携帯・ネットはルールを決め マナーを守って オープン使用!(愛知県教育委員会広報誌パレットの応募作品より)

【清須・春日小】ケータイ ルールとマナー講座

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 5・6年生を対象に、携帯電話の基本的な使い方を学ぶ講座を開催しました。携帯電話の所持率は3割程度ですが、どの子も使った経験はあります。携帯電話に対する興味関心も高いので、今回の講座は児童にとって役立つものとなりました。
 はじめに、KDDIの方からルールやマナーについてプレゼンや事例を示していただきながら、話を伺いました。マナー違反によって、思わぬ事故や事件につながってしまう例にはびっくりしている様子がよくわかりました。
 次に、携帯電話に送られてきたメールに、配信停止の意思表示をしたことが、かえって自分の情報を送ることになってしまったドラマを観ました。
携帯電話に対する無防備さが招く事件は後を絶ちません。子どもたちがこの講座をきっかけに、情報化社会に生きている自覚を持ってくれることを望みます。
以下に児童の感想を紹介します。

【春日井・南城中】「安全意識を高めよう」

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 本校では、過去に携帯電話やインターネットが原因で、トラブルになったことが何度かありました。そのたびに、指導を行ってきましたが、生徒へのマナーやルール、トラブルへの対処方法等を啓発する必要を感じました。そこで、NTTドコモから講師をお招きし、全校生徒を対象に以下の内容について、ビデオや事例をもとに分かりやすくお話していただきました。
・メールする際の留意点
・著作権について
・チェーンメールや架空請求への対応方法
・プロフに潜む危険
・ネットへの書き込みにおける留意点
 事後、生徒の感想には、「今まで何気なく使っていたプロフにも危険な面があることが分かりました。これからは、気をつけて使いたいと思います。」「メールをしているとき、相手が親に注意されている可能性まで、考えていませんでした。相手の立場を考えることの大切さを知ることができました。」など、安全意識の高まりが伺えるものが多くありました。

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【田原・和地小】 こんなものが出てきたら注意

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 総合的な学習の時間に、インターネットを使って、宿泊研修で行く長野県阿南町のことを調べたり、裏山の梅の活用法を調べたりした。インターネットを使うのは初めてという子が多く、家で使ったことがある子は、4年生14名中、3名だけだった。そこで、キューブキッズの情報モラルソフト『こんなものが出てきたら注意』を使って、インターネットを閲覧していく上で、最低限の危険回避ができるように授業を行った。
 「ホームページを見ていて、『子どもが見てはいけないページ』が出てきました。どうしますか。」「インターネットの掲示板に『おそろしい画像』というあやしいリンクが書かれていました。どうしますか。」「インターネットを見ていると『ダウンロード』という画面が出てきました。どうしますか。」という発問の後、それぞれ、「このままクリックして進んでしまうと、どのような危険がありますか。」という発問をした。子どもたちは、パソコンが壊れたり、お金を請求されたりする危険があることを知り、そんな時は、「キャンセルか、×ボタンか、もどるボタンをクリックする」「大人の人と相談する」という対処法を知ることができた。授業後の感想には、「コンピュータが家にもあって、もしも変なところをクリックしてお金を取られてしまったら、とてもこわいなあ。子どもだけでコンピュータをさわらないように気をつけよう。」「あぶないから、妹にもこのことを教えてあげようと思った。」「このことを覚えておけば、中学とかになっても気をつけてやれるから、聞いてよかった。」などがあった。便利なインターネットの裏には危険もあるということを心に留めて、安全に使ってほしいものである。
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【豊川・中部中】危険性と対策について

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1.実施日
 2010年10月20日(水) 
2.実施方法
 全校集会(体育館)
 愛知県警サイバー犯罪対策室の鈴木さんによる講義
3.ねらい
 インターネット上におけるコミュニケーションやルール、情報発信の責任等について学ぶことで、犯罪被害を未然に防止する。
4.内容
○プロフィールブログについて
 自分が知らないうちに情報が公開されている現状。また、年齢・所在地・写真など個人を特定することができること
○情報モラルについて、
 ネットの特性上、自分を特定できないと思い人を傷つけるような書き込みや、名誉を傷つけるような書き込みを行う人がいる。偽計業務妨害として、処罰される。不用意に書き込みをしないこと。
○ワンクリック詐欺について
 現在では携帯電話の特徴を利用して、見えない部分に重要なことを記載したワンクリック詐欺が多発している。詐欺にあった場合、親・警察・先生に相談する。間違ってもネットの中の人に相談を持ちかけない。
○フィルタリングについて
 ホワイトリスト方式とブラックリスト方式があり、ブラックリスト方式では、ブラックリストを特定することが追いついていないのが現状。許可したもののみ閲覧できるホワイトリスト方式を学生には推奨している。

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【蒲郡・大塚中】携帯電話に関わる犯罪の恐ろしさやその対処方法を学ぼう!

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 本校の3年生の過半数の生徒が携帯電話を保持し、パソコンを含めて76%の生徒が日常的にメールしていることがアンケートでわかった。一日に3時間以上メールを利用しており、家庭生活の大半がそれに費やされていた。
 そこで、携帯電話に関わる犯罪の恐ろしさやそれに巻き込まれないための自衛方法、トラブルに遭った時の適切な対処策を理解することとこれからの生活において、携帯電話を適切に利用するなど、高度情報社会の一員としてルールやマナーを守っていく意欲を高めることを目的とした学習を展開した。
 「小中学生には携帯を持たせないようにしよう」という石川県の条例について、賛成・反対の立場で、また親の立場に立って2時間話し合いを行った後、「携帯電話の功罪について、プロから学ぼう」として、愛知県警サイバー犯罪対策室の方を招いて、1時間学習した。具体的な事例を示していただきながら、携帯電話の使い方次第では犯罪に巻き込まれる危険性があること、そうならないための手だて等を教えていただいた。
 生徒からは『ケータイをどう使うか、「良いことに使うか、悪いことに使うか」は、「人」なんだということを学びました。自分にとって、すごくいい経験になったし、一人一人がいけないことをしてはいけない、という自覚ができたと思います。これからも悪口やサイトなどのものに振りまわされないように気をつけたいです。』などの感想が多くあった。

【蒲郡・塩津小】 6年生 携帯電話の便利さや危険性について考えました

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 6年生で、携帯電話を使うためのマナーや危険性について考える授業をしました。クラスの中のほぼ半数の児童が、塾の送り迎えや、外出に合わせて携帯電話を使用しています。また、自分専用の携帯電話をもっている児童もクラスの3割程度いました。そして、多くの子ができるだけ早く携帯電話を持ちたいと考えています。授業では、携帯電話の良い面や悪い面を話し合い、悪い使い方をせずに、マナーを守って良い使い手になろうということを学びました。その際、NTTdocomo「携帯安全教室」を活用し、個人情報の取り扱いや、情報が漏れた際の危険性についても具体的な事例をあげ考えさせることができました。
<児童の感想>
「携帯電話は、とても便利だけど、とっても怖いなあと思いました。たくさんの機能があるけれど、使い方を間違えてしまったらいけないなと思いました。特にメールは、文字しか相手に伝わらないから、相手を傷つけないように、マナーを守って使っていきたいと思いました。」

【岡崎・矢作中】「プロフ・ブログ」の問題について取り上げました

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 本校でも、ブログやメールの内容がきっかけで友人関係が悪化した事例が起きています。また、「プロフやブログ=個人的(自分の周り)なページ」ということで、そのときの感情(悪口など)を一方的に書き、その内容を見た生徒とのトラブルが起こるということもありました。
 自分のページを持っている生徒の多くは、自分の周りの友だちしか見ないと勝手に思っていることが多く、不特定多数の人に見られているという意識がとても低い。そのため、部活のことや友だち関係のこと、住所など安易に個人情報を書き込んでいるケースが多い。
 授業ではビデオを視聴した後、不特定多数に見られているという危険性について確認をし、個人情報は絶対に書いたり載せたりしてはいけないということを確認しました。

【春日井・篠原小】「ネット上で知り合った人と会う約束をすることは危険」というテーマで学習

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 篠原小学校の5年生では,インターネットを使う上での注意として「ネット上で知り合った人と会う約束をすることは危険」というテーマで学習しました。
 授業では「事例で学ぶNETモラル」のDVD教材で,掲示板で知り合った人と会う約束をしてしまった児童の話を視聴しました。インターネットの掲示板やチャットなどでは,お互いの顔が見えないので,相手を簡単に信用してはいけないということや,個人情報を教えないということを確認し合いました。
 授業後,児童からは「チャットはやらない方がいい。やっても気を付ける。」,「インターネットは便利なところもあるけれど,あぶないと思いました。」,「パソコンを一人で使わないことと,ネット上で友達を作るのは危ないということが分かりました。」といった感想が聞かれました。
 インターネットの犯罪に巻きこまれないようにするために,小学生のうちから正しい知識を身につけることは,とても大切だと思います。

【豊橋・大清水小】携帯電話やインターネットにおけるコミニュケーションマナーやルールについて学習しました

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 大清水小学校では10月1日にインターネット利用安全・安心講座を開き、6年生81人全員とその保護者が参加しました。講師の愛知県警察本部サイバー犯罪対策室の方が、携帯電話やインターネットにおけるコミュニケーションマナーやルールについて、具体的にお話をしてくださいました。
 学習後、保護者から多くの感想をいただきました。「近い将来直面する問題であると思うので、いい加減に使うと大変なことになるという意識付けになりました。」「携帯電話の使い方をもう一度しっかりと話し合わないといけないと思いました。」
 児童は、保護者と一緒になって、トラブルに巻き込まれないようにするためにはどうしたらいいのか、自分の問題としてしっかりと考えることができました。

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【岡崎・小豆坂小】まず、パソコンを使う時のルールから

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 小豆坂小学校では、2年生の道徳の授業の一環として、パソコンを使うときに、きまりを守ることについて学習した。
 『事例で学ぶNetモラル』を利用して、パソコン教室の大画面に動画を投影して授業を行った。パソコンを使うことがうれしくて、ついパソコン教室で走ってしまった子、先生の話を聞かずに、自分でできるからと、フリーズさせてしまった子、先生に注意されそうになって、慌てて電源ボタンを押してスイッチを切ろうとした子。それぞれの子になって気持ちを考えた。どの子の気持ちを考えた時でも、「先生の話を聞けばよかった。」「きまりを守ればよかった。」という意見が多く出された。
 今後、情報を扱う際に、使用モラルの第一歩になってくれれば、と考えている。

【豊田・美里中】「個人情報の流出の危険性」について学ぶ

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 美里中学校では,「事例で学ぶNETモラル」を主な教材として,朝の会などで,全校一斉にビデオを見た。内容は,「なりすまし」「ネット上で知り合った人との約束は危険」「文字だけで伝える楽しさ,難しさ」「電子メールのルール」である。
さらに,中学1年生を対象として,「個人情報の流出の危険性」について学んだ。教材は,NTTドコモの「ケータイ安全教室」である。内容は,高校生の美咲が「プロフ(プロフィール)は友達しか見ていないだろう」と思いこみ,インターネット上に,自分の行動や思ったことをリアルタイムで書き込みすぎてしまい,事件に巻き込まれてしまうというものである。
 中学1年生の生徒の半数以上は携帯電話をもっている。ほとんどの生徒は,プロフやブログというものを利用したことがないが言葉は耳にしたことがあり,興味もある。今後,インターネット上でのコミュニケーションの場を利用することが予想されるため,インターネット上に断片的な情報しか載せていなくても,個人が特定されることがあるので,個人情報を載せることの危険性を具体的に学ばせた。
〈生徒の感想〉
・プロフなど自分のことを紹介できるものはとても便利だけど,使い方を誤ると大変なことになるということが分かりました。ぼくも,携帯電話を持っているので,もう一度使い方を考えてみようと思います。
・グリーとかがやりたかったけど,今日の授業でやりたくなくなった。
・インターネット上の情報は,自分は気づいていなくても,すごい勢いでみんなに回っていくので気をつけたい。

【岡崎・細川小】個人情報を守るためにどうしたらいいか考えよう。

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 4年生の子どもたちは、総合的な学習の時間でインターネットに触れる機会があるが、授業以外でインターネットを使用したことがあるかという質問に対して、34人中30人があると答えた。インターネットは子どもたちにとってとても身近なものであり、ホームページを開くなどの操作を流暢にこなしている様子から、家庭でも身近に使っている様子がうかがえた。
そこで、個人情報の大切さについて実践を行った。この授業において、1.情報には誤ったものがあることに気付く2.不適切な情報に出合ったときは、大人に意見を求め、自分一人で判断しない3.個人情報は、他人にもらさない。以上の3つをねらいとして学習活動をおこなった。
 授業の感想では、「署名をしてくださいなどの、知らない情報に出会ったら、すぐに自分で判断して決めるのではなく、大人に相談をすることが大切だと分かりました。」「自分の情報だけではなく、他の人の情報も人には教えてはいけない、知らない人に個人情報を尋ねられても簡単に教えてはいけないと分かりました。」などの意見が出て、個人情報に関する理解を深めることができた。

【蒲郡・蒲郡西部小】自作資料を用いた情報モラル教育

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 蒲郡西部小学校は、ミカン畑に囲まれた全校98名と市内で最も小さな学校です。インターネット環境は多数の家庭で整っており、児童も趣味や授業の補い学習等で利用し、学年が上がるにつれて使用回数も多くなっています。
 授業では、総合的な学習での調べ学習や、理科社会での資料集めなどにおいてパソコンを活用しています。また、児童専用の携帯所持は、高学年でもほとんどみられずに、パソコンや携帯電話を通してのトラブルや事件は全くありません。このような現状を踏まえ、情報モラル教育については、NTTより配布されたDVD「ケータイ教室」の視聴を中心に自作資料を用い、4年生以上の高学年を対象に授業を行っています。
 内容は、「ネットの情報を鵜呑みにしないこと」「個人情報の取り扱い」「掲示板、チャットへの書き込みや参加」について具体的な事例を紹介して、注意を喚起しています。現時点ではあまり身近な問題としてとらえている児童は少ないものの、将来に向けての予防になればと考えて実践しています。

【春日井・岩成西小】携帯電話の利便性や不安要素を考えました

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 10月25日(月)、6年生を対象に情報モラルの授業を行いました。春日井市では全ての小中学校に『Netモラル』の教材が導入されています。本校では、それを中心に情報モラルの指導計画を立てています。
現在、自分の携帯電話を持っている6年生の児童は約30%ですが、いずれは持ちたいと思っている児童は100%です。このような状況を考えると、携帯電話の使い方をしっかり考えておくことはとても重要です。今回の授業は、「ケータイと私たちの生活」という内容で、携帯電話の使い方を考えました。
 まず、携帯電話の利便性や不安要素を考えました。次に、「ケータイと私たちの生活」のビデオを視聴し、携帯電話を使う時のルールについて話し合いました。最後は「必要ない時には使用しない」などのルールを確認できました。
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【岡崎・六ツ美中部小】「著作権」について学習

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 岡崎市立六ツ美中部小学校では、6年生が「著作権」について学習しました。インターネット上で動画を見たり音楽を聞いたりする児童がクラスの約半数いる実態を踏まえ、分かりやすい映像クリップをもとに、「どんな作品でも、作者に著作権が発生し、作者の許可なく、複製したり二次使用したりしてはいけない」ことを学びました。また、気軽に情報を手に入れられる時代だからこそ、著作権を大切にしなければいけないことも学びました。

【大口・大口西小】「ネチケット」について学ぶ

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 4年生になると、総合的な学習の時間や社会で調べ学習のツールとしてインターネットを使うことが多くなります。また、学校だけでなく家庭でも学習や娯楽など様々な目的で使用する機会が増えてきます。本学級の児童に聞いたところ、8割以上が家庭でインターネットを使用すると答えていました。
 そこで今回は、小学館オンラインの「ドラえもん のび太のインターネット大冒険」を利用してネチケットについて学習しました。児童に馴染み深いキャラクターが,冒険をしていく中で,インターネットの極意としてネチケットのポイントを分かりやすく教えています。
 今回の学習を通して,「ネット上で本名を使わない」「メールはすぐに開かない」「他人に個人情報を教えない」「掲示板に悪口を書かない」「勝手に画像をコピーしない」などのネチケットを学びました。子どもの感想に,「インターネットは便利で楽しいけれど、気を付けなければいけないことがあることを知った。」とありました。今後も、安全にインターネットを活用できるよう情報モラル教育を進めていきたいと思います。

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【春日井・藤山台小】メールの正しい使い方

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 昨年度は、「学校保健安全委員会」で県総合教育センター情報教育部情報システム研究室の伊藤博行先生を講師としてお招きし、「情報モラルとセキュリティ」のお話を伺った。
 その中での「考えようケータイ」の継続指導として、去る10月29日(金)に5年生を対象に「事例で学ぶNetモラル −教室でだれでもできる情報モラル教育−」(堀田龍也 編著)を資料に授業実践をした。この資料はワークシート付きで、「事例で学ぶNetモラル」にアクセスすると動画をダウンロードでき、簡単に授業ができるようになっている。また、短時間で学習でき、資料がそろっているので本校では活用を進めている。 
 本時は「メールって便利だね。でもマナーも大切」を主題とした授業であった。5年生児童の40%が携帯電話を所持し、メールを携帯電話を持っている児童全員が活用している。普段の学習では消極的な児童も、この授業には積極的に参加して意見を発表していた。資料がわかりやすく、動画やキーシーンのフラッシュカードがあり、児童には大変好評であった。携帯電話を所持していない児童も、この授業によってケータイ使用時のマナーの大切さを理解することができた。

【豊田・童子山小】その情報、本当に信じてだいじょうぶ?

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 子どもたちはコンピュータを利用した活動がたいへん好きであり、学習はもちろんのこと、遊びや趣味のツールのひとつとしてコンピュータ、とりわけインターネットを日常的に利用している児童も多い。しかし、その情報の信憑性について考えた経験はほとんどなく、見たままをすべて受け入れてしまう傾向があった。
 そこで、児童が実際にコンピュータを操作しながら、ホームページ上の情報はすべて正しいものとは限らないことを体験的に理解し、情報を活用する際に気をつけていきたいことを考える授業を行った。誤った内容を掲載した擬似ホームページを校内LAN上で閲覧したり、情報の新旧によって内容が異なる場合があることを、実際のホームページで確かめたりした。そして、その後、情報を活用するときに気をつけたいことを話し合った。子どもたちからは、「いろいろなホームページの内容を見比べるとよい。」「ホームページだけでなく、本など、他の資料も利用する。」「信用できるホームページを利用する。」「いつ、載せられた情報なのかを確かめる。」などの意見が出され、正しい情報の取捨選択について、考えを深めることができた。また、「聞いた話やうわさ話などを、簡単に信じたり、広めたりしないようにしたい。」という、情報を発信する側に立った留意点について意見を述べる児童もいた。
 日常的にコンピュータに親しみ、ネット社会の中に身を置いている児童にとって、情報モラルを扱った学習は不可欠である。急激に変化している情報社会で、適切に情報を活用したり、発信したりすることのできる児童の育成を、これからも目指していきたい。

【岡崎・北中】「チェーンメール」の問題について取り上げました

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 本校の携帯所有率調査で、6〜7割の生徒が自分の携帯電話を所持している結果が出ており、いつ携帯のトラブルがあってもおかしくはない状況である。そこで、今回はメールで起こりやすい「チェーンメール」の問題について取り上げた。
 「芸能関係」「恐怖をあおる」などチェーンメールの例を挙げ、もし次のような内容のメールが自分の携帯に届いたらどうするかを生徒に尋ねた。すると、内容としてありえないとはわかっていても、メールを回してしまう生徒が少なからずいた。
 一度送ってしまったメールはまた誰かに迷惑をかけること、そういったメールが増えると通信量が多くなり社会全体に影響があることを説明し、もしチェーンメールを受け取ってもすぐに削除するように確認をした。

【大治町教育委員会】  情報セキュリティポリシー研修会を開催

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 大治町では、平成20年度に「大治町情報セキュリティポリシー」を作成しています。年度当初、各学校でセキュリティーポリシーの研修を行っていますが、初任者への理解をさらに深めてもらうため、初任者研修の一環として実施しました。
研修会ではあま市の赤田指導主事より、「日常生活における個人情報管理」と題して講義が行われました。簡単なアンケートを行ったり、具体例をあげたりすることで、学校生活や学校外における個人情報管理に対する意識の低さを実感する初任者が多く見られました。その後、「情報の持ち出し」「記録写真」「健康管理カード」「家庭訪問・個人懇談」などについて、どんな個人情報を扱うのか、大事なポイントは何か、Q&A方式でわかりやすく解説していきました。
 参加者からは「間違った取り扱いをしていた。方法など再確認し、より慎重な対応に心がけたい」などの意見があがりました。
 今後も、情報セキュリティ、情報モラルに関する研修を推進していきたいと考えております。

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