【北名古屋市立西春中】西中奉仕団の活動を通して

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 本校では、生徒全員が「西中奉仕団」に所属し、奉仕団の一員として希望するボランティア活動に参加しています。それにより、どの活動にも多くの生徒が参加する現状が続いています。
《活動内容》
 ・ 小学校区の廃品回収の手伝い
 ・ 地域行事に関する活動 市が主催する行事の準備や運営の手伝い
               (マラソン大会、パペットフェスタなど)
              地域のごみゼロ運動への参加
 ・ 老人福祉施設への訪問
 ・ 生徒会が企画する募金活動
 老人福祉施設への訪問では、掃除や食事の準備の手伝いといった活動をします。また、お年寄りの話し相手になることも大切な活動です。活動後はお年寄りが喜んでくださるだけでなく、参加した生徒自身がお年寄りとの会話が勉強になったと喜んで帰校します。活動を通して、すべての人を思う気持ちが心の中に育っています。また、自分が地域の方々から必要とされる存在であることを実感し、自己有用感を高めています。
《成果》
 ・ 地域の一員として、互いに助け合い、協力しようという意欲が高まった。
 ・ 地域の方々から感謝や励ましの言葉をいただき、地域の一員としての自覚を深めるとともに、生徒が自己の存在に自信をもち、他人を思いやる心や公共心を学ぶ機会となっている。
 今後も、生徒が自ら進んで参加するボランティア活動を通して、生徒の心の成長が図られるように、西中奉仕団の取り組みを応援したいと考えています。

【瀬戸市立西陵小】「情報を受けたり発信したりするときの注意点」

 瀬戸市立西陵小学校5年生は、3学期に社会科で情報の学習をします。
 本時は「情報を受けたり発信したりするときの注意点」を考えることに取り組みました。まず、情報に関するグラフを見て、何を表しているのかを予想しました。棒グラフは年々あることが増加してる様子を表しています。こたえは「インターネットが原因の犯罪」ですが、なかなかこれを予想することができませんでした。そのため、答えを知ったときに、その件数の多さに子どもたちはとても驚いていました。
 次にインターネットの特徴を話し合いました。よいところでは、買い物ができる・ゲームができる・情報が手に入るなどの意見が出ましたが、逆にゲームでは犯罪も起こりやすいと、気をつけなければならないという意見が出ました。また、「一度流れた情報は止められない」という意見に対しては、「すぐに消せばいい」と言った子どももいましたが「消したってもう遅いよ」などと意見が飛び交っていました。まとめとして、「迷惑メールが来たらすぐに消す」「人の悪口を受け取っても他人に流さない」と、たくさんの意見が出ました。
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【江南市立西部中】親子で学ぼう,ケータイ安全教室

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 近年,多機能の携帯電話が小中学生にも広がり,本校の生徒にもその傾向が見られる。また,その携帯電話の使用によるトラブルが新聞等で報じられることも多くなった。
 そこで,本校では,4月に「ケータイ安全教室(docomo)を活用し,1年生の生徒・保護者が携帯電話の使用方法について考える授業をうつことにした。この授業では,映像教材を用いて実際の生活場面を想定しながら,携帯電話を正しく,安全に使うためにはどのようにすればよいかを考えた。
 また,保護者の方にはトラブルとなる最近の事例を知っていただくとともに,フィルタリングなどの対処方法についても理解していただくことができた。
 今後も新しい機器が開発・販売されるにつれ,その使用方法については適宜指導していかなければならないと考えている。

【豊橋市立吉田方小】「マンモスでもなかよし」〜異学年交流なかよし集会について〜

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 1年生の子が6年生の子に嬉しそうに声をかける姿をよく目にします。6年生もにこにこと相手をしています。
 本校は、全校860人余りの大規模校です。同じ学年でも知らない子がいるような学校事情をかかえています。そこで、教育目標「笑顔いっぱい 力いっぱい」のもと縦割り班活動「なかよし集会」や1年生と6年生の「手つなぎ遠足」、学芸・学習発表会の校内発表での交流学年への鑑賞会など異学年交流の機会を多く取り入れています。
 なかよし集会では、全校を24グループ72班に分けて、毎月第2水曜日の昼放課(35分間)に運動場や芝生広場で活動しています。5月の初めての会は、自己紹介をしながら各自でメンバー表を作ります。低学年の子は、高学年の子の助けを借りながら完成させます。次回からは、6年生が考えてきた遊びの説明を教室で聞いたら、外へ出て、「どろけい」や「ドッジボール」、「だるまさんがころんだ」などで楽しく遊びます。遊びが終わると6年生は1年生を教室まで送っていきます。3月には、「6年生を送る会」でそのなかよし班のメンバーから6年生へのメッセージ入りのプレゼントを渡して1年が終わります。
 本校の子どもたちにとって、異学年交流を多く取り入れることは、希薄になりがちな人間関係の中、それぞれの立場で温かい気持ちをもって触れ合える貴重な体験の場となっています。

【安城市立桜井中】情報モラル教育〜サイバー犯罪防止教室〜

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 安城警察署生活安全課の方をお迎えして、本校の1年生を対象に生徒がサイバー犯罪に巻き込まれないように講習会を開催しました。生徒だけでなく、保護者、学区公職者、保護司の皆さんにも参加していただきました。
 携帯電話や掲示板などについて、便利な一方で常に危険と隣り合わせであることを意識して、正しく理解し、マナーを守ることが大切である。また、何か困ったことがあれば、すぐに警察や保護者、学校の先生に相談するように教えていただきました。
 今後も情報モラルの指導を具体的に進めていきたいと考えています。

【東海市立大田小】インターネットを使うときの約束について

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 平成25年2月15日(金)2時間目に6年生とその保護者を対象に,3時間目には保護者を対象にした情報モラルの研修会を実施しました。
 愛知県警察本部のサイバー犯罪対策課情報セキュリティアドバイザーの方を講師にお迎えして,パソコンやスマートフォン・携帯電話でインターネットを使うときの約束について学びました。
 児童については次の6点を中心に話をしていただきました。
1 人を傷つけない。
2 知らない人に自分の情報を教えない。
3 サイトを通じて出会った人と会わない。
4 人のパスワードを勝手に使わない,教えない。
5 困ったことがあったら、すぐに大人に相談をする。
6 違法なファイルをダウンロードしない。
 また、保護者に対しては次の4点を中心に話をしていただきました。
1 フィルタリングの重要性と設定の方法
2 危険・有害なアプリの情報
3 ウィルス対策
4 子供の使用状況を常に確認する
 今回の学習を通して,児童と保護者がインターネットを使うときの約束や留意点について具体的に学ぶことができました。

【春日井市立神領小】 インターネットは、本当に危険なの?

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 本校の6年生は、学習ではもちろん日常生活などでもインターネットをよく使っているようである。その理由について「本などで調べなくても、知りたいことがすぐに分かって便利」「メールを送ったりもらったりできる」「音声や動画もおもしろい」などたくさんの意見が出た。このようにインターネットの便利さから、使用する頻度がどんどん増えている。しかし、児童の多くは「インターネットは、危険かもしれない」と思っているものの、具体的な危険についてはほとんど認識していない。そこで、6年生を対象にNetモラルの映像から次のようなテーマで学習を行った。
 始めに、「私たちは、ネットに依存しすぎていないか」と自分自身を振り返った。その結果、ネットに対する過度な依存は、生活のリズムを大きく崩してしまうことに気づいた。次に、「発信情報の広がりについて考えよう」では、文字だけで伝えることの難しさにも気づいたようである。「おもしろい・楽しそうだからみんなに知らせたい」という思いから発信した情報。しかし、一瞬にして広がってしまう。また、自分が想定していなかったように伝わってしまう。さらに、「一度広がってしましまった情報は、削除してもどこかに残ってしまうこともある」ということに気づいた。
 授業を終えて、児童の感想から「友達にメールを送った時、相手が誤解することはあまり考えていなかった。これから気をつけたい」「この情報は本当に正しいのかと、よく確認して発信することが大切だと分かった」など、自分との関わりで考えることができた。
インターネットは、便利さや情報の豊富さなどから、多義にわたって使われている。今後さらに、学年を越えた情報教育を実態に合わせていろいろな角度から進めていきたい。

【みよし市立三好丘中】学校生活の楔(くさび)としての道徳

 本校では、「学校全体における道徳教育の充実を図り、授業を工夫することで生徒の自主性を高めるようにする」を目標とした。
 上記の目標を達成するために二つの手だてを設定した。一つ目は、道徳授業実践の中でより効果的な時期を考えて行うことである。学校生活のなかには、生徒の成長過程で起こってくる諸問題、季節ごとの行事など、自分自身を振り返ったり他者の気持ちを考える機会が多くある。その都度適切な時期に道徳の時間を設定することで、生徒が自分で立ち止まり、考えるきっかけとなるような実践を行う。
 二つ目は、自分が学級で行った道徳を学年部の先生方と共有することである。毎回の道徳の授業内容や発問、掲示物を共有することで各学級ごとに行った授業を知ることができる。それをもとに、学年や学級の実態に応じた発問をより適切なものにすることができると考える。
 11月は「カーテンの向こう」2−(2)人間愛、思いやり(出典:明るい人生)の授業を行った。体育祭や合唱コンクールなどの大きな行事を経験し、取組みを振り返る中で級友がしてくれたこと、支えてくれたことを思い出してほしいという願いを込めて行った。
 実践はそれぞれ効果的な時期に行い、授業を通して生徒も自分の生活を振り返る中で自主的に考え、学校生活や行事に生かしている様子が見られた。今後も生徒の実態に応じた内容を精選することが大切であると感じた。
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【瀬戸市立水無瀬中】支え合いの心

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 瀬戸市立水無瀬中学校では,2月14日に特別支援学級のG組で「卒業生を送る会」を開きました。ご覧のように,PTAの方や子どもたちに関わりのあったたくさんの方が参加してくださり,大変盛会でした。
 私たち大人は,日頃,子どもたちの健やかな成長のためには,学校・地域・家庭がしっかりと連携をして子どもの教育にあたることが大切だと考え,『自分たちが子どもたちを支えていかなくては』という思いで行動をすることが多いように思います。
 しかし,このG組の「送る会」に参加すると,「支えている」という思いが自分のなかで,まるで溶けていくような,そんな思いに駆られます。これはどういうことなのでしょう。
 それは,生徒の笑顔,元気いっぱいの歌声,思いのこもった別れの言葉・・・そのすべてが,ときに肩ひじ張って頑張っている私たち大人を支えてくれていることが実感できるからなのです。余裕をなくしているときには,彼らの自然な表情が大人たちの心を癒し,できた喜びが共有できたときには,喜びがさらに大きなものとなるのです。
 学校は,『子どもたちを育てるところだ』という独りよがりな認識が,学校は,『子どもたちとともに,地域が,保護者が,教員が育つところでもあるのだ』という思いに変わっていきました。この支え合いこそが,人間にとってとても大切にしなければならないものを教えてくれる心の教育なのだと実感しました。
 卒業生の皆さん,卒業おめでとう。そして,本当にありがとう。

【津島市立西小】携帯安全教室「携帯電話使用のルールとマナ−について」

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 津島市立西小学校では、1月25日、5・6年生の高学年の児童と保護者を対象に、NTTドコモから講師の方をお招きして、『防犯教室』を行いました。プレゼンテーションを通して、「肖像権」「著作権」、インターネット上に個人情報を公開することの危険性、チェーンメールについて教えていただきました。
 「自転車に乗っているときに携帯が鳴ったら?」「自分の写真をプロフに公開するのは?」等の質問について、クイズ形式で答えを考えていきました。その後、携帯電話使用のルールやマナー、問題点等について、詳しく説明をしていただきました。特に「親しい友達でも勝手に写真を撮ると肖像権の侵害です。」「購入前の本を写真撮影すると著作権違反です。」という、身近な行為についても分かりやすく説明していただきました。
 児童は、安全に携帯電話をしようするために、「迷惑メール対策」と「フィルタリングサービス」を設定することの大切さを知り、今後わたしたちはどのようなことに気をつけて携帯電話を使えばよいのかを考えることができました。

【新城市立千郷小】正しく安全な携帯電話の使い方

 平成23年11月28日に「NTTドコモ『ケータイ安全教室事務局』」から、2名の講師の方に来ていただき、「ケータイ安全教室」を開きました。会議室で6年生102名(2割程度が携帯電話所持)が携帯電話の正しく安全な使い方について、具体的な事例をもとに学びました。
 プレゼンテーションソフトを利用して、チェーンメールでの友だちとのトラブル、メールでのなりすまし、個人情報漏えいによって巻き込まれた事件を紹介されました。チェーンメールの危険性、携帯電話のカメラ機能も、撮影するものによっては著作権法違反になることや肖像権の侵害にあたること。ネットワーク上に個人情報を載せてはいけないことや、少しの情報で個人が特定できてしまうこと。SNSやブログへの個人を中傷するような書き込みをしてはいけないことなどを、クイズ形式でわかりやすく教えてもらいました。どの子もケータイの危険性を認識することができました。
 そして、最後に「ちさと」を頭文字にして、

ち:チェーンメールは回しません!
さ:撮影しちゃダメ、お店の本
と:友だちの写真をネットにのせちゃダメ

とまとめていただきました。

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【北名古屋市立五条小】 命の授業

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 五条小学校では毎年4年生を対象に「命の授業」を行っています。おなかの赤ちゃんの成長・出産などの仕組みを学び、命の大切さに気付かせるとともに、その後の行事である2分の1成人式に向けて自分自身を振り返ることをねらいとしています。

 当日は、助産師の方や妊婦さんなどに来ていただき、赤ちゃんのおなかの中での様子や産まれるときの様子などを勉強しました。胎児の成長の過程(大きさ・重さ)が分かる人形や、紙芝居による読み聞かせ、布の袋から出てくる子宮体験など、とてもよく実感できる授業を行っていただきました。

 途中、妊婦さんに胎児の心音を聞かせてもらい、4年生の子との心拍数の違いを聞き比べました。また、DVDで産まれたばかりの赤ちゃんを見る機会がありました。へその緒とつながった様子や、産湯につかる場面など貴重な映像です。
 さらに、妊婦さんのおなかを触らせていただくこともでき、目を輝かせている子、少し恥ずかしそうに触る子など、どの児童にもよい体験になっているようでした。

     〜児童のお礼の手紙より〜

 わたしは、命について何も知らなかったけど、今回の「命の授業」をやっていただきいろいろわかりました。おなかの赤ちゃんの模型があって、さわらせていただきました。すごく小さいのにすごく重たくてびっくりしました。

 わたしは命の授業で、おかあさんががんばって産んでくれたのでわたしがいると、忘れないようにしたいと思いました。紙しばいで赤ちゃんを産む時はすごく大変だなと思ったり、DVDでみんなが応援してくれたから、おかあさんはがんばって産めたんだなと思いました。

 産まれる時の映ぞうをみて、おどろきました。赤ちゃんはとても小さかったです。かみしばいも子宮体験もとてもすごかったです。この授業をうけて命の美しさがわかりました。

【西尾市立幡豆小】命の授業

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 本校では、年間3回学校開放日とし、一日の活動すべてを公開し、保護者だけでなく地域の方も招待して、各教科の授業や給食・清掃等も自由に参観していただいている。また、命の授業について、2学期または3学期の学校開放日のどちらかで公開することにしている。
 平成25年1月23日(水)に第3回学校開放日では、2年生・3年生・4年生の各学級で命の授業が公開された。養護教諭とのTT授業「生命誕生のひみつ」や愛知教育文化振興会から出版されている‘いのち’を活用した「がんばれアヌーダ」、絵本「つながっている」を使っての授業が展開された。
 命のつながり、尊さについて子どもたちと参観者に今一度考える機会となるようにと願っている。

【長久手市立長久手中】命の学習講座 〜わたしも大事・あなたも大事〜

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 3年間を通した<命の学習>を学級活動や道徳の時間・総合的な学習の時間を有効に活用し、行っています。その集大成として、3年生では2月8日(金)に<命の学習講座>を実施しました。
 7つの講座に専門の先生をお招きし、 自己選択制で講座を受講しました。
  <生命誕生〜命のはじまり・誕生・そして今の私〜        助産師>
  <大人になるということ〜感染症について〜           学教授>
  <命のバトン〜思いやることの大切さ〜        大学教授+大学生> 
  <話そうよ、愛と人生〜すてきな自分の人生〜          保健師>
  <輝いて生きる〜心理を知って、自分みがき〜   スクールカウンセラー>
  <親から子へ(父親の立場から)〜自分の生き方を見いだそう〜父親教諭>
  <親から子へ(母親の立場から)〜自分の生き方を見いだそう〜母親教諭>
 事前に受講講座に関する事前学習を行い、当日を迎えました。
「赤ちゃんの人形を抱いたとき、心が(ほわ〜っ)となりました。話を聞いて、思わず泣きそうになりました。」「自分や友達との良い関係をつくるための<力>をしっかり理解し、自分と相手の長所短所を見つけて今後の生活に生かしていきたいです。」「自分が産まれたというすごさ、周りの人と出会えた奇跡、自分が生きていることはすばらしいことだ思いました。」などの感想を述べる生徒が多くいました。どの講座でも、生徒は真剣に話を聞き、今の自分や今後の生き方を見直す良い機会となりました。
 専門の先生においでいただくことで、臨場感あふれる講義を受け、<わたしも大事・あなたも大事>と言える生徒に近づけることができたと思います。
   


【義務教育課】平成24年度第2回愛知県道徳教育推進会議の内容を報告します。(議事録)

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 平成25年2月12日(火)愛知県東大手庁舎で平成24年度第2回愛知県道徳教育推進会議を開催しました。
 開催目的は本県の学校における道徳教育をより効果的に推進するとともに、道徳教育の充実・推進に向けて、県民全体で取り組む気運を醸成することです。
 今回の会議では、平成23・24年度の協議題「公共心を育む道徳教育の在り方」について本会議での2年間の取組の成果として作成する啓発物について、多方面からの御意見・御助言をいただきました。その内容を報告させていただきます。

議事録
平成24年度第2回愛知県道徳教育推進会議協議の概要(議事録)

                日時:平成25年2月12日(火)14:00〜16:00

1 開会

2 愛知県教育委員会あいさつ(義務教育課主幹)

3 議長・副議長あいさつ

4 議事

【報告事項】

(1) 平成24年度第1回愛知県道徳教育推進会議協議内容について

(2) 平成24年度愛知県道徳教育推進会議等の進捗状況について

(3) 平成24年度研究推進校からの報告

【協議事項】

(1) 平成23・24年度愛知県道徳教育推進会議の啓発物について

ア 「平成23・24年度愛知県道徳教育推進会議からの提言」(表面)
 ・ 公共心の捉えの説明文の後半を家庭・地域の方々が受け止めやすい表現にするとよい。
 ・ 「進んで集団の向上に役立とうとする態度」というような伝わりやすい表現がいい。
 ・ 全体的に平易な表現で分かりやすい。
 ・ 子どもをどう育てるかということが分かるリーフレット。愛知県道徳教育総合推進サイト「モラルBOX 」で広がると良い。
 ・ 「家庭の方へ」の部分で、会話の例を増やすとイメージしやすい。
 ・ 「モラルBOX」は家庭等でどのくらい見られており、どのように宣伝しているのか。
 ・ 平成25年1月28日現在で、アクセス数は1日平均639件、アクセス総数は19万件を超えた。(2月12日現在 アクセス総数21万件余) 家庭・地域の方に学校での道徳教育への理解・協力を得るため、「愛知1021校への取組」コーナーには県内全小・中学校の「心の教育推進活動」「情報モラル教育実践」「ちょっといい話」の取組を紹介している。また、各学校HPに「モラルBOX」のバナーを設置している。機会を捉え教育事務所を通じて、各学校でサイトの積極的な活用を図るよう依頼している。
 ・ 「モラルBOX」により、家庭でのコミュニケーションが図ることができるとよい。
 ・ 各学校が道徳教育推進の手立てを考える上で参考になるサイトである。

イ 「各校の道徳教育全体計画テンプレート」(裏面)について
 ・ テンプレートについて、家庭・地域・学校のつながりの表現方法の工夫が必要。
 ・ 子どもたちがどう公共心を発揮すればよいかが分かりにくい。
  → 家庭・地域配布用であるので、子どもへ訴えかける部分はない。
 ・ これが公共心が備わった人の姿なんだと分かる部分があるとよい。
 ・ 記入例のこの写真自体が公共心の現れた姿である。集団としてこのようにやっていかなくてはいけないというメッセージにもなっている。
 ・ このテンプレートをそのまま使えない学校もあるが柔軟に編集して使用してよいか。
  → 各学校の状況に応じて、編集していただいてよい。
 ・ テンプレートなので、思いやりや規範意識など数種類あるとよい。公共心で書くべきと捉えてしまう。
 ・ 記入例の学校目標を「○○心を育む・・・」というようにすればいいのではないか。
 ・ 本会議が「公共心」として2年間取り組んできたので、その思いもある。
 ・ 記入例に吹き出しで「各校の重点目標に応じて編集してください」と入れるとよい。
 ・ 公共心が行動面で表れている大人の姿がどこかにあるとよいのではないか。
 ・ 学校が仕組んだ場面ではなく、広く県民の皆様に知っていただくために、子どもたちの公共心が行動に表れた姿があるとよい。
 ・ 今の意見はアクションプラン2「県民でともに道徳性を育んでいきましょう」というメッセージには当てはまる。しかし、推進会議は、「公共心を育む道徳教育の在り方」というテーマで「どうやって育んでいくか」ということに焦点を当てて取り組んできた。結果的に「こういう県民の姿」というところまでは目指していない。2年間のこの会議ではそこまで描ききれない。
 ・ 社会人になることを見据えて取り組んでいるが、学校の中で公共心を育むことを目指して取り組んできた。
 ・ 「家庭の方へ」「地域の皆様へ」という枠の中の文言に配慮が必要。
 → これは例であり、学校の実態に合わせて考えていただくことになっている。しかし、様々な状況の学校があることを考えて、記入例の文言も考えていきたい。

(2) その他
 ・ 学生たちは教員や弁護士など人とかかわる仕事を嫌がる傾向がある。集団の中で意見を述べて仲間と対立するのを嫌がる。集団の中で気を遣い、帰宅後、疲れがでるという生活をしている。「一人カラオケBOX」に行く者もいる。
 ・ どう見られるか、どう思われるかに過敏になっている。「一人は楽。しかし、一人ぼっちと思われるのは嫌」という傾向がある。コミュニケーションやディベートなどは場を設定しないとできない。主張する力やコミュニケーション能力の育成も道徳教育に絡んでくると思う。
 ・ 自分と異なる意見の受け止め方も身に付ける必要がある。そうすればコミュニケーションも活発になるのではないか。また、日本の子どもの動機付けは世界的にも低い。様々な世界に興味を持つためにも互いの意見を受容し合える状況をつくるとよい。

5 閉会


【長久手市立東小】情報モラル授業「携帯電話使用時のルールとマナ−」

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 本校では2月に5年生で、市から派遣されたITチューターの方による「携帯電話の使い方について」の授業を行いました。大型プロジェクタを用いてビデオを見ながら以下のことを学習しました。
 1 携帯でできること
 2 携帯のマナー
 3 携帯で写真を勝手に撮ってはいけないこと
 4 音楽等の違法ダウンロードについて
 5 ブログ等の書き込みで人を傷つけてはいけないこと
 6 個人情報の取り扱い
 7 チェーンメールへの対応
 8 知らない人からのメールへ返信しないこと
 9 なりすましへの対応
 10 携帯を安全に使い方法
 11 携帯の使い過ぎへの対応について実例を挙げながら詳しく話を聞きました。
 児童からは様々な感想が出ました。
☆ 不審者がこわいから、気を付けようと思う。
☆ 携帯電話の間違った使い方をすると大変なこと(過大請求等)になることがわかった。
☆ 携帯電話でのダウンロードには、気を付けようと思う。
☆ なりすましがあるので、気を付けなくてはいけないと思う。
☆ ビデオが分かりやすく、よく理解ができた。
 自分専用の携帯電話を持っている児童が約25%で、今後も中学生になれば携帯電話を所持する子どもが多くなることが予想される。今の段階では、実感のない事例もあったが、予備知識として活用できる学習内容でした。携帯電話やパソコンを今以上に活用していく児童に、それらの利点と欠点・注意すべき点などを十分理解させていくきっかけとなったように思います。

【豊橋市立磯部小】人権週間での取り組み

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 磯辺小学校では、人権週間への意識の高揚を求めて、全学年が1時限、人権に関する内容を取り上げて授業に取り組んでいる。クラスの子どもの実態を捉えた上で題材を設定するので、授業内容がクラスごとに違う。その違いを多くの子に見てもらうために、クラスの前の掲示板にその授業の「ふりかえり」で書いた児童のことばを掲示してもらい、人権週間の1週間は、全校児童が人権についてじっくり考えてもらえるようにしている。
 上の写真が、各学年・学級の掲示板や板書の一部である。このように足跡を残しておくことで、次年度の児童の指導にも役立ててもらいたいと考えている。
 本年度は、授業に取り組むために授業案を書いてもらい、人権フォルダの中に各学年の授業案も残している。次年度は道徳授業のより充実をはかるために、このフォルダを利用してもらうように働きがけをし、さらに改良を加えていく。そして、日々の道徳の授業を通して「人権の内容と意味」を教えるようにし、12月の人権週間への取り組みのときには、子どもたちに守ることの必要性と大切さを気づかせ、実践できる子の育成ができたらよいと考えている。

【一宮市立中島小】携帯電話の正しい使い方を勉強しました

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 多くの小・中学生が携帯電話やインターネットを使用している今、それらに関するトラブルがたくさん発生しています。特に、メールや掲示板などへの書き込みによるトラブルや、様々なアプリ利用に関するトラブルが後を絶ちません。自分の携帯電話を所持している児童の数も増えてきており、携帯サイトの中で不特定多数の人と交流している児童もいます。
 そこで、携帯電話やインターネット使用のルールやマナーをきちんと理解するために、6年生の児童を対象に、NTTドコモの方を講師に招いて「携帯安全教室」を行いました。
 「自転車に乗っているときに携帯が鳴ったら?」「自分の写真をプロフに公開するのは?」等の質問について、クイズ形式で答えを考えていきました。その後、携帯電話使用のルールやマナー、問題点等について、詳しく説明をしていただきました。特に「親しい友達でも勝手に写真を撮ると肖像権の侵害です。」「購入前の本を写真撮影すると著作権違反です。」という、身近な行為についても分かりやすく説明していただきました。
 そして、携帯電話のゲームに没頭して、生活が乱れてしまった中学生のドラマをVTRで視聴しました。内容も分かりやすく、携帯電話の問題点について、どの児童も真剣に考えることができました。約45分間の内容でしたが、携帯電話やインターネットのルールやマナーについて、しっかりと理解することができました。

【南知多町立内海小】インターネットを安全に使うネチケットについて

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 平成25年1月29日(火)、6年生は「ネチケット」について学習しました。
 「ドラえもんの秘密道具『透明マント』があったら何をしたい?」という話から、子どもたちは「姿が見えないなら悪いことをするかも…。」という意見が出ました。インターネットでも透明マントと同じように、正体を隠せるという特徴があります。本音で話し合いをするというメリットがある反面、心無い書き込みや出会い系などのサイトを利用し人をだますということもできるのです。だから、インターネットを使うときは自制心がとても大切になるということを学びました。
 また、携帯電話などでもネットゲームやブログなどが盛んに利用されていることから、友だちのIDを聞き出し勝手に利用したり、払いきれない額をゲームなどで課金したりする問題にも触れました。
 これらの問題は、現実世界では自制ができてもネットの世界になると、とたんに軽い気持ちで物事を判断してしまって起こるものであることから、いつでも現実世界と結び合わせて考え、「危険なもの」と判断できるようにすることが大切であることを実感しました。
 最後に実際の掲示板を使ってチャット体験も行い、匿名だから言えることや匿名だから言ってはいけないことについて学びました。

【刈谷市立小垣江東小】みんなの心が温まる子どもたちの活動

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 本校で行っているみんなの心が温まる活動について2つ紹介します。
1「キラリカード」
 一日の終わりのマイタイム(帰りの会)で、良いことをやっていた人のことをみんなの前で紹介します。
 例えば「Aさんが給食当番のBさんの歯磨きの準備をやってくれました」とか「C君がぼくの水筒を保管場所から持ってきてくれました」「絵の具セットを洗うのをDさんが手伝ってくれました」などの良いことを発表します。
 これを☆型の紙に書いて教室に掲示します。3学期になると教室いっぱいに良いことが貼り出され、大きな木に実がなっているようになります。今では、教室の壁面はこの紙がいっぱいにあふれています。
 みんなが良いことを進んでやるようになり、人間関係がとても良くなり、優しい雰囲気が学級の中にあふれてきます。
2「メリーさんのほっこり郵便」
 この活動は児童会活動の一つとして今年から始まりました。ねらいは『友だちを増やそう、大切にしよう、まごころを伝えよう』というもので、手紙を書いて児童会のポストに投函すると、児童会役員が郵便屋さん(これをメリーさんと呼ぶ)となって、その子に手紙を届けるというものです。手紙の内容は、もらった子がうれしくなるような内容を書くというきまりがあります。
 ふだん、仲良くしている友だちや、ふれあい班(1年〜6年までの縦割りの班)が同じ子など、いろいろな子に手紙を書いて、それをメリーさんが届けることで温かい学校の雰囲気を作っていこうという活動です。
 全校の子どもに最低一人1通は届くように、児童会役員が名簿にチェックして、まだもらっていない子には、高学年の子どもが手紙を書くようにしています。みんな自分に手紙が届くのを楽しみにしています。