【新城市立黄柳野小】花さき山」に全校で花を咲かせよう

 本校は、全校児童15名の小規模校である。高学年で、絵本『花咲き山』を使い道徳の授業を行った。『花咲き山』の花は、誰かのためによいことをした時や一生懸命にがんばった時に咲く。子ども達は、この授業をきっかけに友だちの良いところを見つけ始めた。悪いところはすぐに見つけられるが、良いところは意識していないと見つからない。まずは、1週間、お互いの良いところを見つけあった。さらに、全校にも目を向け「1年生のAちゃんが、お客さんに大きな声であいさつをしていた」「3・4年生が朝の放課から、合唱の発表のために練習をがんばっていた」など、他学年の良い姿も少しずつ見つけられるようになった。
 この活動を全校にも広げようと、6月半ばの朝礼で、全校に「黄柳野小の花咲き山」を花でいっぱいにしようと呼びかけた。まだまだ始まったばかりの活動だが、廊下に掲示した大きな山に花がたくさん咲くことを願っている。

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【田原市立田原中】技術の授業で知的財差の保護について考えました

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 3年生の技術の授業では、「情報に関する技術」について学習しています。
 知的財産の保護の学習では、身近な携帯電話を利用する中でも、著作権、特許権、実用新案権、意匠県、商標権があることを学びます。また「レンタルCDをコピーして個人で楽しんだ」、「学校の授業で、学習内容に必要なDVDを視聴した」、「学校の授業でWebページを作成して、アニメのキャラクターを自分で描いて発信した」など、法律に違反することについて、調べ学習を行います。
 生徒たちにとって理解しにくいことは、類似した例であっても利用のしかたや場面で、正解が変わってくるということです。学習の中では「学校では許されているのに」、「発信すると問題があるんだ」、「自分で描いても著作権があるものはだめなんだ」という驚きや発見があります。
 情報モラルの学習では、生徒たちは今までの生活体験や学習から、納得しながら学習を進めることができます。知的財産の保護の学習では、生徒たちは理解しているようで理解していないために問題が発生する現状を実感できました。

【刈谷市立小垣江東小】文字だけで伝える楽しさやむずかしさを実感しよう

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 携帯電話を持っている児童が増加してきている。4年生のあるクラスでは、約半数の児童が持っている。メールを使用したことがある児童も、10人近くいた。今後、年齢が上がっていくにつれて、携帯電話を持ったり、メールをしたりする児童はますます増加すると予想される。
 そこで、4年生を対象に、メールでのトラブルについて学習した。最初に、メールで誤解を与えてしまった場合の動画を見せた。話の内容は、ドッジボールの練習への参加を、主人公がメールで断りたくて「じゅんです。特訓はいいよ。習い事は昼からだから。じゃあね。」と打ったところ、相手に誤解を与えてしまってトラブルになったということである。
 動画を見た児童には、トラブルになった原因が分からなくて首をかしげる子や原因が分かって「あ、そういうことか」と声を上げる子もいた。その後、誤解が起こった原因について話し合いをした。児童の意見には「メールの『いいよ』だと、行けるのか行けないか分からない」「はっきりと言わなければいけない」などがあった。直接会って話をしていたら、声色や表情や動作を交えて誤解されないように工夫でき、誤解されてもすぐに言い直せるが、書いた文章では声色や表情などが伝わらないため、注意をして打たなければならないことを確認した。
(児童の感想)
○わたしは初めて、顔のひょうじょうで行けるか行けないかが分かることが分かりました。あと、言葉を少しかえるだけで、相手に言葉が通じるのも分かりました。
○「特訓はいいよ」の「いいよ」はどっちの意味かはっきりしていないから、かんちがいしたんだなと思いました。ちゃんと見直しをした方がいいと思いました。

【幸田町立豊坂小】インターネット利用安全・安心講座

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 本校児童は、携帯メールの利用は少ないものの、パソコンでのメールやホームぺージ閲覧、ネットゲームなどは頻繁に利用しています。そこで、毎年6年生全員と希望する保護者の方を対象として、インターネットを中心として携帯電話やネットゲームなどの安全で正しい使い方について、学習する機会を設けています。
 今年は、愛知県警生活安全部サイバー犯罪対策課の方を講師としてお招きしました。携帯電話やインターネットは、悪い人も利用しているから、安易に利用すると犯罪に巻き込まれたり、時として自分が犯罪者となったりする可能性があることを、いくつかの事例をあげて説明していただきました。そして、何かおかしいと感じたら、相手に問い合わせたり指示に従わずに、まず保護者や先生に相談するなどの正しい対処法を繰り返し指導していただきました。
 最後に、6つの約束として、「人を傷つけない」「個人情報を教えない」「サイトを通じて知らない人と会わない」「人のパスワードを勝手に使わない、教えない」「違法なファイルをダウンロードしない」「知らない人からのメールに注意する」というインターネットの正しい使い方を全員で確認しました。
 子どもたちは「人の悪口をネットに書いたりするのは絶対にしてはいけない。」「個人情報がもれないように気をつけたい。」「インターネットで調べて変なのが出てきたらどうすればいいか分かった。」などと意識の変化が見られました。今後は、保護者へも情報モラル教育の輪を広げていきたいと考えています。

【刈谷市立かりがね小】1年生と学校探検

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かりがね小学校では、6年生になると、1年生に学校案内をする「学校探検」があります。
 1年生と6年生がペアになり、学校地図を頼りに特別教室を案内したり、職員室の入り方を教えたりします。6年生は、1年生の子たちに安心してもらえるようにどう接すればよいのかを話し合い、それを生かして目線を低くして話したり、手をつないで歩く速さを合わせたり、「トイレいきたくない?」と何度も声を掛けたりして、優しく接することができました。案内する中で、子どもたちは1年生のころに比べて自分が学校にすごく詳しくなったことを実感したり、お気に入りの場所を紹介したりし、愛校心を感じることができました。
 通学班や、掃除を教える活動を通して、接し方で困った時には『お悩み相談会』を開き、それぞれの悩みや困ったことを共有し、みんなで解決方法を考えました。また、うまくつきあって行くためには、もっと仲良くなることが大切だと学級会で話し合いが行われ、休み時間に1年生とふれあう企画をしました。一緒にドッヂボールをする中で、1年生を守ったり、ボールを譲ったりして、小さい子に優しく接する姿をたくさん見ることができました。

【清須市立古城小】 携帯電話やパソコンを安心、安全に使うことを学びました。

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 平成24年6月15日(金)、総務省東海総合通信局から講師をお招きし、「eネット安心講座」を開催しました。コンピュータ室で、6年生が正しく安全なインターネットやメールの使用について学習しました。
 プレゼンテーションやDVDの映像を使って、インターネットが世界につながっていること、便利の裏に危険が潜むことについて、具体的に教えていただきました。匿名で利用しているつもりでも、ログを調べれば特定できること、個人情報の流出、ネット会話の難しさ、ネットいじめについてなど、詳しく説明していただきました。
 漠然と危険があると聞かされていても、はっきりイメージできなかったことを身近に感じることができました。また、チェーンメール・迷惑メールの対処法、ルールを決めて使用すること、インターネット上でのモラルなどについても学びました。

【刈谷市立富士松東小】ふれあい遊学塾

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 6月23日(土)に「ふれあい遊学塾」を開催しました。「ふれあい遊学塾」は、ふれあいを通して共に学び、楽しむ機会とするために、地域の専門家の方を講師として招き、子どもがいろいろな人とふれあいながら体験活動をする行事で、富士松東小の恒例行事となっています。地域の方々、地元企業や大学にもご協力していただき、「バルーンアート」「フラワーアレンジ」「和菓子作り」「ストーンペインティング」「茶道」「将棋」「石印づくり」「陶芸教室」「リニアモーターを作ろう」「科学実験教室」など25の講座を開設し、講師やスタッフの方のご指導を受けながら、487名の児童がそれぞれの講座を楽しみました。親が子どもを手伝ったり、親子で一緒に活動したりする微笑ましい光景が多く見られました。また、講師やスタッフの方々とのふれあいを楽しむこともできました。本物にふれたり、感動したりする体験を通して、保護者・地域の人々との一体感を味わうことができる行事として、今後も継続していきたいと思います。

【岡崎市立山中小】著作物の利用

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 山中小学校では、道徳の時間に「事例で学ぶNetモラル」(広教)のソフトを使って、情報モラル教育を行っています。6年生は、4年生で肖像権について、5年生では1学期末懇談会で携帯電話のフィルタリングの設定について学習しました。5年生のフィルタリング設定の学習では、保護者にチラシを配布しながらフィルタリングの必要性について説明し、子どもにケータイを持たせるときには、必ずフィルタリングの設定をするようにお願いをしました。また、5年生の2学期には、道徳の授業で「あなたのケータイ、どう使いますか?」を行いました。子どもたちに、ケータイのフィルタリングについて知らせるとともに、フィルタリングの必要性を考えさせました。
 6年生になり、インターネットで調べ学習をしたり家庭でパソコンを使いホームページを作ったりする子どもが多くなりました。学校でインターネットを使って調べ学習をするときも、文章や画像を安易にダウンロードする姿も見られました。そこで、道徳の授業で「わたしのWebページ」を行うことにしました。そうすることで、子どもたちに、著作権について知らせるとともに、著作権によってどういうことが保護され、どんなことに役立っているのかを考えさせることにしました。
6年生の授業後の感想を読むと、「他の人がつくったものを使う場合、許可をとってから使うことを初めて知りました。」「CDの音楽をMDにダビングして自分で楽しむことと、Webページ上の写真利用することが違うことが分かったので、著作権に気をつけてこれからは利用したいと思います。」など、著作権のあるものを使う場合、引用を明記したり著作権を所有する人の許可を得てから使用したりしなければならないことを理解することができました。

【春日井市立白山小】フレンドグループ活動

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 本校では,異年齢集団の交流活動の充実を図るため,1年生から6年生までを縦割り24班に分け,フレンドグループとして活動しています。
 1学期は6月11日に初めての顔合わせをし,さっそく最初の活動「なかよし除草」が14日に行われました。
 低学年は小さな草を引っ張ったり,落ち葉集め。中学年は少し大きめの草を抜いたり,袋につめる手伝い。高学年はいっぱいになった袋を運んだり,足りない袋を取りに何度も往復したり・・・。各学年が体力に応じた作業に意欲的に取り組み,協力したおかげで,あっという間に時間が過ぎました。
 25日には,お楽しみ集会として「白山なかよし運動会」も行われました。フラフープ投げやボール運びリレーといったゲームを通してグループのメンバーと触れ合い,仲良くなる機会となりました。
 校区には二子山古墳があり,ハニワが出土していることから,9月にはハニワ作りにも取り組みます。1年生から6年生が協力して作り上げた個性豊かな24体のハニワは,市主催のハニワ祭りで野焼きされ,完成品は校内に展示されます。
 こうした活動を通して,相互理解を深め思いやりの気持ちが育つことを期待します。

【小牧市立篠岡小】無料ゲームだからといって・・・(特別支援学級5年)

 本校特別支援学級5年生は、家庭でインターネットの無料ゲームサイトにアクセスし、ゲームを楽しんでいる。そこで、無料ゲームサイトにユーザ登録したり遊んだりするときには、どのようなことに気をつけたらよいか、どのような心配があるかをたずねてみたところ、個人情報に関わるトラブルの心配については、まだほとんど知識がない状況であった。
 指導に当たっては、本校に導入されている教材ソフト「事例で学ぶNetモラル(広教)」を活用して、個人情報を登録したことがきっかけで起こる架空請求や不当請求の被害について考えさせることにした。
 教材を見終わった後の振り返りで子どもたちは、無料だからと安心して登録した個人情報(氏名・住所・電話番号等)が架空請求に使われてしまったこと、どんな場合でも簡単に個人情報を知らせてはならないことに気づくことができた。
 その後、Webサイト「のび太のインターネット大冒険(小学館)」を活用して、個人情報を知らせることについての可否をクイズ形式で考えさせた。このサイトは、個人情報の入力が要求されるいろいろなケースについて考えさせることができ、「メールアドレスだけなら知らせてよい?」「本名よりニックネームを使った方がよいのか?」など、曖昧だった知識をより深めることができた。
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【豊田市立若林東小】おじいちゃん、おばあちゃんと楽しい時を過ごそう「祖父母学級」

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 6月23日(土)、祖父母学級を行いました。この行事は、若林東小の恒例行事で、毎年多くの、祖父母の皆さんをはじめ、地域のお年寄り、保護者の方々が参加されます。
 本年度は、低、中、高学年ごとに時間帯をずらし、それぞれの学年で子どもたちと祖父母の皆さんとが力を合わせて「ものづくり」にチャレンジしました。1年生は、「ビュンビュンごまづくり」、2年生は、「七夕飾りづくり」、3年生は「組み合わせパズルづくり」、4年生は「工作おもちゃづくり」、5年生は「すがいづくり」、6年生は「絵手紙づくり」、特別支援学級は「木工工作」を行いました。講師には、地域で活躍されている自主グループや老人クラブの皆さんにご協力いただきました。
 参観した祖父母の中には、遠方より、この日のために豊田に来られ、「久しぶりに孫とのふれあいができ、大変うれしかった。」とわざわざお礼を言われる方もみえました。また、子どもたちもビュンビュンごまがよく回るコツを教えてもらったり、祖父母の手先の器用さに感心したりしながら、楽しくふれあうことができました。笑顔がいっぱいの、楽しい時間をみんなで過ごしました。
 世代を越え、地域の方々や家族と楽しくふれあえる活動を通して、家族の絆、地域とのつながりがより深まるよう期待しています。

【碧南市立中央小】著作権について学習しました。

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 子どもたちの好きな遊びの中に、「テレビゲーム」があります。また、テレビに繋げなくても遊べ、持ち運びができるポータブルゲーム機の所持率がとても高くなっています。学校の休み時間にも「○○くん、今日うちで通信対戦しよう。」、「赤外線通信で遊ぼう。」という声を聞くことが少なくありません。
 そんな中、最近「不正ダウンロード」の問題が話題になっています。子どもたちはダウンロードの具体的な仕組みについては理解できていませんが、そのようなことが問題になっていることは知っていました。
 そのため、ネットモラルの「著作権・クラスのマーク ピーチくん」を利用して、子どもたちに作った人に許可なく、勝手に自分のもののように扱ってはいけないことを学習しました。
 子どもたちからは「マークやキャラクターを勝手にいじってはいけないことを初めて知りました。」「作った人に、お願いしないといけないなんてびっくりしました。」「自分の好きなキャラクターにも作った人がいるなんて考えたこともなかったです。」など、子どもたちの中で驚きが多かったようです。
 子どもたちは「いけないことかどうか」も分からないまま、パソコンを使用しているのが現状である。インターネットに興味がある子がとても多いので、少しでも早く、インターネットを利用するときのマナーを教える必要があると感じました。
 

【蒲郡市立蒲郡東部小】大切な地域の川を美しく〜西田川をみんなで清掃しよう〜

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 学区を流れる「西田川」は、地域の人々のくらしと共にあり、子どもたちにとっては、大切な遊び場であり、生活科や理科学習の場でもある。
 5月の中旬には、家庭・地域・学校が一体となって、毎年、清掃活動に取り組んでいる。今年も、事前に、PTA役員や地域の方々によって、腰丈まで伸びた草を刈る事前準備が行なわれた。
 5月16日、西田川清掃の当日は、高学年の子どもたちが、竹箒をたくさん積んだリヤカーを引き、大きなかごや草取り道具などの重い荷物をかかえ、低学年の子たちは、各自の軍手やバケツを持って長靴を履き、どの子もはりきって出かけた。
 5・6年の子たちが河原に下り、雑草をかき集めてかごに山盛りに入れると、1・2年の子たちが受け取って「よいしょ、よいしょ。」とトラックまで運ぶ。3・4年の子たちも任された河原で川泥にまみれながら草を集める。落ちていた空き缶やごみを分別しながらビニール袋に集める作業をする子もいる。背よりも長い草をかかえてトラックに運ぶ子、リヤカーを引く子…、どの子も、それぞれができることを一生懸命やる姿はどこか誇らしげである。
 清掃終了後は、川に入り、川遊びや生き物の観察をした。ヨシノボリやハヤなど生き物がたくさんいた。子どもたちは、みん
 なで協力して働き、きれいにできた達成感を味わいながら、たっぷり西田川と遊んだ。この活動を通して多くのことを体験し、学び、心が豊かになっていったことが子どもたちの日記からうかがえた。地域の方々のおかげで学校だけではできない体験活動をすることができる毎年恒例の西田川清掃である。

【常滑市立常滑中】生徒、保護者に分かれてIモラル講習会を行いました

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 5月18日(金)に「インターネット、携帯電話を安心・安全に使うために」というテーマで生徒向けのIモラル講習会を行いました。講師は総務省東海総合通信局の大場丈浩先生をお招きしました。情報モラルについて啓発を行い、携帯電話やインターネットを正しく活用する心を養うことを目的としています。
 講師の先生からネット社会の7つのトラブルについて教えていただきました。1著作権等の違反、2メールや書き込みでの誹謗中傷やいじめ、3誘い出しによる性的被害や暴力行為、4インターネットショッピングをめぐるトラブル、5ネット依存による心身の健康被害、6ウイルスの侵入や個人情報の流出、7犯行予告等です。これらのトラブルに巻き込まれないために必ず覚えてほしいことを4つ教えていただきました。1高めよう「著作権」「肖像権」の意識、2正しく使おうコミュニティサイト、3気をつけようネットの金銭トラブル、4予防しよう心身の健康を損なう「依存症」です。
6月8日(金)に保護者向けにIモラル講習会を行いました。トラブルの低年齢化が進んでいるため、小学校の保護者の方にも案内を出し、参加していただきました。講師に総務省のe−ネットキャラバンより斉藤富士夫先生をお招きしました。ネットいじめ、ネット詐欺など子どもがネットを使って被害者・加害者になってしまう様子をビデオでわかりやすく説明してくださいました。ネット安全教育について3つのことを教えていただきました。1ネット危機の実態を学びましょう。2子どもを守るのは大人の責任です。3子どもと一緒に考えてください。
 参加した保護者からは、「ネットという利便性が高い機能を日常的に利用しているが、子どもに近い将来携帯電話をあたえる際に、危険な面が多くあることが明確になりました。」という感想をいただきました。

【知多市立南粕谷小】親子の絆を深める「ふれあい学級」

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 本校では,例年6月の学校公開日に「ふれあい学級」を実施しています。本年度は,6月9日(土)に道徳の授業公開と親子体験活動を行いました。
 道徳の授業公開では,多くの保護者の方が参観されました。土曜日ということもあり,多くの父親も参観されていました。また,学校評議員や「かすやっ子協議会(学校協議会)」の方も参観に訪れました。学校で平素どのようにして道徳の授業が進められているか,ありのままの姿を保護者や地域の方に示すことにつながりました。
 親子体験活動では,学年ごとに工作や絵手紙,切り絵,飯ごう炊飯体験などの活動に取り組みました。どの学年も,温かい雰囲気の中,親子で学び合う姿が見られました。親子が協力して一つのことに取り組み,貴重な学び合いの場となったことで,親子の絆をより一層深められたのではないかと思います。本校では,以前から地域の教育力を積極的に取り入れており,今回も,絵手紙や切り絵の活動において,地域の方に講師として参加していただきました。
 これからも,家庭や地域と手を携えて道徳教育を推進し,児童の豊かな人間形成を図っていきたいと考えています。

【小牧市立小牧中】テーマ「温かい人間関係づくり」〜体験学習を通して〜

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1 はじめに
 携帯やパソコンで文字を打ち込み、自分の思いや気持ちを相手に伝えることがあたりまえになってきている。便利な反面、人との関わりの基本である、相手の顔を見て思いを伝えることが減り、それを苦手とする生徒が増えてきている。また人とのコミニュケーションをとること自体が不得手な生徒も増えてきている。
 いうまでもなく学校生活では授業をはじめ、すべての活動を「ことば」で、また顔を見合って、表情仕草を通して、意思疎通を図る。相手の顔を見て、相手の気持ちを考え、意見を聞く。自分の考えを精一杯伝えようと試みる。それが難しくなってきている。このことは生徒に限ったことではない。教師間でもときには共通理解不足がゆえに、ぎくしゃくすることもある。教師同士のより望ましい人間関係を築くことが職場に潤いをもたらし、子どもたちの活動へと還元されていく。
 生徒と生徒、教師と生徒、教師と教師の人間関係の構築のために本校が取り組んでいる活動を紹介したい。
2 教師の研修
4月と8月に外部講師を招き、全教師が人間関係づくりについての講義をうける。アイスブレークにより教師間の雰囲気が和み、実習を通して普段は見えない教師同士の内面がみえ、より本音で関われる体験をする。それと同時に生徒たちにどう実践させるとより効果があるかを研修する。
3 生徒の活動
 教師が事前に体験した実習プログラムを全校一斉に実施する。グループで同じ課題を協力しながら解決していく過程を通じ、人との関わりかたを少しずつ身につけていく。年に3回全校一斉の形で進めるとともに普段の授業においても、意見・考えを発表しやすい(口にしやすい)4人1組の形態や常に多くの仲間の顔を見られるコの字の形態を基本にして取り組んでいる。

【岡崎市立北中】KITAプロダクションの活動を通して育てる北中生の心

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 本校では、委員会や学級係活動とは別に全員が参加するKITAプロダクションという組織を作り活動をしています。KITAプロダクション(通称北プロ)とは、全校生徒が一人一役の実行委員となり、各種学校・生徒会行事を主体的に運営する取組です。
 北プロの主な活動は「入学を祝う会・シンボルウォール・生徒会レク・スポーツフェスタ・生徒会役員選挙・北中祭」など、さまざまな行事を企画・運営する活動です。その中で「シンボルウォール」の取組を紹介します。
 4月中旬から「シンボルウォール」と呼ばれる巨大な壁画を作るための準備が始まりました。(シンボルウォール:ベニヤ板20枚を並べ、その面に学習や部活、行事などの学校生活の場で活躍したい気持ちを絵に表現したもので、企画・制作、取り付けまでを北プロの1年生から3年生までが作業を分担して主体的に取り組むものである。)「シンボルウォール」は北中生の心の支えであり、象徴でもあります。今年のテーマは『Make a legend』。運動場の一角から、壁画の中の少年が伝説を作ろうとしている生徒たちをいつも眺めています。
 こうした生徒の自主的・自発的な活動を助長し、教師と生徒、生徒と生徒のよりよい人間関係を深める学校づくりを行うことを通して、北中生の豊かな心を育てていきたいと思います。

【春日井市立中部中】「サイバー犯罪防止教室」を行いました。

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 平成24年6月4日(月)、愛知県警サイバー対策課の講師をお招きし、1年生330名を対象に「サイバー犯罪防止教室」を行いました。
 本校の1年生は、半数近くの生徒が携帯を所持しており、当然のことながら、2年、3年と学年が上がるにつれ、その所持率は上がっていきます。また、本校でもブログへの書き込みによる「いじめ」や、メール・電話による嫌がらせも、毎年のように報告されています。
 そこで、さまざまな事例を通して携帯電話の正しい使い方を知らせることは、1年生の時期が最も効果的であると考え、「サイバー犯罪防止教室」を計画、実施しました。
 はじめに、インターネットは誰にでも自由に利用できることから、それによるトラブルも多く、愛知県警の昨年度の相談件数が5000件近くに上ること、検挙件数も500件あまりと年々増加傾向にあることを説明していただきました。特に平成23年度は、10代の検挙率が最も高く、検挙者数が109人に上ると言われたときには、生徒から驚きの声が上がりました。
 その後、「不正アクセス」や「ネットゲーム」の手口や被害状況を、具体的に説明していただきました。その中で、小学校4年生が中学生をだましたり、「ネットゲーム」では中学生が加害者になったりしている事例が増えていると説明がありました。同じ年齢の人が犯罪に関わっているということを知り、生徒にとって「サイバー犯罪」が他人事ではなく、身近に起こりうるものであることを、実感として捉えることができました。また、それ以外にも、「フィッシング」、「ツークリック」、「なりすましメール」、「チェーンメール」などもあることを説明していただきました。
 最後に、「サイバー犯罪」の被害者にも加害者にもならないために、「情報発信の際には相手の気持ちを考え、面白半分で書き込まないこと。」、「パスワードの管理(見せない、教えない、こまめに変更、ウィルス対策等)をしっかりすること。」を教えていただきました。
 また、「インターネットは使ってはいけないのではなく、危険があることを知り正しく使うことが大切である。困ったときには、必ず信頼できる大人に相談すること。」とお話をいただきました。

【犬山市立栗栖小】栗栖っ子の「ふれあい肩もみ会食会」

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 本校では、14年前から地域のお年寄りを招き、肩もみ会を行っています。日頃、登下校の付き添いや野菜作りなどでお世話になっているお年寄りに、学校に集まっていただき、児童とふれあいゲームをして交流を深めたり、日頃の学習の成果を観ていただいたりしています。最後には、感謝の気持ちを込めて肩もみをするという行事です。最近では、この行事に全校児童が参加し、松花堂弁当の給食を食べていただくことも入れ、内容を充実させています。
 事前の招待状づくりから、肩もみ会の進行まで、全て児童の手で行います。お年寄りの中には、ご自分の孫の学校での成長を肌で感じていただいたり、ご出身の学校のことを懐かしく思っていただいたりして、充実したひとときになっています。特に、ふれあいゲームコーナーでは、児童が事前にお年寄りが喜んでもらえる内容を考え、説明用の資料を作成し、役割分担を確認して当日に臨みました。当日は、皆の前でゲーム方法の見本を示し、楽しく会を進めることができました。
 さらに、会食会では、学校栄養士さんに支援をいただき、給食の献立を考えてもらう等、普段とは違った雰囲気の中で給食を実施しました。お年寄りの方々は、隣に座った児童に優しく話しかけ、食材のことや食べ物の好き嫌いなどの話題になると、目を細めて楽しそうに会話をされている様子が印象的でした。
 本校では、地域のお年寄りとの心温まるこの伝統行事をいつまでも続けていきたいと思っています。

【みよし市立北部小】親子で学ぼう情報モラル(第2学年)

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 携帯電話について、学級でアンケートを行ったところ、携帯電話を使ったことがある児童が71%おり、自分専用の携帯電話を持っている児童が15%いました。
 そこで、授業参観において、情報モラル教材を使い、ウィルスの危険やインターネットにおける危険性、携帯電話の使用について、親子一緒に学習を行いました。家でのパソコンの使い方についてルールを決めることが大事であることも学びました。
 児童の感想には、「何か困ったことがあったら、お父さんやお母さんに言えばよいことが分かった。」「ゲームをする時間は、1時間より少なくしたい。」「インターネットには、危いこともある。」といったものがありました。
 インターネットは、情報を瞬時に得ることができるたいへん便利なツールです。しかし、使い方を誤ると有害な情報に触れることになったり、思わぬ犯罪に巻き込まれたりすることさえあります。
 学校のコンピュータでは、このような危険を回避するために高度なフィルタリングがかけられていますが、家庭のパソコンでは不十分なものもあります。したがって、本校では、情報モラルに関する教育を今後も計画的に行っていきたいと考えています。