携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【岡崎・甲山中】特別支援教育における情報モラル学習

 特別支援学級においても、情報モラル教育の必要性を感じている。本学級の5名の生徒全てが、日常的にインターネットを活用している。さらに、ブログで情報を発信したり、インターネット上で知り合いをつくったりする生徒もいる。そこで、本実践では、特別な支援が必要な生徒が、体験的に情報モラルを身に付けることを目的とする。
 授業実践の導入として、スカイメニューランチャーを利用してアンケート調査を行った。“インターネットは絶対に安全である”という問いに対して、安全であると答える生徒が多かった。安全ではないと答えた生徒でも、どのようなことが危険であるかは答えられなかった。

 今回は、予定表付きカレンダーをつくる課題を設定した。カレンダー製作に使う画像が、肖像権及び、著作権に抵触しているかどうかを課題とした。授業場面では、コンピュータに堪能な生徒が、著作権という言葉を聞いたことがあると発言した。著作権については、写真や絵に関わることであるということは知っているようである。詳しい内容を学習するために、岡崎教育ネットワーク総合リンクより、事例で学ぶNetモラルを活用した。サイトでは、問題文が表示されるとともに、音声で読み上げられ、生徒の内容理解を促進していた。小学生向けの題材であったが、支援クラスでも十分利用することができた。
 生徒の気づきとして、ホームページなどの形で、不特定多数の人に配信する場合に著作権侵害と関わることが理解できた。自分が過去に行ったことは、違法ではなかったかどうかを尋ねるなど、強い興味を持った。感想では、不安を覚えていたが、さらに学習して、安心してインターネットを使えるようになりたいという、学習に前向きな姿勢を示していたことは評価できる。しかし、さらに正確に理解することができるように、継続して情報モラル学習を進める必要があると感じた。

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【刈谷・富士松中】「チェーンメールについて考えてみよう」の授業を通じて

 第1学年で授業を行い、それにあたって学級の生徒に携帯電話のアンケートを行った。その結果、携帯電話を持っている生徒は6割を超え、多くの生徒が持っていることを知ることができた。また、持っていない生徒も今後持ちたいという考えをもっていた。
 今回の授業は、携帯電話を持つ中であげられる問題の一つである「チェーンメール」をとりあげ、チェーンメールとはどういうものかを知らせた。『事例で学ぶNetモラル』でチェーンメールについての映像を見せ、そしてチェーンメールが送られてきたら、人はどんな行動をとるのかいろいろなパターンを考えさせた。それらの行動が良いのか、良くないのかを生徒に判断させ、問題点やどのように対処すべきかについて話し合いを行った。「削除する」は良い、「友達に教える」のは良くないと意見がはっきりするものもあったが、「友達に相談する」という行動は、意見が別れた。わからないから相談することは良いという意見もあれば、その友達から回り始めたら大変なことになるという意見も出た。様々な意見を出すなかで、どのような状況になるのかを考えることで、いろいろなところに迷惑がかかるということを理解できたようであった。
 授業後の生徒の感想では、「チェーンメールが来たら、広めない・削除するこの2つが大切なことだとわかりました。」や「送ると誰かの迷惑になってしまったり嫌な気分になってしまうから気をつけたい」など、今後チェーンメールの危険性や回って来たときの対処法などを理解させることができた。

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【小牧・米野小】 「ぼくたちの 個人情報 ねらわれる?」

 学校公開日に、6年生での情報モラルの授業をしました。テーマは「個人情報の保護」で、情報モラル教材『春野家ケータイ物語』を使用しました。
 事前に調査したところ、現在携帯電話を持っている児童は、38人中13人で、今後(中学進学等に伴い)持つ予定の児童を含めると、3分の2以上になります。その他の児童も携帯電話には興味を持っていて、親の携帯をたまに使わせてもらっているという状況でした。携帯電話の中には、たくさんの個人情報が保存されています。携帯電話が便利に使える理由の一つは、この情報を上手に活用しているからです。今後、携帯を所持する児童が増える中、決められたルールの中で安全・適切に携帯電話を使用し、個人情報を扱うことの重要性を知らせるため、今回の授業を行いました。
 導入では、ワークシートを使って個人情報についてクイズ形式で学んでいきました。その後、教師が携帯電話を実際に操作しながら、携帯のディスプレイを実物投影機で拡大して、携帯電話には様々な個人情報があることを確認しました。次に、映像教材「春野家ケータイ物語」を使って、個人情報に関するトラブルについて視聴していきました。その後に、なぜ個人情報が流出するといけないのかを、グループやクラス全体で話し合いました。その中で、「ストーカーに狙われる」「悪用される」といった意見が出てきました。それら危険なものから身を守るために、個人情報の重要性とそれを守る方法について学びました。
 今回は、授業参観を通して保護者の方にも考えていただくことができました。今後も様々な場面を通して、個人情報、及び情報モラルについて児童に考えさせていきたいと思います。

【小牧・米野小】資料
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【豊橋・二川南小】安全なネットの使い方について学習しました

 4年生の学級で家庭でのインターネットの使い方について調査したところ、30人中14人が、自分一人で使う、または一人だけのこともあると答えました。さらに、おかしなWebページや大人が見るようなWebページが出てしまったことがある児童が7人もいました。そこで、4年生では、「安全なネットの使い方を考えよう」とインターネットの安全な使い方について学習しました。
 まず、インターネットには、どんなページがあるか考えました。楽しい情報や学習に役立つなどのよいページがある反面、大人が見るページやお金がかかり、ウィルスがあったりするよくないページもあるという意見が出ました。
 そこで、よくないページが出てしまったらどうすればいいか話し合いました。
 ・大人向けの情報が出てきたら元のページに戻る。
 ・そのページを消す。
 ・家の人に相談する。
というような意見が出てきて、不適切なサイトに出会った場合の対応の仕方を学習することができました。
 最後に、よくないページを出さないようにするにはどうしたらよいか話し合ったところ、「わからないボタンはクリックしない」、「大人と一緒に使う」などの意見が出ました。授業後の感想でも、インターネットを安全に使おうとする意識が芽生えてきたことが伝わる内容が多くありました。
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【美浜・河和南部小】ネット犯罪防止講話

 美浜町立河和南部小学校では、4年生26人、5年生16人、6年生20人、保護者15人の合計77人を対象に、ネット犯罪防止講話を実施しました。サイバー犯罪対策室の方を迎え、今日の情報化社会の便利さとそこに潜む危険について、学習を深めました。
 パワーポイント資料をもとに、情報端末の「心配な所」と「便利な所」を考えました。講話を聞いた児童からは、「情報端末は持つと便利だけど心配なところがたくさんあることが分かりました」とか、「いつも被害を受けることを考えていたけど、軽い気持ちでの他人の非難で自分が加害者になることもあることが分かりました」という意見が出されました。
 個人情報をパスワードや設定で守ることの大切さを確認するとともに、チェーンメールや心当たりのないメールに返信しないことなどを学習しました。困ったときには、親や先生に相談すること、決して自分一人で悩まないことを強調されました。情報化社会の中で、携帯電話やパソコンといった情報端末を使用するに当たって注意すべき事柄を考えるよい機会となりました。
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【一宮・大志小】全学年での情報モラル教育実践

 本校では、全学年で情報モラル教育を実践しました。
 低学年は、携帯電話の良い使い方や良くない使い方について、情報モラル教材のDVDを見た後、みんなで話し合いました。良くない使い方では、「まわりに人がいるところで、大声で話すのが良くない」「自動車や自転車を運転しながらメールなどをしてはいけない」などの意見が出ました。児童の中には、メールをしながら走ってきた自転車とぶつかりそうになった経験をした子もいました。話し合いを通して、携帯電話を使う時は、まわりの人に迷惑をかけないように使わなければいけないということがわかりました。
 高学年は、キッズパトロールの「アニメ」編や「ネチケット」編を見て、インターネットを利用する際のルールやマナーを学んだり、しまちゃんの情報教育特別講座(http://www.eonet.ne.jp/~sima/)のWebページ内にある教材の中から、ゲーム機の使い方・情報設備の活用マナー・テレビの見方について、子どもたちに課題を提示し、話し合い形式で授業を行ったり、情報モラル教材のDVDを見て、情報を発信する際に守るべきルールを話し合ったりしました。ネチケットについては、
 (1)目的を持って調べる
 (2)時間を決めて使う
 (3)家族で一緒に使う」
の3つの約束を知ることができました。
 また、高学年になると、自分でインターネットに接続して、ページを検索したり、ブログを閲覧したりしている児童や自分専用の携帯電話を持っている児童もいるので、今回の学習を通して、様々な情報を受け取ったり発信したりするのは、楽しいし便利だけど、正しく利用しなければ、自分や友達を傷つけてしまうことがあるということがわかりました。

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【東海・名和中】デジタル教科書を用いた情報モラルの指導

 本校では、夏休み直前の7月14日、全校生徒および参観を希望する保護者を対象に愛知県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策室の方を講師に迎え、「インターネット安心・安全講座」を開催しました。若年者がサイバー犯罪に大きく関わっている現状を学び、不正アクセス、著作権法違反、プロフサイトの危険、架空請求詐欺など具体的な例を紹介していただきました。
 2学期には、1年生技術・家庭科において情報モラルに関する内容を取り上げ、指導を進めています。デジタル教科書「情報モラルとコンピュータ(東京書籍)」を用いています。アニメーションや体験シミュレーションを行うことができ、体験的に指導を進めることができました。

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【刈谷・富士松北小】6年生の肖像権・著作権の授業を通して

 本校では、情報モラルについて各学年ごとにカリキュラムを定めて取り組んでいる。今回は、6年生で肖像権と著作権について、「事例でわかるネットモラル」という教材を用いて授業を行った。
 最初は、泣いた友だちが写っている写真を主人公が授業で使い、その友だちに嫌な思いをさせてしまう場面を通して、子どもたちに肖像権について考えさせた。その授業の中で、子どもたちから「もっと明るく元気な写真を使えばよかった。」「人の写真を勝手に使うことはよくない。」という意見が多く出され、無断で写真を使ったり撮影したりすると、相手に嫌な思いをさせることがあることを確認できた。また、インターネットを通して写真を公開すると、世界中の人々がその写真を見る可能性があることにも触れ、そこから生まれる危険についても考えさせることができた。
 次は、自分のホームページに、アイドルグループのホームページの素材を無断転用して苦情を受けるという場面を通して、著作権について学習させた。お話の中で、主人公が無断転用する場面が来ると、子どもたちから「だめだよー!」「まずいよ!」という声があちこちから上がった。また、何がいけないのか考えるときには、自分の持ち物についたCマーク(コピーライト表記)を紹介し、人の作ったものを使うには許可が必要だと説明したり、著作権を侵すと犯罪になると発言したりする子どももいた。
 子どもたちの授業後の感想をみると、「著作権を守らないことは、どろぼうと同じことなんだなあと思った。」「インターネットは便利だから簡単に絵を使えるけど、使うことが犯罪になるなんてこわいと思った。」といった、情報化社会の利便性に潜む危険に気づいたものが多くあった。このことから、子どもたちにとって今回の学習が有効だったと考える。また、「写真のことだけでなく、どんなことをしたら人が嫌がるのかをしっかり考えなきゃいけないと思った。」と、改めて大切なことに気づくことができた感想もあった。今後も、子どもたちが情報化社会の中でよりよい判断ができるよう、具体的な事例を用いて情報モラルの学習を進めていきたい。

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【田原・高松小】個人情報保護ついての授業

 本校では、5年生の児童が「あなたの情報教えていいの?」というテーマで、個人情報を大切にすることの重要性について学習しました。
 インターネット上には、プレゼントという誘い文句でアンケートに答えさせるようにして個人情報を集めるサイトがあることを知り、そのサイトで不用意に個人情報を入力することによって、迷惑メールやいたずら電話、詐欺などの被害に遭うことがあることを、ビデオ教材を使って学習しました。
 実際にそのようなサイトを見たことがある児童もおり、身近な問題として考えることができました。児童は、「このようなサイトを見たら大人に相談する。」「プレゼントをもらうだけなのに必要でないことを答えさせるアンケートは危険。」「本当に答えていいか、よく考えないといけない。」などの感想をもち、個人情報の大切さについて学習しました。
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【新城・八名小】著作権(コピーライト)について学びました

 八名小学校では著作権について、5年生を対象に学習しました。子どもたちの中には芸能人やアイドルに関心をもっている者が増え、気に入った芸能人の写真が写っている文具等に興味をもつようになってきました。そこで、著作権(コピーライト)について学ぶことにしました。子どもたちにとっては「著作権」ということばは難しく、理解できない子も大勢いました。
 今回学習に利用したサイト『コピーライトワールド』は、子ども向きの優しい言葉で著作権について詳しく説明してあり、分かりやすかったようです。写真やアニメだけでなく、全ての絵や文章にも著作権があること、自分以外の人が書いたり、えがいたりしたものは、勝手に利用したり、売ったり、あげたりしてはいけないことを学ぶことができました。なかには利用する許可を得るためには、どうしたらいいのだろうと考える子もいました。
 今後は、写真や文章の著作者に許可を得る方法についても学んで、コピーライトについての意識を高めていきたいと思います。


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【大治町・大治中】情報モラル授業実践について

指導者:神田 祐太郎
対 象:大治中学校3年生 345名
期 間:前期 技術・家庭授業(技術科)計8回
教 材:春野家ケータイ物語 (制作:株式会社NHKエデュケーショナル)

〈指導計画〉
第1回 ルールやマナーを守る
目標 いつでもどこでも使えるケータイだからこそ守るべきマナーがあることに気づき、自由と責任の関係をふまえて公共的な意識を高めることの大切さを理解する。

第2回 安全な利用とルール作り
目標 ケータイの使い方によっては生活のリズムをくずし健全な生活に支障をきたす場合があることに気づき、ケータイの使い方について家庭で話し合い、ルールを作ることの大切さを理解する。

第3回 個人情報の保護
目標 ケータイには迷惑メールや個人情報を取得することが目的のアンケートなどが送られてくることに気づき、また迷惑メールを受け取らないための方法を、その理由も含めて理解する。

第4回 相手を思いやるコミュニケーション
目標 メールは文字に込められた思いまで伝えることができるという良さに気づくとともに、ケータイを活用して取得した情報を生活に役立てる方法を理解する。

第5回 責任ある情報発信
目標 情報発信の際には著作権や肖像権など守るべきルールがあることを知り、情報を発信する際には責任が伴うことを理解する。

第6回 情報の信憑性
目標 インターネットの情報には正しくないものがあることに気づき、他のメディアの情報と比べたり発信元を確かめたりすることが必要であることを理解する。

第7回 電子商取引のルール
目標 ネットショッピングやオークションの利便性と注意点に気づき、電子商取引でだまされたり、被害にあったりしないための方策を理解する。

第8回 掲示板の使い方
目標 掲示板などで誹謗中傷された人の気持ちを想像し、ネットいじめを受けた場合の正しい対処法を理解するとともにいじめを絶対許さない心情や態度を育てる。

〈情報モラル指導モデルカリキュラム〉(文部科学省との対応)
1、情報社会の倫理  第4回授業 第8回授業
2、法の理解と遵守  第1回授業 第5回授業
3、安全への知恵   第2回授業 第3回授業
4、情報セキュリティ 第3回授業 第6回授業 第7回授業
5、公共的なネットワーク社会の構築 第1回授業 第8回授業


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【江南・宮田中】サイバー犯罪防止教室から情報モラルについて学ぶ

 本校の生徒の多くは携帯電話を所持しているが、携帯電話のルールやマナーに関する知識を学ぶ機会が少なく、自分の判断で正しく使おうとする意識が低いと感じる。そのため、携帯電話におけるトラブルを防止し、被害者にも加害者にもならないようにしたいと考えた。そこで、「サイバー犯罪防止教室」を開催し、講師として、愛知県警のサイバー犯罪対策室の方に来ていただいた。
 講話の中では、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供するWebサイト(主にプロフ・ブログ)等から実際に会うことで起きた問題や携帯電話のメールに届く架空請求からのトラブル等、事例を使って、分かりやすく説明していただいた。生徒からは「情報モラルについて学べてよかった。話の中にあったようなトラブルに巻き込まれないようにしたい」という声があった。
 技術・家庭科の授業でも、「情報伝達の安全性とマナー」を学習しているが、毎年、情報モラルについて考える機会を設けることで、生徒の理解がより深まっていると感じる。来年も、継続的に実施する計画を立てていきたいと考えている。
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【蟹江・新蟹江小】サイバー犯罪について学ぼう

 7月5・6年生児童162名を対象に、学級指導で「サイバー犯罪について学ぼう」を行いました。

1 インターネットは何ができるのか
ホームページ、メール、掲示板、ゲーム、ショッピング、ブログなど、児童はよく知っていました。また、パソコンだけでなく、ケータイ、ゲーム機、テレビ、レコーダなど、多くの機器でインターネットができることもよく知っていました。しかし、世界とつながり誰でも利用できるだけに、犯罪に巻き込まれる可能性が高いことを知らされ、驚いている児童も多くいました。

2 利用するときの基本
 (1)相手を信用しない。
 (2)身に覚えのない請求メールが来たら無視する。
 (3)チェーンメールは転送しない。
 など具体的な危険を知りました。また、「迷惑メール相談センター」を利用したり、フィルタリングソフトを使って、有害なサイトや変なサイトにつながらないように、親に設定してもらうとよいことも学びました。

3 掲示板に書き込んではいけないこと(加害者にならないために)
 人の悪口など自分がいやだと思うことは書かない。また、自分の個人情報をのせないだけでなく、他人の個人情報ものせない。日記(ブログ)にも不適切なことばを書かないよう気をつけなければいけない。これは、冗談でも犯行予告や「うざい」「きもい」などと書き込むと、脅迫罪や業務妨害の罪に問われて、警察につかまる可能性があることを知りました。

4 著作権を守る 
 他人のデータや写真などを勝手に使ったり、ネット上にアップロードすることは違法、見るだけでも犯罪になります。場合によっては多額の損害賠償を請求されることもあります。また、他人のIDやパスワードを使ったり、だれかに教えたりすることも、不正アクセス禁止法により、違法になります。自分では簡単なパスワードを設定しないようにして防ぎます。

 最後に、「困ったら自分だけで判断しないで、親や先生に相談し、警察の相談窓口もあるので利用しましょう。」また、「携帯電話には『フィルタリング』をしてもらうよう、親にお願いしましょう。」と伝えられ、児童は真剣な表情で聞いていました。
 
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【春日井・押沢台小】「メールとそのマナー」をテーマに学習

 4年生で、「メールとそのマナー」をテーマに学習しました。
 電子メールは、いつでもすぐにメッセージを届けることができ、とても便利です。しかし、使い方を誤ると自分自身がイヤな思いをしたり、逆に相手を傷つけたりすることもあります。授業では、「メールをするときに気をつけなければならないことは何か?」を考えました。文章を慎重に選ぶこと、相手がどのように受け取るかを考えながら書くことなどの意見が出されました。また、受け取る側も、何を相手の人が伝えようとしているのか、どのような気持ちでいるのかなどを考えながら読み取ることが大切であるとの意見が出されました。
 メールは一斉に何通も発信できるなど便利な使い方もできますが、反面、人権を侵害するような「いじめ」の道具に使われる危険も潜んでいます。子どもたちは、身近なメールの使い方やマナーを知るよい機会となりました。
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【知多・八幡小】たくさんの情報から 正しい情報を

 9月に入り、6年生は国語科「平和について考えよう」での調べ学習や、修学旅行に向けての事前学習などでインターネットを使う機会が多くなりました。そこで「多くの情報の中から自分に必要で信頼できる情報を選び出すこと」ができるよう学習を進めることにしました。
 まずは、インターネットの検索方法に着目しました。必要な情報が得られるようにするための手だてとして「スペースで区切る」「単語を使う」など検索ワードの入力のしかたを指導しました。児童の一人は「金閣寺の金箔の値段」と入力していた検索ワードを「金閣 金箔 値段」と入力することで、より多くの情報を得ることができるようになりました。
 次に、信頼できる情報を選び出す方法に着目しました。検索ワードの入力を工夫することで多くの情報が得られるようになった一方、情報の正確さが不確かなブログや掲示板などのサイトにあたる機会が増えてきました。そこで、調べたものの出典を明記させることにしました。すると「これは個人が書いたものだから本当か分からない」「ぼくはこの意見に反対だ」「これは辞書にも載っているから安心だ」「同じことを言っているサイトがあるからこれは本当だ」という意見が出てきました。出典を書かせ、情報元を意識させることで情報に疑問をもったり、情報を比較したりすることができるようになりました

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【春日井・藤山台中】 便利な道具を安心して使うために

 あふれかえる情報に振り回されることなく、携帯電話をはじめとする情報機器を、便利な道具として使いこなすことが、これからの社会を生きていく生徒にとって重要なことです。本校では日頃から携帯電話等の使用については、機会を捉えて指導をしてはいるが、いつ、大きなトラブルに生徒が巻き込まれるともかぎりません。
 そこで、本年度もNTTドコモより講師を招いて「ケータイ安全教室」を開催し、中学生に身近な携帯電話の使用におけるマナーや責任、危険性について考える機会を設けました。
 まず、テキストを使用し各学級で事前学習をしました。その後、講師の方より具体的な事例を挙げた分かりやすい説明を聞き、改めて便利さの奥に潜む怖さを実感することができました。
 その中で、特に大切なこととして、以下のことを確認しました。
 ・ ケータイを持つなら責任も持つこと   
 ・ 困ったときは信頼できる大人に相談すること。
 ・ 使い方によっては簡単に犯罪に結びつくこと。
 今後も「便利な道具を安心して使う。」ことについて考える機会を定期的にもちたいと考えています。

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【半田・岩滑小】携帯電話のマナーについて考える

 事前調査によると本校の5年生の15%が自分の携帯電話を持っており、70%の児童が家族の携帯電話を使用した経験がある。また、ほとんどの児童が自分専用の携帯電話を所有したいと思っている。
 そこで、携帯電話の基本的なマナーについて考える授業を実践した。
 本時のねらいは、「時間や場所に気をつけて携帯電話を使う大切さや基本的なマナーを理解し、相手の立場に立って考え、礼儀正しく真心をもって接しようとする気持ちを高める」である。
 指導案、ワークシートは、「情報モラル教育推進の手引き(義務教育課)」を活用した。資料は、半田市教育委員会で提供しているアニメ「携帯のマナーを考える」(http://www.handa-c.ed.jp/moral/)を活用した。
 電源を切ったほうがよい時間や場所について、ワークシートに記入した後、グループで話し合った。その後、各グループごとに発表した。
 授業後の児童の感想の中には、「時間や場所により、マナーモードにするだけでなくどうして電源を切らないといけないかよくわかった。」「家族のだんらんの時間を大切にしたい。」という意見が多かった。
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【東浦・森岡小】情報モラル教室

 森岡小学校では5年生70名を対象に「情報モラル教室」を行った。家庭でのインターネット使用頻度をアンケート調査したところ、日数では1日未満、時間では30分未満がほぼ半数であり、あまりインターネットを使っていないことが分かった。しかし、2時間以上毎日使っている児童もいて、個人差が大きい。そこで、今あまり使っていない児童も、今後使用頻度が高くなることを考慮し、適切なインターネットの使い方について、具体例を交えながら指導することにした。
 指導内容は「自分が意図しないWebページにたどりついてしまったときの対処法」「なりすまし」「個人情報の安易な入力」「Eメールで伝える難しさ」「チェーンメール」などである。それぞれの事例について児童の身近に起こるような内容を選び、パワーポイントを作成した。インターネットが原因で事件が発生した場合の原因や対処法などを、児童と一緒に考え、説明していった。
 授業後の児童からは「個人情報を入力する場合は、よく考えてから行わなければならないことが分かった」や「インターネットを使っていて困ったことがあったら、大人に相談したい」などの感想が得られた。
 今後は他学年でPTAの授業参観に「情報モラル教室」を行い、保護者への啓発をする予定である。そのことで学校と家庭が連携を深め「情報モラル教育」を推進していきたいと考えている。

【東浦・森岡小】資料
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【知立・知立東小】「気をつけよう!危険につながる安易なクリック」<4年生>

 インターネットは、直接相手を見ることができないところから情報を集めるのに便利な反面、ひとつ間違えると危険な目に合うこともあるということを知るために、9月13日(火)に本実践をしました。
 授業の冒頭で、インターネットを使うと実際に見学できないところでもいろいろな情報を集めることができ便利であることを確認しました。その後、インターネット教育用模擬サイトを使って学習しました。
 模擬サイトの学習では、悪質なメール送信、個人情報の入力、ネットショッピング詐欺など危険なサイトにつながるリンクを含む画面と安全なサイトにつながるリンクを含む画面を児童に示して、教師が「このボタンをクリックしていいかな」と児童に問いかけました。児童は、「だまされるから、クリックするのをやめたほうがいいよ。」、「たぶん、クリックしても大丈夫だよ。」など活発な意見交換をすることができました。
 最後に学習のまとめとして、「自分が怪しいと思ったリンクはクリックしない」、「自分で判断できない場合は、大人に相談する」、「万が一、危険なサイトにつながってしまった場合は、すぐにサイトを閉じる」ことを確認しました。
 学習後の児童の感想には、「インターネットには、危ないページがあることを始めて知りました。」、「買い物のページを見たら、絶対にボタンをクリックしません。」などインターネット上に潜む危険を意識した内容が多く見られました。

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【春日井・大手小】メールにも思いやりを

 本校の6年生の携帯電話所持率は、約3割です。また、自分の携帯電話を持っていなくても、親の携帯電話を使ったことある児童もたいへん多く、6割以上の児童がメールの使い方を知っています。
 ただ、メールの使い方を知っていても、メールで気持ちを伝え合うのはなかなか難しいものです。そこで、「春野家ケータイ物語」を教材に使い、メールでのコミュニケーションも相手の気持ちを考え、思いやることがとても大切であることを気づかせることをねらいとした授業を行いました。
 授業では、教材の実生活に即した家族ドラマを見て、メールは文字で思いや気持ちを相手に伝えることができる反面、受け取る相手の気持ちになって表現を工夫しないとうまく伝えることができないことを学びました。
 授業後の児童の感想では、「送る前に書いたことがおかしくないかをもう一度読んで確かめる。」「時間を考えてメールをすることが大切だ。」「自分が言われていやなことは、ぜったい書いてはいけないと思った。」などが出ました。 

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