【尾張旭市立瑞鳳小】人間関係づくりで思いやりの心を

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 12月12日(水)・13日(木)の2日間に渡って、5年生を対象に、南山大学のファシリテーター杉山先生をお招きして、ラボラトリー方式の人間関係づくりの授業を行いました。
 1日目は、「スイスイさかな」と題して、協力し合いながらオリジナルな魚を創り上げました。最初に魚の輪郭を書き、次に色紙を貼り付けました。魚の名前をグループで相談し、発表をしました。この一連の作業をふりかえり、人間関係について考えました。グループによって魚の絵が違うことから、お互いの個性を大切にすることや、相手を尊重することが人権を大切にすることにつながることについて、お話をしていただきました。
 2日目は、ランキングの手法を使って、「私たちの思いやり」について話し合いました。ア「行動する勇気を持つ」、イ「相手の気持ちを考えて行動する」、ウ「『ありがとう』という感謝の気持ちを持つ」、エ「自分から人のために進んで行動する」のうちで、どれが「思いやり」に近いかを話し合い、順位をつけました。子ども達は、人によって考え方が違うこと、同じ番号でもよく話を聞くと違う考えをしていることなどに気づきました。
 最後に、杉山先生から、思いやりや人権を考えるときには、最初に相手を意識することが大切だということ。次に、相手は自分と違うことは当たり前であること。この2つが人権を考える第一歩になるということをお話いただきました。
 今回の実践を通して、子ども達に思いやりの心や温かい人間関係の大切さについて、体験をもとにしながら考えさせることができ、豊かな心を学ぶよい機会となりました。

【刈谷市立小垣江小】 情報モラル授業「個人情報を守ろう」

 本校の5年3組(36名)は、web上にあるアンケートの中には、個人情報入手目的のものがあることを知り、自分の個人情報を自分で守れるようになるにはどのようなことに気をつけるべきか話し合いました。
 子どもたちは、様々な手口で個人情報を盗もうとする手口を、4教材を通して確認し、判断を誤るとどんな問題が起こるか考え、個人情報を守るためには
 1 安易に、個人情報を打ち込まないこと
 2 信頼ができるサイトかどうか確かめること
 3 心配なときは、親に相談すること
が必要だと確認しました。
 授業後、「自分の住所や電話番号などを簡単に教えてしまうと、怖いことが起きることが分かりました。」「自分もこういうアンケートを見たことがあるけど、こんなにも個人情報が大切なものだと考えていませんでした。」と、個人情報の重要性に気付き、安易にアンケートなどに答えないようにしようという意識をもつことができました。
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【刈谷市立刈谷東中】携帯マナー教室

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 本校では、情報モラル教育の一環として、1年生を対象とした携帯マナー教室を企画、実践しました。この教室には、刈谷市警察署生活安全課から講師を招き、実行委員の生徒と一緒に企画をし、支えていただきました。
 「携帯電話の良いところ、悪いところは何か」「携帯電話に潜む危険とはどんなことか」「携帯電話を安全に利用するためにはどんなことに留意するとよいか」などのテーマを柱とし、携帯電話の利便性と危険性について学年で考えました。実行委員による、携帯電話にまつわる危険な出来事に関する劇もあり、生徒たちは熱心に話を聞いていました。
 携帯マナー教室を終えた感想には、「携帯電話は楽しいだけではないことが分かった」「携帯電話を持ったときには、他人に迷惑をかけないように使いたい」といった感想が見られました。今後、おそらくほとんどの生徒が携帯電話を所持することになる現代において、現段階で携帯電話を持っている生徒に対してはもちろん、これから携帯電話を所持することになる生徒にとっても、携帯電話を扱う際のマナーを考える機会は必要なものであると改めて感じました。

【豊橋市立高師小】情報モラル学習

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1年生の授業の実践です。
〈実践1 気持ちよくコンピュータを使うために〉
 「次に使う人の気持ち」を考えてコンピュータを使うことの大切さを知り、みんなが気持ちよくコンピュータを使うために、どんなことを大切にしたらいいのかを考えました。「ただしく・やさしく・きれいに」を合い言葉に、絵をかいたり、算数の計算問題を解いたりしました。

〈実践2 パスワードはとても大切〉
 「パスワード」と言われても、意味がわからない子もいました。「パスワードは暗号や合い言葉だよ。コンピュータがみんなの家だとすると、パスワードは鍵だよ。」と教えると、イメージができたようです。もし、鍵(パスワード)を他の人に知られると、どんな困ったことがおきるのかを考えました。パスワードを大切にするということは、自分自身を守ることになることを知らせました。パスワードは人に教えない、紙に書かないということを学びました。

〈実践3 安心してコンピュータを使うために〉
 これまでの活動の中から、操作上で困ったことや迷ったことを振り返らせました。ほとんどの子が、困った時は近くの子や先生に聞いたと答えました。まず、自分自身が正しく約束を守り判断すること、また、困ったときには早めに大人に相談することが、次のトラブルを防ぐことになることを学びました。

【刈谷市立小垣江小】たてわり活動班「おがっちフレンズ」の立ち上げ

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 本校では、今年度から児童会を中心にたてわり活動をスタートさせた。異学年構成で全校を18の班に分け、「心の教育」の一環として活動を行っている。 
 実施案は、4月初めの職員会への提案後、いくつかの修正を加えて成立した。5月には、担当者の割り振り、班名の決定、班の合体と兄弟の確認等を経て、第1回リーダー会、そして顔合わせ会までこぎ着けることができた。6月には1回目の「おがっちフレンズ」活動日を迎え、異学年で交流する子どもたちの笑顔を見ることができた。10月の運動会では、「おがっちフレンズ」を単位とした「フレンズ大玉」を種目に加え、活動の機会を増やしている。現在、児童会担当者の熱意と工夫、そして担任の協力で形を作りつつある。
 今後の課題は、これまでの、「兄弟学級」による単発に近い活動から脱却して、子どもたちがたてわり班への所属感をもって異学年交流に参加し、豊かな心を育んでいけるような活動を作り上げていくことにある。市内には、たてわり活動班による活動を、清掃などの日常活動に取り入れ、成果を上げているところもあるが、そこまで行くにはまだまだ課題が多い。
 「おがっちフレンズ」による活動が根付き、本来のねらいに迫れるようにするためには、まだしばらく試行錯誤が必要である。

【豊川市立中部中】生き方学習「加藤源重さんとの出会い」

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 本校では、毎年、1年生を対象に、「福祉工房あいち」代表の加藤源重さんをお招きして、生き方学習を行っている。
 加藤源重さんは、旋盤工として働いていた56歳のときに、仕事中の事故で利き手の指すべてを失ったが、その困難に負けず、自ら強い意志を持って機能的な自助具を作り続けている人物である。源重さんの生き方を知ることで、強いチャレンジ精神を学び、自らの生き方を考えるきっかけを作ることをねらいとして、この取り組みを行っている。
 事前学習として、道徳の時間に加藤源重さんの半生を描いたDVDを視聴し、「三河のエジソン」の本を読んでから講演に臨んだ。
 講演当日、生徒は、テレビやCMに出演していた源重さん本人との出会いに、緊張した面持ちであったが、源重さんの静かだが力強い語り口に次第に引き込まれていった。指のない右手で自助具もつけずに、実際に鉄棒の逆上がりを見せてもらうと、驚きの声と共に自然と拍手がわきおこった。
 シンプルだが使う人のことをよく考え、工夫された自助具(発明品)の数々を実際に見せてもらい、そのアイデアの豊富さにただ感心するばかりであった。また、同じものでも何度も改良を加えて、少しでも使う人が喜んでもらえるように、あきらめずに作り続ける姿勢から、他人への優しさや不屈の精神を感じ取っているようであった。
 困難なことに出会うと、すぐにあきらめてしまったり、ネガティブな思考に陥ってしまったりしがちな中学生にとって、大きな困難にも決してあきらめることなく、常に前向きに生き続ける源重さんとの出会いは、とてもインパクトがある。自分の生き方を考えるきっかけとして、今後も継続して取り組んでいきたい。

【瀬戸市立八幡小】3・4年生 人権教室

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 2月10日(月)に瀬戸市人権擁護委員の方、3名に来校していただき、3・4年生を対象に「人権教室」を実施しました。
 電子黒板を使って、いじめを題材としたアニメーション「プレゼント」の前半部分を視聴しました。どうしていじめは起こったのか、いじめられた子の気持ちはどうだったかなどを考えました。子どもたちは、主人公に共感したり、まわりの友達がとった行動に様々な感想を抱いたりしました。そして、話し合いは活発に行われ、多くの意見が出ました。
 その後、いじめられた子たちがポスターを作製し、いじめに加担していた子どもたちの考えを改めていく後半部分を視聴しました。
 最後に、子どもたちは、行方不明になった犬の目に、いじめた子やいじめられた子の行動がどのようにうつったかを考え、ワークシートの「吹き出し」の中に記入しました。子どもたちの様々な視点から、いじめをなくすことの大切さを「吹き出し」に込めていました。
 今後の生活の中に生かしていけるとよいと思います。

【豊橋市立前芝小】携帯電話のルールやマナーを知ろう

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 前芝小学校では5年生のクラスで「NTTドコモケータイ安全教室」の映像教材を利用して、携帯電話の間違った使い方や携帯電話によって引き起こるトラブルについて学習しました。
 ビデオでは携帯電話のルールやマナーが分かりやすく説明されており、子どもたちは真剣な顔で視聴していました。この授業から、「ルールやマナーが大事だということがわかった」「あやしいメールやサイトには関わらないようにしたい」「自転車に乗りながら携帯電話を使うのが悪いことだとは思わなかった」「姉にも今日の話をしたい」「便利だけど使い方を間違えないようにしなければならない」という子どもの感想を得ることができました。
 5年生では、携帯電話を持っている子は学級の1割に満たない状況ですが、今後、携帯電話を持つ子が増えることは確実です。今回の授業だけでなく、子どもたちに人としてのモラルを身に付けさせていくことが、正しい携帯電話の使い方やネットによるトラブルを起こさないことにつながると考えます。

【犬山市立南部中】 人権週間での取組

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本校では、12月4日から10日までの人権週間を前に全校集会をもちました。集会では、人権について今、一度考えるために生徒会役員が、(1) 女性の権利を訴えたマララさんの紹介、(2) 第64回人権週間の紹介、(3) 全国中学生人権作文コンテストの入賞作文の朗読を行いました。
(1) 女性の権利を訴えたマララさんの紹介
 テロが相次ぐパキスタンで過激派のタリバンを批判し、女性の教育の権利を訴え14歳の少女、マララ・ユスフザイさんが下校途中にタリバンに銃撃されて、重体となりました。マララさんの女性の人権を守ろうとする勇気ある行動が世界中の人々の共感を呼ぶなど、大きな衝撃を与えた事件から全校で人権について考えました。「マララさんが命がけで守ろうとした人権とは一体何でしょうか?」と生徒会役員が、全校生徒に投げかけました。
(2) 第64回人権週間の紹介
 人権デーや人権週間、「第64回人権週間」の啓発活動重点目標や17項目の強調事項を紹介しました。
(3) 人権作文コンテストの入賞作文の朗読
 「ちょっとの勇気」(21年度日本放送協会会長賞)と「笑顔のために」(21年度内閣総理大臣賞)という中学生が書いた作文を朗読しました。
 集会の後、生徒は、人権集会の感想や人権について考えたことを書きました。各クラスから2〜3点感想を集め、生徒の感想のまとめを作りました。人権週間には、各クラスでSTの時間に感想のまとめから作文を紹介してもらいました。
 人権週間後も、誰もが生まれながらに持っている人権が、いつも守られる学校を目指して、努力していきたいと思います。

【小牧市立小牧原小】 「命の大切さについて考えよう」

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 5年生の道徳の時間に黒柳徹子さんの著作、「トットちゃんとトットちゃんたち」(講談社)を引用して、命の大切さについて考えました。
 アフリカでは、5歳未満の子どもが1年間に一千万人以上亡くなってしまっていることや、アフリカで難民生活を送っている骨と皮だけの身体の子どもの写真を見て、学級の子どもたちは、「かわいそう。」や「助けてあげたい。」、「戦争をやめてほしい。」という感想を挙げていました。
 授業の中で、日本では、年に3万人もの自殺者がいること、食糧も医薬品も十分にない、辛く苦しいアフリカの難民キャンプで、自ら命を絶つ人は一人もいないことも伝えました。
 授業後の子どもたちの感想には、命を大切にしなければならないことだけでなく、悩みを抱えている人や困っている人の助けになりたいということが書かれていました。

 命の大切さや他者を思いやる大切さについて、子どもたちが考える授業になったのではないかと思います。これからも授業を通して、心の教育を推進していきたいと思います。

【愛西市立佐屋中】正しく自己に目覚め、自己を育み、生きる力を培う学校づくり

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 本校では、「正しく自己に目覚め、自己を育み、生きる力を培う学校づくり 〜小中連携・小小連携の取組を通して〜」のテーマをもとに研究を進めています。子どもたちの自己有用感、自尊感情の高まりをねらいとし、協同的な学習とともに生き方教育に取り組んでいます。道徳の時間においては、コミュニケーション能力の育成や自分の役割と責任を自覚し、集団生活の向上に努めようとする態度や能力の育成を目指しています。互いの考え方を聞き合う活動を通して、自分自身を改めてよく見えたり、周囲の人のこともよく見えたりできるような授業を目指して取り組んでいます。
 どんな表情で発表しているのか、どんな表情で聞いてくれているか、表情を見合える環境をつくるため、座席は男女交互に並んだコの字型で取り組んでいます。向き合って表情を見合うことで、発表した言葉だけを聞くのではなく互いの気持ちも感じながら交流できるようにしています。生徒からは、「慣れるまでとまどったけど、どんなふうに聞いてくれているかが分かるので話しやすい」「顔が見えるとどんな気持ちで話しているかが分かりやすくちゃんと聞こうとするようになった」といった感想が聞かれるようになりました。
 今後も、自分の考えをもって道徳的価値を高めていくために、聞き合える関係づくりを大切にして取り組んでいきます。

【田原市立福江中】地域に感謝!「サンキュー☆福江」ドリームプロジェクト2

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 本校には、家庭や地域との関わりを通して、生徒の夢と命を大切にし、福祉の心を養うドリームプロジェクトという行事が年間3回あります。毎年10月に実施しているドリームプロジェクト2は、地域への感謝の気持ちをもって取り組む奉仕活動「サンキュー☆福江」です。
 全校生徒357名を出身小学校別に18の縦割り班に分け、3年生のリーダーを中心に活動場所と活動内容を決めていきました。生徒たちが決めた活動場所は、かつてお世話になった保育園や小学校、よく遊んだ公園や海岸・川、毎日使っている通学路などでした。そして、現地の下見と担当者との打合せも3年生が行い、当日を迎えました。
 保育園で活動した班は、施設の清掃を行った後、園児との交流をもちました。市民館で活動した班は、施設の清掃と市民館行事の準備をしました。海岸や川で活動した班は、たくさんのゴミを拾いました。
 これらの奉仕活動を通して、生徒たちは地域に感謝の気持ちを伝えるだけでなく、地域からも感謝してもらうことができ、大きな達成感を得ることができました。また、学年・男女の枠を越えて、良好な人間関係を築くことができました。

【新城市立東郷中】 地域に学び,感謝の心を育む「職業人へのインタビュー」

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  11月22日,本校1年生を対象に,生き方学習の一環として,「職業人へのインタビュー」活動を行った。市内で様々な職業に就かれている方々(18名)のところへグループごとに出向き,仕事内容について説明を受けるとともに,働くことの喜びや苦労など,生徒たちの質問に答えていただいた。
 今回の活動のねらいは,働くことを通して人としての生き方についての関心を高めるとともに,コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を育成すること。さらに,感謝の心を育むことである。「地域の学校や子どもたちの役に立てるのなら」と,どの事業所もたいへん好意的にこの活動を引き受けてくれた。当日は,緊張した面持ちで学校を出かけて行った生徒たちであったが,インタビューを通して,そんな方々の好意を体感できたであろう。とても満足気な表情で戻ってきて,自分たちの訪れた事業所の話を,自慢気に話し合う姿が見られた。
 インタビュー終了後,各事業所にお願いしてあったアンケートが返ってきた。生徒たちの礼儀正しさや応対のよさをほめてくださる内容がほとんどであり,早速生徒たちにも紹介をした。生徒たちは,自分たちの取り組みを認めてくださったことに対して、うれしさとともに感謝の気持ちを強く持つようになり,その後の発表会に向けて意欲的に取り組むことができた。
 12月20日,18グループによる発表会を行った。どのグループも聞き得た情報の中からみんなに伝えたい内容を選び出し,しっかりとプレゼンテーションを行うことができた。真剣な表情で語っている生徒たちからは,お世話になった事業所の方々へ感謝している気持ちが、ひしひしと伝わってきた。

【一宮市立奥小】メールを使うときの注意について学ぼう。

 6年生はパソコンでのメールの使い方について学習しました。高学年では携帯電話を持っている児童が増え、パソコンに触れる機会も増えてきます。インターネットやメールは使い方次第では、児童がネット社会の被害者や加害者になりえます。児童がネット社会の危険は自分に関係のないことではないということを理解し、情報機器を正しく利用できるようにすることが必要です。
 今回は「チェーンメール」や「スパムメール」について知っていることを発表させ、その後、情報モラル研修教材「アイドルの○○が来るって!!」「突然のメール失礼いたします」を疑似体験させました。前のスクリーンで児童の意見とパソコンの操作の仕方を映しだしながら自分で操作させました。その後、ワークシートにどのように行動すればよかったかを書かせて話し合わせました。
 また、その話し合いと児童の考えをまとめて、迷惑メール等にはどのように対処したらよいかまとめ、「安全メール3か条」として約束をしました。
        安全メール3か条
・無視する・・・・怪しいメールは無視し、絶対に返信しない。
・知らせる・・・・怪しいメールが来たら、必ずおうちの人や先生に知らせる。
・まわさない・・・怪しいメールが送られてきても、決して友達にまわさない。
 インターネットやメールを使う際には危険なこともあるということを実感させ、ネチケットを守って正しく活用していけるように、今後も授業で取り上げていきたいと考えています。
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【豊橋市立羽田中】 匿名の書き込みは簡単に信じない

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 近年、スマートフォンの急速な普及によって増えているのがネットワーク犯罪である。本校では、長期の休みを前に1、2年生が情報モラルの授業に取り組んだ。ネットワーク犯罪の中でも掲示板等を利用した友だちへの誹謗中傷について取り上げ、そうした書き込みを見たときにどうしたらいいのかを考える授業である。実際にこれまでにも同類のトラブルは起きている。
 話し合いの中で生徒からは「掲示板のトラブルは掲示板で解決するのは難しい。生活上で解決する」「自分だったら(悪口をやめるように)書き込むと思う。友だちがいじめられているから助けるのは当たり前。でもこのサイトの根本的な問題を親や先生に相談する」という意見が出た。掲示板の読み手は「匿名の掲示板ではいたずらにニセの情報を流す人がいるので簡単に信じない」「誰が書いたのかわからない情報は信用する必要がない」、また書き手は「掲示板によっては必ず情報源を書くと決められているものがある。自分も書くようにしている」「本人に直接言えないようなことは書かない」「全校の前でメガホン持って言えるかが一つの基準になると雑誌で読んだことがある。公の場で自信を持って言えるのなら書き込んでよい」「パソコンの画面の向こうには人がいることを忘れない」などの意見が出された。
 実際の生活の場面でも今回の授業で学んだことを役立てることを願っている。

【刈谷市立朝日中】 「人を大切にする話し方」について考えました

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 12月10日(月)第5校時、本校「心の相談員」の古橋直幸先生を講師にお迎えして、「人を大切にする話し方」という演題で講演を聞きました。
 まず始めに、「リフレーミング」という手法を使うと、ものの見方や考え方を変えられることを学びました。近くの生徒同士で言い方を変えて会話する活動を体験することによって、同じ状況や同じ内容のことでも、言い方をちょっと変えるだけでマイナスのイメージからプラスのイメージに変わることを実感することができました。
 また、「アサーション」というコミュニケーションスキルを使うことによって、相手の立場や気持ちを尊重しながら、自分の気持ちや考えを相手に伝える言い方も勉強しました。相手を攻撃する言葉を使うわない、かつ、自分の思いを飲み込んでストレスを溜めることのないようにしようというお話に、生徒たちは納得した表情でした。実際にどんな言い方にすればよいかを考えながら近くの生徒同士で会話をしてみましたが、会場は非常に和やかな雰囲気になりました。
 講演会終了後には、「今まで、言いたいことがあっても、相手が気分を悪くするのではないかと思ってだまっていたけれど、この方法を意識すれば、自分の気持ちも伝えられることが分かった」「自分の言いたいことだけを一方的に言うのではなく、相手のことも考えた言い方を心がけていきたいと思う」などの感想が多く聞かれました。

【稲沢市立祖父江中】携帯電話が手放せない

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本校では、情報教育活動計画を作成し、「情報モラルを学ぶ中で、ネットワークを適切に利用する態度を育てる」と共に「情報手段を適切かつ主体的、積極的に活用できるようにするための学習活動の充実を図る」ことを目標として設定し、各学年の生徒の実態に合わせた情報教育を実施しています。
 今回は、1年生の道徳の時間に行った情報モラル教育の授業を紹介します。
 ここでは、「稲沢市情報教育推進委員会中学校向け情報モラルワークシート」を活用しました。学習目標を「危険を予測し、被害を予防するとともに、携帯電話を安全に活用することができる。」とし、携帯電話の利点について発表した後、携帯電話のメールのやりとりをきっかけとしたトラブルについて話し合い、今後どのような行動をするべきかについて学習をしました。
 具体的には、携帯電話のメールのやりとりをきっかけとして、仲間はずれにされた主人公とその友人たちの気持ちのすれ違いについて話し合いました。そして、「携帯電話を持たなければ友達との話についていけない。」と考えた主人公の気持ちや、なぜ主人公の細かな気持ちが相手に伝わらなかったのかを考え、直接行う会話のやりとりとの違いについても話し合いました。その結果、子どもたちは、「携帯電話を使う上で注意しなければならないこと」に気付くことができました。
 今後も、学校と家庭が連携し、情報リテラシーの向上とともに、道徳的な価値観を高められる取り組みを続けていきたいと思います。

【一宮市立大和中】敬老会ボランティア

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 本校では,毎年9月に行われる敬老会で,生徒ボランティアが活躍しています。本年度は,1年生約60人がボランティアとして働いてくれました。
 午前は会場作りとお祝いの品の袋詰め,午後は敬老会の運営の手伝いが主な仕事でした。生徒たちはとても意欲的に活動し,会場の案内をするときや車で来られた方に気持ちよくあいさつをしていました。
また,お祝いの品を渡すときに,心をこめて「おめでとうございます」と一言添える姿に心が温まりました。さらに,ボランティアが終わるときにも,地域の方に「ありがとうございました」と感謝の意を伝える姿はとても立派でした。
 本校は,他にもさまざまな場面で地域の方とふれあう機会を設けています。地域の方とのふれあいの中で,地域の一員として働こうとする心や,積極的に地域に関わろうとする心を育てていきたいと思います。

【大口町立大口西小】いじめについて考える人権教室

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 大口西小学校の人権週間の期間の12月3日(月),4年生は大口町の人権擁護委員会から講師をお招きして人権教室を行いました。「プレゼント」というアニメを見て友達とのいじめの問題について考えたり、人権擁護委員のお話を聞いて,いじめをなくすためにどうしたら良いか考えたりしました。最後には人権のテーマソング「〜せかいを幸せに〜」を全員で合唱し、「いじめはいけないんだ」という意識を一人一人が深く認識する機会になりました。
 児童の感想には、「いじめは仲の良かった友達同士の間でも起きることがあると初めて知った。」「いじめが起きないようみんなで声をかけることが大切だと思った。」など,いじめを自分や身近なこととして捉える感想が多くみられました。
 身近な友達を大切にすることから人権の大切さを学ぶよい機会になりました。

【弥富市立十四山中】 校内緑化活動

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 本校では、昭和53年度からFBC(フラワー・ブラボー・コンクール)に継続して参加し、校内緑化活動に力を入れています。花を育てる活動を通して、美しい環境をつくろうとする意識を育成し、さらに美しいものや自然に感動する心や生命を大切にする心、自らを律する心、責任感を育み、心の豊かな生徒を育成することをねらいとしています。
 花の苗は、地域の方に芽出しを手伝っていただきます。全校生徒で花壇のデザインを作成します。そして、苗のポットへの植え替えや、花壇への定植などの活動を行います。水まきなど毎日の世話は緑化委員会と文化部が中心となり、夏休み中も交代で部活動の合間を利用して活動します。
 地域の人たちにお世話になった花を、自分たちが育てる過程を目にすることができることによって、他人を思いやる心や社会に貢献しようとする精神を身につけてほしいと思います。