【愛西市立立田中】福祉実践教室

 立田中学校では、お年寄りや障害を持った人たちのことを理解するとともに、思いやりの心と助け合う心を育むことを目的として、福祉実践教室を毎年開催しています。
 本年度は、車椅子・手話体験・ガイドヘルプ・高齢者疑似体験の4つのグループで行いました。生徒たちの心に響く体験にするために、次の2つを重点項目にして取り組ませました。
○ 障害のある人の話をじっくり聞き、健常者が気づかない気持ちや感情を知り、援助にはどのような方法であたるべきかを知る。
○ 擬似体験を多く取り入れ、実体験をしながら、障害のある人の生活の困難さや不安な気持ちなどを理解する。
 農村地域にある本校でも、高齢者と共に生活する家庭が減少傾向にあります。また、ゲーム機器や携帯電話の普及などにより、日常生活の中で相手の気持ちを考えながら聞いたり、話したりすることが苦手な生徒が増えているように思えます。
 一方的な介護や手助けの方法だけを学ぶのでなく、高齢者や障害のある人と接することにより「思いやりの心とやさしさのありかた」「相手の気持ちの推し量り方」などについて学び、人の「温かさ」を感じ取れる生徒になってもらいたいと心から願っています。
<生徒の感想>
 「ぼくは今日まで手話にはあまり興味をもたなかったけれど、今日の福祉実践教室を受けて、聴覚障害者の人たちが生活で困っていることを知り、話せないことはとてもたいへんなことなんだと強く思いました。手話などをもっと勉強して、駅などで聴覚障害者の方と出会った時に優しく声をかけてあげ、何かの役に立てる人になりたいです。」

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【豊橋市立牛川小】 お年寄りとのふれ合い集会

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 1月15日(水)と1月20日(月)、1年生の子ども達とお年寄りの皆さんもとても楽しみにしていた「昔の遊びを教えてもらう会」が行われました。今年は保護者のも40名程参加しての3世代交流の場となりました。
 子どもたちの司会で会は始まりました。元気なあいさつに、お年寄りの方々も笑顔いっぱいです。子ども達はこれから始まる遊び体験にわくわくしていました。子ども達の遊びは10チームに分かれて、メンコ、お手玉、おはじき、まりつきやコマ回し、リム回し等の遊びを体験しました。
 子どもたちはこの日のために、「遊び名人になろう」と練習してきました。初め緊張して固かった子どもたちの表情もお年寄りの上手なリードのもと、笑顔いっぱいのリラックスした表情に変わっていきました。「うまくなったね。」と褒められて笑顔いっぱいの子、「おじいちゃんみたいにもっとうまくなりたい。」と遊びのこつを教えてもらう子など、保護者も参加しながらほのぼのとした交流が展開されました。
終わりの会では、心を込めて書いたお礼の手紙が渡されました。子どもの輪でできたお見送りの隊形をつくり、その間を通ってお年寄りは退場しました。「また一緒に遊ぼうね。」と声がけする方も見られました。
 ハイテクな機器を使っての遊びに慣れた子どもですが、身近な物を使った手作りの昔遊びの楽しさを体験することができました。お年寄りの皆さんも童心に帰って遊びました。子どもたちの中にはおじいちゃん子・おばあちゃん子もいますが、日頃お年寄りと接する機会の少ない子も多い昨今、とても有意義なふれ合い、体験の場となりました。

【岡崎市立羽根小】著作権ワークショップの実施

 情報機器の家庭への普及にともない、子供たちでも簡単にインターネットや携帯電話やゲーム機を使って、音楽や映像をダウンロードし、様々な情報を手に入れることができるようになってきました。しかし、著作権について知らないと、子供たちも気づかないうちに著作権の侵害という罪を犯してしまう危険性があります。 
 そこで、本校6年生では、著作権について学習するために、日本国際映画著作権協会の方を招き、「著作権ワークショップ」を開きました。学生ボランティアによる寸劇やクイズを交えながら、著作権について専門家に分かりやすく教えていただきました。
 子供たちの感想には、「わたしの作った作品にも著作権があるなんて驚きました。」「みんなの思いと努力でできた作品なので、簡単にまねをしてはいけないと強く思いました。」などがありました。大人になってもこの思いを忘れずにいてほしいと願っています。

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【豊田市立豊南中】赤ちゃん抱っこ体験

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 交流館で行っているベビー教室の一環として、赤ちゃん抱っこ体験をさせていただいきました。
 当日は、早めに交流館に出向き、講座の準備のお手伝いをしました。その後、赤ちゃん抱っこ体験の準備。赤ちゃんを遊ばせるスペースを確保するため、ござを交流館後方に敷き、雑巾で綺麗に拭きました。拭き終わった後には、赤ちゃんとお母さんのお出迎え。受付係とエスコート係に分かれてお手伝い。
 そして、ついに待ちに待った赤ちゃん抱っこ体験。お母さんたちが講演を聞いている間赤ちゃんを預かり、抱っこしたり、あやしたり、一緒に遊んだり・・・。
 その後、講演が終わりお母さんたちが戻ってきました。お母さんたちに赤ちゃんの抱き方や接し方を教わりました。質問もいっぱいしました。
 生徒たちにとっては貴重な体験となりました。人のぬくもりを感じるだけでなく、親のありがたみ、自分も同じように愛情を注がれていることに気づき、親への感謝の気持ちをもつことができました。


赤ちゃん抱っこ体験の感想

・もう記憶にないけれど・・・自分も親からこんな風に愛情をもらっていたことを知りました。
・赤ちゃんは、かけがえのない存在でした。

【田原市立神戸小】優しい心を育てる「花育」活動

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 神戸小学校では、全校で花を育てる活動を行っています。今年は、「楽しみながらきれいな花を咲かせよう」をテーマに取り組みました。
 花は緑化委員や園芸部を中心に種から育て、ポットに仮植し、それを校門横のメイン花壇や学年花壇、全校一人一鉢に植え替えて育てています。
 春から夏にかけ、子どもたちの一日は自分の鉢や学年花壇に水をかけるところから始まります。「先生、私の花、大きくなったよ」「花が咲いたよ」と自分の花の成長を楽しみに水をかけます。欠席した友だちがいると、「○○ちゃんがいないから、お水かけたよ」と友だちのことを気遣う姿も見られました。
 メイン花壇は緑化委員が全校にデザインを募集し、今年は「富士山〜秋の夕ぐれ〜」に決まりました。夕日に染まったきれいな富士山を見て、みんなが優しい気持ちになってくれたらと願って、緑化委員と園芸部が中心となって育てました。
 また、花を育てる苦労や喜びを作文や絵に表すことで、花への想いをより深めています。
 今は、春に向けてパンジーやノースポールなどを育てています。緑化委員の「あたたかい時間にかけてください」の呼びかけに、2時間目や昼の休み時間に水かけをしています。
 花への気遣いが人への気遣いに広がっていくことを祈りながら、今年も花を育てる活動を続けています。

【新城市立鳳来西小】LINEへの心構え

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【実態とねらい】
 3・4年生を対象に情報モラル教育を行うことになり,まずアンケートを行った。その結果,自分専用の携帯電話はないが,全員親のものを使った経験はある。なかには,週に4日以上,1日につき30分から1時間ぐらい使用するという児童もいた。使用目的としては,ゲームやカメラが中心だが,アプリを自分で取ったり,LINEを利用してメッセージのやり取りをしたりしている児童も少なくないという実態がわかった。そこで,今後成長するにつれ,LINEを含むSNSを利用する機会が多くなると思い,個人情報の扱い方を中心に授業を行った。
【授業の様子】
 LINEを利用している児童だけでなく,そのスタンプのキャラが有名なので,どの子もどこかでLINEという言葉は聞いたことがあるようだった。使ったことがある児童を中心に,その利便性や仕組みを説明した。使ったことがない子は非常に便利なものだと思ったようだ。その後,ブログなどを含む書き込みが問題になっていることを話した。軽い気持ちが大きな問題となることに驚いたようだ。「ぼくは絶対にやらない。」とつぶやいていた児童もいた。最後に,やってはいけないこととして,「個人情報はのせない」「人の悪口は書かない」「確かな情報しか書かない」を確認して,授業を終えた。
【児童の感想】
・LINEのことで,どんなことはしていいのか,どんなことはしていけないのかがよくわかりました。また情報モラルでいろいろなことを知りたいです。
・私は情報モラルでLINEのことをやって,いろいろ知らないことややってはいけないことがわかったのでよかったです。もっと大きくなったら,利用するから参考になりました。

【田原市立若戸小】「電子メールを使うときのルールを考えよう」

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 本校5年生を調査したところ、LINEなどの無料通話アプリを使ったことがある児童が3割程度、自宅でインターネットに接続できる情報端末機器を持っている児童は学級の8割以上おり、使用頻度は少ないものの環境は整っていることがわかりました。
 現在、トラブルはおこっていませんが、「ネット依存」「ネット内いじめ」等の問題が中高生の中で話題になっている昨今、大きなトラブルに発展させないためにも、小学校から適切な指導をする必要があると考えます。
 そこで、田原市の学校間情報ネットワーク上に導入している「事例で学ぶ Netモラル」(広教)のソフトを活用し、「電子メールのルールやマナー」を身につけさせるため、5年生で情報モラル教育を実施しました。
 まず、事例を見る前に、電子メールで気をつけることを記述させました。多くの児童が未経験のため、「アドレスを抜き取られないようにロックをかける」「知らない人からのメールは返さない」などの不審者を警戒する記述がほとんどで、「悪口を書かない」などのコミュニケーションに関する記述はありませんでした。次に、事例を見て、気がついたことや何がいけなかったのかを話し合いました。送り手と受け手の両方の気持ちを考えさせることで、「悪口を書いてはいけない」「言葉使いに気を遣う」「時間帯を考える」などのルールについて実感することができました。また、ドリルで繰り返し検定することによって、学んだことを確認することができました。
 情報モラルの指導には、家庭の協力が不可欠です。今後は、外部講師などを活用し、保護者への啓蒙を促進する必要があると感じました。

【豊橋市立磯辺小】情報モラル教育実践について

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 本校では、6月17日に「インターネット・携帯電話の危険性について親子で学ぶ会」を計画して実施しました。愛知県警察署の方に来ていただき「インターネット6つの約束」についてのお話を聞かせていただきました。
 話を聞いた子どもたちは、6つの約束を覚えておこうという気持ちでふり返りを一生懸命書いていました。自分の思いを書いたり、気づいたことを上手にまとめたりしている子がいました。下にその一部を紹介します。
1 人の悪口をかかずにちゃんと使いたい。私は今回話を聞いて、こんなことを書いたらダメということが分かった。知らない人からメールがきても無視をすることも大切だと思うし、変なことが書いてあったら大人の人にすぐに相談したいと思った。
2 私は、たくさんのことが分かった。一つ目はネットで悪口をかかない、二つ目はネットで個人情報を書かない、三つ目はネットで悪口を書かれたら大人の人に相談する、四つ目はネットで知り合った人に実際に会わない、五つ目はネットでチェーンメールを送らない、六つ目はネットでは長いパスワードを作るということである。

 高学年は各クラスで道徳の時間を利用して情報モラルの授業に取り組みました。携帯電話をどんなふうに使っているのかという話し合いをしたり、インターネットで情報を調べるときに気をつけなければならないことは何かなということを考えたりしました。  
6年生は、「ミニブログへの書き込み」について考えました。その時の授業の中で、ワークシートに「ミニブログを安全に使うために気をつけなければならないこと」を書いていましたので、その一部を紹介します。
1 自分の名前や居場所が分かることをのせないようにする。
2 人の迷惑になることを絶対に書かないように十分気をつける。
3 写真がドラッグできないファイルを作るようにする。
4 本名や自分の顔写真を絶対にのせないようにすることが大切である、
5 自分のブログを登校する前によく考える。もしも誤って登校したらすぐに消す。

【豊川市立国府小】学校中にありがとうを届けよう!

 本校は,市の西部にあたり全校650人の大規模校です。昔からある住宅も多く,地域とのつながりが深い地域でもあります。
 12月の人権週間では、「ありがとうを届けよう週間」という活動を行いました。手紙を通してありがとうを伝えることにより、自己肯定感を高めること、友達、地域、親に感謝の気持ちを手紙に表すことでよりよい関係を築くことを目的に,全校一斉で取り組みました。同学年は黄色,異学年は水色,大人には桃色と色を分けたカードを用意したことで,伝える相手を意識して感謝の気持ちを伝えることができました。また、カードを直接手渡ししたので、相手から直接もらえるうれしさや喜びも感じることもできました。人によさを認めてもらえることで、自分のよさを再確認できたり、自分の知らなかったよさを知ることができたり、全校が温かい雰囲気の中取り組むことができました。
 ふりかえりでは、「私は,いつもその子のことをどう思っているのか言えなかったけれど、自分の気持ちが伝えられて、カードをもらって自分にもよいところがあるということも分かりました。来年もあるので人を思いやりたいです。」「私はカードをもらって、よかったなと思ったことがいっぱいあります。たとえば友達が泣いてしまったとき,なぐさめたりばんそうこうをはってあげたりしたことを書いてくれた人もいました。遊ぶときのことを書いてくれた子もいて,とてもうれしかったです。」「カードを書くとき、いつもありがとうと思って書きました。カードをもらう人が喜ぶように色をぬったことが、返事の中に色をぬってくれてありがとうと書いてあったので、心がぽっかぽかになりました。カードを書くのも楽しいし、もらって心がぽっかぽかになれたと思います。」などの、心温まる感想を書く子が多く見られました。
 今後は、人権週間だけの取り組みではなく、教室にありがとうカードを置いておくことで、いつでも書けるように呼びかけていきたいと思います。



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【東浦町立片葩小】「モラルを守って楽しくコンピュータの授業」

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 片葩小学校では、1年生を対象に,コンピュータをみんなが気持ちよく使うために,実際にコンピュータルームで情報モラルの授業を行いました。
 コンピュータルームでの活動の前時に,コンピュータを使う楽しさについて話し合い,すでに使ったことがある子から,「楽しい」「おもしろい」「難しい」などの意見が出ました。次に正しい立ち上げ方,終了の仕方について説明し,パスワードの存在の大切さについても伝えました。最後に,みんなが気持ちよくコンピュータを使うためにどんなことを大切にしたらよいのかを話し合いました。次に使う人のことを考えて,大切にすべきことを考えることができました。
コンピュータルームでの活動は,コンピュータの正しい立ち上げ方とパスワードの入力の仕方と終了の仕方を中心に,お絵かきソフトで自由に絵を描きました。スタンプの中にある50音で自分の名前を書くことを楽しむ子どももいました。
 活動後,子どもたちはパスワードがあることを始めて知り驚いていました。またそれを秘密にしておかなければならないことを理解することができました。
 今回はコンピュータルームという現実的な場所でしたが,これからはコンピュータネットワークという仮想的な場所でのルールやマナーを身に付けていかなければなりません。この授業が,これからのさまざまな情報モラルを学んでいく上で「人を大切にする」という考え方の基礎になるよう,今後も子どもたちに語りかけていきたいと思います。

【稲沢市立千代田小】ケータイ安全教室

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 近年,私達の生活には携帯電話やスマートフォンが大きく関わっており,なくてはならない存在と言っても過言ではありません。また,メールやインターネットなどは,いつでも,世界中とつながることができ,子ども達にも身近な存在になってきました。しかし,SNSに絡んだ事件や犯罪が増えてきており,我々がその利用について正しく理解する必要があります。
 そこで,本校では,学校公開日に6年生児童と保護者を対象にケータイ安全教室を開き,携帯電話会社から講師を招いて携帯電話やスマートフォンの正しい使い方や注意点などについて学びました。場所に応じてマナーモードにすることや,「歩きスマホ」は事故につながること,写真撮影は肖像権・著作権の侵害の恐れがあること,違法サイトからの無料ダウンロードは犯罪であることなど,クイズ形式や事例を交えてわかりやすく教えていただきました。また,「迷惑メール対策」や「フィルタリングサービス」などの安全対策や「エルマーク」の意味,ゲームを利用する場合の家庭のきまりづくりなど,その使用方法や持たせ方について,それぞれの家庭でしっかり話し合っておくことが大切であることを提言していただきました。携帯電話を安全に使うための方法や心構えについて,親子で話し合うよい機会となったと思います。
【児童の感想】
・ ケータイを持つということは,便利になることも多いけど,悪用されないように気をつけたいと思いました。
・ 「無料ダウンロード」をむやみにしないことや,知らない人から「待ち合わせしよう」などのメールがきても絶対行かない事が大事だと思いました。
【保護者の感想】
・ 携帯電話のお話,「ウン,ウン」と頷いて聞ける内容ばかりでした。使い始めたばかりの我が家の子供達は,今一番楽しい時期のようです。ラインをしているというより,ラインに遊ばれている状態です。友達と楽しそうでいいのですが,日常生活に支障がないようにルール・マナーを考えて使わせたいです。

【知多市立東部中】人権集会における情報モラル「見えない危険性」

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 本校では、12月9日(月)、生徒にとって起こりうるかもしれない「いじめ」をテーマに人権集会を実施しました。その中でも「見えない危険性」に焦点を当てた携帯電話を使った問題を取り上げ、情報モラルに関係づけながら行いました。集会内では、実際に起きたネット上でのトラブルを紹介したり、携帯アプリの「LINE」を利用したいじめを寸劇にしたりして人権について見直すと共に、通信機器の取り扱いを今一度考え直す機会となりました。
 生徒の感想には、
「自分の知らないネット上で平然と自分の悪口が書かれていると思うと怖くなりました。」
「何気なく書いた一言で、加害者になったり、非難の的になったりすることを知りました。メールをしたり書き込んだりするときは、相手の気持ちをよく考えてから使いたいです。」
「もうすぐ携帯を買う予定ですが、便利な反面、使い方を間違えると大変なことになることがわかりました。他人とのかかわりに気をつけて使いたいと思いました。」
など、通信機器の危険性を理解し、今後の取り扱いを考えていきたいという感想が多く見られました。

【大治町立大治中】携帯安全教室

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 本校では、11月に全校生徒を対象とした携帯安全教室を開きました。
 KDDIケータイ教室事務局の方を講師に迎え、携帯電話やスマートフォンを使うときの「ルールやマナー」「ネットトラブル」についていろいろな事例を紹介してもらいました。
 特にソーシャルネットワーク利用によるトラブルが起きていることを知り、LINEなどのコミュニケーションアプリは、「正しく気持ちが伝わりにくい」「普段言えないことも書き込んでしまい、文字として残る」などの問題があることを理解しました。
 携帯安全教室実施後に書いた生徒の感想には次のようなものがみられました。

〈生徒の感想の一部〉
・一歩間違えれば、大変なことになるということ常に意識することが必要だと思う。
・相手の気持ちになって、わかりやすい表現を心がけたい。
・「既読恐怖症」…「既読」ひとつだけでもトラブルのもとになるのは本当に怖いと思った。
・インターネットは世界中の人が見ているということを忘れかけていた。

これからも、携帯安全教室で学んだことをもとにして、携帯電話やスマートフォンの正しい使い方、情報モラルを守ることの大切さについて、考えていきたいと思います。

【常滑市立南陵中】情報モラル教育の一環で4コマ漫画を作りました

 南陵中学校第2学年では、情報モラル教育の一環として、IPA情報セキュリティー4コマ漫画コンクール2013に参加しました。
活動のねらいは、インターネットを正しく利用する上で、必要な知識や正しい行いを学ぶことです。
 南陵中学校の生徒の中には、インターネットの被害にあったという生徒もいました。
そこで、授業において、インターネットを利用すると、たくさんの情報を見付けることができたり、自分の考えを発信できたりすることができるが、ウソの情報に惑わされたり、大切な情報が盗まれたり、自分の発信した情報で自分が傷ついたりすることを学びました。
 積極的に情報モラルの内容について友達と意見を交わしながら、生徒は、モラル意識の向上と普及のために4コマ漫画を作成していました。
この授業を通して、生徒に、自分を守るとともに、迷惑をかけたくないという気持ちを高めることができました。
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【岡崎市立岩津小】互いに認め合い、安心してかかわり合うことのできる子をめざして

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 岩津小学校では、「互いに認め合い、安心してかかわり合うことのできる子」をめざして、ふれあい活動を行っている。学級活動や道徳の時間を使った月に1回のロングエクササイズと朝タイム(20分間)を利用した月に2回のショートエクササイズがある。構成的グループエンカウンターあるいはソーシャルスキルを主に行っている。本校独自のエクササイズ資料集があり、各担任がその時期のクラスの実態に合わせて内容を選び、楽しみながらよりよい人間関係づくりに取り組んでいる。
 たとえば、「?と!」というエクササイズでは、2人組になり、1人が好きな食べ物、好きな動物、好きな教科、好きなスポーツ、あるいは家族やペットなど、自分のことについて話す。もう一人は、持っている「?」と「!」のカードを出しながらひたすら話を聞く。2分ぐらいで交代する。このエクササイズのねらいは、相手のことを良く知り、心の距離を縮めることである。ポジティブな態度を引き出す小道具を使うことで、自然と人の話に耳を傾けることができるようにする。また、気持ちよく自分のことを聞いてもらうと、相手に好意的に接することができるようになることもねらっている。エクササイズを行った後の振り返りでは、以下のような感想がでた。
 ・今まであまり話したことのない子のことがよく分かった。
 ・男の子とこんなに話したことがなかったけど、意外と楽しかった。またやってみた   い。
 ・たくさん話せて面白かった。
 ・普段はあまりしゃべらないけど、ちょっと仲良くなれた。
 ・いろんなことが言えて楽しかった。
 ・友達と笑ったりして、おもしろかった。

 子どもたちは、ふれあいタイムを楽しみにしている。自分の話を聞いてもらったり、クラスのみんなと楽しさを共有したりする経験を通して、子供たちはクラスに自分の居場所を確保していくことができる。また、お互いの良さや苦手なところを認め合うことにより、言いたいことが言えるようになっていく。これが、子供たちの心を開放するだけでなく、学習の深まりにもつながっていくと考えている。

【高浜市立高浜小】ケータイ安全教室を行いました。

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 本校では、10月15日(火)にNTTドコモの方を講師にお招きして、6年生対象にケータイ安全教室を行いました。すでに携帯電話を持っている子も、まだ持っていない子もいますが、将来的には誰もがかかわってくる問題となってきます。携帯電話を使うときに、どんなことが危険なのか、どんなことに気をつけたらよいかということを分かりやすく教えていただきました。
 個人情報の扱い方、危ないダウンロード、チェーンメール・迷惑メールの怖さ、人を傷つけてしまうかもしれないという恐ろしさ、写真も犯罪につながることがあることなどを聞き、子どもたちは驚いているようでした。便利なものでも、使い方を間違えれば、人を傷つけたり犯罪に巻き込まれてしまうことに気付くことができました。
 最後に、NTTドコモの方が、高浜小学校の「たかはま」で合い言葉を作ってくださいました。
 
 「た」…大切にしよう思いやり!
 「か」…勝手に写真は撮りません!
 「は」…話し合おう!ケータイルールとケータイマナー
 「ま」…守ってくれるよ!フィルタリング
 
 この合い言葉を忘れず、携帯電話を使うときには家の人とルールを話し合いながら使ってほしいと思います。子どもたちにとって、身近な話題でありながら、なかなか取り上げられる話題ではなかったので、携帯電話のことを考えるいい機会になりました。

【北名古屋市立師勝東小】にこにこ言葉を使い感謝を伝えられる子

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 本校の教育目標に、今年度「にこにこ言葉を使い感謝を伝えられる子」という言葉が加わった。子どもたちに、にこにこ言葉を使うことを意識させることで、「あいさつ」を軸とする基本的な生活習慣の定着と、「感謝の言葉」を発することのできる心の育成を狙いとしている。
 毎月行われる「あいさつ運動」は、有志の職員とあいさつボランティアの児童を中心にスタートしたが、今では全校児童に定着している。ある日のあいさつ運動では、登校した児童たちが自然とあいさつの列に加わっていき、校舎の端まで届くほどになった。明るい笑顔と元気なあいさつの声で、友だちを迎えようとする姿に、子どもたちの心の成長が感じられた。
 「感謝の言葉」を伝えられる子どもの育成については、試行錯誤の段階である。子ども同士にとどまらず、保護者や地域の方々に、素直に感謝できる態度を育てるために、コミュニティスクール事業で地域との連携を模索している。本年度は、地域の方と一緒にクリーン活動を行ったり、積極的にお祭りなどの地域行事に参加したりした。今後も地域との絆を強める活動を通して、子どもの心を育てていきたい。

【幸田町立中央小】情報モラル研修会

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 10月18日(金)学校公開日に5・6年生と保護者を対象に情報モラル研修会を開催しました。幸田町のPTA連絡協議会では、3年前から情報モラル研修に取り組み、各学校のPTA活動でも取り組んでいます。今年度も、NTTドコモの講師さんを招き、携帯電話やインターネットの使い方のルールやマナーについて親子で学習しました。
 実施前に、携帯電話やインターネットの利用について実態把握をしました。
○子どもの携帯電話所持状況(平成24・25年7月調査)
   学 年    4年     5年     6年
   昨年度   25.0%  13.9%  25.0%
   今年度   19.8%  32.6%  13.9%
 ・学年によって所持状況に偏りがあるが、平均23%の子どもが個
  人で所有している。
 ・男女別に調べると、女子の所持率が高いことが分かった。
○携帯電話・インターネットの使用内容
  電話・メールが59人、ゲーム104人、調べるツールが111人、その他が19人
 ・子どもは、電話・メールよりもゲームの道具や調べるツールとして使うことが多い。
 ・「その他」として、動画を見る・音楽を聴く・ユーチューブ・ゲームリストなど
 携帯電話の個人所持率は、多くはありませんが、家庭にあるパソコンを使ってインターネットを使っている子どもは多いことが分かりました。ゲームを中心に調べるツールとして多用な使い方をしています。
 困ったこととして、いたずらメールが届く・間違え電話がかかってくる・変な画面が出てくるなどのトラブルが出ています。まだ大きなトラブルに巻き込まれることはありませんが、心配されます。予防のために、使用のルールやマナーについて学ぶ必要がありす。
 当日は、最初にPTA会長からこのような挨拶がありました。
「自動車や包丁は、正しく使うと便利ですが、まちがって使うと危険な面もあります。携帯電話やインターネットも便利なものですが、ルールやマナーを守らないと大変危険なこともあります。」と話されました。
 NTTドコモの講師さんが、携帯電話の機能について子どもたちに質問すると、「電話・カメラ・ゲーム・GPS・財布・地震情報」と、答えが返ってきました。実に、たくさんの機能があります。次に、イラストを使ったクイズで、自転車に乗っている時に携帯電話が鳴ったらどうするかという問題でした。子どもたちの中には、どれが正しいか迷う子もいました。講師の方は、付け加えて、歩きながら携帯を使うことも大変危険なことですと話されました。
 次は、パワーポイントを使い、子どもたちにも身近になったインターネット、特にブログやメールのやりとりについて、クイズ形式で楽しく学びました。何気なく撮った写真の背景に場所が特定されるものが写っていたり、これくらいなら大丈夫だろうと思っていた文章に個人が特定できるものが含まれていたりして、個人情報や肖像権の侵害にあたることがあります。このようなことには、子どもはもちろん大人も十分注意しなければならないということが分かりました。
 最後に、情報モラル研修会のまとめとして、「中央小学校」の名前にちなんで、標語を紹介していただきました。
ちゅ 注意しよう使いすぎ! ルールを決めて正しく使おう
う  うそや悪口、インターネットに書いちゃダメ!
お  大人かも? なりすましに気を付けて
う  うれしいね マナーを守る あなたの気持ち
小学校
 親子でいっしょに学んだことによって、家庭でも話題になり、より情報モラルの意識が高まりました。

【東郷町立東郷中】情報モラル教育「KDDIケータイ教室 安心・安全講座」

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 本校では,2013年11月25日(月)に東郷中学校体育館で「KDDIケータイ教室 安心・安全講座」を実施しました。人権学習・情報モラル教育の一環として,KDDIからゲストティーチャーを迎え,携帯電話のメール,LINEに潜む落とし穴や個人情報について話していただきました。生徒たちは,日頃の友人関係や法に触れる危険性を改めて考えるとともに,今後の生活態度の向上と改善を図る機会となりました。

 講座の内容は,
  ・ 改正著作権法と無断での写真公開やアップロードについて
  ・ SNSメールや出会い系サイトについて
  ・ 安易な情報発信やネットでの無責任な発言について
  ・ 個人情報を盗み出す手口について
  ・ LINEにひそむ「いじめ」や「仲間外れ」の罠について
など,実例の紹介があったり,アニメーションによる例を見たりして,人権や情報モラルについて学びました。

 生徒たちの感想には,
「インターネットの世界の広さを知りました。ほんの些細なことで友人関係が壊れてしまうのはとても悲しいと思いました。」
「Twitterで私の好きな人気アイドルグループが好きな人と,コンサートの時に会おうと約束していますが,今日の話を聞いて不安になったので断ろうと思いました。」
「高校に入ってからスマホを持つことになるので,利用する際に個人情報の取り扱いや,他人とのかかわりに気を付けて安全に使用するようにしたいです。」
など,今の自分を見つめ直すとともに,ルールやマナーを守って利用していきたいという感想が多く見られました。

【尾張旭市立城山小】やさしさや思いやりの心を育む地域活動

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 城山小学校は,「思いやりの心を育む『この町,この緑,この人,ここが好き』な城山っ子の育成」というテーマのもと,特色ある学校づくりを進めています。子どもたちが,地域の一員として,地域の人たちの思いに触れ,地域を知り,地域を大切に思う心を育むことができるよう,実践しています。
 本年度は,新たな取り組みとして,特別養護老人ホームの夏祭りに参加しました。6年生の児童議会のメンバーと有志が中心となり,どのような出し物をしたら喜んでもらえるのだろうかを考えることから始まり,自分たちですべてを創り上げました。直前まで夏休み返上でしっかりと練習して当日を迎えました。「自分たちが楽しめなかったらみなさんには楽しんでもらえない」という担当教諭のアドバイスをもとに,しっかりと準備し,当日は最高の発表をすることができました。
 出演後には,ヨーヨー釣りやサメ釣りなど,子どもたちが楽しませてもらう場面もあり,楽しいひとときをお互いに過ごすことができたと思います。
 「中学生になっても来たいなぁ」という子もいました。指導員の方からは「ぜひ,来年も」と声をかけていただきました。
 すべてを児童主体で考えさせるため,リーダー性も育っています。今後も継続していきたい行事の一つです。