【豊橋市立五並中】携帯電話を正しく安全に扱う情報モラルについて学びました。

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 平成24年7月19日(木)、「ネット犯罪に対する理解を深め、巻き込まれないような意識をもつ」ために、NPO法人イー・エルダーから講師をお招きして、主に以下の4つのネット危機について学びました。

1、携帯依存・・・メールや携帯ゲームなどにはまって睡眠不足や集中力の低下、不安につながってしまう。
2、ネットいじめ・・・悪口や見られたくない写真を送りつけるなど、精神的に大きな被害を与えられてしまう。
3、ネット誘引・・・出会い系サイトやコミュニケーションサイトを介して性的被害や金品の恐喝や暴行の被害を受けてしまう。
4、ネット詐欺・・・インターネット上でクレジットカード情報を盗み出されたり、架空の請求書でお金を振り込ませられたり、悪徳マルチ商法でお金をだまし取られたりする.

プレゼンソフトや、ネットいじめについてのビデオなど、様々な事例を映像とともに分かりやすく解説していただきました。特にビデオ映像の「ネットいじめ」は、同年代の子の事例で、自分たちのこととして深く考えさせられたようでした。
 五並中の生徒は携帯電話の普及率があまり多くはありませんが、これから先、自分の携帯電話をもち、世界が広がっていくだろうと思われます。この時期に、様々なネット危機を知ることで、未然にトラブルを防いでいくことを期待します。

【一宮市立赤見小】〜いじめストップ運動〜

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 集会で,みんなでいじめについて考えました。児童会が,ミニ劇で仲間はずれの状況を演じ,どうしたらよいかを考えさせてくれました。手をあげて発言をする子もいました。 
 また,児童会が昼の放送で熱心に次のような呼びかけもしています。
 「人が傷つくようなことを言わない」
 「人が嫌がることはしない」
 「友だちに優しくする」
 赤見小はこの3つを守っていきます。

【尾張旭市立本地原小】サイバー犯罪防止講座

 6年生が,2月8日に愛知県警生活安全部の方を講師にお招きして「インターネットは楽しいけれど,危険もいっぱいある」ということを学びました。事例を通して,困ったときにどう対応するべきなのかをクイズも交えて教えていただきました。そして,インターネットを利用するときに気を付けなければならないポイントを,下記のように教えていただきました。児童は,日頃よく利用している携帯電話やパソコン,ゲーム機などが危険な物でもあるというお話を真剣な表情で聞いていました。

【インターネットを利用するときに気を付けること】
○ 人を傷つけない。
○ 知らない人に自分の情報を教えない。
○ サイトを通じて知らない人と会わない。
○ 人のパスワードを勝手に使わない,教えない。
○ 困ったらすぐに大人に相談する。
○ 違法なファイルをダウンロードしない。








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【瀬戸市立東山小】プロフなどで情報を発信するときの責任について(5年)

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 5年生では、情報モラルの学習として、プロフ等におけるインターネット上での書きこみや情報公開や携帯電話の使い方について学習をしました。
 子どもたちは、学級内での掲示板やチャットを利用した経験があり、気軽に情報を交換できるよさを体験してきています。そこで、映像クリップを利用して、悪意を持った内容やうその情報を公開することの危険性を知らせ、自分がそういった情報を公開しないためにどうしたらよいかを学びました。個人情報を知らせてしまったり、多額の請求を受けたりする事例を学び、どのように対応したらよいのかを学びました。
 携帯電話を持ち始める子も多くなってきており、使い方を間違えるとトラブルに巻き込まれることもあることを学び、使うときの約束を提示しました。授業参観で公開し、保護者にも協力をお願いしました。
 ネットワークの先には人がいることを意識して、相手の立場に立った適切なコミュニケーションをとることの大切さを感じ取ってくれたようです。
 授業後の感想
・ 自分が知らないアドレスには返信しない。親に相談する。
・ 空メールはゲームサイトや知らないところに送るとこわいと思った。
・ ゲームをダウンロードするとお金を取られてしまう。
・ 冗談のつもりの不適切な書き込みが相手には本気に伝わってしまうことがある。
・ ネットの書きこみは、だれが書きこんだか分かってしまう。

【豊橋市立前芝中】全校朝会にて 10月「ゆりちかへ」12月「懸命に生きる子どもたち」

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 前芝中学校では、毎週月曜日は体育館で全校朝会を行っています。
 10月は、『ゆりちかへ』という本を紹介しました。テレニン晃子さんの実話をもとに、親子愛、命の尊さについて考える題材です。テレニン晃子さんが自分の命と引き替えに娘を生む決断をしたことと、娘に残したメッセージを、生徒自身がどのように受けとめることができたか。本とVTRで内容を紹介し、各教室で感想を書きました。
 「お母さんの子どもを思う気持ち、愛情の強さに感動した」「晃子さんが涙ながらに、ゆりあちゃんに残したメッセージを聞いて、命は本当に重いと感じた」などの感想が書かれていました。
 また、12月には、池間哲郎氏著「懸命に生きる子どもたち」という本を紹介しました。世界の貧しい国、厳しい環境の中で、自分たちと同世代の子、小さい子どもたちがどのような生活を送っているかを知る機会を設定しました。パワーポイントで世界の現状を紹介し、本の一節を朗読。クラスでは道徳の時間を使い、世界のために私たちが今できることは何かを考えました。

【豊橋市立芦原小】アメーバピグの危険性と問題点

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 平成24年7月に、学級活動の時間を使って高学年で、「アメーバピグ」の危険性や問題点について話し合った。「アメーバピグ」は、インターネット上で人気の会員制交流サイトで、未成年による不正アクセスが相次いでおり、愛知県警は、昨年不正アクセス禁止法違反の疑いで小・中学生を摘発した。H23.10.20の朝日新聞にその件が掲載されたことを資料に学習した。そして、私たちはこの記事から何を学ばなくてはいけないのかを話し合った。話し合いでは、
・アメーバピグの利用規約を必ず守る。
・利用するときは年齢を偽らない。
・他人のパスワードを使わない。他人に自分のものを教えない。
・仮想のネット上の行為も、実際の法律が適用されて処罰される。
事を確認した。
さらに、
・ネット犯罪の低年齢化を招く恐れがある。
・他人のパスワードを使ってかってにアクセスする危険性がある。
・他人のキャラクターを勝手に操ることなどが犯罪という認識を持っていない。
などが話し合われた。
 こうしたアメーバピグの不正アクセスは、放置すれば将来のネット利用者のモラルに大きな悪影響を及ぼす可能性があることが考えられる。
 そこで、学校として全校児童に未成年者が利用する場合は、保護者の同意を厳しく確認することやパスワードの管理と重要性を知らせることを確認した。保護者の同意については保護者の協力が不可欠であり、個人懇談会や学年集会などで協力を呼びかけていきたいと考えている。

【豊田市立稲武小】知的所有権と個人情報の大切さを知ろう

 本校では1年生・2年生・3年生・5年生・6年生を対象に情報モラルの学習をした。
 1年生は知的所有権の大切さについて授業を行った。内容は、友達の作品を尊重する態度を学ぶことや、友達の作品をまねさせてほしいときも基本的なマナーがあることを知った。
 2・3年生は、個人情報について聞かれた場合に自分がとるべき態度の授業を行った。アンケートを求められたとき「アンケートには答えないと家族と約束しています。すみません。」と断り方を練習した。また、個人情報をコンピュータや用紙に入力や記入するときは、家の人に相談することを約束した。
 5・6年生は、自分のパスワードを他人に知られると、その人が自分のパスワードを使ってしまって思わぬ事件に発展することがあることの授業を行った。まず、子どもたちがよく知っている「アメーバピグ」について紹介し、安全に楽しむためにどうしたらよいのかを考えた。実際の事例で「ID・パスワード事件で愛知の中学3年生が不正アクセス禁止法違反で書類送検」された新聞記事を紹介した。
 この事件のように、他人のIDパスワードを使って悪いことをしたことだけではなく、他人のIDパスワードを使ったこと自体がいけないこと。また、他の子が自分のIDパスワードを貸してくれると言っても「自分で登録して使うから」と断ることが大切であることを学ぶことができた。

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【岡崎市立六ツ美中】いじめ撲滅集会

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 本校では、毎年人権週間に合わせて生徒会企画による「いじめ撲滅集会」を行っています。全校生徒を対象にいじめについてのアンケート調査を行い、その結果をもとに、生徒会役員が問題提起をし、全校生徒で話し合います。今回は、日常生活の中でのちょっとしたトラブルを劇にして紹介しながら、「いじめはしない、させない、許さない」ということを呼び掛けました。
 集会後の生徒の感想からは、「日常生活の出来事を劇で上手く再現していると思った。また、こういう集会をしてほしい」、「いじめは改めていけないと思ったし、いじめを止められる人になりたいと思った」など、普段の生活を振り返り、今後に生かしていこうという姿勢がうかがえました。
 今後も生徒会活動や学級活動を充実させ、互いに尊重し合い、明るく楽しい学校作りを目指していきたいと思います。 

【南知多町立篠島中】福祉実践教室

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 福祉体験を通して、障害の種類や障害者の暮らしについての理解を深め、福祉の心の育成をはかることを目的として、全校生徒を対象に福祉実践教室を行いました。
 最初に全体講義として、聴覚障害者の方からご自身の経験について、胸を打つ話をいただきました。次に学年ごとに分かれて研修を行いました。
 1年生は視覚障害者ガイドヘルプの体験を行いました。ガイドの仕方や気をつけることを教えていただいた後で、2人一組で1人が目隠しをして、校舎内を歩きました。階段や障害物の手前では声をかけながら、ペアの子をガイドすることができました。
 2年生は車いす体験を行いました。車いすでの生活の様子や車いすの仕組み、使い方を教えていただいた後で、実際に車いすに乗って、体育館に設置されたコースを回りました。車いすでの段差の越え方や補助の仕方を学ぶことができました
 3年生は手話体験を行いました。手話でのいろいろな言葉や表現を教えていただき、手話での会話にも挑戦しました。
 講師の先生方の話を聞いたり、実際に体験したりすることを通して、障害をもつ方々に対しての理解を深めることができました。

【岡崎市立矢作東小】著作権について考えよう

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 6年生で、「著作権」について考える道徳の授業が行いました。
 お気に入りの歌手の写真を自分のホームページにコピーして載せてしまった主人公が登場するビデオクリップを視聴し、主人公の気持ちに迫りながら、そうして写真をホームページにコピーしてはいけなかったのかについて、意見を出し合いました。
 個人で楽しむためにCDをコピーする行為との違いを考えることで、不特定多数の人が見る可能性のあるホームページの特性について理解することができました。また、使われた側の気持ちを考えることで、著作権で守られることの大切さに気づくことができました。さらに、他の人が作ったものを使うときには、許可を得たり、引用と言う形を取ったりするマナーを守る必要があることも学びました。

【蒲郡市立竹島小】親子で西田川清掃

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 毎年本校では、親子で地域の草刈り作業を行っています。地域を流れる西田川の堤防沿いに生い茂った草を刈り,川の学習・水に住む生物の学習がしやすいように,また自分たちの住む地域の環境について興味関心を高めていくことをねらっています。また,親子で活動することで,親子のふれあいを深めることをねらいながら,地域の一員であるという自覚を促し,勤労の意欲を高めることにも役立っています。
 子どもたちの背丈を超す草が生い茂る中,親子で協力しながら草を刈ったり,収集したりと2時間,と時の経つのも忘れて作業に集中することができました。また,刈り取った後の散らかってしまった場所を丁寧に掃除をすることができ,最後の片付けまでもしっかりに取り組むことができました。
 子どもたちは,きれいになった西田川の堤防沿いをながめながら,西田川がきれいなった喜び,地域の役に立てた充実感,親子での共同作業の楽しさ等を実感することができました。

【愛西市立永和小】ケータイ安全教室「こんなときどうするの」

 1月24日(木)に5年生を対象にケータイ安全教室を実施しました。
 本校でも多くの児童が携帯電話を所持し、頻繁に使用してるようです。そこで、携帯電話に対する正しい知識を学ぼうということで、NTTドコモから講師を呼びケータイ安全教室を実施しました。保護者参観のもと、次の7点について学習を深めました。
1 歩きながらや自転車に乗りながらの携帯電話は使用禁止
2 音楽など無料ダウンロードに注意
3 ケータイの使い過ぎに注意
4 迷惑メールが届いたら
5 出会い系サイトから身を守る3つのNO
6 プロフやプログの正しい使用法
7 ブログで友達の悪口や犯行予告を見つけた時は
具体的な事例を基にクイズを織り込みながらの楽しい学習会になりました。次回は、保護者を対象に情報モラル教室を実施する予定です。




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【日進市立梨の木小】「わたしをわかってくれたから」

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 本校では、児童の豊かな心を育むため「わたしがうれしかったのは、わたしをわかってくれたから」をテーマに12月の人権週間に関わる活動を多面的に展開した。
 学年・学級ではエンカウンターや話し合い活動によるコミュニケーションスキルの向上と相互理解が図られた。自分と友達の間に「あっていい違い」と「あってはいけない違い」について真剣に考えさせる場面などが見られ、人権について深め合うことができた。
 児童会では「あいさつ運動」を皮切りに「小さな親切」運動を展開した。友達から受けた小さな親切が掲示されたボードは放課毎に人だかりができ、とても温かい雰囲気を作っていた。また、児童会役員による人権劇では、学校生活の何気ない場面の中に潜んでいる人権無視の怖さと声を掛け合い助け合って生活することの素晴らしさを全校児童に問いかけた。

【東海市立富木島中】身近な人権問題って?

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 本校では,世界人権デーに合わせ,毎年「人権啓発教室」を行っています。今年度は,12月3日に,講師として東海市人権擁護委員の方々をお招きして行いました。
1 人権を考えるDVDとして『ケータイ社会の落とし穴』(25分)を鑑賞しました。携帯ゲームのIDやアイテムを他人に盗まれると,解決は大変難しいので,携帯電話の使用方法をもう一度考えてみましょうという内容でした。
2 事前に生徒に書いてもらったいじめについてのアンケートから,人権全般に対する疑問や考えなどを選び,代表の生徒が発表し,人権擁護委員の方の意見をいただきまた。
 (問1)いじめを見かけたら,どうしたらいいですか。
 (問2)いじめについて友達との関係が不安です。
 (問3)人権がなくなると私たちの生活はどうなるのですか。
3 「いじめ防止標語コンテスト」の応募作品を考えました。
 身近な人権問題について,専門的な立場の方々と意見交換することができ,生徒たちに「自分の大切さとともに他の人の大切さを認める」という人権感覚が身についたのではないでしょうか。

【江南市立門弟山小】全校一斉の道徳の授業

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 本年度,本校では,児童の心の教育に力をいれ,道徳教育の強化に努めている。その一環として,1月の授業参観で,全校一斉の道徳の授業を行った。全校一斉の道徳の授業では, その学年の学習や学級の児童の実態に合わせた内容項目を取り上げて授業を行っている。
 今回,1年生の学級では,児童が生活科の学習(単元「みんなといっしょに」)で家族が自分たちのために働いてくれていることに気付き,家族のために何かしたいという気持ちになっている時期であることから,内容項目「家族愛」を取り上げて授業をした。授業後の感想には「自分でできることは自分でやりたい」「お手伝いをがんばる」「むずかしいお手伝いにもチャレンジしたい」と書かれていた。また,この授業を行った次の日,ある児童が「昨日早速,お兄ちゃんと一緒にお風呂洗いをしたよ。一つお手伝いができた」と言って喜んでいる姿を見ることができた。
 1回の授業で児童の心を大きく成長させることは難しいが,授業を繰り返し行うことで,どんどん心を育てていくことができる。これからも学校全体で研修に励み,児童の心を育てていきたい。

【尾張旭市立渋川小】打ちはやしで心を育てる!

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 渋川小学校では、校区に昔から伝わる尾張旭市無形民俗文化財「庄中打ちはやし」を全校で取り組んでいます。6月に児童は「打ちはやし保存会」の方から直接おはやしを教えていただき、その後は音楽発表会に向けてクラスで練習をしてきました。
 2月1日に地域の方や保護者の方を招待し、本校体育館で2時間目と5時間目に音楽発表会を行いました。今年は、打ちはやしの中の1曲「時雨囃子」を披露しました。最初は「とひゃらちいいひりとろ」とおはやしの歌詞を歌いました。次に、1年生から2年生は皿太鼓、3年生はおけ太鼓、4年生からは横笛、6年生の代表児童は大太鼓・締太鼓で演奏をしました。体育館におはやしが響き渡り、終わったときに大きな拍手が聞こえました。演奏を披露した児童は達成感をもった様子でした。
 伝統芸能「庄中打ちはやし」に取り組ませることで、地域の伝統に親しみ、郷土愛を育み、豊かな心を育てていきたいと思っています。


【豊川市立音羽中】街と心と体を磨く

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 「地域内施設の清掃を行い、社会奉仕の精神を養う」「地域の美化に努め、きれいな地域づくりの意識を高めるとともに、地域の一人であるという自覚をもつ」というねらいのもと、生徒会主催の奉仕活動が実施されました。この伝統の活動は生徒会役員の指示により事前の打ち合わせから当日の作業、事後のごあいさつまで通学団単位で行います。
 本年度は次の場所で奉仕作業に取り組みました。
 ・音羽中学校…トイレ掃除、窓拭き、ワックスがけ 
 ・保育園(赤坂・赤坂台・萩・長沢)…溝掃除、窓拭き
 ・赤坂児童館、音羽図書館…ゴミ拾い、トイレ掃除、除草
 ・老人憩いの家、市民館(赤坂台・萩)…ゴミ拾い、トイレ掃除、除草、窓拭き
 ・東海道赤坂宿休憩施設「よらまいかん」…ゴミ拾い、トイレ掃除、除草
 ・音羽運動公園…ログハウス掃除、窓拭き、除草
 「最初は、家でもトイレそうじなんかしないし、こんな寒い時に素手やはだしで水を使って便器を磨くなんていやだなと思っていました。でも講師の先生のように手に力を込めて磨いていると、汚れていた便器が真っ白になってきて、いつの間にか真剣になっていました。そうじを終えた後トイレを隅から隅まで見ていると、そうじはやっぱり手でするものだというすがすがしい気持ちになりました。ぜひ後輩にも伝えたいと思います」「昨年と同じように、小学生のころよく遊びに行っていた市民館の窓拭きをしました。放課後や休日には今でもたくさんの小学生が遊びに来るので、気持ちよくつかってもらえるように、ピカピカに磨き上げたつもりです」
 気温8度、寒風の中の活動にもかかわらず、生徒たちは意欲的に粘り強く作業をしました。これは、「音羽中学校の伝統として後輩に引き継ぐものだ」という思いに加え、一人一人に地域を愛し大切にする気持が、さらに地域の一員である自覚がめばえたからだこそと考えています。

【みよし市教育委員会学校教育課】<1月>平成25年みよし市新年教育研究大会講演会

 みよし市では、年明けの冬休み期間中に、新年教育研究大会と銘打って、教育委員会主催で講演会を開催しています。毎年、新年早々、勤労福祉会館文化センターサンアートに、市内小中学校の全教職員が集ってきます。
 大会の目的は、「みよし市の教育行政のより一層の充実と強化を目指し、教職員及び教育関係者の資質の向上と志気の高揚を図る」ということですが、簡単に言えば、新年を迎え、みよし市の全先生が一堂に会し、心にしみるよい話を聴き、子どもたちとまた一緒に頑張ろう!この感動を子どもたちに伝えよう!ということです。350名ほどのこじんまりとしたみよし市だから実現できる事業です。
 しかし、正月早々、休み明けの様々な準備のある中で、全教職員が集まってくるわけですので、皆さんの心に響く話でなければなりません。ちなみに、過去5年間の講師と演題は資料1のとおりです。
 今年の講師は、社団法人サバンナクラブ幹事の宮嶋英一先生です。宮嶋先生は、地元みよしでお生まれになり、みよしの小中学校を経て、愛知学芸大学から、名古屋市内で長きにわたり教鞭をとられた私たちの大先輩です。公立学校を定年退職された後、名古屋柳城短期大学に勤務されるかたわらで、海外に足を運び、ご趣味のカメラに野生の動物たちの生態を収めてみえました。長年、ファインダーを通して見つめてきた動物たちの姿を題材に、講演活動や写真展、写真集から、自然保護、環境問題について訴えてみえた方です。
 松飾りも取れていない1月4日、サンアートに市内小中学校の教職員311名が集い、地元みよしにお住まいの宮嶋先生を迎え、「アフリカの動物たち サバンナからのメッセージ」という演題で講演を聴きました。
 講演では、先生が撮られた数々の美しい写真に引き込まれ、本当にアフリカの大地に自分がいるのではないかという錯覚に陥るほどでした。
 先生によると、地球上で起きた「絶滅」というのは初めてではなく、これまで5回ほど起きているとのことです。今地球上で心配されているのが6回目ではないかといわれているのですが、問題は回数ではなく、そのスピードで、人類が自然界に登場してから間がないのに絶滅を迎えていることを危惧されており、そのことを分かりやすく場内にロープを張って説明していただきました。さらに、絶滅がなぜいけないのか、絶滅の影響がどんなところに出るのかということを、農作物の大量増産を目論んでスズメを撲滅したことが米の大減収を招いた中国や、90%のハゲワシが絶滅したために狂犬病が大流行したインドの例を挙げて説明していただきました。
また、ダチョウやトムソンガゼル、そしてトムソンガゼルを狙うチータなど、お互いに「食べる」「食べられる」という命のネットワークの中で、自分の命を、子どもの命を育んでいる動物たちの様子は、子を持つ親として、教育に携わる立場の者として、私たちの胸を打ちました。
 さらに命のネットワークで生きる動物たちは、例え目の前にヌーが現れようと満腹であればあのライオンでさえ、決して手出しはしないとのことです。野生の動物たちは、1歳まで生きられる生存率が、ライオンでさえせいぜい50%。天敵のない人間は、飽食の中で生き、しかも食以外のところで毛皮や角のために野生動物の命を絶つなど、完全に命のネットワークの外でしか生きられません。
「If you don’t know how to fix it. please stop breaking it!(どうやって直すのかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。)」と当時12歳の少女セヴァンスズキが国連環境会議で語った言葉を交えながら、道路は全部舗装された鉄やコンクリートの時代である20世紀の文化をどう自然と共生する文化につくり直していくのか、つくりあげていくのか、というサバンナからの熱いメッセージで締めくくられた、あっという間の1時間半でした。
 環境問題、命の重さ、子育て、家族愛…。様々なテーマを含み、聴く者にとって胸に届くものはそれぞれかもしれませんが、参加者からは、「子どもに伝えたい」「一緒に考えたい」といった、次世代につなげていくことの重要性に触れた感想が数多く見られました。
 教職員の琴線を刺激し、それぞれの教職員を通して、子どもたちの教育にあたっていくこの事業をさらに充実していきたいと考えています。
 さあ、来年は、どなたにお願いをして、先生方の心に迫りましょうか。今から、楽しみです。
(文責 みよし市教育委員会 学校教育課 指導主事 奥村幸司)
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【稲沢市立三宅小】情報セキュリティの知識を高めるために

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 今年度は、各学年ごとで「あんしんあんぜん情報モラル」オンラインを利用して、各学期に授業を数回行った。
 5年生では2学期に4時間、3学期に2時間の総合的な学習の時間を利用して授業実践を行った。児童は、パソコンを利用してインターネットの検索を行ったり、検索したデータを使って発表の資料として活用したりするなどネットの活用に慣れてきている。学校で利用する限りは、セキュリティはしっかりしており、危険なサイトは見られないが、個々の家庭ではわからない。また、最近では携帯電話などにも興味を示す会話が聞かれるようになってきた。活用する能力は高いが、情報モラルについては十分理解しているといえない。そこで、安全に活用するための情報セキュリティに関する授業を中心に行った。
 主な内容としては、情報の不正使用や不正アクセスされないように利用したり、情報の破壊や流出を防ぐ方法を知ったりすることについての授業を行った。特に、情報の破壊や流出について、「掲示板のわな」、「ダウンロードの落とし穴」、「コンピュータウイルスに注意」などインターネットについての基礎知識を確認した。

【豊田市立石畳小】携帯安全教室の実施報告

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 本校では、6年生を対象として、毎年、携帯電話の安全な使い方を学ぶために、NTTドコモの方を講師として招いて、携帯安全教室を開いている。実施日は、授業参観日と兼ね、保護者の方にも聞いていただけるようにしている。
 今回学習したことは、携帯電話のマナーや安全に使うための方法で、実際に役割演技を交えながら、体験的に学ぶことができた。また、写真の取り扱いについても話があり、何でも勝手に取ってはいけないことや、プロフやブログなどに安易に掲載したために危険な目にあってしまった事例なども話していただき、子供たちは真剣に話を聞いていた。
 授業後、子供たちは「友達の写真を撮るのは悪いとは思ってなかったけど、勝手に撮っていけないということを聞いて驚いた。」「携帯を持ったら、危ないことに巻き込まれないように、正しく使いたい。」「携帯電話を持つのが楽しみだったけど、気をつけて使いたい。」「便利なものだけど、注意して使わないといけないことが分かった。」という感想をもった。参加した保護者の方も、「家庭でルールを作って使用しないといけない。」「初めて知ることもあり、助かりました。」といった感想を話されていた。