携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【春日井・味美中】携帯電話を利用するときの情報モラル

 11月に、2年生の各学級で携帯電話を利用するときの情報モラルに関する授業を行った。Sky(株)の「SKY MENU Pro」の仮想携帯機能を使って、メールの送受信やプロフ作成を擬似的に体験しながら、携帯電話は簡単で便利な半面、使い方によっては様々な危険が潜んでいることや起こりうるトラブルの事例などについて学んだ。
 PCの画面に携帯電話が登場し、室内のみのネットワークではあるが、互いにメールのやりとりができることを伝えると、生徒たちは夢中になって送受信を繰り返し、楽しみながら便利な点を体験した。携帯電話の色や機種・壁紙などが変更できるといった本物の携帯電話に近い機能も備えてあり、生徒たちの表情も生き生きとしていた。中には、ネット上の画像を添付したり、プロフをリンクさせたりと、教師が教えなくても仮想携帯の機能をフルに活用していく生徒もいた。
 教師用PCから、出会い系や高額な料金を請求する内容などの事例メールを送ることにより、いろいろな迷惑メールが存在することを擬似的に学ぶことができた。また、教師用PCの画面を提示して、生徒のメールの内容がすべて一覧となって表示されていることなどを伝え、実際の携帯電話の場合にも、このように管理された中で行われていることを体験的に知ることができた。さらに、授業の最後には、各々の生徒が使用したパケットと発生した料金を表示し、この1時間の間にも高額の使用料が発生していることも身をもって学んだ。
 生徒の感想からも、「リアルな感じがあって楽しかった」「思ったより料金が高くてびっくりした」など、充実した時間であったことが伺われた。
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【幸田・荻谷小】情報モラル教育講演会・授業参観の取組

 荻谷小学校では、学校と家庭が連携して情報モラル教育に取り組むために、毎年「情報モラル授業参観日」を設けています。加えて本年度は、岡崎市視聴覚ライブラリーより講師をお招きして、保護者を対象に情報モラル教育講演会を行いました。
 講師の先生からは、インターネットや携帯電話にかかわる最近の事件やトラブルの事例を紹介していただき、保護者の役割や責任について教えていただきました。
 情報モラル授業参観では、学級の実態や発達段階を踏まえて、以下の通り授業を行いました。
 1年生  「決められた時間や約束を守ろう」
 2年生  「正しい情報か確かめよう」
 3年生  「決まりを守ってゲームやコンピュータを使おう」
 4年生  「ネットの情報をそのまま信じないようにしよう」
 5年生  「情報を正しく判断しよう」 
 6年生  「ネット社会のモラルを考えよう」 
 あしの芽 「メールを送ってみよう」  
       「電話の使い方を知ろう」
 5年生では、幸田町教育研究会学習情報部が作成した「情報モラル指導 学習指導案」を学級の実態に合わせて用い、授業を行いました。おもしろ半分でネット上の掲示板に書き込みをしたり携帯電話で撮った写真を送ったりしたことで、相手に嫌な思いをさせ、深く傷つけてしまった事例を学習しました。児童は、「インターネットは、あっという間に広がってしまうから、おもしろ半分でやることはこわいと思いました。自分がされていやなことは、インターネットや携帯電話では、絶対にやってはだめだと思いました。」と感想をもちました。

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【岩倉・五条川小】保護者を対象にした教育講演会

 岩倉市立五条川小学校では、今年度も各学級で「事例で学ぶNETモラル」を利用し、年間数回の情報モラル教育を行っています。今年度は、5月22日にPTA主催で保護者を対象に教育講演会を行いました。KDDIより相馬宏先生をお迎えし、「ケータイ教室 安心・安全講座」と題し、1時間の講演を聴きました。

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【西尾・東部中】「インターネットを通じた人との関わり」

 西尾市立東部中学校では、1年生の道徳の時間に、コンピュータ室でのビデオ視聴を取り入れたNetトラブルについての授業を行いました。『インターネットを通じた人との関わり』をテーマに、インターネットの利点と問題点について話し合いました。
 東部中の1年生は自宅でコンピュータを利用する生徒が多く、掲示板、チャット等も日常的なものとなっている生徒もいます。授業では、出会い系サイトから起きる架空請求や、掲示板を通じた友達とのトラブルを映像として見ることや、自分の操作するコンピュータで掲示板などを仮想体験しました。
 生徒の感想には「身分をあかさないことが怖い」や、「多くの人とかかわることができるのは便利」というものがありました。

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【東浦・生路小】携帯電話を安全に使うために

 東浦町立生路小学校では、平成24年1月11日(水)、「NTTドコモ『ケータイ安全教室事務局』」から2名の講師の方をお招きして、5年生を対象に「ケータイ安全教室」を行いました。
 チェーンメールで友達とトラブルになったり、なりすましメールや個人情報漏えいによって巻きこまれたりする事件などを紹介していただき、携帯電話の使用に伴う危険を知ることができました。とくに、単純な情報で個人が特定されてしまうことは、子供たちにとって驚きだったようです。また、ルール・マナーについての間違い探しゲームをして楽しく学びました。
 携帯電話のマイナス面だけでなく、「緊急地震速報」の活用で身の危険を避けることに役立つなど、携帯電話使用のプラス面についても学びました。
 子供たちは、「ちょっとした情報で個人が特定されてしまうことが、ゲームを通して分かりました。とても怖いと思いました。」「これから携帯電話を持つかもしれないが、携帯の情報にはとても悪質なものがあり、気を付けて使わないといけないと思いました。」などと感想を持ち、気持ちを引き締めることができました。
 最後に、講師の方から、携帯電話を使う際の心構えを「いくじ」の文字を使ってキャッチフレーズにしていただきました。教室に掲示して、これからも情報モラル意識を高めていきたいと思います。
「い」・・・いけません!お店で勝手な撮影は
「く」・・・くりかえす変なメールは受信拒否
「じ」・・・自分のことを何でも書いちゃダメ!

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【豊根・豊根小】情報社会を生きる

 5年生の子どもたちは、社会科で「わたしたちのくらしをささえる情報」という学習を行っている。自分たちの暮らしが情報によって支えられていることを学んでいる。そこで情報は取り扱いによっては問題になることもあるので、DVD教材「ケータイ安全教室」を使い、情報をとりまく問題について考えてみることにした。
 子どもたちに携帯電話をもっている子はいないが、ほしいか質問したところ、高校生になったらほしいという答える子が多かった。また、子どもたちに携帯電話について知っていることを聞くと、「電話」「メールができる」「写真・動画が撮れる」「天気やニュースなどの情報が得られる」「音楽が聴ける」「買い物ができる」などと答えた。次に、携帯電話の危険性を聞くと、個人情報が漏れることがあげられた。
 そこで、DVDを試聴し確認すると、個人情報を何気なく書きこんでしまうことで、メールやプロフ、インターネットのサイトを通して情報が知られ、それによって犯罪に巻き込まれてしまうことに気づいた。また、何気ない書きこみで人を傷つけることも知った。そしてそれはパソコンを扱う上でも同じことが起こるということを知らせて授業を結んだ。
 児童のまとめには「携帯電話は使い方によって、危ないものなのだなと思った」「私が危険だと思ったのは友だちに嫌なことを書きこむことです」「携帯は怖いものではないと思っていたが、怖いことがたくさんあった」「パソコンを使う時には気をつけたい」等の感想があげられた。この授業を通して、情報を扱う時は、一人一人がルールやマナーを守ることが大切であるという意識を高められた。

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【豊明・豊明小】携帯電話の安全な使い方

 5年2組では、ケータイの安全な使い方について学習しました。事前のアンケートでは、ケータイを使用している児童は半数以下でした。その一方で、ケータイを持っていても場所や時間を気にせず使っている子もいました。
 授業では、まずケータイで何ができるか、話し合いました。メール機能を使っている児童はほとんどいませんが、家族との電話連絡で使用している児童が多くいました。持っていない児童でも、テレビ機能、インターネット機能など、便利な機能を挙げていました。
 次に、ケータイを使うときのマナーについて話し合いました。電車の中では使わない、などが出ましたが、理由は「話し声や着信音が迷惑になるから」というものでした。他に、ケータイは電波を発しているので、病院や飛行機では使用してはいけないことを学習しました。
 その後、ドコモから配布されている「ケータイ安全教室」のDVDを視聴しました。児童の知らないルールが出てくると、「へえ〜」「そうなんだ!」などのつぶやきが聞こえました。また、チェーンメールについては、自分も加害者になってしまうこと、絶対に返信してはいけないことを確認しました。
 授業後の感想では、「ケータイを持っていると、良いことと悪いことがあるんだなと思った。」「便利なところもあるけど、悪用されているところもあるので、気をつけようと思った。」といった意見が出ました。正しく使おうとする意識を高めることができました。

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【南知多町教育委員会】町内小中学生にアンケート実施・教務主任研修会にて情報提供

 南知多町では、冬季休業直後に町内全ての小学校6年生、中学校2年生を対象に、情報教育に関する実態調査を行いました。その結果を、学校教育課が集約し、1月の教務主任研修会で資料化して情報提供し、各校の情報教育及び情報モラル推進の資料としての活用を依頼しました。
 アンケートは、「携帯電話等の所有」、「好きなコミュニケーションの手段」、「自分に携帯電話等は必要か」など、10の設問を用意しました。調査結果からは、「携帯電話等の所有率」が、小学校6年生で15%、中学校2年生では男子が39%、女子は61%と年齢と性別で大きく異なることがわかり、「所有者の使用時間」は、小学生が「10分以内」が46%であるのに対して、中学校2年生は、「30分以上」が、男子の約5割、女子の6割を超える実態が明らかとなりました。また、情報機器を使用する際の「家庭内の約束」は、小6で4割弱、中2では3割前後しかなく、情報モラルに関する保護者への啓発についても、一層工夫していく必要性が感じられました。
 比較的穏やかな風土で、大きな問題事案は発生していませんが、学校・子ども・保護者の共通理解が指導の基盤である点は変わりません。各校では次年度へ向けた教育課程を編成する時期にあり、実態を踏まえた系統的な情報教育の在り方の検討を依頼するとともに、町教育委員会としても教員の研修や保護者への啓発の充実を図る手立てを考えていきます。

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【安城・明祥中】チェーンメール

 1年生の生徒は、普段の生活でメールを利用する生徒が多い。そこで、チェーンメールの危険性について理解し、安易に転送してしまう生徒が出ないことをねらいとし、授業を行った。
 導入で、転送しなければ交通事故に遭う、呪いがかかるという内容のチェーンメールについて考えた。展開として、さらに、3件のチェーンメールについても考えた。2件のメールから、メールアドレスや具体的な人名・地名が明記されていれば、チェーンメールではないと判断するという実態を得た。また、3通目のメールについては、血液が足りず命の危険にさらされており、大至急献血を呼びかけるため、転送して欲しいというメールに対して、8名の生徒が「人として、命を助けなければならない」、「病院名が記されているから、このメールはうそではない。」といった理由で、転送すると答えた。そこで、「愛知県赤十字血液センター」のホームページを閲覧し、献血についての情報はこのホームページに全て掲載され、メールで献血を依頼されるようなことはないことを確認した。
 生徒たちにとって身近な題材であり、興味・関心をもって取り組む生徒が多かった。授業後の振り返りに、「チェーンメールは、転送してはいけないことがわかりました。」という感想が出ていた。

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【蒲郡・蒲郡北部小】インターネットの危険性や著作権について学習しました

 5年生の子どもたちは、3年生の頃に、インターネットの危険性についての学習をしました。しかし、4年生、5年生と学年が上がるにつれて、インターネットの使い方が変化してきました。
 授業で、どのようなことにインターネットを活用しているのかを聞くと、調べ学習や、習い事などに関わるホームページを自分で検索するといった意見が出ました。また、学習以外でも、音楽を聴いたり、動画を見たりするために、インターネットを使うといった意見が出ました。3年生の時にはインターネットの危険性を学習し、有料サイトや危険なサイトについて気をつけている児童やフィルターをかけてアクセスできるサイトを制限しているご家庭もありました。しかし、音楽をダウンロードすることや動画を見るといった機会が増えてきた子どもたちの著作権などについての知識はまだ不十分です。そこで、インターネットの危険性についての意識をよりいっそう高めたいと考え、授業参観に合わせて、インターネットの危険性や著作権についての授業を行いました。
 インターネット上にある、お得な情報などが書かれているホームページであっても、個人情報を入力しないことや、動画を見たり、音楽をダウンロードしたりするとき、違法にアップロードされた動画や音楽ではないかに気をつけることについて、仮想体験などを通して学習しました。インターネットの使い方について、児童だけでなく、ご家庭でも一緒に考えてくださることを願っています。
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【犬山・犬山南小】「3年生ネットモラル授業」

 犬山南小学校では10月28日授業参観の折に3年生で、「ネット社会の歩き方」と題して、CEC(財団法人コンピューター教育開発センター)作成の「親子のためのネット社会の歩き方」を利用して授業を行いました。プレゼンテーションを一部3年生向けにやさしい言葉に直し、大画面液晶テレビを利用して授業に使用しました。 
 3年生はまだローマ字を学習したばかりで、頻繁なインターネットの利用や、個人所有の携帯電話を持っている児童はいません。だからこそ、この時期にネットモラルの学習を進める意味があります。児童にとってはPCや携帯電話は夢の道具であり、欲しい物である事がわかりました。最初に、「透明人間になれるとしたらどんなことをしますか?」という問いが出てきます。嬉々としてほとんどの子が「銀行強盗や泥棒」といったたぐいの「悪いこと」をしたいといいました。まさにこれがネット社会の「透明人間病」です。人は顔が見えない、誰かわからないとなると、いいことを考えず「悪の気持ち」が起きてくるのだということを意識させました。これがネット社会の抱える問題で、顔が見えない、誰かわからないと悪いことを考えてしまう(本当は誰が発信したのか、調べればわかるようになっていると話す。)。このネット社会には「光と影の部分」があるということ。そして、その影の入り口がインターネットや携帯電話でもあることを指導しました。
 私たちは現実の世界に生きています。ネット社会で本当に大切なのは、「現実の生活のあいさつや友達関係、親や周りの人たちとの人間関係を大切にすること」です。保護者の中には、まだ早い、とか難しいので今やる必要がないのではという意見もありましたが、子供たちを取り巻く環境は親が思っている以上に進んでいます。大人たちの考えない方向へ、ネット社会では簡単に進んでしまうことがあるのだということを肝に銘じておかなければならないと思います。

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【西尾・吉田小】情報モラル学習の取り組み

 吉田小学校の4年生を対象に、携帯電話のメールによる友達とのトラブルが起こった例題をもとにクラスで話し合いを行いました。
 Y子はS子の悪口をメールで送ったが、「やはり書きすぎたかな。」と反省をしました。しかし次の日、全く別の友達から「S子とは友達にならないほうがいいよ。」と聞かされ、驚いたという内容です。教師の「あなたがY子さんなら、どうしましたか。」という発問に対しての子供達の意見は「メールで誰かに言うんじゃなくて、次の日学校でさゆりさんと話し合う。」「ごめんなさいとS子にあやまる。」「メールはだめ。次の日S子さんと話す。」など、きちんとS子と話し合うという意見が多く見られました。また、「あなたがY子の友達なら、どうしましたか。」という発問には、「そんなメールはまわさずに確かめる。」「そんなのいじめだよとY子に言う。」「本当かどうか分からないのにそんな噂はしない方がいい。」という意見でした。
 授業を終えての子供達の感想には、「メールでの悪口は言わない大人になりたいです。」「携帯は一人にメールを送ってもいろんな人に回るからとっても怖いなあと思いました。」「私はそんな人にはなりたくないし、そんな人にはならない。」と書かれていました。メールの使い方を誤ったときの怖さや、他人を中傷するようなメールが回ってきたらどうしたらよいのかを子供達はじっくり考えることができました。将来、子供たちが携帯電話を持つようになったときに、この授業のことが少しでも生かされ、正しい判断ができることを願います。

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【大口・大口中】インターネットや携帯電話を上手に利用する方法について学習しました

 丹羽郡大口町立大口中学校では、1年生を対象に、ネット社会の落とし穴〜ネットコミュニケーションについて考えよう〜と題して、インターネットや携帯電話を上手に利用する方法について学習しました。
 事前に行ったインターネットと携帯電話についてのアンケートを基に、同じ学年では、携帯電話を持っている人が少ないことや、過去にインターネットや携帯電話を利用した際に、怖い思いや困った事を経験した事例を知りました。その上で、NTTドコモの方に、インターネットや携帯電話の悪用の事例を話していただきました。生徒の感想によると、インターネットや携帯電話を利用したり、ブログやプロフなど作成する際は、個人情報を大切にしなければいけないこと、チェーンメールに関わらないこと、不正請求など困ったことがあったらすぐに大人に相談することなどが特に心に残ったようです。
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【豊橋・岩西小】個人情報流出の危険性について学習しました

 岩西小学校5年3組では、インターネットでの個人情報流出について授業を行った。
 まず、自分たちがどのくらいインターネットを使っているか振り返り、たくさんインターネットを使っていることを実感した。そして、実際にインターネットのブログとはどんなものかを見たり、「事例で学ぶNetモラル」のビデオ教材を使ったりして、インターネット上の他者に自分の情報を与えてしまう恐さについて学んだ。子どもたちは、自分たちと同じようにインターネットを使い、ネット上で知り合った相手に簡単にメールアドレスを教えてしまった事例や、ゲームの興味にひかれて簡単に個人情報を登録してしまった事例に対して、「ぼくも、はまったらやっちゃうかも」というように、自分にも起こりえることである考えた。授業を通して、自分や友達の情報を流さないように注意していこうと考えることができるようになった。

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【西尾・一色中部小】携帯電話利用の実態は?

 本校では、1学期に、家庭教育セミナーとして、5、6年生と保護者を対象に、NTTドコモから講師を迎え、「ケータイ安全教室」を行いました。
 そんな中、保護者から、「子どもから、『みんなが持っているから、ケータイが欲しい』と言われたけれど、どのくらいの子が持っているのでしょうか。」という相談を受けました。そこで、実際に、子どもたちにアンケートをとり、実態をつかむことにしました。ケータイを持っているかいないのか、持っている場合はどんな使い方をしているのかについて調査しました。
 その結果、「みんな」がもっているわけではなかったですが、高学年では多くの子が携帯電話を使っていることがわかりました。また、低・中学年では、お迎えのための連絡方法として使うことが多いのに対し、高学年では、友だちとのメールや電話として使っている子もいて、改めて、携帯電話の使い方の指導の必要を感じました。
 そして、この現状を知ってもらうとともに、全員参加ではなかった携帯モラルの内容についても、再度保護者に知らせるために、毎月発行している「生活指導だより」として、全家庭に配布しました。

【西尾・一色中部小】資料

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【犬山・犬山中】セルフディフェンスについて

 犬山市立犬山中学校では、6月24日(金)に全校生徒を対象とした、学校保健委員会「健康ひろば」が開かれました。「セルフディフェンス 〜自分の体は自分で守ろう〜」をテーマに、近年、ネットや携帯電話による情報化や、地域社会の希薄化など、子どもたちを取り巻く社会環境が変化し、誰もが不審者に遭う可能性があり、子どもたちを安心して育てることのできない世の中になっていること。また、幼い子どもたちを狙った犯罪が後を絶たず、社会全体で子どもを守るだけでなく、子どもたち自身が意識を持ち、自分の身を守るための知識と判断力、行動力を身につける必要があることを学習しました。
 「健康ひろば」の事前学習として、6月21日(火)に全校生徒を対象とした、「携帯電話・ネットに警戒」と題して集会を行いました。サイバー犯罪を防止できるように、生徒指導部からの話、養護教諭からの話、サイバー犯罪防止のビデオを視聴し、携帯電話やネット社会の恐ろしさについて学びました。

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【あま・甚目寺中】正しく安全な携帯電話の使い方について学びました

 平成23年6月23日(木)、「NTTドコモ『ケータイ安全教室事務局』」から2名の講師に来ていただき、「ケータイ安全教室」を開きました。武道場で、中学1年生211名(ほとんどの生徒が携帯にふれたことがある)が、正しく安全な携帯電話の使い方について、具体的な事例をもとに学びました。
 プレゼンテーションソフトを利用して、チェーンメールでの友達とのトラブル、メールでのなりすましや個人情報漏えいによって巻き込まれた事件を紹介されました。チェーンメールなど携帯電話の危険性や、周りの人に迷惑をかけたりする場所や場面について話をされました。個人情報については、三つ四つの単純な情報で個人が特定されることを、質問ゲームで楽しみながら知ることができました。
 ただ、こういった携帯電話のマイナス面だけでなく、「緊急地震情報」を受信して身の安全を守ることに役立てたり、「迷惑メール防止機能」や「フィルタリング」でトラブルを防止して安全に携帯電話を便利に使えることも教えていただきました。

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【西尾・寺津小】気をつけよう!掲示板の使い方

 本校では、年に3回各学年に応じて情報モラルの学習に取り組んでいます。特に11月の第4週を、情報モラル週間として、1年生から6年生までの全クラスが教材ソフト『事例で学ぶNetモラルWeb版』を使って、学年に応じた映像を見ながら情報モラルについて学習しました。
 3年生では、『掲示板を使うときには、責任を持って書き込もう』というテーマで、掲示板を使うときの約束について学習しました。子どもたちは感想で、「けいじばんに書きこみをするときは、わる口みたいな言葉になってないか、もう1回読み直した方がいい」「読む人の立場になって書かないといけないと思った」「読んだ人がきずつかないようにしたいな」と発表し、掲示板に書き込みをする際にはそれを書いた人や読む人が嫌な気持ちにならないように気をつけることが大切であると感じたようです。
 多くの子どもたちは、ホームページを見たりゲームをしたりすることはあっても、ネット上や携帯で文字を使って自分の気持ちを伝えたことはありませんでした。しかし、子どもたちにとってパソコンや携帯は身近ですぐに手にとれるものとなっています。『事例で学ぶ Netモラル』では、コンピュータを使ってクリックしながら映像を見ていくことで、子どもたちが体験的に学ぶことができ、インターネットや携帯電話をまだあまり使ったことのない児童にも情報モラルを身近に感じる機会となっています。

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【知多・新田小】情報アンケートをもとに授業

 本校は本年度、4〜6年の児童を対象に、コンピュータや携帯電話を使ってのインターネット利用についてのアンケートを実施しました。その結果から実施した授業のひとつ(6年生)を報告します。
 ねらいは、「個人情報がコンピュータなどを通して漏れていることに気づかせ、個人情報を守るための方法を考えることができる」こととしました。コンピュータや携帯電話を使うことで、便利な点・問題になる点には何があるかを出し合ったあと、個人情報には、どんなものがあるかを考えました。そのあとに模擬画像で、「会員になると無料で利用できる・ポイントがたまる」というサイトを見せ、会員になるために、住所・氏名・電話番号・メールアドレスなどを画面に従って登録すると、こんなことになってしまうというような模擬体験をさせました。
 
児童からは、
・登録するときは、親と一緒によく考えてしたい。
・むやみに検索したり、個人情報を入れたりしない。慎重に使うことが大切だと思う。
・気をつけないと、自分だけでなく、まわりも被害にあってしまうと思った。
・使うときは、十分注意しようと改めて思った。
・しっかり説明を見ないとだめ。
・個人情報を簡単に書き込まないようにしたい。
など、積極的に意見が出されました。

 怖いからやらないではなく、インターネットなどの便利なところをきちんとおさえ、何に気をつけていけばいいのかをしっかり考えさせ、保護者への情報モラルへの関心を持たせる取り組みも考えていけたらと思います。

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【豊川・東部中】情報発信の落とし穴

 今年度は、生徒の学習効果の他に、教員の指導力向上を大きなねらいとしました。
情報モラル教育の必要性は感じながらも、何をやればいいのか分からない、情報機器は苦手だから指導に気後れする、という教員も少なくありません。そこで、指導案・ビデオ資料・ワークシートを用意することで、情報機器が苦手な教員でも授業ができるようにしました。
 今回の授業は、チェーンメールへの対応を考えるのがテーマです。授業後の生徒の感想は次のようでした。
・メールなどの情報は、こわいなと思いました。必要最低限の人にしか、アドレスを教えてはいけないと思いました。(1年・男子)
・私も転送するか、しないか迷いました。今日の授業のメールは転送してもいいと思いました。でも、本当に起きたできごとなのかは、メールだけでは分かりません。だから、「転送しない」にしました。最後は自分が決めなければならないので、メールとか、情報発信はこわいなと思いました。(1年・女子)
・思ってもいないことや事実ではないことを書くことは、とても簡単なことだから、書いてあることが本当のことなのかも分からないし、相手の顔を知らないとよけいにこわいので、やっぱり、面と向かって話すのが一番安心だなと思いました。(1年・女子)
 一方、授業者の感想は次のようでした。
・一般的にチェーンメールは転送してはいけない。今回の授業で使ったメールは、あまりに緊迫した内容で信憑性がありそうだと思うと、生徒も私も判断に迷った。
・メールは生徒たちにとって最も身近な情報伝達になっている。こうした学習機会はぜひ設けるべきだと思う。そして、このビデオ教材なら簡単に活用できるのでとてもよいと思う。
 今年度は、1年生と1年職員を対象に行いました。今後は、利用できるコンテンツを充実させ、内容をよりよいものに変えていきながら、全校体制で情報モラル教育に取り組めるようにしていきたいと考えています。

【豊川・東部中】資料1
【豊川・東部中】資料2
【豊川・東部中】資料3
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