第1ステージ キーワードは『仲間づくり』

1月全校集会

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「どうせ無理」なんてない

 あけましておめでとうございます。年が変わり平成23年になりました。みんなはきっとお正月に「今年は〇〇をしよう!」と様々な決意をしたと思います。特に3年生はいつも以上に考えたと思います。寒さが一段と厳しくなりますが、自分の夢を実現できるようがんばってください。今がこれまでの人生の中での一番の頑張り時です。
 さて、「DREAM CAN DO,REALITY CAN DO」(夢を持つことができれば、それは実現できる)この言葉はアメリカ航空宇宙局(NASA)の出発点となったラングレイ研究所の門に刻まれているそうです。この言葉を自分の名刺に書いて自分を勇気づけている社長がいます。北海道の片田舎、人口1万3千人弱の町にある社員18人の工場の社長、植松努氏です。本来は機械修理から始まり、今は産業廃棄物から鉄を取り出す磁石を開発したそうです。
 しかし、今この会社は世界から注目されています。それはホームセンターでも売っているような材料を使い、超小型人工衛星やカムイロケットというハイブリットロケットを開発している会社だからです。国で作ると1億円ぐらいかかる費用が50万円ぐらいで出来てしまうんだそうです。敷地内にはロケット噴射試験設備を持ち、世界でも三つしかない無重力実験棟を持っている小さいながらもすごい会社だからです。社員が18人しかいないのに去年1年間に千人の子供たちが見学にきたそうです。そうすると社員は仕事を辞めて子供と一緒に遊ぶんだそうです。社員の張り合いにもなっているようです。ここの社員は最先端の学問をした人ではありません。大学出はほとんどいないそうです。今ロケットを担当している方は工業高校を中退し、18歳で結婚して、ラーメン屋で働いていた人のようです。その人は一冊1万5千円もする本を買って、書き込みをいっぱいしながら読んでいるそうです。アメリカにも出張に行き、一生懸命コミュニケーションをして人気者になったそうです。格差社会という言葉がありますが、どちらかというと負け組に入る人たちがこのように生き生きと仕事をしているそうです。すごいですね。
 この社長が偉いのは、こういうアイデアを実行する行動力もありますが、自分の会社の利益だけを考えるのではなく、様々な活動をしていることです。地域のボランティアに参加したり、「子供たちに夢を与えたい」ということで学校を回って講演会をして、生徒たちの前でロケット実験をしたりしていることです。
「どうせ無理」という言葉をなくすために頑張っているそうです。
皆さんはどうでしょうか。どんな夢を持ちますか?
自分の未来は自分の心の中にあります。

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