今日のこんだては、ごはん、牛乳、かきたま汁、めばるの香味だれ、赤じそ和え でした。
今日はだしの利いた「かきたま汁」が出ました。かつおの厚削りを使って、香りよく煮だした「だし」に、干ししいたけの戻し汁も加えています。
かつおの主なうま味成分は「イノシン酸」です。一方、干ししいたけのうま味成分は「グアニル酸」です。だしは、こうした種類の違ううま味成分を合わせて使うと、それぞれのよさを引き出し、相乗効果でさらに深みのある味になります。とろみのある、ふわふわの卵のかきたま汁のおいしさは、こうした「おいしさの化学反応」が関係しているんですね。
難しい味の仕組みを知らない子どもたちも、『おいしさ』はしっかり伝わっています。今日もおいしくいただきました。