携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【東海・加木屋南小】『情報化社会を生きる』の実践

 5年生は、社会科『わたしたちのくらしを支える情報』の小単元『情報化社会を生きる』で、情報化社会の利点とさまざまな問題点について学習しました。その一環で、自分たちの身の回りにあるさまざまな情報やインターネット、携帯電話などの利用方法や問題点などについて調べました。調べたことを発表する中で、実際に知らない人からメールやメッセージが届いたり、不審な請求をされたりといった経験のある児童もいて、子どもたちは、不用意に情報を扱うことの怖さを実感しました。
 みんなで話し合い、情報を扱うときには、個人情報を出さない、安易に情報を信用せずいろいろな方法で確認してから利用する、困ったときにはすぐに大人に知らせるなどの確認をして、学習のまとめをしました。
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【豊橋・松葉小】コンピュータを正しく使いこなそう!

 〜事件から身を守るために〜
 コンピュータの正しい使い方についての授業をした。子供たちにとって身近な情報媒体は、コンピュータであり、中でもインターネットを使って、調べ学習をしたり、必要な情報を選択したりと授業においても扱う機会が多い。
 本時では、特に掲示板への書き込みの際に、「個人情報」を提供するよう求められたり、危ないサイトへのアクセスへつながったりとする事例をあげ、このような状況になった場合、どのような対応をとればいいかを考えた。欲しい情報のためなら情報を提供してしまうと最初はいっていた子供でも、それによる事件や被害を伝えると考えが変わってきた。また、インターネットには誘惑が多く、甘い言葉で、情報を引き出そうとする手口を紹介した。
 今後のコンピュータの使い方について、安易な情報提供をひかえるようにし、「何か危ないと感じたときには保護者の人に聞く」や「サイトをすぐに閉じる」などの手段を取ることを学んだ。コンピュータは正しく使えばとてもいいものであるが、一歩まちがえると危険度も増す。一人一人がインターネットを使うことの楽しさと危なさを学び、今後の授業においてもこの知識を持って取り組んでいきたい。

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【豊橋・東部中】携帯電話の使い方を考えよう

 本校では、携帯電話のルールや危険性について考えるために、NTTドコモ映像教材「ケータイ安全教室」を視聴し、学習を進めた。教材の内容は、携帯電話を使用する上でのルールやマナーだけでなく、中学生が巻き込まれやすい犯罪やトラブルおよびその対処法についてドラマを交えながら具体的に解説してあり、生徒たちも真剣に視聴することができた。
 本校の1年生のアンケートでは、3割程度の生徒が携帯電話を持っており、持っている生徒のほとんどが出会い系サイトに導くメールやチェーンメールなどの悪質なメールを受け取ったことがあることがわかった。しかし、その悪質なメールによってどんな被害に遭うか具体的に知っている生徒は少なかった。
 視聴後の話し合いでは、迷惑メールの種類やその危険性や対処方法の説明があり、とても参考になったという意見が多かった。ネットへの書き込みで起こるトラブルの事例もあり、
「遊び半分の悪ふざけで人を傷つけてしまうことがわかった。」
「ブログをやっているけど、気をつけることがわかってよかった。」
という意見があり、被害者でなく加害者になってしまうということを意識することができた。
 携帯電話を持っていない生徒も振り返りカードに
「いつか自分が携帯電話を持つときに気をつけることがわかった。」
「自分のやったことに責任をもてるようにならないと携帯電話は持てない。」
という感想を書いており、今後携帯電話を持ったときの心構えについて考えさせることができた。
 この実践で、ネット社会のルールを守ることの大切さ、携帯電話を持つことの責任を意識させることができた。

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【豊橋・豊城中】サイバー犯罪防止について学習しました

 携帯電話、インターネット…、私たちを取り巻く世の中は、以前に比べてずいぶん便利になりました。今の私たちの生活は、知らず知らずのうちに、こうした便利さの恩恵をずいぶん受けています。
 しかし、その便利さの裏に以前にはなかったさまざまな危険の存在が叫ばれてきています。中学生のあなたたちも気づかぬうちにその危険にさらされているかもしれません。そんな危険から身を守るためにはどうすればよいのでしょうか。
 そんな時代の流れを受け、5月19日(木)の午後、豊橋市役所から安全生活課の田中さんと崎下さんを講師としてお招きし、体育館にて「防犯教室」を開催しました。
 最近問題となっている「サイバー犯罪」(出会い系サイトやプロフをめぐるトラブルや架空請求に関する犯罪)についての内容で、映像資料を使ってわかりやすく説明がありました。また、不審者被害についての話もあり、遭遇した際にどのような対処をすればよいのかについても、熱のこもった話がありました。大人も子どもも「そんなの他人ごとだから…」と思わずに「いざ」に備えて考えておく必要があると感じました。

【豊橋市のサイバー犯罪】  
・出会い系サイト犯罪   
・出会い系以外(プロフなど) 
・無料ゲーム:ゲームは無料だが…アイテムの購入に関わる部分で高額料金の課金が起こりやすい

《被害を防ぐために》
・個人情報の流出を防ぐ。書き込まない。教えない。流さない。
・身に覚えのない高額請求はとにかく無視する。
・チェーンメール等には気をつける。
・自分からは絶対に連絡しない


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【豊山・志水小】5年生が「ケータイ安全教室」で保護者と一緒に学習しました

 志水小学校では、9月16日の学校公開日に、5年生とその保護者を対象に「ケータイ安全教室」を開きました。NTTドコモ東海より講師の方をお招きし、携帯電話の正しい使い方やメール等の危険性とその対処法などについてお話していただきました。携帯に関する「マナークイズ」もあり、児童は楽しく学習することができました。
 また、参加した5年生はもとより保護者の方々にとっても 、携帯電話の「便利さ」に隠れた「怖さ」を知ることができ、自分達が被害者にならないようにするにはどうしたらよいかを考えるよい機会になりました。
 この教室をきっかけに、家庭でも携帯電話について話し合っていただくとともに、学級活動や総合的な学習の時間を活用し、情報教育を充実させていきたいと考えています。
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【あま・甚目寺南中】日頃の取り組みと「ケータイ教室 安全・安心講座」

(対象:全校生徒・職員)
 本校では、日頃から技術科の情報教育と並行して、道徳の時間や朝のSTなどで生徒たちに身近な事例の迷惑メールやいじめにつながる中傷メールを話題にして考えさせたり、全校集会で携帯電話やインターネットを利用したときに犯罪に巻き込まれる危険性について話をしたりして情報モラル教育を行ってきました。
 11月16日にはKDDIより講師を招いて「ケータイ教室 安全・安心講座」を行いました。携帯電話やパソコン使用のインターネットに関わるマナーやトラブルについて考える機会となりました。講師の方から迷惑メール、出会い系サイト、チェーンメール、ブログ・掲示板での誹謗中傷・いじめ、学校裏サイトなどについて、自分が被害者だけでなく加害者にならないようにするにはどうしたらよいのかということを具体例とともに教えていただき有意義な会となりました。講師の方の話術や資料の内容に引き込まれる一時でした。
 生徒の事後感想を読むと、「気軽に自分の世界をブログやプロフでつくっているが、実は外の世界と無制限につながっていることに気づいた」という内容が多く見られ、便利さの裏側に潜む危険性に気づかせることができました。
 今後も、情報社会にきちんと対応できる生徒を育てるために、情報モラル教育を生徒の発達段階や実態を踏まえ道徳の時間をはじめ、各教科・領域、総合的な時間、特別活動など、学校教育活動全体で取り組み進めていきます。また、教員自身も校内研修や授業研究を通して情報モラル教育を進めていきます。
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【新城・八名中】「インターネット利用におけるモラルの向上をめざして」

 インターネット・パソコン・携帯電話の普及に伴い、小・中学生を中心にでこれらの不正使用や使い過ぎによって生活習慣が崩れるケースなどの深刻なトラブルが発生しています。本校でも、携帯電話の持ち込みは禁止するなど不正使用をしないよう指導してきました。そして、家庭でのインターネットの利用についても、集会や授業などにおいて、その利用時の危険回避など、情報の正しい安全な利用を含めた活用能力の育成やマナーの向上をめざした学習を継続的に行ってきました。
 本年度は、まず全校生徒に対して、1学期終業式後と2学期終業式後の2回にわたって情報モラルの集会を開きました。家庭での利用マナーの向上をはかり、生活習慣が崩れないようにと長期休業前の時期に行いました。本校独自に作成した資料を配布し、特に動画サイトの利用の仕方やSNSへのアクセスについて、そのモラルを向上すべく具体例をあげて説明しました。
 また、今年度新しく中学生になった1年生においては、道徳の時間に同じ資料を利用して意見を出し合いながら学習しました。生徒からは、「ケータイを使ったことがないけれど使うようになったら注意して使いたいです。」「オンラインゲームの落とし穴にはまらないようにしていきたいです。」「インターネットの悪用されやすい面を知ってびっくりしました。」などの感想が聞かれました。
 さらに、保護者にもインターネット利用のモラル向上の共通理解をはかることにしました。本年度は、7月28日の学校説明会の中で話題として取り上げました。学校説明会は、学校の取り組みについて説明するとともに、保護者の考えを聞くよい機会になりました。
 子どもたちが、「被害者とならない、加害者とならない、加害行為に手を貸さない」ために、今後もインターネットの利用について考えていく機会を多く設定していきたいと考えています。

【新城・八名中】資料

【豊橋・五並中】全校で行った携帯電話等の調査

 情報モラルの授業を行うためには、その学年の実情を把握する必要があると考える。実情に合わない内容を行うと、場合によっては逆効果になることもある。そこで、情報モラルの授業を各学級で行う前に、携帯電話等に関わるアンケートを全校で行った。内容は、自分専用の携帯電話を持っているか。持っている生徒については、いつから持ち始めたか、携帯電話を使ってどんなことをしているか、携帯電話をどれくらい利用しているか、今までにトラブルや嫌なことがあったかを書かせた。持っていない生徒については、携帯電話を持ちたいかどうかを、理由を添えて書かせた。
 なお、数年前に豊橋市全体で同じような調査をしたので、それとも比べてみた。結果の一部は図(資料1、2)の通りである。全体として携帯電話を所持している生徒は市全体と比べると少ないが、所持している生徒の使い方は、市全体の調査とあまり変わらなかった。これらの資料を元に、各学級で情報モラルの授業を行ったり、学級指導をしたりした。

【豊橋・五並中】資料1
【豊橋・五並中】資料2

【刈谷・刈谷南中】私もネット依存症になっちゃうかも

 近年、パソコンや携帯電話を、小中学生が使用するということが増えてきている。中でもインターネットは多くの児童生徒が使っている。インターネットは、便利な反面、危険もたくさん存在する。そのひとつに、ネット依存症がある。インターネットに没入し、現実の世界に適応できず、学校に行けなくなったりすることがないよう、節度を守って使えることが大切である。
 クラスにはパソコンが好きで、夜遅くまでインターネットゲームに夢中になっており、「なかなか授業に集中できない」という生徒がいる。家であまり寝ていないせいか、授業中に寝てしまう姿も見られる。過度な使用による、「ネット依存症」にならないためにも、パソコンや携帯電話という身近な話題から、どんなことに気をつけて、インターネットとつきあっていけばよいか考えさせる機会とした。まず、何かに夢中になった経験を振り返らせた。読書やテレビ、ゲームをしていると、時間が経つのを忘れるくらい夢中になっているようであった。ほぼ全員の生徒が時間が忘れるくらい夢中になったことがあると答えた。
 次に、依存症とは何か、と問い、「アルコール依存症」「たばこ依存症」など、聞いたことがある言葉であることが伺えた。「ネット依存症」とは何かということを説明し、DVDを観た。DVDでは主人公のさおりは、ふとしたところからインターネットゲームを始めた。お母さんが「お風呂に入りなさい」「友達から電話よ」と言っても、きりが悪いと言って、ゲームをやめることができなかった。夜中の2時までゲームをしてしまったさおりは、次の日寝坊してしまい、宿題もやっていない、学校に行きたくないと言うのであった。「では、さおりはどうすれば良かったのか」ということを考え、グループで話し合った。意見の中には、「インターネットを行う時間を決める」「注意されたときにやめるべき」「宿題などのやるべきことは先にやっておく」などが出された。
 グループで出た意見を発表した後、もう一度DVDを観て、感想を書いた。生徒の感想には、「時間を考えてやったり、やることをしっかりやってからやるようにしたい」「自分もDVDで観たようなものと似ていた。その日のうちにやらなければいけないことなどの優先順位をつけてやっていきたい」「タイマーなどを使って守っていきたい」「今の時代はこういう子どもを引きつけるゲームがいっぱいあるので、使い方をまちがえないようにしたい」という意見があった。「時間を守って」「計画的に使う」ということをインターネットを生徒自身が使うときに活用してほしい。

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【一宮・尾西第二中】「ケータイ安全教室」の実施

 2月24日(金曜日)NTTドコモの講師をお招きして、全校生徒を対象に「ケータイ安全教室」を実施しました。内容は、
1 サイトを通じた「なりすまし」によるトラブル。ゲームを通じて、同年代の異性なりすました相手とネット上で仲良くなり、実際に会った現場で被害にあった事件。
2 プロフに自分の個人情報や写真を掲載したために、被害にあった事件。
などで、映像を使ってわかりやすく説明していただきました。
 本校でも、携帯電話によるトラブルは毎年起こっており、生徒たちは、身近な話題に真剣に耳を傾け、一歩間違えれば、加害者にも被害者にもなることを学びました。また最近では、スマートフォンによる被害も拡大している現状を知り、生徒のみならず、我々教師も携帯の使い方、マナー、知識を学んでいく必要があることを知ることができました。
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【江南・門弟山小】「情報モラル」に関わる授業研究会を行いました

 門弟山小学校5年生では、インターネットの利用の仕方について授業を行いました。
まず、コンピュータ室内のネットワークを利用した授業を何度か行い、児童に名前を明かさなくてよい便利さを感じさせました。その後、警視庁サイバー犯罪対策のビデオ「アクセスの代償〜あなたの知らないネットの裏側〜」を見せて、インターネットの怖さに気付かせました。
 本授業では、道徳の資料を使い、自分の素性を明かさなくてもよいときの行動について話し合いました。まとめでは、「誰か分からないからちょっとくらい悪いこともやってもいいか、という心がどんどん歯止めがきかなくなってしまうから気を付けたい。」「掲示板やチャットで悪口などを言わないようにする。」という意見も出て、インターネットの利用方法を見直すことができました。今後もインターネットの便利さだけでなく、怖さや利用方法なども踏まえて学習を進めていきたいと思います。
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【新城・開成小】パソコンやDVD教材を有効に使い、情報モラルを考える

<5・6年の実践> その情報、本当に正しい?
 インターネットを賢く安全に使うために 〜情報の信頼性と安全性〜

 5・6年になると、社会科や総合的な学習の時間にインターネットを使って情報を収集するようになる。そうした活動の前に、信頼できる情報を安全に手に入れる方法を身につける学習として行う。
◎インターネットの利用経験について、使い方や困ったことを話し合い、インターネットを賢く安全に使うために気をつけることを考えよう。(第1時)
◎インターネットサイトから得られたデータと教科書や地図帳のデータを比べてみよう(第2時)

<3・4年の実践> 携帯電話のルールとマナーを考えよう。

◎NTTドコモから提供されたDVD「ケータイ安全教室」を利用して、携帯電話の使い方やルールについて学習しよう(第1時)
○導入(3分)携帯電話について知っていること。
○DVDの視聴(27分)
 視聴しながらクイズ形式で、携帯電話を使用する上での基本的なルール、マナー、問題点及びその対処方法などについて学ぶ。
○感想を書く(10分)
○まとめ(5分)今後気をつけることを発表する。
◎携帯電話の使い方のマナーを確認しよう(第2時)
・携帯電話の使い方の悪い例を通して、ルールやマナーを考える。
○導入 前時の「ケータイ安全教室」について(5分)
○ワークシートを使い確認する(20分)
 左の図にあった解説を右の説明(下のつかもうねの言葉)を線で結んで解説ページを確認する。
 つ 使う場所や場面に気をつけよう!
 か 考えようね メールの使い方!
 も モラルが大切 デジタルカメラ!(携帯電話のカメラ)
 う うまい話と怪しいサイトに注意!
 ね ネット料金高い 使いすぎ!
○話し合いとまとめ(20分)
 授業後の感想として、「知らない人からのメールは開かないようにしたい」「メールにもマナーがある」「個人情報などは教えない」などの感想があり、携帯電話についてのルールを知ることができた。

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【新城・協和小】教育啓発リーフレットを活用し、インターネット・携帯電話の怖さについて学習しました

 5・6年生(5年1名、6年2名)を対象に、情報モラルについての学習をしました。今回は、情報モラル教育啓発リーフレットを資料としました。家庭で、自分が使用できるパソコンや携帯電話を持っている子はいなかったが、「今後、携帯電話を持ちたいか」という質問に対し、6年生2名が「持ちたい」と答えていました。
 情報ツールとしての携帯電話はとても便利です。しかし、その使い方やマナーを知らずに利用すると、トラブルに巻き込まれることにもなります。プロフやブログ、また携帯電話へのフィルタリングの設定等、教育啓発リーフレットを参考にしながらモラル指導を行いました。
 資料を見ながら子どもたちは、「こんなに自分のプロフやブログを公開している人がいるんだ」とか「情報サイトにはいっぱい危険なものがあるんだ」等、全員の子が驚いていました。

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【大府・大府西中】全校一斉に人権をテーマに授業を行いました

 インターネットの普及により、プロフ・嫌がらせメール・掲示板での悪口のように匿名性の高いいじめは、陰湿であり、生徒たちにとっても身近な問題になっている。本校では、12月7日(水)に道徳の授業で全校一斉に人権をテーマに授業を行った。
 最初に「ネットいじめによって自殺した生徒」のビデオを視聴し、ビデオを見て感じたことや自分の意見や感想を書き、発表し合った。どの生徒も真剣にビデオを視聴し心の中で深く考え、ネットいじめの怖さや問題の大きさを感じ取ることができた。
 生徒の感想の中に、「私は絶対にいじめがないようにしたいと思います。見て見ぬふりも加害者になってしまうので、助ける勇気をもって行動したいなと思います。そして、何よりもいじめがない世の中になるように一人一人がいじめの怖さを知って、絶対しないという気持ちを持つことが大切だなと思いました。」というのがあった。
 最近本校でもブログの運営でいくつか問題が発生し、全校集会で正しい使い方などを指導したところでもあった。今後、一層人権への意識を高めネットでのマナーを守り、正しく使うように指導していきたい。

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【知多・岡田小】インターネット活用における児童の意識向上をめざして

 本校では、児童の家庭におけるインターネットや携帯電話の使用状況を把握するため、7月に6年生の児童100名を対象に、12項目のアンケート調査を行った。その結果、携帯電話を持っている児童は23%である一方、インターネットを家庭で使用している児童は91%であり、大部分の児童が家庭でインターネットを使用していることが分かった。また、インターネットを使う目的の第1位は「調べ学習」、第2位は「ゲーム」、第3位は「ブログを見る」「動画を見る」であった。第1位が「調べ学習」である背景には、総合的な学習や教科の内容を、家で調べ学習をする際に使用することが多いためである。しかし、多くの児童は、インターネット上の情報は全て「信用できる情報」と捉え、疑うことなくすぐに書き写してしまうことが多い。
 そこで、インターネットには信頼性の低い情報や、悪意のある情報もあることを知り、信頼できる情報を見極めようとすることをねらいとし、授業実践した。教師は、自作のホームページを使って、古いデータや虚偽の内容の閲覧や、善意を利用した振り込み詐欺等を疑似体験させ、児童が問題と直面できるようにした。
 授業の中で、児童から「自分の個人情報を書き込まない。」「友達にチェーンメールを送らない。」「一人でやらない。親と相談しながらやる。」等の声があり、児童の自己防衛の意識を高めることができた。

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【津島・神守中】保護者向けの情報モラル講習会

 本校では、4月当初の保護者説明会で講師を招き、情報モラルについての講習会が行いました。子どもたちが携帯電話を当たり前のようにもつようになって十数年が過ぎた今、子どもたちが犯罪に巻き込まれないよう守るためにも、周囲の大人がインターネットの知識を蓄えなければいけません。今回の講習会の内容は、携帯電話を意識したインターネットの危険と子どもたちの守り方についてでした。
 ペアレンタルコントロールで、子どもに見せたくない情報・大人から離し、子どもの幸せを考えてインターネットから取捨選択する大切さを特に重要であることが具体例を交えた話でわかりやすく教えていただきました。中でも、“携帯電話を使い始め、子どもがどんな友だちと付き合い、保護者の気がつかない所でいつでも連絡できるが故に夜中に家から出ても気付かない…”その怖さに冷や汗を感じました。子どもたちにももってもらいたいものですが、何より我々子どもたちの周囲にいる大人が強い危機感をもって行動していかねばならないことを痛感しました。
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【津島・藤浪中】PTA携帯電話安全教室

 本校PTAでは、「親として子どもたちに携帯電話を持たせるとき、どうしたらよいのか?」「子どもたちが携帯電話を使うことで、被害者や加害者にならないようにするにはどうしたらよいのか?」という内容で、保護者向けの携帯電話安全教室を2月10日に開催した。
 NTTドコモから講師を派遣していただき、再現ビデオを使った「出会い系サイト」や「架空請求」の被害の実際とその防ぎ方、「肖像権や著作権」の問題、「チェーンメール」への対処の仕方等ついて学んだ。また、「犯行予告・いたずら書き込み」では、加害者になる場合もあることを知った。
 参加者は、「わが家では、まだルールを決めていないので、話し合いをしたいと思った。」「子どもをトラブルから守るのは、携帯電話を買い与える親の責任だと思った。」「今は、子どもに携帯電話を持たせる必要性を感じていないが、高校生になればそうも言ってはいられないと思う。今回の教室に参加できたいへんよかった。」等の感想をもち、情報モラルの意識を高めることができた。
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【日進・赤池小】企業サポート環境や教室設備の特色を生かした情報モラル学習

 日進市の小中学校では、市で統一した情報スキル・情報モラルのカリキュラムを作成し、市で足並みをそろえて情報教育を進めていくことを目指しています。また、日進市では、月に2回ほど企業サポーターが入り、PCを活用した授業を行っています。赤池小では、全クラス月1回程度の頻度でサポーターとの授業を行うことができ、この授業を中心に情報モラル・情報スキルの授業を行っています。

 本校の設備面での特色として、全学級に大型液晶テレビとパソコンが導入されており、教室から情報モラルのコンテンツソフトやWEBサイト、動画などを一斉に見て学ぶことができます。今後も、こうした特色を指導に生かしていきたいと考えています。

 5年生の情報モラルの授業では、「掲示板やチャットのマナー」「携帯電話のマナー」「WEBサイトの危険」について学習しました。今回は学習した内容を家庭でも話し合うことで、家庭と連携して情報モラル意識を高める実践を行いました。今後も情報モラル意識を家庭と学校が協力して高めていきたいと考えています。

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【東海・明倫小】携帯電話の正しい使い方とは、個人情報とは…驚きの連続でした

 NTTdocomoの方に来ていただいて、6年生を対象とした携帯の安全な使い方を教えていただきました。また、写真を撮る際には、自由にとってよいのかどうかとを考える中で、個人情報とは何なのかについて、教えていただきました。
 全員立った状態で、「2組の子だけすわってください。」「女の子だけすわってください。」といったように質問を続けいていくと……「あれっ、名前など個人を特定できる情報を教えていないのにある児童が一人だけ残ってしまった。名前や住所など直接自分を特定できるものだけが個人情報ではないのだ。つまり、個人に関する様々な情報が個人情報なのだ。」ということを学ぶことができました。

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【半田・板山小ならわ分校】インターネットを活用して、必要な情報を集めるときに気をつけたいこと

 板山小学校ならわ学園分校5・6年生は、総合的な学習の一環として、子どもたちがそれぞれテーマを決めて小麦粉について調べ学習を進めています。学校や地域の図書館にある書籍だけでなく、インターネットを活用し、情報を集めてきました。インターネットを使うにあたり、教員が事前に検索する言葉にフィルターをかけ学習と関係のないことが検索できないような準備をしました。また、教員が画像を集める方法を提示し、必ずその方法を使って画像を集めるということも徹底しました。
 「インターネット上には様々な危険が潜んでいること」「使い方次第で犯罪に巻き込まれることがあること」という話のなかで、子どもたちが今までにニュースで見聞きしたようなこと、学習して身につけていた知識などをもとに意見を出し合いました。子どもたちからは、「変なところをクリックして、お金が請求されたら大変だ。」「サイトによっては正しくないことも載っているのだな。」というような意見が聞かれました。
 6年生では、社会科でもインターネットを使って情報を集めました。教員がインターネット上での操作の見本を見せてから活動に入るようにしました。また、「この学習はインターネットを使う方が効果的に調べられるのか」「本で調べたり人に聞いたりする方法はどうなのか」などを話し合い、目的に応じ使う理由を明確にして学習をしました。
 身近にあって便利なインターネット。しかしその反面、使い方を間違えたり安易に考えていたりすると危険なところもあります。子どもたちがインターネットというものを一つのツールとして、上手に活用できるようにこれからも取り組んでいきたいです。

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