最新更新日:2024/05/17
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「CHANGE(チェンジ)をCHANCE(チャンス)にCHALLENGE(チャレンジ)しよう」を合言葉に1年間がんばりましょう。

オンライン朝礼での校長先生のお話 2/28

今日で2月が終わります。2月の初めから、6年生の子たち5〜6名を15分間、毎日順番に校長室にお招きしました。卒業が間近なので、小学校での思い出・将来の夢ややってみたいこと、中学校に入ってからやってみたい部活動などについて私と話をしました。一人一人の思いが伝わってきてとてもよい時間となったのですが、その中である子が「やってみたいとは思わないけど、○○○という職業に憧れている」と話してくれました。私はその言葉を聞いて「憧れ」という気持ちはすばらしいなと感じて、今日は私が「憧れた人(方)」についてお話します。

私がまだ20歳代前半で初めて学校の先生になった時、その学校にいらっしゃった私より5歳年上の「神屋先生(仮名)」が私がこんな先生になりたい、と憧れた方でした。
その時、私は4月1日に中学校の先生になったばかり。翌日、4月2日に神屋先生は私に向かって「山田先生は、弱いな。」と言われました。私が就職した中学校は時にはガラスが割られたり暴れる子がいたりしたいわゆる荒れた学校でしたので「そうか、自分は弱いのか。この学校でやっていけるかな。」と不安になりました。しかし、その後、神屋先生は「弱いけど・・・いいよ。山田先生は、いい!」と言ってくれたので、私は「自分は、いいんだ。」と思ってほっとしました。教師になったばかりで1時間も授業をしたことがなく全く経験がない私の何がよかったのか、いまだにわかりません。考えてみると、その時の私は「教師になれたからがんばるぞ。」というやる気だけはありました。やる気しかない私だったけど、神屋先生はそれを認めてくれたのかな、と思っています。
また、神屋先生は、教師としての心構えも教えてくれました。「子どもを指導する時には、“きみ(あなた)のために”と必ず言いながら指導するんだよ。指導しても素直に聞かず口答えする子も中にはいるだろうけど、子どもをきらってはだめだ。だから、“きみ(あなた)のために”と言い続けるんだよ。」と教えてくれました。別の機会には、私に「山田先生は、美術(図工)のプロだよね。今度、自分が顧問をしている陸上部のユニフォームを新しく注文するんだが、どんな色の組み合わせにするとよいか教えてほしい。」と言われました。私は憧れの神屋先生にあてにしてもらえたことがうれしくて、ユニフォームのデザインを見ながら、この部分はこの色でこっちはこの色・・と色の組み合わせを考えて神屋先生に提案しました。出来上がったユニフォームは私が考えた通りの色になっていて、とても嬉しい気持ちになりました。

神屋先生は私に教師として、人として大切なことを教えてくれました。このことは、みなさんが友達と、または自分より年下の子と接する時にも大切なことなのではないか、と感じたので、今日、お話ししました。もう一度、まとめてお伝えします。
★その人の「できる・できない」に関係なく、やる気(意欲)を認めて伸ばす。
★よくない行いについては指導するけれど、人としてきらってはだめ。
★自分一人でやらず、時には人をたよりいっしょに取り組むことで、その人のやる気を引き出す。

それから、私は教師として30年以上働いてきましたが、憧れの神屋先生に追いついたと思えたことはありません。もしかしたら、一生追いつけないかもしれません。でも、6年生の子が話してくれた「憧れ」という言葉を聞いて、神屋先生のような先生に少しでも近づけるようにがんばろうという気持ちをあらためて思い出しました。「憧れ」という素敵な言葉を伝えてくれた6年生の子に感謝しながら、お話を終わります。今日もよく聞いて下さり、ありがとうございました。

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オンライン朝礼での校長先生のお話 2/14

 私は朝、学校に来た時に2階にある職員玄関から入るので、まず階段を上がって扉をあけて靴を脱ぎ、靴箱に靴をしまいます。めったにないのですが、たまに階段や玄関が少し汚れているな、と感じる時があります。それは、前の日の掃除の時間が「漢字計算タイム」などのために掃除がなかった日なのです。逆に言えば、いつもいかにみなさんがしっかりと掃除をしてきれいにしてくれているか、感じる瞬間でもあります。感謝しています。

 私は掃除の時間に時々校内をまわっていますが、高学年の子と低学年の子が協力しながら掃除に取り組んでいる場面をよくみかけます。掃除の時間は、高学年(4・5・6年生)の子全員がリーダーとして、活躍できます。低学年の子に掃除の仕方を教えながら、自分もしっかりと掃除をすること、それが西成東小学校のリーダーとして活躍しているということなのです。今、4・5・6年生の子たちが低学年の時にも、今と同じように高学年の子がみなさんに掃除の仕方を教えてくれて、できた時には「それでいいよ」とか「ありがとう」というように認めてくれたのでしょう。だから、みなさんは同じように今、低学年の子に教えることができるのです。
 人は、自分がしてもらったことは必ず覚えています。そして、無意識のうちに、同じことができるのです。今は、コロナが心配なので高学年と低学年の子がペアになって近くで本を読む時間をとることはできないけれど、毎日の掃除の時間や田植え・稲刈りの時には、ペアでの活動ができています。高学年の子は低学年の子に教え手本を見せることで自分に自信がもてるようになり、低学年の子は高学年の子に教えてもらうことで感謝の気持ちが育まれます。これからも、こうしたペア活動を通してみなさんが成長できることを期待しています。

 さて、コロナの感染は、広がるばかりです。先日、手洗い場で水は冷たいのに長い間、手を洗っている二人の女子をみかけました。私が「水は冷たいのに、よくそんなに長い間、手が洗えるね。」と声をかけたら、その子は「どちらが長い間洗えるか、競争しています」と笑顔で答えてくれ、私はその姿に感心しました。「手洗いで手についているウイルスを洗い流す」「目や口などの顔(粘膜)をさわらないようにする」などに気をつけて、コロナにかからないように予防をしましょう。

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オンライン朝礼での校長先生のお話 2/7

今日は「好きなことをすると、苦しい」・・・なぜ?、というお話をします。

私は、図画工作(美術)が専門の先生です。ある時、私が描いた絵を見た子が「先生は、どうしてこんなに絵がかけるの?」と聞いてくれました。私はちょっと考えた後、「それはね、絵がきらいになるくらい何度も絵を描く練習したからだよ。」と答えました。すると、その子は「きらいになったらダメですよ。」と言いました。おっしゃる通りです。
 先週、放課の時間に6年生の教室にいた時、ある子と絵の話になりました。その子も絵を描くことが好きなのですが、その子のお姉さんは水彩やパステルなどを使って本格的に絵を描いていて、ふたつの景色を組み合わせて一枚の絵にした現実にはない風景の絵などを描いているそうです。部屋には絵の道具が置かれ、学校では美術部に入って絵を描いているそうですが、その子のお姉さんも「時々、絵を描くことが苦しくなる」と言っているそうです。

私も、6年生の子のお姉さんも、絵を描くことが好きで始めたのに、どうして、きらいになりそうになったり、苦しくなったりするか、みなさんはわかりますか。ちょっと、考えてみてください。
これは、絵を描くことに限らず、スポーツや楽器の演奏など多くのことに共通するのだけど、ただ遊びでやっているうちは楽しいし、気持ちも楽です。でも、もっとできるようになりたいと目標のレベルを高くして本気で取り組み始めると、自分で決めた高い目標までなかなか届きません。一生懸命やっても、急にはレベルアップしない。だから、時にはきらいになりそうになったり、苦しくなったりします。私が高校生や大学生の時、私より絵がうまい友だちは何人もいましたので自慢するつもりは全くありませんが、少々苦しくても、思ったように上達しない時があっても、ひとつのことに打ち込み繰り返し取り組むことで、自分が成長できると考えています。「あっ、前よりできるようになった。」と感じる時が訪れると、それが自信になります。その自信が、他のことにもよい影響を与えて、いろいろなことに前向きに取り組めるようになります。みなさんにとっては、リズム縄跳びがよい例だと思います。リズム縄跳びのお手本の映像を初めて見た時は、「この先生はすごいな。自分にはとてもできない。」と思った人もきっといたでしょう。でも、失敗を繰り返しながら何度も練習してだんだんとできるようになった時、自分に自信が持てて「もっとやりたい。」という気持ちがふくらんだのではないでしょうか。「先生、みてみて。○○跳びができるようになったよ。」と声をかけてくれる子は、ピカピカに輝いています。リズム縄跳び以外にも、何度も繰り返し練習してできるようになったことは、きっといくつもありますよ。思い出してみてください。
自分で何かができるようになるには、時間がかかります。スマホをポチッと押して検索するように簡単にはいきません。だからこそ、できた時の喜びや自信も大きくなるのです。今日は、この後、サッカーチームの子たちの表彰をしますが、この子たちもきっと時にはサッカーをすることがつらくなったり苦しくなったりしながら、がんばって続けてきたのだと思います。
あせらず、あきらめず、何かに取り組んでみてください。今日もよく聞いてくれて、ありがとうございました。

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オンライン朝礼での校長先生のお話 1/31

 今日は、私が話した後に「善行児童の表彰」を行います。これは、毎年、それぞれの小学校の6年生から一人、選ばれる表彰です。では、「善行」とはなんでしょう・・・。こういう字を書きます。では、この言葉の意味は、というと・・・「よいおこない」です。

さて、今日のお話は、先週、私が学校の中を歩いていた時に気づいた「よいおこない」を紹介します。掃除の時間に私が廊下を歩いていたら、ある子がほうきを持って廊下の隅から真ん中に向かってはき掃除をしていました。私が「ていねいにやってくれてありがとう」と伝えるとその子は「ありがとうございます」と言ってくれました。それから20分後、なかよしタイム(昼休みの時間)に私が鳥小屋の前を通りかかったら、環境委員の2名の子が鳥小屋の中を掃除していました。ひとりの子はさきほど廊下のはき掃除をしていた子で、今度は鳥小屋の中のはき掃除をしていて、鳥のふんやこぼれたえさなどを、ほうきで集めてくれていました。私はたまたま通りかかって同じ子が廊下も鳥小屋もていねいに掃除をしていることに気づいたわけですが、この子はきっと、だれにほめられなくても、だれに気づかれなくてもいつも同じように、廊下の掃除や環境委員としての鳥小屋の掃除をきちんとしていたと思います。「人からほめられたい」「認められたい」という気持ちはだれにだってあります。私はそれを否定しません。しかし、ほめる人がいなくても、自分の行動を見ている人がいなくても、自分の役割をしっかりと果たすことができるというのは、すばらしいですね。そうしたことを何度も繰り返すことで、自分の中での「自信」が毎日、少しずつふくらんでいきます。だれにほめられなくても、自分で自分の心を成長させることができるのです。そして、きっとこの子と同じように、毎日、自分の役割をしっかりと果たして「よいおこない」を繰り返している子は、西成東小学校にたくさんいることでしょう。あなたも、そしてあなたも、きっとそうですね。

今日、今から表彰する子は、クラスや学年の子たち、さらに学校全体のことを考えて、よいおこないを数多くしてくれたので表彰をします。しかし、表彰される子以外にも、さきほど紹介した子のように「よいおこない」をしてくれている子はたくさんいます。西成東小学校のたくさんの子たちの「よいおこない」の代表として、これから表彰したいと思います。
 お話を終わります。


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「オンライン朝礼」での校長先生のお話 1/27

1月24日(月)オンライン朝礼でのお話

先週の木曜日、火事から身を守るための防火扉を通っての避難訓練、真剣にできました。集合したとき、どのクラスの子も口をとじて真剣に取り組んでいました。どのクラスも取り残さずできたということは、すばらしかったと思います。

さて、みなさんに今から質問します。
ひとつめの質問です。今日、学校で本当に火事が起きて、逃げることがあると思いますか。心の中で答えてください。火事は起きることもあるだろうけど今日は大丈夫だろう、と思った人が多かったのではないでしょうか。きっと火事は起きないよ、と気楽に考えすぎていてはいけないけれど、あまり心配し過ぎて学校に来られなくなってもいけません。だれでも多少楽観的に考えるところはあるかもしれません。

では、ふたつめの質問をします。あなたは、今日か明日、新型コロナウイルスに感染すると思いますか。自分は大丈夫だと思った人もいたかもしれませんが、今はいつだれが感染してもおかしくりません。今、流行しているオミクロン株というのは、それほどうつりやすいのです。もし、あなたがのどが痛いとか咳が出るとか少しでも風邪の症状があったら、熱がなくても学校を休んでください。無理して登校してはいけません。そして、おうちの人にお医者さんに連れていってもらってください。また、おうちの人のだれか一人でも風邪でひいていたら、その人が熱がなくとも学校を休んでください。

自分がかからないようにするためには、今、私がしているような不織布のマスクをすることをおすすめします。布のマスクよりウイルスを通さないので、予防効果が高いのです。ただ不織布マスクをすると肌が荒れてしまうというアレルギーがある人は布のマスクでOKです。さらに、手洗いはせっけんをつけて水は冷たいけど、少しでも長くしましょう。次に、みんなのクラスは、放課になったら窓をあけて換気をしていますね。「窓をあけるよ」と声をかけ合って、空気中にあるウイルスを外に追い出しましょう。けんこうタイム(2時間目の放課)やなかよしタイム(掃除後の放課)に外遊びをする時は、友だちと距離をとって遊びましょう。鬼ごっこのように、さわり合う遊びはしません。サッカーでひとつのボールのところにみんなが集まるということにならないように、距離をとって遊べるようにくふうしてください。

今、お話しした「マスク・手洗い・換気・距離をとった遊び」こんなことをいつも大切にして、コロナにかからないように、お互いに気をつけましょう。
コロナの感染を防ぐために、今日から、またオンラインでの朝礼となりました。今は、感染しないためにできることをやって、また、みんなが屋内運動場で集まれる日がくることを願って、今日のお話を終わりにします。よく聞いてくれて、ありがとうございました。

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始業式での校長先生のお話 1/7

西成東小のみなさん、あけましておめでとうございます。
12月23日 終業式の日、たくさんの子たちが「よいお年を」と元気な声と笑顔で家に帰っていきました。みんなの声、元気な顔をみて、私は嬉しかったです。
そして、今日、始業式の日は「おはようございます」「あけましておめでとうございます」という声と笑顔で登校してくれました。ありがとう。学校へ来る途中に、見守り隊の方にも元気にあいさつができましたか。交差点では必ず停まって車が来ないか確認しながら、元気なあいさつとともに登下校をしてください。

さて、終業式の時、私はみなさんに「令和4年になったら、こうしたい、これをやってみたいという目標をひとつでいいから立ててほしい」とお伝えしました。目標を立てましたか。
私は、目標を立てました。それは、「どんな時でも、西成東小のためになることを敏感にみつけられるようにすること」です。
学校で仕事をしていない時は、私はのんびりしている時があります。例えば、新聞や本を読んでいたり、絵を描いたり音楽を聴いたり、テレビやYouTubeをみていたり、そんな時でも、「あっ、これ、いいな、東小でもやってみたいな。」「この考え方、いいな。今度の朝礼の時に、みんなに話してみよう。」というように、東小のみなさんのためになることを敏感にみつけられるようにしていきたい。それが私の令和4年の目標です。
みなさんの目標を聞きたいのですが、今はその時間がありません。また、自分のクラスで担任の先生やクラスの仲間と伝え合ってくれるといいな、と思っています。また、私にも機会があったらみなさんの目標を教えてください。
目標がみつからないとか立てる気持ちにならないという人は、もしかしたら、実は自分に自信がないのかもしれません。人よりできることをみつける必要はありません。人と比べてばかりいると、どうしても自信がもてません。自分がやっていて好きなこと、好きとまではいかないけどいやじゃないこと、それがあなたにむいていること、です。それをひとつ、目標にできれば十分です。そして、目標にむかってできているか、時々、自分で振り返ってみてください。

コロナに感染する人が急にふえてきて心配です。コロナウイルスはみえません。色もにおいもありませんが、コロナの危険は近づいてきています。コロナにかからないようにするためにできることは何ですか。まず、手洗いで手についたコロナウイルスを洗い流すことです。
私はおととい、学校の廊下の手洗いで冷たい水で何秒間手洗いができるか、自分で試してみました。1・2・3と数えながら手をこすりながら洗ったのですが、10秒をこえたら冷たさで手がピリピリしてきて、15秒をこえたら手がしびれて手洗いをやめたくなりました。冷たい水での手洗いはつらいけど、少しだけ手を濡らしただけではウイルスは流れません。がんばって洗いましょう。また、肌荒れなどのアレルギーがある人は布マスクでも大丈夫ですが、コロナウイルスを通しにくい不織布のマスクをできるだけして、予防につとめましょう。


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終業式での校長先生のお話 12/23

今日を含めて9日間で、一年が終わります。
12月から1月になると、年がかわります。今年は令和3年。来年は令和4年です。
12月から1月になって、年がかわるというのは、特別な感じがしますね。
10月から11月になったり、11月から12月になったりするのとは、全くちがいますね。

私は、12月31日の夜おそく、12時近くになってから、窓をあけて静かにしていると、どこからか、除夜の鐘の音が聞こえてきます。近くにお寺はないのだけど、夜は静かだから聞こえるのでしょうね。その音を聞いていると、いよいよ1年が終わり、次の年がやってくるという気持ちになります。
さて、私からみなさんにやってほしいことがあります。それは、1月になったら、来年になったら、令和4年になったらこうしたい、これをやってみたい、これができるようになりたいという目標をひとつでいいから立ててください。
目標を立てても、それができないこともあります。でも、目標があるからできなかった悔しさがあるし、また、目標を立て直してもう一度挑戦することもできます。
みなさん、自分のいいところは、どんなところですか。自分のいいところをいくつ言えますか。だれでも、得意なことと苦手なこと、できることとできないことがあります。完璧な人間は一人もいませんし、私は完璧な人間になってほしいと願ってはいません。自分で目標をもって成長していける人になってほしいと願っています。今、自分に自信がある人は苦手なことができるようになるという目標を立てるのもいいと思います。逆に、今はまだ自分に自信がもてないという人は、自分のよいところをみつけ、それがもっと伸びるような目標をたてるのもいいでしょう。

12月の終わりごろになって、12月中にこの人と会うのは今日で最後かな、という日には「よいお年を」と声をかけ合い、1月になって初めて会った時には「あけましておめでとうございます」。そんなあいさつが、学校の中や地域の方(見守り隊の方など)とできるといいですね。
1月7日始業式は、「あけましておめでとうございます」という元気なあいさつと「目標」をひとつ心の中にもって登校してください。1月7日に元気に来てほしいのですが、私がひとつだけ心配していることは、交通事故です。正門から帰る時、横断歩道を渡る時、止まらずに右・左を見ずにわたろうとする人がどれほど多いことか。何より大切な自分の命を、自分で守ろうとしてください。自分の目で車が来ないかを見てから、道を渡ってください。
それでは、みなさん、よいお年をお迎えください。


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朝礼での校長先生のお話  12/13

今日は、ふたつのお話をします。

みなさん、右目だけつぶることはできますか。やってみてください。
では、左目だけつぶることはできますか。やってみてください。
右目だけつぶる。左目だけつぶる。この両方とも、できましたか。
次に、左手の手の平を、私の方に向けてください。人差し指・中指・薬指・小指、この4本の指をくっつけてください。次に、人差し指と中指、薬指と小指、2本ずつくっつけて、その真ん中はこんなふうにあけてください。
次に、右手でも同じように、やってみてください。左手も右手も、両方とも、できましたか。
私は、右目だけつぶることはできるけれど、左目だけつぶることはできません。また、左手はこんなふうに2本ずつ指をくっつけてその間をあけることはできるけど、右手はできません。左目だけつぶれないこと、右手は中指と薬指の間をあけられないことは、私にとっては当たり前であり、普通のことです。でも、きっと、「なんでこんな簡単なことが校長先生はできないの。私はできるのに。」と思う人もいることでしょう。もし、「なんで、できないの。」とか「できて当たり前でしょ。おかしいよ。」なんて言われたら、私はいやな思いをしますし、傷つきます。
「当たり前」とか「普通」というのは、人によってまるでちがうのです。同じ学年の子、同じクラスの子、一人一人、みんなちがうのです。人に何か言う時、何かをする時、相手の子は自分とはちがうので、こんなことを言ってもいいかな、こんなことをしてもいいかな、と考えていますか。同じことを言われても、何とも思わない人もいればいやだと感じる人もいるということを、わかっていますか。私は、言われてもされても何ともない。だから、相手の子も大丈夫、ではありませんよ。自分と相手は全くちがうのです。
自分ではない人の気持ちや考えというのは、わかりません。でも、わかろうとすることが大事なのです。自分が当たり前で普通、でなく、相手のことをよく見て考えてから行動してください。

ふたつめのお話は、あいさつについて、です。あいさつでお互いの気持ちを伝えよう、自分から先にあいさつをする「あいさつ先手」で笑顔で協力できる西成東小学校をつくっていこう、と4月の始業式の日に私は皆さんに伝えましたが、今のみなさんのあいさつはどうでしょうか。元気に自分からあいさつをしてくれる人も何人かいますが、自分からあいさつができない人の方が多い、と私は感じています。ぜひ、相手の人を見かけたら、まず自分から、相手の顔をみて元気よくあいさつをしてください。
先々週、水曜日と金曜日、東門のところで交通事故がありました。金曜日、下校する時、ぐちゃぐちゃになった車をみかけた子もたくさんいるでしょう。皆さんが、毎日、事故にあわず元気に学校に来られているのは、もちろん、みなさんも気をつけているからでしょうが、見守り隊の方がいてくれるからだと私は思います。見守り隊の方はお仕事ではありません。お金をもらっているわけでもありません。みなさんが安全に学校に行けるように、朝早くから寒い日も雨の日も道に立ってくれているのです。これは、当たり前ではありませんよ。ぜひ、学校へ来る時に、見守り隊の方を見かけたら、自分から先に「ありがとうございます。」とあいさつをすることで、感謝の気持ちを表してください。「おはようございます」だけがあいさつではありません。毎朝、まず、見守り隊の方に「ありがとうございます」と元気にあいさつをして、学校についたら先生や友達に自分から「おはようございます」とあいさつをしてください。よろしくお願いします。

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全校朝礼での校長先生のお話(人権について考えてみよう)11/29

「人権について考えてみよう」

毎年、12月10日は「人権の日」。これは今から73年前に、世界がひとつになるためにできた「国際連合」が設定したものです。そして、12月4日〜10日が人権週間です。
では、人権とはなんでしょうか。簡単にいえば「一人一人が自分らしく幸せに生きる権利」のことです。今、ここにいる子は、6歳から12歳までの子どもです。では、みなさんにひとつ質問をします。みなさんのおうちのまわりに、みなさんと同じ小学生の年齢なのだけど、自分の家での生活のために毎日仕事をしていて、そのために学校に通うことができない子はいますか。・・・・いませんね。
日本では、子どもはまだ仕事はせず、全員が学校へ通うことができます。
また、大人になったら何をしたいか、どんな仕事をしたいか、今は、みんな一人一人が自由に考えることができますね。これは今88歳の先生のお父さんから聞いた話なのですが、今から77年、78年くらい前先生のお父さんが小学校5年生、6年生の頃、日本は戦争をしていて、学校でも「お国のために戦争へ行って、死ぬことが一番」と教えられていたそうです。その戦争の終わりごろは14歳から戦争に行っていたとのこと。14歳で命を落とすことが子どもの将来の希望だなんて、あまりにも悲しい時代です。今は、子どもの間は学校に通うことができ、大人になってやりたいことも自分で決められます。みなさんの人権は、守られていますね。

次に、自分の人権だけでなく、自分以外の人の人権も大切にしてほしい、というお話をします。
そのためには、まず、自分の好きなところをみつけて、自分を大切にしてください。
西成東小のみなさんは、ふだん、まわりの子や大人を大切にして生活できています。ありがとう。でも、いつもではありませんが、この西成東小で、言われた人が傷つきつらい思いをする言葉を言ってしまったり人に手を出したりする場面を目にすることがあります。傷づく言葉を言われたり叩かれたりした人は、幸せに生きる権利、つまり人権を奪われています。だから、いじめは許されないのです。

自分が普通で、当たり前ではありません。みんな、一人一人、体も顔も生まれた場所も考え方もちがいます。自分以外の人の体も心や気持ちも大切にしながら、自分とまわりの人とのちがいを認め合いながら、すてきなところをお互いにみつけて笑顔で学校生活が送れるようにしていきましょう。

人権週間がちかづいてきたので今日は人権についてのお話をしましたが、一人一人の人権は1年中、365日ずっと大切にされるべきことです。みなさん、一人一人がまず自分で自分を大切にしているかな、そして、自分以外のまわりの子や大人を大切にしているかな、そんなことを一度、考えてみてください。


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全校朝礼での校長先生のお話 11/26

11月22日(月)全校朝礼での校長先生のお話

先週は、児童会が、あいさつ運動を一週間、行ってくれました。西成東部中学校の子たちも来てくれたり、妖精いちみんも来てくれたりして、朝から笑顔であいさつができました。
今の児童会役員や代表委員の子たちが朝、門に立ってあいさつ運動をしてくれました。私がさらにうれしかったことは、門に立ってくれている児童会の先生が「代表委員じゃなくても、ボランティアでいっしょに立ってあいさつをしてね」と言ってくれたらたくさんの子たちがはじける笑顔で門に立ってくれて、あいさつをしてくれたことです。また、今は児童会役員や代表委員ではないけれども、前期にそうだった子たちも「おはようございます」と元気なあいさつをしてくれたことです。
先週、門に立ってあいさつ運動をしたよ、という子は、しずかに、手をあげてください。はい、ありがとうございます。では、門には立っていないけど、いつもより、あいさつをするようにしたよ、という人、しずかに手をあげてください。はい、ありがとうございます。 

あいさつをすると、普段はあまり話さない先生、話さない子ともつながれるようになります。また、学校の先生や子どもたちだけでなく、ふだん、みんなが元気に学校に通えるように、暑い日も寒い日も朝や帰りに自動車や不審者からみんなを守ってくれている見守り隊の方々にも、「ありがとうごいざます」という感謝の気持ちを込めて「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」と「あいさつ先手」という気持ちで自分からあいさつを、ぜひ、してください。あいさつで、みんなと先生たち、見守り隊を含めた地域の方々の気持ちが笑顔でつながれるようになってほしいと私は願っています。

さて、明日は勤労感謝の日、一生懸命働いてくれている人に感謝する日ですが、その次の24日(水)・25日(木)、さらに26日(金)も6年生は朝、2時間遅れてくるため、登下校の時、おりません。6年生の通学班の班長さん、しずかに手をあげてください。はい、おろしてください。では、次に、6年生の子が通学班からいなくなったら、自分が班長旗を受け取って班長の仕事をする、という人、しずかに手をあげてください。はい、おろしてください。
今日は、一斉下校ですので、その時に、6年生の班長さんから下の学年の子に班長旗を渡し、6年生がいない水曜・木曜・金曜の朝も、交通事故にあわないように、気をつけて登校・下校をしてください。しっかりとこちらに意識をむけて聞いてくれて、ありがとうございました。

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全校朝礼 11/15

みなさんの姿勢がすばらしく、こちらを注目してしっかり聞こうという気持ちが伝わってきます。ありがとう。
月曜の朝は全校児童が集まり、週目標や委員会からの発表、校長先生からの話を聞くことを通して、みんなで心をひとつにする。それが大切だと考え、コロナがおさまっている間は、これから月曜の朝は、屋内運動場に集まるようにします。

先週の金曜日の朝、私は正門の横断歩道のところに立っていたら、6年生のある班長さんが「1年生の子が転んでけがをしたので、とまっています。」と教えてくれました。私はいそいで行ってみると、もう一人、別の6年生の子が転んでひざをすりむいてしまった1年生の子に寄り添っていてくれました。先生はこの二人の6年生の行動に感心し、感謝しました。班長さんはすぐに1年生のけがのことを先生に伝える。そして、けがをした1年生のために他の6年生が寄り添ってくれている。けがは保健の先生にすぐに見てもらって軽いけがだったのでよかったのだけれど、けがをした1年生の子は、6年生の子が先生を呼んできてくれて、自分の近くについていてくれて、きっと安心したと思います。ありがとう。

次は授業中のことなのですが、私が6年生の授業を見に行くとほとんどの子がいつも、ノートをしっかりと書いています。また、しばらく見ていると、ていねいな字で書こうとしていること、そして、それが6年生の子たちは当たり前になっていることがよくわかります。さて、1年生、2年生、3年生、4年生、5年生のみなさん、授業中、ノートをいつも書いていますか。そして、ていねいな字で書いていますか。振り返って考えてみてください。
6年生と同じように、いつもノートをていねいな字で書いているよ、という子は、すばらしいですね。みなさんは、毎日、7時間か8時間、学校にいますが、そのうちの半分以上、60%近くの時間が授業の時間です。授業中、まず、ノートをていねいに書いて、一生懸命取り組む、それを大切にしてください。授業に一生懸命取り組むことはどうして必要なのか、大切なのか、また、みなさんが考えたことを担任の先生に伝えて下さいね。
6年生の子と同じように、全校の子が、授業中、いつもノートをていねいに書き、授業に一生懸命取り組めることになることを、私は願っています。

寒くなってきました。新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザも心配です。マスクをする、指の先まで手はごしごし洗うなど、予防をお願いします。お話を終わります。

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放送朝礼での校長先生のお話 11/10

11月8日(月)放送朝礼

今日は、お話をふたつします。

ひとつめは、「展覧会の作品を見て感激した」というお話です。みなさんの作品を見ながら、「こんなやり方もあるんだ。」「おもしろいアイデアだなあ。」と感激しながら楽しませてもらいました。私は図工(美術)が専門なのですが、自分では思いつかないようなアイデアにあふれた素敵な作品がたくさんありました。図工の授業というのは、自分なりのアイデアを出すことや工夫することをみがく時間です。図工の授業を通して、「他の人にはない自分のよさ」をみつけてほしいと願っています。

ふたつめは、「黙想で気持ちを整えて授業に臨んでほしい」というお話です。毎日、朝8時30分、午前10時50分(3時間目の開始前)、午後1時55分(5時間目の開始前)の3回、黙想の時間があります。長い放課(休憩時間)に外遊びをしたり友だちと楽しく話したりした後、授業への切りかえの時に黙想があります。黙想の時は、足の裏を床につけ背筋を伸ばして手はひざの上に置いて姿勢を整えていると思いますが、それと同時にゆっくり深呼吸をして気持ちを整えることで、授業に集中できる準備をしてほしいと思います。


児童会役員・学級委員・代議員の任命式での校長先生のお話 10/11

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今日から新しい児童会役員・学級委員・代議員のもと、後期が始まります。
児童会役員・学級委員・代議員として今、任命された人の中には、まだ、自信がないという人もいるかもしれません。
そういう時は、まず当たり前のことができれば、それで十分です。「友だちや先生にあいさつをする」「授業に一生懸命取り組む」「掃除をしっかりして学校をきれいにする」。そんな当たり前のことにきちんと取り組めば、きっとまわりの子たちから認められるようになっていくでしょう。
次に、さきほど、任命されていない多くの東小の子たちに、お話します。みんながで「笑顔で協力できる学校やクラス」をつくっていってください。たとえば、整列する時に早く並ばない子がいたり、しゃべってはいけない時にしゃべってしまう子がいたりした時に「学級委員なんだから、注意してよ。」と言うのは、先生は少しちがうと思います。気づくことがあれば学級委員でなくても、だれがだれに注意してもいいのです。気づいたらその時に「早く並んでね。」「今はしずかにしてね。」というように、お願いしながら声をかけてあげてください。
そんなふうにして、みんなで「笑顔で協力できる学校やクラス」をつくっていきましょう。

放送朝礼での校長先生のお話 10/5

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9月27日(月)放送朝礼

今日は、みんなの姿を見ていて、校長先生がとてもうれしかった話をします。
先週の金曜日、掃除の時間に5年1組と6年1組の担任の先生がいなかったため、先生は5年生と6年生の教室がある北舎の4階にいました。 5年1組、6年1組の担任の先生がいなくても、いつもどおり、掃除がきちんとできていました。まず、6年生の班長さんがみんなを集め、あいさつをした後、一人一人がそれぞれの仕事に取り組んでいました。また、先週は祝日でお休みの日が多かったため、月曜日、木曜日のゴミ集めができませんでした。そのため、「今日はゴミ集めはありますか」と、先生に聞いてくれる子や先生がいました。ゴミ集めがあるか確認するために、先生はいつも委員会の子がゴミを集めてくれている南舎の昇降口に行きました。すると、すでに委員会の子たちがビニール袋にゴミを集めてくれていました。先生はそのことを全校に伝えようと「ありがとう。すぐに放送を入れるね」と言ったら、委員会の子たちは「今、放送を入れに行っています」と教えてくれて、まもなく「今日はゴミを集めています」という放送が入りました。
5年生、6年生という高学年の子たちがリーダーとなって、先生がいない日でもいつも通り掃除がきちんとできること、委員会の子たちが金曜日にゴミを集めるだけでなく全校に知らせることに気づき自分たちで動けたこと、こんな姿を見て、先生は感激しました。
みんなにとっては、ごく当たり前をことをしているだけかもしれません。しかし、これは「すばらしいいつも通り」「すばらしい普通のこと」ですね。こんな高学年といっしょに、低学年や中学年の子たちは今、毎日、掃除をしています。
きっと、低学年や中学年の子たちもあと何年かたって高学年になったら、今の5・6年生のように立派なリーダーとして、下の学年の子の手本となる活動ができることでしょう。


10月4日(月)放送朝礼

10月になり、一年間の後半、「後期」が始まりました。学級委員がかわり、気持ちもあらたにスタートです。ぜひ、「後期は、○○○ができるようにしよう。」「▽▽▽に挑戦したい。」というように、目標をもって後期に臨んでほしいと思います。
みなさんは「やればできる」という言葉を知っていますか。「やればできる」といっても、がんばってやったからといって、急に100点が取れるようになるとは限りません。また、走る練習をたくさんしても、いきなり1番になれるとも限りません。「一生懸命やっても、できないじゃないか。」と思うこともあるでしょう。
しかし、「やればできる」に一言つけ加えて「やれば、今よりできる」にすると、どうでしょうか。がんばって勉強すれば、100点はとれなくても今よりはできるようになります。走る練習を何回もすれば、1番にはなれなくても今より速く走れるようになります。他の人と自分を比べるのではなく、以前の自分と比べて、成長できることが大切です。ぜひ、「やれば、今よりできる」という気持ちで、勉強や運動に取り組んでみてください。



運動会の演技の前と後の、校長先生のお話 9/17

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放送朝礼での校長先生のお話 

運動会のスローガンは「 東っ子!負けないみんなの団結力!」です。
5月にできず、天気も心配だったけど、今日はいよいよ本番です。きっと、みなさんは今、心がワクワクして、早く運動場で走りたい、演技したいそんな気持ちだと思います。

昨日までの、みなさんの運動会の練習は、だんだんと真剣さが増してきて、とても充実した練習ができていました。
今日は。友達といっしょに「がんばろうね」と声をかけあい協力しあいながら、自分ができる精一杯の演技をしてください。そうすることで、スローガンにある西成東小の団結力が生まれてくると、先生は考えています。
でも、盛り上がりすぎて、運動会の前に階段で走ってけが、というようなことだけはないようにしてください。

今日の運動会の演技をおうちの方にみてもらえないことは残念ですね。でも、きっとおうちの方は心の中でみなさんを応援してくださっています。おうちの方にも届けるつもりで、精一杯がんばってください。
校長先生も写真をとったりしながら、みなさんのがんばる姿をみられることを楽しみにしています。


給食時の校長先生のお話(運動会の演技終了後)

1・2年生のみなさんは、ダンスを楽しみながら踊っていました。ダンスが終わってから、学年で集合写真を撮った時のみなさんの笑顔ははじけていました。また、ウエーブの時、少しタイミングがわからなくなった時には、声をかけあってやれていました。

校長先生は3・4年生のみなさんが入学してきた時から知っていますが、ソーランのリズムにのって踊っている姿は、今まで以上に力強さを感じました。

5・6年生のみなさんがフラッグの演技で整然と隊形移動をする姿、きびきびと動ける姿 をみて、たくましさと成長を感じました。

徒競走では、どの学年の子も緊張しながらもゴールにむかってみんなが力を出し切ろうとしていることが、よく伝わってきました。

今日は、まわりの子たちとの協力して、すばらしい演技ができました。これからは、それぞれのクラスや学年で、みんなと協力して授業で学ぶことを今まで以上に楽しめるようになることを期待しています。


放送朝礼での校長先生のお話 9/6

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今日は、ふたつ、お話をします。
ひとつめは「あいさつで、心と心をつなごう」というお話です。
校長先生の顔を見ると「おはようございます」「こんにちは」とあいさつをしてくれる人がたくさんいます。ありがとうございます。
あいさつをすることで、ふだんはいっしょに遊ばない子やあまり話したことがない子とも、心がつながるようになります。皆さん、マスクをちゃんとしてくれているので、元気なあいさつを「あいさつ先手」で自分から先にしてくださいね。

ふたつめは「運動会の練習や本番で、自分の力を出しきろう」というお話です。
18日(土)に予定している運動会ですが、もし、緊急事態宣言が延びたらその日におうちの人に見ていただいて運動会を行うことはできません。そうすると、体育の授業として徒競走と表現を行うことになります。おうちの人に見てもらって拍手してもらえないということは、確かに残念ですね。でも、大切なことは、みなさん一人一人が自分の力を出し切ることです。短い距離を走ることが得意な人もそうでない人も、精一杯取り組むことが、大事です。少し、難しい言葉を使いますが、人に見てもらうということは二次的なことであり、まず、自分が精いっぱい取り組み、力を出し切ることが大切なのです。みなさんのそんな姿に、期待しています。

今日も静かにしっかりと聞いてくれて、ありがとうございました。

始業式での校長先生のお話 9/6

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みなさん、夏休みはどんなふうに過ごしていましたか。先生は、本を読んだり、もう使わないオモチャを片づけたり、マンガを読んだりしていました。

さて、今日はふたつのお話をします。
ひとつめは「目標をもって、2学期をすごしてほしい。」というお話です。
「こういうことができるようにがんばりたい。」「このことを、がんばってやりたい。」というような目標をひとつでいいので、立ててみてください。自分で立てた目標にむかって積み重ねることで、成長していってほしいと思います。

ふたつめは「安全」についてのお話です。
新型コロナウイルスに感染する人が、とても多くなってきました。教室で生活する時には、マスクを必ずしましょう。もし、マスクを忘れてしまった人は、担任の先生に伝えてくださいね。また、教室の空気をきれいにするために、放課の時間だけでなく、授業の途中にも窓をたくさん開けて換気をします。窓をあけたりしめたり、みなさんも手伝ってくださいね。

今日も、静かに聞いてくれて、ありがとうございます。

放送朝礼での校長先生のお話 8/23

8月23日 放送朝礼での校長先生のお話

校長先生から「平和の大切さ」「命の大切さ」についてお話をします。

一つ目は「平和の大切さ」についてですが、今日は、今、88歳になる校長先生のお父さんから聞いた、日本がアメリカなどと戦争をしていた時のことをお伝えします。今から76年前、1945年(昭和20年)に戦争が終わった時、先生のお父さんは12歳、中学1年生でした。小学校高学年の頃から、学校へ行っても授業はほとんどありませんでした。どうしてかと言うと学校では戦争に勝つための竹やりをもって相手と戦う訓練や食べるものが本当に少ししかない時代でしたので運動場はさつまいも畑に変わってしまってそのさつまいも作ることやそんなことばかりだったからです。ある時、田んぼの中の道を歩いていたら突然アメリカの飛行機がビューンと降りてきたので思わず田んぼのあぜ道の陰に飛び込んで隠れたら、機関銃をババババッと何発も打たれました。飛行機がすぐ近くまで降りてきていたので操縦しているパイロットがニヤッと笑う顔まで見えたということです。もしその時、先生のお父さんに玉が当たって命を失っていたら今、校長先生はおりません。その頃の教育は、戦争に勝つことが全てでお国のために兵隊になって命を落とすこと、それが素晴らしいことだと教えられていました。きっと大人の人たちの中にはそれはおかしい、子ども一人一人の命が大事だと思っていた人はいたでしょうが、そういうことが言えない時代だったのです。戦争の終わりごろは14歳になったら兵隊になることができましたので、先生のお父さんもあと2年して14歳になったら、兵隊になって戦争に行くのだろうと思っていました。子どもの将来の夢が戦争に行って死ぬことだなんて、何と悲しいことでしょう。でも、今は違いますね。学校に来たらいろいろな教科の勉強をして、そしてお昼はお腹いっぱい給食を食べ、友達と遊び、一人一人が私は僕はこうなりたいな、と夢を語ることができるそんな時代です。戦争がなく平和で子供たちが夢を語れる世の中が、今から何十年も何百年も続くようにしていきましょう。

二つ目は「命の大切さ」、新型コロナウイルスから命を守るというお話です 新型コロナウイルスに感染する人が、とても多くなってきました。この病気は肺炎という病気ですので息がうまくできなくなったり中には命を落としてしまう人もいます。お医者さんや看護師さんなど病院で働く方々は毎日、コロナにかかった患者さんを助けるために大変な思いをしながら一生懸命働いてくれていますが、あまりにも感染する人が多いために、入院することができなくなってきているというのが今の状態です。残念ながら、今すぐ新型コロナウイルスをなくすことはできません。では、私たちに何ができますか。それは、自分で自分を守るということです。学校の廊下にある手洗いには、手の洗い方が貼ってありますね。これを見ながら、手の表と裏、指の間、爪の先っぽなどを丁寧に洗ってコロナウイルスを水で流しましょう。また、マスクをしていても、友達と近くで話さない、大きい声で話すとどうしても小さいつばのそばの粒が人に飛んでしまいます。人が多いところに行くと感染しやすいので、お店に買い物へ行くことも、できるだけ少なくしましょう。9月1日・始業式の日に元気に登校できるように、気をつけてください。
今日も静かに、しっかりと聞いてくれてありがとうございました。

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終業式での校長先生のお話 8/3

7月20日(火)終業式のお話

 1学期を振り返って校長先生が思うこと、それは、「あいさつ」と「そうじ」でみんなの声が、目が、動きが変わり始めた、ということです。
 「あいさつ先手」を合言葉に、6月は児童会が中心となってあいさつ運動を行ってくれました。あいさつの声が大きくなったのはもちろんですが、みんなの目が、顔の表情が生き生きとかわってきました。また、いつも高学年の子が低学年の子を整列させて、そうじの仕方を教えて、よくできた時はほめてくれて、ペアそうじの活動をしっかりとしてくれているおかげで学校の中はいつもピカピカです。今年度、西成東小にかわってこられたある先生が「ペアそうじというのは、すばらしいですね。」と言われていました。みんなの頑張る姿、校長先生は本当にうれしく思っています。
 明日から、夏休みが始まります。ふだん、学校がある時は午後3時か4時くらいからしか外で遊ぶことはありませんが、夏休みはもっと早くから長い時間、外に出ることができます。車に気をつけて、交通事故にあわないようにしてください。また、川は、みた目ではゆっくり流れているようでも、底の方はとても流れが速く一度足をすくわれて転ぶとそのまま深いところまで流されて、おぼれてしまうことがあります。川では遊ばないようにしてください。
 出校日は2日間ありますが、9月1日・始業式の日にまた、みんなの元気な顔がみられることを楽しみにしています。

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放送朝礼での校長先生のお話 7/15

7月12日(月)放送朝礼 校長先生のお話

今日は、みなさんの命を大切にするお話を3つします。

ひとつめは、雷のお話です。先週、急に雷がひどくなり低学年下校をやめて、一斉下校にしたことがありました。今から7年前、一宮市からそれほど遠くない野球場で野球をしていた高校生の子に雷が落ちてしまい命を失うという本当に悲しい事故がありました。グランドやプールのような広いところにいると、雷が落ちやすくなります。また、雷が鳴っている時はたいてい雨も降ることが多いのですが、雨でぬれないために木の下に入ったり、家の軒下にいたりすると、これもまた危険です。外で雷の音が聞こえたら、早く家の中に入ってください。自動車や家の中は、比較的安全です。家の中では壁から離れて部屋の真ん中にいると、さらに安全です。

ふたつめは、熱中症のお話です。大変暑くなってきました。外遊びや体育の時間には、話さないようにしてマスクをはずしてください。また、放課になるたびに水分をとるようにしてください。体調がよくない時は先生に言って、無理をしないようにしてください。

みっつめは、新型コロナウイルスの感染予防のお話です。新型コロナウイルスは風邪ではなく肺炎という病気です。治った後でもせきがずっと続いてしまったり、においや味がしなくなったりすることもあります。かからないようにするためには、今もみなさんがしっかりとやっている手洗い、30秒かけての手洗いをこれからも一日に何度もするようにしてください。

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一宮市立西成東小学校
校長 竹元 巨
〒491-0003
愛知県一宮市春明字中切1
TEL:0586-28-8727
FAX:0586-76-1126
E-mail:nisihi-e@city.ichinomiya.aichi.jp
学校行事
3/2 B日課
3/3 卒業生を送る会(午前中B日課)
3/4 B日課 PTA資源回収 第3回PTA委員会 令和4年度PTA準備委員会
3/6 防犯の日
3/7 A4日課
3/8 東中職員出前授業(予定 6年)
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大切な文書・Q&A

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