【瀬戸市立幡山西小】 書き込みが読み手にどう伝わるか考えよう

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 瀬戸市立幡山西小学校では『あんしん あんぜん 情報モラル』を活用し「情報社会の倫理」についての学習を行いました。
 今回の授業では「相手への影響を考えて行動する」ことについて「その書きこみ、読み手にどう伝わるかな?」という教材を用いました。インターネット上でのコミュニケーションと、直接会って話をするコミュニケーションとの違いを知ることで、書き込みをする際には文字のみのやり取りになるために誤解をまねく表現があることを理解していきました。また、公開されている場に書かれた情報は、たくさんの人の目に触れてしまうことを知り、自分の書き込みに責任を持たなくてはならないという意識を持つことができました。
 さらに、児童自身にどのような配慮が必要なのかについて考えさせることで、その文章を読む人の立場にならなければいけないことや、その文章を読んで嫌な思いをする人がいないような適切な表現を用いなければならないことについても考えを深めることができました。
 このほかにも、自分はもちろん他人の情報を大切にすることや、人のつくったものを大切にすることについても学習を進めています。

【瀬戸市立祖東中】安心ネットインストラクターによる講習会

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 2012年11月5日(月)、「安心ネットインストラクターによる講習会」を保護者向けに行いました。愛知県生涯学習推進センターの企画で大人の人たちを対象にする講習会です。 
 子どもたちが携帯電話やゲーム機、パソコン等の利用などにより、インターネット上のトラブルや犯罪に巻き込まれる事実が多発する中、その対策として、子どもたちのインターネット利用の実態やその危険性、並びに予防策を、保護者をはじめとする大人の方々に知ってもらうことが、子どもたちを守る有効な方法になるという視点から開講されました。内容は、DVDの視聴とインストラクターによるプレゼンテーション、質疑応答などで有意義な1時間となりました。
 〜保護者の感想〜
・ペアレンタルコントロールという言葉をはじめて聞いて、よくわかりました。
・ニュースなどで端末の危険性は理解しているつもりでしたが、実際に話を聞いて何をしなくてはならないかを気づかされました。
・ネットにひそむ危険性がわかり、親としての危機管理の意識がわきました。
・とてもわかりやすく説明していただいて、今まで知らなかったことがわかりました。もっと携帯のことを子どもと話し合ってみたいと思いました。
・最新の情報を聞くこととができまして。親の責任で子どもに伝えないといけないということを改めて考える時間が持てました。

【田原市立泉小】福祉の集い

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田原文化会館で行われた「福祉の集い」に、4年生の代表が参加しました。午前中は、募金活動を行いました。会場に訪れた多くの人に「赤い羽根共同募金にご協力お願いします。」と大きな声で呼びかけ、赤い羽根や風船を配りました。午後は、文化ホールで福祉実践活動の発表を行いました。ウサギを通したお年寄りとの交流を写真と語りで説明し、最後に心を込めて器楽演奏をしました。会場から盛大な拍手が湧きました。舞台裏で係の方からも「福祉の集いの趣旨に合った本当にすばらしい発表でした。」とお褒めの言葉をいただきました。

【一宮市立開明小】 心の貯金

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 本校では、「心の貯金を積み重ねよう」を合言葉に、クラスやまわりの人のために、進んで行動できる児童の育成にあたっている。
 帰りの会では、各学年に応じ、「今日の心の貯金」や「輝いていた行動」、「ありがとう○○さん」「今日のMVP」の発表をし合い、よい行動ができたことを、認め合い、「心の貯金」を増やすことができたことを、みんなで拍手し、祝福し合っている。お腹が痛かったので教室で放課に座っていたら、「どこか悪いの」と声をかけてくれたとか、「給食で牛乳をこぼした時、ふくのを1番に手伝ってくれた」、「いがんでいたトイレのスリッパを黙って直していてくれた」、「算数の分からないところを熱心に教えてくれた」など、よい行動に光を当て、発表してくれた人にも、「よく気づいてくれたね」など、ねぎらいの言葉をかけている。また、クラスみんな心の貯金を、掲示したり、背面黒板に書いたりし、目に見える形で残すことにより、よい行動が広がり、一人ひとりも温かい心になるのではと考えている。

【豊川市立牛久保小】人権集会 〜OMOIYARIのうた〜

12月3日〜10日の人権週間、本校では12月6日(木)、児童会と生活委員会が中心となって人権集会を行いました。

○人権標語の紹介
 事前に生活委員会が、全校児童を対象に人権標語の募集をしました。「ともだちが にこにこすると うれしいよ」「思いやり 一人一人に あるんだよ」など、各学年で選ばれた標語を全校に発表しました。

○校長先生の講話
 パワーポイントを使って、校長先生による人権についての講話が行われました。「一人一人違っていていいんだよ」「人はみんな同じなんだよ」と、分かりやすく温かい言葉でお話しされました。

○「OMOIYARIのうた」発表
 生活委員会が「OMOIYARIのうた」の発表を行いました。手話を交え、優しい気持ちを込めて歌うことができました。

 人権集会が終わった後、各学級でも「OMOIYARIのうた」を歌いました。最初は手話をしながら歌う子は数人しかいませんでしたが、毎日歌っているうちに全員が手話をしながら歌えるようになりました。歌うことで「思いやりの心」を再確認し、人権について考えることができました。

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【春日井市立鷹来中】 「Netモラル」について

 本校でも情報機器の普及により携帯電話やスマートホンを所持する生徒が増えてきている。今年度、そうした携帯電話やスマートホンを介したネット上でのトラブルが数件あり今後もネット上でのトラブルに巻き込まれるのではないかと心配される。
 特にスマートホンをはじめとする情報端末が入手しやすくなり、中学生においてもコミュニティサイトやブログを利用した相互の関わりを持つことに興味が強く、安易に利用している現状がある。
 そこで、生徒が日頃、日記感覚で利用しているブログについて、「人の悪口や嘘を書く行為は、相手や名誉を傷つけるものは法的にも問題があること」「ネット上で知り合った人を信用しない」「個人情報は公開してはならない」等、「Netモラル」教材を活用して学習し、その特性である「公開性」について認識を深めることができた。

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【稲沢市立稲沢中】心の教育推進活動の一環として生徒・保護者対象の講演会を開催しました

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 平成24年11月17日(土)学校公開日の2・3限に,本校体育館に於いて稲沢緑ライオンズクラブ主催による講演会を行いました。演題は「熱血!やんちゃ和尚の子育て講演会」,講師は浄土宗西居院第二十一代目住職で教育評論家の廣中邦充さんに来ていただきました。本校生徒423人と参観された保護者の皆さん,稲沢緑ライオンズクラブの皆さんと本校職員で講演を聞きました。
 廣中さんは,今まで様々な問題を抱えた少年少女たちを,岡崎の自宅で無償で預かり寝食を共にしながら更生させてきました。その実体験をもとに,時には生徒の列の中に入り,また時には保護者や職員の前まで来て,熱い口調と大きな身振り手振りで語りかけて下さいました。その迫力ある語りと心を打たれるお話の内容に,聞く者全てが次第に引き込まれていきました。講演の最後には,ホワイトボードにご本人の携帯番号を書かれて,「困ったときはいつでも連絡してきなさい」と話されました。この懐の広さに多くの少年少女が救われてきたのだと実感しました。
 生徒たちにとっては家族や将来について考えるきっかけに,保護者にとっては子育てについて考えるきっかけになる,大変有意義な講演会になりました。

【豊明市立栄小】宣言集会:かけがえのない いのち

〜自分やなかまを大切にし、みんなで楽しく成長できる栄小学校〜

 本校では、人権週間に合わせ、全校で「宣言集会」を行っています。まず、桜花学園大学の学生ボランティアが絵本の読み聞かせを行い、全校児童に向けて「一人一人がかけがえのない存在であること」について問題提起しました。
 1つ目の絵本「あしなが」では、人を見た目だけで判断したり、噂に振り回されたりせず、自分で真実の姿を見て感じて判断することの大切さについて考えました。2つ目の絵本「しげちゃん」では、お父さん、お母さんが我が子の幸せを願ってつけてくれた名前が一人一人にあることと親の愛情に支えられた自分について考えました。子どもたちは、「『ありがとう』『大丈夫?』という言葉を友だちにかけてあげたい。」「人の苦しみのわかる人になりたい。」などの感想をもち、「自分を大切にすること」「相手を大切にすること」について学ぶことができました。
 宣言集会の後、各学級で人権について話し合い、「学級宣言」を決定しました。21個の学級宣言はどれも、学級の全児童の思いの詰まった心温まるものとなりました。この学級宣言は、全校集会で学級ごとに披露し、「自分やなかまを大切にし、みんなで成長できる栄小学校」になるように実践していくことを確認しました。

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【稲沢市立治郎丸中】親子のつながりを深めよう

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 中学生になると、親のことを「うっとうしい」「邪魔」と邪険に扱うようになってくる。実際の会話でも、そのような言葉が出てくるときもある。
 人は、一人では生きていけないこと、今の自分が生きているのは親が育ててくれたおかげであるという当たり前のことに気づかせたい。親の前で本音を話すことが少なくなってきている今だからこそ、授業参観で親がいる前で、親のありがたさについて考える場を設けた。
 相田みつをさんの詩「花を支える枝」を用いて実践を行った。実際に花の咲いている植物を用意し、花がどの部分に支えられていて、きれいに咲いているのかを考えさせた。その後、自分が花だとしたときに、誰に支えられているのかを考えさせた。特に、植物の中で見えない根の部分は、親が担っていることを理解させ、今の自分にとって見えない部分で頑張ってくれている親のことを深く考えさせた。
 ワークシートに、それぞれ自分を支えてくれている人への感謝の気持ちを表現し、家族の人に見せるようにした。そして、親から生徒へ励ましの言葉を記入してもらった。その言葉を見て、感想を生徒に書かせた。そうすることによって、親の思いを感じ、さらに努力していこうと思う生徒が多くいた。
 生徒と親の関係がよくなっていくことこそ、中学校生活で大切なことだと思う。困ったときに一番助けてくれる安心感をもって生活することが、心豊かに成長してくれることだと思う。さらに、今回の実践だけでなく、学校からの通信などで、家族で考える場をもってもらえるようにしていきたいと思っている。

【稲沢市立大里中】自分を大切にするための授業 〜セルフディフェンスコミュニケーション講座を実施して〜

 6月9日(土)の学校公開日に、スクールソーシャルワーカーである3名の講師の方をお招きし、セルフディフェンスコミュニケーション講座を実施しました。
 まず講師の方から、「セルフディフェンスとは、『あらゆる危険から自分で自分を守ること』、『自分を大切にすること』」であることを説明していただきました。そして、「自分を大切にするための周りの人たちとのつきあい方」、「相手を傷つけない言葉かけ」、「命の尊さ」について、インタビューや劇、手紙の朗読などを交えながら、お話を聞きました。その後、生徒同士で声のかけ方を学ぶ実習も行いました。生徒は真剣な眼差しでお話を聞き、今の自分や今後の自分の言動を見直すよい機会となりました。保護者にも多数参加していただいて、生徒とともに考える時間を過ごしました。
 周りの人に対する優しい心をもち、自分自身を大切にして行動していける心の強さをこれからも生徒とともに育てていけたらと思います。


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【瀬戸市原山小】 中学生と一緒に(ユートピアプラン)

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 菱野団地のほぼ中央にある光陵中学校の校区には、原山小学校、八幡小学校、萩山小学校の三校がある。各学校間の距離は比較的近い位置にあるが、本活動が始まる以前は児童と生徒が交流する機会が少なかった。そこで、児童、生徒相互の交流をはかるとともに、自分の住む地域への関心を高めることを目標として、共同で地域の清掃活動「ユートピアプラン」を行うことなった。この活動が始まって、今年は6年目となる。本校では、6年生(2学級55名)が参加した。
 事前に教職員で打ち合わせを行い、児童・生徒の人数や活動するコースから、6つの班を構成した。
 11月に光陵中学校から、前年度に本校を卒業した生徒から選ばれた実行委員6名が来校し、本校児童にユートピアプランの必要性と概要について寸劇を交えて説明してもらった。同時に、中学生活の様子なども説明してもらった。
 ユートピアプラン当日は、本校に中学生31名が来校し、出発式を行った。清掃道具を配付した後、中学生と小学生の混合班で地域をまわり、ゴミを回収した。大型の投棄物や空き缶などは少なかったが、たばこの吸い殻やライター等、細かなゴミが多数集まった。また、団地の駐車場わきには投棄された傘や車の部品など、大きなゴミが回収された。その後、中学校に行き、集めたゴミを分別し、中学生の司会によって解散式を行った。
 後日、活動についての反省を行った。地域の美化活動に参加したことで、「これからも美化活動に参加したい。」とか「ゴミを捨てないようにしたい。」との反省が多く出された。



【弥富市立弥富北中】非行防止教室〜サイバー犯罪防止〜

 6月29日、全校生徒を対象に非行防止教室を蟹江警察の協力のもと行いました。携帯電話やグリー・アメーバなどのコミュニケーションツールやゲーム等が生徒にとって身近な存在となってきました。また、ブログなどを載せている生徒もいます。
 そのような状況から、少しでも生徒がトラブルに巻き込まれないようにと考えて非行防止教室、サイバー犯罪防止と銘打って、学習の時間を設けました。
 感想を読んでみると、注意を促すことのできるよい機会となりました。
「僕もグリーで自分の名前・学校名などを書いてしまっているので、この話を聞き、書き直そうと思っています。いい話が聞けてよかったです。」中3男子
「今回の非行防止サイバー犯罪防止の話を聞いて、少しいろいろなことを感じました。ブログなど、何気なく自分の名前を出してしまうだけで、事件に巻き込まれると聞いて、前までは、『そんなこと起こるわけない』とか思っていたけど、あまりに事件に巻き込まれている中学生とか、学生が多くてびっくりしました。これからは、知らない人には名前を出さない。など、自分自身が気をつけないと、と思いました。」中3女子
「今回、非行防止教室で聞いたこと、見たことはとても怖いものでした。特に無断でアップロードをして、19億5千万円も払うことになるのはとてもじゃないけど、嫌だと思いました。これからは、そのような犯罪に巻き込まれたくないと思いました。」中3男子
「私はアメーバをやっています。ネットワークでつながっている人もいます。今回、話を聞いて自分は本当に危険なことをしているんだなと思いました。私もだまされないように気をつけていきたいです。」中3女子
「今回の非行防止教室で、あらためてサイバー犯罪の怖さを知った。最近はケータイを持っている人が増えたし、自分も持っているから、他人事ではないと思った。私たちのような中学生や高校生も被害にあっている人が沢山いて驚いた。ケータイはとても便利なものだけど、逆に良くないこともいっぱいあるから、これからは、そういうことにも気をつけて使っていこうと思う。」中3女子
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【豊川市立御油小】子どもの心を育てる「五つの響き合い」

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本校では、「ありがとう あなたの笑顔に出会えてよかった」の合言葉のもと、教師と子どもが手を取り合って創る「楽しい学校」を目指している。楽しい学校を共に創るために、「五つの響き合い」1響き合う授業2響き合う歌声3響き合う挨拶4響き合う清掃5響き合う優しさを大切にしながら取り組んでいる。
年度の初めには、「五つの響き合い」をもとに、子どもたち自身が、どのような学級をつくりたいのか何が大切なのか考え話し合い、学級目標を決めている。
響き合う歌声では、歌声を通してたくさんの人の笑顔に出会いたいという思いを込めて、学期に一回全校で歌声集会を行っている。2学期の発表学年の4年生は、総合の学習で訪れた地域のデイサービスに通うお年寄り80名を招いて、一緒に「赤いりんご」を合唱した。お年寄りの方が生きた激動の時代の歌を共に歌うことを通して、地域の方に感謝の心を持ち、心と心を響き合わせることができた。 
響き合う清掃では、話をせずに全校で真剣に掃除をする「もくもくタイム」、清掃のない昼放課に自主的に行う「ボランティアそうじ」など、ぴかぴか委員会の子どもたちを中心に清掃活動が行われている。また、委員会の子どもたちが、「ぴかレンジャー」に変身して清掃を呼びかける活動も行っている。
五つの響き合いが奏でるハーモニーを通して、子どもたちに感動と出会い、感謝の心を育ませたいと願っている。

【清須市立清洲東小】福祉実践教室について

 本校では、毎年2学期に4・5年生児童を対象にして「福祉実践教室」を実施しています。児童が障がい者との交流を通して、障がい者との接し方やともに生きることについて学び、日常的な実践活動へと広げていく契機とすることを目的にしています。実施にあたっては、清須市社会福祉協議会や関連ボランティア団体に協力していただいています。
 今年度は11月14日(水)に開催しました。
 はじめに参加者全員に、聴覚障がいの方に講話をしていただきました。聴覚障がいの方のお話は、手話通訳の方を通して説明されるため、戸惑いながら聞いている児童も見られました。普段の生活で耳が聞こえなくて不便なことはあっても、それを乗り越えるために工夫していることや決して不幸ではないことなどを伝えていただきました。
 その後、学年別に分かれて4年生は視覚障がい者ガイドヘルプ、5年生は手話の実践教室をそれぞれで行いました。
 4年生の視覚障がいガイドヘルプでは、はじめに視覚障がいの方から視覚障がいについて説明を聞きました。視覚障がい者の見え方は、人それぞれ違いがあり、そのために必要な支援方法が異なることなどを教えていただきました。次に、視覚障がい者の移動を手引きするガイドヘルプについての説明を聞いてから、二人一組になり階段や段差などの通路を歩く実技体験をしました。アイマスクをしておそるおそる歩く子や、通路の様子を細かく伝えてうまくガイドをする子などの姿が見られ、視覚障がいの方の気持ちや接し方を学んでいきました。
 5年生の手話実践教室では、コミュニケーションの方法について説明を聞いてから、日常生活で使われる簡単な手話について学びました。果物の名前の手話を予想して正解する子や、手話を使って友達と簡単なやりとりをすることができるようになった子も見られ、短い時間でも内容のある実践教室となりました。
 今回の福祉実践教室は、子どもたちの障がいや福祉に対する理解を深め、相手を思いやる心が育つよい機会となりました。これからも、学校と地域が連携を図りながら、継続して取り組んでいきたいと思います。

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【春日井市立知多中】エゴグラムで自分を知ろう

 近年、子どもたちのコミュニケーション能力の低下が問題となっています。また、全校アンケートの結果からは、「自分に自信が持てない」「自分を好きだと思えない」「自分には長所が少なく、短所が多い」と思っている生徒の実態が明らかとなりました。
 コミュニケーションの基本は、お互いの存在を認め合うことです。そのために、まずは自分を認められる(自分を好きと思える)生徒になってほしいと考え、11月に「エゴグラムで自分を知ろう」というテーマで学校保健委員会を行いました。
 はじめに、保健委員の生徒より「自分の長所を認めることができている人は、そうでない人よりも毎日を楽しく生活できている」というアンケート結果を発表しました。その後、スクールカウンセラーからエゴグラムについての解説を聞き、分析してもらう時間をとりました。
 感想には「自分の長所や短所を見つけられてよかったです。家族ともやってみたいです」「5つの心をバランスよくしていきたいと思いました。エゴグラムを使えば、相手のことも理解できると思います」「エゴグラムを見て、自分のタイプがわかりました。短所も分かったので、そこを意識して生活すればもっと良い生活ができると思います」などと書かれており、多くの生徒が自分に目を向けることができていました。
 これをきっかけに、自分らしさを見つけ、相手の良さを認められる生徒になっていってほしいと思います。

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【一宮市立黒田小】相手の気持ちに寄り添って

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 2年生では、友達や家族、教師、近所の方など自分と身近な人との関わりの中で、適切な情報の受送信の方法や態度を学ばせたいと考え、以下の二つの実践を行った。
<実践1「うさ子のケーキ」(学級活動)>
 教師自作資料「うさ子のケーキ」を用いて、児童にとって身近な図工の制作活動の場面において、自分や友達の考えや作品を大切にすることについて考えさせた。導入では、児童の図工での学習経験から、自分の作品をよりよいものにしたいという思いを想起させた。展開では、「ちょっとまねさせて」と言った友達の気持ち、言われた時の自分の気持ちに迫らせるため、役割演技を取り入れ、双方の気持ちに立って考えさせるようにした。児童からは「友達の作品が上手にできているとうらやましいから、まねをさせてほしいと思う」「ほめられるとうれしいから、ちょっとのまねならいいと思う」「友達が作品を作ることができないとかわいそうだから、まねさせてあげてもいい」などの意見が出た。しかし、友達にほとんどすべてをまねされてしまった場面では、「自分で考えて作る努力をする」「どこをまねしていいのか相手に確かめる」などの意見が出た。終末では、まずは自分で考えて制作をすることの大切さや、相手にきちんと許諾を得てからまねをすることと、その際には相手の良さを賞賛する言葉を加えることの大切さを全体で確認することができた。
<実践2「大切な人に気持ちを伝えるおたよりを出そう」(生活)>
 (株)郵便事業 手紙授業支援事務局「手紙の書き方」テキストを用いて、手紙を書くときのルールやマナーだけでなく、受け取る相手の気持ちを考えて書くことの大切さを学習した。テキストに沿って、相手意識をもち、言葉を選びながら書く様子が見られた。

【幸田町立幸田小】触れ合いの中から、ともに生きる喜びを見つけよう

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 本校では、6年生が総合的な学習を中心にして福祉について学んでいます。本年度は「みんなで生きる〜触れ合いの中から、ともに生きる喜びを見つけよう〜」をテーマに、多くの体験活動を取り入れて、学習活動を展開しています。
 これまでに行った活動は以下の通りです。
1 福祉実践教室(手話、点字、車いす体験、高齢者疑似体験、介護体験)
2 1年生を招待しての夏祭りの運営
3 2回のデイルーム幸田への訪問体験
4 目の見えない方を招いての講話
 こうした体験活動を通して、子どもたちは、「人に喜んでもらうことのうれしさ」や「相手がどんな人であってもコミュニケーションをとろうとすることが大切」といった内容を学ぶことができました。

【田原市立衣笠小】約束事を決めてインターネットを使おう

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 本校の5年生では、「事例で学ぶNetモラル」の「私もネット依存症になっちゃうかも」を活用して、インターネットの節度ある使い方について学習しました。
 普段の会話や生活日記などから、子どもたちがゲームの情報交換をしたり、動画を見たりするときなどにインターネットをよく使っていることを聞きます。便利さや楽しさを感じているようですが、マナーや危険性を知らずに使ったり、時間を決めずに使ったりしているように感じます。そこで、この学習をしました。
 まず、インターネットを利用する上でのルールやマナーに目を向けさせるために、家での約束事について話し合いました。「家の人がいるときにやる」「リビングでやる」「時間を決めている」など、それぞれ約束事を決めてやっているようでした。しかし、時間については、個人によって差がありました。子どもたちの方から、「えー、そんなにやるの!」という声も出てきました。
 そこで、ネット依存症という話をし、「事例で学ぶNetモラル」にあるゲームをやり続けて困ったという話を提示しました。そして、登場人物のよくなかったことを話し合いました。「はじめに決めた30分で終わればよかった」「宿題を後回しにするのがよくなかった」「自分の部屋にこもってやっていた」など、使う時や時間が原因であることに気づいていきました。
 授業の感想には、「今まで時間を気にせずやってしまったことがありました。これからは、時間を決めたいです。」「使ってばかりいると生活リズムが崩れるので、必要になったときだけ使うようにしたいです。」「主人公のように部屋ではやらないようにこれからもしたいです。」とあるように、ネット依存にならないように気をつけようという気持ちを高めることができました。
 この学習をとおして、インターネットを使うときのルールやマナーの大切さを学ぶことができました。

【江南市立北部中】 『おじん』人権講演会 〜夢中になると奇跡が起こる〜

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 12月3日(月)、童話作家の鬼頭隆さん、娘さんでシンガーソングライターの瑞希さん、名古屋法務局一宮支局の方、江南市の人権擁護委員さんをお招きして、人権啓発活動の講演(朗読劇)をしていただきました。
 「夢中になると奇跡が起きる」という演題での講演では、瑞希さんのピアノ演奏をバックに鬼頭さんの童話を二つ聴かせていただきました。その一つ、鳴き声が変だといじめられていた鶯が、その声で仲間の鶯を守る話は生徒たちの心に響きました。
 この話を聴いて、ある生徒は、次のような感想を持ちました。『「障がい者」に対し、「怖い」「変だな」などと思うことは差別だと思う。「可哀想」も一種の差別だと思う。だから、僕はこれから「障がい者」を見かけても、「この人には個性があるんだ」と思い、優しく接していきたいなと思う。』
 講演の最後に鬼頭さんが、自らが童話作家になったきっかけと瑞希さんがシンガーソングライターになった理由を「好きなことを夢中になって続けていた」と語ったことから、多くの生徒が「一つのことに集中して、それに向かって夢中になれることはすごいことだ。」「何事も中途半端なところで終わってしまうので、夢中になれるものに出合いたい。」といった感想を持ちました。
 どんな人に対しても、優しく接する心を持つとともに、自分自身を大切にしながら夢中になれる“何か”を探してほしいと思います。

【豊田市立伊保小】不適切なwebに遭遇したときの対処法

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 2年生を対象に「不適切なwebに遭遇したときの対処法」についての授業を行った。2年生は、普段インターネットを自分一人では使わない児童が多く、インターネットの危険性についてもよく知らない。そこで、インターネットには、どんな危険があるのか、そのためどんなことに注意して使わなければいけないかを学ぶ授業を行った。
 不適切なWEBに遭遇する設定のアニメーションを見せながら、注意しなくてはいけないことを考えていった。このアニメーションでは、インターネットのあるページに個人情報を書き込んだところ、自宅に勧誘の電話がかかってくるようになってしまったことが描かれていた。視聴後、何がいけなかったのか、どうしたらよかったのかを考えた。
 子どもたちは、「自分の電話番号を書いたからだよ」「電話がかかってくるなんて怖いね」などと意見を出し合い、困ったら大人の人に相談することや、興味本位で自分の情報を書きこんだり、知らないページへとどんどん進むのは気をつけたりしないといけないことを学ぶことができた。