【春日井市立北城小】地域の方々とのふれ合いを通して

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 北城小学校では、現職教育としてキャリア教育に取り組んでいます。子どもたちが、自分らしい生き方を実現し、将来、社会人として自分の役割を果たしていくためには、人間関係をつくる力や自分を高めつつ課題を解決していく力など様々な力が必要です。本校では、キャリア教育の推進を通して、それらの力の獲得を支援するとともに、児童一人ひとりが将来の生き方や働き方について考え、自ら選択・決定することのできる力を育ませていきたいと考えています。
 北城小学校のキャリア教育は、人間関係形成能力の育成に焦点をあてて授業実践を進める一方、地域の人々との連携を基盤とした教育活動も行っています。低学年では、幼稚園・保育園との交流会を行っています。学区内に位置する幼稚園や保育園の園児たちを北城小学校に招待し、交流会を催し、交流を深めるという活動です。中学年では、高校書道部による書道講習会を行っています。春日井商業高校の書道部員を学校に招き、高校生の書道パフォーマンスと児童の書道体験を通して、児童の書写への関心を高めるとともに、高校生との交流を深めます。
 高学年では、大学で施設を見学したり、講義を体験したりします。また、米作り体験も行っています。この春に、地域の農家の方から、指導をしていただいて田植えをすることができました。その時の稲が成長し、たわわに実りました。そこで先日、稲刈りを行いました。児童一人ひとりが鎌を持ち、地域の農家の方々から、稲の刈り取り方から刈り取った稲の束ね方まで、丁寧に教えて頂きました。稲刈りを終えた児童は、稲刈りの大変さだけではなく、「おいしいお米が食べられるのは農家の方々のおかげだと思いました。」と自分達が日頃食べているお米を作るために、いろいろな人々の努力や苦労があるということを実感することができました。
 こうした地域の方々とのふれ合いを通して、児童の生活の場や体験を広げることが、豊かな心を育むことにも繋がると考えています。豊かな心はキャリア教育で育成するべき力だけではなく、すべての力の土台となるものです。
 これからも地域の方々とのふれ合いを柱として、北城小のキャリア教育とともに、豊かな心の育成を推進していきたいと思います。

【安城市立高棚小】ふれあい遠足

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 本校の特徴的な教育活動の一つに縦割り班活動があります。本校では、「ふれあい班」と名付け、全校を10の班で編成しています。班の中でも1・6年生、2・4年生、3・5年生でそれぞれペアを組み、週1回の定期的なふれあい班遊びやふれあい運動会やふれあい遠足などの行事を通して、異学年交流の中で互いを思いやる心を育んでいます。
 10月には、ふれあい遠足で南知多ビーチランドに出かけました。事前に遠足のめあてを決め、どんなところを回りたいか、お弁当はどこで食べようかなど6年生のリーダーが班員に聞きながら、みんなで計画を立てました。
 当日は6年生が班のリーダーとして、安全で楽しい遠足となるように下級生に優しく声かけをしていました。6年生にとって、最上級生であることを自覚する場となりました。また、下級生は、班長の話を聞いて、言われたことを守ろうとしていました。互いに協力し、みんなが楽しめる遠足になるように意識している様子が見られ、帰るころには名前を自然に呼び合う微笑ましい姿が見られました。
 低、中学年からは、「ペアのお兄さん、お姉さんと一緒に活動した時間が、一番楽しかった。」「6年生がいろんな計画を立ててくれて楽しかった。」等の声が聞こえ、異学年との交流を上手にもつことができました。また、6年生からは、「みんなをまとめるのは難しかった。」「6年生の班長が、みんなを引っ張っている姿を今まで見てきて、とてもかっこいいと思っていました。だから、今年は私が班長として、他学年の子にかっこよい姿が見せられるように、がんばりました。」等、リーダーとしての達成感を味わっていました。
 互いを思いやり、互いに助け合いながらいろいろな活動を進めていくことは、集団の中で自分の役割を果たし、協力することの大切さやよさを味わう貴重な学習場面になると考えています。

【一宮市立千秋中】ネットリテラシ―についての講話

 LINE等の画像トラブル防止の取り組みとして、少年写真新聞安全教育ニュース「ネットリテラシー 写真をネットにあげる時の注意」の掲示物を利用して、学校集会において、生徒指導の先生から全校生徒に向けての話がされました。
 「スマートフォンを使ったLINEなどのアプリや3DSなどのゲーム機を利用した画像のやり取りからトラブルになることが大変多いです。(〜掲示物の引用〜)デジタルカメラや携帯電話などのカメラで気軽に写真を撮り、ネット上のブログなどに載せる人が増えています。しかし、写真に写っている人の許可なく、無断で写真をネットにあげることは、相手の肖像権やプライバシーなどを、侵害することになります。また、本や絵などには著作権があり、無断で写真を撮ってネットにあげることもしてはいけません。デジタル機器は画像データを簡単にコピーして貼り付けたり、保存したりすることができます。たとえ、自分の写真でも、人が許可をした写真でも簡単に写真をインターネットに公開してはいけません。その写真で犯罪につながったり、犯罪に巻き込まれたりする可能性があるからです。
 また、身近なところで友達とのトラブルに発展してしまった中学生が千秋中にも、市内の他の中学校にもいます。LINEを例にとると、自分のプロフィールに貼った写真は、友だちに登録されていなくてもダウンロードして保存することが可能です。自分が思っている以上に写真が広がって保存されて利用されています。LINEだけでなくインターネット上に画像や写真をあげることはしてはいけません。また、LINEの怖いところは他のインターネットサービスと違ってグループを作ることができるところです。仲が良いと思っていた友だちのグループから、不意にメンバー登録を削除されて、グループの仲間外れにされることもあるようです。これはいじめにつながる行為です。顔を向き合わせてしてはいけないことは、インターネット上でもしてはいけません。便利である反面、危険な面もあることを知っておいてほしいです。正しい使い方をしてほしいと思います。」という内容に対して、どの学年の生徒も真剣な眼差しで、耳を傾けていました。
 集会後、各教室では担任の先生から「集会で話があったことについて、みんなの中でトラブルに巻き込まれている人はいませんか。インターネット上に不用意に写真をあげたり、ダウンロードしたりしている人はいませんか。いじめや仲間外れにつながり困っている人がいたら、担任の先生や自分と話ができる先生、家族、大人に相談してください。これを機会に、一緒にインターネットのより良い利用の仕方を一緒に考えていきましょう。」という指導がなされました。
 早速、「『部活の友達がメールのやりとりで困っています』と相談に来る生徒がいました。」という報告が聞かれたり、インターネットで情報教育関連のサイトを検索している職員の姿が見られたりしました。。
 今後は、各学年ごとに情報モラルに関する道徳の時間を設けたり、インターネットの利用状況調査や保護者への啓発プリントの配布をしたりして、情報モラルに関する教育実践に学校全体で努めていく予定です。

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【生涯学習課】平成25年度 安心ネットインストラクターフォローアップ講座を開催しました。

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主 催  公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団  愛知県生涯学習推進センター
共 催  愛知県教育委員会
日 時  平成25年8月8日(木)午前10時から午後4時30分
場 所  愛知県生涯学習推進センター研修室A
内 容  <講座>「子どもたちのネット端末(携帯電話やゲーム機、スマホ等)の利用問題と対策〜保護者の役割〜」
講 師  下田 真理子氏(NPO法人青少年メディア研究協会理事)

○「子どもたちのネット端末(携帯電話やゲーム機、スマホ等)の利用問題と対策〜保護者の役割〜」と題して、下田真理子氏にご講演をしていただきました。また、下田博次氏(群馬大学名誉教授)にも同席していただき、ネット依存症(中毒)について詳しく解説していただきました。講習会参加者からの質問の多くが、携帯電話とスマートフォンのフィルタリングの違いについてでした。
 平成25年7月から愛知県青少年保護育成条例により、携帯電話業者が保護者に対してフィルタリングの説明を行うことが義務化されました。保護者が「フィルタリングお断り」の申し出を出さない限り、フィルタリングを適用することとなりました。
 携帯電話からのインターネットアクセスは、携帯電話会社の回線を使って接続します。その際、フィルタリングをかけることにより、有害情報の閲覧を防ぐことができるのです。スマートフォンも携帯電話と同じようにフィルタリングを通ってインターネットアクセスすることができます。しかし、スマートフォンには、Wi-Fi(ワイファイ)を使ってインターネットアクセスすることができます。ノートパソコンと同様にインターネットアクセスができることから、小さなパソコンと言われる所以でもあります。Wi-Fiによるインターネットアクセスについては、携帯電話会社の回線を通らないので、フィルタリングがかかりません。なので、別途保護者による接続制限の設定が必要となります。また、携帯ゲーム機やタブレット、音楽プレーヤーなども、このWi-Fiによるインターネットアクセスができるため、スマートフォン同様に保護者が見守る必要があります。
 スマートフォンにはアプリというものがあります。有料のアプリから無料のものまで、さまざまなものがあります。中には子どもたちに有害なアプリも存在します。そのアプリを使ってケータイ時代と同様にいじめやケンカが起こっています。アプリは他から閉鎖された仲間同士のやりとりなので、残念ながら専門業者によるネットパトロールでもいじめや誹謗中傷を発見することができないなど、スマートフォンでの防止対策が出来ていないのが現状です。
 また、最近ではスマートフォンからゲームや動画閲覧など、長時間利用することにより、スマートフォンを手放せない「スマホ中毒」が新聞やテレビで取りざたされるようになりました。
 このようにケータイに比べ、スマートフォンの利用は子どもたちにとって危険性が高く、保護者のペアレンタルコントロールが難しくなってきています。そのため、ケータイ(スマートフォン)を持たせる目的をはっきりさせ、必要でなければ「持たせない選択」が大事であると考えます。

【愛西市立西川端小】道徳の授業を通して

 本校では、思いやりの心をもった豊かな人間性を育むことに努めている。
・指導の重点
 低学年:誰とでも仲良くしようとする態度を育てる。
 中学年:相手の気持ちを考え、助け合おうとする態度を育てる。
 高学年:相手の立場に立って考え、思いやろうとする態度を育てる。
・指導の概要
 * 養護学校との交流活動により、相手の気持ちを考えて行動できるようにする。
 * 道徳や学級活動で身近な生活のなかにある差別を理解させ、人権尊重の心を養う。
 * 総合的な学習の時間を活用し、人とのかかわりのなかで、相手の気持ちを認め合う心を育てる。
 * 特別活動などで民主的な集団作りに努め、互いに喜びを分かち合える心を育てる。    
【2年生の道徳授業実践】資料名「森のともだち」 主題名「仲良し、助け合い」から
 本資料は、児童の日常生活でよく見られる様子を童話化したものである。こんたたちが縄跳びで遊んでいる中に、さるきちが入れてもらおうと「入れて。」と声をかけるが、だれにも応えてもらえない。そんな中、こんただけは、さるきちに「いいよ。」と答えた。こんたは縄跳びが下手で、引っかかってばかりいる。すると、「もっとしっかりやってよ。」と、ぽんこやうさこに避難の声を浴びせられる。ますます失敗が多くなるこんたを思い、さるきちは、「仲良くやろうよ。」と、ぽんこたちに言う。こんたに、優しく仲間に迎えてもらったことへの友情を感じる『思いやりのお返し』である。
 だれとでも仲良くなるために、友を信じ、思いやる優しさの大切さを考える資料である。
 この学習を通して、自分が困っているときに、心配されたり優しくされたりすると、うれしい気持ちになることを体得させることができた。また、仲良く助け合うことは心地のよいものであることを感じ取らせることもできた。
 今後も継続的に指導していきたいと思う。
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【西尾市立一色南部小】ウィッシュ・ツリーづくり

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 平成25年9月19日(木)、全校でウィッシュ・ツリーづくりを行った。ウィッシュ・ツリーとは「あいちトリエンナーレ」の一つで、オノ・ヨーコさんが発案した世界平和をねがうイベントである。このウィッシュ・ツリーづくりに参加する小学校は、県内でも5校のみである。この活動に取り組むにあたり本校の教員は、学年の実態に合わせて、少しでも視野を広い世界に向けてほしいと考えた。
 事前指導において、願い事を書いた短冊を木につるす活動を紹介すると、「俺、○○が欲しい」や「将来○○になりたい」とつぶやく子たちが多くいた。しかし、担任がオノ・ヨーコさんの願いを読み上げ、オノ・ヨーコさんのこれまでの活動やウィッシュ・ツリーの意義について丁寧に説明すると、児童は静かに聞き入った。別のクラスでは、アイスランドの位置を地図で確かめ、世界中の短冊がそこにあるイマジン・ピース・タワーに集まることを話した。どの学級の児童も、願い事について深く考え出した。低学年は、「家族の幸せ」や「思いやりのある人になりたい」と素直な思いを短冊に記した。中・高学年は、「世界に向けたメッセージを書きたい」と、一生懸命短冊に文字を書いた。
 児童は、ウィッシュ・ツリー作りを終えて、「戦争や平和のない世界を思う気持ちが強くなった。笑顔や歌声があふれる世界になってほしいです」、保護者は、「児童の視野が広がる良い試みだと思います。親も参加の機会があって良かったです」と感想を書いた。

【豊橋市立小沢小】みんな大好き!ふるさと小沢

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 本校は、本年度の道徳教育の重点目標を「思いやりをもち、自他の命を大切にする心や ふるさと小沢と家族を愛する心を養う」として取り組んでいます。梨畑の広がるのどかな地域にある、全校で145名という小さな学校ならではの実践を二つ紹介します。
 まずは、縦割りで編成される「浜っ子班」活動。常時活動の清掃や集会をきっかけに、普通の日の放課にも高学年と低学年の子が一緒に遊んでいます。高学年の子たちは、ただ優しく下級生を甘やかせるだけでなく、ときには厳しく指導しています。低学年の子たちは、そんな頼りになるお兄さんお姉さんから、本当の優しさを学び取っていくのです。遊びの中で、自然とお互いを思いやる心が受け継がれていっています。
 次に、地域の方々に支えられている農園活動があります。本校のPTAには、環境農業委員というボランティアの方々がいらっしゃいます。ときにはお子さんが卒業したOBの保護者の方も協力していただいています。農業のプロのご指導のもと、芋・米・ブロッコリーなどが立派に育ち、子どもたちは収穫の喜びを味わうことができます。毎年1月に開かれる「感謝の会」には、環境農業委員さんをはじめとして、さまざまな活動でお世話になった方々をお招きして、さらに交流を深めます。
 異年齢の友達や地域の方々と多く触れ合う中で、ふるさと小沢と家族を愛する心が、着実に育っているのを感じます。
○「感謝の会」の児童の言葉より
 ・お父さんたち、おいものうえかたをおしえてくれてありがとう。くさとりがたいへんだったけど、大きいおいもがたくさんとれたよ。やきいもが、すごくおいしかったです。
 ・私たちは野外活動の時、自分たちで育てた野菜と米でカレーを作りました。とてもおいしくて、最高の思い出になりました。農業委員のみなさん、植え方や育て方を教えてくでさったたげでなく、私たちが見ていないときにお世話もしてくださって、本当にありがとうございました。

【豊田市立井上小】情報モラルに関する道徳授業の実践

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 現在、パソコンや携帯電話は生活の中に溶け込み、なくてはならない便利な道具になっています。部屋の中にいながらインターネットで世界中の情報を手に入れることや遠くにいる人と話すことが気軽にできるようになりました。近年、ゲーム機もインターネットで通信することができるようになり、ますます身近なものになってきているようです。
 しかし、インターネットは、便利な反面、犯罪に巻き込まれたり、知らず知らずに他人の人権を侵してしまったりすることもあり、新聞紙上を賑わせています。今、インターネットをそれほど使ってはいない子どもたちも近い将来使うようになることでしょう。そのため、小学校の段階から、インターネットについて正しい知識や使い方の学習をすることが求められています。
 5年生では、道徳の授業で、掲示板をめぐるトラブルを扱った資料を用いて、「自由と自律」について考えました。ネットで知り合った友達の注目を集めたいという気持ちから、よく確かめずに人気タレントのうわさを掲示板に書き込んでしまい、たくさんの人に迷惑をかけてしまう・・・というお話です。子どもたちのネットに対する知識はさまざまなため、授業の始めには、実際の掲示板を大型テレビで映しながら使い方を説明し、資料の内容を理解しやすいように工夫しました。
 この学習を通し、掲示板には大きな魅力がある反面、そのときどきにおいて一人一人が的確な判断をすることや自らを律することの大切さを感じてくれたことと思います。インターネットの世界に限らず、高度情報化社会の中で生きていく子どもたちには、情報の正確性を気にかけることや、誤った情報を流さないようにする態度を身につけてほしいと考えています。

【豊橋市立羽根井小】 チェーンメール、あなたならどうする?

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 近年、小学生の間でも、スマートフォンやインターネットへの関心が非常に高くなっています。本校では、5年生の約3割の児童が、自分の携帯電話を持っており、他の児童においても保護者の携帯を借りるなど、ほとんどの児童が携帯電話を利用していることがわかりました。
 そこで、携帯電話やパソコンなどのインターネットを使用する際の基本的なマナーについて考える授業を設定しました。警視庁動画ライブラリーから「情報セキュリティ対策DVD 守って安心インターネット」の動画を視聴し、「チェーンメールが送られてきたら、あなたはどうしますか?」というテーマで、5年生の児童を対象とした道徳の授業を行いました。
 子どもたちからは、「だれにも言えない状況であれば、死にたくないから送ってしまうかも」「怖いから削除する」「親や友達に相談する」「気にしない」など、さまざまな意見が出ました。中には、「不幸になりたくないから、友達以外のあまり親しくない人に送る」という意見もありました。
 そこで、不幸のメールを受け取る側の気持ちを中心に話し合った結果、授業の振り返りでは、「チェーンメールは、送った人も送られた人も嫌な思いをするので、もし送られたら削除したい」「まずは、信頼できる友人や親に相談してから削除する」という意見が多く出ました。
 この授業を通して、一人一人が情報モラルを意識して、マナーを正しく守ることの大切さを学ぶことができました。また、携帯電話やインターネットの安全な使い方を考えるよい機会となりました。

【新城市立舟着小】三世代活動

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 本校では、毎年5月に三世代活動を実施しています。三世代活動とは、祖父母・父母・児童の三世代そろって、複数の家族でグループを構成し、ゲームなどで親睦を図る活動です。会場を2つに分け、前半Aグループがゲームラリーを各教室で行い、Bグループがチャレンジゲームを体育館で行いました。後半はグループを交代して活動するように進めました。
 毎年、授業参観後の活動として定着してきています。地域の特性として祖父母の参加も多く、一緒のチームになった児童がお年寄りに優しくしたり、上級生が下級生をリードしたりする場面もあり、好評の活動です。
〈ご家庭の感想から〉
・我が家では、祖父が参加したのですが、普段は一緒に住んでいてもなかなかみんなで体を動かしたり、頭を使ったりする機会がないので、とても良かったと思います。同じ班のご家族とも一緒に楽しく活動できて良かったです。
・息子は、今回、班長を任され、まず1年生の子に意見を聞いたり、班の子を探しまわったりしている姿を見て、頑張っているなあと思いました。

【豊田市立東保見小】「思いやり・助け合い」

 本校では、「互いのよさを認め合い、他を思いやり助け合おうとする心を育てる」を重点目標として、道徳の時間を中心に学校の教育活動全体で思いやり・助け合いの心を育てるための取り組みを行っています。
1 異学年交流を通して思いやりの心をはぐくむ「たて割り活動」
 1年生から6年生を均等に振り分けたグループで共に活動するたて割り活動を行っています。
5月は、テーマを「運動会を楽しくしよう」とし、自己紹介ゲームと運動会の応援練習をしました。応援の言葉や替え歌を6年生から教わり、声をそろえて楽しく練習しました。
 9月は、テーマを「なかよくあそぼう」として、ドッジビー大会をたて割り班対抗で行いました。下学年用のルールと上学年用のルールを、それぞれ作ることで、力に差があっても楽しく参加できるように工夫しました。活動の終わりには、毎回「ふりかえりの時間」をもち、活動について感想を発表し合いました。低学年からは、「6年生のお兄さんがビーをわたしてくれたから、うれしかった」中・高学年からは、「1年生でも、上手にビーを投げることができてすごい」といった他学年に対する感想が発表されました。
 2月はテーマを「活動を引き継ごう」として6年生を送る会の準備を5年生が中心になり活動します。この活動を通して、6年生から5年生へ、学校の牽引力となるバトンが毎年引き継がれていきます。
2 みんなで集めて助け合い「リサイクル活動」
 新聞紙や雑紙など資源を入れるリサイクルボックスを常時設置し、学校や学級ででる資源や、家庭にある資源を回収しています。
 7月には、「リサイクル強調月間」を設け、子どもたちは家庭の資源を持ち寄りました。1回持ち寄るごとにリサイクルカードにスタンプを押し、20個を目標にポイントをためていきます。子どもたちは、毎日少しずつ新聞紙や段ボールを家庭から運び、リサイクル広場は連日大賑わいです。「20個たまるまで頑張るんだ」「先生見て、20個たまったよ」「(資源が)いっぱい貯まるとお金になるってほんと?」「20個貯まったけど、明日も持ってくるんだ」と子どもたちのリサイクル活動への関心が高まりました。
 3 家庭と共に思いやりについて考える「全校道徳公開授業」
 9月の学校公開日では、「思いやりの心を育てる」をテーマに全学級道徳の授業公開を行いました。友情、協力といった友達とのかかわりに関することやお手伝い、家族愛といった家庭とのかかわりに関することを考える授業を行いました。
 参観された保護者からは、「子どもたちが真剣に話し合っていてよかった」「この授業で、どこまで思いやりを感じられたかわからない」「思いやりについて考えるよいきっかけになった。家庭でも話し合っていきたい」といった意見をいただきました。

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【田原市立田原中部小】「インターネットの情報って、それ本当?」

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子供たちを取り巻くネット環境は急速に変化しています。家庭でも、インターネットを利用する子供が増え、低学年児童の利用も増加傾向にあります。子供にインターネットの情報の信憑性について、実感を伴って考えることができるようにしたいと考え、「Netモラル」の視聴覚教材を活用して授業を4年生で実践しました。
実際の事例を見ることで、情報の正しい選択ができなかったり、インターネットの便利さに頼りすぎたりすると、古い情報を使用してしまったり、正確でない情報を信用してしまったりする問題が起こることを学習しました。
「Netモラル」の事例を学習した後、登場人物の問題点とそれを解決するためにどうすればよいか考えるために、グループ討議を行いました。
討議した内容は、「あの男の子は平成15年のグラフを使っていた。」「2006年の地図だとだめだ。7年も経っているから、建物も変わっている。」と、情報選択における問題点を捉えていました。また、「インターネットは情報がたくさんあるけど、自分の欲しい情報ばかりじゃない。気を付けなくちゃ。」「いつも一番上の内容しか読まないから、いろいろ見てからノートにまとめないといけない。」という意見も出ました。
4年生は、まだまだインターネット活用におけるルールやマナー、注意力が未熟です。そのため、ネットトラブルに巻き込まれる前に、今回の授業のように危険性を学ぶ必要があると感じました。高等学校で情報教育が必修化されていることを考えると、インターネット回線を活用した学習活動が、すべての小学生に普及する日も遠くはない。また、インターネットに関連した事件・事故も増加傾向で、深刻化しています。子供も大人と同じようにインターネットの使用者として、発達段階に応じた事例を取り上げながら、情報モラルの意識を高めていくことが大切だと感じました。

【半田市立半田中】携帯電話安全教室〜自分やまわりの人を大切にしたいからこそ〜

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 本校では、1年生を対象に、携帯電話の利用方法について、NTTドコモの方に協力していただき10月21日「携帯電話安全教室」を開きました。事例がドラマ形式で紹介され、生徒は興味をもって話を聞いていました。迷惑メールや出会い系サイトの手口の巧妙さや、ブログに掲載する写真にも権利があり個人情報であることを知ることが出来ました。最近は、SNSやブログでの友達同士のトラブルも増えており、改めてインターネットの怖さにも気づくことができました。  
 その後の日記で、「私は、電話とメールしか使ってないので大丈夫と思っていたが、たまに迷惑メールが届くので、怖い事件に巻き込まれないように注意しようと思った。」「私は携帯電話をもっていないが、携帯電話を持つようになったときに今日のことを思い出そうと思います。」と、振り返っている生徒が多くいました。
 私たち教師は、「自分やまわりの人を大切にしたいからこそ、携帯電話の使い方に気をつける。」「当たり前のことをみすごさず、真面目に取り組むことが大切。」ということを念頭において、生徒たちに呼びかけていきたいです。

【岡崎市立美川中】国際理解平和シンポジウム

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 10月11日、国際理解平和シンポジウムを開きました。これは、アフガニスタンの子供たちに私たちができることを考えていくきっかけにできたらという目的で、昨年に引き続き行われているものです。シンポジウムでは、今もなお地雷の恐怖と被害に苦しみながら、平和を望み、希望をもって生活するアフガニスタンの現状をセーブアフガンチルドレンの会代表、サーベ・ファタナさんとアフガン大使館広報官、ジェイソン・プラットさんに話していただきました。また、地雷撲滅活動家柴田知佐さんにも来ていただき、地雷の恐怖と被害の恐ろしさについて話をしていただき、私たちができることについて考えるきっかけをくださいました。シンポジウム後の生徒の感想から、日本に当たりまえにある平和は本当に幸せなことであると感じ、同時に日本の支援の大切さを考えるきっかけになったようでした。

【生涯学習課】安心ネットインストラクターによる講習会の感想をまとめました

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 「安心ネットインストラクターによる講習会」を開催中です。

 現在の子どもたちを取りまくケータイ・スマホ事情について保護者をはじめとする大人の方に知っていただくための講習会です。教員の校内研修やPTAの講習会としてもお申込みをいただいております。

 愛知県教育委員会が養成した「安心ネットインストラクター」がボランティアとして学校や公民館などに出向いて実施しています。小・中学生の子どもを持つ保護者の方も「安心ネットインストラクター」として活動しており、保護者の視点からわかりやすくお話をしています。 

 平成26年3月9日まで実施しておりますので、是非ご活用ください。

講習会の様子→講習会の様子

【知立市立知立東小】福祉実践教室で「思いやりの心」を育みました。

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活動のねらい
○点字、手話、車椅子、視覚障がい者ガイド、高齢者擬似体験等を体験するこ
 とにより、日常的な福祉実践活動への契機とする。
○段階的に体験活動をすることにより、福祉の心(思いやりの心)を育てる。
○障がいのある子ども、高齢者等さまざまな人が暮らしている社会で「ともに生
 きる」明るい社会をみんなの手でつくり出すことが今日的課題であることを理
 解する。
児童の実態
 児童は、障がいという言葉をテレビや新聞、インターネットなどで一度は耳にしたことがある。しかし、多くの児童は障がいとはどのようなものか、どれのどのハンデがあるかなど理解できていない。また、障がい者に対する支援の仕方についてもほとんどの児童が知らない。
活動の内容
 知立東小学校では、4〜6年生を対象に毎年、福祉実践教室を行っております。今年は、視覚障がいしゃの河合さんが自身の障がいについて語ってくださいました。また、4年生は車椅子や点字体験、5年生は手話や視覚障がい者及びガイドヘルプ体験、6年生は高齢者擬似体験を行いました。体験の中、児童からは「点字で書いた自分の名前を正しく読んでくれてうれしい。」や「目が見えなくて怖い。」や「お年よりはこんなに大変なんだ。」という言葉を聞くことが出きました。
授業後の感想
4年生「私は点字板を持っているので、目の不自由な人を助けられるようにたくさん練習して覚えたいです。」
5年生「福祉実践教室を行う意味がとても分かりました。世の中にはたくさんの障がい者がいるので、助けたいと思いました。」
6年生「大人になったら、ボランティアで学校に行き、思いやりの大切さを伝えたいと思いました。」
のように、「思いやりの心」を実践したいという気持ちが高まっていることが分かりました。
 これからも、様々な活動を通し、「思いやりの心」を育んでいきたいと思います。

【みよし市立三好丘小】情報モラル教育の実践

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 6年生が、「自分の胸に手を当てて」という資料を用いて、道徳の授業実践をしました。ふとした軽い気持ちから、学校裏サイトの掲示板に友達の悪口を書き込んでしまい、それをきっかけにクラスでのいじめにつながってしまうという資料です。
 「どうせだれにもばれないから、という気持ちで悪口を書き込んだと思う」という登場人物への気持ちを述べながら、「その時の感情で書き込んだたった一言が、とりかえしのつかないことになってしまった」「だれでも見ることができる掲示板に、無記名で書き込むことができるのはこわいことにつながる」「ケータイは見えない相手とコミュニケーションをとる道具だからこそ、相手の気持ちをよく考えて使わなくちゃいけない」といった意見が子どもたちから出ました。
 現在、6年生の子どもで3割弱という所持率のケータイ。いずれは一人一台持つことになるであろう、という時代。パソコンなどを使って情報教育を推進すると同時に、こうしたルール、マナーを考える機会をもつことの大切さを実感しています。


【田原市立清田小】福祉実践教室で手話を学びました

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清田小学校では、毎年、福祉実践教室を行っています。今年は、10月18日(金)に全校児童が手話体験をしました。
 講師の先生は、手の動きの意味を説明しながら、楽しく分かりやすく教えてくださり、子どもたちは、目を輝かせながら一生懸命に手話を学ぶことができました。
 児童の感想の中には、「手話体験をしてみて、手話は難しいということがわかりました。耳が聞こえない人も、手話を習い始めた最初の頃は大変だったと思います。」といった、手話体験をしてみて感じた耳の聞こえない人の苦労を表したものや、「耳が聞こえない人がいたら、手話を使って話をしてみたいです。」「もっと福祉の心をもって人に優しく接したいです。」「また手話を教えてもらい、手話を使えるようになりたいです。」などの、今回学んだことをこれからの自分の生活に生かしていきたいと考えているものがあり、手話体験は、福祉について知るきっかけになりました。
 「子どもの世界」の歌詞を手話で表現することを教わった子どもたちは、学芸会の全校合唱で披露するため、毎日、朝の会などで練習をしています。
 これからも、様々な活動を通して、思いやりの心を育てていきたいと思います。

【田原市立高松小】児童会の校区美化活動

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 高松小学校では,運動会を校区のみなさんが総出で参加する「校区大運動会」として盛大に行っています。学芸会の後にはPTAの方がうどんや手作りクッキーをふるまって下さいます。登校時に子どもたちが事故に遭わないよう,自治会・PTAの方が交差点で見守って下さいます。
 「いつもお世話になっている校区のみなさんに,僕たちが何か役に立てることはないかなあ。」
 子どもたちは校区の空き缶拾いをしようと考え,PTAのみなさん・校区コミュニティーの方と協力して活動を始めました。学校から通学団ごとで,軍手をはめ,ごみ袋を持ち,担当の区域に出かけていきます。
「あった!あった!」
 道路脇の草むらの中に空き缶を見つけて,2年生の男の子がすばやく拾い上げます。ビニールハウスの間や生け垣の下,子どもたちは競って空き瓶やペットボトルを見つけ,回収します。6年生の持っているごみ袋は空き缶やペットボトルでみるみる満杯になりました。各通学団が学校に戻ると回収した空き缶,ペットボトル,空き瓶が山積みになりました。
「みなさんの力で少なくともこれだけ高松がきれいになりました。」
と教頭先生からお褒めの言葉をいただき,子どもたちは満足げな笑顔になっていました。
 この活動をとおして地域社会に貢献しようとする気持ちが育つことを願っています。

【東浦町立東浦中】サイバー犯罪の現状と対策

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 9月27日(金)、2年生を対象に「サイバー犯罪の現状と対策 〜サイバー犯罪に巻き込まれないために〜」をテーマに情報モラル教室を行いました。
 愛知県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課の方を講師に招き、サイバー犯罪、インターネットを利用する上での注意点を学びました。最近は、LINEでのトラブルが増えてきていることから、事例がいくつか紹介されました。実際に、2年生の半数以上がLINEを使用しているので、生徒の表情はいつにも増して真剣でした。
情報モラル教室終了後の生徒や保護者からの感想からは、以下のようなものがありました。
o自分が被害者にも加害者のもならないように気を付けようと思いました。(女子)
oこんなにも中高生が被害にあっていることを知り、怖くなりました。  (男子)
o再度家でも話し合い、注意事項を確認しルールを決める必要があると思った。
                                        (保護者)
o大人が知らないと、危険を子どもに教えられないということが怖いと思いました。