【稲沢市立坂田小】豊かな心を育む活動 〜読み聞かせ・たてわり活動〜

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 坂田小学校では、「強く・正しく・仲よく」の教育目標を達成するために様々な取り組みを行っています。その中の「読み聞かせ」と「たてわり活動」について、本年度の取り組みを紹介します。
<読み聞かせ>
 月に1回、読み聞かせボランティア「きらら会」の方を迎え、低・中・高学年に分かれて読み聞かせを行っています。毎回、学年の発達段階に応じた内容の本を読んでいただいたり、昔話の語りをしていただいたりしています。趣向を凝らした内容で、子どもたちは熱心に聞き入っています。
 また、本年度から、保護者の方にも呼びかけ、月に1回、始業前に保護者による読み聞かせを行っています。顔見知りの方が読み聞かせをするため、子どもたちは親しみをもって取り組み、教室が普段とはまた違った優しい雰囲気に包まれています。
<たてわり活動>
 本校は全校児童103名の小規模校です。子どもたちのコミュニケーション能力や豊かな人間関係を育むために、たてわり活動による異学年交流を行っています。月に1回、6年生が中心になって、こおり鬼、椅子とりゲームなど1年生でもできる簡単なゲームを考えて活動しています。毎回どの班からも楽しそうな歓声が聞こえてきます。1年生に遊び方を教えるお兄さん、お姉さんたちの顔は本当に優しく、できるだけ分かりやすく教える姿は微笑ましい限りです。
 6月には、たてわり班で「なかよし給食」を行いました。5・6年生が配膳をしながら低学年の世話をしました。低学年の子どもたちは、隣にお兄さん、お姉さんが座ると少し照れながらも嬉しそうでした。給食が終わると、低学年の分まで食器やごみを片付ける高学年の姿は、とても頼もしく見えました。

 このように、保護者や地域の方々とのふれあいを通した読書体験や子どもたちの縦の人間関係を確立していく中で、豊かな心を育んでいきたいと思います。

【豊田市立大蔵小】 地域の人々の思いをつなぐ「ヤマボウシ大作戦」

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 平成13年7月,地域の長年の悲願であった「県道久木中金線」が全線開通したことを契機に,街道のシンボルツリーとして,地元に自生する「ヤマボウシ」の苗木を地域の方とともに100本あまり植える活動を始めました。「ヤマボウシ大作戦」と名づけ,本校の児童が,毎年補植や手入れなどの世話と街道の美化活動を続けています。
 ヤマボウシ大作戦は,5年生が中心となって行う全校活動です。まず,これまでの活動を振り返り,取り組み始めた目的や人々の思いを確かめることから始めます。中心となって取り組んでこられた方を講師として招き,話を聞く会を持ちました。地域の人たちの思いを知り,自分たちが受け継いでいくことの意義を確認することができました。そして,その内容を全校児童に伝え,気持ちを新たにヤマボウシ大作戦に取り組んでいくのです。
 今年度は5月1日に,地域講師9名をお招きし,全校児童・職員で行いました。当日5年生は,自分達で作成した図をもとにやり方を伝えることができました。その後,縦割りグループごとに,草取りや施肥・コウモリガの幼虫の駆除を行う一方,ヤマボウシの生長のようすを観察・記録しました。「100本のヤマボウシを100年育てよう」を合言葉として,5年生は継続して世話をしていきます。
 このような活動を重ねていく中で,地域の一員としての自覚を持ち,ヤマボウシ街道をいつまでも大事にしたいという思いを強くしていくと信じています。

【春日井市立味美中】情報伝達の安全性とマナーを考えよう

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 春日井市立味美中学校では、道徳の授業において「情報モラルと知的財産」についての理解を深めています。ネットワークの仕組みを学び、インターネットの利点・問題点を考えさせて、著作権などの知的財産について学びました。また、毎年増える新たな問題についても話題に出し、新たな技術やサービスが生まれる中で、それを悪用する人もいるので、よく考えたり、大人に相談したりしてサービスを利用するよう話しました。 また、授業では政府インターネットテレビなどのディジタル教材を活用し、4人班での話し合い学習を織り交ぜて進め理解を深めました。話題の中では「動画等の違法ダウンロードの経験者に中高生が多い」「違法ダウンロードを平気でやっている人たちの裏では、違法ダウンロードによって困っている人たちがたくさんいる」などの話がありました。
 あるクラスの授業後のアンケートの結果として「これから正しいネット活用ができそうですか?」という問いに対して、「できる76%」「だいたいできる24%」でした。また、「著作権について関心を持つことができましたか?」という問いに対して、「できた88%」「だいたいできた12%」でした。これらのアンケート結果からも、今回の授業が有効であったと言えます。
 しかし、インターネットでは日々新たな技術やサービスが生まれると共に、それを利用した悪徳商法や子どもを犯罪に巻き込もうとする問題がでます。情報モラルについては、一度の授業だけでなく、日々の生活での話しでも話題にしていくことで、未然に防ぐことができることは多くあるので今後も適宜指導していきたいと思います。

【豊明市立中央小】「みんなで仲良く楽しんじゃおう!」

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 中央小学校では、以下の目的で縦割り班活動(呼称;なかよし班で行うポプラ集会)を行っています。
 ○学年の枠を超えた交流の場づくり。
 ○異学年集団による活動を通して、班のみんなのことを思いやりながら助け合い、協力し合う協調性を育てる。
 ○5,6年生の児童が、自ら活動内容を考え運営する能力を育てる。
 ○みんなが楽しめる活動内容を考えることを通して、愛校心や責任感を育て、高学年としての自主性を育てる。
 なかよし班は、毎日行う清掃活動をする班として24班に分けられています。ポプラ集会は、なかよし班で1年に1回、高学年が考えたオリジナルのゲームやクイズなどで楽しむ活動です。班単位で各会場を回り、スタンプラリー方式で楽しみます。5年生は前半に自分の班の児童を連れて各会場に行ってゲームに参加し、後半はゲームの運営に当たります。6年生はこの逆の行動となります。
 会場は体育館や各教室を使用し、当日の3週間前からゲームの内容や会場設営、ゲームの紹介ポスターづくりなど、準備に当たります。ただし、準備や片付けに多くの時間や労力を必要とするものは行わず、紙などの材料も無駄遣いせず省エネを考慮して、学校にある物を上手く取り入れて準備します。24のゲームやクイズは、「みんなに楽しんでほしい」という考えのもとに考えられたものなので、どれ一つとっても全く同じゲームはないオリジナルな内容ばかりです。また、得点制になっているので、班の児童みんなが協力して全校で1位の記録にチャレンジする楽しみもあります。毎年どの児童も楽しみにしています。「毎回楽しいゲームを考えてくれてありがとう」「新聞紙ボール運びリレーでボールを落とさないで運ぶコツを教えてくれたよ」「班全員のめんどうも見てくれるし、ゲームも考えてすごいな」など、喜びや感謝の声が多く聞かれました。
 この活動を通して、子どもたちの横のつながりはもちろん、縦のつながりも強くなり、同じ班の仲間意識の向上や協力することの大切さを実感することで、思いやりの気持ちがさらに高まっていくことを期待しています。

【岡崎市立緑丘小】『生きる力』を育む「三校合同ふれあいデー」

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 緑丘小学校では、毎年、緑丘小学校、上地小学校、竜南中学校の3校が一緒に活動する三校合同ふれあい活動を行っています。今回で第12回となったこの活動は、小・中学校が連携して子供たちの「生きる力」を育むことを目指しています。子供たちは、他校や異学年(小1〜中3までの全校)との交流により、進んで人と関わり、コミュニケーション力を高めます。そして、互いの良さを認め合い、他を思いやる心を育てていきます。
 本年度は、5月1日に、レク活動や奉仕活動、また東日本の大震災に少しでも支援ができればと、ベルマーク集めとその分類活動などが行われました。子供たちの様子や事後の手紙の交換から、中学生は、小さい子を大切にし、楽しい時間となるよう気遣う姿が見られました。小学生はその姿を見て、逆の立場になった時、小さい子や困っている人に手を差し伸べる優しさや思いやりの心を培っていくことができました。
 児童と生徒が直接触れ合う「三校合同ふれあいデー」が、それぞれの立場を理解し、他を思いやり支え合う心を育てると同時に、自分ができることを見つけ、進んで考えたり行動したりする力「生きる力」を培っていきたいと思います。

【西尾市立福地北部小】にこにこえがおの一日

 本校では、2年生において、道徳資料「森のともだち」を題材にして、友達や助け合いについて考えました。本学級の児童は、明るく活発ではあるが、集団生活の中で友達と協調することが少し苦手な様子でした。そこで、この資料での道徳実践を通して、身近にいる友達と仲良くし、助け合うことの大切さに気づかせようと考えました。
 資料「森のともだち」は、子どもたちの日常の遊びの様子を童話化したものです。遊びに途中から参加させてもらった「さるきち」や、心優しいが遊びが下手な「こんた」を中心に、思いやりの心が感じられるお話です。この資料から、友達を思いやり、優しい言葉をかけることが大切だと気づいてほしい、そう願いました。そこで、役割演技を取り入れ、「こんた」の気持ちに共感させるように指導を工夫しました。
 授業後には、「こんた」や「さるきち」に手紙を書きました。その中には、「なかよくやろうよ、といえてえらいね」「できない子にわるぐちをいうのはよくないね」「これからもルールをまもってなかよくやってね」といった意見も見られ、心の成長を感じました。

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【豊田市立石野中】心広がる「おはよう!人間学」

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 本校は、全校生徒105名の小規模校です。生徒が中学校で接する大人の数は、大規模の中学校に比べて少ないでしょう。しかし、教員だけでなく全職員と考えれば、事務長さん、公務手さん、校内整備員さん、図書館司書さんなど多くの方々が生徒に接してくださっています。それら全職員が、一人の大人として自分が経験してきたことや、こだわってきた生きざまを話すことによって、生徒は多様な生き方、さらには多様な価値観に触れることになるだろうと考えて、「おはよう!人間学」を実施しています。
 「おはよう!人間学」は、毎週木曜日の朝10分間を使って行っています。生徒たちは、担任以外の大人をすべて講師として迎え、趣味のこと、かつて就いていた仕事のこと、家族のことなど様々な内容の話を聞くことができます。人間味あふれる話は、生徒たちの「生き方モデル」となっています。特に失敗談や意外な横顔を知るような話では、職員を身近に感じることができ、普段授業で接している先生以外の職員とも距離が縮まっている。
 また、生徒は翌日、話してくれた人に手紙を渡すようにしていますが、その内容を読むと、自分に置き換えて考えたり、物事の見方に幅ができたりしていることが分かります。

【西尾市立一色東部小】命を大切にし、自己を輝かせることができる東部っ子の育成−命の授業を核とした活動を通して−

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 一色東部小学校では、「命を大切にし、自己を輝かせることができる東部っ子の育成」をテーマに、ここ数年、命の教育を推進しています。

 テーマに迫るための方策は次の四点です。
(1)学習したことをもとに、命を考える場面を設定した各教科の授業をつくる。
(2)生命尊重・自然愛・動植物愛護の道徳の時間を積み重ねる。
(3)友達や様々な人々、動植物とのふれあう体験活動を充実する。
(4)子どもたちが自己肯定感を高められる活動を、学級や学年、全校で推進する。

 具体的には、各学年ごとに命の教育のカリキュラムを作成し、学年ごとに、どの授業、どの活動で命について考えさせるのかを洗い出し、日々の生活を基盤に、教科の授業・道徳の時間・体験活動での教育活動を工夫しています。

 今年度は、地域と協力しながら子どもを輝かせるために、「地域の人々とのふれあい活動」にも力を入れています。

【豊橋市立下地小】心をつなぎ豊かにする「ありがとう運動」

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 学校生活では、友達の優しい言葉に励まされたり、友達の協力によって困難を乗り越えられたりする場面がよくある。ありがとう運動は、このように、自分は周囲の友達に支えられていることに気付き、普段はなかなか言葉にできない感謝の気持ちを伝えようと、本校で行っている運動である。
 前期と後期に1週間ずつ、各クラスで、その日友達にしてもらって嬉しかったことや、感謝していることがある児童が発表する時間を設けている。そして校内放送でそれらのエピソードを全校に紹介している。放送時には、「ありがとう」のメッセージを伝えた児童、伝えられた児童共に、照れながらもとても嬉しそうな表情を見せる。あらためて友達の良いところを発見したり、友達の存在の大切さに気付いたりすることができ、全校が温かい気持ちになり、心がつながる運動となっている。子どもたちのありがとうメッセージを以下に紹介する。

・長縄でひっかかった時、「どんまい。」と励ましてくれてありがとう。
・雨が降ったとき、教室がぬれないように窓を閉めてくれてありがとう。
・20分放課に、トイレのスリッパをそろえてくれてありがとう。
・階段で松葉杖をもってくれてありがとう。
・私のたこがからまって困っていたとき、ひもをほどくのを手伝ってくれてありがとう。







【瀬戸市立陶原小】特別養護老人ホーム訪問

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 本校の近くに特別養護老人ホーム「愛厚ホーム瀬戸苑」があり、毎年訪問活動を行っています。本年度は6月に6年生の3学級が訪問しました。
 クラス毎に出し物を考え、劇あり歌ありでお年寄りの方にとても喜んでもらえました。以下に児童の感想を紹介します。

・今日、愛厚ホームの人たちと一緒に遊びました。人間すごろくの景品をあげたら、とても喜んでくれたのでうれしかったです。歌を歌ったら、いっぱい拍手してもらいました。最後に、おばあさんが、いっぱいハグしてくれました。愛厚ホームに行って良かったです。
・「アハハハハ」と笑い声が聞こえてくる。私は今、お年寄りの方と話をしているんだ。人見知りの私が…。自分でもびっくりしている。私は、一生懸命にやれば何でもできるのではないかと思った。また、もう少し笑えば、人見知りが直るかも知れないと思った。そのことを教えてくれた愛厚ホームに感謝しなければならない。
・何よりもうれしかったことは、似顔絵を書き終えた後に、「とってもうまかったよ」と声をかけてもらえたことです。そんな言葉がもらえると、ぼくたちも、それを言った人たちも、うれしい気持ちになれます。ぼくたちが年をとったら、出あったお年寄りの様になってみたいです。これを機会に、もっともっとお年寄りと接していきたいと思いました。

 お年寄りの方との触れ合いは、児童にとっても、これからどう接していけばよいか、自分がどう年齢を積み重ねていけばよいか、いろいろ考える契機になったと思います。

【弥富市立栄南小】 スマイル班活動

 本校は、毎年ドッジボール大会を縦割り班対抗で行っています。大会前には、地域の講師を招いて、ルールや戦術を学びます(4年生以上)。そして、休み時間を利用して全校で練習を行い、下級生にルールや投げ方、受け方、逃げ方などを教えます。毎年6〜7月に大会を行うので練習は暑さとの戦いですが、みんな楽しく元気よく取り組んでいます。
 本年度は、6年生のリーダーが意欲的に大会を盛り上げました。「リーダーとしてどう行動するとよいか。班の仲間にどう働きかけるとよいか」など、一人一人目標をもって取り組みました。練習の時間になると、1年生を誘いに行く、いち早く運動場に出てコートのラインを引く、班員に声をかけて並ばせるなどの仕事をてきぱきと行うとともに、良いプレーに歓声を上げたりアドバイスをしたりして、積極的に班員にかかわりました。さらに、5年生にも協力を依頼したところ、5年生の意欲にもスイッチが入り、6年生のまねをしたい」と進んで協力するようになりました。
 大会後のふり返りには、上級生の活躍を見て「6年生はすごいな」という感想や、5年生がしっかり並ばせてくれたり声をかけてくれたりしてよかった」という感謝の思いが記録され、子どもたちの心の成長につながるドッジボール大会になりました。

                     <写真>班員を並ばせる6年生
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【岡崎市立秦梨小】ビオトープ活動で自然から学び、心をつなぐ

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 「ふるさトープ」「にこにこ山」「学校田」学校前を流れる「乙川」などをフィールドに、自然から学び、自然を守るビオトープ活動に取り組んで13年目になります。里山再生活動、里山レスキュー活動など、環境保全の活動を行っています。
 1、2年生は里山とのふれあい、3年生は里山の観察、4年生は水質保全、5年生は米作り、6年生は里山の植物の保護をテーマに取り組んでいます。全国学校・庭園ビオトープコンクールで、環境大臣賞を受賞したこともあります。8月には、PTAや老人会の皆さんと一緒に、「にこにこ山」の登山道の整備に取り組みました。写真はこの時のものです。学区の皆さんとともに自然を守る活動をすることによって、心のつながりも深まっていきます。

【一宮市立北部中】一宮東養護学校との交流活動

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 北部中学校では、「心の教育推進活動」の取り組みとして、毎年6月と1月の年2回、1年生が『フレンドタイム(愛知県立一宮東養護学校との交流活動)』という行事を実施しています。
 6月のフレンドタイムでは、本校から一宮東養護学校へ出かけていき、「自己紹介カード交換会・ゲーム・ダンス」を行いました。最後に踊ったダンスでは、一宮東養護学校の生徒が、北部中学校の生徒に教える姿もあり、両校の生徒たちが、とても楽しそうに踊っていました。交流活動を終えて、本校の生徒から「先生、今度いつ会えるの?」とか、「また一緒にゲームをしたい。」などの声があがっていました。
 1月には、一宮東養護学校の生徒たちが本校へ来ることになっていて、お互いにとても楽しみにしています。このときは、カルタ取りやゲームなどの交流、さらには合唱を披露する予定なので、生徒たちも今からわくわくしています。
 この交流活動を通して、生徒たちは互いの個性を認め合い、他を思いやる心を育てています。また、この交流活動は昭和61年から続いており、今後も良い伝統として続けていきたいと考えています。

【豊橋市立富士見小】ネチケットを学ぼう

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 4年生の子どもたちにインターネットの利用状況を聞いてみると、SNSを使って友達同士でコミュニケーションを取ったり、いろいろなゲームを見つけて楽しんでいたりするということだった。子どもたちは、楽しいというだけで安易にインターネットを使っているだけのようだ。ただ、保護者にも話を聞いてみると、子どもたちの中には何時間もインターネットをやり続け、どんなことをしているのか把握しきれていない部分があるということもわかった。インターネットは便利である反面、使い方を誤ると危険なものであるということを理解してもらえるように、4年1組の児童を対象にディズニー・オンライン・ジャパンの「サイバーネチケット・コミック」を使い、インターネットを使う際の注意点について学んだ。
 「サイバーネチケット・コミック」は、ディズニーのキャラクターたちがインターネット上でトラブルに巻き込まれ、その時どのようにすればよいのかをクイズ形式で考えることのできるものである。この授業の中で、多くの子どもたちは、「ネチケット」という言葉を初めて知ったようである。「ネチケット」とは、インターネット上で守らなければならないエチケットである。そのルールを知らずにむやみにインターネットを使ってしまうと、大きなトラブルにつながりかねないということを、楽しく学ぶことができた。授業の振り返りでは、「ルールを守ってインターネットを使おうと思った」や、「どんな危険なことがあるか知ることができてよかった」などという声が聞かれ、インターネットに対する意識に少し変化が見られたようである。

【蒲郡市立塩津中】 メディアの長時間接触から睡眠を考えよう

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 6月22日に、あいち健康プラザ健康科学館の鈴木諒平氏をお招きし、PTA・保護者を対象に学校保健委員会を行いました。「眠りの深さ」「睡眠と体の回復の関係」「スポーツ別の食事」「成長ホルモンや3つのホルモン」について詳しくわかりやすく、睡眠の大切さや睡眠の仕組みを教えていただきました。メディアの長時間接触が睡眠に対していかに害を及ぼしているか、親子で考えるいい機会になりました。
<生徒の感想>
・今日覚えたことが整理されたり疲れをとってくれるなど、睡眠をとることは、いいことばかりだなと思いました。また、朝早起きしやすくするためには太陽の光を浴びること。ぐっすり眠るためには1時間前にはテレビを消したりインターネットをやめたりして、部屋を暗くするといいことも学べました。
<保護者の感想>
・睡眠のリズムがよくわかりました。午後10時から午前2時にぐっすり眠ることの大切さがわかりやすく聞けてよかったです。
・普段から食事をはじめ生活のリズムには気をつけていたつもりでしたが、一つ一つていねいになぜそのようにしたほうがよいのか詳しく説明してくださったので、納得しながら聞くことができました。

 ぐっすり眠るためのポイント
★ 晩御飯は、寝る2〜3時間前に食べる。
★ 朝起きるとき、朝日をしっかり浴びる。
★ お風呂は、寝る1時間前に入る。
★ 寝る直前には、テレビやゲーム、インターネットなど見ない。寝る1時間前にはメディアオフを!
★ 自分なりの睡眠導入方法を考える。(読書、心地よい音楽鑑賞など) 

【稲沢市立大里西小】インターネットを利用する際のマナーやきまりについて学びました

 本校3年生は、総合的な学習の時間に「稲沢市の歴史を発見しよう!」をテーマに、市内の文化財について調べる活動に取り組むことにしました。初めに、稲沢市のホームページから、文化財を所有する寺社について調べさせようとしましたが、インターネットを初めて利用する児童も多かったので、国立教育政策研究所から出された「情報モラル教育実践ガイダンス」を参考に、著作権や危険なサイトの存在について、事前指導を行いました。
 事前アンケートでは、「歴史について調べるよい方法」の問いに対して「インターネットで調べる」と「見学に行く」と答えた児童が圧倒的に多く、インターネットが便利であることは理解していると分かりました。
 情報モラルについての授業では、インターネット上の情報は発信者に著作権があるので、無断で使用してはいけないことを、例を示しながら伝えました。さらに、情報が正しいとは限らないことを伝え、確かめる方法として、複数のサイトを見て確かめることや、本などの資料と見比べることなどを伝えました。また、調べたいことと関係ないサイトにつながってしまったら、すぐに戻るか閉じるかして、安易に見てはいけないことを伝えました。事前アンケートでは「とりあえず見てみる」と答えた児童が多かったので、授業のふり返りでも、「危険なサイトは見てはいけないと分かった。」と答えた児童が多くいました。
 インターネットで調べるときは、情報モラルを徹底させるために3人1組で行わせました。児童は、初めは教師が示したアドレスから稲沢市のホームページを開き、大まかな情報を集めた後で、それぞれの寺社のサイトへ範囲を広げていきました。中には旅行会社のサイトや個人サイトを開いてしまうグループもありましたが、「ここは違うよ、もどろう。」と声をかけ合って、ルールをまもって調べることができました。
 インターネットで集めた情報をもとに見学の計画を立て、3カ所の寺社に見学に出かけた後、まとめの新聞作りを行いました。資料として写真を取り入れましたが、インターネットの写真は著作権があるため使えないので、教師が撮った写真を使うことを伝えました。
今後も、インターネットを各教科で利用する機会があるたびに、情報モラルを確認して利用させようと思います。

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【豊橋市立汐田小】少しだけなら大丈夫?

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 本校の4年生に、インターネットの使用についてアンケートをとったところ、3分の2以上の子が家庭でインターネットを使用している。内容は、ゲーム、ショッピング、調べ学習という順に多かった。使用する際には、家の人と約束が決めてあったり、お金がかかるサイトには入れないようになっていたりする家庭もあるが、ほとんどの子は、インターネットにまつわるトラブルを知らないという現状であった。
 そこで、文部科学省作成の「小学校道徳 読み物資料集」の中の「少しだけなら」を資料として使い、児童の情報モラルの育成について、授業を行った。
 この資料は、家の人が留守の間にインターネットを使用し、ゲームの割引券がもらえるというサイトに名前と連絡先を入力してしまいそうになるという内容である。資料の前半では、お母さんとインターネットの約束事をしたときに「だいじょうぶ」と答える主人公の気持ちを考えた。「ぜったい、あやしいサイトは見ないよ」という気持ちの他に、「早くインターネットを使いたいから、大丈夫と適当にお母さんに答えた」という意見も出され、日頃の自分の生活を振り返り、うなずく子もいた。あやしいサイトに個人情報を入力しようとする主人公の「少しだけならだいじょうぶ」の気持ちを考える場面では、約束と誘惑の間で揺れ動く主人公の葛藤した気持ちを考えることができた。資料後半ではお母さんに「約束を守れてえらかったわね」と言われ、後味の悪い気持ちの主人公にも共感していた。
 実際にありがちな話だけに、子ども達は、やってはいけないことだと分かっていても誘惑に負けそうになる主人公の気持ちに寄り添い考えることができた。そして、インターネットを使うときには、「時間を決める」「あやしいサイトは見ない」「個人情報を入力しない」という約束をしっかり守る大切さについて、気づくことができた。

【一宮市立北方小】便利な反面、危険性も…

 本校では2学期に、5・6年生が「ケータイ安全教室」を行いました。講師の方から、携帯電話を使用するときのマナーや約束を守って、正しく使うことの大切さを教えていただきました。また、携帯電話と同様に、インターネットでのブログや掲示板などへの不用意な書き込みで人を傷つけて起こるトラブルや、個人情報の漏えい・犯行予告・いたずら書き込みによって加害者になった例などのお話もありました。
 この後、「ネット社会の歩き方」というインターネット教材を用いて、ブログにラーメン屋さんの悪口を書いたらどのような事態を招くのかを学び、ネットでの悪口が罪になることを確認しました。
 多くの6年生は、今、携帯電話を持っていませんが、近い将来、ほとんどの子が自分用の携帯電話を持つことでしょう。トラブルに巻き込まれないように、加害者にならないように、今回の「ケータイ安全教室」で学んだことに気をつけて、ルールやマナーを守って、携帯電話やインターネットを活用できる人になってほしいと思います。


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【東海市立加木屋小】 あいさつ運動に取り組みました!

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 本校では、生活・特活指導部会の本年度重点努力目標を「あいさつや返事の意義を理解し、元気よくあいさつや返事ができる子の育成」として、あいさつ運動の充実に力を入れています。年間を通して、毎週水曜日には児童会役員と生活委員が昇降口で登校してきた児童にあいさつを呼びかけています。
 1学期には、生活委員会が「あいさつ強化週間」を計画して、代表委員会で話し合い、実施しました。「あいさつ強化週間」の内容は次のとおりです。
  1 日時  6月18日(月)〜6月22日(金)
  2 取り組み  
          ・あいさつポスターの作成
          ・あいさつボランティアの募集
          ・あいさつ標語の募集
          ・期間中のあいさつ運動(児童会役員・生活委員・ボランティア)
 「あいさつ強化週間」については、代表委員会を通して全学級に事前に伝えられ、朝会でも取り組みに対して呼びかけをしました。特にボランティアであいさつを呼びかける側になる児童も多く、毎日30名近くで元気なあいさつを交わしました。生活委員会からはボランティアに参加した児童に、しおりのプレゼントをしました。
 「あいさつ強化週間」の成果は、あいさつに対する意識が高まり、あいさつを今まで以上に元気よくする児童が増えたことです。これは、児童が自主的に計画し、全校児童で取り組んだことが大きな理由だと思います。また各学級でも、これを機会にしてあいさつや返事をしっかりとするようになりました。今後もあいさつを元気よくする学校をめざして継続して取り組んでいきます。

【豊川市金屋小】保護者・地域とのふれあい

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 本校では、学校・家庭・地域の結びつきを大切にしようと、様々な活動を年間計画に位置付けて取り組んでいます。5月の第1回「学校の日」には、全校児童と保護者、地域の方が一緒になって校区をきれいにするクリーン作戦や、大人と子どもが楽しく遊べるレクリエーションを行いました。
 「地域の人もいっしょに草取りをして、地域がきれいになってうれしい」「お父さんといっしょに遊んで楽しかった」「つい本気になってしまいました」など、大人も子どもも一緒になって楽しむ姿が見られました。
 また、学年PTA行事として、PTAの学級委員さんと協力しながら、親子でできる活動を学年ごとに計画・実施しています。
1年「親子ふれあい給食&歯みがき教室」     4年「親子で考えるゴミ問題」
2年「親子でかんたん さつまいものおやつ作り」 5年「福祉実践教室」           
3年「親子自転車教室」               6年「救命救急講習」
 7月21日には、PTAと校区青少年健全育成推進協議会が中心となって「七夕集会」が開かれました。土曜日の休日ではありましたが、ほとんどの児童と職員が参加しました。今年は、海洋楽研究所長の林正道氏をお招きして講演を聞いたり、PTAと教員で即席に組んだ『おやじバンド』といっしょにみんなで歌ったりして大変盛り上がりました。全校児童一人一人が願いを書いた短冊は、集会の後も職員室前の廊下に一年間飾っています。