【春日井・石尾台小】メールでつたえる楽しさやむずかしさ学級の約7割の児童が、パソコンや携帯電話でメールを送ったことや見たことがあり、子どもたちにとってもメールは身近なものになりつつある。 そこで、広島県教科用図書販売株式会社のネット教材「Netモラル」を活用して表題のテーマについて学習を進めた。パソコン画面の中のキャラクターたちの失敗を見ながら「メールの文字だけで伝えるのはむずかしい」「少しのまちがいがおおごとになってしまった」と自分たちの日ごろの様子をふり返りながら感想をもつことができた。 そして、これからは、「わかりやすい言葉で伝えたい」「伝わりにくいことは電話や会って話をしたほうがよいことがある」といった思いをもつことができた。 【愛知県安心ネットインストラクターの活動】清須・西枇杷島中(参加者の声)【平成23年 2月23日(水) 清須市立西枇杷島中学校 (PTA役員、学校職員)】 ◆ケータイのネット利用の危険性について、全く知らなかったので、これから子どもにケータイを持たせる際の参考になりました。 ◆保護者である私自身、ケータイ利用のほとんどが電話やメールで、インターネットは利用しないため、わからないことばかりです。子どものネット利用の危険性の話を聞く良い機会となり、よかったです。 ◆ケータイに潜む危険性について、どのようなものがあるかわかりました。 ◆ペアレンタルコントロールの意味や大切さ、フィルタリングなど、具体例を交えた話が良かった。 ◆子どもにケータイを持たせるときのペアレンタルコントロールの大切さがわかった。 ◆子どものケータイ利用については、ルールづくりが大切だということがわかった。さらに、ネット利用の危険性については、子どもの認識を育てることとケータイという道具を アクセス制限サービスなどで規制することの両方が大切ということがわかりました。 ◆ケータイは単なる電話ではないということがわかりました。 ◆フィルタリングの内容が理解できた。 ◆フィルタリングにはいろいろな方式があることがわかった。 ◆インターネットの危険性ということで言えば、ケータイだけでなくパソコンに関しても、どのような対策をしたらよいか話を聞きたい。 ◆ペアレンタルコントロールについてさらに詳しく教えてほしい。 【問合せ】愛知県生涯学習推進センター(TEL 052-961-5333) 【愛知県安心ネットインストラクターの活動】北名古屋・鴨田小(参加者の声)【平成23年 3月 5日(土) 北名古屋市立鴨田小学校 (PTA役員、学校職員)】 ◆誰もが一度は経験する親子問題なので、早い段階で話が聞けて良かった。 ◆中学生の子どもに携帯を持たせているが、あまり細かく注意していなかったため、今後気をつけたいと思った。 ◆全く知らない言葉を知ることができてよかった。 ◆子どもたちに携帯を持たせることの危険を知ることができてよかった。 ◆改めてフィルターが必要だと思った。 ◆携帯を子どもに持たせるとき、本当に慎重に考えなければならないと思った。 ◆子どもが高学年になり、習い事や塾に1人で通う機会が増えるので、携帯電話をもたせざるを得ないと考えていたが、今日の話を聞いて、どこに注意を払えばよいのかがわかった。 ◆ケータイから子どもを守る方法がわかった。 ◆ケータイは親との連絡のために持たせていた。少し、子どもの成長とともに、いろいろなことを考えていかなければならないものだと考えることができた。 ◆ケータイの話は他からも聞いていたが、親の責任はとても大切だと思った。 ◆これから子どもに持たせるのに、よい話を聞かせてもらった。 ◆知っているようで知らなかった知識が多々あったことに気づくことができた。 【問合せ】愛知県生涯学習推進センター(TEL 052-961-5333) 【犬山・羽黒小】 基本的な情報モラルを身につけるために3年生・・肖像権や著作権について理解することができる。 4年生・・インターネットの著作権について理解することができる。 5年生・・ネット情報の信頼性や安全性について理解した上で利用することができる。 6年生・・メールの基本やチェーンメールの対処について理解した上で利用することができる。 という目標を設定して情報モラルを身につけられるよう,指導を行っています。 また,現在の子どもたちにとって,インターネットにつながるハードウェアは,パソコンだけにとどまらず,携帯電話や家庭用ゲーム機器からの接続も増えている状況です。 そこで,今年度は,高学年の児童に対しては,NTTdocomoの「ケータイ安全教室」や,「春野家ケータイ物語」といった資料を使った授業だけでなく,実際に起こったトラブル(例として,漫画やアニメ等を動画サイトなどに違法アップロードしたことで未成年者の逮捕者がでたことや,無料ゲームサイトでの有料アイテム購入によって高額請求のトラブルが出たことなど)の記事を紹介し,情報モラルを守ることが,様々なトラブルから自分や友達を守ることにつながるという観点で指導を行いました。 児童にとっては,通信対戦やオンラインゲームをやりたい目的で携帯電話や携帯ゲーム機をほしがる児童もいます。そういう児童が1人トラブルに巻き込まれると,周りの友人も巻き込んでしまう危険性もあるため,ゲームでのトラブル防止という観点も今後は必要になってくると感じています。 【岡崎・岡崎小】携帯電話の利用について学ぶPTA講演会講師に岡崎市生徒指導指導員 の吉雄郁高先生をお迎えし、「ケータイ電話が引き起 こす諸問題」という演題でお話を聞かせていただきました。「ケータイ、なぜ必要な の?」という問いかけに、高学年と保護者は携帯電話の便利さの裏側にある危険な面 を具体的に知ることができました。危険を回避するには、「ルールやマナーを守るよ う、親子で約束すること」がとても大切であることを教えていただきました。 また、低学年では、eネットモラルの教材を使い、個人情報の大切さについてクラ ス単位で学習しました。今回扱ったのは、友だちが交通事故に遭ったというウソの電 話に騙されて、自分の知っている子の名前と電話番号を教えてしまう女の子の話。児 童からは、「怖い大人がいるなあと思った。」「聞かれても、電話番号などを教えな いようにする。」という感想が聞かれました。 【犬山・犬山西小】「ケータイのルールを家族で話し合い」というDVDを保護者と視聴することを通して、情報モラルについて学習しました深夜まで友達とメールのやり取りをしてしまう主人公のトラブルを通して、携帯電話を使うときのルールを家族で話し合っていくという内容のDVD教材でした。 携帯電話の使用は学校外となり、家庭での指導が必要不可欠です。DVD視聴後に、子ども同士だけでなく、参観した保護者も議論に参加して、携帯電話による生活習慣の乱れについて考え、家庭でルールを作ることの大切さに気づくことができました。 保護者との協力も得ながら、家庭での携帯電話使用が正しいものにしていきたい。 【みよし・三好丘中】 掲示物から広める情報モラルそこで、コンピュータ室ではネット上のモラルや危険回避に関する掲示物を意識的に張るように心がけています。生徒たちは、コンピュータ室を利用する時にはいつでも掲示物を通して必要な知識や情報を得ることができます。生徒たちの中からは、「自分が必要な情報がいつでも確かめられて、わかりやすい」という声も聞かれています。 【西尾・福地北部小】楽しく学ぶ インターネットのルールやマナー
本校では、インターネットを利用するときのルールやマナーについて学習しました。
インターネットを使って学習しました。特に、中学年の児童や特別支援学級の児童に親しみやすいように、ドラえもん「のび太のインターネット大冒険」などを利用しました。 3つのストーリーに従って、クイズやゲームをしながら、次のようなことがらについて学びました。 ○自分や友達の情報を悪用されないように ・自分や友達の名前や住所を教えたり、書き込んではいけない。 ・ニックネームを使う。 ・メールで友達になった相手にも気軽に個人情報を教えない。 ・ほしい商品のプレゼントに気軽に応募しない。 ・相手に会ってはいけない。 ・IDやパスワードは、他の人に教えない。 ○ウイルスに感染するのを防ぐために ・知らない人から来た電子メールや添付ファイルを開いてはいけない。 ・携帯電話もウイルスに感染する。 ・フロッピーディスクやCD―ROMにもウイルスが入っている。 ・チェーンメールが来ても、友達に送らない。 ・不審なメールは、削除するか家の人に相談する。 ○著作権を守るために ・文章、音楽、絵画、写真、映画などには、著作権という者があり、勝手に使ってはいけない。 ○その他 ・掲示板やメールなどに友達の批判や悪口を書いてはいけない。 ・心配なことやわからないこと、いやな思いをしたことがあったら、家の人や学校の先生に相談する。 子どもたちは個々にコンピュータを使い、クイズに解答しました。同時にプロジェクターで大きく画面を映し出し、答えを確認したり、難しい言葉を説明したりしました。3つのストーリーごとにクイズ形式で学ぶことができ、途中でゲームをはさみながら、楽しく学ぶことができました。 【犬山・池野小】ホームページなどを活用した授業○11月17・18日……5・6年対象 「インターネットのルールとマナー」 ・インターネットを使用するにあたっての危険性 ・インターネットウイルスに対しての理解 等を動画や資料を通して学習指導した。 ○1月26・27日……3・4年対象 「情報モラルについて」 情報モラルクイズを通して次のような指導を行った。 ・インターネットの安全性と著作権について ・メールの正しい活用方法について ・ゲーム機やテレビの活用法について また、本校では情報モラルの指導として次のような点に注意して児童に指導を行った。 ・誰が見ても良いように,言葉の使い方に気をつけた書き方をすること ・他人の写真や,文章,住所などを勝手に載せてはいけないこと ・不正確な情報,正確ではないことは書かないこと ・本当に思ったことであっても,他人を傷つけることは書かないこと etc ということを本校のルールとして徹底し、職員間でも共通理解を図って指導にあたったが、不適切な表現や書き込みが見られた。事前に教師が内容を確認し、全体指導を行った。子どもたちには、継続的な指導をし、情報モラルを徹底させなければならないという共通理解を図った。 【愛知県安心ネットインストラクターの活動】北名古屋・五条小(参加者の声)【平成23年 2月17日(木) 北名古屋市立五条小学校 (PTA役員、学校職員)】 ◆ホワイトリスト方式のフィルタリングが安心だと思いました。 ◆ゲーム機からネット接続できることを知らなかった。ケータイのネット接続では、ソフトを購入するくらいしかできないと思ったが、その他に危険性があるのだと認識した。 ◆初めて安心ネットインストラクターの存在を知りました。インストラクターさんの話で、子どもたちに広がるネット社会の闇のほんの一部分だと思いますが、知ることができてよかったです。ゲーム機からネット接続できるという事実を保護者が知っているのと知らないでいるのでは全然違うので、知ることができてよかったです。 ◆DVDやイラストなどのわかりやすい説明が良かったと思います。 ◆「ペアレンタルコントロール」という言葉を初めて知りました。 ◆初めて聞いた「ペアレンタルコントロール」という言葉をよく理解できたが、保護者として反省するところが多々あった。 ◆親である我々がペアレンタルコントロールをした上で、子どもにケータイやゲーム機を使わせる必要があるということがわかった。 ◆「ペアレンタルコントロール」の必要性についての説明がよかった。 ◆子どものためになる話を聞けてよかったです。ボランティアでやられていてすばらしいと思いました。 ◆プロフや掲示板のグレーゾーンに含まれるサイトが最も危険であることがわかった。 ◆学生さんが子どもたちに向けてインストラクターの活動をされると、学生さんが比較的子どもたちと年齢が近いこともあるため、説得力のある話で保護者として安心します。 ◆ビデオと絵で説明いただけたので、子どものネット利用の危険性がよくわかりました。 ◆ペアレンタルコントロールをしないで子どもにケータイを持たせると、怖い事件に巻き込まれる可能性があるということを知り、驚きました。インストラクターさんの説明はわかりやすかったです。もし持たせるならいろいろ考えてからにしたいです。 ◆インターネットの利用や、モバゲーなどのグレーゾーンに含まれるサイトの注意点などがわかりました。 ◆ケータイのインターネット利用の危険から未成年を守るために、安心ネットインストラクターの活動があることを初めて知り、すばらしいと思いました。 ◆インストラクターさんの説明はわかりやすくてよかったと思います。ケータイは高校生になってから持たせた方がよいと思います。 ◆ケータイやインターネットの危険性を改めて認識できた。 ◆今までグレーゾーンに対する認識がなかったので、大変勉強になりました。子どもにも伝えていきたいと思います。 ◆ブラックゾーンだけではなく、グレーゾーンに含まれるサイトも危険なことが分かった。 ◆ケータイを持たせるにあたって親がするべきことがわかったので良かったです。 ◆「ホワイトゾーン」、「グレーゾーン」、「ブラックゾーン」がわかりやすい説明だった。 ◆具体的な事件を例にあげて説明されたので、危機感が感じられてよかったと思います。 ◆子どもにケータイを持たせようとは考えていませんでしたが、「その時が来たらどうするべきか」がわかりました。 ◆ケータイのフィルタリング機能がわかりました。 【問合せ】愛知県生涯学習推進センター(TEL 052-961-5333) 【西尾・鶴城小】6年生の実践1 教科 道徳科 単元名「情報の送受信にはアンテナを立てて」 2 利用アプリケーション 「Net モラル」 3 こんな場面で使ってみました。 ネットモラルを通して、情報を送受信する際に大切なことを考えた。 扱われているインターネットが子ども達に身近ということもあり、流れる映像を真剣に見ていた。誤った情報によって被害に遭ったり、与えたりする様子を見て子どもたちは様々な感想をもった。 4 こんな効果がありました ほとんどの子が、インターネットの使い方やメールの使用方法について深く考えることができた。今後は、「相手のことを考えて」というテーマに広げて、自分の言動について考えさせたい。 【春日井・柏原小】ネットモラルの授業授業を受けた児童は、自分たちがついついやってしまうことでも権利を侵害していることに驚いていた。 プレゼン資料 【春日井・東高森台小】インターネットの利用と著作権本年度6年生は、修学旅行をテーマに調べ学習を行い、修学旅行後にまとめをして、プレゼン形式の発表会を行いました。京都や奈良の歴史や寺院・仏像・絵画などをインターネットで調べました。 その取り組みの中で、インターネット上の文章・絵画・写真などを使う際の注意点や著作権についいて指導しました。 5年生は、環境学習で里山や、保護活動・飼育しているギフチョウについて調べたり、地域の生物調査にインターネットを利用しています。こうした活動での利用は、知識や情報を得る点で、役立つことがおおくあります。しかし、利用法を間違えると困った問題になることがあること、また、困ったときには、先生や家族にすぐ相談することが大切なことなどを話しました。 今後とも情報モラル教育については、学校として学校経営案の中に位置づけし、進めていきたいと考えています。 【みよし・三吉小】平成22年度における本校の取組このような実態を踏まえ、6年生では、学級活動の時間を利用して年度当初に携帯電話の保有の有無を問わずに全体指導で、相手のはっきりしないメールに対する対処の仕方を指導した。さらに愛知県警察本部少年課・生活安全総務課サイバー犯罪対策室より提供された『携帯電話のフィルタリング啓発資料』も活用して広く保護者にも呼びかけた。 また、5年生を対象に市の情報教育支援員の協力を得て、携帯電話の利用時の注意事項についての授業を行った。 今後は、携帯電話だけでなく、インターネット等の使い方も含めて適正な使用について指導を行っていきたい。また、5、6年に限らず学年を広げて情報モラルについて指導の充実を図っていきたい。今年度2月のコンピュータ室の機器更新に伴い、バーチャル的に体験できるソフトウェアが導入されたので、携帯電話の画面をコンピュータ画面に表示するなどして情報モラルの指導をさらに充実できるように、教職員にも呼びかけていきたい。 【田原・大草小】「情報モラル教育」の授業子どもたちの中には、インターネットに書かれている内容をすべて鵜呑みにしている子もいました。そこで、コンピュータの中に入っているキッドピクスの中のソフトを使い、情報モラルについての学習をしました。 ソフトの中には、テーマごとにショートストーリーの動画や学習用のノートもあり、「導入ストーリー」をみんなで視聴し、主人公が身近なトラブルに巻き込まれたところで停止させ,起きたトラブルについて、みんなで考えたり、話し合ったりしました。 授業後の子どもたちの感想には、「インターネットの情報には間違いや古いもの、人を困らせるために書かれているものがあることが分かりました。」とか「いろいろな本や情報と見比べることが必要だということが分かりました。」という感想を聞くことができ、インターネットの情報は、注意して見る必要を感じることができました。 【犬山・栗栖小】インターネット利用のルールとマナー高学年を対象に、パソコンを使いながら、進めました。 まず、インターネット上に、自分の本名や住所、電話番号、生年月日などの、個人が特定できる情報を、けいじ板やチャット、メーリングリストには絶対に書いてはいけないことなどの個人情報の取り扱いについて指導しました。 次に、文章、音楽、絵画、写真、映画(えいが)、コンピュータのプログラムなどを使う際の注意点や著作権について指導しました。 そして、インターネットを利用しているときに出会うできごとは、いつも楽しい、いいことばかりではないこと。そして、少しでも困ったことがあれば先生や家族の人に相談するようにすることなど、自分の身は自分で守るように指導しました。 【岩倉・五条川小】1年間それぞれの学年で情報モラル教育1年生は1項目,2年生は3項目,3年生は6項目,4年生は5項目,5・6年生は6項目のテーマについての実践を毎年行っています。長期休業の前には,「ゲームに熱中することの危険性」「個人情報を守る」「ケータイとわたしたちの生活」などといった家庭での過ごし方について考えることもできました。写真は今年の3年生で実践された著作権について考える授業の様子です。 【岡崎・奥殿小】ケイタイを正しく使おう本校は、小規模校であり、その地域性からか、携帯電話の児童の所有率が低く、塾への送り迎えの連絡のみだったり、親と共有で持ったりするだけで、あえて危険性を学習する必要があまりない状況と言えます。しかし、何もしないでいたことで、一部の児童で、誤った利用をしたり、それがもとで何らかの危険な状況に陥ったりしたら..という心配もあります。既に、携帯電話の正しい利用についての、チラシによる呼びかけや各学級での担任による指導は、随時取り組んできましたが、携帯電話(以下「ケイタイ」)の利用について、1時間の授業で指導する例を、夏休みの出校日を利用して、まず、1学級で実践することにしました。 対象は、これから携帯(以下、「ケイタイ」)を持つであろう学年ということで、2年生25名の学級としました。内容は、ケイタイ本来の利用を適切に行うこの便利さと同時に、ゲームやメールなどの利用ばかりを行うことから生まれる生活の乱れや、メールに潜む危険性を指導用ビデオの視聴や、話し合いを通した学習活動です。 児童らは、特にメールの利用に「相手が見えない」という危険を十分認識し、個人情報が漏れることの怖さを感じたようでした。今後、個々にケイタイを持ったときに、こうした学習の記憶が、適切な利用のための「心のかせ」となってくれることを期待し、他学年や全校でも、指導の幅を広げていきたいと取り組んでいきます。 【北名古屋・西春小】携帯電話とインターネットの正しい使い方や問題点、対処法について学びました事前アンケートでは、携帯電話の利用目的として、「通話」が30%で最も多く、「メール」も28%いました。「プロフ作成」に6%の児童が関心を持っていました。しかし、携帯電話やインターネットを安全に使うための「フィルタリングソフト」について、69%の児童は、知らないと答えており、見知らぬ人とつながり、犯罪に巻き込まれることがあるということを知らない児童も20%いました。 学習会では、携帯電話やインターネットを安心して利用するためのルール、マナーについて話し合いました。特に、迷惑メールの実態や様々なトラブルが発生している有害サイトへのアクセス、個人情報を公開することの危険性について学びました。児童の日常生活に密着しており、便利な携帯電話やインターネットが使い方によっては、いじめや犯罪のもとになることを知り、便利さの裏にある危険性についても考える良い機会となりました。 【日進・日進西中】情報伝達の安全性とマナー
1.モラルに関する問題点の話し合いについて
(1)Webページへの掲載からはじまる個人情報の流出 生徒たちの中では,物心がついたときから,身近にインターネットがあるため,個人情報を勝手に掲載することはいけないという概念は教えられてきている。 (2)著作権の侵害について 教科書の絵を勝手にコピーして自分のWebページに掲載するという行為が,その絵の作者に対しての著作権の侵害であるということを話し合った。著作権というものは作品ができた瞬間に発生するものであり,無断で使うことはいけないということを理解している生徒は少なかった。 2.身近で見たことがある携帯やパソコンのトラブルに関して 生徒たちの中には,掲示板に悪口を書いたり,人のメールアドレスを勝手に教えたりすることがいけないことだという共通理解がみられた。ただ,いけないとわかっていてもやってしまったり,それをすることによってどのようなことが起こるかという理解に関してはまだまだ浅い面があった。 3.まとめ 今回の研究授業を行うことにより,毎年のように行っていた授業であるが,一から教材研究をしてみようと考えた。その理由としては,個人情報の取り扱いや生徒の掲示板やブログに流出する個人情報や卑猥な言葉が未だにあるという視点からである。導入の場面で,教科書を開いていたところから,その事例をパネルにしたことで,生徒の興味を引きつけることができた。それは学習カードへの記入の仕方や発言の回数から感じることができた。 しかし,反省点もいくつかある。それは著作権や個人情報に関することや違反したことによって,起こる罰則の知識が浅かったことである。やや具体的な「1万円以上の罰金,1か月以下の懲役」などのことを示せば,生徒たちももっと身近に感じることができたと感じた。今回の反省を生かして,さらに情報モラルに関する知識を深めて,より精度の高い授業をつくっていきたい。 指導案 |