携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【安城・梨の里小】文字だけで思いを伝える難しさ

 本校に、ソフト「ジャストスマイル」が導入されており、主に学級活動や道徳の授業で情報モラルの学習を行っている。情報教育の年間指導計画を立て、低学年では「知らない人に、連絡先を教えない」「日常生活でのマナー・コミュニケーション」「写真と肖像権」「情報機器の活用方法」、中学年では「不適切なWebに遭遇したときの対処法」「文字だけで思いを伝える難しさ」「著作権の概念を知る」「なりすまし」「著作物の利用」、高学年では「ケータイと私たちの生活」「チェーンメールへの対処」「ネット依存症」「ネット上で知り合った人との約束は危険」「情報を発信するときの責任」「個人情報を奪うWebサイトを見抜く」「ネット上での情報が広がる仕組み」の学習を進めている。
 また、理科や社会科、総合的な学習などでインターネットを使って調べる際にも、インターネットに掲載されている情報は全て真実とは限らないこと、有害サイトにアクセスしないことなどに触れることで、教科と合わせて情報モラルの学習ができるようにしている。
 4年生ではジャストスマイルを活用してパソコンでメールを体験させた。「文字だけで思いを伝える難しさ」について、考えさせるために教師側から「あれ」や「これ」といった代名詞を多く使ったメールを送り、わかりやすいかわかりにくいかを尋ねたところ、わかりにくいという児童がほとんどであった。そこで、どのような文を送れば相手に伝えることができるかを発表させたところ、「具体的な内容を書く」「わかりやすい言葉を使う」などの意見が出た。その後、個人でメールのやりとりを行わせたところ、具体的な内容のものが多く、相手にとってわかりやすいメールを作ることができていた。
 今後も、コンピュータに触れ、操作することを通じて、児童にとってわかりやすい学習ができる授業を実践していきたい。
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