【大府市立大東小】心の木に花を咲かせよう

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 大府市立大東小学校では、子どもたちの豊かな心の育成のため、人権週間に合わせて、「校長講話」「児童会役員による朝会での呼びかけ」「心の木」といった活動を行いました。
 校長講話では、森琴音さんの「わたしの願い」が紹介され、命の大切さ、いじめや差別を許さない心の育成の啓発がなされました。
 児童会役員による朝会での呼びかけでは、人権週間の意味を1年生にもわかるように説明し、学校全体で取り組んでいくよう声かけをしました。
 心の木は、してもらって嬉しかったことや良いことをしている人がいたら、そのことを花の形の画用紙に書いて、木に貼る活動です。大放課と昼放課に、昇降口にある心の木に自由参加で貼ることができます。人権週間中にどんどん花が増え、最終日には満開になった心の木を嬉しそうに眺める子どもたちがたくさんいました。今回の活動を終え、「これからも人にやさしくしたい」、「よいことをしていきたい」などの感想が聞かれました。

【稲沢市立千代田中】「考えよう!携帯・スマホ・インターネット」情報モラル教室

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 本校では、平成25年12月16日(月)6限に、1年生を対象に情報モラル教室を実施しました。愛知県総合教育センターより講師を招き、「考えよう!携帯・スマホ・インターネット」という演題でお話をしていただき、インターネットに潜む危険性や問題点、利用する場合の注意点、フィルタリングや家庭でのルール作りの必要性などを教えていただきました。
 生徒たちは真剣な表情で聞き入り、授業後の感想では、「インターネットは見知らぬ人ともつながる世界なので、危険も潜んでいることがわかった」「よく考え、モラルをもって使いたい」などが聞かれました。
 また、事前に行った情報通信機器に関するアンケート(全校生徒対象)をもとに、自分専用の機器の所持率や利用状況、家庭でのルール等について把握し、各クラスでも使い方を考えるよう呼びかけました。学校・学年通信にも、アンケート結果や情報モラル教室の様子や講演内容を掲載し、保護者にも協力をお願いしました。

【蟹江町立蟹江北中】インターネットモラル講座

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 5月31日「e−ネットキャラバン」から講師の方をお招きして、1年生を対象にインターネットモラル講座を実践しました。
 わたしたちの日常生活に欠かせないツールとなっているインターネットや携帯電話を使う中で発生する、ケータイ依存、ネットいじめ、ネット誘引、ネット詐欺やLINEなどのトラブルについて具体的な例を挙げて、わかりやすく話していただきました。また、安易にインターネットや携帯電話を使うことによって、自分でも気づかないうちに加害者になることがあり、場合によっては法律に触れて犯罪になってしまうお話もありました。
 生徒からは「個人情報を書き込むのは絶対にやめる」「ちょっとくらいはいいと思って使うと大変なことになるとわかった」「マナーやルールを守って使わないといけないと思った」「フィルタリングは今すぐにでもしたいと思う」などの感想が聞こえてきました。生徒たちはこの講座を受けて、インターネットや携帯電話とどう向き合っていくか真剣に考え,友達とのコミュニケーションツールの在り方を考え直すよい機会となりました。

【西尾市立中畑小】掲示板の使い方を知ろう 〜Netモラルを活用した授業の実践〜

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 1月23日(木)、5年生で情報モラルの授業を行った。
 今回は、Netモラルの教材を活用し、インターネット上の掲示板の使い方について勉強した。まず、初めにNetモラルのDVDを見て、DVDを見た感想を言い合った。
 子どもたちからは、「あんなコメントを書かれたらかわいそう。」、「相手のことを考えた方がいい。」など、様々なよい意見が出た。
 その後、自分ならどのようなコメントを書くかシュミレーションをした。「100mではなくて、100cmではないですか。」と心温まるコメントを残していた。子どもたちは、この授業を通して、人を誹謗中傷するようなコメントは書いてはいけないこと、また、コメントを書く時には、責任をしっかり持つことを学習した。

【西尾市立花ノ木小】 地域に広げよう “健康の輪”

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 花ノ木小学校を含む西中校区では、毎年夏休みに『地域に広げよう“健康の輪”』をスローガンに、西三河農協会館で西中校区学校保健委員会を開催しています。平成16年度から始まり、今年度は10周年となりました。そこで「10年のあゆみとこれから」というテーマで行いました。地域関係者・教育関係者・保護者・児童生徒・教職員等約300人の参加のもと、地域の子どもたちの健やかな成長を見守り支えていくことの大切さについて考える機会となりました。

★第1部 第1回から第9回を振り返る
 花ノ木小学校PTA母親代表をコーディネーターとして、今までの取り組みを振り返りました。そして、この会に深くかかわりのあった3名の方から、健康の輪についての考えをお聞きしました。
 その後、現在行っている各小学校での取り組みと、10年前と比較したアンケート結果を小・中学校の児童生徒が発表しました。

★第2部 記念講演 「自作を語る」 
         講師 絵本作家 三浦太郎 氏
 地元西尾中学校の卒業生で絵本作家として活躍されている三浦太郎氏に、自作の絵本について語っていただきました。かわいいイラストとそこに込められたメッセージに、心を奪われたひと時でした。

【西尾市立津平小】無意識に発信 あなたも加害者

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 本校でもDSやPSPなどのゲーム機から中傷的な言葉がネットにつないでしまい、友だちを傷つける事件が起こった。そこで、6年生は学習情報支援ラインズの方を講師に、「無意識に発信 あなたも加害者」をテーマにパソコンを使って授業していただいた。
 パソコン上にネット犯罪に関する学習教材を使って、途中に質問形式で「こんなとき、どうする?」「これはいいことかな?」など聞きながら楽しく学ぶことができた。授業を終えた児童からは「無料サイトだと思ってどんどん進んでいくと、有料サイトに入ってしまうことがわかった。」「ブログなどに個人情報を載せると、自分の知らないうちにその情報が広がってしまうことがわかった。」などという感想がでてきた。
 2月には「無意識に発信」する怖さを授業参観日に、全校児童と保護者を対象に講演会を開催する予定だ。低学年にとっては難しい内容かもしれないが、保護者と一緒に聞くということで、家庭に帰ってから年齢に応じた会話をしていただけたらと思う。このような問題は、学校だけでなく、家庭や地域を巻き込んで防ぐことが大切だと考える。 

【西尾市立矢田小】子どもたちと学ぶメディアリテラシー

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 本校では、今年度、PTA会員セミナーとして、PTA会長さんから「子どもたちと学ぶメディアリテラシー 〜さまざまな情報の取り扱いについて〜」というタイトルで講演会を行っていただきました。
 5、6年生の児童215名と保護者30名程が参加しました。
 PTA会長さんは、もともとパソコンにはくわしい方ですが、この講演のために、京都大学まで行って講義を聞いてきたそうです。
 情報社会である現在、メディアが発信する情報には、偏りや誇張やうそなどが含まれていることが多くあります。
 はじめに、現代社会は情報への依存度が非常に大きく、テレビの情報やインターネット上にある情報などをそのまま信じてしまうことで、成長していく過程で不利益になってしまうことのないよう、情報の受け取り方についてのお話がありました。次に、昨今問題として取り上げられるSNSを使った犯罪について、子どもたちがいつでも情報の発信者となれることを踏まえて、そのリスクについて、会長さん自らの体験談も含めて話をしてくださいました。
 数年前の話ですが、会長さんは、パソコンのオークションで、お金を振り込んだところ、その後何も連絡がなく、数十万円をだまし取られてしまったとのことです。子どもたちは、身近な人の体験を聞くことで、自分の身近にも起こり得ることだと実感したようでした。
 子どもたちの感想に、「ネットはよく使うし便利だけど、顔が見えないからこそ、相手が傷つくことを平気で言ってしまうかもしれません。」「グループ内で情報交換などをしていても、そのグループのだれかから情報が漏れて、下手をしたら、世界中みんなに見られてしまうことが分かりました。」「スマホやタブレットは欲しいけど、大きな事件を起こしてしまうことが怖かったです。」ということが書かれていました。

【稲沢市立大里西小】異学年交流「里西フェスティバル」

 本校では、異学年交流や自主的に活動を計画して実践する態度を養うことをねらいとして、毎年「里西フェスティバル」を行います。授業で学んだことを生かし学年の発達段階を考えて、学級でゲームなどのお店を出す活動です。低学年は、生活科の学習を生かして「さかなつり」や「ゴムロケット」遊びのお店。中学年は、総合的な学習を生かして廃材を利用したおもちゃを作るお店。高学年は、「人間人生ゲーム」や「お化け屋敷」を企画しました。
 児童は、自分たちの学級のお店にたくさんのお客さんが来てくれるように、楽しめる内容を考えたり、工夫を凝らした手作りの景品を作ったりして、お店の準備を自主的にすすめました。フェスティバル当日は、学級のお店にたくさんのお客さんが来るように声を出して宣伝をしたり、お店を交代で運営したりして意欲的に活動する姿がみられました。児童は、お店の計画や準備、当日の進行から片付けを通して、協力する態度が身に付き、達成感と学級の団結力を感じることができました。また、普段はあまり接することのない異学年の児童との交流も活発にできたため、児童間の絆も深まっています。
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【あま市立甚目寺中】ケータイ安全教室

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 甚目寺中学校では、6月13日(木)に、NTTドコモのインストラクターをお招きして、全校生徒を対象に情報モラルについての授業を行いました。

1 ねらい
・ 携帯電話を使う上でのマナーやモラルを学び、正しく利用できる態度を育てる。
・ 携帯電話などを介したトラブル、事件を紹介していただき、未然に防ぐ方法や意識を身につける。
・ 保護者にも可能な限り知らせ、携帯電話やインターネットを介したトラブルの実情を知っていただき、家庭内での携帯電話の使い方を気にかけてもらう機会とする。

2 講話の内容
 ・ 書き込みやメールでの誹謗中傷やいじめ
 ・ 個人情報の流出
 ・ 迷惑メールについて
 ・ SNSサイトの危険性
 「誹謗中傷」などの言葉の意味から「プロフ」などの用語の説明まで、事例を交えて丁寧に解説されました。そして、トラブルを未然に防ぐ方法や、万が一トラブルにあった場合の対処方法についての話がありました。また、最近主流となっているスマートフォンについての説明と、起こりうる問題についても話されました。

3 生徒の感想
 私は携帯電話を持っているし、パソコンも家にあるので、情報関係のトラブルは身近にあると改めて思いました。私自身、被害を受けたことがないので実感がありませんが、一歩間違えれば大変なことになるということを再確認しました。携帯電話やパソコンは便利ですが、使い方に注意しないと自分や周りの人が傷つくので、これから使用する度に授業を思い出して使っていけたらいいと思います。

4 今後に向けて
 夏休み前に実施することで、休みを過ごす上での注意を生徒に投げかけることができました。保護者も話を聞いたことで、携帯電話をもつにあたっての家庭での決まりや約束を話し合うきっかけをつくることになったと思います。
 今後も、より一層、生徒や保護者の意識を高めようと考えています。

【豊橋市立豊岡中】情報モラル道徳授業実践

第2学年2組 道徳授業案
1 日 時 平成25年9月19日(木) 第6時限 2年2組教室 

2 主題名 「メールの友情」 2−(3)友情 信頼
  
3 主題のねらい 
 社会の移り変わりによってコミュニケーションのあり方が変わっても、相手の気持ちを考えて伝え合うことの大切さを知る。

4 題材にかける教師の願い
 中学生となり、生徒たちは親や教師などの、頼っていた存在から精神的に自立し、自分を理解し受け入れてくれる友達の存在を求めるようになる。本学級の生徒もそれぞれの交友関係の中で、心から自分のことを打ち明け合い、互いを認め合える友達を求めようとしている。しかし、メールなどのコミュニケーションツールの普及により、友達関係のあり方も多様化してきている。時には、面識のない相手とかかわることもあり、思いもかけず人を傷付け大きな事件に発展することもある。このように、今の時代を生きる生徒たちにとって、人間関係を築くために大切なことを考えるのは意義深いことと考え、本主題を設定した。

5 本時の授業
(1)資料名 アニメ ブラックジャック 18メールの友情

(2)ねらい 
 面識のない友達との間にも、相手の立場や気持ちを考えてコミュニケーションをとることの大切さに気がつくことができる.

(3)本時にかける教師の願い
 携帯電話が普及し、気軽にメールやインターネットができる環境にある現在、メールでつながっている友達、いわゆる「メル友」やネット上の友達「ネット友達」という存在が浮かび上がってくる.「秘密性」というメールの特殊な性質の中でつながっていく人間関係は、危険性も併せもっている.このため、人とつながりたい目的でメールの世界にのめり込んでいく傾向があるが、相手が見えなくても人間関係を築く上で、人の気持ちを考えて行動することを忘れてはならない.
 メールに関するアンケートの結果を見ると、学級の8割の生徒が友達とメールやSNSでのやりとりをしており、メールなどをコミュニケーションの主な手段として使っている生徒が多い.また、9割の生徒は、面識のない相手がメールで伝えていることは信用できないという考えをもっており、危険性についても知識をもっている.しかし、情報ツールもモラルを守り、大切に使っていくことができればコミュニケーション手段として素晴らしいものである.そのことを忘れなければ、人との関わり方がどうであっても、尊い友情関係を結ぶことができるはずである.本資料を通して、情報ツールの利便性と危険性に触れ、情報ツールを有意義に使用するための適切な判断力を育てるとともに、人間関係を築くために大切なことを考えるきっかけとしたい.
 本資料は、手塚プロダクション製作「ブラックジャック 18メールの友情」を、教材として活用する.本資料にはジュンとトムという人物が登場する.2人は直接の面識はなく、メールやチャットのやり取りをしているが、お互いに嘘の近況報告をしていた.そんな2人が、実際に会うことになる.感動的なストーリー展開は、友情について考えさせる力がある.
 ジュンがトムに偽りのメールを送る場面を通して、生徒が自らのコミュニケーションの姿を振り返ることができる.ジュンの「自分のメールで“トム“を傷つけてしまった」という思いに共感し、「メールの使い方に気を付けて、友達をより大切にしたい」という気持ちを育むことができるであろう.生徒たちがメールのコミュニケーションをするときに、ジュンやトムの姿を想起できることを期待したい.

「ブラックジャック 18メールの友情」 あらすじ
 ジュンは会ったことのない、ニュージーランドに住むトムという親友がいる.2人はパソコンでメールやチャットを楽しむ間柄だ.ジュンは野球でホームランを打ったとトムに話すが、実はこの話は嘘.ジュンは運動ができない病気で、大人にならないと手術することもできない.ジュンの母親が「いずれつらくなるだけだ」と話をするが、「相手はニュージーランドだから分かりはしない」と答える.
 ある日、ジュンはグラウンドで野球を見ていた.転がってきたボールを拾おうとするが、小さい頃からの足の病気でボールが拾えない.それを見たピノコ達が「うちの先生に治してもらったら?」と聞くが断ってしまう.
 ジュンの母親は、父親に対し「治す方法はないか?」と聞くが「手術の出来る年齢まで待つしかない」と言うだけ.母親は「何とか出来ないか」と聞くが「ブラック ジャックなら何とか出来るかも知れない、ただ治療費は大金を請求される」と言う.一方トムとチャットを始めるジュンだが、トムは「今度日本に行く予定がある、野球の試合を見たい」とジュンに伝える.ジュンは母親に、トムに嘘をついていたことを謝るように諭されるが頑なに拒否し、ブラック ジャックのところで診察を受ける.
 ブラック ジャックは、「後5年で手術が出来る」と診察結果を出すが、「野球が出来ないと嘘つき呼ばわりされてしまう」とジュンは話す.「1億で手術する」とブラック ジャックに言われた事に腹を立て、ジュンは結局家に帰ってしまう.ブラックジャックはピノコに手術をしない理由を聞かれるが、「本人に病気と向き合う気が無いなら、どんな手術もムダだ」と話す.また2人はチャットを始め、トムが日本に行く日取りが決まったことをジュンに話すが、ジュンは嘘がばれることを恐れトムに絶交の書き込みをする.
 数日して、母親がブラック ジャックが100円で手術してくれることを告げる.ブラック ジャックはその経緯を話す。「ある会社の社長が手術費用をもつと申し出た.その社長は若くして父親の跡を継いだが小さい頃に視力を無くし、目を治すために日本に来たが、治療する気がなくなった」と.ブラック ジャックはその社長にジュンのことを話した.ジュンはそのことをたずねるが「直接聞いてみればいい」と言い、別室からニュージーランドからの患者、トーマス モリソンが現れる。
 実は、メール相手のトムは、トーマスだった.ブラックジャックはジュンの状況をピノコから聞いていた.そして、そのことをトムに伝えていた.トムは自分が目が見えないことを話す.トムが目の手術を受けるのはジュンに会うためであり、絶交を伝えられたので目を治す必要がなくなったという.ジュンはそのことにショックを受ける.お互いに今までの嘘を打ち明け、どちらが手術するかと問答が続くが、ブラック ジャックは「2人とも手術する」と言う。
 手術が成功し、友情を取り戻した二人は再びチャットを始める。

生徒Aの感想

 とても難しい内容だった.メールには相手の顔が見えなくて不安になる部分があるが、今回の話みたいにそこから友情が芽生えることもあることをしった。自分も携帯電話をつかっているのでネットなどでこのようなことがあった時には、主人公たちのような友情が芽生えることがあればいいと思う。
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【豊橋市立高豊中】ササユリボランティア

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 本校は,校舎から太平洋を見ることができる学校です。学校の周りに田園が広がっており,冬の天気の良い日には富士山を見ることができます。生徒たちは,自然に囲まれた中で明るく意欲的に活動しています。
 本校では,「ササユリボランティア」という「ササユリ保存会」の方や郷土の自然と触れあうボランティア活動を行っています。活動のねらいは,校区の自然環境と積極的に関わり,身近な自然や環境に愛着をもつことや,地域の方たちとの交流を通して,自然保護について考えを深めることです。
 年に2回,校内でメンバーを募り,ささゆり保存会の方の協力を得て活動しています。6月には,「ササユリ祭」に参加し,ササユリの販売の手伝いやお茶出し,荷物運びなどを行っています。11月には,翌年以降の開花に向けて,球根の仕分けや幼球根の移植,幼苗の手入れを行います。高豊校区にささゆりの里という素晴らしい場所があり,その復元のために尽力している人がいることを知り,地域の方との交流を深めています。毎年,100名以上の生徒が参加するこのボランティアは,校区の方がササユリを保存していくために尽力していることを知るよい機会となっています。
 活動を終えた生徒は,
「多くの人々との交流があり,たくさん会話をすることができました。販売のお手伝いをすると,お客さんから感謝の言葉をもらい,とてもうれしい気持ちになりました。人から感謝されることのうれしさを学びました。次もまた参加したいです。(中1男子)」
「ササユリボランティアでは,来てくださった方が,ありがとうという言葉を言ってくださるたびにやりがいを感じました。自ら仕事を見つけることで,楽しく仕事ができることがわかりました。(中1女子)」
など,充実した感想をもちました。


 ササユリは,ユリ科の多年草で山地の草原や明るい森林に生息する植物です。茎や葉が笹によく似ていて,淡いピンクの花を6月頃に咲かせます。渥美半島の里山では昔からササユリが多く咲いていましたが,環境の変化によって減少しています。伊古部町には「ささゆりの里」と呼ばれる場所があり,ささゆり保存会の手によってきれいな花を見ることができます。ササユリは,伊古部海岸の自然の特徴となっています。

   

【豊橋市立向山小】ふれあい集会

 向山小学校では,互いに相手の立場を考えたり,思いやりをもって接したりするなかで,温かい人間関係を作ることをめあてにして,縦割り班活動に取り組んでいます。1年生から6年生までを24班に分け,一月に2回ラッキー放課時にふれあい遊びを行っています。ふれあい集会が,年に2回あり,7月10日に1回目が行われました。ゲームの内容は,児童会常任委員が中心になって考えました。今年は,フラフープくぐり,ロープくぐり,ボールわたしの3種目を縦割り班で競います。
 6月のラッキー放課には,本番に向けた練習をしました。3分間で何回できたかを競うため,どうすると早くフラフープやロープを回せるのか,班で試行錯誤しながら考えます。この後,児童会常任委員会ではルールの確認をしながら,問題点について話し合い,本番にのぞみました。
 賞状やメダルは,委員会の児童の手作りです。本番の結果発表では,1班ずつステージに班長が上がります。点数の多い班から順に横一列に並んでいきます。舞台の左側にいくしくみです。ラッキー7賞も設けられ,一つの班が点数を発表するごとに会場が盛り上がりました。
ふれあい集会が終わった後,「6年生が足からくぐるといいよと教えてくれたので,だんだん上手になった。」という感想が聞かれました。今後の活動でも他学年とのふれあいを深め,後期のふれあい集会にもつなげていきたいと思います。

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【豊橋市立植田小】 ふれあいの会  〜昔の遊びを楽しむ会〜

 毎年1年生は、「昔の遊び」を通して校区の老人会の方たちとふれあいの会を行っています。
 子どもたちはこの日を迎えるまでに、昔遊び調べをし、休み時間を使ってお互いに教えあったり、工夫したりして「遊び名人」をめざしてきました。老人会の方に『遊び方のコツ』を教えていただき、さらに「名人」に近づきたいという思いでいっぱいでした。そして、教えていただくときの礼儀作法を覚え、お年寄りの方にもよく伝わるような話し方を練習しました。
 ふれあいの会の当日、竹とんぼ・お手玉・あやとり・けん玉・こま回しなどの昔遊びのコーナーの準備をしながら、子どもたちはわくわくモードに切り替わってきました。
 「おはようございます」という元気のよいお年寄りの方の声とともに、たくさんの方が来校してこられました。毎年参加されている方は、子どもへの接し方も慣れており、「さあ、はじめようか」と声をかけてくださるので、子どもたちの緊張もほぐれ、すぐに歓声があがり始めました。さらに、「先生、新聞紙と広告をもってきたから、折り紙コーナーをつくってもらってもいいかん」と老人会の方からのお心遣い。新聞紙で折った兜をかぶれた子どもたちは大喜び。よく飛ぶ紙飛行機の作り方まで教わることができました。
 会の終わりに、子どもたちは手遊びと歌のプレゼントをしました。一生懸命にがんばっている子どもたちの姿を見て、老人会の方の顔の表情がとても柔らかくなりました。帰られる時に「また、来年も来るからね」「楽しかったよ」という言葉をもらい、子どもたちの心は、温かい気持ちでいっぱいになったようでした。お礼の手紙には、老人会のみなさんへの感謝の思いがたくさん書き綴られていました。
 地域と一体となって子どもを育てていくことの大切さを、子どもたちの姿からを感じることができたひと時でした。

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【岩倉市立岩倉東小】心豊かな児童の育成〜「お花いっぱい運動」の実践を通して〜

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 本校では「あいうえお運動」の中の一つである。「お花いっぱい」をスローガンに、開校当時(昭和41年)より学校や地域を花いっぱいにしようという目標を掲げ、花づくりを継続しています。取組の理由の一つに、全校児童の約8割が岩倉団地に住んでいるということが挙げられます。土をいじり、草を抜く体験、植物の生長を実感する場が少ないであろう児童にそうした場を設定することで、心豊かな児童を育みたいというのが大きなねらいです。
活動内容 1地域との連携
      (1)FBC花壇、PTA花壇、学年花壇、地域花壇等への取組
      (2)幼保小交流
     2自然とふれあい、生命の大切さを感じる心の育成
      (1)ペア学年交流 (2)委員会活動 (3)夏休みの散水・除草活動
     3エコロジーの心を育てる取組(給食の残滓を処理した肥料づくり)
     4 東日本大震災の被災地へ苗を送る活動
 冒頭の写真は、東北へ送った花苗を被災された方々に届けてくださる窓口としてお世話になっていたボランティア団体のメンバーの方からメールで送られてきたものです。現在は札幌でお仕事をされているそうですが、宮城県石巻市に帰省した折に本校からの花苗を目にして送ってくださったのです。
 メールには「子どもたちの遊び場に寄ると、岩東小から届いた花の苗が植えられていて、ずっと支援を続けていることに感動しました。ついうれしくてメールを送ってしまいました。(東北の様子を)子どもたちに伝え、一緒に考え、行っているんですね!僕も自分にできることを実践していきたいと思います!」とありました。職員一同胸が熱くなりました。すぐに本校の子どもたちにも紹介しました。

【豊田市立竹村小】モラルを守って楽しくチャット       <チャットの疑似体験を通して>

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 竹村小学校では、6年生を対象にチャットを使った情報モラルの授業を行いました。
 修学旅行をテーマにみんなで楽しく書き込みを行った後、ICT支援員からチャットの仕組みについて専門的に教えていただきました。授業公開日に行ったので、保護者にも子どもたちの様子や情報モラル教育の大切さを知ってもらうことができました。
 竹村小学校の6年生にとって、チャットやネットいじめ、不適切な書き込みは、まだ身近なものではありません。しかし、実際に体験したりICT支援員から話を聞いたりすることによって、書き込みの楽しさだけではなく恐ろしさも感じることができました。
 興味本位だけで行うのではなく、自分で責任をもって行うことが大切であることを学ぶことができたのは大きな成果でした。
         
      子どもの声「チャットの体験を通して}
 今日は、チャットをクラスの友達と行ったので安心してできました。だけど、最後に友だちが「今はクラスでやっているからいいけど、もし知らない人とやっていたらこわい。」と言いました。私は、何も考えずにやっていたので、その言葉を聞いてこわくなりました。

【長久手市立長久手中】 正しく怖がるインターネット(現職教育)

 携帯電話・スマートフォンやパソコンにとどまらず、ゲーム機器や音楽機器などを通してインターネットへと接続され、教師や親の理解を超えて子ども達が多くの人と結びつく状況が進み、それらの繋がりが、生徒の生活習慣の乱れや人間関係でのトラブルの原因になってきている。
 本校では、本年度、インターネットの利用についての学級指導を行うために、IT企業から講師を招いて、指導内容のポイントを事例に学びながら、現職教育を行った。
 研修では、授業で情報モラルを指導するために作られた「事例に学ぶ情報モラル」について、教材のもとになった事例を詳しく紹介してもらい、ネットの利用についての指導ポイントを押さえながら、講師から授業をする流れに沿って説明を受けた。
 この研修を通して、今、生徒達が接しているインターネットの世界は、保護者や教師の側の意識が不足している現状であること、大人でも完全に安全な利用をすることは難しいことを痛感した。それだけに、インターネットの利用に伴うトラブルや事件の発生は、大人の理解と生徒への指導の不十分さの結果ともいえる。
 研修後も、講師から指摘された掲示板の書き込みによって起こる「ネット炎上」の報道が続いている。インターネットという世界や使い方を、保護者や教師が理解して、生徒へ正しい知識や情報モラルを繰り返し伝えなくてはならない。

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【江南市立北部中】便利なツールに潜む危険を考える

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 昨今、携帯電話やスマートフォンなどの通信機器が急激に普及し、便利なツールとして利用する人が増えています。しかし、その便利さに加え、利用方法を間違えると大きな事件に巻き込まれてしまうということを忘れてはいけません。本校でも、ゲーム機をコミュニケーションツールとして利用し、友達を中傷するなどの事案や、LINEなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を使用してのトラブルがおきたことがありました。そこでアンケートを行い、どのぐらいの者が利用しているのか調査を行いました。上記に「通信機器等に関わるアンケート」の結果の一部を示しました。
 アンケート1の結果から、半数近くの生徒が通信機器を所持していることが分かりました。また、最近では、スマートフォンやパソコンなどのツール以外にも、タブレット端末などのアプリを利用したり、ゲーム機などを利用したりと様々なコミュニケーションツールを使用していることが分かりました(アンケート2)。また、中にはネットを介して会ったことのない人とやりとりを行ったことがあるというものがあり、一歩間違えれば恐ろしい事件につながりかねないという結果が出ました。
 これからますます普及していく便利なツールですが、知識不足によりトラブルに巻き込まれてしまうという危険と隣り合わせであるということに気付かせていかなければならないことが分かります。また、危険を回避するための術や、コミュニケーション能力などを高められるような授業づくりを進めていくなど学校生活を充実して過ごしていけるよう、努めていくことも必要であると考えます。
 本校では、アンケートの結果から学校保健委員会のおりに校長先生が、保護者に向けて家庭での携帯電話やゲーム機などの利用の仕方などについてお話をされました。また、STの時間などに担任から生徒に向けて、通信機器による被害にあわないように、または、知らず知らずのうちに、相手を傷つけてしまわないようにと危険予防の喚起を促しています。

生徒の感想
・ぼくもスマートフォンをもっています。いろいろと危険なことがあることは知っていましたが、大きな事件につながるとは考えたこともありませんでした。間違った使い方をしないことや、しっかりと親と相談しながら使っていくようにしたいです。
・携帯電話がほしいと親にずっとお願いしていました。ですが、お金の問題もあるけれど、どうして親が反対していたのかが少しわかった気がします。

【豊橋市立吉田方中】 校区をきれいに クリーン活動

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 本校では、地域の美化への意識を高めるとともに、具体的な実践を通して地域への貢献を体感させ、生徒の公共性や社会性にかかわる資質や能力・態度を養うために,生徒会を中心とした自治的な活動として、校区のクリーン活動を行っています。生徒会執行部と美化委員、ボランティア委員を中心に、2・3年生の有志生徒、合わせて260名をこえる参加者での活動になりました。
 また、中学1年生だけでなく小学6年生、吉田方校区自治会の方や国土交通省豊川河川事務所の方と一緒に活動する豊川クリーン活動も行っています。本校の1年生は、毎年、校区を流れる豊川でカヌー体験を行っています。身近な豊川をいつまでもきれいに保っていこうとする意識の高まりや、小学生と縦割り班で活動する中で、中学生がリーダーシップを発揮する場面も見られました。
〈生徒の感想〉 
「校区を流れる豊川ですが、普段あまり行かないので、思っていた以上にゴミがたくさん落ちていてびっくりしました。みんなで協力してたくさんゴミを拾ったらきれいになってよかったです。」
「たばこの吸い殻や飲み捨てた空き缶が目立ちました。また、人形の首や危ないゴミも落ちていて驚きました。改めてゴミのポイ捨てはいけないと思いました。」

【犬山市立池野小】 “これって大丈夫?”マナーと常識 情報モラル教室

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 池野小学校では、日頃からPC支援活動をしていただいている“ラインズ”の方を講師に招き、高学年の情報モラル教室を実施しました。携帯電話やスマートフォン、タブレット等でインターネットやラインを使う時の常識やマナー、問題点について学習しました。興味をもち、これから使用することが予想される5・6年生を対象に、正しい使い方について具体的な話を交えながら教えていただきました。
 スマートフォンの使い方では、マナーとしてわかっていても、ついつい流されてしまうような身近な事例を挙げ、「自分ならどうするか」という問いに対して考えを述べながら授業に臨みました。またラインの使用では、陥りやすい失敗やトラブルについて学習しました。設定や使用規定、ネチケットについても気をつけることを知りました。
 「すぐに返事を返せないことはよくあること」「相手を傷つける言葉はないか考える」「これって大丈夫?」という気持ちをもっていることが必要であることを再確認しました。
 見えない相手をどう考えるか、人としての“こころ”と警戒心、自分一人で考え込まないことを学習しました。

【稲沢市立大里東小】 情報モラルの指導について

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 11月に,6年生の児童を対象に情報モラルについての学年集会を行いました。本校教諭が出張先で聞いてきた講演記録をもとに,次のような内容の話をしました。
・ ブログやプロフで写真や学校などの情報を掲載したところ,知らない人が学校に現  れ,そのうち自宅にまで現れるようになったケース。
・ 掲示板上で書いていた悪口が原因で,転校を余儀なくされた生徒の保護者が同級生を 相手取って損害賠償請求を起こしたケース。
・ 無料通話アプリ上で書いていた悪口が原因で,自殺をした生徒の保護者が,悪口のや りとりをしていた同級生を刑事告訴した。同級生は侮辱と自殺教唆で書類送検となった ケース。
(愛知県警 サイバー犯罪対策課 情報セキュリティーアドバイザー 梅村峰次様の講演より)
 以上のケースから,軽はずみな行動が,後に大きな失敗につながる可能性があることを伝えました。さらに臨時の学年通信を発行し,親として,子どもにどういう大人になってほしいか,そのために子どもの身の回りにある便利な道具(携帯電話・スマートフォン)とどう向き合っていくのか,家族みんなで考えてほしいと呼びかけました。あわせて,全米の母親の共感を呼び,話題となった「母から息子へのメッセージ スマホ18の約束」を示し,必要に応じて「リビングでのみ使用してもよい」や「ご飯の時はしない」「勉強の邪魔はしない」などの家庭ごとのルールを作ったり,友達同士のルールを確認したりするなど,様々な場面で活用していただくようお願いしました。
 子どもたちは,指導を受けてスマートフォンとどう向き合っていくか真剣に考え,これまでの使い方を反省し,友達とのコミュニケーションの在り方を考え直すよい機会となりました。