【蟹江町立蟹江中】あらゆる機会をとらえて情報モラル教育を

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 本校では例年10月に、特別非常勤講師を招聘し、技術科・道徳・総合的な学習の時間を使って、学級単位および学年単位で情報モラルの授業を行っている。メールを介して被害者にも加害者にもならないように最新情報を交えながらモラルの向上を図っている。
 また本年度は、県の総合教育センター主催の「児童生徒の情報モラルの指導法に関する調査研究協議会に所属している本校の教員が、1年生を対象に研究授業を行い、情報モラル教育の研究実践を深めた。
 さらに、どの教員も情報モラル教育を実践できるように、各教科授業のあらゆる機会をとらえて、5分でも10分でも情報モラルに触れて意識付けをする授業の実践に取り組んでいる。社会科では、世界の州や日本の都道府県を調べる学習で、資料の信憑性や著作権について学んだ。美術科の授業では、美術作品を模写する場合の著作権について、技術科ではダウンロードに絡む著作権について学んだ。保健体育科では、思春期の心の変化、薬物乱用防止、メディアとスポーツの単元で情報モラルを取り上げた。数学では、指数の計算の発展問題でチェーンメールの広がりを学習した。
 今後もさまざまな授業の中で実践していく予定である。

【春日井市立牛山小】「おはぎまつり」と「感謝の会」

 本校恒例のおはぎまつりが11月21日にありました。子どもたちは、自分たちでおはぎを作って食べるこの日を楽しみにしています。
 今年は「作ったおはぎを、日頃お世話になっている地域の方々に食べてもらおう」と、地域の方をお招きして『感謝の会』を計画しました。地域の方々には日頃から登下校時の安全面のサポートや、3年生の昔遊びの指導、また5年生の米作り体験では、学校田を提供していただき、米作りの指導までしていただくなど、いつも温かく見守っていただき、大変お世話になっています。当日は、体育館にテーブルを用意して、子どもたちが作ったおはぎと、お母さんボランティアが作ったぽたぽた焼きをお出ししました。おはぎは、形や大きさがまちまちでしたが、味は良かったようで「おはぎ、美味しかったよ」とお褒めの言葉をいただきました。
 そして、5年生のスクリーンを使った米作り学習の発表や、3年生の練習を重ねた合唱、かわいい一年生の歌とお礼の言葉、最高学年の六年生のリコーダー合奏と合唱などの出し物をしました。子どもたちは精一杯、心をこめて発表していました。また、6年生からお礼の手紙を渡しました。
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【知多市立つつじが丘小】携帯電話の基本的なマナーを学ぶ

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 本校の6年生児童は,約40%が自分の携帯電話(またはスマートフォン)を持っている。機能の充実・進歩が著しい昨今であるが,基本的なマナーについては何も変わっていない。むしろ,常識的なことも小学生は意外に知らないことが多く,ある時期に指導する必要がある。
 そこで,児童に身につけてほしい三つの基本的な内容について,DVDを活用した授業を行った。その内容は,(1)携帯電話のマナー,(2)個人情報の管理,(3)情報発信する場合の注意である。以下のように,携帯電話を持ってる児童もそうでない児童も真剣に考えることができた。
 (1)「私は持っていないけど,駅や公共の場所ではマナーを守るようにお母さんやお父さんに言おうと思いました。」「ぼくは,今度から料金や時間を考えて使おうと思いました。」
 (2)「チェーンメールや迷惑メールに返信したりアンケートに答えたりすると,友達や家族の人に迷惑をかけるので絶対しない。」「親が制限をかけて迷惑メールが来ないようにしてあって,(私は)解除してほしいと思っていたけど,制限は(私を)守ってくれていたんだと思いました。」
 (3)「お店の商品などをブログに書くことはいけないと分かった。」「もしブログをやるようになったら,うその情報や人の悪口は絶対に書き込みません。」
 最後に,小学生に携帯電話は必要ないことを伝えた上で,次の合い言葉でまとめて授業を終えた。

つ … 使うとき よく考えよう インターネット
つ … 罪になる うそや悪口の 書き込みは
じ … 自転車に 乗りながら 使っちゃだめ
が … 画像や音楽 ほしいときは まず相談
お … お店の商品 勝手に写真は 撮っちゃだめ
か … 簡単に 信用しないで なりすましかも




【北名古屋市立師勝北小】ケータイ安全教室を開きました

 1月15日(火)6年生は、ケータイ安全教室に参加しました。携帯電話会社の2名を講師にお招きし、携帯電話やインターネットの正しい使い方について詳しく教えていただきました。
1 ケータイのルールとマナーについて
 お店で勝手に充電したり、大きな声で通話したりすること、自転車や自動車に乗りながらケータイを使うことなど、公共の場で使う際のルールやマナーについて、映像を見ながら考えました。

2 著作権と肖像権について
 書店やコンビニエンスストアなどで販売している本や雑誌の記事をケータイで撮影したり、友達をはじめ他人をみだりに撮影したりすることは、著作権や肖像権を侵害しており、知らぬ間に法律違反をしている危険性があることを知りました。

3 無料ゲームについて
 最初は無料ゲームのつもりでも、アイテムを増やすと有料になることが多く高額請求の可能性もあるので、ケータイ使用のルールをあらかじめ家族で決めておくことが必要であることを知りました。

4 迷惑メールが届いた場合について
  チェーンメールという迷惑メールが送られてきた場合、返信メールを送ったり他人に 転送したりすることを絶対にせず、無視して削除すること、またサイトを通じて知り合 った人が「会おう」と言ってきた場合、危険な目にあうかもしれないので絶対に会わな いことなどを強く言われました。

5 プロフ、ブログ、掲示板について
  自分のプロフィールや写真を公開することは個人情報が漏れる可能性が高く大変危険 なので、自分だけでなく友達の個人情報が特定できるようなことは書き込まないことを 強く言われました。

 今まで何気なく使っているケータイが、大変便利なツールである反面、間違った使い方をすると犯罪やトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるため、ケータイとの正しい付き合い方を理解しなければいけないことをしっかり学習しました。ご家庭でも今回のケータイ安全教室の内容をぜひ話題にしていただけたらと思います。

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【美浜町立野間小】情報モラルの話し合いから自由・自律についての考えを高める実践

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 高学年にもなると,情報収集やコミュニケーションのツールとしてインターネットを利用することが日常的になってきます。ネットモラルを正しく理解し,自律的に使用しなければ,大きなトラブルを起こしてしまう危険性もあります。自由の大切さや,それに伴う自律性や責任を大切にする心情を育てることが求められるのです。そこで,道徳資料「だれも知らないニュース」(文溪堂)を活用して,情報モラルについて理解させるとともに,道徳的実践力の育成につなげるため,自由・自律について話し合う授業を行いました。
 実践の上での教師の留意点は,トラブル回避への対処方法の指導に留まらず,道徳的心情や道徳的判断力を高めるような内容にすることです。自律的な行動に付随する積極的に責任を取ろうとする心の姿勢ついて話し合うことで,ねらいとする価値に迫りたいと考えました。
 授業の話し合いの中では,「相手の気持ちを気遣うこと」や「自分のしたことに責任をもつこと」,「先を見通して行動することの大切さ」などの意見が見られ,今後,情報社会で生きていく子どもたちの道徳性を養えたのではないかと思います。

【岡崎市立奥殿小】ゲームを使うときのお約束

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 クリスマスが終わり、サンタクロースにゲームをもらった子どもが多く、クラスでも全員がゲームを所持しています。ゲームに熱中すると心配になるのが、家庭との会話の減少です。クラスの子どもに家族と会話をしているか尋ねると、9割の子どもが「たくさん話している」と答えた。またゲームを使うときの約束事があるか尋ねると、全員があると答えました。
 今回は事例で学ぶNetモラルの映像を使って、1年生が分かりやすくゲームとの付き合い方を勉強できるようにしました。映像を見る中で、子どもたちは「明るい部屋でゲームはやるんだよ。」「時間過ぎてるよ。」「こんなにやったら、目が悪くなるよ。」など多くのつぶやきがありました。事例で学ぶNetモラルを使うことで、子どもにも親しみやすく集中して学ぶことができました。

【豊田市立東山小】 携帯電話のマナーや危険性について学習しました。

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 子供の安全を守るため、また連絡を取りやすくするために携帯電話を持たせる家庭も増えてきた現在、本校も例外ではなく、携帯電話を持っている高学年の児童は、全体の3分の1程度となっています。
 便利ではあるが、その裏に潜む危険性を子供たちに伝えるため、高学年の道徳の授業で、携帯電話のルールやマナーについてDVDを見ながら学習を行っています。
 授業では、A君とB君とのやり取りという設定で、教師が黒板に、まず、
A:今日の○○って馬鹿みたいだったよね。
B:ちょっときもかったしね。と書き、
次に
B:△△ってちょっとうざくない。
A:ね、うざいよね。
という文を書きました。
 すると、それを見た子供たちは、悪口はいけない。、陰で言うのはよくないと言い、このやり取りを悪意のあるやり取りとしてとらえました。次に、このやり取りを実際に声に出して話させてみました。すると、子供たちは、日常的に自分たちが発してしまっている言葉であることに気がつき、不思議そうな顔をしていました。
 文字というのは、感情や表情が伝わらないため、間違った伝わり方をしてしまうことがあることや、いじめに発展することもあることを伝え、携帯電話の使い方について子供たちと一緒に考える機会としました。
 また、この他にも携帯を使うときのルールやマナーについても学習しています。

【西尾市立吉田小】人権教室

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 11月27日、西尾市は『学校総点検の日』になっています。1994年に起こったいじめ事件を風化させないために、この日が設けられいます。市内の学校では、子どもたちの心を育てるための様々な取り組みが行われています。
 本校では、『いじめアンケート』・『校長講話』・『思いやりに焦点を当てた道徳の授業』・『人権教室』等を実施しました。その中の1つ、人権教室について紹介します。
 11月27日の5時間目に、人権擁護委員さん3名をお招きし、6年生を対象に人権教室を行いました。人権擁護委員さんのお話を聞いた後、『しんちゃんが泣いた』というアニメのビデオをみました。アニメということで、最初は子どもたちもあまり興味を示しませんでしたが、次第にそのお話に引き込まれていきました。真剣にビデオをみる子どもたちの姿がたいへん印象的でした。また、ビデオが終わった後も、会場は余韻に包まれていました。
 子どもたちの感想は次の通りでした。

・ 障害のある人を見て、悪口をいうことはすごくいけないなと思いました。障害のある人だけでなく、普通の人にいやがらせをすることも、やってはいけないことです。中学校でいじめがあったというニュースをたまに見かけます。いじめられている人は、もちろんいやな気持ちになります。いじめている人の気持ちってどんなだろうと思います。おもしろ半分でやっていたとしたら、何がそんなにおもしろいのだろうと怒れてきます。相手の気持ちを考えて生活できるようにしたいです。今日の人権教室から、改めて人権はとても大切だと思いました。
・ ビデオの中のつよし君としんちゃんは、本当の友達だと思いました。しんちゃんが いやがらせをされたり、からかわれたりしている時、つよし君はいつも助けてあげていました。 ー略ー 本当の友達は、どんな時でも自分の味方でいてくれる人だと思います。そして、困ったら助けてくれると思いました。本当の友達は、とても大切な存在だと思います。

 この人権教室を通して、子どもたちは、人権の大切さや本当の友達のあるべき姿について、深く考えることができました。

【豊山町立豊山小】ケータイ安全教室

 平成25年1月23日(水)の学校参観デーに合わせ、5年生の児童と保護者を対象に、NTTドコモの方2名を講師としてお招きして、「ケータイ安全教室」を実施しました。現在、小学生にとっても、携帯電話やスマートフォンが身近にあることが当たり前の世の中になっています。新聞などでも掲示板へのいたずら書き込みがいじめにつながったり、サイトの登録などで犯罪に巻き込まれたりすることがあることが度々報道されています。
 こういったトラブルに巻き込まれないために、今回講師の方から、携帯電話を持つ際の予備知識や安心・安全な使い方、使用のルールやマナーを、わかりやすいスライドを基に具体的に教えていただきました。講師の方から出された様々なクイズに、子どもたちが真剣に考えて答える姿が印象的でした。
 今回の「ケータイ安全教室」は、携帯電話の使い方を知ることを通して、情報リテラシーを高めるとてもよい機会となりました。
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【小牧市立小牧西中】 「携帯電話・SNSの使い方を考えよう」

 1年生3クラスで、携帯電話やSNSの利用について授業を行った。最近は、中学生でも携帯電話を持ち、SNSを利用している生徒が多くなってきた。小牧西中学校でもそれらによるトラブルに巻き込まれる事例が起きている。
 そこで、携帯電話でのメールによって人間関係がおかしくなったり、SNSへの書き込みからいじめや中傷に発展ししまったりした事例を描いたショートアニメを視聴した上で、携帯電話やSNSの利用について考えさせた。授業では、ショートアニメの事例のどんなところがよくなかったのかを話し合って確認し、その後、トラブルを避ける方法や心構えについて話し合いを行った。
 生徒からは、「人の悪口は、メールや書き込みをしない」「個人情報は、メールやネット上に載せない」などの予防策や「トラブルになりそうになったら、すぐ親に相談する」といった対応策が出された。
 今後も、時々に情報モラルについての学習を行い、生徒の意識の高めていきたい。

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【一宮市立浅野小】地域清掃活動

 浅野小学校は、地域社会の一員としての自覚を高め、社会に貢献できる子どもたちを育てていくために、様々な教育活動に取り組んでいる。その一環として、毎年近くの浅野公園内とその周辺を全校で清掃活動を行っている。
 戦国時代の武将浅野長政の屋敷跡と伝わる地にある浅野公園は、歴史の学習だけでなく、生活科の学習の場や学級・学年のコミュニケーションの場として頻繁に活用している。また、一宮市の平成ホタルの会の皆さんの指導のもと、毎年、6年生の児童が公園のホタル池に幼虫を放流している。
 地域清掃活動は今まで、5月に行っていたが、今年度は春に運動会を開催したので、11月に行った。公園内は、落ち葉がたくさんあり、伸びてきた草も枯れ始めた頃であった。子どもたちは、学年毎に割り振られた場所で、ごみ袋に次々と落ち葉や草を集めていった。ごみ置き場に入りきらなくなったものは、学校へ持ち帰った。
 子どもたちは、
「たくさん落ち葉があったけど、みんなで協力してきれいにしたので、気持ちよかった。」
「毎年行っているけど、自分たちが使っているところなので、そうじしてすっきりした。」
などという感想を持ち、今年の活動を終えた。
 今後とも、地域に出て行う活動を継続・発展させていき、社会に貢献できる子どもたちを育てていきたい。
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【西尾市立荻原小】「豊かな心をもち、よりよく生きようとする子の育成」を目指して

 荻原小学校では、校訓「元気・かしこい・仲よし」を受け、「豊かな心をもち、よりよく生きようとする子の育成」を目指し、人権教育を推進しています。研究の重点として、次の3点を中心に取り組んできました。
 ・命を大切にし、思いやりの心を育む実践活動を進める。
 ・荻小心ゆさぶる授業づくり十か条を大切にした、感動ある授業づくりをする。
 ・人権集会などの行事を通して、地域とともに育てる活動を推進する。
 そのなかで、12月7日(金)に行った「人権集会」について紹介します。人権集会では、児童会が作成した「荻原っ子人権の誓い」を全校児童で唱えました。「いじめのない学校、思いやりいっぱいの学校」にすることを願い、平成23年度の児童会が作成したものです。
 また、愛知キャラバン隊「グリンティーズ」を講師に招き、「共に生きる」と題して、障がいについてお話をしていただいきました。障がいをもつ子の困り感を体験したり、障がいをもつ子の母の気持ちを語っていただいたりし、共に生きることの大切さを学びました。

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【南知多町立日間賀中】 情報モラルを扱った道徳実践 資料名「幸せコアラ」

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 本年度は道徳の時間の中で、情報モラルという主題を設定し、授業実践を行いました。今回報告するのは、第1学年での取組です。
 近年、インターネットや情報機器の発展に伴い、中学生でも携帯電話を所持している割合が増え、また、インターネットに繋がるパソコンがある家庭も増えてきています。それは本校のある離島でも例外ではありません。さらには、自分自身でブログを開設している生徒もいます。また、スマートフォンで特定のグループとメール交換をする「ライン」というアプリケーションを使っている生徒もいます。
 そこで、本授業では、道徳資料「幸せコアラ」を用い、メールの受け手である友人の気持ちを考えさせることを通して、情報モラル教育を推進しました。
授業を受けた生徒の感想では、メールは、想像以上に相手を傷つけたり、いやな思いをさせたりすることがあるので、使うときは思いやりの気持ちをもつこと、相手への配慮をすることが大切だと思う、という内容のものが多くありました。
今後も、意図的・計画的にこのような道徳授業を実践することで、情報モラルについて考えさせることが大切であると考えます。

【豊川市立桜町小】低学年における情報モラル教育

 本校1年生の児童は、ほとんどの児童がゲームを持ち、よく遊んでいるようだ。一日の利用時間を聞くと、「時間のきまりはなくさまざま」「親に声をかけられてやめる」という児童が多かった。そこで、「安全や健康を害するような行動を抑制する」という視点で、資料「テレビゲームとたろう君」を用いて話し合いを行った。
 資料は、ゲームに夢中になり夜更かしをしてしまった太郎が、学校で先生に「ボーッとせずにしっかりしなさい」と注意され、休み時間には、友達に、バトルゲームのようにキックやパンチをして遊んでしまうという話である。「太郎はどうしてボーッとしてしまうのか」「バトルゲームのまねをした太郎をどう思うか? やられた友達の気持ちは?」と、太郎のゲームの仕方の問題点を話し合い、よりよい使用法について考えた。
 授業のふりかえりでは、
・ゲームは、友達と楽しめていいけど、たくさんやると目が悪くなるので、長い時間やらない方がいいとわかった。
・ゲームみたいに、友達をいじめたりキックやパンチをやったりしてはいけないと思った。
・時計をゲームの近くにおいて、30分でやめようと思った。
・まだゲームを持っていないけど、買ってもらったら気をつけようと思う。
という声があがった。
 今後、自己の欲求をコントロールし、時間を決めて利用できる子になってくれればと願っている。

【新城市立菅守小】歌舞伎に挑戦!

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 菅守小学校では本年度、地域の方を講師に、歌舞伎に取り組みました。作手地区では昔から歌舞伎や地狂言が盛んでしたが、一時廃れてしまい、それを昭和37年に復活させたのが、講師にみえた「若芽会」の方です。菅守小学校は、本年度限りで廃校になりますが、この地域の伝統芸能を体験し、将来に伝えることで、思いがあれば、なくならないものもあることを学んでくれればと思います。
 6月から本格的に練習を始めた歌舞伎は、2月9日の閉校記念式典での学芸会で、地区の皆さんに見ていただく予定でしたが、その前に学区の敬老会で低中学年が「寿式三番叟」を。また、低高学年が「菅原伝授手習鑑 吉田社頭車曳きの場」の演目で、市内の歌舞伎団体の祭典である「新城歌舞伎」への出演(写真上)の機会をいただきました。大勢のお客さんの前で堂々と演じた子ども達は、自信に満ちた表情で輝いていました。この出演で、たくさんのおひねりをいただきましたが、子ども達は、自分達で相談して、募金をすることに決め、地元の社会福祉協議会に寄付しました。

【刈谷市立富士松南小】(H24)人権をテーマに道徳授業公開

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 本校では、心の教育に力を入れ、毎年、保護者にも道徳の授業を見ていただく機会を設けている。本年度は、10月18日(木)の5校時に全学級が授業公開を行い、「人権」をテーマにした道徳の授業を行った。
 全校では「人権」を中心に据えたが、子どもの実態に合わせて、以下のように学年で本時のテーマを決め、実施した。

1年  ともだちについて」
2年 「一番大切な心は何ですか?」
3年 「がんばっていること」
4年 「本当に大切な思いやり」
5年 「責任と友情について」
6年 「いじめについて考えよう」
特別支援学級 「友達のよいところ(社会見学を終えて)」

実際に授業を参観した母親からは、
「学校でのことは勉強や友達について話を聞くことが多いけれど、心について は初めてなので考えさせられました。」(2年女子の母)
「いじめは、テレビや新聞でよく取り上げられているので、気になります。道 徳であんなふうに言いたいことを話し合って、驚きました。でも、ちょっと 安心しました。」(6年男子の母)
といった声を聞くことができた。

【豊田市立御蔵小】募金活動を通して思いやる心を育てる

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 御蔵小は,全校児童26名の小規模校です。2年生5名は,テレビ報道で東北に大きな地震が起き,家が壊れ困っている人がたくさんいることを知りました。自分達にも何かできることはないかと考えていた折の5月に,学校農園で自分達が昨年度に植え付けた玉ねぎが収穫の時をむかえていました。収穫した玉ねぎを学校公開日に保護者に買ってもらい,得た収益金を募金し,少しでも困っている人の役に立てたいと募金活動をしました。この「玉ねぎ募金」と名付けられた募金活動では,全校児童を始め保護者,教職員の協力により多くの募金を集めることができました。     
 さらに12月に「赤い羽根共同募金」も実施しました。2回の募金活動とも2年生の呼びかけに対して全校の児童や保護者,教職員が思いに応えて協力をしてくれたので,多くの募金が集まりました。
<子ども達の感想>
・お金がたくさんたまったので,すごくびっくりしました。来年もまたやりたいです。
・お金がたくさん集まったので,びっくりしました。活動をして,一人一人が少しずつでも募金をすればいろんな人を助けることができるということがわかりました。 
・自分たちの募金したお金が地震にあった人を助けるお金に届いたらいいなぁと思いました。
・みんなが募金をしてくれるのを見て人を助けるのは,とても大切だと思いました。困っている人や不自由な人がいたら募金など,できる限りのことをしたいです。
・みんながたくさん募金をしてくれたので,うれしかったです。困っている人を助けるお金になってほしいと思いました。
 困っている人のことを思いやり,手をさしのべたいという気持ちはもっていても実際に経験することはなかなかありません。募金という方法があることを知った子ども達は玉ねぎの販売をして募金を集めることを思いつき取り組みました。この活動を通して困っている人を助ける活動をしたという満足感をもつとともに「たくさんのお金を集めればよい。」のではなく,募金をしてくださる方への感謝の気持ちをもつこともできました。この尊い気持ちがさらなる活動へとつながるといいと思います。

【豊橋市立章南中】地域への思いを深める心をもった生徒を育成する活動

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 本校は平成22年度より「環境教育」の研究を進めてきた。さまざまな学習活動のなかで、自分が住む章南校区を、自分たちによって将来にわたって大切にしていこうという心を育む活動を行ってきた。
(1)外来種「ヒガタアシ」駆除
 北アメリカやニュージーランドなどで深刻な外来生物問題を引き起こしている「ヒガタアシ」(学名:スパルティナアルテルニフロラ)が梅田川河口に繁殖していることが、市内中学校の先生の継続観察で明らかになった。北アメリカでは、干潟が草地に変わってしまい、魚や鳥の餌場や生育地が失われたということが報告されている。地域と連携をとりながら、汐川干潟をメインフィールドに環境学習を展開している本校にとっても地域にとっても、たいへん大きな問題である。
 県や市の環境課の協力を得て、昨年10月と今年の6月、10月にヒガタアシ駆除活動を行った。教室1つ分くらいの広さのヒガタアシ群落であったが、地下部に根をはっており、3回の活動によってやっと駆除することができた。活動を通して、身近な地域の環境を進んで守っていこうとする心が育った。
(2)汐川干潟「530運動」
 章南中学校の伝統的活動として行われている「汐川干潟530運動」。自分たちだけでの活動に限界があることに気付いた3年生は、地域の方に呼びかけをして共に清掃活動することにした。参加の呼びかけるビラを生徒を通じて家庭に配付したり、案内ポスターを市民館などに掲示させていただいたりした。当日は3年生徒94名に加えて、20名の一般参加者があった。
 最初、子どもたちはあまりのゴミの多さに、戸惑っているようだった。しかし、ほどなく、地域の方と打ち解け「ペットボトルはこちらの袋に入れてください」「袋がいっぱいになったらこっちにおくれん(ください)」など、コミュニケーションをとりながら活動が進んでいった。1時間ほどの活動時間があっという間に過ぎ、干潟は見違えるようにきれいになった。活動後の感想には「自分たちが発信したことで、地域の方がこんなに集まり、いっしょに活動できてよかった」「これからも、章南の伝統行事として代々引き継ぎ、地域の自然を守っていきたい」など、自分たちがすむ地域の環境を自分たちで大切にしていこうという心と実践力が育った。

【東郷町立春木中】 きみたちは何のために生きているのか?

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 10月29日(月)講師に写真家・ノンフィクション作家の桃井和馬さんを迎え、開校三十周年記念教育講演会が行われました。
 写真のおもしろさは、自分の頭を働かせて物語を想像することにあると、冒頭で話された桃井さんは、様々な写真を1枚1枚提示しながら、写真にまつわるエピソードを話し始めました。
 南米の大農場に見られる現代の奴隷という写真は、電子機器や文明に縛られる私たちの生活に警鐘を鳴らしました。アフガニスタンやコンゴの子供たちの写真は、教育の大切さを説き、本当に正しいのか、自分の意志で選択しているのかなど、一人一人がきちんと物事を考えることの必要性を訴えました。
 中でも、アフリカやアジアに生きる動物の写真での「自然は助け合って生きています。一方的に助けられてきた種はすべて絶滅してきました。私たち人間はどうでしょうか?」という問いかけと、熱田の杜の写真での「古くからある森は、すべての樹、すべての葉が、太陽の当たる位置にあるのです。だから、一枚一枚、すべての葉に意味がある。人も、学校も、社会も同じではないでしょうか。」という言葉には、心動かされ、考えさせられました。
 世界140か国を駆け巡り、「紛争」や「地球環境」などを撮り続ける桃井和馬さん。その写真、言葉に込められた思いを、生徒一人一人が受け止め、命・人・地球について考える機会となりました。

【豊橋市立老津小】インターネットを使う時のルールとマナーについて学びました

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 インターネットは、大人にとっても子どもにとっても、なくてはならない存在になっています。インターネットはたいへん便利なものですが、注意して使わないと何らかのトラブルに巻き込まれたり、危険な目にあったりすることがあります。そこで、3年生の児童にインターネットを使う時のルールとマナーについて考える時間を設けました。
 「ドラえもんのまんがでわかるルールとマナー集」(小学館ファミリーネット)を利用しながら学習を進めました。「自分の身は自分で守る」「相手のことを思いやる」「声や表情は伝わらない」「パスワードは他人に教えない」「個人情報はすぐには答えない」「先生や親などの説明をよく聞く」などの項目について話し合いました。インターネットのルールとマナーについての理解を深めて、以下のような感想をもちました。
・パスワードやユーザIDを絶対に誰にも教えてはいけないことが分かりました。
・個人情報にはすぐに答えてはいけないことが分かりました。
・インターネットは楽しいものだけど、お金をとられたりして、子どもや老人がひっかか りそうなあぶないことがたくさんあることが分かりました。
・「ゲームをあげるからここをクリックして」というメールがきても、無視をしてクリッ クしないようにすることが大切だと思いました。
・「殺す」「100万円はらえ」というこわいメールがきたら、無視をするか、先生や親 や警察に相談することが大切だと思いました。
・インターネットには、人がいやな気持ちになるようなことを書いてはいけないことが分 かりました。相手の気持ちを考えて書き込みをしようと思いました。
・インターネットにいやなことを書かれたら、先生や親に相談しないといけないことが分 かりました。
・インターネットを使う時には、先生や親などの説明や注意をよく聞いて、マナーやルー ルを守って使わないといけないことが分かりました。