最新更新日:2021/03/26
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大根の大変身!!

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 9月3日に種まきをした大根が、教室の近くにある学校の畑でとても立派に育ちました。全部で200本以上です。11月中旬に、大きなものから何回かに分けて収穫しました。
 採れたての大根を、洗って短冊切りにして、味噌マヨネーズで食べました。みずみずしくてシャキシャキ感があり、その上甘くて最高!!11月には何回も、長い休み時間の間に用意をし、3時間目の授業の始まりに、みんなで「美味しいね。」と言いながら、おやつ感覚で食べました。
 たくさん育った大根をPTA作業の日に、おうちの皆さんに3本100円で購入してもらい、その売り上げ金で、おでんを作ることにしました。チラシを作って配布したり、看板を描いたり、玄関前に大根を洗ってきれいに並べたりして、11月16日(土)に、無人販売のお店「だいこんやさん」をオープンさせました。他学年の保護者の皆さんも協力してたくさん買って下さり、3,800円もの売り上げになりました。
 12月16日(火)、いよいよおでんパーティーです。この日1年生の給食は欠食にさせてもらいました。おでんの材料は、大根、コンニャク、昆布、竹輪、卵、さつまあげ等です。前日に、大根や卵を茹で、また大根を小さく切って、浅漬けも作っておきました。しっかり味のしみ込んだおでんはもちろん、家から持ってきたおにぎりも、デザートのバナナも、とても美味しくてお腹一杯になりました。
 おでんパーティーが終わっても、まだまだ大根がたくさん残っています。子どもから、「切り干し大根を作ってみたい。」という声が出て、挑戦してみることにしました。家から皮むき器やスライサーを持って来て、15本ほどの大根を細かく切り、一週間かけて乾燥させました。カラカラに乾いてみると、白かった大根がうすい茶色になり、何と初めの十分の一にも満たないくらいに小さく軽くなってしまいました。あまりの姿の違いに、みんなビックリ。もっと驚いたことは、乾燥した切り干し大根が、飴みたいに甘かったことです。そして、今度は煮物を作るために、水に戻すと、大きく膨らんできて、またまたビックリ!!ニンジンを切ったり、竹輪を入れたりして、煮物も美味しくできました。
 2月6日(土)に、切り干し大根料理の第二弾で、切り干し大根の煮物を入れたおやきを作ってみることにしました。おやき粉は粘り気が強く、包むのが難しいので、事前に、粘土で包み方の練習をしました。今回の煮物は、入れる材料をできるだけ細かく切り、少し濃い目の味付けにしました。前日に、少しでも包みやすくするための工夫として、冷めた煮物を1個分の分量に小分けにし、一つずつ冷凍してみました。実際作ってみると、おやき粉が、手について包む作業は難しく、1年生は苦戦していましたが、その分できた時の充実感が大きかったです。自分たちで大根から手作りしたおやきの味は、格別なものでした。
 まだ残っていた切り干し大根は、その後給食室に引き取っていただき、調理員の方がお汁に入れて上手に料理して下さいました。生の大根だけでなく、切り干し大根も全校の皆さんに食べてもらえて、嬉しかったです。
 9月、小さな一粒の種を観察するところからスタートした大根学習。2月のおやき作りまで、大根の美味しさと、大変身する様子を実際に身体で感じた1年生です。

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