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書評12

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◆無理なくできる 学校のICT活用
(タブレット・電子黒板・デジタル教科書などを使ったアクティブ・ラーニング)
  監修・著:長谷川 元洋
  編著:松阪市立三雲中学校
  発行所:学事出版株式会社 初版発行:2016年3月31日

 児童生徒一人一台のタブレット端末の導入が決まった。しかし、学校現場では不安な声が聞こえてくる。

「ICT機器なんて触ったことがないのに・・・」
「ICT機器がなくても効果的な授業はできるのに・・・」
「毎日忙しくて、ICT機器の操作を覚える時間がないのに・・・」等々

 しかし、ICT機器が学習に効果的であるかどうかを議論する段階は終わり、ICT機器を日常的に使用することが当たり前になることを認識する必要がある。

 少しでも不安な声に答えようとしたのが本書である。管理職としての取り組み方法から、実際の授業場面での活用法等が掲載されている。

 来年度からの一人一台タブレット端末導入に備え、ぜひ一読することをお勧めする。

(対象:全教職員)

書評11

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◆セリフでわかる
 保護者の安心・信頼につながる対応術
 「先生でよかった」と言われる先手のひと言
 編著者:河村茂雄(早稲田大学教育学部教授)
 発行所:合同出版 第1版発行:2016年11月25日


 学校内で問題が発生したとき、対応を間違えると、子どもや保護者との信頼関係がくずれる。

 本書には、学校内で直面する保護者対応の場面を取り上げ、対応するにあたっての考え方を解説するとともに、実際に対応する際の具体的な言い方が掲載してある。

 例えば、「子どもがいじめられていると、保護者から相談があったとき、どう対応すればよいか」に対して、「よくない対応・しがちな対応」と「模範的な対応」が掲載されている。

 全部で49の事例が掲載されており、学校内で予想される問題がほぼ網羅されている。

 保護者との信頼関係を保ち続けるためにきっと役立つ本。

(対象:すべての学級担任、学年主任)

書評10

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◆2時間の学習効果が消える!「やってはいけない脳の習慣」
 監修者:川島隆太(東北大学加齢医学研究所所長)
 著書:横田晋務(東北大学加齢医学研究所助教)
 発行所:青春出版 初版発行:2016年8月15日

 「脳を鍛える大人のドリル」や「脳トレ」の著者で有名な、東北大学加齢医学研究所所長の「川島隆太」氏が、スマホの脅威について言及している。

 毎年4月に行う「仙台市標準学力調査」に合わせて、生活習慣アンケートを仙台市立小学校・中学校の全児童生徒約7万人に実施。そのデータを科学的に解析し、その中で解明したことが書かれている。

 例えば、家で2時間勉強しても、それ以上多くの時間スマホを使えば、学習効果はゼロになる、つまり、ほとんど勉強していない子と同じ成績になるという衝撃のデータが掲載してある。

 「ノーメディア」や「アウトメディア」等の活動を行っているが、マンネリ化を危惧している学校には参考になるであろう。

(対象:全学級担任、全保護者)

書評9

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◆「発問」する技術 
  著者:栗田 正行 
  発行所:東洋館出版社 初版発行:2017年3月10日

 『発問は、子どもたちの学びや学習活動が活性化し、自ら学び、自ら動く子どもに育っていく。それくらい先生の発問には大きな力と可能性が秘められている。』と筆者が言うように、発問の重要性は誰もが認識するところである。

 その「発問」のみに焦点をあてた教育書。発問を「よい発問」「悪い発問」「軽い発問」「重い発問」の大きく4つに分け、その理由を詳細に解説してある。

 また、「発問を授業で活かす」「発問をクラスで活かす」方法も、具体例を挙げて示している。普段の授業に、主体的・対話的で深い学びを求める若い教師に一読を勧める。

(対象:若手教員、管理職)

書評8

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◆学級経営は「問い」が9割 
  著者:澤井 陽介 国士舘大学教授(前文科省視学官)
  発行所:東洋館出版社 初版発行:2016年3月10日

 「書評5」で紹介した澤井陽介先生の教育書。

 「学級経営には、教師の仕事に対する哲学や姿勢がすべて集約されている」という澤井先生の考えが、この一冊に凝縮されている。また、具体例がたくさん掲載してあるので、とても読みやすい。

 教師としての能力は、真摯に努力すれば必ず身に付く。しかし、教師としての資質は、子供たちによきものを与えられると信じることで身に付くという。その具体例が満載。

 若い先生方にぜひ読んで欲しい教育書である。

 澤井陽介氏は、7月29日(月)の高岡市学力向上研修会の講師でもあるので、参加者はぜひ一読されたい。

(対象:若手教員必読、管理職)

書評7

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◆教師は見た目で9割決まる

 著者:俵原 正仁 発行所:学陽書房 初版発行2017年11月24日

 子どもたちから信頼を受け、明るく楽しい学級づくりをするためには、教師としてのオーラを感じさせることが大切である。

 本書は、そんな教師としてのオーラを出す秘訣がたくさん掲載されている教育書である。

 児童生徒との関係がうまくいかず悩んでいる教師や、より高いレベルの学級づくりを目指している教師には、ぜひ読んでもらいたい。

(対象:若手教員、新採指導教員)

書評6

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◆通常学級のユニバーサルデザイン プランZERO
  − 気になる子の「周囲」にアプローチする学級づくり −
 編著者:阿部利彦 著者:授業のユニバーサルデザイン研究会湘南支部
 発行所:東洋館出版社 初版13版発行2018年10月23日

 「クラスの気になる子」「気になる子を取り巻く子」に対する指導を見つめ直し、楽しい学級づくりの方法が満載されている。

 特に、第3章「周囲の子から広げる学級づくりケース30」は、学級で生じる様々なトラブルへの対応策が見えてくる。

 通常学級において特別な配慮の要する児童生徒のことで悩んでいる先生方に、ぜひ読んでいただきたい教育書。

(対象:全学級担任)

書評5

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◆教師の学び方 著者:澤井 陽介 国士舘大学教授(前文科省視学官)
 発行所:東洋館出版社 初版発行:2019年3月15日

 高岡市が推進する小中一貫教育においては、小学校と中学校の「学びの段差」を解消する必要性がある。

 本書は、現実に存在する「学びの段差」に目を向け、小学校・中学校教員の研修の在り方について言及している。特に校内研究の在り方について詳細に記述してある。

 第3章内における「校内研究のススメ、給料がもらえて勤務時間中にできる研究の場」と言う筆者の意見には感動する。

 尚、澤井陽介氏は、7月29日(月)の高岡市学力向上研修会の講師でもあるので、参加者はぜひ一読されたい。

(対象:研究主任必読、管理職、一般教員)

書評4

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◆授業の腕をあげる ちょこっとスキル 著者: 高橋朋彦・古館良純 発行所:明示図書出版 初版発行:2019年2月

 30歳半ばの二人の青年教師が、日本全国の実践を取り入れ、高いスキルを身に付ける方法を紹介している。明日の授業からすぐ使える60のスキルは、若い教員の強い味方になる。小学校教での実践が多いが、中学校教員にも必ず役に立つであろう。
(対象 新規採用教員、若手教員、初任者指導教員)

書評3

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◆新卒時代を乗り切る! 教師1年目の教科書
 著書:野中信行 発行所:学陽書房 初版発行:2019年3月12日

 初任者コーディネーターや初任者指導員として活躍されている筆者のアドバイスに、若手教員は目からウロコが落ちるに違いない。大学では教えてくれない授業における指導技術が多く掲載してあるが、最終的には、学級づくりに力を注ぐことが、すべてをうまく行うこつであると断言している。ベテラン教員が読んでも納得する内容である。
(対象:新規採用教員、初任者指導教員、若手教員等)

書評2

◆学校の「当たり前」をやめた。(生徒も教師も変わる!公立名門中学校長の改革)著者: 工藤 勇一 発行所:時事通信社 初版発行:2018年12月25日

 4月25日付読売新聞「解説スペシャル」に掲載。NHK「おはよう日本」でも紹介された麹町中校長の学校改革の実践本。固定担任制廃止、定期テスト全廃、宿題廃止など、固定観念を打破する取組が満載。小中一貫教育の推進のヒントもあるかも。(対象:管理職)
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書評1

 教育センターで新規購入した教育書を紹介します。
貸し出しも行っていますので、興味ある方はご連絡下さい。(公達で届けることも可能です。)


◆さる先生の「全部やろうはバカやろう」
 (教育の生産性を上げ、子どもも教師もハッピーに!)
  著者:坂本良晶 発行所:学陽書房 初版発行:2019年3月12日

 教師自身の生産性を上げ、子どもを幸せにする教師の心構えを分かりやすく説明。特に、「学級経営オセロ」の4つの角を押さえることができれば、すべてうまくいくという筆者の理論はおもしろい。若い先生から管理職まで、読めば明日からの学級経営への意欲が湧くこと間違いなし。
(対象:学級担任、管理職)
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