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書評11

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◆セリフでわかる
 保護者の安心・信頼につながる対応術
 「先生でよかった」と言われる先手のひと言
 編著者:河村茂雄(早稲田大学教育学部教授)
 発行所:合同出版 第1版発行:2016年11月25日


 学校内で問題が発生したとき、対応を間違えると、子どもや保護者との信頼関係がくずれる。

 本書には、学校内で直面する保護者対応の場面を取り上げ、対応するにあたっての考え方を解説するとともに、実際に対応する際の具体的な言い方が掲載してある。

 例えば、「子どもがいじめられていると、保護者から相談があったとき、どう対応すればよいか」に対して、「よくない対応・しがちな対応」と「模範的な対応」が掲載されている。

 全部で49の事例が掲載されており、学校内で予想される問題がほぼ網羅されている。

 保護者との信頼関係を保ち続けるためにきっと役立つ本。

(対象:すべての学級担任、学年主任)

書評10

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◆2時間の学習効果が消える!「やってはいけない脳の習慣」
 監修者:川島隆太(東北大学加齢医学研究所所長)
 著書:横田晋務(東北大学加齢医学研究所助教)
 発行所:青春出版 初版発行:2016年8月15日

 「脳を鍛える大人のドリル」や「脳トレ」の著者で有名な、東北大学加齢医学研究所所長の「川島隆太」氏が、スマホの脅威について言及している。

 毎年4月に行う「仙台市標準学力調査」に合わせて、生活習慣アンケートを仙台市立小学校・中学校の全児童生徒約7万人に実施。そのデータを科学的に解析し、その中で解明したことが書かれている。

 例えば、家で2時間勉強しても、それ以上多くの時間スマホを使えば、学習効果はゼロになる、つまり、ほとんど勉強していない子と同じ成績になるという衝撃のデータが掲載してある。

 「ノーメディア」や「アウトメディア」等の活動を行っているが、マンネリ化を危惧している学校には参考になるであろう。

(対象:全学級担任、全保護者)
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