いすにふれる児童も多く、車いすでは少しの段差や障害物でとても不自由な思いをすることを実感しました。講師の方はら車いすでの生活体験や、社会と健常者に配慮してほしいことについて話を聞き、身体の不自由な方の気持ちにふれることができました。 <児童の感想より> ・ 目の不自由な人は、こんなにこわい思いをしているんだなあとよくわかりまし た。見かけたら声をかけて手助けをしたいと思いました。 ・ じっさいに車いすにのって、8の字で進んだりマットの上を通ったりました。す ごく大変でした。町の中で車いすの人を見かけたら自分のできることをしたいと 思いました。 【岡崎市立細川小】「豊かな心を育てる読書活動」
本校では、保護者ボランティア「バムケロの会」の方による読み聞かせを行っています。バムケロの会の方は、子供たちにたくさんの本を紹介してくださるので、子供たちは読み聞かせを通じて、多くの知識を得たり、豊かな心を育んだりすることができています。
本年度、少しでも本への興味を高めようと、日頃の読み聞かせ以外にバムケロの会の方による図書室の掲示物作成、読書週間のイベントが行われました。 図書室の掲示物作成では、画用紙や折り紙などを使って飾りを会の方が作ってくださいました。図書室に入ると、すぐに目に飛び込んでくるので、子供たちはわくわくした気持ちで本に親しむことができます。子供たちは、放課になると、図書室に出かけ、本を借りてきます。あまりに人気があるので、本を借りるのに列ができるくらいです。 読書週間には、放課に図書室で読み聞かせを行っていただきました。聞きに行った子供たちで、図書室がいっぱいになってしまい、後ろに立っていても見えないくらいでした。 読み聞かせは、クラスごとに行っています。子供たちは、今日は何の本を読んでくれるのかなと楽しみにしています。読み聞かせが始まると、子供たちは、絵本の挿絵やお話の内容に引き込まれ、本の世界に入り込んでいきます。また、絵本の作者などについての説明もしていただきます。うなずきながら聞いている姿が印象的でした。そんな姿を見ていると、本から得るものは多いと感じます。 これからも本を読む機会を増やし、たくさんの本に出会って、豊かな心が育ってほしいです。 【阿久比町立阿久比中】早朝の駅前清掃ボランティア阿久比町には4つの駅がありますが,その中でも阿久比駅は1日の利用者が2500人を超え,駅前には銀色のオブジェがそびえ立つ阿久比町の玄関口です。参加生徒は,軍手にごみ袋を持って,丁寧にほうきで掃き,火ばさみでごみを拾っていきます。仲間と協力して清掃する生徒たちの表情は明るく,社会貢献できたことへの喜びが感じられます。 毎回活動に参加している生徒からは, 「最近,拾うごみの量がだんだん少なくなってきていることがうれしいです。でも,もっともっと阿久比町をきれいにしていきたいです。だから私は駅前清掃ボランティアに参加し続けたいと思います。(中2女子)」 「ごみ全体の量は減ってきていると思うのだけど,減らないものがあります。それはたばこの吸い殻です。歩道や花壇の中に捨てられているたばこの吸い殻を拾う度に悲しい気分になります。僕はマナーやルールをきちんと守れる大人になりたいです。(中2男子)」 などの感想が寄せられています。自分たちの町を自分たちの手できれいにするこの活動は,先輩から後輩へと毎年受けつがれていく大切な伝統の一つとなっています。 この他にも,新美南吉の代表作である「ごんぎつね」にも登場する矢勝川の護岸にヒガンバナの球根を植える活動が,毎年5月に行われており,200名以上の生徒が参加しています。秋には生徒たちが植えたヒガンバナが真っ赤に咲き誇り,多くの人々に感動を与えています。このような一つ一つの活動の積み重ねが,生徒たちの「阿久比を愛する心」を着実に育てています。 今後,親子二代,三代と引き継がれていくような活動になればと思います。 【豊橋市立前芝中】情報モラル「メールについて考えよう」通信機器を所有する子どもは今後も増加することが予想されます。学校と家庭で連携して、継続的に情報モラル教育を行っていくことが大切だと感じます。 【日進市立日進西中】生徒会・PTA・地域の方が一体となって、あいさつ運動を行っています。平成25年度も、生徒会が主体となって、3学年それぞれの学年委員会が生徒たちへの呼びかけを行い、あいさつ運動を行いました。自分たちで考えて、「さわやかな挨拶」などの看板を作り、昇降口前で朝から元気にあいさつを交わしていました。 日ごろから、校内の廊下などでは、生徒同士でのあいさつだけでなく、先生と会ったときにも「おはようございます」「こんにちは」とあいさつを交わしています。あいさつをすることがコミュニケーションのきっかけになることもあり、みんなが気持ちよく生活できる環境づくりに役立っています。 PTAの保護者の方々も、定期的に通学路や校門の前に立ち、あいさつ運動を行っています。また、メール配信であいさつ運動参加の呼びかけを行い、地域の方たちと一体となって生徒たちへ呼びかけをしています。お母さんたちの優しい笑顔とともに交わされる「おはよう」の声に、生徒たちも笑顔になっていました。 【みよし市立三好中】専門家の方から様々なアドバイスをいただきました。
本校が生徒に行ったアンケートで、携帯・パソコン・テレビ・ゲームの使用時間が、みよし市内の他の中学に比べて長いという結果が出てきました。個人用携帯電話の所持率も高く、多くの生徒がSNSを利用していることも分かりました。
新聞紙上で、小中高生のSNSの利用を問題視する記事が数多く掲載されていて、正しい携帯電話の利用を徹底することの必要性を強く感じています。 そこで本校では、ルールやマナーを守り、注意しながら携帯電話を利用することを頻繁に生徒に呼びかけ、同時に、専門家の方のお話を聞く機会を設け、様々な視点からアドバイスをいただきました。 (1) 豊田警察署の生活安全課の方からは、ネット上で起きているトラブルの紹介と、それに巻き込まれないようにするために注意することを学びました。個人情報の流出や、著作権の侵害など、何気ない行為が大きな問題に発展する怖さを感じました。 (2) 1日警察署長としてみよし市に訪れていた、本校の卒業生であるフリーアナウンサーの長野美郷さんが来校し、先輩からお話を聞く会が行われました。犯罪に巻き込まれないように、強い意志をもつことの大切さを学びました。 (3) NTTドコモ東海の担当の方から、「ケータイ安全教室」で犯罪やトラブルへの対処法や、携帯電話を使う上でのルール・マナーについてアドバイスをいただきました。他人の気持ちを考えて行動することの大切さを学び、また、生活習慣を見直す機会となりました。 (4) 元岐阜大学教授の藤田敬一さんより、人権を守ることの大切さを教えていただきました。それぞれの個性を互いに認め合うことの大切さ、失敗を恐れずチャレンジすることの大切さなど、「生き合う」ためのアドバイスをいただきました。 生徒たちのネット利用は、保護者・教師の目が届かないところで行われています。大人がネット利用の有効性と危険性をしっかり理解し、必要な場合には適切な助言により危険から子どもを守ることが重要です。 日々進化するネット社会を安全に生きていくために、今後も生徒と教師・保護者で学び合う場を多く設けていきたいです。 【一宮市立西成東部中】「心を耕す絵本の読み聞かせ」中学生でも同じです。心をどきどきさせて聞いている生徒。お父さんやお母さんに読んでもらったことを思い出している生徒。中学生になってはじめて知るお話。小さなころのきもち。いろんなことを考えながら静かに絵本を見ています。読み手は担任の先生や学年の先生。日頃、難しい数学の問題や部活指導している先生が読む絵本に感じるものは様々です。自分でも読みたいという生徒も立候補しており、来年度は上級生が下級生の学級へ読み聞かせに行くことも計画中です。職員室では次回の絵本選びも白熱中。先生方も思い入れのある絵本を自宅からもってきて楽しく取り組んでいます。 【長久手市立西小】スマートフォンの普及とネチケットの重要性
スマートフォンが普及する中、本校でもLINEの使用経験がある児童や、家で親のスマートフォンを使って遊ぶ児童がいる。新聞やニュースでは、LINEなどのSNSによる問題を耳にすることも多くなり、特に中高生のトラブルが目立つ。そこで、本校の5年生では、スマートフォンを扱う上での危険性について授業を行い、将来適切な使用ができるよう支援した。情報機器による問題は徐々に低年齢化しているため、早い段階でトラブルの発生を阻止することがねらいである。
学習は以下のことを中心に進めた。 ○ ネチケット全般について学ぶ。 ○ LINEなどのSNSに焦点を当て、便利さとその陰に潜む危険について学ぶ。 授業では、新聞記事やニュースを活用し、ネットを使用する上でのトラブル等について取り上げた。また、LINEなどのSNSについては、仕組みを知ることで、なぜ問題が起こるかということを理解させることができた。実際に起きたトラブルを知る中で、「ネット中毒になって勉強ができなくなる人がいることを聞いて、こわくなった」「ネットゲームはお金がかかることもあるからやらないようにしたい」など様々な感想が聞かれ、児童は身近な問題であることを実感することができた。 今後は他学年においても情報モラル教育が積極的に行われるよう、学校全体で推進できたらと考える。 【豊田市立足助中】意見交流で関わり合う道徳の授業この写真は、3年生の道徳の1場面です。相田みつをの詩「目に見えない根を」を基にして、(1)「印象に残った言葉は何だろう」(2)「目に見えないたくましい根をもつとはどういうことだろう」(3)「自分にとってたくましく根を育てるとはなんだろう」という課題について、意見交流をしました。 授業後、次のような感想がありました。「自分に自信がなくてみんなのように発言できなかったが、努力して発言できるようになることが自信につながると思っています。それが、僕にとっての根です」 生徒たちのがんばりを支える教師たちは、話し合いの充実のために「分かりやすい発問」や「少人数の話し合いの場の設定」、「話し合い用のグッズの工夫」、「話し合いを焦点化する板書」など、授業技術を磨くための研鑽に励んでいます。 |