携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【新城・東郷東小】インターネットの落とし穴

 小学校5年生ともなると、家庭や学校でのインターネット利用率が高くなってくる。実際、5年生の1クラスでアンケートをとってみたところ、21軒中19軒でインターネットが導入されており、21人中7人の子がインターネットをよく使うと答えている。課題を調べるのに使ったり、動画を見たり、オンラインゲームをしたりしている。また、中には自分のブログを作っている子もいる。子どもたちに聞いたところ、変なサイトに入ってしまったり、料金を請求されるページに入ってあわててしまった子もいる。そこで、今回は「インターネットの落とし穴」というテーマで授業を行った。
 まず、インターネットがどのように役立っているか、みんなで話し合った。いろいろな情報が分かったり、ゲームや音楽などが楽しめたりすることが分かった。次に、気をつけることを聞いてみた。料金を請求されるページに出てしまった、変なサイトに入ってしまった、迷惑メールが送られてくるようになった、やりすぎないように気をつける、などの意見が出た。一つ一つの対応策をみんなで確認していくと、困った時には家の人を呼ぶことや、知らないサイトなどには勝手に入っていかないことが大切なことが分かった。また、なぜ迷惑メールが送られてくるようになったのかは分からなかったが、以前に懸賞サイトに応募した経験があるため、メールアドレスなどの個人情報が漏れてしまった可能性があることが分かった。最後に、ネット上にあるインターネットのマナーが書かれているページをみんなで確認し、そこにあるクイズにみんなで挑戦した。
 今回は子どもたちを対象に授業を行ったが、保護者にも注意を喚起していくことが必要だと考える。今後方法を考えて取り組んでいきたい。

【新城・東郷東小】資料
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【豊橋・杉山小】「インターネットの信頼性」について学習しました。

 本校6年1組で、情報モラル学習ソフト「Netモラル」を利用して「インターネットの信頼性」について学習しました。
 6年生では、修学旅行、歴史学習での調べ学習など、インターネットでさまざまなことを調べ、まとめていく活動をしています。インターネットは本や実物を調べるより手軽で、簡単な操作で多くの資料を手に入れることができる便利な道具です。しかし一方で、子どもたちには「コンピュータ=正確で正しい」というイメージがあり、画面に出てきたことを無条件に受け取ったり、意味がわかっていないのにわかったような気になってしまうという欠点が感じられます。もし悪意を持った人間がはじめから騙すつもりでインターネットに情報を流した、自分が被害者になることも考えられます。それほど悪意のあるのもではなくても、「インターネットの情報は必ずしも正しいものではない」というのが現実である以上、「インターネットの情報が正しいかどうか検証すること」はとても重要なことだと思います。そこで今回、インターネットの信頼性を考える授業を行ないました。
 「Netモラル」の動画は、2人の男の子が社会科の調べ学習で自分の町のことを調べる場面から始まります。インターネット上に出ていた町の地図を検証もしないままそのまま使って、発表に臨みます。2人は自信満々に発表しますが、ある女の子の「その場所にはコンビニはありませんが・・」という指摘に言葉を失ってしまうという内容です。ネットで調べたデータが古いものだったのに、いつのデータか確認したり、実地調査することなく発表することの危険性を表わした動画でした。
 子どもたちに動画を見せた後、「なぜこのような失敗をしてしまったのだろうか」「失敗しないためにはどうしたらよかったのだろうか」を考えさせました。子どもたちは「いつのデータか確認しなかったからだよ」「いつのデータなのか出ていたのに、見落としていたからだよ」と、インターネットの情報を鵜呑みにしたりよく見なかったりすることが失敗につながることに気づきました。そして「いつのデータか確かめないといけないね」「本や他の方法でも調べてみて、比べてみるといいよ」と、検証の大切さを理解しました。「インターネットの情報がいつも正しいとは限らない。できれば自分の目で見てみるのが一番正確。『百聞は一見にしかず』ということわざがあるよ。」という教師の言葉をそえて、学習を終えました。
 インターネットは検索が簡単にでき、膨大な量のデータを得ることができ、とても便利なものです。クラス内でもほとんどの児童が家でインターネットを利用できる環境にあることも、授業の中でわかりました。しかし、情報の検証や取捨選択の大切さは子どもたちはなかなか気づきません。今後もインターネットをより上手に活用するために、情報の確認の重要性やインターネット以外の情報収集にも目を向けさせたいと考えています。

【豊橋・杉山小】資料
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【豊橋・向山小】情報の信憑性

〜5年「インターネットには間違った情報も存在する」〜

 小学校の高学年になると、社会科や総合的な学習の時間で調べ学習をするときに、インターネットを使って調べることが多くなってくる。インターネットを使っての調べ学習は、キーワード検索を用いることで、比較的簡単に目的の資料が探せること、図書資料と違い、一度に多くの児童が同じ内容について調べられること、など利点も多い。しかし、インターネットで調べ物をするときには、気をつけなければならないことも多い。
 今回授業を行った5年生では、総合的な学習の時間に、米づくりの方法についてインターネットを利用した調べ学習を行っている。まだ、コンピュータに不慣れな子どもたちは、一つ資料を見つけると、大喜びしてその資料を書き写していた。そこで、インターネットで調べ学習をするときに気をつけなければならないことを学ぶために「Netモラル」実践資料集の情報を用いて授業を行った。
 まず、映像資料を視聴した。この資料の主人公は、調べ学習のためにインターネットを使用して情報収集を行っていた。目当ての資料を見つけると、すぐにその資料を用いて発表の準備を始めた。ところが、使用していた資料はずいぶん昔の資料であった。発表の当日、自信満々に発表をした主人公だったが、他の班の子から資料の間違いを指摘され、途方に暮れてしまう、というものだ。
 5年生の子どもたちに、「主人公のどこが悪かったのか」「主人公はどうすればよかったのか」とたずね、話し合い活動を行った。その中で、いつの資料か確かめなくてはいけないこと、インターネット以外の方法でも調べたほうがよいことが挙げられた。この授業のふり返りでは、「これまで1つの情報だけで調べていたので、これからはいくつもの情報で調べたい。」「間違った情報もあるから気をつけたい。」といった記述が見られ、調べた情報の正誤を判断して使おうという気持ちが養われたことが分かった。

【豊橋・向山小】資料
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【一宮・浅井中小】携帯電話について知ろう

 本校では、5月の下旬から7月上旬にかけて全学級で情報モラルに関する授業を行いました。どのクラスもパソコン教室でICT支援員の方の協力を得ながら「携帯電話」の使い方などについて学習を深めることができました。ここでは、6年生の実践を紹介させていただきます。
 6年生の授業では、まず「携帯電話」の利点と弊害などについて確認し合いました。「携帯電話」の便利な点として、(1)連絡を取り合うのに好都合、(2)色々な情報を得やすい、(3)紛失しても捜し出しやすい、(4)大切な情報をロックできる、などといった意見が出されました。逆に心配な点として、(1)迷惑メールが勝手に入ってくることがある、(2)個人情報が知られてしまう場合がありそう、(3)関係のないチェ−ンメールがたまに来る、などという声が聞かれました。
 次に、とても便利な反面、個人情報がいっぱいに詰まった「携帯電話」をどのような点に留意して利用していけばいいのかについて話し合いました。(1)必ずパスワードをかけるようにする、(2)アドレスを難しいものにしておく、(3)迷惑メールを受け取らないような設定にしておく、(4)チェーンメールが届いたとしても無視すればいい、などの意見が出されました。
 授業のまとめでは、「携帯をまだ持ってないけど、用心して使わないといけないと思った」「知られては困る大切な情報には必ずパスワードをかけるようにしたい」「今まで、あまり考えたことがなかったけれど、ケータイを持つということは『個人情報』を持ち歩くことになるのだということを改めて知った」「チェーンメールが来ても、何も考えずにメール送信しないようにしたい」などの声が聞かれました。
 現代社会は、「ケータイ社会」といっても過言ではありません。今後も、こうした取り組みを継続して行っていきたいと考えています。

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【安城市・安城南部小】インターネットでの失敗を体験的に知ろう

 安城南部小学校では、5年生を対象にして、独立行政法人教員研修センターの発行した『情報モラル研修教材』のCD−ROMを使って、ICTを活用した情報モラル授業を行った。
 アンケート調査によって、5年生の学級では、およそ半数の児童が自分の家でインターネットを活用しているという実態がわかった。「インターネットは怖い」「騙されることがある」ということは児童も言っており、学校や家庭での教育の成果だと考えられる。しかしながら、「なぜ怖いのか」「どのように騙されるのか」という質問に対する答えは、「お金をとられる」「わからない」という、やや飛躍的な答えが返ってきた。
 そこで、インターネットでの失敗までの流れを、情報機器を活用することで、児童が疑似体験できるように仕組んだ。
 本時は、児童の興味・関心から「ゲームを無料でダウンロードできる」という事例を活用した。一度目は、画面の指示のあるままに児童はゲームをダウンロードしていき、知らないうちに自分のパソコンのシステムを書き換えられてしまっていた。いったい何がいけなかったのか理解ができていないようだった。そうであったので説明を聞くことで、『ゲーム』を無料でダウンロードしたのではなく、騙されて『有害なソフト』をダウンロードさせられてしまったことを学習した。
 自身が気づかないうちに騙されてしまうことを体験することで、インターネットの怖さを、児童が味わうことができたと考える。
 今後もインターネットの使い方をその折々で指導し、正しく安全に使っていけるように指導していきたいと考えている。
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【瀬戸・祖母懐小】情報モラル教育 はじめの一歩

 インターネットの家庭への普及も目覚ましく、子どもだけでインターネットを割合自由に使っている現状がある。インターネット上には知りたい情報をすぐに得られる便利な面がある反面、いろいろな種類の不適切なWebページが存在し、中には危険に巻きこまれることがあるマイナスな面があることを、低学年のうちから知らせていくことが大切だと考えている。
 そこで、今回、社会科等で調べ学習を行う機会が増えてくる4年生の学級において、「事例で学ぶNetモラル」を使って、「不適切なWebページに遭遇した時の対処法」についての授業を行った。調べ学習を行っている時に、「18才以上を対象にした大人のページ」に行き当たった時、どのように対処すればよいかを、教師が児童に揺さぶりをかけると共に、グループ内でお互いの意見を交換させて考えさせた。そして、危険なWebページを見つけた時には、「自分たちだけでは見ずに大人に相談する」ことが大切なことに気づかせた。最後に、授業を通して学んだ対処法について、ソフトに付随したドリル問題に回答させた後、ワークシートに自分の考えをまとめさせた。授業後の感想を読むと、「今日の勉強を今後の生活にいかしたい、危険なWebページを見たらすぐに消す」という感想が多く書かれていた。
 今後も、急速に進む情報社会に対応して、子供たちが適正な対処ができるように、学校として計画的に情報モラル教育を進めていきたいと考えている。
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【蒲郡・塩津中】情報モラルについての調べ学習・発表

 中学校2年生を対象に、技術科の授業で「コンピュータや携帯電話を使用していて困っていることはあるか」という発問から、情報を扱う中で8つの問題(迷惑メール、チェーンメール、出会い系サイト、コンピュータウイルス、ワンクリック詐欺、著作権問題、ブログや掲示板などの人間関係トラブル)をとりあげた。生徒たちは8つの問題から自分が今一番知りたい問題について、インターネットから情報を集め、パワーポイントにまとめた。また、それぞれの問題項目でグループを作り、グループごとに全体で発表させることで、インターネット上の問題を共通理解する場を設けた。
 子どもたちの感想として、「インターネットの中は簡単に犯罪に巻き込まれてしまうし、逆に知らないうちに犯罪をしてしまう」、「掲示板に匿名で悪口を書くのは卑怯なことだから絶対にしてはいけない」などの声が聞こえた。
 携帯無料ゲームの中のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで知らない人とかかわり合うことができ、それが原因で犯罪に巻き込まれるケースが多くなってきている。現在の中高生では出会い系サイトよりはるかに大きな被害となっている。SNSの危険性を取り上げたかったが、インターネット上には詳しい資料が載っていないため、この内容を生徒主体で掘り下げることができなかったという課題が残った。

【東海・大田小】ケータイ安全教室を開催しました。

 本校では、携帯電話会社より講師を招いて、6年生を対象に「ケータイ安全教室」を実施しました。ほとんどの子どもたちが携帯電話を使ったことや触れたことのある経験から、「メールがきっかけで起こるトラブル」「サイトを通じた『出会い』によるトラブル」「インターネットへの書き込みで起こるトラブル」「ケータイのルールとマナー」について詳しく学習し、携帯電話の光と陰の部分を教えていただきました。
 授業後の子どもたちの感想は「ぼくは、ケータイでメールをしたことがあるので、相手を傷つけることなく正しい方法でメールをしたいと思いました。」「私は、個人情報をブログなどで流したり、チェーンメールをみんなに広げたり、知らない人の写真を勝手にとったりしないように今後も気をつけていきたいです。」「ケータイを使って、友だちや自分を傷つけたり、罪を犯したりしてはいけないと思います。私は、ルールやマナーを守って、他の人に迷惑をかけたり、自分や友だちが悲しんだりすることのないようにしていきたいです。」など、使い方によって便利な携帯電話が恐ろしいものにも変わることを感じていました。
 これからも様々な機会を通して、情報モラルについて学習を進めていきます。
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【南知多町・師崎中】ネット社会に潜む危険から身を守ろう

 6月13日(月)と23日(木)に2年生の2クラスを対象に情報モラルの授業を実施しました。講師として美浜町在住の本田幸男氏を招き、インターネットやケータイサイトに潜む危険について学びました。
 本田氏は、生徒の身近なプレイステーションやWiiから全く知らない世界の人たちとやりとりができることを話した上で、そこに潜んでいる危険性について考えさせてくれました。「ドラえもんの透明マントがここにあって、自分が透明人間になったとしたら、どんなことをしてみたいかな?」と問いかけ「人間には善と悪の面があり、ふと魔がさすことがある」と話し、「ネットは匿名で、男なのか女なのか、誰なのかまったくわからない自分を隠して参加できる世界だ」と定義づけ、生徒が被害にあいそうないくつかの具体的な事例を紹介されながら、どのように対応したらよいか説明してくれました。
 ネット社会の加害者にも被害者にもならないために、以下のようなことに留意することが大切だということを学ぶことができました。
○ メル友募集など、なりすましなどの被害にあったら、大人に相談しよう。IPアドレスから、相手を特定することが可能である。
○ ブログなどでの悪口は陰湿になり、エスカレートしていくので、早めにブログを閉鎖しよう。ネットで喧嘩するくらいなら、直に顔を見て話し合おう。
○ 迷惑メールやチェーンメールは、加害者にならないためにも自分で断ち切ろう。
○ 「有料会員として登録されました」などのワンクリック詐欺には、絶対に連絡をした りしないようにしよう。こちらの情報を相手に伝えるようなものだから、無視しよう。 携帯でも同じようなことがあるので、そのときは携帯を変えよう。

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【尾張旭・渋川小】情報モラル講座

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 1学期に携帯電話会社から講師を招き、6年生が情報モラルの話を聞きました。今年は学校公開日に行い、保護者の方にも一緒に聞いていただきました。6年生は事前に冊子を使って学習し、この講演会を聞きました。
 最初に、携帯電話やインターネットや電子メールはとても便利であり、私たちの日常生活をより豊かにしていることを知りました。しかし、危険もいっぱい潜んでいて、携帯電話や電子メールなどの使い方を間違えると、多額な金額が請求されたり、悪質なサイトに繋がったり、チェーンメールで悩んだり、学校裏サイトやプロフなどのネットトラブルに巻き込まれたりして、とても恐ろしい思いをすることを聞きました。
 特に、チェーンメールは「不幸・幸福系」「宣伝系」「いやがらせ系」などの種類があり、正しく対処しないと自分も悩み、周囲の人たちに迷惑をかけてしまうこともわかりました。やはり、トラブルがあったら、ひとりで悩まないで、まずは家の人に相談をすることが大切なことも知りました。
 わかりやすい講演で、携帯電話やインターネットと正しく付き合う方法が学習できました。また、保護者向けの話も少ししていただき、子どもに携帯電話やメールを使わせるときのルールについて、保護者の方に理解していただけたように思いました。

【小牧市教育委員会】 平成23年度 第1回「IT活用研究委員会」を開催しました。

 6月22日に、小牧市情報教育推進組織のひとつである「IT活用研究委員会」を行いました。この会では、平成18年度より情報モラル教育のあり方を研究テーマの一つに掲げています。
 第1回委員会では、小中学校ともに、各教科・領域で情報モラル教育に取り組むことを確認しました。また、7月に行う次回研究委員会では、今までに起きた情報教育に関する内容や携帯電話やメール等でのトラブル事例の情報交換も行う予定です。
委員会は年間5回程度開催予定で、今夏には、講演会も行います。

【小牧市教育委員会】資料1
【小牧市教育委員会】資料2

【小牧・光ケ丘小】架空請求や不当請求に対処する

 光ケ丘小学校では、6月を情報モラル月間として、各学級で情報モラルについて取り組んでいます。6年生では、架空請求や不当請求にあったときの対処法について、学びました。
 はじめに、ビデオクリップで不当請求にあったときの気持ちを考えました。そして、実際の不当請求はがきを読み解きました。はがきには、難しい言葉や法律用語のような表現で、本当だと思わせる部分があります。また、不安に思わせるような内容もありました。
 その後、対処方法を考え、話し合いました。「知らん顔している」「大人に相談する」「警察に連絡する」などが出されましたが、ついやってしまいそうなのが「相手に電話する」でした。安易に連絡を取れば、個人情報が漏れ、さらに不当請求の対象になることもあるので、慎重に対応することが必要なことを学習しました。
 たとえ不当請求にあってもあわてることなく対処し、不当請求の被害者にならないようにしたいものです。

【小牧・光ヶ丘小】指導案
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【西尾・福地南部小】正しい情報の大切さを通して、みんなのためになる仕事について考えよう

―「みんなのためになるしごと」2年―
 文部科学省 資料「みんなのニュースがかり」を使って話し合った。はじめに、みんなのためになる仕事は、どんなものがあるか発表し合った。「学級代表でならばせるしごとをしています。みんながちゃんとならんでくれるとうれしいよ。」などと日常の係活動を振り返ることができた。
 資料は、個人の情報をよく確かめずにクラスのニュースとして書いてしまい、友達に責められた主人公のけいすけが、友達の言葉をヒントに、もっとみんなに喜んでもらえるニュースをつくるという話である。みんなのためにしたことがかえってみんなを不愉快にさせた主人公の気持ちを考えた。どうすればよいか考える場面では、「ちゃんと調べてから書くといいよ」など、正確な情報を伝えようとする思いをもつことができた。そして、失敗にもめげず、ニュースを正しいものに書き直したけいすけ。子どもたちは、みんなのためになる仕事をやり遂げた主人公の気持ちを考えることができた。最後に、自分自身を振り返って、みんなのためになる仕事について考えた。「わたしは、きゅうしょくのときつくえをふくかかりです。みんながきれいなつくえできゅうしょくがたべられるとうれしいので、きれいにつくえをふいています」という子どもの感想があった。この授業の実践から正しい情報の伝達と働くことの意義について考えさせることができた。

【西尾・福地南部小】指導案
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【春日井・高蔵寺中】サイバー犯罪の現状と対策

 近年、本校においても携帯電話・インターネットに関わって、トラブルに巻き込まれた生徒がいます。正しい知識を身に付け、被害を未然に防ぐために、6月24日、愛知県警察本部生活安全総務課サイバー犯罪対策室の方を講師に招き、サイバー犯罪の現状と対策について話をしていただきました。
 不正アクセスやフィッシングサイトによる被害、著作権法改正の意図、インターネット上の犯罪予告などについてクイズを盛り込みながらわかりやすく話をされました。プロフ・ブログについても「誰がみるかわからない」ということは「犯罪者も見ることになる」ということで、気軽に個人情報を書き込んではいけないことも学習しました。特に、出会い系サイトでは、「絶対に会わない・書き込みをしない」と強く話をされました。また、「架空請求・ワンクリック請求・チェーンメール」についても教えていただきました。
 生徒にとって身近な問題だったので真剣に話を聴くことができました。

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【清須市・西枇杷島中】〜携帯電話やインターネット利用の危険性〜

 近年では、携帯電話やパソコンなどによるインターネット利用が小中学生でも容易に行うことができ、それによるトラブルも少なくない。そのため、本校でも技術科の授業や道徳の時間などを通して情報モラルについての学習を行っている。
 その一環として、6/6(月)の学校公開デーに「情報モラル教室」を1、3年生を対象に行った。講師を招き、携帯電話を使う際の注意事項(メールの架空請求、プロフ、掲示板のネットいじめ等)についてのビデオを鑑賞したり、講話を聞いたりして、情報モラルの必要性を学んだ。また、この講座には保護者も参加していただき、学校内だけでなく、家庭との連携も図りながら情報モラル教育を進めていく必要性を発信することができた。
 講座を終えた後、生徒に振り返りをさせる中で、インターネットの利用や携帯電話の使用の危険性を改めて認識した生徒が多いことがわかった。これからの生活において情報端末やネットワークの利用時の安全意識を高めることにつながったと思われる。
 今後も、今回学んだことを基礎として情報モラル教育により力を入れるとともに、教員の知識や指導力を高めることができる機会を設けていきたいと感じた。

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【清須市・桃栄小】著作権について学びました

 6年生が、音楽の授業で、著作権について学びました。
 「ラバースコンチェルト」の模範演奏を聴いた子どもたちの中から、「あれ、メヌエットだ」という声があがりました。そうです。「ラバースコンチェルト」は、クリスティアン ペツォルト(1677〜1733)作曲の「メヌエット」を、デニーランデル・サンデー リンザーがジャズ風にアレンジしたものです。「真似していいの?」子どもたちは、楽曲は作曲者のものであり勝手に使用してはいけないということを知っていました。そこで、著作権と著作権の保護期間について、音楽の演奏を行う場合の著作権者の許諾について学びました。著作権を守ることが、身近な情報モラルの一つになります。

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【尾張旭・西中】 「サイバー犯罪学習会」を1年生対象に行いました。

 “携帯電話やパソコンの正しい利用の仕方について学習すること”を目的に、6月6日愛知県警察本部生活安全課の方から講話をしていただきました。学習会が始まる前に質問をしてみました。「サイバー犯罪を知っていますか?」数人の手が挙がりました。「携帯電話を持っている人は?」ほとんどの生徒の手が挙がりました。「パソコンでインターネットを利用している人は?」多くの生徒の手が挙がりました。愛知県警への相談受理状況は“増え続ける10代の被害者”が多く、不正アクセス、フィッシングサイト、著作権法改正、インターネット上の犯罪予告などの例をあげ、
1 面白半分に書き込みをしない
2 書き込みに対して無視することも必要
3 書き込まれたことをうのみにしない
ということを強調されました。ブロフ・ブログについても「誰がみるかわからない」ということは「犯罪者も見ることになる」ということで気軽に他人の情報を書きこまないなども学習しました。出会い系サイトでは、「絶対に会わない・書き込みをしない」と強く話をされました。その他にも「架空請求・ワンクリック請求・チェーンメール・なりすましメール」についても教えていただきました。最後に3つのことを強く言われました。
1 人が嫌がることはしない。
2 簡単に信用しない。
3 困ったら、父母・先生等に相談する。
トラブルに巻き込まれる可能性も十分にありうる問題なので生徒たちは真剣に話を聴いていました。
 生徒たちは、「チェーンメールがよく届くので、他の人に送らず、すぐに消すようにしたいと思います。」「インターネットでは、嘘もつけるし、他人になりすますことができると知り、簡単に信用しないようにしたいと思いました。」深く考えることなく、自分は大丈夫と思っていたことが恐ろしい犯罪に巻き込まれることを知り、気をつけたいという気持ちと犯罪の恐ろしさについて意識を高めることができました。

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【阿久比・草木小 】インターネットの危険な情報について認識を深めました

本校では、町の情報教育カリキュラムである「ACT−IT」に従って情報教育に取り組んでいます。
 本年度、6年生は、インターネットの大人向けサイトには危険な情報があることについて学びました。無料のページだと思って見ていると、いつの間にかクリックしただけで有料会員登録されるページに誘導され、その時点で高額の会費が請求されるケースについて知りました。しかもこれは、「ここから有料」という表記もないことがほとんどで、無料の次ページに行くだけだと思って安易にクリックすると大変危険だということも知りました。さらに、アンケートのページを装い個人情報を知られてしまったり、ダウンロードするだけでお金をとられたり、コンピュータウイルスが含まれていたりすることなどについて、認識を深めることができました。
また教師側も、児童が無線LANを使ってこのようなサイトにどんなところからでも自由にアクセスしているという現状を知ることができました。学校での啓発とともに、未成年が無線LANを使ってアクセスできないようなシステムを作っていかなければならないと感じました。また、日々進化する情報端末の種類、機能について、教師も新しい知識を得ていかなければならないと感じました。
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【半田市・乙川小】携帯電話のルール・マナーについて考えよう。

 乙川小学校では、6月19日の学校公開日に、5年2組を対象にして、「春野家ケータイ物語 第1話」を使った情報モラルの授業を行った。
 携帯電話を使ったことがある児童は学級の大半であった。使う時は、塾の迎えを頼む時やお母さんが車の運転をしているときの代わりに出る時などであった。多くの児童が携帯電話を使ったことがあるため、電車内での使用や歩きながらの通話、夜に大声で話すことなどのルール・マナー違反に気付く児童がほとんどであった。しかし、電車の中の優先座席周辺では電源を切らなければならないが、マナーモードにしておけば、ルール違反ではないと回答する児童もいた。
 授業後の感想では、「ケータイは便利だけれど、マナーを守らないと周りの人に迷惑がかかるということが分かった」という意見や、「今まで携帯電話を使っていたけどマナーなどはあまり知らなかったので、これからは気を付けて使いたい」という意見もあり、今回の授業が児童にしっかりと受け止められていることが分かった。児童から保護者へ、また身近な人へ、使用のマナーが広まっていくことを期待したい。
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【瀬戸・水野小】携帯電話の使い方を学びました。

 6年生の児童は、インターネットにとても興味を持っています。最近では、携帯電話でも簡単にインターネットにつなぐことができ、さまざまな情報を得ることができます。さらに、携帯電話専用のゲームサイトが流行しており、テレビでも大きく宣伝されています。そこで、携帯電話の正しい使い方を学ぶため、親子学級の日に講師を招き、ケータイ安全教室を開きました。参加者は6年生の児童と、その保護者です。
 ケータイ安全教室では、携帯電話の使い方についてのマナーを学びました。飛行機や病院の中などでは絶対に使ってはならないことを知りました。また、深夜や早朝に電話やメールをすることも迷惑であると教えていただきました。
 また、児童が興味を持つゲームについては、無料だと思っていてもお金がかかったり、個人情報が相手に知られてしまったりすることをあると知り、注意しなければならないという気持ちをもつことができました。これから携帯電話を使っていく児童にとって、便利な面と注意する面の両方を教えていただくことで、正しい使い方ができるようになるきっかけになりました。
 保護者のみなさんにとっても、児童に携帯を使わせるときにルールを決める必要があることや、携帯を持たせる時期について考えていただく必要があるなど、携帯電話の使い方を見直すための機会になったと思います。
 今後も携帯電話やインターネットの使い方を随時指導し、正しく安全に使っていけるように指導していきたいと考えています。

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