第1ステージ キーワードは『仲間づくり』

3月全校集会

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挨拶の大切さ

 3月になりました。今年度最後の月です。あっという間の一年だった気がします。3年生は卒業、1,2年生はそれぞれ進級と次のステップに進む準備をする月ですね。最後の締めくくりが大切です。しっかり締めくくりをしましょう。
 さて、今日は挨拶の大切さの話をしたいと思います。挨拶については西中は「日本一挨拶ができうる学校に」というスローガンで、昨年秋の生徒総会でも議題として取り上げ、多くの意見が出ましたね。そんな中、先日こういううれしいメールを市役所経由でいただきました。名前はわからないのですが、どこか他の地区に住んでいる子供さんがバスケットボール部に入っているお母さんだと思います。ちょっと読んでみます。
 「2月11日、裾野市バスケットボール協会長杯に行きました。その時、裾野西中の男子バスケチームの子供たちの挨拶、態度のすばらしさに感心しメールしました。 私の子供はミニバスに入ってなく中学からバスケをしてます。ミニバスをやっていた子供たち同士は親とも顔見知りらしく挨拶をする子は、よく見かけるのですが、私には挨拶をしてくれません…男の子で中2ともなると学校でもよくそういう事は目にしますので、あまり気に止めなかったのですが、西中の子達は一人一人が挨拶をしてくれて、嬉しく思いました。閉会式の時あいさつをした方が『裾野市でやっている大会ですがここ何年か裾野の学校が優勝した事がないのが残念です。』と言っていたのですが、私は西中の男子バスケチームの子供たちに賞状をあげたいくらいに、感心し心嬉しく思いました。これからも、バスケの練習頑張ってください。先生方の心を育てるすばらしい指導、感動しました。中学校に直接言う事だと思いましたが、メールが見つからず市の方に連絡してしまい、申し訳ありませんでした。中学校の方に伝えていただけると助かります。よろしくお願い致します。私の子供に、そういう中学校で学ばせられないのが残念です。」
 先日『ヒトはなぜ拍手をするのか』という動物行動学の本を読んでとてもおもしろく感じました。たとえば皆さんはガムを道で踏んでしまった時、どうやって確認しますか。男は膝を内側に向けて見ることが多く、女は後ろに跳ね上げて振り向いてみることが多いんだそうです。これは人類の初期の段階での狩猟採集生活からくる骨の構造上の問題であるようです。腕時計する時、女は内側、男は外側にするのも同じ理由だそうです。
 こんなことも書いてあります。「人間はとっさに出会ったとき同じ行動をとることが多い。」一人がお辞儀をすればもう一人もお辞儀をする。笑顔になれば笑顔になる。一方が手を上げれば他方も手を上げる。これはミラーニューロンという鏡という意味を持つ神経細胞があり、相手の動きを見て自分の神経も反応してしまうんだそうです。これは相手の脳の状況を自分の脳に再現し、心の状態を推察し、協力したり、信頼を勝ち得ようという重要な能力で人類の進化の過程で発展してきたものだそうです。おもしろいですね。今度お店屋さんに行ってレジでお金を払うとき「はい」と言って渡してみてください。店員さんも「はい」といってお金を受け取ると思いますよ。
 こんなことも書いてありました。ほほえみは「相手も攻撃心をなだめ、私はあなたの利益になる気持ちを持っています」というメッセージだそうです。だからこそ、ほほえみながらの明るい挨拶は人間関係を結びつける重要な行為ということですね。これから様々な出会いがあると思います。そんなときほほえみの挨拶を忘れないでください。
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学校行事
3/10 B日課 三者面談(1.2年生)
公立高校追試験
3/11 B日課 三者面談(1.2年生)
3/14 B日課 三者面談(1.2年生)
3/15 B日課 三者面談(1.3年生)
公立高校合格発表
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