携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【豊橋・谷川小】「事例で学ぶNetモラル」を使って授業をしました

 谷川小学校では、「事例で学ぶ Netモラル」の教材を使って、情報モラル教育を行ってきました。
 4年生では、社会や総合などの教科・領域で調べ学習をする機会が多くなってきました。また、昨年度、国語でローマ字を学習し、ほとんどの子がコンピュータを利用するときにローマ字入力をすることに慣れてきました。

 事前にインターネットや携帯電話に関するアンケートをした結果、以下のような傾向が出てきました。
・ほとんどの家庭でインターネットができ、7割弱の子が、主に調べものや、音楽を聴いたり動画を見たりして利用している。
・8割の子が携帯電話に何らかの形で触れている。(家族のもの・自分のもの)
・ほとんどの子が「携帯電話を持ちたい」と思っている。
・ネット社会に関する言葉をあまり知らない。
 普段何気なく利用しているネットについて、何の恐怖も感じたことがないと回答した子が約半数いました。ネットで起きる問題について、あまり知らない子が多いようです。そこで、「事例で学ぶ Netモラル」での学習を進めました。

 学習を通して、子どもたちは以下のようなことが大切であるとわかりました。
・困ったWEDページにたどり着くのは、ふざけて次々とクリックしてしまうからだと思った。ちゃんと見て、クリックをしていきたい。
・個人情報を守るためには、知らない人からの電話に出ないようにする。また、名前や電話番号を聞かれても言わないようにする。
・パスワードの大切さがわかった。パスワードを覚えていないと、自分が保存しておいたものがみられなくなってしまうことがわかった。
・ゲームをやりすぎると、健康によくないので、注意していきたい。

 全体の感想としては、以下のようでした。
・ネットモラルの基本がわかりました。
・パソコンを使うときは、やっぱり大人の人と一緒に使わないといけないなあと思いました。
・しっかりとルールを守ってやらないと、失敗することがあるとわかりました。
・インターネットは、とても便利な道具でもあり、とてもこわいものでもあると思いました。

 インターネットや携帯電話を扱うときの考え方が変わった子が多くいました。この学習を通して、ほとんどの児童が、より身近な問題としてとらえられるようになったと思います。今後も、情報化社会の中で、このような機器を正しく安全に使っていけるように、定期的に指導を行っていきたいです。そして、少しでもネットモラルに関心をもっていくことを期待しています。

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