【豊田市立若園中】情報モラルについて学びました

画像1 画像1
 5月7日(火)豊田警察署生活安全課から3名来校され、インターネットや携帯電話についての話を聞きました。チェーンメールやLINEなどの怖さを詳しく教えていただきました。
 また、夏休み前の全校集会で生徒指導主事からも下のような指導がありました。
◎インターネット等を利用する時の約束
 ・自分や友達の本名アドレスなどの個人情報や誹謗中傷を書き込まない。
 ・無断で写真,動画を撮影しない。また,投稿もしない。
  ・チェーンメールを送信したり,有害サイトへアクセスしたりしない。
これからも被害を受けたり、与えたりしないよう安全にインターネットを利用していくことを誓いました。生徒からは
・LINEの使い方をもう一度見直したい。
・チェーンメールが回ってきても、送信しない。
という感想がありました。

【幸田町立北部中】保護者とともに学ぶ携帯電話講習会

画像1 画像1
【幸田町立北部中】
 本校では毎年1学期中に携帯電話講習会を行っている。背景には、携帯電話を持つ生徒が増加していることに加え、スマートフォンなど新たな情報端末の普及も進んでいることが挙げられる。ブログだけでなく、LINEを利用した書き込みがもととなる問題行動や、誹謗中傷よる人権侵害などが懸念される。ネット利用に関わる問題は、生徒に対する指導のみでは予防も解決も容易ではなく、保護者の協力が欠かせない。携帯電話講習会を授業参観・部活動公開と同日に実施することにより、少しでも保護者の参加を促すようにしている。
 本年度はKDDIの方を講師としてお招きし、携帯電話の利用に関わるマナーや、被害ケースだけでなく、加害ケースについても具体的な事例を取り上げながら説明をしていただいた。すでに携帯情報端末をもっている生徒だけでなく、持っていない生徒にとっても役立つ内容であった。高い利便性をもつ機器である反面、使い手の意識次第で大きなトラブルを招く可能性が高まることが理解されたようである。会の終わりに代表生徒が「軽い気持ちで間違った使い方をすると大変なことになるとわかった。使い方をよく理解して、ルールやマナーを守って使うようにしたい。」という感想と合わせて講師の方へのお礼を述べた。保護者からも「携帯電話をもたせるかどうかよく考えたい」「子どもとよく話し合って使い方のルールを決めたい。」といった感想が寄せられた。

【安城市立志貴小】親子で踊る校歌「輝くひとみ」

画像1 画像1
 本校の校歌には踊りがあります。昭和46年の校歌制定と同時に「輝くひとみ」という踊りがつくられました。その踊りは当時と変わることなく受け継がれています。
 本校は全校生徒数159名の小規模校です。創立当時も200名程度で、児童種目だけでは半日で終わってしまう運動会を盛り上げようと、保護者、町内会、消防団と町内総参加の学区連合運動会が発案されました。その学区連合運動会で、全校児童と保護者が一つの輪を作り、校歌を歌いながら「音遊・輝くひとみ」を踊ります。親子で一緒に学校の踊りを踊ることで、親子のふれあいの場となること、一緒に学校の伝統を受け継いでいこう、学校を大切にしようという気持ちを高めることをねらいとしています。
 運動会で踊るために、4年生から6年生で構成される運動会の実行委員を中心として練習を行いました。高学年の子どもたちは、1年生の時から踊っているので完璧です。下の学年の子どもたちは、舞台の上で踊る実行委員や高学年を見ながら踊っていました。初めは小さな動きでしたが、練習を重ねるうちに元気に踊ることができるようになりました。今年から来た先生も、自分のクラスの子どもたちの踊りを見ながら、何とか踊れるようになりました。先生が子どもに教えるのではなく、上の学年から下の学年へと伝えていくことは、「ぼくたちの学校の踊りなんだ」という気持ちや、学校の伝統を受け継いでいこうという意識を高めるという役割を果たしていると言えます。
 運動会当日、子どもたちは、お家の人と一緒に運動会に参加できるので、入場のときからにこにこしていました。この日のために練習をしたので、子どもたちは元気いっぱいに、大きな動きで踊ることができました。お家の方も志貴小学校卒業生が多いので、自信たっぷりに、笑顔で踊っていました。また、おじいちゃんやおばあちゃんが参加してくださる家庭もありました。子どもたちもお家の方も、笑顔でいっぱいでした。
 ・6年生の感想
  今年は小学校最後の運動会なので、輝くひとみを踊るのも最後だと思って一生けん命おどりました。後ろでお父さんもおどったので、お父さんに負けないようにしようと思って、まっすぐ手をのばしたり、最後のポーズはピタッと止めたりしました。がんばっておどれたのでよかったです。
・1年生の保護者の感想
 私も志貴小の卒業生ですが、何年ぶりかに踊るので心配でした。でも、校歌の曲が流れると体がちゃんと動いたので、覚えているものだなあと思いました。また、子どもが目の前で一生懸命踊っていたので、私も楽しく踊ることができました。親子で一緒に踊るということが普段の生活の中ではないので、とてもいい体験だと思います。
 
 初めて志貴小学校に来て、校歌に踊りがあることに驚きましたが、運動会の種目の中で児童、保護者、先生、地域の人がこれだけ一緒になって参加できるものは他にありません。わたしたち教員にとっても、心温まる行事になっています。

【岡崎市立矢作西小】にこにこコンサート

画像1 画像1
 今年度、本校では、「笑顔いっぱい矢西っ子」をスローガンに掲げて、子どもたちみんなが笑顔になれるよう、全校で取り組んでいます。その一つの企画として「笑顔いっぱいふれあいイベント」の第2回目を6月21日(金)に行いました。
 岡崎市出身のミュージシャンでありマジシャンでもある佐野信幸さんをお迎えし、「にこにこコンサート」を開いて子どもたちと楽しいひと時を過ごしました。佐野さんは、生まれつき弱視というハンディを背負いながらも夢を諦めず、音楽やマジック、ジャグリング(日本一になったことがあるそうです)など様々なことにチャレンジし、道を切り開いてみえました。その話を子どもたちの前でも語っていただきました。
 子どもたちの感想には、「目があまり見えないのに、マジックやドラムやジャグリングができて、すごいなあと思いました」「ぼくも将来そういうがんばる人になりたい」「目が悪かったら、きっと諦めることが多いのに、決して諦めずに自分の夢を追い続けていてすごいなあと思いました」などがありました。
佐野さんのコンサートを通して、佐野さんの生き方のすばらしさを感じ取ることができました。

【西尾市立一色西部小】笑顔と歓声があふれる保育園児とのプール交流

画像1 画像1
 本校では、幼保小連携の一環として、プール交流会やチューリップの球根植え、保育参観などを実施しています。高学年となり学校の担い手となって活動し始めている児童にとって、小さい子どもたちの目線に合わせて話をしたり、相手の立場に立って活動をしたりすることは、とても貴重な経験となっています。特に、相手の思いや願いをしっかりととらえ、意欲を引き出すような関わりをすることで、相手への愛着を感じながら、思いやりの心をもって接する気持ちを育むことにつながると考えています。
 現6年生は昨年度、保育園の年長さんとペアになってチューリップの球根植えを行いました。プランターに土と肥料を入れて、球根を1人1鉢ずつ丁寧に植えていきました。自分たちで植えた球根に一緒に名札を付けて、春に新1年生として入学してくる時に、そのチューリップが出迎えてくれます。
 そして、6年生になった今年は、昨年度の経験を生かしてプールでの交流活動を行いました。当日は、とても暑くなり、水が気持ちよく感じる天気になりました。準備運動をすませた後、一緒に手をつないでプールの中を歩いたり、浮き輪遊びをしたりしました。はじめは、どんな話をすればいいのか、どうすれば喜んでくれるのか、相手の様子を確かめながら話しかける児童の姿も見られましたが、緊張感を和らげるような言葉遣いをしたり、進んで手をつないで安全に歩けるように一緒に連れて行ったりする姿が広がっていきました。児童の感想の中にも、自分自身の心の変化を感じ取った言葉がいくつも見られました。
 「はじめは緊張したけど、遊んでいるうちに話してくれるようになってうれしかったです。」
 「浮き輪で遊んで保育園の子が楽しそうにしていたのでよかったです。」
 最初は大きなプールに少し不安な様子だった園児たちも、6年生のお兄さん、お姉さんのやさしさでプールいっぱいに笑顔があふれ、かわいい声が響き渡りました。別れる時は、ぎりぎりまで別れるのを惜しんでいる園児の表情と、「また遊びに来てね」と姿が見えなくなるまで手を振って見送る6年生の姿が印象的でした。
 交流活動を一つのきっかけとして、さらに高学年として学校をリードしていこうとする意欲や姿勢が高まるとともに、相手を意識した接し方や思いやりの心をもって仲間と関わっていく姿につながっていくと考えています。

【岡崎市立矢作北中】ブログの安全な使い方

画像1 画像1
 スマートフォンが普及し、いっそう多くの生徒が携帯電話からインターネットを利用している。その中には、ブログを利用している生徒も多数いる。ブログ上に個人情報を公開したり、ブログでのやり取りからトラブルになり、学校生活に影響したりする場合もある。最近では、LINEに関わるトラブルとして誹謗中傷や無視なども急増している。
 インターネットの利用は、便利で楽しいものであるが、自分自身の安全や情報発信への責任、著作権の順守など気をつけなくてはいけない事柄がある。しかし、それらを十分意識しない安易な行動が大きなトラブルになっている。そのため、今回の授業では、ブログを取り上げ、安全に使うために気を付けることを考える。より身近なこととして考えやすくするために、アニメーションを用いて具体的な事例を紹介する。
 今回は、事例で学ぶNetモラルのH-04「ミニブログ」を利用した。ブログへの書き込みから起こる様々なトラブルを紹介している。例えば、飲食店の感想に批判的なことを書けば営業妨害として訴えられることもある。また、自分の写真は住所、名前などの一部でも書き込めば、それらを集めて個人を特定することも可能である。授業では、アニメーションを見ながら、自分の考えを書いたり、話し合ったりした。
 授業を終えての感想には、「相手が嫌な気持ちにならないように気を付ける」「個人情報を書かないようにする」などがあった。

【豊川市立豊小校】 お兄さん お姉さん ありがとう   〜1・6年ペア活動〜

画像1 画像1
 本校では,1年生と6年生のペア活動を行っています。入学したばかりの1年生は不安がいっぱいです。4月の6年生と遊ぶ会では,ペアのお兄さんお姉さんが「次は遊具で遊ぶ?」「図書室には本がたくさんあるよ。」など,1年生にやりたいことを聞きながら,本を読んだり,校庭で遊んだりしてくれました。
 プール開きでは,プールに入るときの順序やルールを教えながら一緒に入ってくれました。初めてのプール,お兄さんお姉さんがおんぶしてくれたり,引っ張ってくれたりしてみんな笑顔で楽しんでいました。
 ペア活動の中で,1年生がいつも楽しみにしているのが,朝の読書タイムに行われる読み聞かせです。6年生は1年生に喜んでもらおうと,1年生の目線で本を選び,楽しんでもらえるように練習をしていました。1年生に優しく語りかけたり,本の読み方を工夫したり,時には驚かせてみたり,回数を重ねるごとに6年生の読み聞かせも上手になってきました。1年生は,通学団の班の子が来てくれたり,自分のペアの子が来てくれたりすると「今日はA君が読んでくれるの?」と自然と笑顔になり,いつも以上に読み聞かせに聞き入っている様子でした。
 1・6年生のペア活動を通して,6年生は,低学年の子どもたちとの関わり方を学び,高学年としての自覚をもてるようになっています。1年生は,ペアのお兄さんお姉さんがいることで安心感を得られ,学校生活をより楽しく過ごすことができていると感じられます。
 今後もペア活動での交流を深め,心のふれあいを大切にした活動を充実させ,豊かな人間関係が築ける礎としていきたいと思います。

【豊橋市立八町小】インターネットにおけるルールとマナーを考えよう

画像1 画像1
1 活動のねらい
 「インターネットにおけるルールとマナー こどもばん 公式テキスト(改訂版)」を使用し,インターネットを使用するときの基本的なルールとマナーについて考え,上 手に利用しようとする心情を高める。
2 児童の実態
  本学級3年生30人のうち,家庭でインターネットを使える環境にある児童が22名いる。インターネットを使う主な目的は,調べ学習で,現在は,保護者と一緒に使っている児童が半数を占める。他の半数は自分だけで使用し,その目的は,調べ学習からゲーム・アニメの動画を見る(6人),アイドルの音楽を聴く(5人),へと広がっている。
3 実践
  テキストの中の「自分の身は自分で守る」,「相手のことを思いやる」を中心に取り上げ,インターネットの使い方次第で,大きなトラブルに巻き込まれてしまうことを学習した。ルールを守り,マナーよく使えば便利であるが,自分の使い方によって友達をひどく傷つける面もあることを学んだ。自分の身を守り,友達の気持ちを考えて使うために必要なことを話し合い,上手に利用していきたいという気持ちを高めていった。
4 児童の感想
 ・軽い気持ちでチェーンメールやデマメールを送らないようにしようと思った。送るときにはよく考えて,送っていいかどうかよく考えてから送るようにしたいと思った。
 ・はんざいにまきこまれてしまうおそろしいサイトもあるし,だれがそのメッセージを発しんしたかもわかるので,はずかしくない使い方をしたいです。
 ・友達が悲しい思いをしないように,べんりなところを上手に使っていきたいと思います。

【あま市立正則小】「正則小落語クラブ」の活動

画像1 画像1
 正則小の落語クラブが発足して2年がたちました。今年は4年生から6年生までの部員11人が元気に頑張って活動しています。年間10回ほどのクラブ活動の時間なので、練習できる時間が限られていますが、一人ずつ芸名をつけ、小話から落語まで一つの話を一生懸命練習しています。
 落語クラブの目標は「地域に笑顔を届けよう」です。正則小の近くには、老人福祉施設や社会福祉施設があり、ここで1人ずつが出し物をします。地域の方には喜んでもらうことができ、子どもたちは人前で発表するので、心が成長します。子どもたちが自分で考えた芸名と、活動の様子を紹介します。

主な芸名を紹介します
    柔道が好きな人・・・・よそ見亭一本負け(よそみてい いっぽんまけ)
    ご飯が大好きな人・・・作亭餃子 (つくってい ぎょうざ)
    大きな家がほしい人・・ 豪亭住隊(ごうてい すみたい)
    ゲームが好きな人・・・取亭景品 (とりてい けいひん)
老人福祉施設「恵寿荘」での活動
 7月11日、クラブ活動の時間を利用して「第1回落語口演会」を恵寿荘で行いました。練習時間が短く、初めての発表ということで、かなり緊張していましたが、練習の成果をしっかり発揮していました。今回は1人ずつが覚えた小話と落語を30人ほどの入居者と職員の方の前で発表しました。レベルはまだまだでしたが、入居者の方が大変喜んで涙を流している方もいました。子どもたちは「また2学期も訪問したい」と目を輝かせていました。限られた時間の中で今年も「第2回」「第3回」と活動を続けていきたいです。

社会福祉施設「しらさぎ園」での活動
 夏休みを利用して、クラブの代表児童1人が「しらさぎ園」で落語の発表をしました。障害がある方の前で発表し、60人という大人数の上に、1人だけの発表だったので前回以上に緊張したと思いますが、15分間の落語を堂々と発表できました。「また来てください」といわれ、大満足で活動を終えることができました。

 今後は施設の方々を9月に行われる運動会に招待し、交流を進めていくことを計画しています。

【津島市立高台寺小】異学年交流「ふれあい班活動」

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校では、毎年異学年交流を「ふれあい班」という15人ほどの班を作って交流しています。4月の顔合わせでは緊張して声をかけたり、目を合わせたりできませんでしたが、休み時間に遊ぶ機会を作り、交流を積み重ねていきました。
 6月になると、前期の目玉行事「ふれあい集会」の準備に入ります。担当班ごとにゲームを考え、役割分担をして必要なものを作っていきます。教えたり、やさしくされたりする中で、個々の結びつきが深まっているようです。6月の終わりに、「ふれあい集会」が開かれ、にぎやかな掛け声の中、班ごとにゲームを楽しんでいました。班がばらばらになりそうな時も、リーダーが声をかけたり、児童同士が注意をし合ったりして、うまく回ることができました。
「6年生は大きなな声でルールの説明をしていてすごいなと思いました。」
「3年生の子が呼び込みの役割で、声がからからになりそうでも呼び込んでいた。」
「1年生は最初緊張していたけど、慣れると『この遊びやりた〜い。』と積極的に言ってくれました。後片付けでもいすを運んでくれました。」
集会が終わった後の給食放送で、上記のように感想カード「きらり賞」の内容が放送されました。児童はこの放送を楽しみにしていて、自分の名前が呼ばれるのを心待ちにしていました。
 
 夏休み後も、運動会でのふれあい班種目、ふれあい給食、6年生を送る会と異学年交流活動は続きます。この教え合い助け合う活動が、本校の自慢できるところです。 

【春日井市立松山小】 「さつまいも畑の除草作業」

画像1 画像1
 本校では, 勤労生産学習の一貫として,さつまいもの栽培を行っています。広い畑に,一人2株ずつさつまいもの苗を植えて,秋の収穫に向けて全校で育てています。「苗植え,水やり,除草などの手入れ,収穫」という1年の流れを通して,進んで働くことや愛着をもって作物を育てる心の育成と,収穫の喜びを体得させたいとの願いをもって活動しています。しかし,実際の作業は言葉で言うほど簡単なものではなく,特に梅雨の頃,雑草はいもの苗よりも力強く成長し始めますので,そのままではいもの成長に影響が出ます。
 そこで、ボランティア委員会の児童が朝会で除草作業に関する趣旨説明をし,「おいしいさつまいもがたくさんできるように,進んで畑をきれいにしよう」「自分のためだけではなく,みんなのために進んで働こう」と呼びかけました。
 3年生以上の児童が,5日間にわたって,毎日50人以上参加しました。今年6月は,雨が少なくて,畑の土が石のように固まっていました。道具を使って土を軟らかくする人,雑草をぬく人,ぬいた草を集める人,それぞれ手分けして作業を進めました。強い日差しの中での作業で,どの子もすぐに汗だくになっていましたが,「暑かったけど畑がきれいになって良かった」「たくさんさつまいもができるといいな」と笑顔で返してくれる言葉が印象的でした。
 また,保護者の方や職員も7月から夏休みにかけて除草や手入れを行っています。「秋の収穫に向けて,子どもたちのために立派なさつまいもが育ってほしい」と願いを込めて,日々作業にあたっています。さつまいも畑にはたくさんの人の手が入り,豊作の願いがこもっています。その願いを子どもたちに伝えながら,収穫の喜びを掴ませていきたいと考えています。

【稲沢市立祖父江小】「ケータイ」を使った情報モラルについて学びました

画像1 画像1
 本校の6年生で携帯電話を持っている児童は数名ですが、保護者の携帯電話などをよく使っている児童は半数以上います。そこで、夏休み直前の7月18日、6年生を対象に、夏休み中にトラブルに巻き込まれたり、被害者・加害者になったりしないように、携帯電話の安全な使い方について学習をしました。
 まずは、携帯電話でどんなことができるか、意見を出し合いました。子どもたちは、これまでに、メールやインターネット、オンラインゲーム、写真撮影など、いろいろな形で携帯電話を活用していました。次に、「ケータイ安全教室」というDVDで、携帯電話関連の犯罪やトラブルの危険性、安全な使い方について学習しました。映像で易しく解説されていたので、子どもたちもわかりやすかったようです。その後、携帯電話を使用する上で必要なルールやマナーについて、全体で話し合いました。子どもたちは「わが家のルール」や「キッズケータイ」、迷惑メールへの対処方法や有害サイトへのアクセス制限などを紹介し合い、携帯電話のより安全な活用方法について理解を深めました。
 最後に、これから始まる楽しい夏休みに、事故や犯罪、いじめなど、携帯電話の誤った使い方によるトラブルに巻き込まれないことを約束して、学習を締めくくりました。
 子どもたちからは、「知らない人からのメールには気をつけたい」「チェーンメールは相手にしてはいけないということがわかった」「写真を撮るのにも気をつけないといけない」等の感想が聞かれ、携帯電話の安全な使い方について考えるよい機会になりました。

【江南市立古知野北小】1年生「迷惑電話の対処法『ひとりでおるすばん』」

画像1 画像1
 古知野北小学校では,情報教育に関する指導計画の中に,情報モラルに関する内容を位置づけ,児童の発達段階をふまえて指導にあたっています。そこで今回は,1年生(3学級)で取り組んだ実践事例のうち,1組の実践について報告します。
 まず学級の児童29名に事前調査をしたところ,1人で留守番をしたことがある児童は22名いました。その子たちは皆,保護者との取り決めで,「電話には出なくていいことになっている」「ナンバーディスプレイを見て,親からの電話でなければ出ない」と答えていました。中には「母親からだと音が違うから分かる」と答えている児童もいました。
 次に,知らない人から電話がかかってきた場面を想定し,どのように対応したらよいか考えました。大人がいるときには,すぐに替わってもらうこと,やむを得ず出るときには,相手の名前や用件を聞くことを確認しました。電話に出たことがない児童からも,「分かりませんと言って電話を切る」「どちら様ですかと聞く」などの意見がありました。
 さらに,生活訓練教材用の電話機を使って,知らない人から「友だちの住所を教えて」という電話がかかってきた場面のロールプレイングを行いました。先ほどの話し合いをもとに,とても意欲的に取り組みました。ただ,いざ実践となると緊張してしまい,少し言葉遣いが悪くなってしまった児童もいます。顔は分からなくても,相手はこちらのことを知っているかもしれないと考え,丁寧に話さなければならないことを指導しました。
 共働き家庭が増え,学年が上がるにつれて一人で留守番をしなければならない機会も多くなると考えられます。今回の授業を通して,むやみやたらに自分や他人の個人情報を話してはいけないことを,低学年なりに理解できたようです。今後も,国語や生活科など,手紙などの住所や名前を扱う学習の中で,随時触れていきたいと考えています。

【弥富市立白鳥小】異学年交流!白鳥班活動

画像1 画像1
 本校学校目標「主体的によりよい生き方を実践しよう」のもと、道徳の重点目標として「きまりを守り、進んで行動しよう」「生命を大切にし、健康・安全に努めよう」「思いやりの心をもち、最後までがんばろう」を掲げています。その実践的態度を育てるために異学年交流活動に取り組んでいます。
 本年度は、1〜6年生までを12の縦割り班に分け、「学年を超えてふれあい、助け合うなかで友達のよさを感じ、思いやりの心を育てていこう」「自分たちのアイデアを生かし、豊かで楽しい学校生活を送っていこう」と活動に取り組んでいます。活動名を「白鳥班活動」として、4.5月は1年生を迎え新しい班で遊びを通して親睦を深める活動を行いました。どんな遊びをするかは6年生のリーダー会で計画をし、進行をしました。
 6月は7月に行われる「白鳥サマーフェスティバル」に向けて、各班がリーダーを中心として立案・企画・準備をがんばりました。1年生も折り紙を折って飾り物を作ったり絵を描いたりと上級生に教えられながらそれぞれの分担に一生懸命に取り組みました。「白鳥サマーフェスティバル」では、交代で自分の班の出し物を運営したり、他の班の出し物を楽しんだりしました。
 活動後は「お姉さんが優しく教えてくれて嬉しかったよ。」「ゲームは難しかったけど楽しかった。」「リーダーとして一所懸命にがんばった。みんなが喜んでくれてよかった。」などの声がたくさん聞かれました。とても暑い中でしたが、子どもたちが知恵を出し合い、力を合わせた活動は子どもたちの心に大きな心のプレゼントを残した様子でした。
 2学期の運動会は、この班を基本として様々な競技や応援に取り組んでいきます。練習・本番を通して子どもたちはそれぞれの学年に応じた力を発揮しよりいっそうの交流が深まっていくことと思います。その後もいろいろな活動予定が計画されています。このような年間を通した活動を通して、学年を超えてお互いの良さを認め合い、絆を深めていくことを願っています。

【新城市立鳳来中部小】道徳の授業に取り組んで

画像1 画像1
 今から四百数十年前に行われ、その後の日本の歴史を大きく左右したという「長篠の戦い」。その「長篠城」を学区にもつ本校は、誇るべき地域の歴史を多くの人々に伝えようと、さまざまな活動を展開しています。と同時に、自分たちの心を見つめ磨くことをめざして、道徳の授業の充実にも力を入れています。
 6月の中旬、5年生の研究授業がありました。主題名は「協力=強力」。明るい心に掲載されている資料「歩道にとめられた自転車」をもとに、子どもたちに「社会的役割の自覚と責任」について考えさせようとのねらいで行われました。明るく活発な児童の多い5年生ですが、自分本位な言動からトラブルになったり、やるべきことに集中して取り組めない面も見られました。そこで、宿泊体験を前にしたこの時期にこの授業を設定したのです。
 授業は、三つの工夫を取り入れて構成されました。
1 子どもの実態に合わせ、他教科や行事などと関連を持たせながら、1か月を1単位としたカリキュラムを作成する。
2 教師が積極的に机間巡視を行い、励ましやアドバイスの言葉をかけることで、子どもに自信を持たせるとともに、意図的指名ができるようにする。
3 「自分へのメッセージ」を書くことで、授業をふりかえらせるとともに、自分を客観視する場を持つ。
 授業は、普段発言の少ない子どもも意欲的に発言するなどの子どもの良い姿がいくつか見られました。また、授業後の子どものふりかえりには、
「思っているだけじゃあだめで、ちっぽけでも行動にうつすことが大切だと思った。」
「自分のことだけではなくて、人がどう思っているかを考えたい。」
「ノートに書いたことに先生が○をつけてくれたので自信を持って発表できた。」
などの言葉が書かれていました。

 今後は、「子どもの心をゆさぶる資料をいかに準備するか」「子どもの思考にあった発問や活動はどうあるべきか」などを検討していきます。
 道徳の授業が、子どもたちにとって「やりたい」「楽しい」授業となるように今後も研修を続けていきます。

【愛西市立勝幡小】児童会のリーダーシップと全校児童のフォロワーシップ

画像1 画像1
 本校がめざす学校像は、「児童が生き生きと元気に活動している学校」です。それに向けて大きな推進力の一翼を担っているのが、児童会活動です。
 本校の児童会活動は、選挙で当選を果たした運営委員会の役員の公約をもとに、半年ごとの活動が決められていきます。その公約は、「元気にあいさつのできる学校にしたい」、「自分たちの学校を自分たちできれいにする活動を進めたい」、「エコキャップを集め、社会に役立つ活動を進めたい」といった内容です。その中から本年度実施された二つの実践を紹介します。
 一つは、きれいな学校を目指して立ち上げた「草取る写真撮る運動」です。本来なら児童にとって楽しく貴重な始業前の時間をこの活動の時間にあて、全校がペア学年を組み、割り当てられた場所の草取りを行いました。そして、そのがんばりを記録に残す意味で、活動の最後に取った草と一緒にみんなで記念撮影をしました。学校美化に向けて、一人一人が達成感をもつことができ、普段の清掃活動にもその気持ちが継続されています。
 もう一つは、自分たちでできる社会貢献と環境保護の気持ちを高めることをめざしたエコキャップ&アルミ缶運動です。運営委員会の役員5人が「エコレンジャー」に扮し、歌とダンスも作り、この運動を盛り上げました。その甲斐あって、毎週月曜日の収集強化日には、たくさんのアルミ缶やキャップが集まります。自分たちでできる小さな行動が誰かの役に立っていることを知り、さらにがんばろうという気持ちをもつことができました。
 これらの活動が有意義に展開されているのは、児童会役員のアイデアあふれる企画力に基づいたリーダーシップのもと、それを支えようとする全校児童のフォロワーシップがあったからこそだといえます。他と協働し、他のために自分ができることを自身で考え実践しようとする力は、この子たちが大人になって社会の中で生きる時にも、ぜひとも持ち続けていてほしい力です。そのきっかけを教師の支援により児童たち自身が作り、実践を続けている児童たちです。

【豊橋市立下地小】 インターネットを安全に使おう

画像1 画像1
 本校では、学級活動や道徳の時間に「事例で学ぶNetモラル」などを教材にして、情報モラルの授業を行っています。
 4年生になって、社会や理科、総合学習などの時間にインターネットを使って調べ学習をすることが多くなってきました。また、ほとんどの家庭にコンピュータがあり、多くの子どもたちが興味のある情報を集めたり、ゲームをしたりしています。そこで、インターネットの安全な使い方とともに、不適切なページが出てしまったらどうすればよいか考える学習をすることにしました。
 はじめに、家でインターネットを使っているビデオを見て、不適切なページが出てしまったらどうすればよいかについて話し合いました。「変なページや写真、お金がかかるページはすくに閉じる」「ボタンはクリックせずに前のページに戻る」「家の人に相談する」などの意見が出ました。
 次に、不適切なページを出さないようにするにはどうすればよいかについて話し合いました。「わからないボタンはクリックしない」「必要なことだけを調べるようにする」などの意見が出ました。そして、「怪しいページかどうか自分ではよくわからない」という児童の意見をきっかけに、「子どもだけで使わない方がよい」「大人の人と一緒に使うとよい」などの意見が出ました。
 最後に学習の振り返りを書きました。「インターネットは大人といっしょに使った方が安全だということがわかった」「これからは、家の人のいるところで使うようする」など、インターネットを安全に使おうという意識が高まりました。

【豊田市立美山小】 5年 電子メールのルール

画像1 画像1
 5年生の本クラスの中で、携帯電話を所持している子の割合は2〜3割である。また、携帯電話は持っていないが、家でパソコンを使うという子はかなりいる。その多くの子供たちがゲームやメールに夢中になっている。中でも、電子メールはいつでもすぐに届けることができる便利な手紙であるが、相手に気持ちよく読んでもらうには<5年  道徳「声なきメッセージ」より>は、マナーが必要である。そこで、そのことを知らせるために次のような授業を行った。

○主題名  メールって便利だね。でもマナーも大切
○資料名 「声なきメッセージ」(ビデオ)
○ねらい 
・マキとイズミの心のすれちがいについて考えることにより、約束やきまりを守ろうとす る心情を育てる。4−(1)規則尊重・公徳心 
・友達の立場に立って考え、友達を大切にしようとする心情を育てる。
  2−(3)友情・信頼

 ビデオ試料「声なきメッセージ」を視聴後、マキとイズミの立場に立って考え、話し合いを行った。その中で、どんな場合でも、友達のメールアドレスを許可なく他人に教えてはいけないということを理解させ、また、いたずらメールは匿名でも必ずわかってしまうということを学ばせた。
 また、この授業を通して、友達同士でのメールによる誹謗中傷のやり取りが、相手にどれだけ心を深く傷つける行為であるかということも知り、電子メールを有意義に使うためには、情報モラルを意識し、マナーを正しく守ることが大切であることを学ぶことができた。
 

【清須市立星の宮小】『福祉実践教室』

画像1 画像1
本校では、毎年5・6年生と希望する保護者の方が参加して福祉実践教室を行っています。本年度は手話、点字、ガイドヘルプの3教室に分かれて体験しました。
 手話では講師の先生から目の不自由な方がどのようにコミュニケーションをとっているのかをクイズ形式で教えていただきました。手話や筆談、空書、身振り、指文字、テレビ電話、口話の7つでした。口話(こうわ)を実際に体験してみて、難しさを感じていたようです。続いて身振りで伝えたり、手話を教えていただいたりしました。いろいろな手段があることが学べました。
 点字では、点字器を使って文を作り、目の不自由な講師の先生に読んでいただきました。子どもたちは、自分の名前を打つのに何度も間違え、点字の難しさを実感していました。
 ガイドヘルプでは、二人一組になり、一人が目隠しをして、もう一人にガイドしてもらいながら校内を歩きました。毎日歩き慣れている階段、廊下でも目隠ししていると思い通りにはならず、不安そうに歩いていました。
 児童は、体験によって「目や耳が不自由な人の気持ちが少し分かった」「目や耳が不自由なのはとても大変だと感じた、街で出会ったときには、手伝ってあげたい」などの感想を持つことができました。
 「ふ」 つうに 「く」 らせる 「し」 あわせ 
 福祉をこれからも意識して生活していきたいものです。

【春日井市立西部中】地域のゴミ拾い運動

 地域へ奉仕することで地域社会の一員としての自覚を高めるために、ゴミ拾い運動を生徒会執行部によって先月6月11日に実施しました。そして、今月はその活動を生徒会執行部から各クラスの代表である議員・ボランティア委員までひろげて、実施しました。夏休み中にもかかわらず多くの議員・委員が参加して地域のゴミを拾いました。ゴミを拾いながら、地域の方々とあいさつをすることもできました。
 生徒からは「普段何気なく通っている道なのに、ゴミを拾おうとすると想像以上にゴミが落ちていることがわかりました。」「きれいになった道を見て、とてもすがすがしい気持ちになりました。」との声が聞かれました。今後は、参加範囲を広げて一般の生徒も活動できるように継続していきたいと考えています。
画像1 画像1