最新更新日:2024/05/09
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「CHANGE(チェンジ)をCHANCE(チャンス)にCHALLENGE(チャレンジ)しよう」を合言葉に1年間がんばりましょう。

オンライン朝礼での校長先生のお話 2/26

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今日は2月最後の朝礼です。3月も間近になり、今の学年の終わりが近づいてきました。私は皆さんに「これだけは心にとめて生活してほしい」ということを、残りの回数が少なくなった朝礼で伝えていきたいと思っています。

先週の朝礼では「何かを頑張ったあとにその結果だけにこだわるのではなく、そこまでの過程(途中)で頑張ってきた自分を大いに認めてやってほしい」というお話をしました。
今日は「他の人と自分を比べるとどうなるか」というお話をします。
たとえば、リズム縄跳びで以前は6級だったけど頑張って練習して5級が取れたとします。 嬉しいですよね。何度も練習して5級が6級になれば満足感もあります。しかし、そこで他の子と比べるとどうなるでしょう。自分の級よりも低い級の子と比べると、優越感を持ってしまいます。優越感というのは、少し難しい言葉でしたね。簡単な言葉で言うと、じまんする気持ち、ということです。そうすると、一生懸命やっている友達を低く見てしてしまうことがあるかもしれません。逆に、3級・2級・1級といった自分よりも上の級の子たちと自分を比べると、自分はダメだな、まだ5級かという劣等感を持ってしまいます。これも少し難しい言葉なので簡単な言葉で言うと、残念な気持ちになってしまうということです。5級になってあれほど喜んでいたのに、それより上の級の子と比べると、急に5級では残念だと感じてしまうんですね。人と比べてじまんする気持ちも残念な気持ちも、それを持ったところで自分にとっても比べられた子にとっても、よいことは何もありません。
では、人と比べるのでなければ、だれと比べるか。それは、これまでの自分と比べるのです これまでの自分と比べて、縄跳びの練習を何度も繰り返し6級が5級になれば、それは素晴らしいことです。たとえ、 3級・2級・1級に届いていなくても、これまでの自分よりよく練習して頑張ったということは自分が一番よくわかっています。 皆さんのクラスには20数名の友だちがいますが、自分と人を比べてじまんしたり、自分のことを残念だと思ったりするのではなく、これまでの自分と比べて自分をしっかりと評価してやってください。

さて、インフルエンザや新型コロナウイルスの流行が収まりません。私も今はオンラインでの朝礼で話しているのでマスクを外していますが、普段はマスクをつけるようにしています。 アレルギーがあったりマスクをつけづらかったりする子に無理につけるようには言いませんが、マスクをつけられる人はぜひマスクをしてウイルスが体に入りにくいようにしてください。また、授業が終わって放課になったら、窓を全部開けて空気を入れ替えてください。給食の前には手洗いを必ずして、ウイルスを洗い流してください。予防をしっかりとすることで、インフルエンザや新型コロナウイルスにかからないように気をつけましょう。

オンライン朝礼での校長先生のお話 2/19

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頑張ったことには良い結果が欲しい。これは誰でも思うことです。たとえばテストに向けて、いつもより頑張ってやろうと何日も何時間も勉強したら、やっぱりこれまでより良い点数を取るという結果が欲しいですよね。
皆さんの中にはスポーツの習い事をしている人もいることでしょう。ある試合に向けて いつも以上に時間をかけて練習すれば、試合に長い時間出られるとか試合で活躍して自分が点を取れるとか、そういった良い結果が欲しいですよね
しかし、いつも以上に頑張って練習や勉強を重ねても、良い結果が出なかったという時もあります。
良い結果が出なければ、悔しさや残念だという気持ちは当然ありますよね。でも、良い結果が出なかったからと言って、「自分はダメだ」と自分にダメ出しはしないでください。いつも以上に努力したけど、良い結果が出なかった。そんな時、テストや試合までの過程でがんばってきたことを自分は知っています。「過程」ってちょっと難しい言葉ですね。もうちょっと簡単な言葉で言えばその「とちゅう」です。自分はテストまで 試合までの途中で頑張ってきたということを、ぜひ自分自身で認めてやってください。

ただ、良い結果が出なかったということは、自分の勉強の仕方やスポーツの練習の仕方、 これが少し違っていたのかもしれません。自分よりできる人に「ねえねえ、〇〇さん、いつもテストに向けてどうやって勉強してるの?」「全体練習以外に、個人でどんな練習してるの?」 というように質問してみて、自分のやり方を見直して変えてみるということは、やってみてもいいと思います。
でも、それは勉強や練習のやり方が少し違っていたというだけで、あなた自身がダメだということでは全くないのです。勉強の練習の仕方が少し違っていたり足りていなかったりしたけど、自分は頑張ったし努力した。そこには自信を持ち、自分で自分を大切にしてやってください。

結果だけを目標にしてしまうと、良い結果が出せなくなると自分に自信がなくなり 自分を嫌いになってしまったり、もう良い結果が出ないならやらなくていいやと思って、投げだしてしまうということに、つながりかねません。

今日は結果だけではなく、それまでの過程(とちゅう)を大切にしてきた自分を認めて自信を持ってほしいというお話をしました

さて 今インフルエンザやコロナが心配な状況になってきました。体の中にウイルスを入れないために、マスクをつけられる子はつけてください。もちろん、アレルギーがあったりマスクをしづらい子に無理にしてとは言いませんが、できる子はマスクをつけるようにしてください。そして、放課のたびに窓を全部開けて空気の入れ替えをしたり、給食の前にはていねいに手洗いをしたりして、予防をしてください。

オンライン朝礼での校長先生のお話 2/5

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3学期から掃除の場所、ペアの子が変わりましたね。
掃除の時間にみんなの様子を見てまわっていたら、6年生の子がホウキを指さしながら1年生の子にていねいに使い方を教える場面を見かけました。6年生の子は「伝える側」で1年生の子は「聞く側」。
今の1年生の子はあと2年と少したてば4年生、つまり高学年になります。6年生の子にていねいにホウキの使い方を教えてもらった1年生の子が高学年になったら、きっと同じように低学年の子に教えられる信頼される高学年になれることでしょう。

1年生の子は6年生の子の言葉をよく聞いてホウキの使い方を覚えたのですが、「聞くこと」というのは大切ですね。
授業中、手をあげた誰かが先生に指名されて意見を言っている時、みなさんはどうしていますか。「自分と同じ意見かな。それともちがう意見かな。」と興味をもって聞けることで、学びが深まっていきます。
また、お家や学校で自分が叱られる時も、相手の話が聞けていますか。叱られてうれしい人はいないけれど、あなたを叱っている人は、あなたのために真剣に語ってくれています。それをしっかりと聞いて「確かにそうだったな。」「自分はちょっとまちがっていたな。」と気づくことができれば心が成長する大きなきっかけとなることでしょう。

今日は、「聞くことの大切さ」について、みなさんにお話しました。この朝礼の時間、私の話をよく聞いてくれたみなさんに感謝します。ありがとうございました。

6年生(卒業生)が校長室を訪ねて・・・2/2

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昨日から6年生(卒業生)が毎日5〜6名ずつ、給食を食べた後に校長室を訪問しています。校長先生と、小学校での思い出や将来の夢(やってみたいこと)などについて話をしました。また、校長先生からは、「中学校生活の中で自分に何が向いているかということを見つけながら、中学校卒業後の進路を決めてほしい。」というお話もありました。
卒業に向けて、子どもたちの心が少しでも育っていってほしいと願っての取り組みです。
1組からスタートし、2月中には2組も終える予定です。

オンライン朝礼による校長先生のお話 1/15

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今、児童会役員の子から募金についての報告がありました。1月9日(火) 始業式の後、屋内運動場で児童会役員の子たちが、全校児童に能登半島地震からの復興のための募金を呼びかけてくれ、翌日から多くの子が募金活動に協力してくれました。おそらく、みなさんのおうちの方も、協力してくださった方がたくさんいらっしゃったことでしょう。本当にありがたいことです。

今、児童会役員の子たちが募金額などを報告してくれましたが、その中でとても大切なことを言ってくれていましたね。
「毎日、学校へ来られるという当たり前のことに感謝したい」「友だちや先生といっしょに一日一日を大切にして過ごしたい」
被災地では今もなお、水がない、トイレが流せない、下着の着替えがない、そういった生活をされている方々がいらっしゃいます。児童会役員の子たちが先ほど話してくれたように、私たちはこうして3学期、学校生活が始められたことに感謝しながら過ごしたいですね。

高学年の子たちは覚えていると思いますが、4年前、新型コロナウイルスの流行のため3か月間、突然学校が休みになったことがありました。その時にある子が「ぼくは勉強はあまり好きじゃないけど、友だちに会いたいから学校へ行きたい。」と言っていました。毎日、学校へ通うことができるという当たり前の日常を、大切にしていきたいですね。


始業式での校長先生のお話 1/9

終業式の日に、この場で「始業式の日にみなさんとまた気持ちのいいあいさつをするためには、みなさん一人一人に一つずつある命を大切にすることが何より大事。」だということを伝えました。こうして、みなさんの笑顔で出会えて元気なあいさつが聞けて本当に嬉しいです。

さて、1月1日に能登半島で大変大きな地震がありました。大切な命をなくされた方、家が壊れて住むところがなくて避難所で暮らし食べ物や水に困っている方、家族を亡くされ悲しみにくれている方などの余りにも深刻な様子に言葉が詰まります。みなさんが暮らしている一宮市では被害はなかったけれど、ずいぶん揺れましたね。もしかしたら、みなさんの中で地震があった地域へ出かけていて被災した人はいないか、私は心配しておりました。もし、そういうことがあったら、担任の先生にそっと伝えてくださいね。

もし、一宮市で大地震があったらこの体育館が避難所になり、始業式もできなかったかもしれません。こうして元気で3学期をスタートできたこと、本当によかったですね。そして、今も大変な思いをされている被災された方々に、私たちは何ができるか、それを考えて少しでもできることをしていければ、と私は考えています。

さて、2024年・令和6年が始まりました。新しい年になったので、今年はこうしていこう、という目標を皆さんはたてましたか。
勉強や生活、おうちでのことなどで目標はたてられますが、目標をたてたらそれを毎日思い出すこと。毎日、思い出すことで、少しずつその目標に近づいていくことができます。
また、以前(過去)の自分と今の自分を比べて、伸びていること、できるようになってきたことをみつめて「やれば、今よりはできる」と実感できるようにすることが大事です。自分以外の誰かと自分を比べて、その人がいつも自分よりできていると、自分に自信が持てません。
2024年、今年は夏にフランスのパリでオリンピックがあります。100M走で一番速い人は10秒を切ります。私たちが毎日走る練習をして、がんばった人が皆100Mを10秒より速く走れるようになるかと言えば、そうではありません。そこまで速くなることは難しいけど、毎日毎日走る練習をすれば、自分なりには少しずつ速くなります。
「やればできる」という言葉を聞いて、自分は得意じゃないことはやってもできないよ、と考えてしまう人は「やればできる」という言葉にもう一言付け加えて「やれば今よりはできる」にしてみてください。そうすれば、得意じゃないことも、少しずつよくなっていきますよ。

明日から、また授業が始まります。掃除の時間や外遊びなど、いつも通りの学校生活が戻ってきます。同じ学級の子、同じ学年の子、そして違う学年の子といっしょに協力したり助け合ったりしながら、つながりながら心と身体を成長させていってください。





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終業式での校長先生のお話 12/22

今朝、正門に立っていたら気持ちのいいあいさつをしてくれる子がたくさんいました。あいさつは片道通行じゃなくて、お互いの心が通じ合いますね。

さて、みなさんはふだん教室で過ごしていて、よく話す子、あまり話さない子、どちらもいるでしょうね。もちろん、わざと話さないとか無視をするなんてことはだめ、やってはいけないということは、よくわかっていますね。
そうではなくて、きらいとかそういうことでもないけど、あまり話さない子はいますね。それは自然なことです。
あいさつは、よく話す子とも、あまり話さない子とも、担任の先生や授業にきてくれるよく知っている先生とも、名前がわからない先生とも、だれとでも心が通じ合わせることができます。時々、廊下ですれちがって「こんにちは。あっ、おはようございます。今、どっちだっけ?」と言ってくれる人がいます。確かに健康タイムくらいの時間、10時30分くらいだと、「おはよう」か「こんにちは」か、迷いますね。私は、どっちでもいいと思っています。あいさつしようという気持ちが大切ですから。

今回は少し長い17日間の冬休み、始業式は1月9日(火)です。この始業式の日にまた気持ちのいいあいさつをするために、一番大切なものは何かわかりますか。それは「いのち」です。いのちは誰にも平等にひとつあります。ふたつある人はいません。ゲームの中のように一度命を失ってもすぐに復活するということはありません。私は校長先生なので、もしかしたらみなさんの中には私のことを立派な人だと思っている人がいるかもしれません。しかし、私にはできないことや苦手なことがいくつかあったり、直そうとしても性格が変わらなかったり、自分では欠点がいくつもあることはよくわかっています。そんな欠点だらけの自分ですけど、自分で自分のことは大切にしよう、好きでいようと思っています。みなさんも自分のことは、まず自分が大切にしてあげてください。また、もしも自分のことやおうちのことなどで悩んでいることがあったら、2学期は今日で終わりますが先生やおうちの人、以前に紹介したいくつかの相談ダイヤルなどに話してみてください。悩んで行き詰まっている時は視野が狭くなってしまい「もうだめだ。」「どうにもできない。」と思ってしまいがちです。でも、誰かに話し相談することで少し見方が変わり、気持ちがかたまった状態から動き始めることができるかもしれません。今、ここにいる子たち、欠席している子たち、全員が大切な西成東小の子です。私の話の後に生徒指導主任の河野先生から冬休み中の生活にについてくわしくお話がありますが、冬休み中、いのちを何より大切にして、1月9日(火)にまた、みなさんの元気なあいさつが聞けることを楽しみにしています。

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オンライン朝礼での校長先生のお話 10/30

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10月30日(月)オンライン朝礼での校長先生のお話

みなさん、今、見せている写真は何をしているところか、わかりますか。これは、モーグル(スキー)という競技をしている選手の写真です。モーグルというのは、急な斜面のスキーのコースにいくつものコブ(凸凹)があり、途中にジャンプするところがあり空中で回転などをしながら滑る競技です。
先ほどお見せした写真は、2022年北京オリンピックのモーグルで銅メダルをとった選手の写真です。私たちが暮らす愛知県のすぐ北側にある岐阜県出身の今、25歳の選手です。私は先週の金曜日(27日)にこの選手のお話を直接聞く機会があり、西成東小のみんなにも生かされる話だと思いましたので、今日はこの選手から聞いたお話をします。

この選手は2022年北京オリンピックで銅メダルをとる4年前、2018年平昌(ピョンチャン)オリンピックにもメダル候補として出場しましたが、その時は途中で転んでしまい11位に終わりました。世界中の選手の中で11位というのはすばらしいのですが、この選手はなぜオリンピックで転んでしまい思ったような結果を残せなかったのか、自分なりに考えて4年後のオリンピックに向けて準備をすすめたそうです。

2018年平昌オリンピックまでは、スキーがうまく速くなることばかり練習していたことを反省し、「人間力」を高めなくては、と気づかれたそうです。そのために、モーグル以外の器械体操やフィギュアスケート、スノーボードなどさまざまな競技にも取り組みました。また、他の競技でオリンピックで金メダルをとった選手の言葉を聞いて学んだり、日本代表選手としてのあいさつや振る舞いが大切だということも意識されたりしたそうです。
そして、4年間の努力が2022年北京オリンピックでの銅メダル獲得という形で実を結びました。今は、2026年ミラノ・コルティナ オリンピックに向けて、ノルウェーで合宿し練習に励まれているとのことです。
この選手が話された言葉の中で、私が特に印象に残った言葉をみなさんにお伝えします。

「目標にたどり着くためには、ひとつの道ではなく多くの道がある。あなたの目標の達成方法を、見つけることだ。」

みなさんにも自分はこうしたい、こうなりたいという目標があったら、それを達成するための方法を自分なりに見つけて試してみることができるといいですね。そうしたことを友だちに伝えたり担任の先生に話したりしながら、成長していけるといいですね。

オンライン朝礼での校長先生のお話 10/27

先週(10月16日・月曜)のオンライン朝礼での校長先生の話

10月11日(水)・12日(木)に私は6年生の子たちといっしょに、奈良・京都に修学旅行に行ってきました。6年生の子たちはどの見学地でも興味津々で積極的に学ぶことができ、素晴らしい旅行となりました。私はあとでこの旅行をふり返ってみて、「時間を守る」ということが常にできていたということに気づきました。各見学地での集合時間や食事・お風呂の時間など、いつも遅れることなく行動できていたので、余裕をもって動けた2日間でした。
きっと6年生の子たちは、ただルールだからという意識だけで時間を守っていたのではなく、なぜ、時間を守らなければいけないのか、その意味がわかっていたのでしょう。
みなさんもどうして時間は守らなくてはいけないのか、それを自分で考えたり、担任の先生やクラスの友達といっしょに考えたりしてみてくださいね。


今週(10月23日・月曜)のオンライン朝礼での校長先生の話

先週は、高学年の子たちが自分より年下の子たちに教えたりリードしたりして活躍できる行事が二つありました。
一つは、17日(火)にあった稲刈りです。2年生と4年生、1年生と6年生、3年生と5年生というペア学年で活動しました。4年生の子は鎌を持って稲を刈るのは初めての体験でしたが、安全に上手に使い、2年生の子には稲の縛り方をていねいに教えてくれていました。5年生の子は昨年も鎌を使っているので、余裕を持って笑顔で3年生の子に教えて協力しながら活動できました。6年生の子はこれまで5年間の経験があるので、稲を縛るのはとても上手で、初めての活動で慣れない1年生の子をほめたり教えたりしながらとても充実していました。
教えてもらった低学年の子たちは、高学年の子のおかげで楽しみながら安心して稲刈りができました。
二つめは、19日(木)にあった就学時健康診断です。5年生の子だけが午後学校に残り、今、年長さんである新1年生の子たちの手をとり笑顔で案内をしてくれました。新1年生の子たちは、こんなに親切にしてくれた5年生の子たちに接して、きっと安心したことでしょう。5年生の子たちの姿を見て、私は4月からこの子たちは6年生として立派に西成東小をリードしてくれると確信しました。
二つの行事を通して、西成東小の顔である高学年の子たちの活躍が見られて、本当に嬉しく思いました。


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体育館での朝礼 校長先生のお話 9/25

今朝、みんなが登校した後、私が正門あたりにいたら、おうちの方から忘れ物が届きました。それを教室まで持っていく時に、階段に黒い糸くずが落ちていました。私は忘れ物や交通安全旗を持っていて手がふさがっていたので、教室へ忘れ物を届けてから職員室へ戻る時に糸くずを拾おうと思いました。無事、忘れ物を届けてから階段を通ると、その糸くずがなくなっていました。階段を通った子が拾って、捨ててくれていたのです。自分が通う学校はきれいな方がいいという気持ちで、ゴミを拾ってくれたのでしょう。今日は、そういう場面を私はたまたま見ましたが、きっとこの西成東小の多くの子がこんなふうに人知れず学校のために何かをしてくれていると思います。今朝のこの出来事がとてもうれしかったので、用意したお話の前に、お伝えしました。

さて、今日は久しぶりに体育館に集まっての朝礼です。月に1回か2回は、こうして集まります。なぜ、集まるか、わかりますか。
それは、集団の中での自分、集団の中での自分のクラスや学年、それはどういう位置にいるか、わかってほしいからです。
体育館での並び方は、右にいくにつれて学年が上がっていきます。たとえば4年生であれば、自分たちの学年の下には1〜3年生という3つの学年がいて、上には2つの学年だけです。6年生だったら、下に5学年、上にはゼロ。1年生はまだ下の学年はいないけど、次の4月になったら新しい1年生が入ってきて、みんなの場所はひとつ右にずれます。
じゃあ、自分自身は、自分たちの学年は、この西成東小のために何ができるのか。また、まわりの子たちから何を求められているのか。そんなことを一人一人の子が考えて、できることをやっていってほしいと願っています。

こんな子もいるんじゃないでしょうか。家では自分の物の片づけはあんまりできていない。わりとちらかっている。でも、学校ではきちんと片付づけができている。自分はそういうタイプだなと思う人は、手を挙げて下さい。何人かいますね。こういう人は、きっと学校ではクラスや学校の中で自分の役割を果たそうとがんばっているのだと私は思います。

〇年生として自分がこういうことができるということ、また、〇年生としてこういうことをがんばってほしいとまわりから期待されていること、そんなことを意識しながらこれをやろう、こういうふうにしていこうと考えて学校生活を送れるといいですね。
こういう話をすると「自分は5年生・6年生、高学年だからといって下の学年の子のお手本に急になることはできないよ」と思う子がいるかもしれません。私は何もかも完璧なお手本になる高学年、を望んではいません。誰だって、苦手なことというのあります。
私が皆さんに伝えたいのは「やろうとしてほしい」ということ。まわりからの期待を感じながら、完璧でなくてもいいから「やろうとする。成長しようとする」そうすれば、気持ちは必ず育ちます。気持ちが先に変わって、その後に行動が変わるのです。

インフルエンザというのはとても高い熱が出る病気で、空気でうつる病気ですが、これがはやって一宮市内の小学校、中学校では学級閉鎖になっているところがありました。高校では、学校閉鎖になったところもありました。。閉鎖になったら授業がなくなって休めるからいい、などと思っている人はいませんね。インフルエンザもコロナも、病気がひどくなると長い間入院したり、ある程度治っても体がずっと調子悪くなったりする時があります。また、お家でだれか一人がインフルエンザやコロナになって、 それが他の家族にうつってしまって仕事ができなくなったら大変です。
インフルエンザやコロナを予防するために、できることは何ですか。はい、今、みなさん言ってくれたように、まずは手洗いをしっかりしてウイルスを洗い流し、窓をあけて換気することでウイルスを部屋の外に出しましょう。

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オンライン朝礼での校長先生のお話 9/11

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授業の中で、大切なことはどんなことがありますか。
今から30秒、考えてみてください。
ノートを書く・問題を解く・手を挙げて発言する・友だちと伝え合う・作る・体を動かすなど、たくさんあります。
その中で今日、私がみなさんにぜひやってほしいこと、それは「ともだちのことばをきく」ということです。

みなさんのクラスには20名以上の子がいますから、手をあげて自分が発言するのは、1時間に一回か多くて二回くらいです。それ以外で友だちが答えている時、その言葉をみなさんは聞いていますか。
発言している友だちの方に顔だけ向けてその言葉をしっかりと聞くことで、「何を言うのかな。」「自分の意見と同じかな。」「あれっ、自分とはちがうけど。なるほど、それなら、こんな考えもいいかも。」というように考えが広がりします。友だちが考えを言葉にすることは1時間の中で5回も10回もありますから、それをよく聞くことで脳をフル回転させて学びを深めましょう。

始業式での校長先生のお話 9/1

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今朝はみんなが元気な顔で登校できて、その後、運動場で楽しく遊ぶ子がいて、各教室では黙想や朝の会が落ち着いた雰囲気で始まっていました。いつも通りの朝が迎えられたこと、本当に嬉しく思っています。ただ、もし、体や心のことで心配なこと、困ったことがあれば、先生やおうちの人に相談して下さい。悩みというのは不思議なもので、完全に解決しなくても話すことでかなり楽になります。一人で苦しまず、ぜひ、教えてください。

さて、2学期になりました。クラスや学年の2学期の目標というのは、きっと友だち、担任の先生や学年の先生と共に考えてすすめていきますね。私はこの2学期、皆さんに友だちと共に学び合える授業をつくっていってほしいと願っています。友だちの言葉を聞き、友だちの考えを尋ねたり、もうちょっと詳しく教えてもらったりしながら自分たちで学び合える授業を見られることを楽しみにしています。

また、一人一人としては、これをやろう、これを伸ばそうという目標を見つけて取り組んでいくという目標を立ててほしいと思います。私は、自分の小さな目標としては、2週間に一度は図書館へ行って本をかりて本を読みたいと考えています。これは6月の終わり頃から始めました。どうして本を読むようにしたのか。校長先生は勉強家だから・・・ではありません。
本を定期的にかりてきて読むようにした理由は、スマホによって私の生活がかわってしまったと感じているから、もっと被害者的な言い方をすれば、スマホに私の生活が変えられたとも感じています。
スマホは何でもすぐに調べられて、確かに便利です。しかし、スマホをぼーっと見ている時間が長くなってしまいました。たとえば、明日の天気はどうかな、熱中症は大丈夫かなと思って一宮市の天気を調べる。そのついでに昨日の中日の試合は勝ったかな、と見始める。そうしているうちに、プロ野球の話題やらまたちがう話題やらあれこれ見てしまい、ふと気づくと1時間くらいすぐに過ぎてしまう。スマホを使っていなかった頃に比べて、本を読んだり絵を描いたり、自分で何かをするという時間が明らかに少なくなってしまいました。スマホをぼーっと見ているだけでは自分の脳みそを使っていないな、と思って本を読むようにしているのです。
皆さんもぜひ、小さなことでよいから、自分を伸ばすための目標を持ってそれを続けてみてください。





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終業式での校長先生のお話(オンライン)7/20

1学期のみなさんの姿を思い出しながら、素敵なだと感じたことをお話しします。
私は時々みなさんの教室へ行って授業を見せてもらっていますが、友だち同士でお互いの言葉を聞き合いながら学んでいることが思い出されます。また、掃除の時間には上の学年の子が下の学年の子に教えながら、ていねいに取り組んでくれていました。最近では、下の学年の子はやり方を覚え、上の学年の子が教えなくてもしっかりと活動できるようになりました。登下校の時には、まだ人数は少ないけれど、とまってくれている自動車の方を見て、会釈ができる子が増えてきました。毎日の学校生活の中では時には友だちと言い合いになったりぶつかったりすることもあるけれど、そういう場面で相手を責めるだけでなく自分をふり返り自分に足りなかったことに気づき、それを相手に伝えられる子が何人もいました。こんなふうにみなさんの成長した姿に出会えると、本当に嬉しい気持ちになります。

さて、私からみなさんにひとつお願いしたいこと、それは「聞く耳をもってほしい」ということです。先生からの言葉、友だちからの言葉がただ聞こえているのではなく、相手が何を自分に伝えようとしているかを考えながらよく聞いて、それまでの自分を振り返ることができると自分が成長できるし、まわりを大切にすることもできるようになります。逆に自分に真剣に言ってくれる言葉を聞かず、ただ自分がしたいようにするという自分勝手ではいけません。ぜひ、聞く耳をもって生活してください。

私の話のあとに生徒指導の先生から夏休み中の生活についてのお話を聞きますが、私からひとつだけみなさんに伝えたいこと、それは、みなさんにとって何にもかえがたい「いのち」を大切にして、夏休みを過ごしてほしいということです。出校日にみなさんの元気な顔がみられることを楽しみにしています。

オンライン朝礼(交通事故ゼロ表彰・環境委員会)5/19

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5月15日(月)のオンライン朝礼

西成東小は昨年度一年間交通事故がゼロでしたので、一宮市交通安全都市推進協議会より表彰状をいただきました。児童会長さん(指導代表)・安全担当の先生(職員代表)に、その表彰状を授与しました。
児童会長さんは通学班の班長さんでもあるので交通安全のために、交差点を渡る時は班長旗を掲げるようにしているとのことでした。また、安全担当の先生は事故の予防が大切なので、自転車に乗る時はヘルメットをかぶったり「ながらスマホ」をしたりしないように気をつけてほしいとお話しされました。

表彰伝達の次に、環境委員会の子たちが緑の羽根募金について、その目的や日程などを伝えてくれました。

オンライン朝礼での校長先生のお話 5/9

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5月8日(月)朝礼でのお話

今日は「もし、西成東小学校に〇〇〇〇〇がなかったら、こんな学校になってしまうかもしれない。」というお話をします。この〇〇〇〇〇の5文字に何が入るか、聞きながら考えてみてください。

朝、登校したら花は枯れ果て、草はボーボーに伸びています。雨が降った後で運動場は少し濡れていて外遊びができるかどうか微妙な状況ですが、それについての放送が入らないので、遊べるかどうかわかりません。ようやく遊べることがわかったけれど、ドッジボールやサッカーボールに空気が入っていなくてペコペコで全く使えません。 外遊びから帰ってきて手洗いをする時に、どの手洗い場にも石鹸がなくて困ってしまいます。給食の時間には放送がかからないので楽しい音楽やクイズもなく、献立の説明もなく寂しい給食の時間を過ごしています。給食が終わって食器や牛乳瓶を片付ける時に、低学年のワゴンを運ぶためにだれも来てくれずコンテナ室で食器や牛乳瓶を運んでくれる子もおらず、トラックが来てからも食器や牛乳瓶をなかなか乗せられません。掃除の時間に誰もゴミを集めないので、各教室のゴミ箱は、あふれかえっています。
なかよしタイム(昼放課)になって、廊下で友だちとすれ違っても元気なあいさつはなく暗い雰囲気です。外にある鳥小屋のインコの餌がなく飲むための水もなく、鳥小屋はフンで汚れ、インコは命の危険にさらされています。本を借りようと図書館へ行っても、パソコンを操作する人が誰もいなくて本を借りることができません。

こんな学校だったら大変ですね。これは「もし、西成東小学校に委員会(い・い・ん・か・い)がなかったら・・・。」というお話です。しかし、皆さん安心してください。実際の西成東小学校は今、話したような学校ではありません。

実際の西成東小学校は、朝、登校すると、花がきれいに咲いていて草も刈り取られています。それは、園芸・飼育委員会の子が水やりをしたり草を取ったりしてくれるからです。雨が降った後で運動場が少し濡れている時は、放送委員会の子が外で遊べるかどうか、放送をしてくれます。外遊びのためのドッジボールやサッカーボールには 体育委員会の子が空気を入れてくれているので、いつでも使える状況です。給食の時間には、放送委員会の子が楽しい音楽やクイズ、献立などを放送してくれるので とっても楽しい時間になっています。また、給食が終わると給食委員会の子たちが低学年の教室まで行きワゴンをコンテナ室まで運んでくれたり、それをコンテナ室ですぐに片付けたりしてくれるので、トラックにすぐに乗せることができます。 掃除の時間には 各クラスからのゴミを環境委員会の子がしっかりとまとめて捨ててくれています。手洗い場の石鹸液を保健委員会の子が補充してくれているので、綺麗に手を洗うことができます。代表委員会の子があいさつ運動を進めてくれるので、学校は明るいあいさつにあふれています。鳥小屋では園芸・飼育委員会の子が、餌をやり水を入れ掃除をきれいにしてくれているのでインコは元気に過ごしています。図書委員会の子たちが図書館でパソコンを担当してくれているので、本を次々と借りることができます。

委員会活動は5〜6年生の全員と4年生の代表委員の子がやってくれています。今日も6時間目に委員会活動がありますが、 んなふうに学校の状態がいいのは、委員会活動のおかげです。5〜6年生の子・4年生の代表委員の子に感謝をしながら生活したいですね。

今日はもう1つだけ、お話をします。5月5日に、石川県で震度6という大きな地震がありました。1階がつぶれてしまった家から、70歳過ぎのおばあさんが助け出されました。どうして命が助かったかというと、揺れた瞬間に机の下にもぐったからです。大きな災害があると、皆さんの生活は大変危険な状況になります。もし、グラッと地震がきたら、皆さんもすぐに机の下にもぐり込んでください。その時に、机の脚は対角線に持ちましょう。 対角線がわからない子もいますね、担任の先生、すみませんが対角線の説明をお願いします。以上でお話を終わります。

オンライン朝礼での校長先生のお話 5/1

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今日は、まず、みなさんにひとつ質問をします。
だれかに「〇〇〇さんを無視しよう。」と言われたら、どうしますか?無視しますか、それとも、しませんか。
こんなことを言われたら、もしかしたら「確かに〇〇〇さんには前に嫌なことを言われたな。」とか「断ったら、今、自分に言ってきた子にどう思われるかな。」などといろいろと考えるかもしれません。この質問に対する答えだけでなく、みなさんは毎日、大きなことから小さなことまでさまざまなことを「決めて」生活しています。こうした方がいいか、ああした方がいいか、決めなくてはいけないことはたくさんあります。
では、物事を決める時、何が基準となるのか。それは、「人として・・」という考え方がいいと思います。人として正しいか、人として正直か、人としてうそはないか。その考えにもとづいて決めれば、間違いはありません。先ほどの「〇〇〇さんを無視するか、しないか。」という答えは、「人として・・」と考えれば「しない」という答えになりますね。

もうひとつだけ質問をします。友だちとカードゲームで遊んでいます。デュエマとかポケモンカードなどです。その友達は何百枚も自分の何倍もカードを持っているので、大切なレアカードでなければ1枚だけならこっそりともらってもいいと思いますか。
その友達は何百枚も持っているとか、レアカードでなければいいとか、そういう問題ではなく、「人のカードをこっそりともらうことは、人として正しいか、正直か、うそはないか。」と自分に問いかければ、答えはすぐに出ますね。

さて、みなさんは、ついおもしろくなってしまってノリで何かをして、それによって人を傷つけたり嫌な思いをさせてしまった経験はありますか。考え方の基準が「おもしろいかどうか」だけだと、そういう失敗をしてしまいます。そうではなくて「人として、正しいか、正直か、うそはないか」を基準に物事を考えるようにしてください。きっと、あなた自身も周りの人も気持ちよく暮らすことができますよ。
今日、私がお話したことは、題名は「生き方」、作者は稲盛和夫さんの本に書いてありましたので紹介をします。お話を終わります。

オンライン朝礼での校長先生のお話 4/17

今日は、この西成東小学校がみなさんにとって自慢できる学校になってほしいという思いでお話をします。

先週から、掃除の活動がはじまりました。高学年の子が低学年の子に対して、わかるように言葉を選んでていねいに教えてくれている場面に、私は掃除中に何度も出会いました。6年生の子が1年生の子に教える時は、同級生の子と話すように話していては伝わりません。きっと、どう話せば1年生の子に伝わるのか、相手の気持ちを考えて相手の立場になって話してくれたことでしょう。この「相手の立場になって考える」ことにより、心が成長するのです。ペア学年で掃除する姿を見て、私は自分ももっと心を成長させたいと思いました。私は皆さんとはちがって、もう背は伸びません。今、50歳代ですから、20歳代・30歳代の時より体力は落ちています。みなさんのように体は成長しないけれど、心はみなさんとともに成長させていきたいと思っています。

さて、自慢できる学校にするためのもうひとつのこととして、みなさんに「ていねいな言葉」を使ってほしいと思います。相手にていねいな言葉を使って話せばその人も自分にていねいに話してくれて、よい関係を築くことができます。「はい」、「〜〜です。」「〜〜ます。」「〇〇先生は、いらっしゃいますか」というように、ていねいな言葉を使うように心がけてほしいと願っています。


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始業式での校長先生のお話 4/7

6年生の子たちが2日前に朝早く来てくれて、体育館に椅子を並べたり教室や廊下をきれいに掃除をしてくれたり入学式の準備をしてくれました。おかげで昨日、1年生の子41名の入学式を無事行うことができました。6年生の子たち、本当にありがとうございました。
さて、今日はふたつの「あ」の話をした後、もうひとつお話をします。

ひとつめの「あ」は、あいさつの「あ」です。「あ・い・す」という合言葉のもと、昨年度「明るい声で」、「いつでも」、「スマイル(えがおで)」というあいさつをしてきました。あいさつはお互いの心のつながりの第一歩、あいさつができればあまり話したことがない子ともつながることができます。本年度も、あいさつをしていきましょう。
ふたつめの「あ」は、安全の「あ」です。みなさんの中で、自転車に乗る人は、どれくらいいますか。手を挙げてみてください………ずいぶんいますね。自転車に乗る時はヘルメットをかぶってくださいね。ヘルメットがなくて事故にあって頭や体がコンクリートやアスファルトにぶつかったら、大変なことになります。また、道を渡る時は車が来ないか、右・左を見てから気をつけて渡るようにして、自分の命を守って下さい。

最後に「なかま」の話をします。みなさんに聞きますが、「なかま」はいますか。今、うん、うんとうなずいた人もいれば、どうかなという表情の人もいましたね。
私は、「なかま」というのは、よく話す子や遊ぶ子だけでなく、あまり話したり遊んだりしたことがない子も含めて、クラスの子全員、同じ学年の子全員、ここにいる西成東小の子全員が「なかま」だと考えています。
いつもはしないだろうけど、時々、友だちに「あの子、ちょっといやだね」というような話をすることがあるかもしれません。そんな時に、たとえば5人の子が集まってだれか一人のことを悪く言うと、言っている5人の子はあまり責任を感じないかもしれません。なぜなら、5人で悪口を言うと自分だけでなくみんなで言っているから、「5分の1」の責任しか感じなくなります。でも、言われる人は、ひとりから言われるより5人から言われたら、5倍傷つくのです。(分数をまだ習ってない子、今の話はわかりづらいですね。ごめんなさい。)
だれかのことを悪く言ってそれでなかよくする……それは、本当にかなしい関係です。そうではなくて、よく話す子もそうでない子も「なかま」を大切にする、そんな関係を築いていってくれることを願っています。

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入学式・祝辞 4/6

新しく1年生になった41名の皆さん、ご入学おめでとうございます。笑顔いっぱいの皆さんを迎えることができ、とてもうれしい気持ちです。
今日からみなさんは、一宮市立西成東小学校の1年生です。「西成東小学校」と一度、一緒に言ってみましょう。
1年生の皆さん、学校には2年生から6年生までのお兄さん、お姉さんがいてくれます。きのう、6年生の子たちは朝早く学校に来て、みんなが座っている椅子を並べたり教室や廊下を掃除したりして、入学式の準備をしてくれました。学校のことでわからないことがあったら、まわりの先生やお兄さん、お姉さんに何でも聞いてください。きっと皆さんがわかるように、教えてくれますよ。
さて、皆さんは1年生になりましたので、校長先生と3つの「あ」の約束をしたいと思います。
1つ目の「あ」はあいさつの「あ」です。朝、起きたらおうちの人に「おはようございます」。歩いて学校にくる時、黄色い旗を持って皆さんが安全に登校できるように助けてくれている見守り隊の方や近所の方に「おはようございます」「ありがとうございます」。学校から帰る時は先生や友達に「また明日」という気持ちで「さようなら」とあいさつができる子になってください。笑顔であいさつをすれば、初めて話す子ともきっと仲良くなれますよ。
2つ目の「あ」は安全の「あ」です。道路には車がたくさん走っています。もし、皆さんが車とぶつかったら大変なことになります。おうちの人もかなしむことになります。だから、「飛び出しは絶対にしない」「右左を見てから渡る」道路を歩く時はいつも安全に気をつけて下さい。
3つ目の「あ」は、朝ごはんの「あ」です。学校ではいっぱい勉強したり、運動したりします。朝ごはんを食べてから学校にこれば、元気よく勉強も運動もできます。毎日、朝ごはんをしっかり食べて、お家を出発するようにしましょう。今、お話しした3つの「あ」、「あいさつ」「安全」「朝ごはん」これを守って、西成東小学校で元気に、楽しく過ごしてください。

保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。心より、お祝い申し上げます。皆様にとってかけがえのないお子様を今日から本校でお預かりします。ご家庭や地域とともに、お子様の成長のために職員一同、全力で取り組みます。学校で手洗いや換気といった感染症への予防対策をしていきますが、ご家庭でもよろしくお願いします。本校の教育活動に、ご理解・ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、1年生の皆さんが小学校で友だちと笑顔で協力し、元気に活躍してくれることを願って、お祝いの言葉とさせていただきます。


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令和5年度の始まりにあたって 4/3

4月6日に入学式、7日に始業式があり、令和5年度の学校生活がまもなく始まります。

「どの子にも必ずよいところがある。」それが、教育における私の信条です。

一人一人の子によって、ちがいがあります。すぐに「10」のことができる子もいれば、「6」のことができる子、「3」のことができる子、人それぞれです。
まず「3のことができたね。」と、先生がその子のできたことをみつけて認める。そして、言葉にしてそれを伝えることで励ます。
先生に自分が認められ励まされたと感じた子は、きっと、その先生のもとで安心して学校生活を送れることでしょう。そして、さらに4のことや5のことにも挑戦していこうという気持ちが育まれることでしょう。

私は「ごく当たり前のこと」、それがその子の「よいところ」であり、すばらしいことだと考えます。
たとえば、「児童が登校する」「給食を食べる」「当番や係の仕事をしている」 「友達と話している」。
そういったことは、全部「よいところ」です。
「今日も元気に来られたね。先生、嬉しいな。」「給食をよく食べてるね。元気だね。」「牛乳を配ってくれてありがとう。助かるよ。」「楽しそうに放課を過ごしてるね。」
先生が、そんな言葉がけをしてくれたら、子どもは自分で気づかなかった「自分のよさ」をみつけられると思います。また、「よいところ」だけじゃなく、一人一人の子の「苦手なところ」も大切にしていきたいと思います。

職員同士もお互いを認め、励まし合えるそんな職場にしたいと考えます。完璧な人はいません。だれもが、得意なこととそうでないことがあります。それぞれの職種によって仕事の内容はちがうけれども、本校の職員の皆さんは、子どもたちの成長のために、授業の進め方や教材の生かし方などさまざまな工夫をしながら働いてくださっています。私はそれに日々、感謝をしています。

「やってもらって当たり前」でなく、職員同士がそれぞれの働きに感謝し「ありがとうございます」と声をかけ合い、励まし合えるそんな職場にしたいと考えていますし、本校の職員一人一人をたよりにしています。

私自身、「視野を広げて学び続けていこう。」「西成東小学校のためになることをみつけたい。感じ取りたい。」そんな気持ちでおります。

本校の教職員ともども、一年間、よろしくお願いします。


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一宮市立西成東小学校
校長 竹元 巨
〒491-0003
愛知県一宮市春明字中切1
TEL:0586-28-8727
FAX:0586-76-1126
E-mail:nisihi-e@city.ichinomiya.aichi.jp
学校行事
3/4 A4日課 (15:00まで自宅学習)
3/6 防犯の日
3/7 B5日課
3/8 引落日前日 第2回PTA委員会 令和6年度PTA準備委員会
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大切な文書・Q&A

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